正義と悪。

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1:飛廉 ◆FYG.:2013/03/11(月) 22:01 ID:R96

最近よく考えることを題材に書いてみます(・ω・´)ゞ

「正義と悪。」は一人の少女の生き生きとした世界が書けたらいいなぁと思っています
軽くこんなかなというイメージでは学園モノ、時々恋愛・・・・・・ですかね?
特に深刻なことでもありませんし、気軽に読んでもらえたらなぁと思いますが!
私なりの結構イヤ〜なルールです

−ルール−
1:荒しは勿論のことアウトです
2:雑談は控えてもらえると有難いです
3:私なりの書き方で、結構クセがありますが変えるつもりはありません
4:今回結構好きな題材ですし極力努力もしますが長続きしないかもですが、責任は持ちません

「3」のルールとか有り得ない! なんて思った方は迷わずUターンです
自己責任バックですから後々ネチネチ言われると結構キレやすいんで、アク禁依頼とか喧嘩への
発展なる確率高いです。ご了承を。

ではでは、のんびりスタート!

2:飛廉 ◆FYG.:2013/03/12(火) 17:25 ID:R96

1:ここは正義の味方の、居場所ですよね?

 【正義とは、正しい道義である。人が従うべき正しい道理であるものだ。
  悪とは、否定すべき物事である。道徳・法律などに背く行動や考えのことだ。
  どちらも多くの人から支持されたもので物事を決め、必ずしも少人数の意見は採用されない
  ものである。                      [スーパー大辞林3.0 より]】

        *

「小豆、どうかしたの?」
 朝日の入る、明るい廊下を一人の少女が走っていた。そんな少女とすれ違った女子生徒が声を
掛ける。呼ばれた少女は、驚いたように振り向き、肩までのふわふわの髪を揺らしながら、微笑
んだ。
「今日からなんだ、お仕事」
そう言うと踵を返し、筆箱を抱えてまた駆け出す。楽しそうな横顔を、女子生徒はボーッとそれ
を見つめていた。

3:飛廉 ◆FYG.:2013/03/12(火) 19:41 ID:R96

「失礼しますっ! 1年代表、小日向小豆です」
 北校舎に小豆の声が響く。まだ、日直でも数人ほどしか来ていない学校の、普通でも人気のな
い北校舎に人がいるのには理由があった。まず、このことを軽く説明しよう。

 ここ、日和ヶ丘学園は、私立中高一貫校である。頭が良いことでも有名で、ここでは教師より
生徒会が実権を握っていた。校長に申請さえすれば、教師陣の口出しは一切不可能になる。その
ため、生徒会を目指す者は多くいた。だが、生徒会を選ぶものは入学テスト、または学年末テス
トの成績。学年トップ成績者のたった一人がなれると言われている。勉学向上になるから、と言
う校長の考えに口を出せる者は一人としていなった。そのため学園が出来てから14年間この規則
で通っている。
 そして、今年の入学テストトップ通過と言われる小日向小豆は今日から始まる生徒会に胸を高
鳴らせながら生徒会室に飛び込んで来たのだった。

4:飛廉 ◆FYG.:2013/03/12(火) 20:21 ID:R96

 小日向小豆は少し風変わりな女の子だ。その理由は大のヒーロー好き。正義を自由に行ってい
る生徒会に入りたいという思いも今回生徒会希望の理由でもあった。空想、妄想の度も凄く、今
日から正義を行うことを不気味な笑みを浮かべながら微笑んでいたのだ。

「って、ええ!?」
 生徒会室に飛び込んだ小豆の目は一瞬にして点に変わった。それもそのはず。度の行き過ぎた
妄想とはかけ離れた光景が広がっていたのだから。
 机の上には古い資料が散乱している上に、持ち込み禁止のお菓子のカスやゲームのカセットま
である。会議用に用意されたソファーに寝ている先輩までいた。
「あら、おはよう。貴方が小日向さんね。予想通り、本当に可愛い娘ね」
その光景を平然の見つめながら挨拶するのは大人しそうなたれ目の先輩。胸のバッチの紋様は中
等部3年を指していた。
「はい! 宜しくお願いします」
小豆は慌てて頭を下げ、微笑んだ。先輩はそれを優しく見ると、ソファーで夢の世界にいる先輩
を起こした。

5:飛廉 ◆FYG.:2013/03/14(木) 18:04 ID:R96

「朝霧君も挨拶したら? 楽しみにしてたじゃないの」
朝霧と呼ばれたソファーの主は眠そうな目を擦り、私をチラリと見て言った。
「お前が小日向小豆か。やっと出来た後輩だ。よし、そこらの雑用終わらせといてくれ」
言動と胸のバッチから一つ上の先輩と分かったが、あまりにも人使いが荒そうだ。単刀直入に言
ってしまえば、かなり最低な野郎だ。
「・・・・・・え」
思わず開いた口が閉まらない状態で硬直していると、後ろに人の気配を感じた。慌てて振り返る
と、ドアが丁度開く瞬間だった。
「・・・・・・っ!?」
ゴツリと大きな音と共に強烈な痛みに襲われた。思わずその場の全員が目を背けたくなるほど、
痛そうなものだった。
「だ、大丈夫ですか!?」
「君、大丈夫? 痛くなかった? ・・・・・・わけないよね。ホントに大丈夫?」
「おまっ」
おっとりとした先輩も、開けた本人も、朝霧先輩までもが心配したような声をあげた。私は必死
に痛みを堪え、笑顔を作った。
「全然痛くないですよ。大丈夫で・・・・・・」
その時、タラリと額から生暖かい、紅い血が垂れる。

6:飛廉 ◆FYG.:2013/03/16(土) 13:28 ID:R96

「あれ?」
私がその部分を触れると、手には綺麗な赤が付いている。開けた人が慌てた様子でポケットから
ハンカチを取り出して私の額に当てた。その間におっとりとした先輩がガーゼ等を用意してくれ
て、すぐに処置された。

「ありがとうございます」
 改めて入って来た先輩、おっとりとした先輩、朝霧先輩と向き合いお辞儀した。
「小日向さん、宜しくね。改めて、私は中等部3年の天宮灯里です」
おっとりとした先輩は天宮と名乗り、微笑みながら私に一礼した。場の和みそうな雰囲気をして
おり、たれ目が特徴的だった。そして、その次は朝霧先輩。
「中等部2年、朝霧数多。宜しく」
ぶっきらぼうな挨拶。「アマタ」という変わった名前だなあ、と考えながらドアを開けた人を見
る。胸のバッチは、高等部3年を指していた。
「先程は失礼したね。僕は有馬燈路。現生徒会長を務めさせてもらっている。今日から宜しくね」
メガネの優男といった感じで、あまりピリピリとした雰囲気は持っておらず穏やかといった感じ
だった。私は生徒会長と聞いて、背筋を張り、もう一度礼をした。
「宜しくお願いします」


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