いつだってどこだって

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1:はる:2013/01/23(水) 18:43 ID:tqU

こんにちは!
タイトルがおかしいかもしれませんが、よろしくお願いします。
あ、感想やアドバイスはよろしくお願いします!
内容はラブストーリーですかね。ラブストーリー。

2:はる:2013/01/23(水) 18:57 ID:tqU

暑い夏。
もう、暑くて暑くて、死にそうだろうな、外は。
でも私は違う。中でクーラーガンガンつけて、タンクトップ一枚。
中学不登校の私は自由なわけ。今はインターネットの掲示板でお話中。
Nana:『え〜、アリサ、不登校なんだ?』
返事が返ってきた。
アリサ:『そうなの〜。』
ユーコ:『何で??』
アリサ:『…聞いてくれるう?』
Nana:『きくきくー。』
私は画面に夢中になってキーボードを打つ。
アリサ:『い、じ、め。』
Nana:『かわいそう!最低だね、いじめなんて。』
ユーコ:『本当。相談のるよ。』
アリサ:『ありがとう。あのね、私、よく本を読んでたの。今な中1だけど、小学校のころから。それで、本ばっか読んで楽しいんですか、真面目ちゃ〜ん、とかって女子にバカにされてた。それで卵とかぶつけてきたり、ペシペシ叩いてきたり。耐えられなくて…。』
私は書きながら涙を流した。いじめによって、私は不登校。自由だけど、怖くてしかたない。いつかお母さんがつかまっちゃう…。

3:はる:2013/01/23(水) 19:04 ID:tqU

パソコンをそっと閉じ、外を見た。青い空と、もくもく入道雲。お日様。
すべてが私の敵に見える……。
「どうして。」
どうして、いじめるのだろう。不登校になったのは1ヵ月前。4月末。ある日熱を出して、休んだ。そこから学校に行きたくなくなって…。
お母さんはよく部屋ごしに話しかけてくる。
「学校に行ってみない?」
とか、
「一回だけ、行こうよ。」
とか。カギをしめてるから、お母さんは入れない。
トイレ、お風呂などは出るけどお母さんが仕事に行ってるときに入る。食事はお母さんが部屋の前に置いてくれるんだ。
「はぁ…。」
特に親友もいなかったし、今学校に行ってもきっと誰も迎えてなんかくれないんだろうなぁ…。

4:はる:2013/01/23(水) 19:16 ID:tqU

ふと、登校カバンを見た。紺色の地味なバッグ。
「行ってみる価値、あんのかな。」
気づけば、パソコンを開き、あの掲示板へ行っている。
アリサ:『みなさん、私、学校行った方がいいですかね?』
Nana:『一度行ってみたら?だって、一人部屋に閉じこもってても、ヒマでしょう?』
ユーコ:『がんばってください!』
ë¡¿:『無理しなくていいよ、アリサさん。』
私は力が抜けた。アリサ、と名乗っているけど、私の名前は池田弥生。名前にも自信がないんだ…。
「やっぱ、行かない。」
私はさっさとベッドに入った。

5:はる:2013/01/24(木) 17:19 ID:tqU

時間は午後2時。気温は35度。暑くてたまらないから、授業も頭入らない。
「ここで使う公式は…。」
「なぁ高貴?」
となりの席の森 拓也が話しかけてきた。
「なんだ。授業中だぞ、静かにしてろよ。」
「いや、また池田休みだなって…。一ヶ月前からだろ。心配じゃねぇか?ぜってぇ木下とかがいじめからだよ。」
俺は自分の前の、空いた席を見つめる。
「池田、かわいそうだよな、まじで。」
心配する拓也に俺はニッ、と笑いかけた。
「弥生のこと好きなのか。」
すると拓也は慌てて手を振る。
「ち、ちがうよ!」
「そういうことにしといてやるよ。」
「ほんとにちがうんだって!」
純粋な拓也に俺は笑った。
「倉本!森!うるさいぞ。」
先生に注意され、首をすくめながら俺はノートを開いた。

6:はる:2013/01/24(木) 17:39 ID:tqU

ピロロロ…。ピロロロ…。
目が覚めた。ハッとしてベッドから起きると、携帯が赤いランプをチカチカさせて震えている。
「誰だろ…?」
急いで携帯を開き、電話に出た。
「もしもし。池田です。」
『弥生?俺。倉本だけど…。』
倉本…。あ!
「倉本高貴くん?」
『あ、わかった?』
「どうしたの。」
『いや、そのさ。心配だなって。』
嬉しかった。不登校になってだれも電話をしてくれなかったのだ。
「ありがとう。」
涙をぐっとこらえる。
『でよ、がんばって来ないか?俺は大歓迎だよ。木下とかのいうことなんてきにするな。』
「…うん。」
『すぐにとは言わないから。…じゃ。』
電話が切れた。
「倉本くん。」
胸がドキドキとするのがわかった。
「うれしい。」
私は嬉し涙を流した。

7:はる:2013/01/24(木) 17:50 ID:tqU

6月12日。私は久しぶりの制服を着た。
何度もやめようかと思ったが、がんばってみるんだ。
「よし!!」
気合いを入れて、部屋のドアを開く。
階段を駆け下り、リビングに入った。
「弥生!」
「お母さん。がんばって行ってみるね。行ってきます。」
「がんばって!行ってらっしゃい!」
お母さんを背に私は玄関を飛び出した。
「わっ…。」
暑い。こんな暑さ、一年ぶりだ…、気持ちいい!
でも、やっぱ、怖い。怖いなぁ。
「オーイ、弥生!」
「倉本くん!」
「久しぶり、池田!」
「森くんじゃない。久しぶり!」
不安はとびさった。
「よく頑張ったな。」
倉本くん、優しい…。あぁ、ヨカッタ。
「さぁ、行こ。」
「うん!ありがとう。」
倉本くんがそばにいる。
私は恋をしてしまったらしかった…。


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