光と影

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1:詩音:2013/03/15(金) 19:31 ID:VJM

詩音と言います。他の小説サイトでやっていました。

葉っぱ天国に来るのは久しぶりなので
頑張ります。

♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪*♪

さて、この話は
明るい女の子 橘 夏林 (たちばな かりん)と

暗い女の子 作田川 岬 (さくたがわ みさき)

の物語です。

2:詩音:2013/03/15(金) 19:52 ID:VJM

____プロローグ_____


〜橘 夏林〜


「夏林は、太陽みたいね」
「うふふ!お母さん……大好き!」

だからいつも元気で居てね……


なのに……

ザーッ!!


パシャパシャ

『お母さん……!!』
「手を尽くしたのですが……」
『……っ!!いやぁぁ!!』

お母さん……戻って来てよぉ……



〜作田川 岬〜


「岬の気持ちは受け取れない」

そんなっ……!どうして……!?

こんな可愛くなったのに……
オシャレも、メイクもして……

『秀真!!私の何処が嫌なの!?』
「俺は……!!」

「俺は、お前みてーなブスは嫌だ」
「じゃ……誰が好み……?」

『橘』


何で!?どうして私じゃ駄目なの……
橘 夏林……許さない。

3:潮:2013/03/15(金) 20:20 ID:VJM

潮(しお)と言う名前にします。


_____第一章_____


〜夏林〜


「橘」
「あ!相川君おはよ」
「秀真って呼んで良いのに」
「じゃあ……し、秀真 ///」

私、橘 夏林。

母親を亡くした中学1年。
太陽みたいに和む〜と言われる。

実は……

「おぅ!じゃ俺は、夏って呼ぶ〜」

眩しい笑顔が素敵……///

相川 秀真に恋してますっ!

「何で、夏なのよ!夏林にしてよ!」
「悪ぃ悪ぃ」
「反省して無いじゃん!」

ああ……秀真は、格好いい……

-------------------------------------

「ね〜!あんた、秀真が好きなん?」
「うわっ!何だ律か……」

この子は、源 律
私の大親友。

「え……好…… ガタン!

あ……作田川さんだ。

「学校案……『はぁ?意味不明』

くっ!また遮られた!!

作田川さんは、一昨日転校してきた。
暗くて口が悪い。

暗い癖に見た目は、ヤンキー……?

ペカペカのピアス付けて、
ギンギラの髪をして。(金髪)
長過ぎる睫毛は、多分マスカラを使っているな。

「……何よ私の美貌に見惚れたの?」

嫌々……何処が美貌じゃ。
ただのヤンキーやろ。
見惚れても無いわ。むしろ引いてるわ

「……私の秀真に触らないで」

「は??」
「言いたかったのそんだけ。じゃ」

何それ変な奴……

4:マスカット:2013/03/16(土) 12:36 ID:q5E

潮…もしかして私のスレに
来てくれたの…潮?(詩音?)

5:潮:2013/03/16(土) 12:47 ID:VJM

〜岬〜


「ねぇ!秀真に触るなって何!?」

橘が私の裾を掴む。
てか、握力ありすぎでしょ!?
めっちゃ痛いんだけど!!

『痛っ!この怪力女!!!』
「か……怪力じゃ……」

お、泣くか〜?泣いちゃえ泣いちゃえ

「おい作田川」

げ……秀真だ。

秀真は、泣いている橘を抱き寄せた。

「し、秀真…… ///」
「泣くな、俺が居るじゃん……」
「う、うん ///」

橘は、顔を赤くした。
ま、ままま……まさか!?
両思い……??

「な、何よ!私より橘が良い訳!?」
「作田川」

秀真は、私を鋭く睨んだ。
視線が私に向いている。
蛇に睨まれた蛙みたいに見えて、
みっともないと思った。

『ふ……ふざけな、いで!!』

私の目には涙が溜まっている。
秀真……どうして!?

私達、幼稚園からの幼馴染みじゃない
前は……岬って呼んでたのに……

中学になった今は作田川だ。

何で……何で私じゃ駄目なの!??

「しゅ、秀真……私が嫌……?」
「中学に入った途端に嫌いになった」

『秀真の馬鹿ぁ!!!!』

6:潮:2013/03/16(土) 12:47 ID:VJM

うん。そうだよ。マスカット久しぶり

7:マスカット:2013/03/16(土) 13:23 ID:q5E

面白いねー!本当面白いっす

……言っとくけど
お世辞じゃないからっ!!

