ーいじめー 昨日の自分と今日からの自分

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1:カイ ◆4ymA:2012/12/27(木) 13:06 ID:Teo

初めまして、今回この小説を書かせていただく駄作者、カイと申します(`・ω・´)キリッ←
何ですね、いじめ小説を書いてみたい!!と自己満足で書きたかっただk((殴 嘘ですorz
とにかく書いてみたかったんですハイ!!((黙
まぁ、生暖かい目で見守ってもらえば嬉しいです(_ _)
コメとかアドバイスりもらえたら泣いて喜びますwww
それでは、START!!

あ、二次創作板でも小説を書いているので見てもらえれば嬉((殴宣伝すんな

2:カイ ◆4ymA:2012/12/27(木) 13:16 ID:Teo

設定
・四矢 羅衣(ヨツヤ ライ)
性別:女
年齢:14(中学二年)
特徴:癖っ毛のある黒髪のショートカットに、吸い込まれる様な蒼色の瞳をしている。
性格:男勝りで一人称は『俺』
口が悪く常に喧嘩腰だが、暴力で物事を解決するのを嫌っている
一匹狼タイプでクラスでは孤立している
いじめられている本人はいじめられている自覚無し

主人公設定です!

3:カイ ◆4ymA:2012/12/27(木) 13:20 ID:Teo

昨日まで無かった光景が、目の前には広がっていく

浴びせられる罵倒

笑い声

壊されていく物

誰も助ける訳でも無く、ただただ過ぎていく時間

…まぁ、別に昨日も今日もあまり変わってはいなかったのだけど

今日からは退屈しなくて済みそうだね


はい、意味不明プロローグでございますorz

4:カイ ◆4ymA:2012/12/27(木) 19:13 ID:Teo

柔らかな日射しが差す、校庭の隅の小さな木陰。
誰も気付きはしないこの場所に俺、四矢 羅衣は腰を下ろした。

「ベストスポット確保っと…」
持っていた鞄の中から購買で購入したメロンパンを取り出す。
袋をビリビリと雑に開け、メロンパンを口に含んだ。
焼きたてのメロンパンの甘さが、口内に広がっていく。
外で食べているからだろうか、いつもより何倍も美味く感じた。

「…まぁ、あんな教室で食べても美味い物も不味くなるんだろうけど」

小さくそう呟き、残りのパンを一気に口に入れ込む。
袋を鞄に入れて、俺はその場を静かに立ち去った。

現在は昼食時間のため、食堂はいつも通り賑やかであった。
購買では生徒達が必死にパンを取っていったりと、戦争状態である。
…だが、そんな光景に見向きもせず、俺は『いつも』の教室へと向かって行った。
俺が所属している2年1組と書かれたプレートがある教室のドア。
そのドアの頭上の隙間には、今時流行ってはいないと思える黒板消しが挟まれていた。
俺もこんな子供騙しに引っ掛かる馬鹿では無いんだが。
ドアを思いっきり引き、落ちて来た黒板消しを素早くキャッチ。
そして、それを思いっきり教室内に投げ付けた。
黒板消しはゴミ箱見事にクリーンヒット!!

「我ながらナーイッス!!」
「あらあら…騒々しいわねぇ、四矢さん?」
背後から現れたソイツの声は、もううんざりするほど聞き慣れていた物だった。
薄紫のウェーブがかかったツインテール。
数人の女子軍団のリーダー、架月 詩椙(カヅキ シオン)がそこにいた。
そして、そいつの合図と同時に体からは大量の水が滴っていた。

「無様ねぇ…さっさと洗って来れば?汚いわよ」
「あら?でもあんたにはそれがお似合いなんじゃない?」
「それもそうかもね!!キャハハッ!!」

周りの女子と架月の煩い笑い声が耳に響いた。

ーほらね、いつも通り
まぁ、気にしてはいないんだけどさ。

何て心の弱い奴等だろうね

5:カイ ◆4ymA:2013/01/06(日) 13:39 ID:Sr.

