ブラック・スノウ

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1:潮:2013/03/16(土) 17:18 ID:VJM

ノートに書いていた作品です。

後、4日で卒業なので……
中学にノートは、さすがに……と思い
此方に書かせて頂きます。

[主人公と家族]


一ノ瀬 妃 (いちのせ きさき)【♀】
・美優の双子の妹
・この物語の主人公

一ノ瀬 美優 (いちのせ みゆ)【♀】
・妃の双子の姉
・6−Dの生徒


[その他と余り出ない人達]


宮槻 里梨乃 (みやつき りりの)【♀】
・いじめグループのリーダー
・強がりなタイプ

星野 朱璃 (ほしの あかり)【♀】
・いじめグループの一人目

相澤 千佐 (相澤 ちさ)【♀】
・いじめグループの二人目

綾瀬 恋音 (あやせ かのん)【♀】
・妃のクラスメイト

木ノ下 誠 (きのした まこと)【♂】
・妃のクラスメイト

桜井 鈴菜 (さくらい すずな) 【♀】
・真琴の彼女
・6−Dの学年一美人

じゃあ始める。

2:潮:2013/03/16(土) 17:25 ID:VJM

〜プロローグ〜


貴方はこんな話しを耳にした事はありませんか?
悪い事をすると……

ブラック・スノウが現れる。


そして死んでしまうと言う事を……

分からないって?じゃあ教えます。
悪い事、つまり いじめ、万引き、虐待などをすると……

ブラック・スノウ……
黒い雪が降ってくる。

それを見た者は【死】を宣告される。


もしかして……貴方もブラック・スノウを見たのでは無いでしょうか?

3:潮:2013/03/16(土) 17:36 ID:VJM

まぁ、ミステリーって所でしょう。
でもあんまり期待はしない方が……


〜第一章〜

「す……すみません!!宮槻さん」

私、一ノ瀬 妃。
いつも宮槻さんにいじめられるのです

宮槻グループは本当怖い。
ガラスを割ったり、バットを振り回したり……

つまり逆らえません。
何されるか分からないんだもの。

『服が汚れたじゃん!!馬鹿』

宮槻さんが私の手を振り払う。
触っただけなのに……。
しかも全然、汚れて無いしっ!!

「あ〜あ、最低」
「お仕置きですよね。宮槻さん」
「ええ……お・仕・置・きね♪♪」

な、何?お仕置き??
すると宮槻さんがバケツを手にしている。

「くっらえ〜!」

バシャーン!!

宮槻グループが笑う。

「あっはは!!いい気味〜」

も……もう嫌……
いつも、いつも、ずぶ濡れで。
アザが身体中に出来て。

お母さんに心配されるよ……全く。


『先生と母親にチクるなよ!』
『ただじゃ置かないからね!!』

「は……、はい」

やっぱり、宮槻さんには逆らえない。

4:潮:2013/03/16(土) 17:44 ID:VJM

「ブラック・スノウ??何それ」

双子の姉の美優に「ブラック・スノウ」って知ってる?と聞かれたのだ。

美優は、淡々と喋り続ける。

「つまり黒い雪って事でそれを見た人は死ぬんだって!!」

え……、死……?

「でも悪い事をしなければ大丈夫よ」

な、なんだぁ……良かった……。

てか私、悪い事……して無いよね!?

「詳しくは知らないわ。又聞きだし」

急に背筋がゾクッとした。
死ぬ……かぁ。
何だか怖いな。
もちろん、宮槻グループよりね。

私は、ふと気になった。

悪い事と言えば……いじめも入ってるよね?

「美優」
「ん?」
「いじめって悪い事……かな?」
と言うと美優は、目を鋭く光らせた。

『有り得るよ!!それ!』

5:潮:2013/03/16(土) 17:55 ID:VJM

「いじめの話し聞いたって事は……さては妃、人をいじめてるな?」

美優が髪を坂立てて後ろに下がった。

「ち、違う違う逆だってば!」

美優はホッと息をついて落ち着いた。

「なんだ私、人をいじめてるのかと」
「もう早とちり」

いじめ……
て事はいつか宮槻達が死ぬって事?

ブルッ

この世にこんな怖いものがあったとは

-------------------------------------

「はぁ……明日も学校か……」

憂鬱だなぁ。
また、宮槻達に悪口言われる。
絶対にっ!!

私はさりげなくリモコンを手に取った

ピッ!

「さて、次のニュースです」

なんだ……ニュースかつまらない。

私がチャンネルを変えようとした時

『昨日、女の子の遺体が見つかったそうです』

ん?女の子……?
遺体って……

まさかっ!!

6:潮:2013/03/16(土) 18:14 ID:VJM

私は、テレビに身を乗り出した。

『聖闌学園初等部の星野 朱漓さん』

聖闌学園初等部って私達の……
てか、星野さんって……

宮槻グループの星野さん!?

「何見てるのよ」
『美優!!』

美優がアイスを加えて遠目に見る。

「そんな近付いたら視力悪くなるわ」

ピッ!

「あ!美優チャンネル変えないで!」
「ニュースの何処が良いの?変なの」

もう、美優の鈍感!KY!とんちんかん

せっかく良い所だったのに……

「聖闌学園に関係したニュースだったのに……」
「は?何で」

私は、怒りと呆れを交えて喋った。

「私のクラスの子の遺体が見つかったの!」
「誰?」

ああ!もう!面倒だなぁ。

『星野 朱漓!美優も同じクラスになったでしょ!?』

『え!あかりんが!?』

__あかりん__……

美優がニックネームで呼ぶって事は信頼してる子なんだ……。

て、そんな事言ってる場合じゃないか

「あのさ……多分だけど……」
「ん?」


「ブラック・スノウ見たのかもよ」

7:潮:2013/03/16(土) 18:39 ID:VJM

次の日
私は、宮槻さんに聞いてみた。

『宮槻さん!!』
「____ 」
が、サラリと無視された。
負けないもんっ!
私はひたすら声を掛ける。

「何、ストーカー?訴えるよ」
「ほ……星野さんの事で話が」
「あかりんが何よ」

またあかりん……。

もしかして、
美優と宮槻さんが仲間な訳無いよね。

「えっと……」


[説明中です。しばらくお待ち下さい]


「で、星野さんがブラック・スノウを見たかもしれんって事」

宮槻さんは睨みながら、あざ笑った。

「そんなでたらめ信じないわ」
「で、でもっ!」
「推理したいなら探偵にでもなれば〜?」

くっ!馬鹿にされたっ!!
悔しい〜!!