ふふ…また来るぜ♪

8:お神輿ワッショイP:2013/03/16(土) 13:37 ID:2Sc

 どうも、初めまして。お神輿ワッショイP(そろそろ改名しようぜ?)です。
 題名に惹かれて読んでみましたァー^^
 雑談ぽくしたくないので、簡潔に物語の感想を述べます。
 「面白すぎだろ、オイ……ッ!」←なぜに男口調?
 
 マスカットさんと同じでお世辞とかじゃないですよ?!!
 本気で面白いと思ってますよ?!!

 ってコトで、更新待ってます!

9:潮:2013/03/16(土) 13:46 ID:VJM

マスカット|サンキュー


〜夏林〜


「あ、待って!作田川さん!!」

作田川の背中を見ているうちに悲しくなってきた。
だって……作田川さんも好きなんだもん。

「秀真……追いかけないの……?」
「追いかける必要あるの?」

……いつもの秀真じゃない……

作田川の事、嫌いなのかなぁ?


〜岬〜

・・・・・・
「こんなに綺麗になったのに」

私の何処が駄目なの……?
昔の地味っ子の方が好きだったの??

貴方に【綺麗】って言われたかったから……

だから、綺麗になろうと努力した。
なのに……何で!?

『作田川さん!!』

げ……また橘なの!?
努力して無さそうな橘を見ると腹立つ

生まれつき容姿端麗な橘何かに……
私の気持ちが分かってたまるか!!

「【綺麗】って私の事を言うの?」
「綺麗と言うのは、

何よ!勿体ぶらずに言いなさいよ。

目が二重で小顔で色白で髪がサラッサラッで、スタイルがいい人」

何その固定観念……
と言うか秀真の好みってどんなだろう

「橘」って言ってたけど……

えっーと橘は……


黒々としたツヤやかな髪。
二重瞼のたれ目。
黒い真珠の様な綺麗な瞳。
真っ白でモチモチの肌。

綺麗な首れがあり、水着が似合う体。

橘の固定観念にふさわしい見た目ね。

「あんた、水着が似合いそう!」
「何の話?」

はっ!何言ってるんだ私。
私は、変態かよっ!

嫌々断じて違う!!
変態なのは、秀真よっ!!

「ねぇ、デートしたの?」
「へ?誰と……??」
「秀真」

「えっと……してないけど……」

よっしぁ!私にもチャンスがあるかも

よし!秀真をデートに誘おっと♪♪

10:潮:2013/03/16(土) 13:49 ID:VJM

お神奥ワッショイPさん
ありがとうございます。返事遅れてすみません……。
小説に時間を掛けてしまって………。

11:潮:2013/03/16(土) 13:51 ID:VJM

さん付けすんの忘れた (岬を)

12:潮:2013/03/16(土) 14:05 ID:VJM

「ねぇ!秀真……」
「何」
「海、行かない?泊でさ〜行こうよ」
「無理」
「え!?何でよ!」

秀真は無視した。
えーい!じゃあ……

『橘も誘うから!』
「橘も居るなら行く」

よっし!これでOK♪
でも誘わなきゃ行けないの?
面倒……


〜夏林〜


「……橘さん」
「作田川さん!どうしたの??」
「……一緒に海行こ……」
「え、二人で?」
「……秀真と柴原と瑞希が居るけど」

ドキン!

秀真も居るの!?

よーし!それなら……水着だ!

とびっきり可愛いのにしよ!

-------------------------------------

「う〜ん……迷った」

フリフリの甘い水着にするか……
はたまた爽やかなパステルカラーの淡い水着にするか……

くぅ……!どっちも可愛い!!
あ、そっか!二泊三日なんだっけ。
それなら両方買えば!!

「コレとコレ買いまーす!」
「おお!お嬢さん、デートかぃ?」

定員のお姉さんが肘をつつく。

「えーと、友達と泊です」
「そうなの!じゃ特別に割引ね〜」
「ありがとうございます!!」

私は、千円札を定員に渡し袋を掴み、
自宅へ足早に帰った。

明日が楽しみっ!!