ちなみに現在の季節は夏
外へ出たせいもあってか、体温は急上昇していた。
まぁバケツの水と言う所が1つの不満なのだが。
更衣室でジャージでも取って来よう。
笑い声に包まれる教室を後にし、一歩踏み込むと同時に髪からは雫が垂れる。
汗だくになった気分で気持ちが悪い。

*
更衣室にて学校指定の青いジャージを着用。
チャックを開けて袖も捲る。
いかにも体育会系の男子がしていそうな格好。
女らしさの欠片も無いが、これでも自分は花の女子中学生である。
一応誤解されないように指定された赤いヘアバンドを装着。
うん、やはり女らしさの欠片も無い。

再び廊下に渡り腕時計を確認すると、時刻は既にHRの時間となっていた。
サボろうとは思ってはいない。
いくら面倒でも授業は出とかないとね。
これでも授業はちゃんと出てるよ?話は聞いてないけど。
教室の前に立ち、勢い良くドアを開ける。
上から降りかかる黒板消しには流石に油断していたため、見事脳天にクリーンヒットしていた。

「おぉ四矢…って大丈夫か!?」
「げっほげぇっほ!!折角着替えたのに!!せんせー!!大丈夫じゃありませーん!」
咳き込み大きく息を吐きながら訴えた。
「じゃあとっとと消えろよ」
「あれ?何か言ったかい?そこの親父面」
ボソッと呟いた男子に指を差しながら言うと、そいつの顔はみるみると赤くなる。
どうやら怒り買っちゃいましたね。

「…とにかくさっさと洗って来い」
「ほーい」
勢い良く教室を飛び出した。
「もう帰って来んなよ」とトーンの低い女子リーダーの声。
まぁ戯れ言として受け取ってあげるよ。

6:疾那:2013/01/06(日) 14:28 ID:7Dk

主人公の性格が面白いですし、
描写が細かくて分かりやすく、凄く読みやすいです!!
続きがとても楽しみです
頑張って下さい!!

7:カイ ◆4ymA:2013/01/06(日) 14:44 ID:Sr.

何度目になるだろうか、再び静かに廊下を歩いて行く。
階段を降りると直ぐに水道がある。
走ってそこへ向かい、水道の蛇口を捻った。
頭と服を軽く洗い、持参したボーダー柄のタオルでに雑に拭いていった。

「さーて…これからどうしようかなー…」
時計を見直すと、HRはとうの昔に終わってしまっていた。
今は軽い5分休みとなっている。
流石に二度も被害を受けたせいで、既に授業を受ける気が失せていた。
でもやっぱりサボりは良くない。
…あぁもう、面倒臭い。
結局は教室へ戻ろうとする自分がいた。

ガラッ
流石に三度目の黒板消しは無かった。
代わりに無惨な姿と化したノートが机中に広がっている。
これって何で破ってんのかなと思う俺の頭は、この状況では場違いだろうか。

「かわいそー、でもたかがノートじゃん、また買えばいいでしょ」
「だよね。ノートなんかにムキになる誰かさんっておかしいよね」
女子特有の笑い声で影で話す女子生徒さん。
「…本人の前で言えっつー…の!!」

机の上にある残骸を勢い良くそいつらに投げ飛ばした。

「きゃっ…!!何すんのよ!!」
「別に?当然の報いでしょーが。暴力なんかじゃないよ?物は大切にしないとね」

そう言い捨てた俺に向けたそいつらの表情が、滑稽すぎて笑えた。
いじめ?そんなの俺なんかには通用しないよ?

「リーダーさんも相当な暇人だね…」

8:カイ ◆4ymA:2013/01/06(日) 14:46 ID:Sr.

>>6
あ…ありがとうございます!!
読んでくださって感激です!!
これからも頑張ります!!

9:カイ ◆4ymA:2013/01/06(日) 15:15 ID:Sr.

こんな事になった理由と言えば、実に下らない。
女子軍団とそのリーダーからの誘いを受けてそれを俺が断った。
たったそれだけ、実に下らない。
人付き合いの悪い俺のこの性格が幸いしたんだが。
そもそも誘い方がおかしいのもあってムカついたってのもあったんだけど。
上から目線の態度が気にくわないし。
女子ってだから嫌だ。
それだったら一人の方がよっぽど心地よい。
んで結果悪者は俺?
馬鹿馬鹿しいにも程がある。
まぁ、正直今までいじめられてたなんて感覚これっぽっちも無かったんだけどね。
やられてる事が低レベルすぎて。

