愛しの兄貴様

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1:とかげ ◆TwCg:2012/12/31(月) 13:37 ID:ffE

ども!とかげです!
ついに、小説3個目という・・・orz

でもまぁ、一応辞めてはいませんからね!((キリッ
今後とも、よろしくお願いしますm(_ _)m



__プロローグ

この私に、兄貴ができるなんて。
しかも、この私がオトせないなんて・・・。

こんなの、悪い夢だ。
でも、こんなに愛しいなんて、夢だと言い切れるんでしょうか・・・__。

2:° ◆TwCg:2012/12/31(月) 13:45 ID:ffE

「はぁっはぁっはぁっ」

__私、遠藤 李緒、14歳。

今までオトせなかった男子はいなかった。
ただ、それだけが取り柄の肉食女子。


__只今、逃走中です!!


「李緒!!あんた、ケータイ禁止っつったじゃない!!」
「うるさい、このクソババァ」

その言葉を聞いた、私の母の怒りが、ブチンと切れる。
「李緒、親になんてこと!!」
しまった、ますますスピードが上がって・・・!
「くっ」













「はぁ・・・ぜぇ」
逃げ切ったか・・・?

実は私は、足が速いのだ。
まあ、自慢ってことの程じゃないけどね・・・。


「さてと」

3:とかげ ◆TwCg:2012/12/31(月) 13:51 ID:ffE

私は今、公園にいた。
小さい頃は良く遊んだ、小さい公園。

「しばらくは家、帰れないかぁ」
そう言ってブランコに乗ると、私の前に、5歳程の、男の子がいた。

「危ないんだから、あっち行ってな!ほら、しっ」
手で払い退ける仕草をしても、男の子はただ、じーっと私を見つめるだけだった。

「・・・仕方ないか」
そう言い、隣のブランコに乗ると、男の子は、私ではなく、別のものを見つめていた。

「・・・何見てんの?」
「・・・お姉ちゃん、あの人・・・」
そう言って男の子が指したのは・・・

4:とかげ ◆TwCg:2012/12/31(月) 14:02 ID:ffE

「・・・誰?」

__一人の、男子だった。


男子は木の上に乗っていて、ニヤッと笑うと、木から飛び降りた。
「・・・別に?誰かって言う程のモノじゃないけど・・・」

男子はだらんとした、ボタンを外しただらしない制服を着ていた。
・・・私立中学の制服だ。

「あんた、頭良いの?」
私がそう言うと、男子は「まあね」と、得意そうに答えた。


「誰だか知らないけど__」
「そのリボンタイ、2年生だよな?」

男子が指したのは、私の制服に結び着けてある、青いリボンタイ。

「・・・俺、3年なんだけど」
マジか・・・歳上・・・。
「だ、だから何」
私がそう言うと___


__「きゃっ」
「俺に従え」
男子は、怪しげな瞳で、私を抱き上げた。

そしてさっきの男の子が、滑り台をしているのが見えた。
「・・・・・」


私は「誰が従うもんか」と、心の中で呟いた。

5:とかげ ◆TwCg:2012/12/31(月) 14:21 ID:ffE

「つかお前、なんでこんなところにいんの」
男子が、尋ねてきた。

「別に。怒られたから」
「ぶっ」

・・・え__

「あはははは!!お前、怒られたぐらいでっ・・・あはは!!」
男子は、大声で笑った。
な、なんだよ。何が可笑しい。

「ふぅ・・・、笑った、笑った」
男子はそれでもまだ、クスクスと声を漏らしたが、大声はもう出さなくなった。


「んじゃぁ、俺帰るわ」
「ま、待って」

・・・___あれ?


「どうかしたか?」
「・・・や、なんでもない・・・」
「じゃあな」

男子は、夕暮れの中に消えていった。


・・・さっき、私__何を言おうとしたんだろう?
まぁ良いか。

6:とかげ ◆TwCg:2012/12/31(月) 14:29 ID:ffE

私は鞄を手に持つと、近くのコンビニまで行った。


『チリンチリン・・・』
「いらっしゃいませー」


店内をざっと一周してみたが、とりあえずミルクティーだけ買っておくか・・・
私がレジに向かおうとした、その時。

『チリンチリン・・・』
「いらっしゃいま」
「ギャハハ、それマジか」

チャラい男どもが、店内に入ってきた。
これはまた、面倒なことになりそうだなぁ・・・。


「これ、お願いします」
私はすぐさまレジへ向かい、財布を取り出した。

「105円です」
店員さんにそう言われると、ピッタリ、105円を渡した。


「ありがとうございましたー」
ふぅ。なんとか、無事戻れそうだ・・・
「ちょっとそこの姉ちゃん」






・・・ヤバ_____

7:とかげ ◆TwCg:2012/12/31(月) 14:40 ID:ffE

「な、なんですか」
「うっひょぉ、かわえ〜」
「カラオケ行かね?」

沢山の男に取り囲まれ、派手な男に腕を取られた。
「やめてくださぃっ・・・」
そう言っても、相手は聞こえないフリ___。



もう、駄目だ___そう思った、その時。


「・・・俺の彼女に、何してんだ」
__あのときの!!

「ああ!?んだテメー」
「地味じゃねぇか、こんな奴」
男どもは、さっきの男子を馬鹿にするように、肩に手を置いた。



「・・・だ」
「あ?ちっちゃくて聞こえねェよ」
男が、殴りかけた瞬間____




「・・・邪魔だ!!」
男子は、拳を片手で受け止め、捻った。
「あだだだ!!ってェよ!!」

男は倒れ、逃げ出した。



「・・・お前、大丈夫か?」
男子が、手を差し出してきた。
「・・・ありがとう」

こいつ、意外と強い・・・。
変な奴だと思ったけど・・・

「それより、あの時なんで彼女なんて」
「嘘だ」

・・・・・は?

「ただの嘘だ。かなりヤバかったから、咄嗟についた__」
「サイッテー」
私は男子の顔を、思いきり叩いた。

「おまっ・・・」
「ふん、仕返しだっ」
だけどそのとき、男子が微笑んだ気がした__。

8:MA−TAN:2012/12/31(月) 15:07 ID:i-ZVY

とかげっち、頑張って!

喧嘩上等、無事終わったね。

タイトルからして面白そう。

9:とかげ ◆TwCg:2012/12/31(月) 22:17 ID:ffE

>>8
頑張るねo(^^)o

うん、まあ、まだ全て終わった訳じゃないけどね。

そうかな?ありがとう!

10:とかげ ◆TwCg:2013/01/01(火) 08:38 ID:ffE

「私、家に帰る__」
なんかもう、あんなのどうでも良くなっちゃって。

「ケータイ・・・禁止にするよ・・・」
私が、ケータイを投げ捨てようとした時__

「お前っ」
男子が、私のケータイをキャッチした。


「どうして・・・__」
もう・・・覚悟を決めてたのに。
「お前は本当に、これが無くなっても良いのか?」

「・・・・・」
__反論できなかった・・・。
私は手をきゅっと握りしめると、男子が口を開けた。

「お前の家に行って、禁止じゃなくしてやる」
「えっ、私そんなつもりじゃ・・・」
私が言いかけたとき___
「なんだって良いだろ!」










・・・私___




「・・・こっち」
私は家の方へ、歩き始めた。


5分ほどすると、家に着いた。
「ここって__」
「ほら、行くよっ」

私は、男子の腕を取った。


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