13:潮:2013/03/16(土) 15:44 ID:VJM

今更ですが、登場人物紹介

[主] 橘 夏林 (たちばな かりん)
・基本明るい
・秀真が好き


[主] 作田川 岬 (さくたがわ みさき)
・基本暗い
・秀真が好き


相川 秀真 (あいかわ しゅうま)
・人気者でモテる
・夏林が好き


源 律 (みなもと りつ)
・夏林とは親友


柴原 祭 (しばはら まつり)←男子
・秀真の親友
・お調子者で短気


染芽乃 瑞希 (しめの みずき)←女子
・祭の彼女

14:マスカット:2013/03/16(土) 16:06 ID:q5E

頑張れ

15:潮:2013/03/16(土) 16:21 ID:VJM

〜岬〜


ふぅ……時刻はぴったし。
遅刻女とか思われないよね、秀真に。

実は、今日……ノーメイクです!
あと黒髪に戻しました。
前、みたいなのが秀真良いって言ってたしね。


「……お待たせ」
「作田、川……!?お前」
「……へへ、昔のに戻しました……」
「このままの姿が俺は好きだ、よ」

やった!取り合えず成功したよね……

そう言えば、橘はまだかな?

「……ねぇ橘さんは、まだなの?」
「うーん……もう来るんじゃね?」

噂をしたからなのか偶然なのか、
夏林がダッシュで走ってきた。


『お待たせ!!待った?』
「おう、夏〜!祭達はまだか?」
「電話したら、ホテルに居るって」

あのバスって……ホテル行きじゃん!


『……バスもう来てる!!』
「「「急げ〜!!!」」」


-------------------------------------

『ふぅ〜!お尻が……痛い!』

夏林が痛そうに擦る。
秀真が笑って、
「そりゃあ、四時間も座りっぱなしだったもんな〜」

すると浜辺の方で瑞希達が手を振っていた。


「……あ、瑞希達」

『おーい!夏林、秀真、作田川さん』
「何してるの〜??」
『海で泳ごうと思ってさ〜!』
「私達も行こう!」


ふふ〜ん!見てな……!
秀真をドキッとさせてやる!!


「「お待たせ〜!」」

私は、透け透けのセクシー水着。
胸には自信あるから、より際立つ。

夏林は、フリフリの淡いピンク。
スタイルが抜群だから似合う。
けど子供過ぎるわ……。

源さんは、ドット柄の水着

瑞希は、シンプルな黒に白いレースで
エレガントな水着だ。

「さ!秀真は誰と泳ぐぅ?」
「お、俺は…… ///」

私を見た。

セクシーな水着にメロメロなのかしらん??

「作……嫌、岬かな ///」

秀真が久しぶりに岬って……!!

そして、橘の悲しそうな顔!!
やった!やったわ!!

「あのさ……僕も君と泳ぎたい ////」

……え!!

「そんなぁ……嬉しいけどぉ」

私はセクシーポーズをする。
秀真と柴原がドキリとした。

ふふ……♪私は男子の虜ね。

16:潮:2013/03/16(土) 16:22 ID:VJM

サンキュー。マスカット!

17:潮:2013/03/16(土) 16:34 ID:VJM

〜瑞希〜


「僕……も、君と泳ぎたい ////」

え……何!?それ!!
祭は、私の彼氏なのに!!

てか、秀真までドキドキしちゃって!
馬鹿みたい!!

本当に男子って変態スケベ!!

「ちょっと、祭……」
「な、何だよ」

私は、祭を抱き締めた。

「瑞希…… ////」
「私じゃ駄目……かな?」

「瑞希は僕の彼女じゃん…… ///」
『じゃあ!何でさっき……!!』

祭は、ふと笑った。

「瑞希がやきもち焼くと思ってな」
「も、も〜!浮気したんかと!!」
「御免御免……」

君の笑顔みるとドキドキする。
心臓がヤバイ…… ////

「あのさ……」
「ん?」
「祭と、一緒にここ来て良かった」
「俺も」


これからも一緒に上っていこ。
私達の大人の階段を、ね?

18:潮:2013/03/16(土) 16:47 ID:VJM

〜夏林〜


「え……ちょ……『泳ご♪秀真ぁ』

作田川さんが笑う。
わ……笑った所、始めてみた……

や、無くて。

「ん?岬、震えてるぞ?止めるか?」
「……ううん」

作田川さんは、秀真の手をとり、
自分の胸に置いた。

「みさっ……////」
「震えてるのは、秀__『駄目ぇ!』

私は、次の言葉を遮った。
あれ?私、何して。

「……どうしたの??橘さん」
「……っ、別に……」

私は、無我夢中に走った。
あんな姿を、見たくなかった。

あんなっ!!


『夏林……!!!!』

19:潮:2013/03/16(土) 16:59 ID:VJM

嫌だ……秀真は……作田川さんが……

「夏林!!待てって」
『嫌!この馬鹿!変態!!』

バシン!!

