どうして私がいじめられるの……??

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1:林檎:2013/02/12(火) 20:37 ID:40E

今回はいじめの短編集です。
中々続けられないと言う事で……
得意(?)のいじめを書くことにしました。後、短編集だから続けられるしね

では、一作目の人物紹介です。


綾瀬 菜穂 (あやせ なほ)[♀]
・笑顔が耐えない女の子
・ホジティブで明るい

相澤 遥 (あいざわ はるか)[♀]
・リーダー的存在
・呑気で朗らか

佐野 心夏 (さの こなつ)[♀]
・努力家で真面目
・冷静な所もあるが短気

では、始めます♪

2:林檎:2013/02/12(火) 20:48 ID:40E

私、綾瀬 菜穂と言います!
いつも笑顔の毎日です!

実は……ピアノが得意なのっ♪

子犬のワルツをスラスラ弾いた。
う〜ん!我ながら完璧!?

「綾瀬さんって凄いよね〜!」
「コンクールで金賞取ったんだって」
「才能ある人って良いなぁ」

皆、私を尊敬した目で見ている。
ちょっと嬉しい。

私の夢は、ピアニストになること。
そのために3歳から習っているの。

まぁ腕はさっぱりだったけどね。

「綾瀬さんちょっと、来てくれる?」
「あ、はい!」

音楽の先生が手招きした。

何だろう……??

「実はね、貴方がアメリカに留学することが決まったのよ!」

「アメリカ!?本当ですか!」
「ええ、本当よ!良かったわね……」

嘘みたい!アメリカに留学なんて……

夢も現実になるのかもっ!

「貴方には、才能があるわ」
「え!本当ですか!」
「自信を持って下さいね」

私は、精一杯の笑顔を向けた。

「はい!ありがとうございます!」


ああ〜楽しみ♪♪
留学は二年後だけど……

留学する前に練習をもっとしなきゃ!

よ〜っし!頑張るぞ〜!

3:林檎:2013/02/12(火) 21:08 ID:40E

「聞いたよ!菜穂、留学だって!」
「遥!」
「離れ離れなるのは寂しいけどさ、頑張りなよ!あたし応援するよ♪」
「ありがとう〜!さっすが遥!」

この子は相澤 遥。
昔からの親友。

一緒にピアノも習っているの!
でも遥は、ピアノが上手く弾けないんだって。

「良いよね〜菜穂は、ピアノ上手で」
「そんな事無いよ〜!」
「あるよ!私何か下手くそだもん」

遥は 西森高に行きたいらしい。
西森高は、音楽系の学校だしね。

私も西森高だったけど、留学するから
遥と離れ離れになる。
親友と離れるのは凄く寂しい。

「____なれば良いのに……」

「ん?遥、何か言った??」
「へ?う、ううん何でも無いよ」

何だ、気のせいか。

遥も応援してくれるし!
気合い入れてこ!



「綾瀬さんはいつも上手ね」
「ありがとうございます!」

ピアノの先生が優しそうに笑った。

厳しい先生だから誉められる人は中々居ないんだってさ。

「次は……相澤さんね」
「__はい」

遥は、アラベスクを弾いた。
アラベスクは小学生でも弾ける曲だ。

でも遥は、綺麗な音色だから、
遅いも早いも関係無いと私は思う。

「簡単な曲なのに何で間違えるの?」
「__ すみません」
「その態度は何?やる気あるの??」

先生は遥には、とても厳しいのだ。

遥は先生が嫌いだから無視している。

「全く……相澤さんは、綾瀬さんとは大違いね」

遥が一番に気にしている言葉を先生はあっさりと言った。

「っ!」

バンッ!!

遥……大丈夫かな……
そうとう傷ついたよね……

「全く……相澤さんはワガママねぇ」

遥は、ワガママじゃないのに。
先生に誉められたくて……
一生懸命……弾いたのに……

先生は遥の事……分かって無いよ。

4:林檎:2013/02/12(火) 21:23 ID:40E

~菜穂目線~

「遥!!」
「嫌!来ないでよぉ!」

遥は、泣いている。
顔がグシャグシャだ。

「菜穂には分かんないよ!」
「そんな事言わないで、親友でしょ」

遥は首を横に、振って
「分かんないでしょ!私の気持ち!」

パンッ!

「そんな甘い気持ちでピアノやろうと思ったの?」

「____」

「それじゃあ上手く弾けないでしょ」
「___煩い……説教すんな」
「私は、『煩い!煩い煩い煩い!!』

あっ!