「待って!宮槻さん!!」
『ウザイ!!離れてよっ!!』

「友達が死んだんだよ!?気にもしないの??」

『友達なんて1mm足りとも思ってない!』

それから、喋りかけようとしても無視されっぱなしになった。

私はただ、宮槻さんの背中をじっと、眺める事しか出来なかった。

8:潮:2013/03/16(土) 18:56 ID:VJM

〜大休憩〜

「ね、千佐!来て」
「ん〜?」

コソコソ……

「OK!」

宮槻グループの一人、相澤 千佐だ。

「貴方、喉乾いてない??」
「別に」
「私さぁこれ持ってきたんだけど♪」
「え……?」

相澤さんの手元には、バケツ。
なんだ……ただのトイレの水か……。
もう慣れたし。

「美味しいよぉ♪金魚の水槽の水♪」
『え!?』

私は、逃げようとした。
でも宮槻さんに押さえつけられた。

「何で逃げるのぉ?美味しいのにぃ」
「や、止めて」

私の口に金魚の水が入った。

「ゲホッゴホッ!」
『きゃはは!実は、入れ替えて無いのよ〜その水!』

う!フンも入ってる……。

「ゲホッ!」
『フン出さないでよ金魚ちゃん♪』
『ぎゃはは!金魚ちゃんだってぇ』

「う……!はぁ……はぁ……」

うぷ……気持ち悪い……。

「ちょっと吐かないで菌が移る!!」
「嫌!菌が菌が!!」
「妃菌出さないでよ〜」
『ははは!受っける〜w』
「マジ最高〜!!」

その時……

また相澤さんが飲ませようとしたバケツが手から離れた。

その手は震えてる。

『くくくく、黒い雪!??』

え……黒い雪……?
もしかしてっ!

私が窓を覗き込んだ。
……が、
ただの白い雪だ。

『ひっ!い、嫌ぁぁあ!!』

相澤さんは教室を真っ先に飛び出した


『相澤さん!!!!』

9:潮:2013/03/16(土) 19:09 ID:VJM

『待ってよ!相澤さん!!』
「千佐!危ないよ!」
「戻って来て!千佐ぁ!!」

相澤さんは、道路の真ん中に立っている。

絶対死ぬ気だ。

「嫌よ!戻らない!死ぬなら今、死んだ方が……ずっと楽よ!」

その時、

デカイトラックが相澤さんの目の前に

『相澤さん避けて!!』
「_____」
『相澤さん!!』
『千佐ー!!!』

キキーイ!!

相澤さん……!!!

ガッシャン!!

相澤さんは、トラックに引かれた。
死体は血まみれで息をしていない。

『千佐……!!千佐ぁぁあ!!!』
「相澤……さ、ん」
『な、何これ!?血文字が』

綾瀬さんが指を差した。
その先には荒く書かれた血文字が……

[今回のターゲット死確定]

まだ続きが書いてある。
何故か、綾瀬さんが震えてる。

ん?これ……綾瀬さんの事!??

[次のターゲット : 綾瀬 恋音]

「次は……あたしが死ぬの……?」

綾瀬さんの目には一粒の涙。

『い、嫌!!嫌ぁ!!!!!』

綾瀬さんは、泣きながらわめいた。

この事件には、一体何が!?

10:潮:2013/03/16(土) 19:34 ID:VJM

「私……もう嫌よぉ……」
「大丈夫だよ!恋音!」
『あんな宣告受けて大丈夫って言う馬鹿居る!?』
「____」
『何黙ってんのよ!!』

「見損なったよ優しい子だと思ったのに」
『ふざけないで馬鹿にしないで!!』

藪崎 純夏 (やぶざきじゅんか)さんと綾瀬さんの言い合いが始まった。

『……馬鹿にしてるのはドッチよ!』
「……っ!」
『散々、命令してた癖に……!!』
『ここで張らす事無いでしょう!?』
『皆!前私、万引きしたでしょう?』

皆が黙った。

「やめて……純夏……言わないで!」
『あれ恋音にやってって言われたの』

え……??

じゃ、じゃあ……宣告された理由は。

「死を宣告された理由って……友達を利用しているからって事……?」

『そうよ一ノ瀬さんの言う通りよ!』

綾瀬さんは泣きながら言った。

『利用なんか……してない!!』
「これは嘘泣きよ!信じちゃ駄目!」


『___皆の馬鹿ぁぁあ!!!』

11:潮:2013/03/16(土) 20:02 ID:VJM

〜恋音 side〜

ここなら見つかんないよね。
立ち入り禁止の地下室だもん。

聖闌学園にこんなのあるなんて私しか多分皆、知らないわ。


コツンコツン……

「な、何!?」

誰!?

私は、懐中電灯を向けた。

居ない……
なんだ……空耳か。

___グサッ___

「う……!!」

痛っ!お腹が凄く痛い……!!

『どーぉ?ナイフで刺された気分は』

「その声は!?」
『あ、私を知ってちゃあマズイわぁ』
「こんな事は止めて!り… グサッ!

「うう……!!」

『きゃっはは♪御免なさいねぇ』

グサッグサッ!!

「や、止めて!」 グサッ!

ドサッ

「______ 」
『名前を言って貰ったら困るのよね』

「う……、____ゃん……」

『うふふふ♪馬鹿ね……』


〜妃 side〜


「残念ですが……ご臨終です」

う、嘘!死んじゃったの……?

「あの何で亡くなったのですか!?」

「誰かが刺し殺したのでしょう。心臓に無数の傷がありました。多分、ナイフか何かだと……」

『そんな!綾瀬さんが殺されたんですか!?』

「まだ断定は出来ていませんが恐らくそうに違い無いでしょう」

……そんな……!!