……あ、私……

「ご、ごめっ……そんなつもりじゃ」

「もう良い」
「へ……??」
『お前、何か大嫌いだ!!!』
「……っ!!」

涙が止まらない。
む、胸が苦し……っ!!

「馬鹿……!私の前から消えてよ!」
「それは此方の台詞だ!!」

もう……知らない……っ!
秀真なんか……

あ、れ??

何か視界が歪んで……っ!


___バタン!___


〜秀真〜


「俺……何で、大嫌いなんて……」

アイツの言う通り俺は、馬鹿だ……
俺は……っ!!


__ワザワ__ザワザワ__

ん?あっち……やけに騒がしいな……

「すみません!退いて下さい……」

あ、う……嘘だ、ろ……??

『夏林!?しっかりしろ!!夏林!』
「______」

『……っ!夏林ー!!!!』

20:潮:2013/03/17(日) 13:04 ID:VJM

〜夏林〜


「熱だな」
「はぁ……はぁ……っ!」
『無理するなよな馬鹿』
「ば!馬鹿はどっちよ……」

フラッ

あ、ヤバ……力が入んない。

ガシッ

「あんまり動くな熱が上がるぞ」

ドキッ!

耳がくすぐったい。
私の耳に秀真の息が掛かって。

「分かってる……っ!」

「何だよ、俺が看病してやったのに」

「偉そうに言わないで!看病なんか要らない!病人扱いしないで!」

『ああ!そうかよ!じゃな!!』

バタン!

ジワッ

あれ……涙が……。

何でこんな悲しい気持ちになるの……?

辛いよ……

「行かないでっ!秀、真……」


〜岬〜


「御免!岬待ったか?」
「……ううん、大丈夫」

よし……!秀真を私の虜にしてやる!

ギュッ!

「岬……?」
「泳ご……一緒に……」
「お、おお…… ///」

ふぅ……疲れた。

「疲れたね〜!!」
「ぐ〜……」

こ、これは、キスのチャンス!?

すっ……

『だ、駄目ぇ!!秀真っ!』

橘!?アイツ!熱あるのに

フラリッ……

「あ……っ」
『夏!』

私は、秀真の腕を掴んだ。

『待って……一人にしないで』
「離せ!」

秀真の手と私の手が離れた。

「___っ!」

あ、そうだ……♪
私が崖から落ちれば、私の方を助けるわ……♪♪

「きゃ!!」

『岬!!!』

「作田川さん……!」

え……!?

「夏!?お前……」

バシャン!!

21:林檎:2013/03/20(水) 16:38 ID:VJM

『夏林さん!?どうして』

「へへ……何か助けちゃった」
「私、酷い事をした、のに……?」

橘はニコリと笑いこう言った。

『だって【友達】だもん』

と、友達……?
私と橘が……?

「ありが……


[じゃあ、誰が好み……?]

[橘]

あ……私、……っ!

『あんたと友達何かじゃ無いわ!!』
「作田川さん……」

何よ……秀真と橘の馬鹿。

前の姿に戻したのに……
君にいっぱいアピールしたのに。

どうして何も分かってくれないの?


「作田川さ……

フラッ……

『夏林!!』

「え……」

ゴボゴボ……

「わ、わた、私……」

橘……

「も、もう嫌……橘何か知らない!」
『岬!お前、夏を見捨てる気か!?』

見捨てるなんて……言ってないわ!!
そんなの……橘のせいよ!
自分が私を助けるから。

友達なんて馬鹿なこと言うから。
代々……熱出してるのに来るから悪いのよ……!!

「そんなの、橘の責任じゃない……」
「お前……逃げる気か!?」

私は唇を強く噛んだ。
涙が口に入りしょっぱい。

『……私は何も悪くないわ!!』


「待てよ!岬!!何処行くんだ!!」

「あんたには分かんないわよぉ!!」

22:林檎:2013/03/20(水) 16:53 ID:VJM

〜夏林〜


う……!息が苦し……!!!

「も、もう嫌!!」
『お前、橘を見捨てるのか!?』

この声……作田川さんと秀真……?

作田川さん!秀真!!喧嘩しないで!!

あれ……声が出なく……


ザバッ!

『夏!!しっかりしろ……!!』
「しゅう……ま」

駄目!!息が途切れ……っ。


-------------------------------------

ん……?ここは……

『夏!!良かった』
「___?」

あれ……?声が、声が!!

