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1:睦月:2013/02/02(土) 14:00 ID:eyU

[ワタシの勇戦期]と共に書かせていただきます
ワタシの勇戦期を優先して書くので捨てる確率も大です

この小説の内容は短編集かもしれませんし、長編かもしれません。
かなり曖昧なので、結構更新もスローになります

それでも読んでいただけたら嬉しいです
どうぞ、宜しくお願い致します

2:睦月:2013/02/02(土) 15:03 ID:eyU

◇◆革命 #000◆◇
 世界に革命が起きた。

 日本の東京、立川断層での地震により、穴が出現した。直径1.5mほどの洞窟のような穴。奥行きは不明と
なっており、捜査は難航している。研究家達は謎の解明を急ぎ、皆が入って行くが出てきた者は誰一人とし
ていないのだ。
 ある者はブラックホールだと言い、またある者は異世界への入口ではないかと言い、噂はたちまち広がっ
て、世界を沸かせた。それで復興資金も今までの何十倍も寄せられたものだった。復興も予算が大幅に余る
もので、時間もそう掛らないものだったのだ。
 しばらくし、各国から優秀な人材を集め、穴の中を探らせてみた。しかし、やはり帰ってくる者はおらず
解明されることはなかった。

 危険と察知した国は柵を巡らせ立ち入りを禁じた。それなのだが、次の日には気がつくと柵は消えていた。
警官を配置させると、次の日には姿はなく、穴がポッカリとあいているだけなのだった。

 仕方なく国は諦め、いつしかそこは放置させられるようになっていたのだった。

3:睦月:2013/02/02(土) 20:24 ID:eyU

[※改行が大変少なくなっております
  読みにくくなっているかもしれません、申し訳ございません]

◇◆革命 #001◆◇
「ねぇ、風岡(カザオカ)ー?」
「……何の用? まぁ真汐(マシオ)のことだから絶対にろくなことじゃないね」
 風岡と呼ばれた少女は、真汐という少女に毒舌をふるう。その一言に明るい笑顔が消え、真汐は唇を尖ら
せて風岡を睨んだ。
「何その言い方ー !  せっかく良いこと教えようと思ったのにー」
「はいはい。で、どんな話なの?」
やはり、少しも謝る気のないような流し方で話を進めようとする風岡。下校途中の親友との会話中だとは誰
も思わないだろう。真汐も仕方ないと観念したように、続きを話出した。
「一時期ブームになった穴、知ってる?」
「……ああ、あれか。2037年頃に起きた地震が原因で出来た穴でしょ? 磁場が狂ったり、入った人が出
てこないとか、奇怪なことが起こるっていう噂の」
 過去の事件でも綺麗に覚えている風岡は話の主旨を理解したようだった。

 あの穴事件からは14年ほど経ち、丁度この2人の産まれた年頃に起きたものだった。最近の子供では知
らない者も多くなってきていた。
「さっすが、風岡ー !  詳しいことまでよく知ってますわねー」
 わざとらしい高い声で茶化す真汐だが、簡単に無視をされてしまう。

4:睦月:2013/02/03(日) 17:14 ID:eyU

しまったという顔をした真汐は顔の前で手を合わせた。
「ゴメン、ちょい、からかい過ぎたわ。
そう、その通りなんだけど……図書部でそこに行ってみないかって話に」
「私はパス」
「ですよねー」
話の途中にも関わらず、つれない返事を返す風岡。それに予想通りといった顔で頷く真汐。

 この2人は青梅皐月(オウメサツキ)中等学部2年の図書部だ。図書部といっても時間潰しの茶飲み部で、集まっ
ては世間話をしており、顧問もそれを許可している。とにかくグダグダ部で有名なのだ。
 それを聞き、喜んで入ったのは真汐。強引に真汐に説得され風岡も入ったのだ。中等学部で入っている生
徒はたったの5人。だからこそ結束が強く、何かをやってみようと考えたらそれを報告するのがいつの間に
か習慣付いていたのだった。
 そして今回は3年の1人がその案を出し、皆でやるかやらないかを考えていたのだった。

5:睦月:2013/02/06(水) 20:39 ID:eyU

「っていうか、いつも思うけど風岡ってさー、ノリいまいちだよね」
「っ……そう、かもね」
 一瞬悔しげな、そして哀しげな表情を浮かべた風岡だったが、またすぐに表情を戻し、真汐を見た。真汐
は気づいてない様子で通学路の風景に目を向け鼻唄を歌っていた。風岡は持っていた数学の参考書に顔を埋
め、真汐に話しかける。
「そういう真汐はどうするの?」
「へ? わ、私!?」
「そう、アンタ」
自分に対しての話題が急に来て、驚いて声をあげる真汐だったが、返事は案外早かった。
「私は勿論行こうと思うよ? 先パイの提案だし凄い面白そうじゃん?」
明るく楽しそうな、遠足に浮かれる子供のような声。だが風岡の返答は暗く、重いものだった。
「……死ぬかもしれないのに?」
「え?」

 このような質問をした理由は風岡個人のことで深い辛い過去が関係していた。
風岡の暗い落ち着いた性格も、これが元凶で、風岡や風岡の家族、もしかしたら世界に対しても影響を与え
たことに関してだった。深い点はきっとその内分かるだろう。
 とにかく、分かってほしいのは2点のみ。1点は風岡の性格には訳があるということ。そして、もう1つ
は風岡は行くことに猛反対だということだ。

