__Prologue
冗談は相手のため。
嘘は自分のため。
似たもの同士の大きな違い。
そんな双子のお話です。
規則
・荒らしは禁じております。
何度かあった場合は、アクセス禁止依頼を出します。
・書き込みは禁止です。
感想等はこちらでお願いします。
小説 感想等 http://ha10.net/test/read.cgi/frt/1350702628/l50
※長続きしません。
続かなくてもいいという方は、よろしくお願いします。
それでは、Let's START!!!
今日も学校に通う。テストが迫ってきた。もう、嫌だ。
私は凛野 依亜(りんの いあ)。双子の姉がいて、姫亜(きあ)っていうわ。
姫亜は高校生モデルで、スタイル良しの、頭も運動も良し。つまり、完璧少女だ。
双子ならなんでも似てると思われがちで、本当に迷惑。命は一人ずつ、一つずつ持っていて、体も全く違う。似ていても外見だけ。
それなのに人は姫亜と私を比べる。彼女は完璧で私は違うから、いつも見習えと言われる。
私が私で何がいけないのか。それはどれだけ考えてもわからなくて。暴れれば姫亜はいつも気遣ってくる。
皆がうっとうしい。私の中は真っ黒でぐちゃぐちゃになってしまい、ただただ生きている人形のように...
私の、いわゆる不幸な人生に、光が当たることが何回かあった。しかし、暗闇は光さえも遮り、底なし沼に生きてきた。
そんな生活を繰り返して十数年。今私は...。