…だからと言って暴力で解決するほど俺は馬鹿じゃないよ?
完全にそうとは言えないけどね。

「本当に可哀想だなぁ…」
「あら、それは私の事?」

噂をすれば影とはこの事。
いや、噂じゃないんだけど。
さりげなく机を揺らされてる。

「…今日は珍しく一人なんだ?」
「私だって一人で行動する事位あるわよ?」
「ふーん、一人じゃ何も出来ないんだと思ってた」

ピキッ、と音がするほど場が凍り付いた様な気がした。
まぁ真実じゃん。

「…相変わらず口が悪いのね?四矢さん」
「相変わらず?貴方と相変わらずと言われる程の付き合いなんてありましたっけ?」
「そんな口が聞けるのも今の内よ?二度と立ち直れないような屈辱を与えてあげるわ」
捨て台詞を吐き立ち去って行くと同時に、頭に降りかかる雑巾達。

「…上等じゃんか」

どんな嫌がらせにも堪えてあげるよ?

10:白粉 ◆5g2E:2013/01/06(日) 16:18 ID:T6Y

こういういじめ系小説もありですよね!
読んでいて痛快です。

私もここで小説二つ書いてるんですけど、いじめ系には未だ手を出していなかったり(笑)

11:香枝p:2013/01/06(日) 20:25 ID:S9c


 私もいじめ小説書いているので、お勉強になります。

 興味があったら覗いて下さい。

 香枝pは現在2つの小説を書いております!

 新着レスの欄には出てるように努力していますので覗いてほしいです!

 宣伝的なことしてすみませんm(__)mペコリ

 でも、この小説を香枝pは応援するので、して欲しいです!

 ヨロシクです!

12:カイ ◆4ymA:2013/01/06(日) 20:30 ID:Sr.

>>10
コメントありがとうございます!!
痛快…ですか?
えっと…申し訳ないんですけど、痛快とはどういう意味で…((
本当に申し訳ありませんはいorzorz
白粉さんも小説を書いていらっしゃるのですか?
ぜひ見たいので題名教えてもらえるとありがたいです!
>>11
コメントありがとうございます!!
こんな駄作が勉強になるんですかね…(汗
そうなんですか!?
ぜひ見させていただきます!!
応援ありがとうございます((ブワッ

13:白粉 ◆5g2E:2013/01/06(日) 20:45 ID:T6Y

>>12

たまらなく愉快なこと。胸がすくようで、非常に気持ちがよいこと。
ですね痛快の意味は。辞書のまんまですみませんm(__)m

えっと、『我が麗しのスレイブ』と『【実話】姉ちゃん観察日記【ただし主役は姉】』の二つです。
後者は題名の通り実話なんですけど(笑)

14:カイ ◆4ymA:2013/01/06(日) 20:49 ID:Sr.

>>13
わざわざありがとうございます;
すみません;

ありがとうございます!!
早速見に行かせてもらいますね=(`・ω・)シュバッ

15:カイ ◆4ymA:2013/01/10(木) 22:47 ID:Sr.

休憩時間終了直後、クラスの男子女子はそれぞれ更衣室へと向かう。
次の授業は自分が最も嫌いとする体育、しかも本日はその中でも嫌う夏の定番授業プールである。
一体どこのどいつだ、夏の体育はプールが常識と言った奴は。
いや誰も言ってはいない。
体育なんかで無駄な体力を使う位なら潔く見学してやる。
単位?そんなのどうだっていいさ。
文化部所属の自分の僅かな体力がプールなんかで削られるとはまっぴらゴメンである。
…正直に言ってしまえば、俺は大の運動嫌いなだけであるのだが。

*
夏の風で揺らめく一面中の水面は、見学者としては見ていて楽しい物であった。
が、美しいそれはテンション馬鹿上がりで飛び込んだ男子達のおかげで一気に輝きを失い、おまけに水面の水を大量に浴びてしまう始末。
あぁ何だこれは、実に腹立たしい。
ちなみに見学者は俺一人。
だからこそアイツらは計算して嫌がらせを吹っ掛けてくるに決まっている。
…とりあえず、上のジャージだけ脱いでおこう。