「でわ、次の患者が待って居ますので私はこの辺で」

『あ!待って下さ…… バタンッ!

そんな……殺されたなんて……。

有り得ないよ……じゃあ誰が殺したって言うのよ!あの医者は!!

12:潮:2013/03/16(土) 20:15 ID:VJM

「何!?また事件ですかい!」

「う、うん……」

「な、何それ……超怪しいよそれ!」

美優がまたあの鋭い目で私を見た。
そして、少し険しい表情になっている

「あのさぁ……どんな字だった?」
「血文字奴、写真撮ったよ。見る?」
「サンキュー」

でも、美優の表情は、険しくなっていく一方だ。

一体、犯人は何の目的で!?


〜??? side〜


「ふふ!順調♪順調♪」

次のターゲット誰にしよっかなぁ♪
アイツ、木ノ下君好きだったからぁ

「よし!_______にしよ!」

騒ぎになるように学校に漏らしとこう


ふふふ♪先がどうなるか楽しみだわ♪


〜第一章〜 完

13:潮:2013/03/16(土) 20:33 ID:VJM

〜第二章〜

〜妃 side〜


今日は、いつも以上に6−Bは煩い。
だってこんな予告が届いたから。

[午後14:30 宮槻 里梨乃 − 死]

当の本人は、そんなの信じないと言い張る。

頑固だなぁ……。

後、煩い理由がもう一つあるそれは、

『ヒューヒュー!両思い♪』
『お幸せに〜!!』

なんと聖蘭学園初等部の美人
桜井 鈴菜さんと、木ノ下 誠君が
両思い!だったのです。

美男美女夫妻が誕生〜!と騒いでる。

あ、でも……宮槻さんって……

〜回想〜


「あかりん好きな人誰〜?」
「私?私は……嶋村君♪」
「うちも、可愛い系男子好きなの」

相澤さんが鼻息を荒くした。

『里梨たんは、好きな人居るの!?』
「い……居る、よ ////」
「「え!?誰!!」」

『き、木ノ下君……』


〜回想 終了〜


って言ってた。
駄目!宮槻さんが悲しんじゃう!!

ガタン!!

『宮槻さん!!』

予告時間まであと三分……
それが過ぎると……

宮槻さんはこの世から居なくなる……
そんなの絶対にさせない!

私が未来を変えて見せる!!

14:潮:2013/03/17(日) 11:57 ID:VJM

[これから出るかもしれない人]

藪崎 純夏 (やぶざき じゅんか)【♀】
・恋音の友達だった。


加賀 毬藻 (かが まりも)【♀】
・6−Bの転校生

15:潮:2013/03/17(日) 12:19 ID:VJM

静かで人影がない屋上。
そこにポツンと人影が見える。

「み、宮槻さん……?」
『来ないで!!』

私は、宮槻さんを見た。
悲しそうな目をしている。
あの時と同じ目。

「ブラック・スノウの犯人、私知ってる」

『嘘!?』
「嘘じゃないわ。本当よ」
『だ、誰!?』

宮槻さんは、涙を浮かべながら言った

「6−Dのさ……」

でも風が宮槻さんの身体のバランスを崩した。

ビュウ!

「きゃ……!!」
『宮槻さん!!!』

私も、宮槻さんの後に行こうとした……が、

ガシッ!!

『駄目!!貴方まで落ちるわ!!』
「良いの!離して!宮槻さんが!」
『あの子は大丈夫!死なないから!』

私が振り替えると鈴ちゃんより美人だった。

長い睫毛に少しつり目。
瞳は、綺麗な茶色だ。
背も高く高校生でも十分通じる。

「だ、誰!?貴方」
「私?6−Bの転校生よ」
『うちのクラス!?』
「へぇ奇遇ね!じゃ、先生に挨拶しに行かなくちゃ!」

謎の転校生は、消えていった。
まるで、風みたいに爽やかな女の子だった。

-------------------------------------

「転校生の加賀 毬藻です!宜しく」

「毬藻だって〜!」
「変な名前……」

加賀さんは、陰口を言っている子達を見た。

「な、何よ!文句あるのかしら?」
「____ 」

ダダン!!

なんと、加賀さんは背負い投げをした。

『痛い!!何するのよ!』
「私、柔道の3段なんでね♪」

見た目とは裏腹に意外と強い。

「程々にしとけよ。加賀」
「ほーい」
「じゃ、加賀は……一ノ瀬の隣な」

ガタン!

「あ、今朝の……一ノ瀬さんって言うの?宜しくね!」

「あ……妃で良いよ!」
「じゃ私の事は、毬藻って呼んで」

こうして一人の友達が出来ました。

16:マスカット:2013/03/17(日) 12:22 ID:q5E

やっぱりこの
【ブラック・スノウ】面白い…

潮にはやっぱり かなわないなー……

……頑張ってね!応援してるよっ

17:潮:2013/03/17(日) 12:41 ID:VJM

「里梨乃がニュースに出てる」

美優がポテチをボリボリ食っている。
よく食べるのに体型は変わんないのね……。

「宮槻 里梨乃さんが道端で発見されました」

宮槻さん……大丈夫かなぁ……

「幸い命は助かったそうですが、意識不明なのだそうです」

良かった……助かって。
でも、美優が素っ気なく言った。

「里梨乃……罰当たったんじゃ」
「何で」
「だって私の妹をいじめたから」
『でもっ!あの時、雪降ってない!』

美優は、顔をしかめた。
美優はこの時だけ真剣なの。
変だよね。

「変ね……」

嫌々、美優の方が変よ。

「いじめてたのに、死なないなんて」
「うん。そこが引っ掛かるの」

「あ!」
「どーした」
「そう言えば、宮槻さんが【6−Dのさ……】っていいかけてた」

『うちのクラスの名字は【さ】からつく人……ね』

「さ……さ」


「「あ!!桜井 鈴菜!!!」」

-------------------------------------

「あの〜すみません、桜井さんは居ますか?」
「桜井って鈴菜の事?」
「はい!そうです」
「しばらく待っててね」

すると、やはり美形の桜井さんが居た

「貴方は……?」
『あ!私は、6−Bの一ノ瀬と言う者です』

「6−Bって、誠君のクラス……?」
「はい!」
「一ノ瀬さん」

桜井さんは、睨んできた。

「誠君が欲しいと言いたいんでしょ」
「へ……?」
「あら、違うの?」
『ち、違いますよ!』
「なら、用は無いわ帰って」

桜井さんは、教室に戻って言った。

な、何なのよ〜!!あの態度!!

