ごめんね、ありがとう

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1:匿名:2013/01/04(金) 08:35 ID:Qpg

初めて書くので下手かもしれないけれど
見てください♪

アドバイスなどもしていただけたら
嬉しいです!

2:匿名:2013/01/04(金) 08:48 ID:Qpg


「・・・香奈・・・香奈。」
「早く目覚ませよ・・・。」

誰かの声が聞こえる。
誰なの?
重いまぶたを開ける。

「!香奈・・・目覚めたのか!?」
「私・・・担当医呼ぶね!」
「あの、どちら様でしょうか?」
「えっお前もしかして、記憶が」

ガラガラっ
「立花さん!目が覚めたんですね!ここがどこだか分かりますか?」
「…病院?でも、なんで…?」
「車との接触事故です。雨で視界が悪かったのでしょう。」
「お母さんは…どこ?あれ、お母さんってどんな人だっけ…?」

3:匿名:2013/01/04(金) 10:15 ID:Qpg

「香奈もしかして…記憶が…」
「香奈さん、この方々のこと、おぼえていますか?」
「…いいえ。わかりません。」
「…明日精密検査を行います。君たちは…ここにいても構わないが…」
「俺は残ります。」
「じゃあ…私も残ります。って言いたいけれど帰らなくちゃ。また明日!」
「お気をつけて。では失礼します。」

二人が帰って俺と香奈だけになる。
「自己紹介してなかったな。俺、水樹翔太!」
「あの、翔太さん、私は…どうして何も思い出せないんですか?」
「ん〜…はっきりとした答えはわからないけど…事故が原因なのは
確かだよな…明日、検査するからそれまではわかんないな。」

「…そいうですよね。」
「今日はいろんなことが急に起こって俺も頭の中が混乱してる。
そういう時は…寝よう!」

ふふふ
「なんで笑ってんだ?」
「だって…翔太さんが…ふふ…面白くて…」
アハハハハ!

「大爆笑しなくてもいいじゃんか!」
「ご…ごめんなさ…ふふ」
「もういい!ねる!お休み!」
「おやすみなさい!」

こうして俺は眠りについた。
明日も香奈が笑ってくれると思いながら。

4:匿名:2013/01/19(土) 11:21 ID:Qpg

次の日の朝

「ん・・・?」
ここ、どこだっけ?
あ…そっか病院だ…。

時刻は七時三十分。
部屋のカーテンを開ける。

「ふあ〜…よく寝た」
「あ、翔太さんおはようございます。」
「あ、おはよう!」

俺の気のせいかな…?
香奈の目から涙が出ていた気がする。

チャララララ〜
「あ、葵からメールだ。葵は昨日病院にいた人!」

じっと画面を見つめる君。
何が書いてあるの?
「今日、アイツ来るって!おれ…ちょっとトイレ行ってくる。」

そう言って彼は病室を出た。
涙を流して。

5:匿名:2013/01/20(日) 15:19 ID:Qpg

〜病院の廊下〜

To:翔太

翔太、葵だけど香奈の調子はどう?
…昨日病院の先生から聞いたんだけど
香奈のご両親が…他界したって。
事故の時、香奈をかばうようにして。

昨日メールしようとしたんだけど…ごめん。
香奈には言わないほうがいいよね…?


TO:葵

言わないほうがいいのかもしれない。
あいつ自身の気持ちの整理がついてからの方が
いいと思う。



俺は葵からのメールの内容が信じられなかった。
もう一度画面を見る。
「っつ…泣くな…男だろ…。」

ガラガラっ
「…翔太さん?なんで泣いて…」
「泣いてねえよ!あくびしてただけ!病室戻るか!」

…嘘だ。絶対泣いていた。何かを隠しているようにも見えた。
それに彼が病室を出てから有に三十分は過ぎている。
なんだろう。
すごく…胸騒ぎがします。
聞きたい。
でも、聞いたらいけない気がする。
どうしたらいいんだろう。

6:匿名:2013/01/20(日) 15:31 ID:Qpg

結局私は聞けなかった。
う〜んモヤモヤする。
「翔太さん!あの…」
ガラガラ
もう!聞こうと思ったのに!
何このタイミングの悪さ!
「香奈さん、検査の時間なのでついて来てください」

〜三時間後〜
「検査の結果が出ました。部分的な記憶障害です。」
あっさりと告げられた。
重い病気とかよりはマシか。
「それって治ったりしますか?」
「こちらからは…どうにも。」
「分かりました。」
「とりあえず、一週間ほど入院しましょう。右手右足の骨が折れてますので。」
「はい、ありがとうございました。」

7:匿名:2013/01/20(日) 15:48 ID:Qpg

〜病室に戻る途中〜
「お腹すいた…。」
時計は十二時を指している
俺はちらっと香奈を見る。

ガシャン!
「いたっっ!!!」
香奈にとって初めての松葉杖だ
なれないのは当然。

「大丈夫か?」
「だ…だいじょうぶです」
「ぜってー大丈夫じゃねえよな…よいしょ!」
「っちょ…翔太さん!?」
「何?おぶっただけじゃん?」
「そうなんですけど…」
「いいから!うるさくしたらほかの病人に迷惑がかかるのにな〜」
「い…意地悪!」

俺がそう言うと静かになった。
俺ってSなのか?

「はい、ついた!」
「ありがとうございます。」
「はは!顔赤い〜!」
「赤くないです!」
「そんなに怒るなって!」

…ずるい。そんなに優しくしないで。

ガラガラ
「香奈さん、お昼ご飯の時間です。置いときますね。」
「はい。ありがとうございます」

ガラガラ
「お前それどうやって食べんの?」
「…あ。」
「箸、ちょうだい。食べさせっから。」
「ええ!」


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