隣の山田くん3

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1:芽実:2013/01/13(日) 21:35 ID:2Ig



はじめまして!


芽実といいます(´∀`*)
呼び方は、芽実、めぐちゃん、めぐ、めぐちゅん…色々あるんでお好きなように読んでください!


まさかの3に続きました!「隣の山田くん」


こっちでもよろしくお願い致します!




※誹謗・中傷・荒らし当はお断りです。
 入ってくる時は名前、一言ください。
 前に芽実と関わった事のある人は「久しぶり!」と声をかけてくれたら嬉しいです(^^)



「隣の山田くん」
http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1328698160/l50


「隣の山田くん2」
http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1342611781/l5


魔法のiらんど
「隣の山田くん」
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=rukamegu&BookId=17
※パスワード付き パスワードは『yamada』



ではではよろしくお願い致します!!

2:花梨 ◆eQxg:2013/01/13(日) 21:48 ID:CN.

3おめでとう!こっちでもよろしくね☆

3:芽実:2013/01/13(日) 21:53 ID:2Ig

第1章




雨が降る。


ダメだ、泣くな。



幼馴染のあの頃に戻りたいよ。



唇を震わせて、あの人を愛おしそうにみる彼は…、



恋する男。




助けて、神様。



私が壊れそう。

4:芽実:2013/01/13(日) 21:54 ID:2Ig

花梨≫ありがとう!こっちでもよろしく!

5:花梨 ◆eQxg:2013/01/13(日) 21:58 ID:CN.

幼馴染!?これは誰目線…?夏恋ちゃんなのか…?それともその他?

>>4
これからも仲良くしてね 憧れの芽実!

6:saki:2013/01/13(日) 22:01 ID:cnc

ライバル?

7:あんず:2013/01/13(日) 22:23 ID:mTs

3、おめでとう〜っ!!
これからも頑張ってね☆めぐちゃん!!

幼馴染……?!
夏恋ちゃん……じゃないし……。
まさかのこの子が「柚木 愛」とかいう子?
((名前違ったらごめん!たしかそんな名前じゃなかったっけ?

8:ami:2013/01/13(日) 23:07 ID:N/w

めぐ、『隣の山田くん3』おめでとー!!これからも頑張ってくだしゃいね♪応援してまふ( *´∀`*)/

9:薫 ◆0rlM:2013/01/14(月) 02:20 ID:uIk

3おめでとう!!
頑張ってね!!

10:ARISA:2013/01/14(月) 09:39 ID:k2k

おめでとー!

がんばれー

11:ARISA:2013/01/14(月) 09:56 ID:k2k

むっ!

誰もいない…!?

でゎ私もおち!!

12:芽実:2013/01/14(月) 21:05 ID:2Ig

皆さん、コメントありがとうございます!!
ネタバレしそうなんで、続き書きます!!

13:芽実:2013/01/14(月) 21:20 ID:2Ig



「っは」
秀の顔が離れる。
一瞬の出来事が、長く感じてしまう。
上がる息。肩を上下させてしまう。
「息止めてたの?」
「…っ」
「可愛い」
―――ちょ!!
秀、壊れてない!?
あたしは何も言えずただ顔を赤くさせるだけ。
秀の腕が腰に回る。
グッと引き寄せられたら簡単に抱きしめられてしまう。
「ねえ」
「え?」
「――――――あの男誰?」
え?
あたしは抱きしめられながらも、秀が見ている方向を見た。
あの男?
目に映ったのは、















「秀、一」











君だった。

14:桜花 ◆SCyE:2013/01/14(月) 21:59 ID:hrs

久しぶり*
小説が3まで!!
おめでとうございます♪( ´▽`)

15:芽実:2013/01/14(月) 22:27 ID:2Ig

桜花≫ありがとう!&久しぶり!
   作者も3まで行くなんてびっくりだよww

16:花梨 ◆eQxg:2013/01/15(火) 15:45 ID:xvU

おわっ 秀一に気付いちゃったかぁ〜…
こうなるとやっぱり秀一可哀想…
でも秀が好き!

17:芽実:2013/01/16(水) 22:43 ID:2Ig

更新してなくてすみません(泣)
テストがあるので明後日まで待ってください( ;∀;)
終わったら更新します( *・ω・)
ではでは

18:花梨 ◆eQxg:2013/01/17(木) 14:59 ID:xvU

>>17
待ってるね テスト頑張れ!

19:芽実:2013/01/18(金) 23:14 ID:2Ig



「秀一、」
あたしは秀からすっと離れる。
秀も空気を読んであたしから離れた。
微妙な距離。
重い空気。
―――…絶対見られた。
別にやましい事はしていないし、隠したい事じゃない。
ただ、あたしは秀一から告白をされていて、
秀一があたしに好意を抱いているってわかっているのに―――…。
「なあ、その男だ、」
その時、




「秀一!!」





どこからか女性の声が聞こえてきた。
…聞いたことがある。
この声、





「愛ちゃん…」







柚木愛ちゃんだった。

20:芽実:2013/01/18(金) 23:16 ID:2Ig

更新遅れてすみません!
テスト、無事に終わりました!
点数はまだわからないので何とも言えませんw
あと、
私立入試が2月にあるのでその時も更新がストップします(-_-;)
すみません…

21:花梨 ◆eQxg:2013/01/19(土) 10:45 ID:xvU

テスト終わってよかったね!芽実だったら大丈夫だよ
私立なんていいな……

で、柚木愛ちゃんって誰だkk((殴
ちょっと読み直します

22:芽実:2013/01/19(土) 20:13 ID:2Ig

花梨→テスト後の解放感はたまらんなぁ〜(笑)
柚木愛ちゃんを忘れないで!!(笑)重要人物だから( ̄ー ̄)

23:あんず:2013/01/19(土) 22:13 ID:mTs

柚木愛ちゃんって何処に出てきた?w

24:芽実:2013/01/19(土) 23:34 ID:2Ig

皆→


柚木愛ちゃんは前、柚希でした(汗)すみません( ;∀;)
そのまま柚木でいきます!

柚木愛ちゃんが出てきたのは、隣の山田くん 271 に出てきます(^^)

25:花梨 ◆eQxg:2013/01/20(日) 10:08 ID:xvU

>>22
まだその開放感が分からないw
重要人物だと……?

隣の山田くん271へGO☆

26:芽実:2013/01/20(日) 19:12 ID:2Ig



え?え?
何がなんだか。
あたしは愛ちゃんを見て、秀一を見る。
愛ちゃんって…秀一と仲良かった?
「夏恋」
「ん?」
「何、この展開」
……あたしだって知りたい。
どういう展開なんだろう。
秀一にバレて、
愛ちゃんが来て。
混乱してしまう。
「愛、」
「夏恋、ごめんね。秀一を連れて帰る」
「おい!愛っ」
愛ちゃんは秀一の腕を引く。
秀一は拒んで愛ちゃんの手を振り払おうとするけど愛ちゃんには敵わない。
あたしも秀一も呆然としたまま。
「……秀」
「あ、ああ」
「帰る?」
このままこの場にいたら何か起きそう。
あたしは秀の腕を引いて、その場を後にした。

27:芽実:2013/01/20(日) 19:27 ID:2Ig

http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=rukamegu&BookId=17
更新しました(*´∇`*)

28:芽実:2013/01/20(日) 19:56 ID:2Ig

隣の山田くん 271 ×
隣の山田くん2 271


でした!すみません( ;∀;)

29:花梨 ◆eQxg:2013/01/21(月) 16:23 ID:xvU

愛ちゃんってあの子か!思い出した〜
愛ちゃんと秀一ってどんな関係なんだろ……?

