たぐち!

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1:クルペッコ ◆n4kQ:2013/02/21(木) 23:04 ID:406

こんにちは!
ヒヒーンでもあるのですが、ここは思いきって名前を変えてみようと思いまして、変えさせていただきました。

さて、今回は高校の部活動のお話です。

あれ?これ、見たことあるぞ?

パクリではありません。
断じて違います。

荒らさない、悪口いわない、コメント、感想大歓迎です!

見てくれるのを楽しみにして待ってます。

2:クルペッコ ◆n4kQ:2013/02/23(土) 20:05 ID:406

第一話 お悩み相談部

目の前の机を両手で叩き、目をつむり、息を大きく吸う。
そして、ゆっくりと吐いた。
目を開き、残りの二人を交互に見て、こう言った。

「さぁ、今日も一日張り切っていこう」

俺、田口透摩(たぐちとうま)はお悩み相談部の部長である。
部員は俺を合わせて三人。
薄茶色の髪で猫目のほうは、葉山結衣。常に笑顔を絶やさず、少しデリカシーが無い。多重人格みたいに性格が急に変わることがある。結衣は雑誌を顔にのせて寝ていた。人の話なんて聞きやしない。
もう一人は白い髪に黒い肌で左耳にはピアスをつけている。中学時代のときはサッカーをやっていて、いい感じの色にやけたという。一見チャラいが、見た目によらずものすごく優しいし、成績も割りとよい。
南場大護。それが彼の名だ。
この三人でこの部活をやっている。だが、相談しに来る人はごくわずかで、あんまり活動していないようにも思える。
だが、校舎のまわりの落ち葉拾いや倉庫の掃除などの雑務はやらされているのだ。
この部活ができてから5ヶ月…。相談しに来てくれたのはまだ、三人ほどだった。

「部長ぉ…相談も来ないし…帰っちゃだめ?」
「結衣、だめだ。透摩も、しっかりとこれ仕上げろよ」

大護は机に白い紙の束を置くとせっせとホッチキスでまとめ始めた。
なにも動かない俺たちに「早くしろ」と教師用のコンパスを突きつけた。

「あ〜依頼来ねぇかなぁ…」

俺は不意にそう呟くと、大護は「透摩」と俺の名を呼んでニヤリと笑った。
くそ…こいつのこの笑みが一番怖いんだよな…。
今は九月に行われる体育祭のプログラムを作成していた。
教師の分と生徒会の分。そんなの自分達でやればいいと思ったときもあった。
だが、「仕事がないのだろう」といわれてしまうと言い返せなかった。
そもそも、この部活の意図はなんだったのだろうか。
確か…悩んでいる人の愚痴や願いなどを聞いたり、手助けをしようとする部活では無かったのだろうか。
最近、部活の目的を果たせていないような…。

「あぁ、面倒くさいな。大護は真面目だね〜」
「普通だよ。お前らがちゃんとやらなさすぎなんだよ」

結衣と大護で追いかけっこをし始める。
こうみてるとなんだか小さい子を見ているようだ。

「フフフ、楽しそうですね〜」
「そうだろ。…ん?」

そこには茶色い左下でみつあみをした女の子が立っていた。
彼女の髪は腰のところまであった。
上は制服の上からジャージを着ていた。今は8月、長袖を着るのは少しきつい。その子も前を開いていた。

「こんにちは」
「うおぉ!何?相談?大歓迎!」

透摩はその子をソファーへと案内した。
なぜソファーがあるかって?部費で買ったのさ。
その子はニコニコと笑っていて、とても悩みがあるようには見えなかった。

「ごめん、名前を聞いてもいいかな」
「一年四組、月代雪羅(つきしろせつら)です」

同じ学年か…。
さっき思いっきりタメ口きいちゃったからな…一年で良かった。

「あー、部長、今内心ほっとしたでしょ」

結衣がニヤニヤと笑ってこっちを指差す。
図星である。

「し、してねぇよ!いいから…えっと、なにか用かな」

そう聞くとさっきまでニコニコしていたのに、急に暗い顔になった。

「実は…頼みたいことがあって」

3:クルペッコ ◆n4kQ:2013/02/23(土) 20:07 ID:406

第一話 お悩み相談部

目の前の机を両手で叩き、目をつむり、息を大きく吸う。
そして、ゆっくりと吐いた。
目を開き、残りの二人を交互に見て、こう言った。

「さぁ、今日も一日張り切っていこう」

俺、田口透摩(たぐちとうま)はお悩み相談部の部長である。
部員は俺を合わせて三人。
薄茶色の髪で猫目のほうは、葉山結衣。常に笑顔を絶やさず、少しデリカシーが無い。多重人格みたいに性格が急に変わることがある。結衣は雑誌を顔にのせて寝ていた。人の話なんて聞きやしない。
もう一人は白い髪に黒い肌で左耳にはピアスをつけている。中学時代のときはサッカーをやっていて、いい感じの色にやけたという。一見チャラいが、見た目によらずものすごく優しいし、成績も割りとよい。
南場大護。それが彼の名だ。
この三人でこの部活をやっている。だが、相談しに来る人はごくわずかで、あんまり活動していないようにも思える。
だが、校舎のまわりの落ち葉拾いや倉庫の掃除などの雑務はやらされているのだ。
この部活ができてから5ヶ月…。相談しに来てくれたのはまだ、三人ほどだった。

