リンクの上でなら。

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1:ささ:2013/01/09(水) 19:52 ID:ofU



今回は、フィギュアスケートの小説を。


習ってる訳じゃないんで、専門用語とか全然分かりません

頑張りまーす

読者、募集!

2:ささ:2013/01/09(水) 20:38 ID:ofU



すぅ―――

すぅ―――――――――


力を入れなくても。
前へ、前へ。

進む感覚が心地いい。

ジャンプをする訳でも無ければ、スピンをする訳でも無い。

ただ、前へ、前へ。

弟に、会いたい。
だから、果てしない氷の上を前へ―――

3:ささ:2013/01/10(木) 17:45 ID:ofU



もう少し―――

急に目の前の氷が消えた。


「夢か……」

―――――私は、佐藤舞。十四歳。

弟が亡くなったのは、三日前。
考えたくないのに、弟の夢ばかり見る。



しかも、リンクにいる夢。
スケートは、もうやめるって決めたのに。
頭の中はもうスケートのことを考えるようにできあがっちゃってるみたい。

考えたくない。弟のことも、スケートのことも、全部。

「今日は学校行くんだっけ……?」

言ってから気づいた。
スケートをやめるってことは、レッスンも無いんだから、毎日学校に行けるんだ。


今までの練習ばっかりで、学校にさえ行けないような日々。



スケートが好きだから、頑張れた。
練習すれば上達して、皆に期待されて。
滑ることが楽しくて、五歳から始めたスケート。

私にスケートが無くなったら、何が残るだろう。


でも、私に滑る資格なんてない。

私は、弟を殺したも同然の、最低な人間なのだから。

4:ささ:2013/01/12(土) 21:34 ID:/yk



それから、私の新しい生活が始まった。

学校に毎日いけるから、友達が増える。

楽しい。

でも、どこか虚しくて―――――


やっぱりスケートをやりたい。

そう気づいた。

そして、私、パリに来ています。

それは、冬季オリンピックが開かれるから。



大好きなスケート。

見るだけなら、許されるはず。

最初は一人なんて……と反対していた両親の承諾をなんとか得て。




いよいよ女子の最終プログラム。


いつかこの場で滑りたいと思ってたなぁ……なんて、感傷的な気持ちになったりして。


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