木ノ下君の事じゃ無いし!!
も、もう良いやこうなったら
木ノ下君に聞くしか無いわ。

18:潮:2013/03/17(日) 12:42 ID:VJM

マスカット|何言ってるの!マスカットの方が上手だよ!

19:潮:2013/03/18(月) 15:11 ID:VJM

一応上げ

20:林檎:2013/03/18(月) 16:43 ID:VJM

実を言うと……私、潮は規制された
林檎なのですっ!
なぜ潮にしてたのかと言うと、規制されて、また復活しても、また規制されるのではないかとヒヤヒヤしていたからです!
でも、林檎と言う名前が好きなので!

これから約束します!
悪さはもう二度としないと誓います。
本気ですっ!もし悪さをしてたら、
規制にでもしてください。
悪い事は悪い事なのでっ!
でわ、林檎の事、宜しくです♪

21:林檎:2013/03/20(水) 17:10 ID:VJM

↑上げ

22:匿名さん:2013/03/20(水) 17:29 ID:VJM

「木ノ下君!」
「君、一ノ瀬だっけ」
「うん」

木ノ下君は笑顔で此方に向かってきた。

「何か用かな?用件は手短にね。鈴菜が煩いから」

「あ……『誠くぅん!誰よぉこの女はぁ!』

私の堪忍袋の緒が切れた。

この子は……ぶりっ子なのか!?
語尾に小文字が必ず付いてる。

「もぉう、ブスなんかぁほっとこぉ」
「あ、御免!一ノ瀬、また今度な」

「あ、う……『誠くぅん!あのねぇ』


また遮られた。

ムカつく〜!!

-------------------------------------

「御免な、アイツ嫉妬深いから」
「大丈夫、大丈夫」

私は、木ノ下君から目線を反らした。
でも鋭い木ノ下君。

「無理すんなよ、顔に出てる」
「へ!?」

木ノ下君は、クスッと笑みを見せた。

「で、今朝の話しは?」
「鈴菜さ……『誠くぅん何してるのぉ』

う、また来たよ。

てか、鈴菜ちゃんってストーカー!?

「一ノ瀬と今日、日直だったから」
「そぉ♪ならぁ、良いけどぉ」

やっぱりムカつく。

木ノ下君が行って確認したのか、

「次、喋ったら承知しないから」

ひええ!!怖い。

私は、背筋がゾクッとした。

23:ゆい:2013/03/20(水) 18:02 ID:nTQ

うまいでうsね!!

タメいいですか??
私も小説かいてます
http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1363767547/l5

よかったらみてねー
コメントとかしてねーw

24:林檎:2013/03/20(水) 20:59 ID:VJM

タメokだよ!
宜しくね!ゆい

25:林檎:2013/03/25(月) 07:57 ID:cNc

「へぇ!桜井さんって子……怖っ」

毬藻が、私の弁当の唐揚げを食べた。
私は、それに気にも止めず、頷いた。

「そ!怖……『あら?誰が怖いって?』

う……ご本人登場ですか……。

「加賀さん……だよね。廊下で少し待っててくれるかしら?」

「は……はぁ」



「で、鈴菜ちゃん用事とは?」
「誠君に近付くな」

うわ!即来たね……木ノ下君の事。

「両思いだから、気にしなくても」

鈴菜ちゃんは、怒って叫んだ。

『はぁ!?貴方が邪魔したから言ってるのよ!!貴方何か……消えろ!!』

ドンッ!!

「きゃ、きゃああああ!!」

バンッ!!

『一ノ瀬!!』『妃!!』

この声……木ノ下君と毬藻……?

でも木ノ下君は、助けなかった。
嫌、助けられなかった。

「今、助……『駄目!私の傍に居て』

鈴菜ちゃんが、木ノ下君を止める。

そんな……誰か……。

『妃!!』

毬藻……!!

『加賀さん!!』

スッ……


「………っ!」

ダァン!!

「……う……」

私は、顔を上げた良かった……
足が痛いだけだ……。

所で毬藻は……?

ぁ……嘘……毬……毬藻……?


『ま、毬藻!!起きて起きてよぉ!』

26:林檎:2013/03/25(月) 08:11 ID:cNc

ノートのと随分変わったかもw

ノートの時は、毬藻は出てないし、
突き落とされたの助けたの、誠。


そこには……毬藻が血を流して倒れている。

そんな……私を助けて犠牲に……。

『毬藻!!!毬藻ぉぉぉ!!!!!』

私は、急いで救急車を呼んだ。

ピーポーピーポー……

毬藻……お願い……!助かって!
その時、雪が顔に掛かった。

-------------------------------------

「手を尽くしましたが……」

そんな……毬藻は、ブラック・スノウで死んだ……!?

でも、有り得ない。
凄くいい子で優しくて。

毬藻が悪い子何かじゃない!!

「そう言えば生きていた時……こう言ってました」

『な、何ですか!?』

「[ 妃が落ちてラッキー……

え……?

あのまま死ねば良かったけど、
私がかばったから、あの後……妃は、傷付くかも……]と言って息を引き取られました」

そんな……!

毬藻……私の事好きじゃなかったの……?

私は、涙をいっぱい目に溜めた。

小6の秋。

初めて友達が出来、
それは、嘘の友達でした……。


それは、医師の言葉とブラック・スノウがそれを教えてくれました……

27:林檎:2013/03/25(月) 08:20 ID:cNc

〜???〜

「貴方が、加賀さんを利用してくれたおかげでアイツは、傷付いたわ」

鈴菜は、私の肩を叩く。
私は、ニコリと不気味に笑う。

「いえいえ、鈴菜のおかげよ」

加賀さんを利用しようと計画したのは私。

全て私の計画通りだった。

何故こんな事をするかって……?

