私がいなくても寂しくないの?

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1:紗彩:2013/01/24(木) 20:01 ID:Vpo


どうも。

紗彩と申します。

切なさ&甘さ全開の恋愛小説です( *´艸`) 

ぜひぜひ見てください!

**登場人物**

●結原 かえら…高1の恋する乙女(!?)

●萩山 華子…同級生でかえらの大親友

●鈴村 稜…同級生の男子

その他は後々ご紹介を。

では始まります^m^

2:紗彩:2013/01/24(木) 20:02 ID:Vpo


―――恋。

私は正直、興味なかったけど

貴方がいたから

私はこんなに切なくて、嬉しかったんだよ―――

3:紗彩:2013/01/24(木) 21:40 ID:CVk


―――キーンコーンカーンコーン…

「ねぇ、かえら! 今日空いてる?」

チャイムの後、かえらの机へ走るのは萩山華子だ。

「…あ、う、うん」

結原かえらはそれを見ずに、鈴村稜の横顔を見つめていた。

「どーしたのかえら、ボーっとしちゃって」

華子に聞かれ、我に返る。

(私…何で稜くんのほうばっかり…)

「空いてるよ! どっか行くの?」

何でもないようなふりをしてごまかすが華子はしぶとい。

「何よぉー、恋でもしてんのぉー?」

わざとらしい言い方が、今日は的を得ていて、少しひるんだ。

だが、こんなことで白状するかえらではない。

「何でもないっつーの! 帰ろっか!」

華子しぶとすぎ! マジドキドキするってば…と一人で思う。

2人で他愛のないことを喋りながら教室を出る。

「そういえばさー、鈴村稜っているじゃん?」

ドキン。

その名前が出ただけで胸が飛び出そうだった。

自分のことじゃないのに何で…と内心思ったが華子には言えず。

「し、知ってるけど」

「アイツかっこよくない? ま、中身知んないけどね」

さらりと言える華子が羨ましい。

こっちは心の中で悩んでいるというのに。

しぶといわりにデリカシーのない奴だ。

「え…そうかも」

曖昧に答えると、華子が私より少し高い(2センチ程)背を低くして、

「かえら今日どーしたの? さっきも聞いたけど…」

顔を覗き込んできた。

華子に心の中を読まれる気がしてそっぽを向いてしまう。

「何よーぉ」

ふてくされてから、キャハハ、と笑う華子が羨ましかった。

私、華子より多分絶対モテない、どうやったらそんな風にできるの? そう聞きたかった。

「分ーかった、もういいよ! 気が向いたら教えてよ?」

そんな風に、間合いがいいところも、華子のいい点だ。

ただし――

「ね、こないだの高橋の『ぶっちゃけどんだけできてんの? ぬきうちテス!』の成績どうだった?」

これは高橋先生という数学の先生の、ぬきうちテストのこと。

私は結構取れたほうだ…と思う。

「私は100点中90点だったけど華子は?」

華子は何の恥じらいもなく、

「30点! きょほほ!」

と言ってのけた。

さ、30点かよ、と密かにあったライバル心が抜け落ちた。

「悪いっしょ、次は50点目指すつもりだけどかえら、何でそんないいの?」

私は少し考えてから答えた。

「得意分野だったし…まあ運が良かったのかな」

華子は何も気にしていない様子だったのでそのままバイバイ、と別れた。


***続く***

4:紗彩:2013/01/25(金) 15:50 ID:6xA


―――私の家はマンション。

って言っても別にマンション一軒、全部が、て訳じゃない。

普通に、一部屋借りているだけ。

《405号室 結原》

そう書いたプレートの横のドアを、かぎで開ける。

あ、そうそう、私には姉妹がいて、姉の詩音(しをん)がいる。

母(香)も父もいるんだけど、父は単身赴任中で、アメリカ滞在。

だから普段は私と母と姉だけで暮らしている。

「おかえりー」

玄関で靴を脱いでいると母の声が聞こえた。

「ただいま」

茶色と白のボーダー柄エプロンを畳みながら、あれ? と首をかしげた。

「何?」

私が聞くと、