30:ARISA(´・ω・`):2013/01/21(月) 17:07 ID:k2k

>>29

まさか…

元恋人!?

31:花梨 ◆eQxg:2013/01/21(月) 20:13 ID:xvU

>>30
思いっきりありそうww

32:なな☆:2013/01/21(月) 20:53 ID:xDg

はいどーもぉ
出遅れましたなな☆でーす。

おぉふ(´・_・`)

33:莉羽 ◆EppM:2013/01/23(水) 12:25 ID:Lyk

「世の中で、こんなに面白い小説があるのか!?」
…っていうぐらい面白いw☆←

頑張ってね、芽実ちゃん♪

34:芽実:2013/01/23(水) 19:53 ID:2Ig

花梨→どんな関係でしょうw
秀一が関係してるってことは明白だねw


ARISA→ちょっ、そこまでドロドロさせる気は……w
でもそのアイディアもあったね!思い付かなかったというw


なな→遅いよ相棒さん(笑)感想がw


莉羽→ありがとう!!
めっちゃ嬉しいんやけど!!
頑張る!!(笑)

35:芽実:2013/01/23(水) 20:03 ID:2Ig

愛side


秀一があたしの事を睨む。
別に怖くもない。
こんなの慣れっこ。
いっつも睨まれていたから今更、って感じ。
「ふざけんなよ、愛」
「ふざけてるのはあんたでしょ。人の色恋沙汰に首を突っ込まない 」
そう言えば何も言い返さない。
やっぱり…秀一は。
キュウッと胸が締め付けられる。
泣いちゃ、ダメだ。
「いっつも邪魔ばっかしやがって」
「あんたが手を出す女の子は彼氏持ちだからでしょ」
「うっせ」
「本当、成長しないのね」
ふっと笑う。
秀一は変わらない。
いつも前に突っ走って進んで後悔する。
―――あたしは、その引き止め役。
それは昔から変わらない。
「それに……夏恋はあたしの友達なの。遊びならやめ、」
「遊びじゃねえよ!!」
…な。
怒鳴った秀一。
あたしは眉を八の字に垂らした。
「俺は本気だ」
「……」
「お前が止めても……俺は止まらない」



秀一の言葉が突き刺さって抜けない。

36:花梨 ◆eQxg:2013/01/23(水) 20:33 ID:xvU

愛ちゃん可愛いなぁ〜
やっぱり秀一可哀想だけど……愛ちゃんええ子や〜

37:莉羽 ◆EppM:2013/01/23(水) 21:05 ID:Lyk

秀一は本気やなぁ…。

>>花梨さん
私もそう思います!
愛ちゃん、良い子ですね〜…。

38:なな☆:2013/01/23(水) 21:33 ID:xDg

まぁまぁまぁ(つ´∀`)つ マァマァ

やめーな秀一くんよ。

(´<_` )フッお前には無理だっつのwwwwふはははは!

(⁰︻⁰) ☝こいつ、消しましょうか?

39:芽実:2013/01/23(水) 23:05 ID:2Ig

ななのコメントが怖すぎる件www
やりかねんぞ、こやつw


花梨→よかった(笑)愛ちゃん嫌われなくて(^^)
ただ、この良さが裏目に出ると、ね…


莉羽→秀一は本気スイッチをONにした!!ww
皆、愛ちゃんが好きになってくれたら嬉しいよ♪


なな→怖い、怖いよチミ。
一人だけ別格コメントwww
消す、なんて言ったらあかん( ̄^ ̄)

40:芽実:2013/01/23(水) 23:06 ID:2Ig

作者はどんでん返しがしたくなったwww

41:莉羽 ◆EppM:2013/01/23(水) 23:33 ID:Lyk

>>芽実ちゃん
どんでん返し…って何?(笑)

42:花梨 ◆eQxg:2013/01/24(木) 14:55 ID:xvU

>>37
ですよね〜 友達に欲しいですw

>>39
愛ちゃん好きよ〜 可愛いし♪
まぁある意味裏目に出やすいタイプなのかもねw

43:なな☆:2013/01/25(金) 18:03 ID:xDg

めぐちゅん・・・(´;ω;`)

めんご。
全力で謝る。orz

44:☆りぱ☆:2013/01/26(土) 01:11 ID:Sok

山田くん!君はなんていけめそなんだ!
┗( ^ω^)┛ドンドドンドン┗(^ω^ )┛テンテテンテテテ┏(^ω^ )┓ドンスコーン┗(^ω^ )┛ドコドコ!┗( ^ω^)┛ドンドドンドン ┗(^ω^ )┛テンテテンテテテ┏(^ω^ )┓ドンスコーン┏(^ω^ )┓

これで(キチガイ)コメント書き込むの何回目かな・・・・(^ω^ )

45:芽実:2013/01/26(土) 10:35 ID:2Ig

莉羽→なんやと思う?wお楽しみに!(笑)


花梨→花梨はなんか勘づいとる(;゜∀゜)怖いw


なな→いや、謝らんでいいよ(汗)デヘ


りぱ→キチガイコメントあざーす!(笑)
違うとこでもキチガイコメントしに行ったんか(笑)


続きかきます!

46:芽実:2013/01/26(土) 10:44 ID:2Ig




……えっと、ここは。
目の前には大きな建物。
辺りが暗いせいか、もうライトアップしている。
外装はあの有名なラブホテルみたい。
「……秀、」
恐る恐る秀の顔を見る。
「俺、今日ここのホテルに止まるから」
「あ、ああ……、そっか」
―――あたしは何を考えていたんだ!!
顔をパンッと叩く。
とんだバカ野郎だ!あたしは!!
「夏恋?」
「な、中に入ろう!?」
「ふはっ、了解」
バカにしたような笑い。
秀にはバレバレだ。
「……たくさん聞きたい事があるんだけど」
「え?」
「覚悟しといて」
ニヤリと笑った秀。



……ええ!?




あたしは顔を真っ赤にさせながら中に入った。

47:芽実:2013/01/26(土) 10:49 ID:2Ig

http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=rukamegu&BookId=18
昔書いていた小説を復活させました!
よかったら読みに来てください(*´∇`*)

48:花梨 ◆eQxg:2013/01/26(土) 13:37 ID:xvU

>>45
勘はいい方なんだ エスパー花梨とも呼ばれた事もあるよw

秀好きだ秀好きだ秀好きだぁぁあ!
覚悟しといてとか超萌える……♪

>>47
見に行ったよ☆

49:あんず:2013/01/26(土) 13:50 ID:mTs

しばらく来れなくてごめんねっ!
というか、読んでたけど書き込みしてなかったww

>>47も見に行ったよん♪♪

50:芽実:2013/01/27(日) 10:39 ID:2Ig

花梨→そんな異名が…!!(笑)
でも、多分ばれていない!(笑)バレないはず( ̄ー ̄)
読んでくれてありがとう(*´∇`*)よければ感想教えてね♪


あんず→久し振り!読んでたんだ!!(笑)
読んでくれてありがとう(*^^*)
よかったら感想教えてねー(*´∀`)

51:あんず:2013/01/27(日) 11:04 ID:mTs

読んでたよww
いえいえ〜こちらこそ面白い作品読ませてくれてありがとう(^∀^*)

愛ちゃんが意外といい子だったっていう衝撃ww
嫌味っぽい子かと思ってたww
愛ちゃんごめんね〜w
秀一!!諦めてねd(*^∀^*)
君には無理だよ♡
夏恋ちゃんに似合う男は秀だけだからね〜♪
残〜念〜(^∀^*)ケラケラ
だからもう夏恋ちゃんに手、出すな、触るな、見るな、近寄るな!!
ってことでよろしく〜♡
以上、秀一への酷い感想でしたww

52:芽実:2013/01/27(日) 11:13 ID:2Ig

あんずありがとう(*^^*)
皆の秀一嫌い半端ない(笑)
あんずって魔法のiらんどやっとるの?
薫のホムペで見たw

53:花梨 ◆eQxg:2013/01/27(日) 13:26 ID:xvU

>>50
まぁ梅ちゃん(梅子)の好きな顔文字と嫌いなおにぎりの具当てただけだけどw
うん バレてないと思うよww

なんていうかな……一言で言うと「兄弟っていいな」w私兄弟いないしさ
祐がめっちゃ好きっす♪

私秀一好きだけどねwでも秀一より日下先生、日下先生より秀!