だって、妃はいつも私に甘えてくる。
いつもヘラヘラしてて苛々するのよ!

昔、妃に私は比べられた。

笑ってた妃が憎かった。
その時、私思ったの。

コイツを苦しめられたら……って。

だから、五年後の今、叶った。

笑っていられるのもそのうちだから!

「ふふ!学校中で噂になるわね」
「妃……学校休むかもね」
「有り得るわね♪そ・れ」

妃……一緒、苦しみなさい!
そして、もがき、溺れていきなさい!

28:マスカット:2013/03/25(月) 10:07 ID:q5E

あ 面白いなぁ

頑張って!

29:林檎:2013/03/25(月) 18:03 ID:cNc

ありがとう!マスカット♪

30:PIASU ◆MYKc:2013/03/25(月) 18:43 ID:C1g

林檎さんスゴイ面白いです♪

私は小説かいたことはありますがうまくかけなくて…

頑張ってください!!

31:林檎:2013/03/25(月) 19:11 ID:cNc

PIASUさん

ありがとうございます!
面白いなんて……嬉しいです♪

32:林檎:2013/03/29(金) 08:04 ID:FXU

〜妃 side〜

ガラ……

ヒソヒソ……

戸を開けた途端のヒソヒソ責め。
私は、無言で自分の机に向かった。
たく……こんな事しか出来ないの??

その時、またいじめが始まった気がした。

多分、毬藻が死んだから……。

私がいけないんだ。
私が……。

そう言ってると、胸が苦しくなった。
自分が悪かったと言う罪悪感と、不安が押し寄せる。

「あれ〜?? 加賀さんを殺した女が居るよ」

入院したはずの宮槻さんが退院して来たのか。

嫌だな……。

「ねぇ、貴方いつになったら消えるの ??」

「消えて欲しいの ??」
『当たり前よ !!!』

私は、ギロリと睨んだ。
宮槻さんは、少し怯んだ。

「あの日、何があったの?? 教えて」
「あの日って ??」
『宮槻さんが落ちた日 !!!』

宮槻さんは、黙った。
その反応が少し、切なそうだった。

『貴方に関係無いでしょう ?!!



この……!!殺人犯 !!!!』


また、皆に冷ややかな視線を浴びた。

私は……殺人犯……。

33:林檎:2013/03/29(金) 20:10 ID:FXU

「お〜い !!! 殺・人・犯」
「___……」

私は、無視した。
無視した方が身の為だから。

「あのさぁ、黙ってねぇで何か言えよ」

「___っ!」

宮槻さんは、ニヤリと口角を上げた。

「皆〜!! 妃が勉強教えてあげるって」
「あの……私、勉強出来ない……」

皆がジロジロ見てくる。
冷たい痛い視線も。
無数の目が私に向いている。

「はぁ!? 意味不明」
「早く教えろよ〜」

バシン !!!!

「痛っ!!」

バシンバシン !!!

『痛い !! 止めて……止めてよぉ!!!』

「この公式はぁ?」

全く分からない。

「えっと……X=5×y ??」
「ブゥー !! 残念♪」
「馬鹿じゃねぇの、常識中の常識だし」

男子も、からかう。
止めて……笑ってないで助けてよ。

グリ……

「痛い !! 何するの ?!!」
「黙れよブス、加賀さんを殺した癖に」

煩い…… !!!!
もう喋らないで……
宮槻さん達の愚痴何か聞きたくない。

「暗いからって、目立つ為に殺害とか笑えるw」

「最低だわ〜」
「幻滅ぅ」

煩い……煩い煩い煩い !!!!
あんた達の声の顔も……
見たくも聞きたくも無いわ !!!

「見て鈴菜、成功じゃない?」
「ええ……そうね」

34:林檎:2013/03/30(土) 20:24 ID:FXU

〜美優〜

私、一ノ瀬 美優。
妃の双子の姉。



実は……、私一ノ瀬 美優は……




一ノ瀬 妃が大嫌いなのです。


だって……、妃と居たらいつも……
いっつも比べられるから。

〜回想〜 (小学一年の記憶)

「まぁ!! 妃は、また満点とったの?!!」
「妃ちゃんは凄いわねぇ〜」

母さんは、私のテストを覗きこんだ。
しかめっ面をして。

「それに比べて……美優は……」

はぁ……と溜息を付く母親。

「あら〜姉妹なのに……違いすぎるわね」

近所の叔母さんが帰った後、
母親は、絶望しながら唐突にいい放った。

「美優……これ以上、がっかりさせないで頂戴」

私は、唇を噛み締めた。
拳を握り涙が出そうだった。

「お母さん何か……!!」

ー大嫌いー……

それと同時に妃も大嫌いだった。
その時代は、甘く自分に弱すぎだった。

すると、妃が歩み寄り同情した目で見てきた。

「御免ね、私が成績良くて」

その時から……
私は、妃も母親も許せなかった。


〜回想終了〜

私も気持ちも知らないで……
のうのうと生きてる妃が許せなかった。
だから、何度も殺そうと思った。

確か……妃が骨折した時……

私は……妃を後ろから突き落とした。

小学四年の頃だった。
妃は、私が突き落としたなんて……
知るよしも無かっただろう。

でも、私はもう迷ったりしない。

だから……私は、


復讐すると……誓った。

ふふ……♪

私の苦しみを……知るが良いわ!!!!



〜第二章〜 終わり

35:林檎:2013/04/01(月) 16:20 ID:ZSs

 〜第三章〜

「妃、後で、学校の裏に来て。」

いつもと全然違う顔で私に向かって囁いた。

どうしたのかな・・・?

私は、疑問に思い、美優に着いていった。
黙って先に歩く美優に我慢できなくなり
つい聞いてしまった。

「どうしたの?急に」

すると美優が振り返り、ぼそりと喋った。

「・・・らい」
「へ・・?」

美優を見ると凄い睨んでいた。
そして、言い放った。


「私は妃の事が大嫌い!!」

え・・・どうして??

