走っていくと見えてくる希望は。

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1:桜花 ◆SCyE:2012/12/17(月) 22:05 ID:0wo


「ねぇ、知ってる?

日坂和駅に誰も使った事がない、階段があったんだよ。

あたしは、その階段に登っていた。

気付くと周りは、雲に今でも届きそうな高さにいたんだよ。」

こんなのって信じる?
あたしは、信じない。

希望という物はもう、心には無いのだから。

2:桜花 ◆7Aes:2012/12/17(月) 22:18 ID:0wo

「ねぇ、梨花ちゃん」
誰かが、あたしに触ろうとした。

そしてあたしは、手を叩いてしまった。
「あたしに触らないで!!」

花咲 梨花
人間が怖いんです。
あの事件のせいで、あたしの何もかも盗まれた。



「花咲、これ解いてみろ」
と黒板に字を書く。

そう、あたしは耳が聞こえない。








「ねえ、梨花ちゃん
これ持って行ってくれる?」
この子は、林道美智香。

「……え?だって係…林道さんじゃぁ…」
この頃はまだ聞けていた。

係は、林道なのに。
「まぁいいでしょ?それにあたし
具合悪くてさぁ……」
本当に顔色が悪かった。
なので、理科室に資料を持って行った。

あれ。

目の前を見ると、複数の女子がいた。
今にも、愚痴りそう。

「あのね、林道美智香いたじゃん。
あいつ、泥棒なんだよ?」
「えーマジ?」
笑い声が聞こえる中、あたしは気分を悪くした。

嘘、そんなはずない。
あたしは、すぐに理科室のドアを開け、
資料を置いた。


教室に戻ると、筆箱の中を探る。
提出するからだ。
……?
あれ、シャーペンが無い……。

「あのね、林道美智香いたじゃん。
あいつ、泥棒なんだよ?」

ズキンッ!
もしかし……て

あたしは恐る恐る、林道さんの筆箱の中身を見た。



……あたしのシャーペン!!


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