私の欲しい物。

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1: ◆xgV2:2013/02/07(木) 19:33 ID:azQ

私の欲しい物は……生命でした。

突然告げられた真実。

それに耐えられなくなり、生命が欲しくなりました。



神様、もしも、もしも願いを叶えてくれるのなら、生命をください____。



【作者から】
すいません!掛け持ちします!

本当にすいません。どちらも頑張りますので……多分……((

2: ◆xgV2:2013/02/07(木) 19:57 ID:azQ

昔っから体の弱かった私は少々、学校を休みがちだった。

今日も、私が居るのは病院のベットの上。
朝から誰とも会っていない。

お母さんも、お父さんも共働きだからしょうがないし、

今はお昼だってことで、皆学校だって分かってる。


でも、寂しいんだ。

一人でこうやってボーっとしてるのが。
一人で勝手に寂しがっているのが。

ナースコールでも、押しちゃうかな。

そんなことしたら看護師さんに怒られちゃうかっ……。

でも構ってもらえるんだったら損はない。


【清水 愛佳】それが優しいお母さんから、付けられた名前。

皆、可愛い名前だねって言ってくれている。

小学生からしたらそうだけど、お婆ちゃんになったら恥ずかしいだろうな。

「愛佳ちゃん、入るよ」

「はーい」

多分、看護師さんだ。

ドアを開けて入ってきたのは【鈴木 美沙子】さん。

3:梅子 ◆xgV2:2013/02/07(木) 21:43 ID:azQ

美沙子さんはいつも私が入院したら付きっきりで看病してくれている。
いい人でいい看護師さんなのだ。

「調子はどう?」
「ちょっと、頭痛いくらいなので大丈夫……!」

「そう、それなら良かったわ」

ニコッと笑って私に話しかけた。
思わず、私まで笑いそうになった。

いつの美沙子さんに励まされて、いる。

優しい笑顔。
優しい言葉。

4:梅子 ◆xgV2:2013/02/09(土) 09:22 ID:azQ

それが美沙子さんの特徴。
みんなから慕われそうないい人。

悪いところなんか一つもない。

私の印象はこうだった。
さっきまではっだったけど。

「ねぇ、愛佳ちゃん」
「何? どうかしたの?」

「もし、愛佳ちゃんが死ぬとしたらどうする?」

最初は状況がつかめなかった。

意地悪でいっているのだったら最低だ。
本当にそうだとしたら……?


私は死ぬ運命なのだ___________。

そんなこと教えるなんて、美沙子さん、最低。
でも、勝手に決めつけたらいけないよね。
だったら確かめるしかない。

5: ◆xgV2:2013/02/09(土) 16:54 ID:azQ

「あの、美沙子s「こんにちわー」

誰かが大きな音を立て、病室に入ってきた。
誰かな。顔がまだよく見えないけど。

それより、よくも言葉を遮ったな。

これじゃあ美沙子さんには何も伝わってないだろう。
最悪。

「あれ、愛ちゃん元気ないじゃん」

あっ!【桐原 咲】ちゃんだ。

嬉しさ余って笑顔がこぼれる。
さっきまでは、ムカついてたけどっさ。

咲ちゃんは保育園から今までずっと仲が良かった良い友達。

学校、終わったのかな?

「もう、ニコニコしてる」

咲ちゃんも、笑ってた。
美沙子さんも。

「それより、いつ頃退院するの?」
「明々後日くらいかな」

こう、言っていたのに退院できなくなるとは、


―――――まだ知らなかった。

6: ◆xgV2:2013/02/10(日) 20:54 ID:azQ

上げときます


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