54:莉羽 ◆EppM:2013/01/27(日) 13:33 ID:Lyk

なぬ!?
芽実ちゃんの魔法のiらんどでの「隣の山田くん」が出て来ないぞ!?
何故だぁ〜!!!\(°◇°;;)/

55:花梨 ◆eQxg:2013/01/27(日) 14:15 ID:xvU

>>54
私も〜!

56:あんず:2013/01/27(日) 14:21 ID:mTs

>めぐちゃん
嫌いっていうかね〜ww
夏恋ちゃんと秀の邪魔をしないでほしいのよww
ややこしくしないでってことwww

魔法のiらんど?
やってるよー!!って言いたいけどやってないよw
何故そうなった!?
薫のHPって、コメントのこと……?
コメントなら、iらんど会員じゃなくても出来るし……。

57:莉羽 ◆EppM:2013/01/27(日) 14:22 ID:Lyk

>>55 花梨さん

だよねっですよねっ!←
驚いたw

あ"…自己紹介が遅れました、莉羽です!
申し訳ないですが…名前、何と読みますか?((
ごめんなさいっ…orz

あと、タメ口&呼び捨てでも良いですか?
勿論、私の事もそうして下さい←

58:花梨 ◆eQxg:2013/01/27(日) 14:49 ID:xvU

>>57
いきなり馴れ馴れしくすいませんw
私もでした〜

りぱさん?りうさん?りはさん?ごめんなさい 私からも何と読むのでしょうか……
私は かりん です!よく聞かれるんで大丈夫ですよ〜

呼びタメOKです!
次から私も呼びタメにさせて頂きますね♪

59:莉羽 ◆EppM:2013/01/27(日) 15:53 ID:Lyk

>>58 花梨

花梨ね…よしっ!←
覚えますたっ(`・ω・´)キリッ

私は[りう]でーす(笑)
たまーに聞かれます、はい←
全っ然、気にしないからね♪

よろしく☆

あと、此処で雑談したら芽実ちゃんに迷惑が掛かっちゃうから、これで止めね♪
((上から目線でごめんなさい…orz))

60:芽実:2013/01/27(日) 19:07 ID:2Ig

山田くん、一旦非公開にしてたスマソ
葉っぱの方が落ち着いたらまた公開するね(´・ω・`)


花梨→感想ありがとう!祐かっこいいよね!!(笑)
うちも好きだ〜\(^o^)/
日下先生……(´・c_・`)懐かしい(笑)


莉羽→ごめん(汗)非公開にしてた(゜.゜)



あんず→やってないんだ!薫のホムペであんずの名前見かけたからやってるのかなって(笑)
勘違いでした(笑)



続き書きます!(  ̄ー ̄)ノ

61:芽実:2013/01/27(日) 19:17 ID:2Ig




中は全体的に黄色い。
上にはキラキラ光る電気。描かれた天使の絵が。
―――あたし、場違いな気がする…。
チラッと秀を見る。
あたしより大人っぽくて、大学生に見える秀。
あたし、あたしは。
…………ダメだ。子供っぽい。
「夏恋、行くよ?」
「うん……」
「どうした?」
「いや、」
何でもないよ、とへらっと笑って見せる。
今まで考えた事ないけど、あたしって……、


秀と釣り合ってる?


不安が雪みたいに積もっていく。
容姿は普通。勉強もそこそこ。運動神経も普通。
表情がどんどん曇っていく。
今さら、あたしは……。
ギュッと拳を握る。
ただ秀の隣にいて楽しい、じゃあダメだよね。
「夏恋」
「……ヘ?」
目の前には怒った秀。
……え?
「笑ってよ」
怒った顔も一瞬にして崩れる。
寂しそうな、苦しそうな、顔。
「俺、……夏恋にそんな顔してほしくない」
「……」
「悲しませた分、笑って欲しいんだ」




いろんな思いが溢れて、
あたしは泣きそうになった。

62:芽実:2013/01/27(日) 19:19 ID:2Ig

そういえば皆!!
iらんどでランキングに入った!!
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=rukamegu&BookId=14
この小説で14位やった(*´∇`*)

63:莉羽 ◆EppM:2013/01/27(日) 20:08 ID:Lyk

きゃぁぁぁぁぁ秀めっちゃカッコええ♪♪(*´◇`*)
夏恋と秀は釣り合ってる!
絶対!

>>62の小説、見たよ〜♪
面白かった(*´∀`*)

64:花梨 ◆eQxg:2013/01/27(日) 20:09 ID:xvU

>>60
了解☆

あういう感じの人大好きw
日下先生聖先生みたいで大好きですw

ちょいちょいちょい秀?
悲しませた分笑ってほしいんだって……すっごくカッコよくて萌えるけど悲しませたの貴方よ?
秀のせいで夏恋ちゃんがどれだけ苦しんだことk((ry
でも秀カッコいいから許しちゃう!←

>>62
凄い!ちぇりーぼーい私も好きだなって思ってたヤツだから嬉しいよ!
まぁ芽実の作品は皆好きだけど
さすが私のめぐm((黙

65:芽実:2013/01/27(日) 20:22 ID:2Ig

莉羽≫読んでくれてありがとう!!
   もう嬉しい!!(笑)
   夏恋ちゃん、なぜか不安になるww作者的には平々凡々のヒロインだけど釣り合っている…はず!
   と思ってるw

花梨≫日下先生の方がまだマシだよ!?聖なんて日下先生の足元にも及ばないね!!
   あんな最低なやつ…!!
   秀は何言ってもカッコイイんだよなー。よし、次ぶっ飛んだ言葉言わせるか(`・ω・´)
   ありがとううう!!
   皆好きだなんて!めっちゃ嬉しい!!
   二倍嬉しい!

66:花梨 ◆eQxg:2013/01/27(日) 20:44 ID:xvU

>>65
いやぁぁあ!私の聖先生バカにされとる!ww
最低でも好きなのだ☆←
ぶっ飛んだってどんな……?w
どういたしましてええ!
私芽実のこの「隣の山田くん」見て本当に芽実を大好きになったの!
葉っぱで名前(前の名前も)検索して芽実の小説沢山読んで皆面白かったもん
芽実凄いよ!