いつも笑ってたじゃん・・・。
そんな面影も無かったのに。

冷たい視線が、胸に突き刺さり
すっごく痛い。


「いつも、いつも、比べられて・・・だから



・・・死んで!!!!」


そう言って、鉄の棒に手を掛けた。
その瞬間、私は思わず叫んだ。


「止めてよ、美優!!」

「お前なんかに名前を呼ばれる筋合いは、無い。」

美優は、そんな子じゃない。でも、ここにいるのは・・・美優?

36:林檎:2013/04/01(月) 17:25 ID:FXU

あ、友のPS借りてたから
IDが変わってます。

(リア友の蜜柑 通常:みっちゃんです)

御免なさい !! 別に、アレ作ったの
(↑何か英文……?の題名の作品)

は、うちじゃなく、みっちゃんなので。

けっして、また新しいのを作ったのでは無いので……!!

37:林檎:2013/04/01(月) 21:47 ID:FXU

「美優……貴方は、美優じゃない!!!」

私は、美優に向かって叫ぶ。
大声を出したせいか喉が痛い。
でも、そんな事より……。

美優の事の方が気になる。

こんなの美優じゃない……!!!!
絶対に、汚れた美優は居ない !!

私は心で必死にその不安と絶望を押し潰していた。

こんなの……現実な訳がない。
有り得ない……有り得ない !!!!

「はぁ?何言ってるの。私は私よ!!」

美優は、私に容赦無く襲い掛かってきた。

ギュ !!


私は、怖くて目を開けられず、
瞑ってしまった。

_____??

何も起きない……???
そんな……はず……

『き、きゃああ !!!』

私が戸惑っていた瞬間、

有り得ない事が起きてしまった。
目を開けると、美優が頭から血を流していた。

な、何……で……。
私……何も……

ハッ……!

私は、鉄の棒を恐る恐る見たら……、





美優の……

血が棒に付いていた……。

38:林檎:2013/04/01(月) 22:06 ID:FXU

「や、嫌 !!」

ガンッ !!

私は怖くなり、鉄の棒を床に叩き付けた。

「私……何てこと……」

私……殺してしまったの ??

「美優……美優……!!」

あ……、鉄の棒……どうしよう。
殴ったから……指紋付いてるよね。

こっそり持ち帰ろうか……。
でも、鞄に入らないし。

その時……

ガシッ !!!

「きゃ……!!『あんた……許さない』

い、嫌……嫌ぁぁぁ !!!!!

ガンッガンッ !!!!!

ポタポタ……

あ、また私殴って……!
殴らなきゃ良かった。

さっきは、一発だから……まだ
まだ救いはあった。

でも……何度も殴った今。
どうする事も出来ない。

あ、後……凶器の事……忘れてた。

あ、そうだ……!

私は鞄から新しく使っていない手袋を填めた。

まず、他の鉄の棒を取り……
また美優を殴る。

大丈夫……多分、死んでない……よね??

私は、その今殴った棒を床に置いた。

美優の手に握らせたら、警察は変に見えるもの。

そして、咄嗟に殴った棒の方は……、
持ち去った。

海に投げ捨てれば大丈夫。
私は、学校の校門へ突ききった。

涙を流しながら……
悔やみながら、一生懸命走った。

「き……さき、た助け……て……ょ」


美優が私に助けを求めているのにも無視して。

「御免……御免ね……、美……優」

私達……哀れな双子だったんだね。

一見、仲が良くて楽しい双子に見えても。

それは、形だけだった。

いつの間にか哀れで汚れた双子になるなんて……

私も、美優も知らなかったと……
そんな事、起きたくない。と思っていただろう。

39:林檎:2013/04/01(月) 22:30 ID:FXU

〜里梨乃〜

はぁ……!!

午後の授業、終わったぁ……!
私は身支度をし、
不意に窓の外を眺めた。

誰も出入りしない裏庭。
人影も無く、鉄の棒や色々転がっている。

私はその中に見付けた。

一ノ瀬 妃と、妃の姉 一ノ瀬 美優を。
ん……??

荒れてる……様に見える。
私は、思わず窓を開けた。

嫌いな奴とは言え、放って置けない。

「貴方は……美優じゃない !!!」

妃が珍しく怒鳴っている。
顔も泣き崩れている。

一ノ瀬 美優は、

「煩い」と連呼している。

その時、

ガンッ……!!!

え……!??
まさか、

私は、身を乗り出した。
すると……


血を流した一ノ瀬 美優と、
目を閉じたままの妃が居た。

妃の手には鉄の棒。
血が付いている。

明らかに……妃が殴ったしか思えない。

私は鞄を掴み、教室を足早に出ていった。

その時、誰かとぶつかった。

ドンッ !!

「痛……、あ……誠君の追っかけ」

なんとぶつかった相手は……

桜井 鈴菜だった。

「追っかけじゃないし……」

「でも、告白した癖に」

それは、言われたくない。
誠に告白したの……偶然だったから。

ま、それはいつか喋るわ。

「で、何焦ってんのよ」

桜井が唐突にズバリと言った。
でも、私はコイツが信用出来ない。

言いふらすかも知れないし。

ま、別に妃の事なんか……。

「別に……!」

私は、桜井に無理矢理退かした。
桜井は、睨んでたけど構わない。

今の状態はヤバイ。

私は階段を降り裏庭に付いた。

「御免……! 美優……!!」

妃は、倒れている美優を置き去りにした。

「ちょっ !!」

私は、呼び止めようとしたが交わされた。

あ、それより先生呼ばなきゃ。

パシャ……!

ん ??

シャッター ??
気のせいか……。

カラッ……

「先生 !! 大変です……! 一ノ瀬 美優さんが……!」


ピーポーパーポー……

40:林檎:2013/04/01(月) 22:50 ID:FXU

ピッピッピッ……


「……………」


「ん……」
『美優……!』

私は、美優を見た。

けれど……

美優はもの凄い怖い顔で、襲ってきた。

『……妃……許さない……!!!!!!』

美優は、枕を私に投げる。

「痛っ……!!」

『死ね……!!! 死んでよぉ!!!!!』

美優は、荒れている。

心がすっかり変わってる。

私に話し掛けてくれた時、
優しく微笑み掛けてくれた。

クラスが離れて喋らなくなった。
でも、あの微笑みは変わって無いと思っていたのに……。

この心を変えるには……、

妃……あの子しか居ない。

私じゃ駄目。
この問題は、双子の問題。
私が関わっては駄目なのよ……!!