「待って!遥!!」

タタタタタ……

遥の小さな体がぼやけて見える。


もしかして……私、泣いてる……??


御免……遥……酷い事言って……

遥のピアノ……私、好きだよ……

だからお願い……戻ってきて……!


~遥目線~

もう……菜穂何か知らないっ!!

コンクールで金賞を取ったからって
調子乗るなっ!

私は決して、軽い気持ちで入って何か……無いのにっ!!


あ……そうだ♪

あの手があるじゃん。
そうすれば……アイツは、

留学所じゃなくて……
不登校になるかも!

よし……必ず、反省させてやるから…

5:林檎:2013/02/13(水) 17:04 ID:40E

~菜穂目線~


「おっはよ〜!綾瀬」
「あ……お、おはよう!」

何だ……嫌いになったんじゃ無かったんだ、良かった……


ドガッ!

「痛っ!……遥……どうして……」
「おはようございます__でしょ?」

遥に名字で呼ばれた。
綾瀬……なんてどうして?

でも、
私は逆らうのが怖くて従った。

「お……おはようございます……」
「それで良いのよ」

遥が鞄を投げ付けた。
何故か、3つもある。

「菫と朱璃と私の分よ」
「でも……そんな『敬語で言いな!』

「すみません……持って行きます」

私は重たい鞄を持ち続けた。

まるで私の心見たいに重たかった。



ガンッ!!

「あら?綾瀬さん取り乱すなんて……珍しいわね」

「す、すみません……」
「疲れているのなら今日は、止めましょうか」

「はい……」

最近、ピアノに力が入らない。
でも先生は、優しくしてくれる。

それがせめてもの救いだ。


私は玄関に出て靴をはこうとしたが、

「わ、私の靴が無いっ!!」

なんと靴が置いてあったはずが
消えている。

まるで跡形も無かったような。

「あら〜?今日は調子悪かったの」
「遥……『呼び捨てすんな』

遥は私を、横で睨んでいる。

「遥さん…『遥様って言いなよ』

様なんて……何で言わなきゃ……

私達、親友でしょ?

「遥様……靴を見ませんでしたか?」
「知らないわよ綾瀬の靴なんて」

遥はクスリと笑っている。

「じゃあ、彼処を探して見れば〜?」

遥が指差す方向は、外だ。

まさか……!!

戸を強く開けて辺りを見回した。

あっ……あんな所に

靴はごみ袋の横に置いてある。

しかも汚くボロボロだった。

きっと、遥がやったんだ。

「コレ……」
「やだぁ〜汚い!」
「遥がやったの?」
「敬語使えって言ったでしょう?」

遥は、私の靴を投げた。

「は……遥様がやったんですか?」
「私を犯人扱いするの?」
「だって……」

だって遥は、知らないと言った癖に
場所を知っていた。

そんなの可笑しいじゃん!!

絶対に可笑しい……

私が嫌いなの……?

先生が私と遥を比べたから……?
私が、傷付けたから……??

分かんない……遥の気持ちが全然
分かんないよ……

6:林檎:2013/02/13(水) 17:17 ID:40E

「私を疑うんだ〜あっそぅ」

遥は、ニヤニヤしたまま
部屋へ入っていった。

何だったんだろう?

遥の表情が何だか怪しい……。

       ☆

次の日
私は学校の昇降口で人にジロジロ見られた。

何だか嫌な気分。

ロッカーに差し掛かった時
張り紙があったのだ。

「何……コレ」

その張り紙の内容は……

【キモイ】【学校に来んなよ】
【ピアノ出来るからって調子に乗るな】
【遥を犯人扱いした最低人間】

等と書いてある。

クラスの皆が睨んでいた。
その目は怒りと、復讐の目をしている

「あら?遅い到着ね、綾瀬」
「遥……様」
「遥ぁ、やっちゃう?」
「コイツ遥を犯人にするなんて最低」

子分って言うかいつも仲良しだった
朱漓と菫が悪口を言う。

「ブスはここに居ちゃいけないのよ」
「ピアノ馬鹿の癖に気取るなよな!」

今まで仲良しの朱漓達に言われるのはとても辛かった。




私は、あの後……ピアノの止めた。
スランプになって、

猫踏んじゃったすら弾けなくなった。

先生は、留学を取り止めた。

酷いよ……先生だけが救いだったのに


もう誰も信じられない。

先生も朱漓も、菫も……遥も

7:林檎:2013/02/13(水) 17:23 ID:40E

じゃ登場してくる人の追加ね

一条 朱漓 (いちじょう あかり)[♀]
・天真爛漫な女の子
・裏表が激しい

港 菫 (みなと すみれ)[♀]
・可愛くて甘えん坊
・妹キャラだが、悪口は半端ない

8:林檎:2013/02/13(水) 17:40 ID:40E

        ☆

バシャン!!

