好きって、

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1:涼ちん:2012/11/25(日) 18:11 ID:wRQ

初めまして!

これは某作品をテーマに作ったものです。
ですがぼかす、というより、ぼかしながらも自分の作品にしていくといった感じになれたらいいなと思って言いますので。
もしかしたら、どの作品をテーマにしたのかわかる方もいるかもしれませんが、
私の作品としてみていただけたら嬉しいです。

では、start!☆

2:涼ちん:2012/11/28(水) 19:28 ID:wRQ

ずっと、1人で生きてきた。

友達なんていらない。すぐに人を裏切る。
必要な時にだけ名前を呼び、こちらが名前を読んだときには来てくれない。
友達は薄情な人たちの集まりだ。

そう思ってこの16年間生きてきた。

でもその時にあるきっかけがあり私の人生を大きく変えた。

3:涼ちん:2012/11/28(水) 21:51 ID:wRQ

side朔

「寺井ぃー。あんたってさぁ、友達…彼氏いない歴何年ですかぁー??」
2人組の女子の前を通ると小馬鹿にしたようにあたしの名前を呼びにやにやとしながらそう言ってくる。
「…」
「ちょっとぉ、そういうこと聞いたらダメでしょー。16年に決まってるじゃん!」
「だってさ、反応が面白いんだもん。」
じと、とその2人組の女の子に視線を向けるも気づいていない様子でさっきあたしの名前を呼んだ方ではない子が
クスクスと右手を口元に添え笑いながら言うとこちらもにやにやとしたさっきの表情ではなくクス、と笑った表情
を浮かべながらパタパタと早足で教室に向かうあたしとは別の方向に歩き出す。
これまで、"友達"という名前だけの集まりはいくつかあった。
友達なんて不必要。いてもあたしが傷つくだけ。
――小学校時代――
「この間のゆうちゃんのうちのご飯、すっごいおいしかったよねー」
「また、遊びに行きたいよねー」
一つのグループの中でそんな話をしていた。一応あたしもそのグループの一員なのだが、一人浮いている状態。
「え、…ゆうちゃんの家で遊んだんだぁ」
「…あー、だってさくちゃんの家に電話したけど留守だったから誘えなかったんだよね」
驚いたように少し目を開いてえ、と呟くと少し戸惑った様子を見せながらも少し口角を上げて笑っているふりを
するあたしに冷たい視線を向けながら話す友人の声。
「あ、あー…そうだったんだぁ。ざんねーん」
苦笑いをしてそう返すあたしに少しみんなで視線をあたしに送ると『この前さー…』と会話を続ける。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「こいつさー、草だったらなんでも食べんだよ」
「え、でも大丈夫かなぁ…」
うちのクラスで買っているウサギ小屋の周りに行くとゆうちゃんが小屋の周りに生えている雑草を兎の口元に
当て、兎がその草を食べるのを待っている途中、そんな言葉を発するともう一人の女の子が心配そうに見つめながら
首を少し傾げて。
「大丈夫だよ」
そう言って草を与え続けるゆうちゃんを見ていると自分もあげたくなったのかさっき首を傾げていた子も雑草に手をやり、
兎の口元に持っていくと、むしゃむしゃと食べる様子を見ると『かわいー』と語尾にハートを付けるように騒いだ。

数日後担任の先生に「兎が死んだ、」と伝えられた。
死んだり理由は何かよくないものを食べたから、だそう。
あたしの頭には真っ先に2人の顔が思い浮かんだ。
「お前等だろ!」
「おれら、見たんだ。お前らがウサギ小屋の前にいるところ!」
「あの時何やってたんだよ!」
クラスの男子が涙目になりながらあたしも含め3人のことを指をさしながら睨む。
「さ、朔ちゃんが、何でも食べるからあげてみろって。ダメだって言ったのに続けて…!」
ゆうちゃんがゆっくりと口を開き、何を言うかと思えばこの言葉。
「よし!おまえらは戻っていい!寺井は残れ!」
担任のこの大きな声に驚き方を揺らせながらも2人は早足に走って教室を抜けた。
その途中に「ゆうちゃぁーん!」という私の出した声を無視して。


今日はここでおわりでーす!


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