67:芽実:2013/01/29(火) 17:06 ID:2Ig

花梨→ごめんwww
ブハッ!うちを誉め殺す気!?強者やな!
凄いなんて………フハハハ

68:花梨 ◆eQxg:2013/01/29(火) 22:20 ID:xvU

>>67
聖先生好きって変わってるってよく言われるww
本当のこと言っただけだも〜ん♪
フハハハハハww

69:なな☆:2013/02/01(金) 18:13 ID:xDg

どうも。
私です。
お久です。
一回死んできました。

2月ですね。バレンタインですね・・・(´<_` )

めぐちゅんー♡
14位おでめとーw

70:芽実:2013/02/03(日) 13:21 ID:2Ig





「バカ……っ」
「バカじゃないよ」
ふっとバカにするような笑み。
秀はあたしが考えている事をすぐ理解して、


察してくれる。


「夏恋は顔に出やすいんだよ」
「……」
「可愛い」
……っ!!
顔が赤くなりそう。
ここで顔を赤くさせれば秀の思うつぼだってわかっているのに。
「〜っ!!ズルい」
「本当、面白いね夏恋って。ほら、ついたよ」
秀が指差した部屋。
201号室。ここが秀の部屋。
今さらになってドキドキしてくる。
い、息を整えるんだあたし。
「緊張してる?」
「まっ、まさか!!楽しみで仕方ないよ!!」
「……そう」
ふはっとまた笑われる。
くそう。またバカにされた。
秀がドアノブに手をかける。





―――二人っきりの空間。
―――あたしは甘く見ていた。

71:芽実:2013/02/03(日) 13:24 ID:2Ig

花梨→変わってるw
真似されたっΣ(゜Д゜)

なな→ありがとう(*´∇`*)
チョコ交換したいね〜(*^^*)




久々更新です!!
遅れてすみません(汗)

72:ARISA:2013/02/03(日) 18:36 ID:fuA

>>71

全然来れなかった( ・ Д・;;;)

最近どうですかぁ〜!

え〜、何々?
あなたはどうしたって?

私はねぇ…

なんと………!

無事に高校合格しましたぁ〜!

73:莉羽 ◆EppM:2013/02/03(日) 19:25 ID:Lyk


>>70

夏恋は何で、そんなに可愛いのっ…!
秀は何で、そんなにドSで格好いいのっ…!
惚れちゃうわw!


>>ARISAさん

え!?

中3…ですか!?

受験生!?

合格おめでとうございます!!

74:ARISA:2013/02/03(日) 21:23 ID:fuA

>>73

そーそー、なんと中3ですよ!

まぁ、中高一貫なんで楽ショーでしたけど(笑)

75:あんず:2013/02/03(日) 22:41 ID:mTs

お久しぶりです!

>ARISAさん
中3なんですか!?
年上ですねー。
私、小6ですよwww

合格、本っ当に、おめでとうございますっ!!

76:莉羽 ◆EppM:2013/02/03(日) 22:56 ID:Lyk


>>74
楽勝っすかー←
私も再来年、頑張ろw((
でもやっぱり、受験は大変そう…。

>>75
あ、自己紹介が遅れましたw
莉羽(りう)です、よろしく〜♪

77:花梨 ◆eQxg:2013/02/04(月) 16:17 ID:xvU

秀なんかいつにも増してSだねっ!
あぁ〜 タマらない♪

>>71
でもカッコイイやんw
真似しちゃった☆

>>72
おめでとうございます!

78:ARISA:2013/02/04(月) 16:32 ID:fuA

>>75

意外と年上ですよ(笑)

でも、めぐも中3でしょ?

>>76

私の場合、中学で受験だからね☆

>>77

ありがとーー!!

79:なな☆:2013/02/04(月) 19:37 ID:xDg

ARISAさん、高校合格おめでとうございます( ´ ▽ ` )
お疲れ様でしたー!

80:芽実:2013/02/06(水) 21:55 ID:2Ig

ARISA≫おめでとう!!
   合格者第一号だね!(笑)


続きはまた今度書きます。
出来るだけ雑談は減らしてね(><)

81:あんず:2013/02/06(水) 22:05 ID:mTs

>めぐちゃん
続き、楽しみにしてるね★

>莉羽さん
よろしくお願いします♪
呼びタメokですかっ?
私はokでふ(´∀`*)

82:芽実:2013/02/09(土) 08:50 ID:2Ig




部屋の中は綺麗で、ベッドがひとつ。
……ひとつ!?
あ、当たり前か。途中で帰んなきゃいけないし。
ドキドキする心臓を落ち着かせて秀を見る。
「俺、荷物片付けてくるから座ってて」
「う、うん」
―――ってどこに!?
どこに座ればいいの!?
床?椅子?いやいや、椅子はひとつしかないし。
だったら……。
チラリ、ベッドを見る。
……ベッド?
ダメだ!それはその気があるんだって思われても仕方ない。
〜っ!どうしよう。
「夏恋?」
「はい!?」
肩を揺らして後ろを見る。
「どうしたの。座ればよかったのに」
「えっと……」
「ん?」
何で秀はそんなに鈍感なわけ!?
あたしはギュッと拳を握った。
その時、
「ああ」


え?



くるん、と回った視界。



気がつけばベッドに押し倒されていた。

83:芽実:2013/02/09(土) 11:23 ID:2Ig

エロイ方に持っていく事はないので安心を


うちは永遠のJKだよww
更新できたらまた今日更新します(*^^*)

84:ゆず:2013/02/09(土) 12:38 ID:h1o

がんばれ

85:かおる ◆0rlM:2013/02/09(土) 12:53 ID:Zqg

久しぶり!!!!
コメしてなかったけど、更新される度に見てたかおるです!
(ちなみに言うと、ひらがなにしましたw)

いやいや。…いやいやいや。
ヤバイねヤバイね!
秀きゅん、もうヤバすぎて…うあああ←

これからも応援してます!

p.s.魔法のiらんどHP閉鎖しました。
  新HPから友達申請したんで、よろしくですっ

86:花梨 ◆eQxg:2013/02/09(土) 17:57 ID:eI2

よかった 私はてっきりアッチ系に行くのかと……w

夏恋ちゃんの乙女具合がなんとも言えない♪
やっぱり夏恋ちゃんと秀のコンビが一番しっくり来るわ〜

永遠のJK芽実頑張れ!

87:芽実:2013/02/09(土) 19:33 ID:2Ig

ゆずさん≫ありがとうございます!!頑張ります(^^♪

かおる≫了解しました(`・ω・´)画像気に入ってくれた?

花梨≫持ってかないww
   隣の山田くんはそういうやつじゃないww
   


今はラブラブフゥーー!!
だけど、もう少しでドロドロヒュー!!
ってなるよww
お楽しみにww

88:花梨 ◆eQxg:2013/02/09(土) 21:34 ID:eI2

>>87
だよねww

ドロドロヒューww
つかの間のラブラブw

89:ARISA:2013/02/09(土) 22:16 ID:fuA

疲れたぁ〜

今日は、友としゃぶしゃぶだZE☆


めぐさんや…(笑)

永遠のJKかいな…

ドロドロになっていくのか……

昼ドラてきな?(笑)

この年になると、ドロドロも楽しくなってくる………

まぁ、今日はおやすみんちょ♪

90:芽実:2013/02/09(土) 22:21 ID:2Ig





え?え?
あたしは目を点として秀を見る。
―――どうしてこんな体制、に…。
両手首を掴まれ、何も抵抗出来ない状態。
後ろにはふわふわなベッド。
あたし…押し倒され…?
「夏恋」
「う……ん?」
「どういう状況かわかってる?」
「……」
「男の部屋にのこのこ入っていくなんて―――こういう事予想出来てたんじゃないの?」
「違っ」
否定しようとしたとき、両手首から秀の手が離れていった。
あ……。
「なんて、ね」
「え」
「夏恋がそういうこと計算してここにきた、なんて思ってないし」
「秀?」
「ただ、慣れてるか慣れてないか…試した。ごめん」
秀の言っている事がよくわからない。
試した……って何を?
頭をかしげて秀を見れば、フッと笑われる。
「忘れて。さっきの事」
「気になるんだけど!!」
「……続きしたいの?」
……、
…………、
続き!?
「はいはい、夏恋。起き上がって」
倒した張本人があたしの体を起こす。
続きって―――……、
秀!?
「さあ聞かせてよ。俺が不在だった事のこと……」



火照った顔も一瞬で真っ青。
あたしは目を見開いて秀を見た。

91:芽実:2013/02/09(土) 22:22 ID:2Ig

×事のこと
○時のこと

すみません!