「部長ぉ…相談も来ないし…帰っちゃだめ?」
「結衣、だめだ。透摩も、しっかりとこれ仕上げろよ」

大護は机に白い紙の束を置くとせっせとホッチキスでまとめ始めた。
なにも動かない俺たちに「早くしろ」と教師用のコンパスを突きつけた。

「あ〜依頼来ねぇかなぁ…」

俺は不意にそう呟くと、大護は「透摩」と俺の名を呼んでニヤリと笑った。
くそ…こいつのこの笑みが一番怖いんだよな…。
今は九月に行われる体育祭のプログラムを作成していた。
教師の分と生徒会の分。そんなの自分達でやればいいと思ったときもあった。
だが、「仕事がないのだろう」といわれてしまうと言い返せなかった。
そもそも、この部活の意図はなんだったのだろうか。
確か…悩んでいる人の愚痴や願いなどを聞いたり、手助けをしようとする部活では無かったのだろうか。
最近、部活の目的を果たせていないような…。

「あぁ、面倒くさいな。大護は真面目だね〜」
「普通だよ。お前らがちゃんとやらなさすぎなんだよ」

結衣と大護で追いかけっこをし始める。
こうみてるとなんだか小さい子を見ているようだ。

「フフフ、楽しそうですね〜」
「そうだろ。…ん?」

そこには茶色い左下でみつあみをした女の子が立っていた。
彼女の髪は腰のところまであった。
上は制服の上からジャージを着ていた。今は8月、長袖を着るのは少しきつい。その子も前を開いていた。

「こんにちは」
「うおぉ!何?相談?大歓迎!」

透摩はその子をソファーへと案内した。
なぜソファーがあるかって?部費で買ったのさ。
その子はニコニコと笑っていて、とても悩みがあるようには見えなかった。

「ごめん、名前を聞いてもいいかな」
「一年四組、月代雪羅(つきしろせつら)です」

同じ学年か…。
さっき思いっきりタメ口きいちゃったからな…一年で良かった。

「あー、部長、今内心ほっとしたでしょ」

結衣がニヤニヤと笑ってこっちを指差す。
図星である。

「し、してねぇよ!いいから…えっと、なにか用かな」

4:クルペッコ ◆n4kQ:2013/02/23(土) 20:08 ID:406

しまった…。
二回続いてしまった…。

5:クルペッコ ◆n4kQ:2013/02/24(日) 22:50 ID:406

第二話 相談

「…相談がありまして…その…」

雪羅はおどおどとしだし、うつむいた。
透摩はその様子をじっと見つめると雪羅は顔を赤くした。

「えっと…私、お菓子作り苦手なんです。だから…教えてください」

それに透摩は「わかった」といってすくっと立ち上がった。
右手を握り、胸を叩いた。

「お菓子作り、頑張ろうな!大丈夫、大護がいるから」
「俺かよっ」

後ろにいた大護を親指で指差し、ニコッと笑った。
それにすかさず大護はツッコミを入れた。
大護は料理も得意。言わば、完璧な存在。あ、あと顔もいい。
肩より少し長い髪は全部後ろにあるがほんの少しだけ前にでている。
上の方は少し立っている。
頭の上の髪を後ろに持っていくようにして手をあてる。
腰に手をあて「わかったよ。俺が見てやる」といって部室から出ていった。
雪羅は「ありがとうございます!」というと頭を下げた。

「あいつは何でもできるからな」
「でも、部長は何にもできないよね。ヘタレだし」

その言葉に「なんだとっ」と反応すると「本当のことでしょ〜」と結衣は笑った。
それを見ていた雪羅はクスクスと笑っていた。

「私、最初は結衣くんのこと女の子だと思ってたんです」
「ドンマイ、結衣」
「ははっ、ヘタレの部長に言われたくないなぁ」

また、喧嘩をし始める。
結衣は笑っていて何を言われても平気な様だ。
透摩も怒っているが、顔は少し笑っていた。
そこに大護が帰ってきた。

「部室でおにごっこをするなっ。幼稚園児がっ」

瞬間に二人はピタリと止まり、椅子に座った。
背筋をピンと伸ばし、足を揃えた。
その様子があまりにおかしくて雪羅はまたもや笑ってしまった。

「何をしに行っていたんでありますかっ南場隊長」
「なんだよ、それ…家庭部に調理室の使用を許可して貰いにいったんだよ」

「流石」と言うと大護は「当たり前」と言った。

「とにかく、調理室に移動するぞ」

大護は自分のエプロンを持って調理室に向かった。


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