「今日部活なかったの、かえら?」

何言ってるの、本当に。

「だから言ったじゃん。今日は特別休部だって。何か教師で会議があるらしいよ」

何度も聞かれると面倒臭いので一度に喋ってしまう。

「あらそうね! 私忘れてたわ〜」

母は笑いながらキッチンへ消えていった。

「ふー…」

手を洗いながらため息。

「どうしたのよぉッ!?」

急に高い声が聞こえてきて驚いた。

「何? お姉ちゃん」

少しムカついたので声のトーンを下げて言う。

「あッかえら! 詩音て呼べっていったでしょぉー!!」

確かにそうだけど急に言われても無理なの! といい、洗面所を出る。

「もー!!」

もーって牛ですか、と言ってのけてからサッとその場を離れる。

私とお姉ちゃん…あ、訂正。

私と詩音って、いっつもこんなんばかり。

まあそれが楽しいんだけどね。

(楽しくなかったら絶対私、詩音にウザいって言ってる)

「明日からテニス部―!」

いつもは毎日だけど今日はさっき言った通り休みだった。

だからちょっと、気合いいれて行こー、と思うかえらだった。


***続く***

5:紗彩:2013/01/27(日) 12:12 ID:l6k


―――翌日。

よく晴れた部活日和。

「くぅ〜〜っ」

眠いけど、今日は早く行かないといけない。

今は、梅雨の時期、6月。

だから雨のはずなんだけど…お天気おねえさんもびっくりのお天気。

「おはよー」

詩音と母に言ってから顔を洗い、さっさと着替える。

「おはよう、かえら。早いじゃん?」

ま、まあね。

短く答えて朝ごはんをすませる。

食パンにマーガリンを薄くぬり、トーストしてからハムを乗せる。

母は、疲れるんだから米食べろ×2言うんだけど朝はパン♪パンパパン♪じゃなきゃ!!

あ、うちはいっつもヤマザ○パン専門なの。

もう行かないと。

「ごちそうさま、行くね!」

手を合わせて皿を重ねて、食器洗いに入れ込み、鞄を掴む。

電車通学で、ときどき、森永咲嬉ちゃんていうクラスメートと同じになる。

玄関を出て傘を持つかどうか迷う。

「あったかーい…」

つぶやき、まあいいやと傘を放り投げ、階段を下りた。

////続く\╲\╲

6:紗彩:2013/01/27(日) 12:19 ID:l6k


―――最寄り駅の『山那駅』につく。

「あ、おはよ」

電車を待つ間、椅子に座り本を読んでいたら後ろから声をかけられた。

「おはよー…え!?」

胸が飛び出るかと思ったけど、声の主は鈴村稜だった。

きゃああ。

叫びそうになったけど、それもこらえて(必死で)。

「なっ! す、鈴村クンてここから乗ってるんだ!?」

動揺を隠せず、びっくりマークとはてなマーク多用。

「ああ、そうだけど。結原さんも?」

鈴村クンの声はかっこよくてでも優しいんだ。

「そっそうだよ!」

あーんもう何よコレ神様の意地悪、予告ぐらいしてくれたっていーじゃないのよ!

「あ、来た」

がたんごとん、と私の胸とは逆に、同じ感覚で音が鳴る。

結局二人で車両に乗り込み、胸はとびだしっぱ。

7:**ジュリ**:2013/01/27(日) 15:21 ID:0Go


>>紗彩
小説書いてるんだ!?
上手いね( *´艸`) 
さすがわwあたしの先輩チャンw

8:紗彩:2013/01/27(日) 15:22 ID:0Go

>>7
ジュリ来たの?///
マジ恥ずww
下手だから照

9:紗彩:2013/01/31(木) 19:57 ID:QO2


―――学校に着く。

「…キャーッッ!?」

華子の声が響く。

ろ、廊下なんだから叫ぶんじゃないわよっ!

「ほ、本当に稜と来たわけッ!? つかアンタ鈍感すぎるんですけど…」

鈍感? いや元々ですけれど…

私はん? と首をかしげた。

「だァかァらァッ…(小声で)両想いじゃんアンタら。そうじゃなければ稜だって一緒に行かないでしょうが?」

「へぇそうなんだあ?」

…………………リョウ…オモイ…?

「えええええぇぇっぇぇ」

続く


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