 真汐はそんな質問にも、サラリと簡単に答えられた。それだけ行く意思が強いということだろう。
「私は__どうせ死ぬなら皆と騒いで死んだ方がいいから」
にこりと笑顔で言えることではないが堂々とした真汐らしい返事だった。しばらくはその返答に無言でいた
風岡だったが、家の見える曲がり角の近くで小さな小さな声で言った。
「そこまで言うなら__行ってもいいかも」

6:睦月 hoge:2013/02/10(日) 17:52 ID:eyU

すみません、心よりお詫び申し上げます書きにくいのでやめます
ワタシの勇戦期で精一杯なので、そちらを頑張りますので宜しくお願いします

7:翔刃 ◆y8g2 hoge:2013/04/01(月) 10:11 ID:R96

◆◆俺らの学生時代◆◆ =#000 プロローグ=

 俺の名前は渡瀬 悠依(ワタセ チカイ)。普通……とは言えないな。"障害者"の
中学1年。障害って言っても左の聴覚がちょい駄目なだけ。補聴器で頑ば
ればまぁ何とか聴こえるって感じ。そして、言っとくが中途失聴で聾唖
じゃねぇから言語は喋れるぜ? あ、あと手話は出来ねぇからな。

 俺は今日から中学に上がるんだが、一つ問題なのが保護者がいねぇって
ことくらいかな。施設入りしてからはまともに家に帰ることもなくなって
完全な不良化を達成した。そのせいか、周りから孤立がちだし堪ったもん
じゃねぇ。施設の大人達からくる突き放された感は容赦なく俺を襲い、余
計に苦しめさせ、俺の不良化に拍車をかけた。

「なぁ、お前」

そんな俺は誰かに声を掛けられ振り向いた。右から声を掛けられたお蔭で
聞き取ることは容易かった。初日からジャージを着てきたため周りからの
視線が煙たかった俺はイライラしながら振り向くと、そこには数人の少年
がいた。

「何だよ」
「お前って、最近噂の"黒の風斬鬼"だろ」

少年軍団の中心の少年は俺を見てそう聞いてきた。これに関しても聞こえ
はよく、確か……とそう呼ばれていたことを思い出した。

「そうだけど……?」
「ぅわ、マジで!? スゲェ、本物だ」
「ぇ?? 何なの稲見!」

後ろにいた、可愛い系のチャラ男子がリーダーらしき少年、稲見に乗り掛
かるようにして聞いた。これに関しては俺も気になることだ。

「黒の風斬鬼ってのは、一切染められてないポニテの黒髪で風のように素
早く敵を倒していく最近噂の強い奴だよ!!」

へぇ〜、そうだったんだ。別に俺、そんなつもりねぇんだけどな。風のよ
うにって、それ俺の特殊能力だし……。黒髪のポニテって、女子なら普通
じゃね? あ、あと俺、女だからな。一丁前に男っぽい顔と性格だけど。

8:翔刃 ◆y8g2 hoge:2013/04/01(月) 11:05 ID:R96

あ、特殊能力っていうの? 生まれ付きあるんだよなぁ。風が操れるって
いうの?? 結構コレ、凄いんだよなぁ。風で飛べば移動できるし、鋭く
吹かせれば人を切り、殺すことも出来るんだよねぇ。ま、喧嘩でもそう使
わないようにはしてるけど、危険が迫ると勝手に使っちゃうんだよなぁ。
で、俺の場合はここからが問題。能力を使うと少しずつ聴力が落ちるんだ
よ。この耳はそれが原因。

「なぁ黒の風斬鬼っ!」
「……その名で呼ぶな。で、何の用だよ」

俺が稲見に声を掛けられ鋭く睨むと一瞬ビクッと反応したが、すぐに悪い
と頭を下げた。

「でもお前の名前、知んねぇし」
「…………渡瀬……悠依」
「ぇ……チカイ……チカイか! 宜しくな、チカイ!!」

何度も名前を連呼したかと思うと、ニカリと満面の笑みをこちらに向け
た。稲見はなんか元気な印象。背後の仲間も慣れているのか呆れ顔だ。

「で、用件は?」
「あ、そうだったな! 俺らとツルマねぇ??」
「……は?」

思わず間抜けな声が出た。意味分かんねぇ、頭沸いてんじゃねぇのか?

9:翔刃 ◆y8g2 hoge:2013/04/02(火) 21:40 ID:R96

「だーかーら! ツルマねえかって!!」
「え、ヤだ」

あまりにもあっさりとした返事だと思う。稲見以外の奴等は俺と稲見を
交互に見つめて苦笑い。稲見はというと俺を見ながら口をパクパクさせ
ている。
酷いが俺は気にすることなく稲見達の間をすり抜け、非常階段を駆け上
がっていった。それを見た稲見の仲間が大声で俺に尋ねる。

「おまっ、入学式はどうすんだよ」
「ぁ? サボる。あー、ここで会ったのも何かの縁だし先セーに適当に
言っといて」

俺はそれだけいうと駆け上がり、二階に侵入する。不用心にも鍵は開い
ていた。持ってきた上履きを履くと最上階、といっても四階に上がった。
一年の教室があるこの階は、同い年の生徒で溢れかえっている。別に気
にすることでもないのでそれより上、立ち入り禁止テープを跨いだ向こ
うへと上がっていった。


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