「…テンションたっかいなー…皆」

目の前に広がる光景を見て、小さく呟いて見る。
俺と言ったら共に騒ぎ合う友人もいないせいか、テンション上げて喋るという感情など持ち合わせていない。
それどころか家族以外まともに言葉を交わした事も無いかもしれない位だ。
ーだが、もしこんな風に皆と騒ぐ事が出来たら、なんて最近考えてしまっている。
深い意味など無かった。単なる興味だけ。
そんな考えは次の瞬間、一気に真っ白にしていた。

「きゃっ!!」
プールサイドでペタペタ可愛らしい音が鳴る程の歩き方で走っていた架月が、吐き気がするほどわざとらしくよろえ持っていたバケツが頭に勢いよく命中した。
あまりにも突然すぎるトラブルで、一瞬遅れて激痛が脳にインプットされる。
油断していた、ヤバイマジで痛い。

「ッ~~~~~~!!」
「ごめんなさい!!つい…」
「…ついの意味が理解出来ないんだけど?」

頭を抱え込みながらも、目線をゆっくり移して行く。
そして、わざとらしく焦った様子のそいつを睨み付けた。

「ごめんなさい…わざとじゃないの…」
「わざとじゃない以前にバケツを持ってプールサイド走る時点でおかしいと思うけど?」

客観的に見てこの状況はきっと、
『謝罪をするかよわいクラスメイトを容赦無く責め立てるいじめグループの主将』
に見えるだろう。
端から見れば俺が加害者、そしてこいつは間違い無く被害者に見えるだろう。
だが立場は綺麗に間逆だと言う事実を知っているのは、俺とコイツだけ。
一体こいつがどれだけ偉いと言うのか。

そんな事俺には分からない。

16:カイ ◆4ymA:2013/01/11(金) 20:02 ID:Sr.

「酷い…本当にわざとじゃないのに……」
泣き真似はこいつの十八番って事は過去の苦い経験からして十分承知。
いや、責めてる訳じゃないぞ俺は。
謝る以前にバケツを持ちながらプールサイドを走るなっつー話だっつーのが分からんのか。
いや、これも作戦だって事は分かってるんだけどね ?

「四矢、架月。何の騒ぎだ」

誰かから告発されたのだろうか、でないと現れるはずのない小さな騒ぎに顔を出す体育担任教師、山岸研都(28)
フェンス側に座り込む俺と涙目の架月を交互に見比べると、山岸は小さく溜め息を吐いた。

「四矢、問題を起こすのもほどほどにしとけよ?とりあえず架月に謝れ」
「はぁ !!?何でそうなんだよ!?」

大体ある程度予想はしていたが、こう来るとは思わなかった。
まさか俺が本当に加害者と思われるとは…
いや、実際ははっきりと立場は真逆なのだが。

「とりあえず架月、一体何があった?」
「プールサイドに掃除用のバケツがあったので、邪魔だと思って片付けようとしたんです。けど、私の不注意で四矢さんの頭にバケツが…でも私本当にわざとじゃないんです!!」
俺の意見を華麗なスルーテクニックで見事にかわされ、山岸の質問に相当甘ったるい声で返答する架月。
普段の姿と見比べるとかなり酷すぎる猫かぶり度に思わず吹き出しそうになったが、そこは我慢する。
我慢しろ俺。

「事情は分かった、明らかにお前が悪い四矢」
「はぁ!?いやだから何でそうなる!?」
「明らかにこれは架月が被害者だろうが!!どうもこうも無ぇだろうが!!」
「何も知らねぇくせに知った口叩いてんじゃねぇよこの三十路前独身ナルシストハゲが!!」

今の発言で僅かに吹いてしまった生徒が大半いるみたいだ。←
そして山岸の顔がみるみる赤くなって行くのが分かる。
こいつぁヤバイね。

17:カイ ◆4ymA:2013/01/11(金) 22:08 ID:Sr.

