Blue sky

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1:睦月 ◆6wNU:2012/12/14(金) 19:50 ID:7Dk

Prologue

あの日も蒼い空だった。

白い光輝を放つ太陽があり、

白い入道雲が見えた。

そして、黄色の向日葵が彩る道を歩いていた。


あの日は笑顔が輝いていた。

君は今も、輝いているだろうか。

僕は、あの日とは違う色で輝いている。

これが、戻ることはあるだろうか?

あるかも知れないし、ないかも知れない。

輝きを失うかも知れないけど………


僕は、ずっと____

2:睦月 ◆6wNU:2012/12/14(金) 22:18 ID:7Dk

−1−
蒼い空が果てしなく続いている。
真夏の太陽が照りつけ、アスファルトは鉄板のよう。
じわじわと染み出る汗が、落ちるとじゅわりといって蒸発する勢いだった。
これが終業式を終えた後でなかったら、私は多分生きてはいなかっただろう。

「颯乃(サツノ)!」

急に呼び止められて振り返ると、友人達が。
悲しそうな顔で追いかけて来た。

「どうしたの?」

相手の表情には合わないような素っ気ない態度でそちらを見る。
軽く傷ついたようにうつむく中心の少女。

「・・転校するって・・・ホント?」

蚊のような声で言われても困る。
別に嘘をつく理由もないのに転校なんて言うのは面倒。
そんな嘘ついて利益があるわけじゃないし。

「そうだけど、何?」

キツい口調で言って、友人達を睨む。
酷いことかも知れないが、転校するわけだし、友情ごっこをやめても問題はない。
ウル目になる友人を見ると苛々する。

「・・もう行くね。じゃ」

適当に友人との別れを済まし、その場を後にする。
後悔よりもこれからへの希望へ満ち溢れている。
うまくいけば、1人になれるんだもん。


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