92:芽実:2013/02/09(土) 22:23 ID:2Ig

花梨≫はて、そうなるかな?ニヤ

ARISA≫しゃぶしゃぶ……
   今宵、ARISAの元へ飛んでゆきます
   この年って……同い年やろうがww

93:ARISA:2013/02/09(土) 22:34 ID:fuA

>>92

もう、みんなからしたらおばさんですよ…トホホッ

私も、小学校のときは純粋だったのに………

しゃぶしゃぶですが、ARISAは胃がちぎれるほど食べました。


激太り宣言です………。

さぁ、火曜から自転車通勤だ!

94:芽実:2013/02/09(土) 22:36 ID:2Ig

大丈夫だよw
激太りはないw(´・ω・`)
うちも寒い中自転車通学だよ……(T▽T)

95:芽実:2013/02/09(土) 22:40 ID:2Ig

http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=rukamegu&BookId=18
溺愛注意!!
8000hitした!!(`・ω・´)
イエイ(゚∀゚ )

96:ARISA:2013/02/09(土) 22:42 ID:fuA

ワオ!

体重が…(笑)

明日はどうなるかな……フフフッ

めぐよ…

キミはまだ本当の寒さを知らないな……

5時起きは、辛いぞ。

自転車だから火曜は4時起きだ!

97:芽実:2013/02/09(土) 22:46 ID:2Ig

ちょ、まてww
うち7時起きwwwww

98:花梨 ◆eQxg:2013/02/09(土) 22:59 ID:eI2

あぁ〜 秀好き好き好き!
不在だった時の事?勝手にいなくなって不在だった時の事を聞こうだなんて
あまりに蟲がよくありませんか?山田秀さんよ←
まぁ好きだから許すけどっ!←←←

99:芽実:2013/02/10(日) 11:05 ID:2Ig

花梨→せやなwwって許すんかいw

100:芽実:2013/02/10(日) 11:06 ID:2Ig

100!!\(^o^)/

101:あんず:2013/02/10(日) 15:28 ID:mTs

最近来れなくてごめん!!
私もiらんどで小説書き始めたよ。
水城 彩菜(みずき あやな)って名前です。
良かったら、友達申請よろしく♪

エロい方に行かなくて良かった……。
なんか秀が大人に……っ!?

てか、『隣の山田くん1〜3』を書籍化してほしい〜っ!!
そしたら絶対大人買いする!!!←

102:梅子 ◆xgV2:2013/02/10(日) 15:51 ID:azQ

お久しぶりです!

改めて1〜3まで読みました!!
とても面白かったです。

危うく涙腺崩壊しかけましたけど(笑)

100おめでとうございます。&続き頑張ってください。

103:芽実:2013/02/10(日) 23:19 ID:2Ig





今までの、事。
それは高校を入学して、それから―――……。
ドクン、と心臓が揺れた。


“夏恋”



脳裏に浮かび上がった秀一の笑顔。
別に秀一にどうこうされたわけでもない。
特別な感情を抱いたわけでも、ない。
だけど……、


“好き”



告白をされてしまった。
中々答えないあたしを不信に思ったのか秀は、手を握ってきた。
「あったことをちゃんと離して欲しい」
「……秀」
「嘘は、やめてほしい」
真剣な瞳。
あたしはギュッと心臓を鷲掴みされたような痛みが全身に走った。
紛れも無く―――罪悪感だ。



でも、

104:なな☆:2013/02/10(日) 23:21 ID:xDg

100おめ〜!

(´<_` )フッ  

へろい   (※秋山森乃進です)

へろいってーめぐたん♡(*´∀`*)

105:芽実:2013/02/10(日) 23:21 ID:2Ig




あんず≫承認したよ!あっちでもよろしくね(゚∀゚ )


梅子さん≫うわ!本当ですか。なんだか複雑な心境……(´・ω・`)
     あんな見苦しいグッダグダ小説を読まれてはて、嬉しいのか、恥ずかしいのか……

106:芽実:2013/02/10(日) 23:23 ID:2Ig

ななたん( ^ω^)つ
ありがとう(´▽`)いつもありがとう!

107:なな☆:2013/02/10(日) 23:24 ID:xDg

えーよえーよ!

きにすんな(*´ω`*)ばいなら

108:芽実:2013/02/10(日) 23:26 ID:2Ig

バイバイ(^o^)/

109:芽実:2013/02/10(日) 23:38 ID:2Ig




「しゅ、うだって、」
「ん?」
「彼女、いるって言った」
秀から電話をもらったあの時。
プツリときられた電話。秀は、
『彼女、いるよ』
そう言った。
「あたしっ、あの時泣いたんだから……っ」
秀からかかってきた電話に浮かれて一気に絶望へと落とされた。
忘れたなんて言わせない。
あたしはキッと秀を睨んだ。
「あれは、」
「言い訳とか嘘言ったら許さないからっ」
「夏恋、聞いて」
「聞いてる!」
意地になったあたしは顔をしかめる。
秀は困った顔をしてあたしを見ている。
「あれには続きがあったでしょ」
「あったけど、それらしき事言ってたもん……!」
「何。夏恋は俺の事を疑ったんだ」


あ―――。



腕をひかれて秀の胸へ。
一気に形勢逆転。
っ。だ、騙されてたまる……、
あれ?



「夏恋。聞こえてる?」
「……」
「夏恋に触れる度にドキドキしてる俺が―――浮気なんてすると思うの?」



秀の言葉。行動。
あたしはもう酔いつぶれてる。

110:芽実:2013/02/10(日) 23:55 ID:2Ig

ちょっと嬉しい事があって…
夜中なのにテンション上がりまくってます(笑)
明日も更新できそうなんで!
よかったらよろしくお願いします!では!

111:あんず:2013/02/11(月) 09:23 ID:mTs

>めぐちゃん
承認ありがとうっ!!
あっちでもよろしく!!

ちなみに、名前変えましたww
水城 彩菜(みずき あやな)→柑咲 凜(かんざき りん)
よろしくねww!!

112:花梨 ◆eQxg:2013/02/11(月) 09:29 ID:eI2

ヤダ 私まで照れるじゃないwほっぺたが熱いよ〜!
あぁ〜 彼氏欲しい 願わくば秀のような彼氏が欲しい

113:芽実:2013/02/11(月) 10:47 ID:2Ig

あんず→なんか凛々しい名前やな!!
よろしく〜!!あんずはどんな作品書くの〜?


花梨→うちも照れながらかいとった(*^^*)
秀みたいな彼氏……秀、ちょっとめんどくさいからいいや(笑)

114:花梨 ◆eQxg:2013/02/11(月) 10:49 ID:eI2

>>113
芽実って関西の人なのかな?
めんどくさいってw
私はカッコよければいいんだけど 秀は性格までタイプだしw

115:芽実:2013/02/11(月) 11:03 ID:2Ig

花梨→どうやと思う?

