男嫌い美少女×女嫌いイケメン野郎共

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1:アリス pmp3:2013/01/28(月) 00:13 ID:Hgg

「付き合って下さいっ!」


今日でもう3回目。ウザイ。

告られにくるために学校来てないのに。

なんであたしってこう、告白されんの?
自分でもよく分からない。

「無理。じゃあ…」

そう言って帰る。
告ってきた奴はというと、ポカーンと口を開けてる。

キモイ。

男なんてキモイ。

マジでキモイ。

なんであんな生き物が女に人気あるんだか。

あたし、「男嫌い」…

なのに、運悪くモテる。
モテるのは、あたしの顔が綺麗らしい。

だからって告白されても迷惑なだけ。

そう、思ってる。
そんなあたしの男嫌いな中でも、もっと、いや、特別大っ嫌いな男達がいる。

そいつらは………

2:アリス pmp3:2013/01/28(月) 00:38 ID:Hgg

今、あたしの目の前にいる。

「どいて」

「そっちがどけ」

「……………」

さっ、とよけて通ろうとする。

そしたら一人の黒髪が。

「お前さぁ、フツー人が来たらよけるだろ。」

そう、あたしに言いやがった。

いや、そもそもだな、よけようとしたら、お前らがよけなかったから通れなかったんだろが!

「……………」

と、言いたいけど無視する。口喧嘩なんかになったら面倒だし。

そしたら、近くにいる女子が。

「きゃあ!藤井君だっ!…でも、やっぱみんないいかも♪」

「だよね〜!みんなかっこいいし!あのクールなのが最高にいいのよねっ!」

また、騒ぎだした。

そう、こいつら、実はあたしがいうのも悔しいが、顔はカッコイイのだ。

でも、惚れる訳ないし。
ましてや性格最悪に悪いし、毒舌なコイツらに。

ここで変かもしれないけど紹介しとく。
まず一人目、黒髪の奴。さっきあたしにエラソーに言ってきやがった奴。
藤井 翔也(ふじい しょうや)
実は、こいつは隣に住んでる。小さい頃遊んでなかったけど。親同士が仲いいだけ。

辻山 玲(つじやま れい)
毒舌。運動神経抜群。てかまあこいつら全員ほぼ性格一緒だけど。

永島 蓮(ながしま れん)
落ちついてる。喧嘩強い。こいつら成績優秀なやついないな。。

変なとこで切ってすみません!

3:アリス pmp3:2013/01/28(月) 20:11 ID:Hgg

黒髪は藤井だけで、後の2人が茶髪。
まあ茶髪ってもおんなじ茶色じゃないけど。

そんなこと考えてるうちに昇降口に着いた___________



なんなんだ。この状況はっ!

今、玄関の前に突っ立ってるあたし。
そう、鍵をポストのなかに入れてくれてないのだ。

いや、むしろもっと最悪なことにポストの中に手紙が一枚。

「ごめんね、千帆。。今日お母さん、晩御飯作れなかったの…だから今日はお隣の藤井君で泊まってねっ!」

………………は?

たっ、ただでさえ男嫌いなあたしに男の家に行けと!?
泊まりに行くぐらいなら晩ご飯食べないほうがマシだ!しかもよりによってあの藤井。。

たいして仲良くないのにー。。

小さい頃からお互い、一人が好きだったから、大して喋ることもなく。
ただ、お母さん達が仲いいだけで。
てか勝手に仲いいと思われてんだな、これが。

うわあああんっ!泊まるとかもっての他だしっ!
よしっ、今日はもう、外にいよう!玄関の前で、野宿しよ…

私の家は母子家庭だし、両親が小さい頃に離婚…こんなこともあって今の「泊まる」ていう状況につながったんだろなあ…
なんてことを一人、ぼーっと考えてた。
でもさすがに冬だから、寒い…

「久条」

藤井だ………

「……なに」

「うちくるんだろ」

「もういいよ。ここで寝るし」

「ブハハハハハハッッ!こいつマジな馬鹿だった!うわ〜、成績悪いから?」

「うるさいお前には関係ない腐れオス」

たすがに成績悪いのはほんとのことだけどいわれてムカついたので言い返してしまった………

どうしよう…………

藤井が急に笑うのを止める。目の色も変わる。何も写してない黒に。

ダンッッッ!!!

ドアを思い切り叩いた。しかもちょうど私の耳のすぐそばに。

あたしがいうのもなんだが……怖い…

マジで。思わず冷や汗がでる。

「……お前さぁ…」

「………………っ」

「女だからって調子にのんじゃねぇぞ。俺に偉そうな口叩く女は、家にあがらせねえぞ。この俺が特別にオンナを入れてやるのに……ふざけんじゃねぇぞ」

「………ご、ごめんなさい…」

どうしてだか。今の藤井はめちゃめちゃ怖い。いつ殴られてもおかしくないぐらい。

「……じゃあ、俺の言う事聞け。うちにこい。俺のババアがそうしろ、っていってたんだよ。それに…お前いろいろと使えそうだし」

うぐっ………!今のセリフめちゃ腹立つ!
でも、我慢しなきゃつぎこそ殴られるっ!

「分かった…」

「あ?何が分かった、だ」

へ?

「家に上がらせてください、翔也様、だろが」

…や、いやだっ!言いたくないっっ!

でも言わなきゃ殴られるかも…

っ!ここは頑張ってっ!

「家に上がらせて下さい翔也様……」

「………来い」

う、うわあああ〜!!家行きたくね〜…もっとなんか言ってきそうだ。。
あ?でもまてよ?お母さんいるよねっ!?
よしゃ!じゃあ多分大丈夫だろうっ!

頑張るのだ!久条 千帆っ(くじょう ちほ)!

4:アリス pmp3:2013/01/30(水) 00:55 ID:Hgg

 〜翔也sibe〜

俺はすごいモテる。

自分で言うのもなんだがな。現実だしな。
でも、断ってる。

俺、女嫌いだし。こんな顔だから寄ってくるだけで。

それに、女嫌いな俺でも、唯一好きになれた女がいる。

それは、久条千帆_____

小さいころ少し縁があったの女の中でアイツだけ、、、ってのもそうだけど、少し違う。

なんか、冷たいところ?
…冷たいところが好きなんて、おかしいと俺も思うけど、女子みたいに粘着してこないのがいい。
あんまりベタベタなのも嫌いだ。

かといって、意外と不器用なところ。
冷たいわりに不器用とか、可愛い。

あんまお互い喋らないから、アイツの全部知ってるわけじゃないけど、それでも好きだ。

でも、素直じゃない俺は、全く逆のことを口で言ってしまう…
今日だって、廊下で会ったら

「お前さぁ、フツー人が来たらよけるだろ」……

言ってしまった、、、

アイツはというと、無視して歩いていった…

あーあ、何やってんだよ俺、とか後悔してたら、

「きゃあ!藤井君だっ…でもやっぱみんないいかも♪」

どーでもいい。
はっきりいって女の黄色い声聞いて嬉しがる男とか頭のネジおかしいんじゃねーの、って思うくらい、女の誉め言葉は嫌い。

まあ、アイツが言ってくれんなら別だが。

そんなこと思って、馬鹿騒ぎしながら帰ってった。


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