涙の空には

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1:悠輝:2012/12/12(水) 22:53 ID:i-TvA

夕日に染まる教室に


いつまでも笑い声がたえなかった姿を思い出す



机に手をかざしてみれば




泣き



笑い



いろんな日々を過ごした3年間



私の命は



後、どのくらいなのだろうか。



もし、



戻れるならば



また君に会いたい

2:悠輝:2012/12/12(水) 23:05 ID:i-.OA

教室に響き渡る笑い声


今日で私は中学校を卒業する


今振り返れば、あっとゆう間だった

クラスのみんなは、黒板にメッセージを書いている


あたしは、1人その姿を机に座りながら眺めていた



あまり、騒ぐのが好きではないあたしは



こういうのが苦手だ


「…はぁ」


頬杖をつきながらため息をついてみる



今日は晴天


春にしては少し暑いくらいだ


「ささやん」


少し低いトーンのこの声は幼なじみの雅樹


あたしをささやんと呼ぶのはこいつだけ


あたしは、振り向くのが面倒くさいので


窓を見つめたまま返事をする


「うーん。何でもない」



きっと、雅樹は今ニカッと笑っていることだろう


何を言われても笑っている雅樹は


少し苦手だ


「何でもないのに話かけないでよ」

自分でも無愛想だとはわかっているが


どうしても素直になれない



どうしようもないこの性格


「早かったな。3年間」


いきなり、真面目な話になったので


あたしは後ろを振り返る



「…っ」


雅樹の姿はどこか大人びていて


いつの間にかあたしより背が高くなっている


あたしは何も変わってない


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