「妃何か死んで !!顔も見たくない」

……。

「失礼致しました……」


ガラ……


ズルズル……

ポタ……ポタ……

「美優……あん…なに……優し…、かった、のに……、」

涙が溢れて止まらない。

美優を変えてしまったのは……?

誰が……一体、美優と妃を変えたの……??

分かんない……分かんないよ……

41:林檎:2013/04/02(火) 14:59 ID:FXU

〜妃〜

はぁ……! はぁっ……!!

私は、肩の方を擦った。

途中で止められた手が気になる。
あれは、宮槻さんだった。

私はその手を離した。
嫌味言われるかも……
チクられるかも……って、
心の奥底で思っていたから。

その心に負けた私は、振りきった。
掴まれた手を強引に振り払って。

ギュッと私は、拳を握った。

あ、……忘れてた。

私はハッと我に返り、鞄から凶器を取り出した。

スッ……

あ……ヤバ……

私が凶器を取ろうとした時______……


『何よ……コレ、あんたが美優を殺したの?』

「あ……、」

そう問い掛けた相手は……

桜井 鈴菜だった________。

「か、返して……!」

私が奪おうとした時……
ガシッと掴まれた。

鈴菜ちゃんの射止めるかの様な視線に圧倒された。

凄い、迫力……。

「良いの……?こんな事しても」

私は黙り込んでしまった。
何も言い返せなくて悔しかったから。

「後で後悔……『後悔してるよ……!』

勝手な事言わないで……!
鈴菜ちゃんには分かんない。

姉を間違えて殺害した私の気持ちなんて……。

「あっそぅ、じゃ良いのね……?


この事、皆に張らして」

鈴菜ちゃんが嘲笑う。
さっきと全然違う表情で。

「都合良くこんな事起きて運が良いわ!私……♪」

!??

何……?
な、んなの……??

「ま、あんたは心配しなくて良いわよ」

は……?

姉を心配しない妹なんか……、
居ない……!

確かに私は殺害した。
でも……!

事故よ。私、分かんなかったもん!!

「お姉さんの事じゃ無いわよ。



ま、命には別状無いらしいわよ。
それじゃ」

鈴菜ちゃん……、

彼女は一体……何を言いたかったのだろう。

あ、あれ……?
凶器は……?!!

あ、鈴菜ちゃんが……。

ポン……

『ひゃあ……!!!』

あ、鈴菜ちゃんか。

「忘れ物」

はいと手渡されたのは……

さっきの凶器。

「捨てるなりそのままにしてくなり、好きにしなよね」

不思議だな……鈴菜ちゃんって。

私は、そのまま凶器を海に投げ捨てた。


ポチャン……!

「御免ね……美優、今行くね」

グシッと涙を拭いて歩いた。


美優が……双子の姉が居る病院へ。

42:林檎:2013/04/02(火) 15:20 ID:FXU

タタタタ……!

私は、病室のドアを勢いよく開けた。

バンッ !!

ピッピッ……

「あ……一ノ瀬さん」

あ……


私は、強ばった。
だって座ってたの、宮槻さんなんだから。

何故か緊張してしまう……。


「あの……えっと、『御免』

え……??

宮槻さんは、何故か泣いている。
大粒の涙を目に溜めて。

「私……酷い事したよね……。


いじめたりして……あの後、考えたんだ……。自分がしてきたことって
果たして合ってたのかな??って」


「そんな事無いよ……私が悪いんだから……」


「御免……御免ね……一ノ瀬さん……
私のせいで貴方を傷付けてしまった……っ!」

遂に宮槻さんは、泣き叫んだ。
こんな弱い所を見たのは初めてだ。

いつも、強がってる所しか見なかったから。


「ね……本当の事……話してくれる……?」

今なら話せるかも知れない。
宮槻さんが死のうとした理由を。

宮槻さんは、グシッと涙を拭きながら喋り始めた。


「私、誠君が好きだった……

真っ直ぐで迷わなくて……勇敢で。
でも……、

あの日、告白した誠君を見て思ったの

楽しそうだな……私が居なくても
……って」

宮槻さんは、青い空をずぅっと見つめてた。

瞳の奥は何処か濁っていた。

「そっか……」

すると、宮槻さんがとんでもない事を口にした。


『私、……脅されてたの鈴菜に』

43:林檎:2013/04/02(火) 15:34 ID:FXU

「脅されてた……?」
「……うん」

そんな……! どうして……。

全然、そんなの……!

「いじめた理由は……鈴菜が原因」

いじめた理由って……、

もしかして……


「それって、私をいじめようと命令したのって……、


鈴菜ちゃん……だったの……?」


宮槻さんは黙って頷く。

「御免……鈴菜……前から誠君が好きで……私も好きって事知ってたの。

多分、諦めてって言われた」

諦めて……。

もし私が宮槻さんだったら……

耐えられないと思う。
押さえきれんと思う。

「それで……諦めないなら……


一ノ瀬 美優の妹を殺せって……」

ドクン……

殺せ……って、私、を……?

「殺せないって言ったらじゃあ、せめていじめるなら出来るでしょ?
って……!

だから、私……!」

宮槻さんは悪くなかったんだ。

良かった……。

「……良かった……宮槻さんが私を嫌ってたのかと思ってた」

私は微笑んだ。

今なら友達になれるかも知れない。
私は、そう感じた。

「教えてくれてありがとう……

里梨乃……」

「……う……妃、御免ねぇ……!」

ねぇ……私達、凄く似てるんじゃ無いかな……?

互いにいがみ合って。
強がって。

そんなのだから……私達は……

【友達】に近付いてるのかな……?


いつの間にか、心がスゥとなった様に思えた。

44:林檎:2013/04/03(水) 07:45 ID:FXU

〜美優 side〜

ん……

あれ……??
ここ何処…なの……?