駄作者の独り言←

…誰か来ないかな((黙
でも諦めませんハイ(`・ω・´)
書き続けますよハイ((

以上←エ

18:陽実 ◆NLsI:2013/01/11(金) 22:45 ID:A3o

ご依頼ありがとうございます。

いやいや、相当実力高いですね、思わず吹いちゃいましたよ。
でも、辛口評価ということなので評価させていただきます。


>>15のプールサイドの事件、架月さんが水をかけてしまったシーン。
最初、誰がかけてしまったのかわかりませんでした。



ペタペタと可愛らしい、いやぶりっこともとれる音をプールサイドに響かせてよろよろと歩く架月。
その手には、掃除後のような黒っぽく汚い水を大量に入れたバケツ。
それを景色のように見ていた俺に、突然災難が襲いかかった。

「きゃぁっ」
「……」
笑いたくなる程わざとらしくよろけた架月。
持っていたバケツの水が、俺の頭に音を立てて降りかかった。

「……おい」
俺は低くつぶやく。
架月はあらかじめ作っておいたような怯えた表情で俺を見上げた。


これで多分、わかるはずですね。いや多分。


この作品は『小説』ですので、記号などは使わない方が良いです(←等)

そして、小説の基本で三点リーダ、ダッシュは偶数個続けて書くということが記されています。
『三点リーダ』というのは『…』のことです。
沈黙を表すときなどに使いますね。



このくらい、ですかね。
……元の実力が半端なく高いので、私が言えることが尽きてきます←


辛口と依頼していただいたのに、対して辛口でなくてすいません。

これからも個人的に読ませていただいてもよろしいでしょうか。

19:カイ ◆4ymA:2013/01/11(金) 22:53 ID:Sr.

評価ありがとうございます!!
記号等はやっぱり入れない方が良かったんですね;;
気を付けます;
分かりにくかったですか…教えて下さってありがとうございます

的確な評価、ありがとうございました!!
これを参考にして日々精進させていただきますね((キリッ←
も…勿論でございます!!
こんな駄作で良ければ喜んで!!

本当にありがとうございました!

20:おしるこ ◆fEEU:2013/01/11(金) 23:00 ID:ArU

本当にとてもよく書けてらっしゃいますね。

私もいじめ小説を書かせて頂いています。
お互い頑張りましょうね。

21:カイ ◆4ymA:2013/01/11(金) 23:02 ID:Sr.

>>20
あああありがとうございます…!!
いえいえとんでもございません…
そうなんですか!?
あの、是非拝見したいのでタイトル教えてもらえれば嬉しいで((蹴蹴蹴

22:おしるこ ◆fEEU:2013/01/11(金) 23:12 ID:ArU

>>21

「いじめ〜信じたい。あなたを〜」です。
先に進んでいくにつれ最初と書き方が
徐々に違っていると思います;

ストーリーもグタグタで
文法もままならない駄作なので
チラ見で十分だと思います、はい;

23:カイ ◆4ymA:2013/01/11(金) 23:24 ID:Sr.

>>22
な…彼方様ですか!!?
その小説、実家滞在中にずっと読んでいたんです!!
むしろここで小説書きたくなったのも貴方様の小説に惹かれたのも理由になっていて…
駄作だなんてとんでもございませんよ!!!
最終的には感動しました…いじめ小説でこんなに感動出来たのなんて初めてですよ!!

すみません長いですねハイorz
でも、彼方様の文才は本当に素晴らしいですよ!!
もう一回最初から拝見させていただきますね=(`・ω・´)シュバッ

24:カイ ◆4ymA:2013/01/12(土) 09:53 ID:Sr.

「四矢ぁぁ!!後で職員室に来い!!!それと俺はまだハゲでもねぇナルシストでもねぇ!!」
「ふざけんなよ!!俺何も悪くないわ!!誰が死んでも行くかっつーのハゲ!!え、それって独身な事は認めちゃう系っすか」
「だーかーらーハゲてねえぇぇ!!いいからちゃんと来い!!そ・れ・を言うなあああ!!」

とても教師と生徒の会話とは思えない会話を見て、周囲は密かに笑いを堪えている者もいれば大爆笑している奴もいた。
僅かに睨みをきかせてこちらを見つめる架月は、どちらにも入っていなかったんだろう。

*
「はぁ…はぁ…くっそあんのクソ教師ィ……」

一人で真っ先に到着した更衣室で息を整えながら、少しの怒り混じりでボソッと呟いた。
何故俺が責められなきゃいけないんだ。
まぁ、授業の1つも耳に入れてない制服もロクに着ない俺と、外面だけ一丁前に良い架月のどちらを信じるかと言えば確実に答えは見えている位の差だ。
それほど架月の外面の良さは抜群。
分からないなら例えて言おう。
仮に職員室に行ったとして「元々の元凶は架月だ」と言えば、間違い無く俺は教師全体に要注意人物としてマークされるだろう。
こんな感じだ。

