空からのメール

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1:夏音 ◆KKLw:2012/11/21(水) 17:51 ID:xc.

プロローグ


「君の声が聞きたい」


私の願いはこれだけです。


普通の生活じゃなくていい。

何も残らなくていいから、


君と私の思い出だけは


ただずっと・・・輝くように




君が懸命に生きたこと。

君がどれだけ悔しかったのか。

私には痛みはわからない。

わからないからこそ、伝えたいこと。





「生まれてきてくれてありがとう。
 これからもずっと一緒」

君の思いは私の胸の中に輝き続ける________

2:椿:2012/11/21(水) 18:25 ID:/CE

凄く面白いですね!ヽ(*´∀`)ノ
続き頑張って下さい(*´▽`*)

3:夏音 ◆KKLw:2012/11/21(水) 18:27 ID:xc.

「よし!」

鏡の前で自分の姿を見て口角が上がる。

傍から見たらキモイと思う。

私、坂本夏海は高校一年になりました。

憧れの制服を身にまとい、自分の部屋を出る。

階段をおりるときは、制服にしわがつかないように

そっとおりた。

「おはよう」

リビングで椅子に座り食パンをかじっている

お母さんに言うと、にっこりと微笑み返事を

してくれた。

「おはよう。今日は入学式ね・・・。
 お母さん仕事があって行けないんだけど・・・」

私の顔色をうかがうように、言うお母さん。

だんだんと声が小さくなりながら、申し訳なさそうに
する。

私は、椅子をがたっと鳴らしながら、椅子に座ると

お母さんの目を見てニコッと笑った。

「大丈夫!お父さんいないんだし、仕方ないよ」

それだけ言うと、私は置いてあった食パンを一口
かじる。

お母さんは何も言わずに、食べ終わった食器を
手に持ち、台所に向かう。

きっと、凄く悲しいんだと思おう。

私のお父さんは二年前に交通事故で
頭を強く打って死んだ。即死だったらしい。

だから、私はお母さんをあんまり迷惑が
かからないようにしてきた。

命の大切さもイタイくらいにわかる。

「行ってきます」

真新しい靴を履き、玄関を開ける。

外はそこまでは寒くないが、少し肌寒い。

ポケットに手を突っ込み、そのまま歩き出す。

「・・・寒い」

4:夏音:2012/11/21(水) 21:51 ID:i-f/A

「…げ」


昇降口に群がる人たち


私はため息をつく

口から白い息がでる


それを見て、やっぱり結構寒いんだなと自覚する


あの昇降口に行く気にはどうしてもなれないので、


近くにあったベンチに腰をおろすとポケットから携帯を取り出す



時刻は6:30分を示す。


さすがにこんな朝早くからメールだのするわけにもいかないので


携帯を閉じてまたポケットに強引しまう


やることがないのにきずくと突然睡魔が襲ってきた


…眠い


まぶたを閉じようとすると、突然誰かに話しかけられた



「眠るのはダメだよ」



あまり大きい声じゃないのによく通る凛とした声だ


女の子かと思い、顔を上げてみる


「…え」


整った顔に透き通った白い肌


そこには美少年が立っていた


赤いマフラーに顔を半分埋めて、ふにゃっと笑う姿は子犬のようだった

背が高くて、


私は思わずその人の顔をずっと見つめてしまっていた


「えっと…」


その人は頬を少しかきながら頬を赤く染めて言った


「何か…な」


「え?あの、いや…」


思わず立ち上がって、少し前の自分を殴り倒したいような気分になった


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