輪廻の旅路

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1:自由人希望:2013/03/21(木) 21:20 ID:R96

最近私流のルールとかも堅苦しくなってきたので全てを忘れて、
思い描くままに「自由」に書きたいと思います
名前をいつもと変えて自由人希望にしたのもそのためです

とにかく、「自由」に書きたいので書き方に関してのアドバイス(つまりは台本書きやめたら?)
のようなモノは無しにしてもらいたいです
あとは荒しはなし(無視しますが酷いとアク禁依頼します)、
もしスランプで棄てても責任は負わない、という点については皆様のご理解ご協力願います

最低だと思うかもしれませんが、このような形でご忠告もさせていただいております
あとから文句などは一切やめていただきたいです
あくまで、私は自分の中での「自由」を守りたいがためのルールですが
守っていただけると嬉しいです 読者様の書き込みは、これを踏まえた上で宜しくお願いします

2:自由人希望:2013/03/21(木) 22:30 ID:R96

「Prologue」

「I don't guard you.」
 君に宛てた言葉を選ぶなら、この言葉を直ぐ様選ぶだろう。
この言葉「僕は君を守れない」、これはきっと君との約束も守れなかったことになるだろう。

 何一つ捉えることもできない暗闇で、そんなことをぼんやりと考えていた。
愛しい君は、もう遠くに。この暗闇に溶けたかのように消えてしまった君を僕は捕まえられない。
もう、あの頃とは違う。そう自覚する度に感じられた。
「ああっ!! もう」
 思わず溢れる嫌気。吐き気がするような無力感。風を捕まえようとするくらいに無茶な難題。
伸ばそうとした手は、結局何も掴めずに、守れずに、空を切るだけだった。

「何で、だよ」
 ただ、手を伸ばすことしかできなくて。君を守るどころか迷惑ばかり掛ける。
……だけど、もう一度手を伸ばせるなら。チャンスをくれるなら。もう一度、だけでいい。
「I can guard you.」
そう、君へ伝えさせてください。無力な僕だけど、認めてもらえる努力を、させてください。

3:自由人希望:2013/03/22(金) 14:23 ID:R96

第1章「Awakening」

「……ああ」
 思わず涙が溢れそうになる。鼻の奥がツンとして、喉の奥が苦しくなる。
桜の花びらが、そんなことに関係なく僕の横を舞い落ちる。一枚、もう一枚と儚く散る花びら。
これを止めようと思うのは、自分勝手で不可能で惨めなことだと思う。
「逢いたい」
 意味もなく呟いた一言。いや、意味があったかも知れないが、虚ろな僕には理解できなかった。
誰にかも分からない、ただぼんやりとした願い。この頃の僕は知る由もなかった、これが叶うなんて。

4:自由人希望:2013/03/22(金) 19:26 ID:R96

          *

「宜しくお願いします。……ほら、唄も挨拶しなさい」
 僕が10歳、小学5年生に上がる春。隣の部屋に、彼女は越してきた。
「……風神、唄です」
風神唄。僕より5つ年上の彼女は田舎から引っ越して来たらしく、あまりここ、東京を好んでいなかった。

 長い黒髪は下ろしたままで、服装もまるで田舎者。そんな彼女の姿を見た瞬間に、僕は桜の花を連想させた。
見た目はあんなに可憐でもないし、まだクラスの女子の方がマシだとも思った。
 ……でも、儚くて、花びらのように掴めなくて止められなくて。
彼女を見てると、自分が惨めで弱くて、どうしようもなく無力に感じた。
やっと逢えたという喜びと、重たくのしかかる運命に、とてつもない不安も感じられた。
でも……。

「……ああ」
 嬉しくて堪らない。誓いたい、守りたい。
溢れ出してしまった思いと共に、いつの間にか涙も溢れていた。

5:自由人希望 hoge:2013/03/23(土) 23:24 ID:R96

「ちょっと輪波、何泣いてんの!? ごめんなさいねぇ、唄ちゃん」
「いえ、お気にせず。……ところで、その子は」
驚いたような表情をしていたが、愛想笑いを浮かべながら、にこにこ微笑む母さんを見ている唄。
僕は母さんに肘でつつかれ、掌で涙を拭う。
「……真守、輪波。小……5。よろ……しく」
嗚咽でつまずき、聞き取り難かったかもしれないが、気にせず頭を下げた。大嫌いな名前も、楽に言えた気がする。
マモリ、小さい頃からずっと貶され続けた。

          *

「はー? 『マモリ』とか絶対お前に似合わねぇよな」
 小学1年の春。入学式の翌日、自己紹介でそう言われた。

6:飛廉 ◆FYG.:2013/03/25(月) 12:04 ID:R96

元々喘息持ちで、発作の多かった僕は保育園から保健室の利用回数がとても多かった。
保育士達が陰で「こんなに酷いなら預けるな」と、母の悪口を言っているのを聞いたこともある。
シングルマザーで、家が貧乏な方ということもあり、仕方ないことだったが理解をしてくれる人は少なかった。
「しているフリ」というのが多く、それが逆に負担なったこともある。

 中発作といったところで、遊ぶことが少なかった。そのため筋肉はあまり付いておらず色白だった。
肉付きも悪くほっそりとした外見は「マモリ」というよりは「マモラレル」というようだった。
「……煩い」
 反論というのも小さい声で、人を寄り付けない態度だった。
それでも、肉付きも筋肉もよく僕に喧嘩を吹っ掛けて来た奴はやめなかった。
「あ? 何だって?? リンハちゃんまだ上手に喋れないんでちゅかー?」
それどころかからかいが酷くなっている気すらする。

7:自由人希望:2013/03/25(月) 12:06 ID:R96

↑自由人希望です

8:自由人希望 hoge:2013/05/31(金) 18:13 ID:RCw

Ⅱ.


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