116:花梨 ◆eQxg:2013/02/11(月) 11:22 ID:eI2

>>115
芽実は何か京都府民っぽいな

117:あんず:2013/02/11(月) 22:35 ID:mTs

>めぐちゃん
凛々しいかな!?
私が書くのは基本恋愛物かな〜。
いじめ系とかは無理なのよ……。
どーやっていじめればいいか分からないww
いや、分からなくていいんだけどね!!
黒板消し落とし、水をかける、机とかに落書き……そんなもんしか思いつかないwww

118:ARISA:2013/02/11(月) 23:11 ID:fuA

>>115

ARISAは、知っとるとです!

たまに、
関西弁混じるところがかわゆいФ(._ .)メモメモ

119:芽実:2013/02/11(月) 23:38 ID:2Ig



花梨≫ぶっぶー。ちゃうねん。うちは日本の真ん中に住んどるんよw


あんず≫いじめ系書くん?!うちも無理〜(´・ω・`)
    恋愛系しかかいとらんw(今までのやつ見てくれればわかると思うけど)
    他には完全無視(クラス)とか靴隠されるとか?

ARISA≫ありゃ。バレとったw
   関西弁っていうか普段でもこんな話し方なんやてw
   〜やろ?とか〜やねん、とか普通に使っとる!


続き書きます!

120:芽実:2013/02/11(月) 23:46 ID:2Ig




疑ったつもりは―――ないとは言い切れない。
だって、秀のその言葉を聞いて一瞬でも彼女がいるんだ、と思ってしまった。
あたしが唇を噛み締めて秀の反応を待っていれば、
「酷いな」
「……っ」
「夏恋にだけは疑われたくなかったのに」
刺々しい言葉が突き刺さる。
そんな言い方しなくても……!
「ま、これでおあいこなんじゃない?」
「は?」



「夏恋も色々やられた、んでしょ?」




な……っ。
秀の顔を見てキッと睨みたい。
ただ、
―――この状態のままじゃ何も出来ない。
「否定しないってことは肯定で……いいんだね?」
秀があたしの肩を掴んで突き離す。
「……結構怒ってるんだけど?」


その一言が、
試合開始の合図。

121:芽実:2013/02/11(月) 23:53 ID:2Ig





「あ、別に夏恋を責めるなんて事はしないよ?」
「え?」
その言葉を聞いてホッとする。
「別れをきりだしたのも俺」
「……」
「離れたのも俺」
「…………秀?」
「全然、怒ってないけど?」
怒ってるじゃん!!
さっき怒ってるって言ったし!
ホッとするのもつかの間。
秀は言葉で攻めてきた。
「む、矛盾してるんですけど!?」
「で、誰?」
「話を聞いて!」
秀のオーラが怖い。
怒ってないって言ったくせにいい!!
あたしは秀の近くから離れようとする。
だけど、
「逃がさないよ?何逃げようとしてんの」



―――危ない。



本能がそう告げている。
甘いムードなんて出来るはずもない。
空気は一変してピリピリ張りつめた空気。
笑って帰れそうにもない……。

122:花梨 ◆eQxg:2013/02/12(火) 19:07 ID:eI2

秀の怒ってるのも萌えるわぁ〜♪
夏恋ちゃんうらやましす(´・ω・`)

>>118
あ〜 ズルいぞ!!!

>>119
真ん中……大阪?
いやいやいや 私日本地図も覚えてないしw
関西弁っていったらあとは兵庫とか?うわっ わかんねぇw

123:芽実:2013/02/16(土) 11:52 ID:2Ig

後で更新します(汗)
放置すみません!!

124:花梨 ◆eQxg:2013/02/19(火) 16:01 ID:eI2

>>123
は〜い

125:芽実:2013/02/20(水) 16:35 ID:2Ig




「友達、だよ」
「ん?友達なのに抱き締めたりするのか」
こいつ……!!
オーラが半端なくどす黒い秀はひきつった笑顔をあたしに見せて、
「じゃあ、俺達も友達?」
ふっと耳に息をかけてきた。
―――っ!
「あ、あああのねぇ!!」
「ん?」
「秀一は友達なの!!な、何で信じてくれないの……っ」
ポロッと溢してしまった言葉はもう拾うことは出来ない。
出してしまった物を取り消す事だって出来ない。
ハッとした時には遅かった。
し、秀一って言っちゃった……。
わなわなと唇を震わせているあたしは秀の顔を見れなくなった。
「へえ」
「その、何て言うか……っ」
何で言い訳しようとしてんのあたし!?
口を閉じてしまった秀はあたしをじっと見ている。
やらかした!!
「名前に、揺れたわけじゃなくて、」
「へえ?」
「最初とか、不良野郎でち、近づきたくもなかったし!」
「……」
「だから!!好きとかそういうのは……っ!!う゛!?」
後頭部に回る秀の手。引き寄せられた体。
じわっと秀の服に染みが出来た事から泣いていた事がわかる。
何で泣いて……。
「ごめん。泣かすつもりはなかった」
秀、
「ごめん」
後頭部に回った秀の手は熱かった。
気が緩んだのか、ぼろぼろ涙は出てきて大洪水。
嗚咽混じりにあたしは何とか答えようとする。
“謝らなくていいよ”。そんな言葉が喉に突っかかって出てこない。
馬鹿みたいに肩を揺らして、鼻をすすって。
秀が好きだと。疑われたくないと、体が訴えてくる。
「っ、く。あや。謝らなくてっうぅ〜っ!!」
「ああ〜もう泣かないで」
ポンポンと子供をあやすように優しく撫でられる。
―――やっぱり、あたしは秀に弱い。

126:芽実:2013/02/20(水) 16:37 ID:2Ig

更新、遅れてすみません(汗)

127:花梨 ◆eQxg:2013/02/21(木) 15:07 ID:eI2

秀ったらまた夏恋ちゃんを泣かせたな
私も秀にポンポンされt((

128:芽実:2013/04/28(日) 09:09 ID:2Ig

今まで放置していてすみません……
出来るだけまた更新します……!

129:光希 ◆XHe2:2013/04/28(日) 09:52 ID:6RU

あの……

隣の山田くんって話、実際でも有りますよね。
だったら……二次創作で書かなきゃいけないんじゃないでしょうか

130:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/28(日) 15:13 ID:1AY

芽実! 久しぶり〜!
もう来ないのかと思って寂しかったよ

131:芽実:2013/04/29(月) 01:52 ID:2Ig

光希→私が書いている隣の山田くんは完全にオリジナルなので二次創作ではないです。
でも、注意ありがとうございました。

花梨→ごめんね(汗)これからは頑張るね!

132:芽実:2013/04/29(月) 01:52 ID:2Ig

光希さんです、すみません

133:芽実:2013/04/29(月) 02:05 ID:2Ig



泣き止むまで秀はあたしの頭を撫でてくれてなんだか申し訳なかった。
でもやっぱり嬉しくて。
頬が緩んだその時、
「……だけど、」
ん?
顔をあげようとしたとき、撫でられていた手が頭を動かさないように押さえつける。
おかげで頭をあげようとしてもあげられなくなった。
「頭はあげないで」
「……なんで」
「今情けない顔してるから」
情けない?
秀が?
「―――いくら夏恋が友達だと思っていても、相手は……どう思ってるかわかんない」
「……」
「もしかしたら好きって思われてるかもしれない」
ドキリ、と心臓が跳ねる。
秀は……気づいている?
わざと気づいていないフリをしているのか、それとも本当に気づいていないのか。
それでも心臓に悪い。
「だから……」
「だから?」
「……」
急に無言になってしまった秀。
ちょ、え?
それと同時に頭を押さえつけていた手の力も弱まった気がして、あたしは顔を上げた。
「どうし……」


―――あぁ。


「頭上げるなって言ったじゃん」
いつもはそんなに表情をコロコロ変える人じゃなかった。
むしろ無表情が多くてどう思っているのか不思議な人だった。
だけど、
秀がこんなにも顔を歪めて苦しそうにしているから。
罪悪感に飲まれていく。
「ああもう、ムカつく」
「し、秀?」
「こんなにも自分が嫉妬深いとは思わなかった……!」
顔を歪めながら言う秀はなんだか可愛くて、新たな一面が見れたような気がして。
こんな事思っちゃいけないのになんだか嬉しくなった。

134:絢香:2013/04/29(月) 09:35 ID:KrA

わわ〜!!
久しぶりの芽実様だぁ〜!!