「あぁもう面倒臭い!!何だよこの露骨すぎる差別は!!猫かぶり女が優先させられてたまったモンじゃない!!」
自分のロッカーを足で蹴ったりパンチしたりと、サンドバックの様な扱いをしている我がロッカー。
本当は架月の物でやってやりたいが、そこで危機に浚われるのは俺なのだ。
許してくれ、我がロッカーよ。

「酷い言い方ね、先生は事実を言ってただけじゃない?」

こいつは何故一番見たく無い時に姿を現すのだろうか。
更衣室入り口からは、さっきとは全く面影の無い低いトーンが掛かった声で、クスッと笑いながらこちらを見つめる、架月詩椙が居た。

「何の用だよ、もう十分悲劇のヒロインは演じきれただろ?」
「失礼ね、あんな物で演じきれる筈が無いじゃない?」

つい先程の甘ったるい声とは程遠く、今や本性剥き出しの低い声。
吐き気がするほどのキャラの違いに思わず笑いを堪える。

「貴方って本当に状況を理解出来ないのね、今私を怒らせたらどうなるか分かってるの?」
「んぁ?ぜーんぜん。0.1ミクロも分かろうとしたくないね」

またもや場が凍り付く。
一体今日何度目だろうか、俺って時を止める能力あるんじゃないか?

「…そう、いい気になれるのも今の内だって事、覚えておいてね」

珍しく、本性の怒りを見せる事も無く、ただ一言そう言っただけ。
あいつにしちゃあ大変珍しい。

そう珍しがってた今は、まだ分からなかっただけ。

25:JC ◆4ymA:2013/01/13(日) 11:53 ID:Sr.

徐々に人が集まり始めた更衣室は、わずか二分で女子に埋め尽くされている。
そしてその着替える速度は一体何なのか、およそ一分で着替えを終えている者達がいるとは。
既に数人しか残っていない更衣室から退こうとすると、入り口付近で囲まれる。

「何か用?」
ザッと見て人数は四、五人。
そして一目で架月の取り巻きメンバーである事が判明。

「四矢さぁん、その格好で授業出るわけぇ?」
「今時ジャージってホントダサいよねー、もしかして制服のサイズ合わないとか?」
「違うって、本人にとってオシャレなんじゃないのぉ?」
「へぇ!!自覚が無いって怖ーい!」

ただ騒ぐだけ、騒いでいるだけ。
……あれ、何でここに猿がいるんだろうか。
とっとと家に帰らせてあげないとね。

「ねぇ?何とか言えばぁ?」
……腕力のある猿だな。
猿の分際で人の胸ぐらを掴むなっつーの。

「とっとと動物園に帰りな?猿」
「……はぁ?テメェ今何つった?」
「聞こえなかったか、随分聴力の衰えた猿だな」
「あんだとテメェ!!」
ヒュンッ、と音を出し目の前を通る手を力強く掴んだ。
猿の動きは止まる。
そしてゆっくりと、目を合わせながら、聞こえる様に。

「退けっつってんだよ、猿が」

まるで無機物を見る様な目で、強く睨み付けた。
まるで蛇に睨まれた蛙……いや、猿の動きが止まるのを感じる。
掴んでいた腕を離し、わずかな隙間から身体をくぐらせ、勢い良く入り口のドアを開ける。

「じゃあね、いい演技だったよ。全然迫力無かったけど」

内履きを履き直し、僅かに出来た笑顔をそいつらに向けた。

この程度じゃ足りない。
ーもっと、楽しめる様な事をしてくれないのだろうか。

26:カイ ◆4ymA:2013/01/13(日) 22:56 ID:Sr.

