水色の空に恋をした。

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1:陽実 ◆NLsI:2013/02/07(木) 18:28 ID:uA.

毎度お馴染みの駄作者陽実です。

書き込み禁止、絶対守ってください。
http://ha10.net/test/read.cgi/yy/1359026102/l50
感想、アドバイスなどはこちらにてお願いします。

2:陽実 ◆NLsI:2013/02/07(木) 18:31 ID:uA.

prologue


果てなく続く空に、私は恋をした。


『好きだよ』

『愛してる』

『ずっと、一緒だよ』


君は、もういない。

3:陽実 ◆NLsI:2013/02/07(木) 18:40 ID:uA.



一話 甘い彼の誘惑に。



毎日毎日繰り返されるリズム。
朝、目覚まし時計の音で起きて同じ時間に家を出る。
購買で何かを買ってお昼ご飯。
同じ時間に終わる代わり映えのない部活。
夜、家に帰ればいつものようにお母さんがご飯を作って待っている。
それを食べて、お風呂に入り宿題をやって寝る。
そしてまた、六時に起きる。

そんな、何も変わらない、ずっと同じリズム。
あきてこないかと聞かれれば私は即答できる。

――「あきているに決まっている」と。


小野寺 遥(おのでら はるか)十六歳。高校一年生。
代わり映えのない毎日にうんざりしている人間だ。

4:陽実 ◆NLsI:2013/02/12(火) 20:54 ID:q6M



ピリリリリ、ピリリリリ、と耳障りな音が部屋をつんざく。
その音を止めるために私は起き上がった。
それと同時に、目覚まし時計に目を通す。
……六時、二分。
その時間はいつも私が目覚まし時計に目を通す時間。

いつも通りの、代わり映えのない一日が幕を開けた。

ベッドの下に置かれているスリッパを履き、ベッドを降りる。
壁のS字フックにかけられている、完全にクラシカルロリータの域である制服を腕に通した。
ワンピース型の制服なので、着やすさは抜群。
ふわりと広がったスカートを押さえつけベッドに腰掛け、黒いストッキングを履く。
それだけで、眠そうに起き上がったばかりのパジャマ姿から
名門烏丸高等学院(からすまこうとうがくいん)の一生徒に早変わりだ。
ベッドから腰を上げ、階段を下りるといつものように朝ごはんが用意されていた。

それを食べると、時計の針は七時三十分を指している。
玄関に置かれていた自分のバッグを肩にかけ、扉を開け、外に出た。

「いってきますっ!!」

そう声を出すと、今日も一日代わり映えのない一日を頑張ろうと思えた。


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