やはり神!としか言い様が有りません!

135:大和:2013/04/29(月) 10:46 ID:/qE

お、本当だ。
久しぶりだね芽実。
というか俺のこと覚えてるかな…?

大変だとは思うけど、これからも頑張ってくださいな。

136:ミク Ku_kai@hotmail.co.jp:2013/04/29(月) 12:03 ID:jSo

芽実さんの
小説面白い!
続き楽しみにしてます!
タメでいいですか?

137:芽実:2013/04/29(月) 20:38 ID:2Ig

絢香さん→は、はじめましてですかね?
     神なんて恐れ多い!
     読んでくださってありがとうございます!

大和→久しぶり!
   覚えてるよ!
   小説更新頑張ります……

ミクさん→ありがとうございます!!
     タメでOKですよ!

では続き書きます

138:芽実:2013/04/29(月) 20:47 ID:2Ig



じっと秀を見る。
さっきから顔を赤らめて、あたしの目を見てくれない。
一向に交わらない視線。
なんだかもどかしさを感じる。
「……あんまり見ないで」
恥ずかしい、と零す秀。
あ、そうだよね。
あたしは秀から離れる。
腕時計をチラリと見て、あたしは顔を真っ青にさせた。
「帰んなきゃ……!」
いくら女子高生になったからって夜7時や8時ぐらいに帰ったら怒られる。
今の時刻は7時半過ぎ。
窓の方を見れば空はもう暗くなっていた。
やらかした……!!
急いで携帯を開けば着信は10件も。
しかも全てお母さんから。
「どうしよ……」
「ん?」
「家に帰らなきゃ、」
あたしは急いでドアの方向に向かう。
だけど、



グッと腕をつかまれる。




―――え?
あたしは秀を見る。
そこには、あたしの腕を掴んで離さない秀がいた。

139:莉羽 ◆EppM:2013/04/29(月) 23:25 ID:oNo


ぬぁああっ!!←

更新されてる!
しかも超お久しぶりに!

芽実ちゃん、戻ってきてくれてありがとう(´;ω;`)←

140:芽実:2013/04/30(火) 00:17 ID:2Ig

莉羽→久しぶり!!!!!!!
更新してなくてごめんね……
これから頑張るね!

141:かおる ◆0rlM:2013/04/30(火) 20:15 ID:yzY


お久しぶりですです。

相変わらず面白い…秀、かっこかわいい!
これからも応援してるよ!


*ところで、メール届いてる!?*

返事がないので、心配に…嫌いになったら、はっきり言ってくれるといいな!

142:莉羽 ◆EppM:2013/04/30(火) 23:10 ID:oNo



>>芽実ちゃん


うん、頑張って!
応援しとるよ〜♪

芽実ちゃんて、高校生…?
((だったら忙しいね…><。))


雑談になる前に止めますっ!
ごめんなさい!?←⊂(_ _;;)⊃

143:芽実:2013/08/19(月) 20:48 ID:2Ig




―――え?
「……秀?」
秀はあたしの腕から手を離す。
「ごめ」
「いや……大丈夫、だけど」
掴まれた腕に熱がこもる。
心臓がバクバク鳴ってうるさい。
ダメだ……。

―――秀があたしを帰したくないのか、って思ってしまった。


だけど、
「じゃ、じゃあね秀」
時間も時間だ。
帰らなくちゃいけない。
あたしは部屋から出て行こうとする。
その時、
「明日」
秀があたしに聞こえるように言う。
え?
「……会える?」
照れくさそうに言われ、ドキッっとしてしまう。
あたしもつられて顔を赤くする。
ゆっくり顔を縦にふる。
だって―――それってデート、でしょ?
まだデートってわかったわけじゃないのに、ドキドキしちゃうのはなんでだろう?
「じゃあ明日、朝9時に……ここに来て」
「うん」
二人とも顔を真っ赤にさせたまま。



久しぶりにデートをすることが決まった。

144:芽実:2013/08/19(月) 20:48 ID:2Ig

放置すみませんでした……

145:芽実:2013/08/19(月) 20:50 ID:2Ig

ちょこちょこ更新出来るように頑張ります!!!

146:芽実:2013/08/19(月) 20:51 ID:2Ig

あと久しぶりの書き込みなんで「ここへんだよ」とか言ってくださると嬉しいです(´Д`;)
4ヶ月ぶりなので作者の私も山田くんの内容が曖昧で……
本当にすみません!!!!!

147:大和:2013/08/19(月) 23:18 ID:/qE

久しぶり〜!
覚えてるかな?
元気そうでなによりだよ。

148:芽実:2013/08/20(火) 00:36 ID:2Ig

大和→おおお!久しぶり!覚えてるよ!!
   またよろしくね!

149:りな ◆IoXo:2013/08/20(火) 00:49 ID:9Ag

めっちゃ素晴らしい小説や!
時間に余裕が出来たら1-3も読んでみます!

応援してます!!!!!

150:匿名さん:2013/08/20(火) 08:16 ID:WBQ

うわあああああ 芽実久しぶり!
相変わらず文章が美しい(´ω`*)
久しぶりの山田くんだけど 頑張ってね

151:花梨-karin- ◆uPA.:2013/08/20(火) 08:16 ID:WBQ

連レスごめんなさい 
上私です;

152:芽実:2013/08/21(水) 18:22 ID:2Ig

りなさん→ありがとうございます!!(´;ω;`)
     1〜3、お暇な時に読んでくださいませ!

花梨→久しぶり!!
   美しいだなんて……(・□・;)
   ありがとう!!


今から続き書いていきます

153:芽実:2013/08/21(水) 18:46 ID:2Ig

愛side


ピロン、と携帯から音が鳴る。
……誰だ?
「―――メール、か」
携帯を見るとメールが一件来ていた。
受信BOXを開き、誰からか確認する。
……夏恋。
なぜかため息を吐いてしまう。
ダメだなあ。
グッと奥歯を噛んで堪える。
嫌でも思い出す今日の事。
『遊びなんかじゃない』
秀一の真面目な顔つき、声の低さ。
久しぶりにそんな秀一を見た。
「はあ」
黒染めしたのだって、夏恋の為。
あの時はまだ遊びだと思ってた。
だから夏恋がどんな子なのか試しに会ってみたけど……。
なんとなく、なんとなくだけど疑ってた。
―――秀一が夏恋の事を本気で好きなんじゃないか、って。
携帯の画面がぼやける。
……まだ泣くところじゃないよ、あたし。
「ふう、メールみなきゃ」
お互い友達になったあたしと夏恋はもうメルアドを交換済み。
画面をタッチしてメールを開いた。


「いきなりのメールごめんね!
 今日は本当にごめんなさい……。
 もしかして愛ちゃんって秀一と仲いいの?
 言いたくなったらごめんね……
 急にメールしてごめんね!おやすみなさい!」


