誰か私に 光 をください。

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1:梓:2012/12/15(土) 09:21 ID:ESU

学校の屋上。

強い風が吹く中。

フェンスを乗り越え、淵に立っている少女が一人。

時計を見つめ“その時”がくるのを待つ。


十二時になった時、空へ飛びたつ。

そっと、目を閉じ痛みなんか、走らなかった。

サ ヨ ナ ラ………ワ タ シ

2:梓:2012/12/15(土) 09:34 ID:ESU

目を覚ますと、ベッドの上にいた。

自分の部屋…だ。

「わ…た、し」

頭がぼやっとする。

「あっ、目覚ました!」

背後から声がした。

「……え?…」

振り替えると、そこには

「あ、初めまして!あたしメル」

猫耳をした、小学生くらいの女の子。

「は。」

メルって…誰。

3:梓:2012/12/15(土) 09:42 ID:ESU

「メルゥー!ご飯ー」

「あっ、コウ兄!スー姉起きたよ!」

コウ兄?スー姉?

「おっ!起きたかっ、じゃあ下に連れてきてー」

「うん!行くよー、スー姉」

ここまでで分かった事が三つある。

1、この家に“下”がある事。

2、私がスー姉だと言う事。

3、これは、夢だと言う事!

4:梓:2012/12/15(土) 10:12 ID:ESU

手を引っ張られ、廊下を進む途中、廊下にすごい数のドアがあった。

「どこなんだろ…ここ。」

私がぼやく。

「ん?、何か言った?」

「いや、」

こんな、会話?をしながら廊下を突き進んでいくと、階段が見えた。

降りて行くと、リビングに1、2…5人くらい、人がいた。

皆何故か、猫耳をしている。

「俺は長男のコウ。十七歳だ」

「私は三女のサキナ!十四歳」

「私は四女のリオ。十二歳です」

「僕は次男の、リョウタ同じく十二歳です。」

「僕は三男のジュン十歳でーす!」

「で、アタシが五女のメル!八歳だよ」

ヤバい…一気に言われて覚えられない。

「それで…私はスーなの?」

一番、聞きたかった事を聞く。

「いや、お前は、スズ。長女だよ」

と……コウだっけ、その人が言った。

「そ…ですか。」

私は素っ気なく返事した。

5:梓:2012/12/15(土) 16:46 ID:ESU

『はい、これ、プレゼントだよ!』

ご飯後。部屋で

メルから、渡された箱を見つめる。

ピンクの包装紙を剥がして、箱を開けると

スマホ…と猫耳が。

まぁ、猫耳は予想出来ていた。が、

スマホまでは……

よく見ると一枚の紙がある。

そこには、

【その、NNと獣耳は絶対必要な物です。
ウチの獣耳は猫です。必ず付けてね!】

6:鏡時:2012/12/15(土) 16:47 ID:Hac

上手ですね^^

期待しています。

7:梓:2012/12/15(土) 17:07 ID:ESU

>>鏡時さん
あ、ありがとうございます!
でも、期待はしない方が(ノ△`)ノ



「何?NNって…ていうか猫耳付けたくない…」

取り合えず、猫耳の件は置いとく事にした。

NNと呼ばれる物に電源を入れる。

と、同時に、メールがドッと来た。

一枚ずつ見ていく。

そこには、リビングでの自己紹介と、家の地図みたいなのに、自分の部屋が印されていた。

「あ…れ?…私って、長女だよね。
次女が居ない………?」

そう。

次女を飛ばして三女にいっている。

「何で?…」

私は、部屋を出てリビングへと行くと

「あれ?、スズ姉。猫耳は?」

サキナが聞く。

「……じょは?」

「え?何て?」

サキナが聞き取りにくく聞き返す。

「次女は…誰なの?」

「えっ!?」

8:梓:2012/12/15(土) 17:11 ID:ESU

◆付けたし◇
空白抜きで、九行目に

すると、私は、あることに気が付いた。

を付け足してください。

9:梓:2012/12/15(土) 17:33 ID:ESU

「へ、そ、そんなこと聞かないでも…
あ、この飴舐めて気持ち落ち着けっっ」

サキナが取り乱したように言うと無駄に赤い飴を私の口に押し込んだ。

「ん!……」

痛っ、その瞬間激しい頭痛が襲ってきた。

気が遠くなる。

皆の声が聞こえる。

“あの時”みたいな感覚がした。

10:梓:2012/12/15(土) 19:09 ID:ESU

「やっほー!すぅずぅかー」

そこには、同じクラスの有之 叶葉ちゃんと伊藤 遥ちゃんがいた。

私は気がつけば学校にいた。

「あっ、叶葉ちゃ「あっ、叶葉ちやんと、遥ちゃん!」

えっ!?