「良かった……」
『秀真!そんなこと言ってる場合?』

何……?どうしたの……?
声が出ないから喋れないよ……。

「作田川さんが消えたのよ……!?」

作田川さんが……?どうし……


[あんたと何か友達じゃないわ!!]


もしかして……私が友達って言ったから……?

「ぁ……」


声がやはり出ない。


何処に居るの……?

作田川さん……!!!!!

23:林檎:2013/03/29(金) 07:48 ID:FXU

しばらく、インターネットが繋がらなかったので、IDが変わりましたが
林檎です。

_________________

〜岬〜

死んじゃおっかな……

私は、手にカッターを当てた。

グッ……!!

痛っ !!!!

でも、良いの……

暗くて影の様な存在の私。
明るくて光の様な存在の橘。

そんな橘を、秀真は好きになったのだろうか……??

私は、そのまま気絶した。
死んでもいい……。

死んでも……

『作田川さん !!!』

た……ち、ば……な ??
ど、ど……う、して……

「しっかりして !!」

と言うか……こ、こ道路……
私……死ぬ気で。

その時、

キキーイ !!!

「きゃあ !!!」
「あ……、」

私も、橘も終わるのかな……??

駄目……!!
橘だけは、生き残って !!!

秀真が居るじゃん……。

駄目……私を見捨てて……。



ガッシャン !!!

24:林檎:2013/03/29(金) 17:27 ID:FXU

〜夏林〜

ピッ……ピッ……

「ん……」

私は、目を開ける。
そうすると光が視界に見えた。

「わ……!!眩し……『夏林 !!!!!』

え……皆 ?!!!
てか……ここ、病院 !??
さっきまでホテルの外に居て……、

「皆 !?? どうして……」

私が疑問に思うと、律の大声が響く。

『あんた……、作田川を庇ってトラックに引かれたのよ……!!!』

「え……私……てか作田川さんは!??」

秀真が微笑んだ。

「心配無い !!!! 骨折で済んだ」
「よ……良かったぁ……」

その時……

ガラ……

松葉杖をついた作田川さんが出てきた。

「ぁ……」

作田川さんは、無視した。
嫌われちゃったのかな……?

「__別に橘さんに庇って欲しくなんて無かったから」

作田川さんは、それだけを言いに来たの……?

[大丈夫だった !??]

とか、

[庇ってくれてありがとう]
って言って欲しかった。

一言でも……言って欲しかった。

「待ってよ !!作田川さん」

「____ 」

「何でそんな悲しい言葉しか言わないの……?」

「____ 」

「何で、私に相談し……『煩い !!!!』

え……

『あんた何かに何が分かるの ?!!』

「作田川さ……『お気楽で良いね !!!橘さんは !!!!』

ペタン……

「ひっく……ぐす……作田……川さ」

どうして涙が止まらないの……??
私の涙腺ってこんなにも緩かった……?

違う……涙腺の問題じゃない……。

きっと……

「作田川さ……ん」

君に認めて欲しかったのかもしれない

25:林檎:2013/03/29(金) 19:38 ID:FXU

あの後、私と作田川さん抜きで他の皆は二泊三日、沢山遊んだらしい。

そして、ホテルの泊が終わった次の日。
私と作田川さんは、無事退院しました。
まだ完全に治りきって無いけど、
安静にしてれば退院してもいいらしい

けど退院出来て良かった。

少し状況が違ったら、
私か作田川さんは____………

嫌、この事はもう忘れて置こう。
私は全身骨折。
作田川さんは足の骨折で済んだもの。

だから、深く考えるのは良そう。
結果、死ななかったからさ。

「退院おめでと !!!夏林、作田川さん」

「ありがとう !! 律、瑞希」
「____ 」

その時、瑞希が作田川さんに歩み寄った。

「貴方、ありがとう位も言えない訳 ??」

「___お前らに言う義理は無い」

「何それ !!! 最低 !!!!」
「瑞希、落ち着いて」

作田川さん……あの事があった時以来
口数も減ったし、更に口が荒くなったような……。

「夏林も !!! 夏林よ !!


何でこんな奴を庇うの?」

瑞希が軽く、作田川さんを睨む。

「___っ !!」

作田川さんは、無視して松葉杖をつきながら去って行った。

「全く、失礼な奴」

瑞希がフンッと威張る。
律が、慌てて作田川さんを見てる。

「作田川さん……」

私の心に固い塊が出来た様な感じだった。


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