そこには「ごめん」の言葉で埋め尽くされている夏恋からのメール。
夏恋はいい子だ。
今までのギャルやぶりっ子みたいな女の子達とは違う。
だけど―――秀一を渡したくない。
それに、まだ夏恋が秀一の事を好きだと思っているわけじゃあない。
夏恋の隣にいた―――あの人は誰なんだろう?
気づいたらあたしは夏恋に返信をしていた。

154:芽実:2013/08/21(水) 18:59 ID:2Ig

夏恋side


ぴーっ!ぴーっ!と鳥が鳴くような声。
メールが来るとこの音が鳴るようにしてある。
しかもバイブ設定もしてあるから床が揺れる。
「おっと」
素早く携帯を手にしてメールを見る。
あ!
「愛ちゃんからだ」
すぐに返信が来て頬が緩んでしまう。
―――家に帰ったあと、あたしは秀にメール送るでもなく、秀一に送るわけでもなく、愛ちゃんにメールを送った。
秀とゆっくり話が出来たのは愛ちゃんのおかげだ。
そう思いいざメールを送ってみたけど、「ごめん」の言葉で埋め尽くされた文章になってしまった。
なんか堅い文章になっちゃったな……。
いつもならつける顔文字もつけずに送ってしまった。
はあ、と軽くため息を吐いてメールの内容を見る。


「全然大丈夫!!!!!!
 てか夏恋謝り過ぎwww
 そこは「ありがとう」でしょ???ww

 秀一とは幼馴染なの、隠しててごめんね……
 でもやましい関係はないから!!!!!www」


愛ちゃん……。
優しい言葉で埋め尽くされた文章。
愛ちゃん……本当にありがとう。
秀一と愛ちゃんって幼馴染なんだ……なんとなく仲良さそうな気がしたけどまさか幼馴染だなんて。
あたし的には中学からの同級生とかそれぐらいだと……。
なんて思っているとまたメールがきた。
「え?愛ちゃん?」
返信もしてないのに愛ちゃんからのメール。
な、なんだろう?
驚きながらもメールを開く。



「言い忘れた!
 夏恋の隣にいた人って誰〜???www
 まさか彼氏♡とか!?!?!?」



うっ、鋭い……。
これは長い夜になりそうだ。
あたしは早速愛ちゃんにメールを返信した。

155:芽実:2013/08/21(水) 19:02 ID:2Ig

そういえば「隣の山田くん」一周年過ぎてましたね〜(゚o゚;;
皆さん本当にありがとうございます!!!!!

156:如月ちあ@ ◆NLsI:2013/08/23(金) 16:56 ID:WRs



芽実が…復活してる…!!

久しぶり、覚えてるかな?陽実だよ。
何回も名前変えちゃって今はこの名前に落ち着いてる。


やっぱり文章力高いね…(^^;
努力の結晶なんだろうなぁって思いながら見てます*´`



図々しいんだけどiらんどの友達申請送ったから…
よかったら承認しといてくれると嬉しいです。

157:芽実:2013/08/23(金) 19:16 ID:2Ig

陽実→久しぶり!!!!わあ、本当に久しぶり……( ;∀;)
名前変えたんだ!!素敵な名前だね(*´˘`*)
いやー、小説かきはじめたの中2の時だから成長してたら嬉しいな(﹡ˆ﹀ˆ﹡)
申請ありがとう!!見ときます!

158:芽実:2013/08/23(金) 19:44 ID:2Ig



電車の揺れが小さくなっていく。


結局寝たのは3時半。
いつもは遅くても1時ぐらい。
深刻な睡眠不足だ。
こ……これはやらかしたよ、あたし。
起きても眠いし寝た感じがしない。
お陰様で7時に起きるつもりが8時になってしまった。
髪を巻こうとしたのにそれもできず、薄く化粧をして終わりになった。
「うう、最悪……」
あんなにメールするとは思わなかったよ……。
―――あたしが秀の事を彼氏といってから愛ちゃんの質問はヒートアップ。
いつ付き合ったの?どこか好きなの?など質問攻め。
3時ぐらいになった時やっと愛ちゃんが寝たのかメールが来なくなった。
よって睡眠時間は4時間。
学校があったら絶対授業中に寝てる。
ただでさえいつも寝足りないと思ってるのに……。
あたしはため息を吐きながらも電車から降りる。
「ふう、ついた……」
目の前には昨日みたラブホテルみたいなホテル。
今から秀に会えるんだ―――そう思うだけでドキドキしてきた。
おかしいな……もう何回もあってるのに。
デートだって何回もしてるはずなのに……。
どうしてだろう、秀の事を考えると―――ドキドキしちゃうんだ。
ふと昨日のことが頭に過ぎる。
―――秀のヤキモチ。
怒ってる秀はとても怖かったけど、ヤキモチを妬いてくれるなんて思ってもみなかったから想像以上に嬉しかった。
あたしって……単純なのかなあ?
だけどやっぱりにやけちゃう。
「ってこんなところでにやけてる場合じゃない」
ハッと我に帰ってホテルの中に入る。
う……やっぱり怖い。
高級感が溢れるこのホテルにあたしみたいなちんけな女子高校生が入っていいの……。
なんて思いながらも秀の部屋に到着。
うっ、緊張してきた。
恐る恐るインターフォンを押す。
あ、ヤバい。身だしなみ整えてなかった……。
その時、
「うわっ」
部屋の中から腕が伸びてきた。
え!?え!?
「―――おとなしくしろ」
低い声。
暴れる間もなく手で口を塞がれる。
秀ってこんなに声低かったっけ―――?
怖くて相手の顔すら見れない。
嘘、嘘。
―――助けて!!!!

159:芽実:2013/08/23(金) 21:09 ID:2Ig



―――助けて!!
ガタガタ震え始める体。
なんで?ここ……秀の部屋じゃないの?
そんなわけ―――ない、あたしは確認したもん。
頭では逃げなきゃいけないってわかってるのに体が動かない。
こういう時ってどうするんだけっけ?
頭が真っ白になって何も考えれない。
どうしよう―――!!
「まずは服、脱いでもらおうかな」
はあ、と耳に息がかかる。
き……もちわるいっ。
助けて!!!!!!





「おい、頼」





―――聞いたことのある声。
ホッとする間もなく秀の胸にうまる。
うわっ。
……秀走ってきたのかな?
ドキドキいってる。
けどそれより気になるのがこの―――、
「ちょっとちょっと、そんな怖い顔しないで?」
「ふざけんな、死ね」
「死ねっていっちゃだめなんだお」
「失せろ」
「……悪ふざけをしすぎたよ。ごめん、だから失せろだなんて言わないで?」
秀は今どんな顔をしてるのだろうか。
というか今秀と話してるのは誰なんだろう。
疑問ばかり浮かぶ。
その時秀の力が弱くなる。
今だっ。
「ちょ、夏恋!」
「苦しいよ、秀」
唇を尖らせる。
そうすれば秀は固まってなぜか顔を赤くさせた。
なんで顔赤くなってんの……。
「君夏恋ちゃんっていうの?」
「っ」
思わずビクリと体を揺らしてしまう。
この人は秀の知り合いだというのに……失礼だよあたし。
あたしが怯えているのがわかったのか頼という人は両手をパッとあげた。
「なんにもしないから。秀の顔が怖いしね」
「え」
「俺は秀の大学に通ってる、秀とは友達。よろしくね?夏恋ちゃん」
ニッコリ笑った頼。
秀と同じ大学―――。
「よ、よろしくお願いしま」
「おい」
よろしくお願いします、そう言おうとしたのに、
「よろしくすんな」
秀があたしと頼くんの間に入ってくる。
秀?

160:こけみょん(元イクサーン):2016/05/18(水) 23:41 ID:jBo

復活してほしいなぁ


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