振り向くと私がいた。

え?何で私が?

と思った瞬間。

ドサッ

叶葉ちゃんが“私”にノートを渡した。

「私、今日日直なんだけど、このノート職員室に持っていってくれるよね?」

「この場面覚えてる。」

11:梓:2012/12/15(土) 19:25 ID:ESU

「うん!」

私は何のためらいもなくそのノートを職員室に持っていった。

このときからだ…いじめられるようになったの……

この後、担任の先生にノートを届けていった。

「あれ?、有之さん…じゃないんだね……
ありがとう。河原 鈴華さん」

12:梓:2012/12/16(日) 18:54 ID:ESU

河 原 鈴 華

カ ワ ハ ラ ス ズ カ

か わ は ら す ず か

スズ



すず

「きゃあああぁぁぁ」

「スズ姉ちゃん!」

金切り声を上げ、目を覚ます。

パシッ

差しのべたリオの手を叩く。

「私の名前は、河原 鈴華よ!
スズでも、スー姉でもないっっ!」

リオが驚いた様子でこっちを見る。

「スズ…お前生きてた時の記憶…」

コウの“生きてた時”その言葉が胸に突き刺さる。

「うるさいっ!」

自分でも信じられないくらい醜い声で言う。

「スズ姉、コレ食べて…」

ショウタとジュンが、私の顔を覗き込みながら、真っ白の飴玉を差し出す。

「だから…私は、スズじゃないってぇ!!!!」

行く宛もなく、外へ飛び出す。

裸足のまま、何も持たずに。

ひたすら走った。

冬の冷たい風が肌を突き刺す。

ザザーーン

気付けば砂浜に立っていた。

「うわあああぁぁぁん」

私は、糸がプツンと切れたように泣いた。

泣いて

泣いて

泣きじゃぐった。

その日は、月が雲に隠れて見えなかった。

光がない海は、もの凄く、寂しかった。

13:林檎:2012/12/16(日) 21:13 ID:oeU

お…面白いですね…
凄すぎる… Σ( ° д °)

14:梓:2012/12/18(火) 23:29 ID:ESU

>>林檎さん
面白いですかっ!ありがとうございます!


ジャブ、ジャブ

私は、冷たい海に入っていく。

体温が、奪われて、『寒い』を通り越して、『痛い』に変わっている。

寒さと痛さで、視界が、薄れていく。

薄れていく、記憶の中で、最後に思ったことは

…もう一度、死んだら、どうなるだろう…

15:匿名さん:2012/12/19(水) 15:26 ID:ESU

ガバッ

勢いよく起き上がる。

辺りは…、部屋だった。

自分の

「スゥねぇえー」

泣いてるメルの声が聞こえる。

「メ……ル?」

「スッゥ、ね……ぇ」

嗚咽をしながら、メルが聞き返す。

「何で、私…海に」

もしかして、あれは夢!?

と、思った時、

ガチャ

ドアが開いた。

コウ達だ…

「__っ!スズ 起きたのか?」

「あ…う、うん」

私は、頬を引き上げ、苦笑いに近い、笑顔を作った。

16:梓:2012/12/19(水) 15:28 ID:ESU

↑上、私です;;

17:梓:2012/12/22(土) 13:52 ID:ESU

パシーーーン

コウが私の頬に平手打ちを咬ます。

「いっ…たぁ」

「何すんのよぉ!!」

赤くなった頬を抑えながら、私は叫んだ。

「お前こそ、何してんだよ!
海に入って…」

「そんなの、コウに関係ないでしょっ!」

家の中は、私とコウの声意外何も聞こえない。

「関係あるよっ!………俺ら、同じ家に住んでるんだぞっ、
もう…家族なんだからっ」

私の頬に大粒の涙が、通って落ちる。

「うああぁぁぁん…」

「スズ姉…、これ」

リオが真っ白飴玉を差し出す。

震える手で飴玉を受けとると、意を決して口に放り込んだ。


その飴は、嫌な事を全て忘れさせてくれるような、優しさがあった。

18:梓:2012/12/22(土) 22:13 ID:ESU

パチッ

何か、長い眠りから覚めたようだ。

不意に隣の机を見た。

赤いチェックのスカートと、真っ白なブラウス。
それと、セーターとブレザーも置いてある。

「何これっ!」

19:匿名さん:2012/12/27(木) 16:06 ID:E/s

書いて下さい(泣)

ずっと待ってるんですぅ♪( ´▽`)


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