「これで頭冴えるでしょ」
「ピアノより、勉強したら〜?」
「ま、馬鹿は馬鹿のままか〜!」

菫は可愛いくせして悪口は容赦ない。

遥と朱漓はお腹を抱え込んで笑った。

「おお!ナイス菫!」
「笑い過ぎて腹痛いわ〜」

私の目には涙が浮かんだ。
それを見て朱漓は、再び笑った。

「泣いてるよ〜コイツ、めっちゃ受ける〜!」

「本当だぁ!泣いた赤鬼的な!?」
「言えてる〜!」

酷い……人が悩んでるのに笑うなんて

「もぅ二度と、ピアノが出来ない様にしてやろっか?」

「朱漓、ナイスw 菫〜棒ある?」
「ありまっせ!」

菫は華奢な指で、棒を渡した。

「じゃ、いっくよ〜!」

嫌!ピアノのが弾けなくても……
怪我したくないっ!!

ガンッ!

「ガハッ!」

「やり〜ぃ♪」
「ゴキブリ見たいな動きすんなよw」
「でもぉ、失敗しちゃったぁ」
「次、私に殺らせて」

ガンッ!ガンッ!

「ぐっ!」

「おお!さすが遥!上手い!」

遥が打ったのは見事、腕に当たった。
ジワジワ痛んでくる。

「どう?元親友に打たれた気分は」

遥は異常だ。
いじめて嬉しいなんて……

嫌だ、もうこんな遥を、見たくない!

9:林檎:2013/02/14(木) 16:48 ID:40E

「や……めて……止めて下さい……」

『はぁ?聞こえないんですけど』
「次、あたしやる」

朱漓が棒を振り上げた。
次は、もっと痛かった。

遥より強く打たれた。

「朱漓は、剣道やったるから凄いね」
「あらら〜泣いてるぅ弱ぁいw」

菫が馬鹿にしたような口振りで喋った
いつもの菫じゃない……

ううん、いつもの皆じゃない……
いつも一緒に笑い会ってたのに…

朱漓の剣道の試合に行ってた時に、
朱漓が一発で勝って凄かった。

菫が失恋した時は、私達が寄り添って
ずっと励ましてた。

遥は、リーダーの存在で
私達を励ましてくれたり、
時には怒ってくれた事もあったなぁ。

私は、その三人が大好きだったのに。
駄目な私を支えてくれたのに。

今はいじめられて、
アッサリと皆、手の平を返してくる。

「汚い」「裏切り者」等と散々言われて……

私、辛かったんだよ!?
辛い時には皆が寄り添ってくれた。

なのに今は、私を逆に苦しめてる。

そんな皆を見るのが、一番辛いの。

いつも見たいに笑ってよ。
いつも見たいに励ましてよ。

遥……菫……朱漓ぃ……

10:林檎:2013/02/14(木) 16:58 ID:40E

「……っ……遥……」
「何よ」

私は痛い右腕を抑えながら
遥の前に行った。

足を引きずって、それでも頑張って。
遥に謝りたかったから。

絶対に前の皆に、戻りたいから。

「遥……御免なさいっ!!」
「え……」
「私、遥の事も考えずに……自分の事ばっか考えてた。寂しかったよね。
留学なんて嫌だよね。そうでしょ遥」

遥の目は次第に優しくなっていった。
その目から、涙が一筋見えた。

「ごめっ……私も悪かった。御免なさい……いじめて御免ね……菜穂」

「ううん、もう良いよ」

菫と朱漓も謝った。

「御免ね……菜穂ちゃん……」
「いじめなんてして、御免……」

私達は、泣きあった。
沢山のすれ違いや、誤解があったね。

けど、これも友達の証だよね。

喧嘩してもそれが友達。
きっと皆、同じ事を考えてるよね…!

【~第一作 完~】

11:マスカット:2013/02/14(木) 17:03 ID:q5E


おー
今…これだけしかいえなーいっす

12:林檎:2013/02/14(木) 17:24 ID:40E

二作目でふ

後、人物

葵 結希 (あおい ゆうき)【♀】
・男子見たいな感じ
・正義感が強い

朝比奈 椿 (あさひな つばき)
・いじめっ子
・結希が憎い

13:hana 紫♪:2013/04/28(日) 17:51 ID:3c.

おもしろいですね!


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