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1:七実:2013/02/16(土) 15:30 ID:h6M

掲載中と違う物を書いてみたいと思ったので、

書いてました。

【更新 気分】

2:七実:2013/02/16(土) 16:05 ID:h6M

「私は、もう愛せない」

彼女はそう言った 俺から見ると

愛せないじゃなくて、愛さない だと思う


「それでさぁそう言ったの、[私は もう『二次元』しか 愛せない]ってね」

「あはは!」

湯来が笑うと優佳も笑う 俺はそれをずっと見ていた

「で、友二は何て言ったの?」

優佳が聞いてきた

「え…えーっと……」

「……//」

優佳は俺の顔を見て、ニコッと笑って言った

「もう〜w 友二は〜シャイなんだから〜」

さっきまでの笑いが無かったのかのように真面目な顔で湯来は優佳に、言った

「え?友二ってシャイなの?」

呆れ顔で優佳が湯来に言った

「はぁ…出たよ 湯来の天然」


俺(木本友二)と湯来(田中湯来)と優佳(仁山優佳)は 中三で幼馴染 家が隣同士だから、小さい頃に遊んでいたら

いつの間にか、仲良くなっていた でも、あと8か月でお別れとなると少し悲しい

俺は隣町の高校に行こうと思ってる

湯来は東京に出て、高レベルな高校に行こうと思っているらしい

優佳は音楽専門学校に行こうと思っているらしい

三人みんなバラバラ 俺は男だから あんまり悲しさはないが

二人は女だからなぁ と思う時がある

ケー番も知ってるし、メアドも知ってるから 会おうと思えば会える

中学三年に上がって間もない時 その話をしたら、「そーゆー問題じゃない!」って二人に怒られたけど…(汗)

3:七実:2013/02/16(土) 17:19 ID:h6M

「友二?……友二!」

「え…?」

優佳がぼーっとしている俺に話しかけてきた

「何、上の空になっとんじゃ!」

「あぁ 昔の事思い出してて」

湯来が不思議そうな顔で言った

「昔の事?」

「うん」

優佳がポッケッとした顔で聞いてきた

「昔の事、思い出してどーすんのよ。」

「はぁ…(だから、こいつモテないんだろうなぁ) いいよ。

じゃあ、続けて」

湯来と優佳が話していた内容は俺が昨日湯来に告白した事で

優佳は俺がいるにも関わらず、湯来に聞いていたので

フラれ話に付き合っている

はっきり言ってもう昨日の事は忘れたいが。

酷いフラれ方をしたので、過去にしたいと見切りをつけていた

「…で?湯来はその後、友二と一緒に帰れた?」

そんな直球な…汗

「ううん、バイバイして バラバラで帰った」

「へー で友二も湯来も 帰ったと?」

細い目で優佳が俺を見た

「な…なんだよ」

「べっつにー」

優佳は湯来の方に体を向け、話を続けた

はぁ…優佳の性格には疲れる……

4:七実:2013/02/16(土) 19:56 ID:t6k

優佳は気分屋で少し困る

打って変わって湯来は、すごく優しくて引っ込み思案で 中一の頃はいじめにあっていた

でも、俺と優佳はずっと友達だった 俺は吹っ切れていたので

当時こう考えていた 「あっちが湯来の性格が嫌いなら、関わんなくてもいいと思うし、俺らが守ればいい事」

優佳も俺の意見に賛成してくれた

もういじめはないけど、湯来に話しかけてくる奴は俺たち以外あんまり居ない


そういえば、湯来のいじめはすごく大変だったなぁ

湯来は本当に死にそうな顔だった時もあった 

靴の中にミミズや毛虫を入れられたり、机をごみ置き場に捨てられたり、机に『バカ』『死ね』だの書かれた時もあった

学校帰りに俺と優佳が塾で一緒に帰れない時、校門でいじめっ子に待ち伏せさせられて、

無理矢理 変な店に連れてかれて、嫌な思いをした時もあった

中二の頃は、一日も学校に来なかった

本当に、今学校に来させるまで すごく大変だった


―中三の春―

湯来の家に 優佳と俺で行った

始業式に、湯来は来なかったからだ

俺と優佳は「帰りに湯来の家に行こうと」約束したのだ

ピーンポーン

ガチャ

「…はーい、どちら様ですか?」

「こんにちは」

湯来の母親は、驚いた顔で

「あら、友二君と優佳ちゃん」

「湯来、居ますか?」

湯来の母親は 嬉しそうな顔で 「さぁさぁ 上がって上がって」

「はい、お邪魔します。」

「どうぞ」

湯来の母親は、台所に言ってお茶の準備をしている

「はい、どうぞ」

優佳と俺の前に お茶を置いてくれた

「どうも、ありがとうございます。」

「ふぅ〜 今日は来てくれてありがとうね。湯来も喜ぶわ」

湯来の母親は 湯来がいじめられて学校に行ってない事を隠すというか、

無い事にしている 「自分の娘がいじめられている事」を自覚したくないようだ

「あの…」

優佳が湯来の様子を伺った

「湯来は元気ですか?」

湯来の母親はしばらく 黙って

「…………湯来 あの子 部屋から出なくなったの」

「え?」

学校には来ていないが、部屋から出て、会話しているとメールで言っていたのに

「あの…湯来はご飯とか食べてるんですか?」

「えぇ、ご飯は食べてるわ」

湯来はそんなにも、精神的に遣られているとは思っていなかった

「湯来の部屋に行ってもいいですか?」

俺は少しだけでも、湯来の声だけでも 聞きたかった

「うん、いいけど、たぶん 湯来が出てくる可能性は低いわよ?」

「はい、分かっています。」

「私も 湯来の声だけでも」

優佳も、俺と同じ考えのようだ

コンコン

「……………」

コンコン

「湯来、お友達が来てるわよ」

「湯来、久しぶり」

「湯来、元気か?顔だけでも見たい 出て来れるか?」

母親が最後に言った

「湯来…」

湯来の部屋から、足音が聞こえた

ドアの近くに来ているようだ


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