その時、ピカッと空間が光った。

「きゃ……!」

私が目を瞑ると……声が聞こえる。

『妃〜!早く来てよぉ』
『待って〜美優お姉ちゃん!』

この声…私と妃の声……。

『コラコラ、くっついたら美優の馬鹿が移るでしょ』

ズキン……

お母さんの声だ。

いつも、妃だけ優しい。
そんなお母さんが大嫌いだった。

『ふん !! ママ何か大嫌〜いだっ!』

小さい頃の私は、あっかんベーをした。

『まぁまぁ、お母さん

お姉ちゃんは頑張ってるじゃん。
頭が悪いのは、運だよ運 !』

私は、小さい妃を睨んだ。
何よ。自分が頭良いって思ってるんでしょ。

そして……画面は変わった。

あ…、コレ……鈴菜と私で…

このクラスの連中を皆殺しにする計画立てた時だった。

その時は、ブラック・スノウが話題になっていた。

だから、私達はそれを利用した。

だから、里梨乃に頼んだ。

『一ノ瀬 妃を殺して欲しい』って、

それを言ってた鈴菜の顔は誰よりも怖かった。

『殺すことは出来ないわ!』

『なっ!』

鈴菜が驚く。
でも、またさっきの怖い顔。

『そんじゃあ、いじめる事は出来る
わよねぇ……』

里梨乃は、ニコリと微笑む。

『勿論それなら出来る』

そして…里梨乃は、
妃をいじめた。

悪いことをすれば現れると聞いたから。

悪いことをさせて……殺される。

そしてまた画面が変わった。

それは……

恋音が殺された時のだった。

悪いことをした恋音。

だが、ブラック・スノウは降らなかった。

だから……鈴菜は、恋音を殺した。
そして…恋音は……!

もう考えたくない。
頭が痛い……。

私は、また気を失った。

45:林檎:2013/04/05(金) 19:39 ID:KrA

「うう……」

目を開けると眩しい光がさしこんできた。

すると、目の前には…妃が居た。

嫌……!
来ないで、来ないでェェ!!!!!!!

『嫌ぁ!!! 妃は出てって!!』

私は、周りの物を投げつける。

可愛らしいピンクの薔薇の入った花瓶を妃に投げつける。

バリン……!!!

「痛っ……!」

妃の手に血が出てきた。
花瓶の破片に刺さったのだろう。

私は、構わず投げつける。

「止めて…! 美優……! 御免ってばぁ!!」

「許さない……!!! 死んじゃえ !!妃なんかこの世に必要無いわ……!」

そこに里梨乃が入ってきた。

「里梨乃…助け…て……美優が」
「……!!!」

里梨乃が美優を押さえつける。
暴れる美優。
こんな凶暴化した美優が恐ろしい。

「止めな……! 美優」
「離せ……! 妃を殺すんだぁ……!!」

美優……。

全部私のせいだ……。
私が、殺そうとしたから……!

46:林檎:2013/04/06(土) 07:09 ID:KrA

〜妃〜

バンッ!!

私は、教室を飛び出した。

「止めて……!! 美優…! 妃は反省してるのよ……!」

『黙れ!!!! お前に何が分かる……!!』

バシン……!

「きゃあ !! 止めて……!美優 !!」
『煩い……! お前には関係無いだろ!』

タタタタ……

へ……木ノ下君……?!!

「一ノ瀬さんのお姉さんの病室、ここ?」

「うん」

ガラ……!

「あんたには、私の苦しみ分かんないわよぉ !!!」

『止めろ !! 二人共……!!』
「誠君……」
「何よ、急に来て…」

美優は、怯んだ。
木ノ下君は頭を下げた。

『御免……!』

「「「 !?? 」」」

え……?
何で木ノ下君が謝ってるの……?

「俺…『誠君 !!! 喋らないで…!』

え……鈴菜ちゃん……。

『貴方が謝る事無いわ……!!
代々……


コイツらの問題じゃないの……!!!!』

「なんて事言うんだ……! 鈴菜 !!」

鈴菜ちゃんは、泣いて出ていった。

「う……!グスン……!」

私は、鈴菜ちゃんの裾を掴んだ。

グイッ !

「鈴菜ちゃ…『御免、一人にさせて』

……鈴菜ちゃん……。

大丈夫かなぁ……

47:林檎:2013/04/06(土) 07:10 ID:KrA

あ、誤字発見。

× 私は、教室を飛び出した。
○ 私は、病室を飛び出した。

です。

48:林檎:2013/04/07(日) 16:55 ID:KrA

〜鈴菜〜

どうして……??
どうして誠君は彼奴らの味方するの……?

すると、里梨乃とすれちがった。

「どした? 鈴菜…」
「別に……!」

ツンッとそっぽを向いた。

「全く…愛想無いんだから……」

里梨乃は溜息を付きながら囁いた。


「それと鈴菜、いい加減辞めたら……?




殺人ゲーム」

え……何でコイツ知って……、

「美優もグルだったんでしょ殺人ゲームの」

「それ、張らすつもり……?」

「木ノ下君には張らすかもね

なんて、冗談冗談♪」

そう言い放った里梨乃は病室に入って行った。

張らされたらどうしよう……。
あ、そうだ……、

美優が倒れてたの見た里梨乃の写真を利用して……。

ま、この事件が解決したら実行しよ。

私は乾いた涙を拭いて自動ドアまで歩いて行った。

49:林檎:2013/05/07(火) 20:13 ID:KrA

上げます。それとお知らせ。

えーこの度……

葉っぱを卒業致します。

スランプもあるのですが……、

中学生になり、土日やろう!と言いましたが……、

ソフトテニスに入り、土日も普通に練習です。

だから……全然出来ません。

大変ご迷惑を掛けましたね。

小説は止めません。

本気で小説家を目指します。
弱くて文句しか言えない私だけど、

元気は有り余ってるので!

でも時々、遊びに来ます。
顔を出したら気軽に「久しぶり!」と言って下さると光栄です。

楽しい一年でした。
一年しか居られなかったけど、
沢山の人に出会い、沢山の人に勇気を貰いました。

ここまで来れたのは、皆様のおかげですね。

本当にありがとう!

それでは、皆様……

グッパイです♪

また会える日を楽しみに……♪

50:マスカット:2013/05/07(火) 20:40 ID:q5E

やっほー


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