閉まっていた教室のドアをゆっくり開くと、異様な雰囲気が漂っていた。

ドアを開くと同時に向けられた、クラス全員からの視線が集中して俺に集まる。
とりあえずそんな事気にしはせず、ご丁寧にゴミ箱側に寄せられていた自分の机を定位置へ引っ張る。
側に寄せてあった自分の椅子がガシャンと言う効果音と共に、勢いよく倒れていくのが分かった。
机を引っ張る最中に俺を囲むのは、クラスの男子共。
先程の猿といい今日はやたらと囲まれる。

「四矢、お前架月の財布持ってるんだろ」

男子グループのリーダーらしき大柄な人物が、怒りの混じった声で俺を問い掛ける。
そいつの後ろに見えたのは、先程の邪悪な笑顔とは対称的にまるで女優並みの演技の様な泣き顔を作る架月。
しかも既に、何人かのクラスメイトに慰められているのが分かる。
そして何より疑問なのが今出された問い掛け。
俺が架月の財布を持っている、とでも言いたいのだろうか。
そもそも俺はこの女の財布を取った記憶が無いし、ましてや自分から近付いてなどいないのだ。
アリバイだって十分あるだろうし。

「あのさ、何の事かイマイチ分からないんすけど」
「しらばっくれてんじゃねぇよ!!」

コイツの大声は前々から迷惑だった。近くで聞けば何て煩いのだろうか、耳鳴りがする。
そしてまたもや蹴られる俺の椅子、物は大切にしろよ。

「何?それとも俺が取った証拠でもあんのか?」
「架月はお前が取ったって言ってんだよ!!なぁ、架月」
「でも……私の勘違いかもしれないし……それに犯人は四矢さんって決まった訳じゃないかもしれないし……」
「庇ったりしても絶対犯人は四矢だろ!!なぁ!?」

何だコイツ達は、馬鹿馬鹿しい。
要は人前で俺を悪人呼ばわりして、自分は悲劇のヒロインを演じたい、と。
流石にここまでされて俺が黙る筈も無く、怒りはレッドライン直前にまで登っていた。

「要するに証拠も無いくせに自分の不注意を棚に上げて俺のせいにしたいって事?アホらし」

怒りを抑え、平静を装ったつもりで喋る。
だが今の言葉でどうやら男子達の怒りを買った。

「うるせぇんだよ!!じゃあお前の荷物検査すれば済む話じゃねぇのか!?あ!?」
「本当に発想が低レベルなんだな、いいぜ?調べてみろよ。その代わり財布が見つからなかったらとっとと諦めろよ」

そう言い、机に掛けていた鞄を男子に渡す。
ガチャガチャと乱暴な音が耳に入るが、気にはしない。

「おい、何だよコレ」

すると、先程より怒りがこもった低い声が耳に入った。
振り向き、そいつの手にあった物を確認する。

「それ……私の財布!!」

架月が男子達の側に駆け寄り、真っ先に言葉を発した。
自分の中では何回も、耳を、目を疑った。


オレハナニモ シテイナイ

27:カイ ◆4ymA:2013/01/14(月) 10:24 ID:Sr.

「てめぇやっぱり奪ってたんじゃねえか!!」
「散々低レベルだなんだとか言ってたくせによぉ!!あぁ!?」

怒鳴られながら浴びせられて来る罵声に、思わず頭がフリーズする。
違う
俺は奪ってなんか無い
奪ってなんか無いのに、信じる人なんかいないわけで。

「ねぇ……もう土下座してもらえばいいんじゃない?」
「そうだよ、その方が怒るより手っ取り早いしさ」

近くで泣いている架月を慰めている女子達が口々に言う。
土下座?そんな事する気持ちなど微塵も無い。
やってもない事の罪を被せられて、納得が行く訳無いじゃないか。

ー絶対に架月の仕業だ。
コイツは一体俺がどうすれば納得するって言うんだ。

「土ー下ー座、土ー下ー座」

目の前の男子達は、俺に土下座を要求している。
ーもう何もかもが面倒だ、土下座して済む事なら、俺はいつだって土下座してやる。

「もう止めてよっ!!」

頭を下げかけたその時、架月が俺の前へ飛び出した。
今更正義のヒーロー気取りだろうか。
コイツは何処まで自分に得のある役を演じ続けるのだろうか。

一瞬架月が密かに笑った顔が見えたかと思うと、架月が口を開く。

「もう許してあげてよ!!私は別にいいんだよ?四矢さんだって悪気があったわけじゃ無いと思うし……」

_頭の中でプツンと音がした。
自分の掌に力を込めて、架月の頬を叩く。

気が付いた時にはもう、手遅れだったんだ。


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