会いたい。

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:& ◆Y8DY:2013/03/30(土) 18:03 ID:8Sc

こんにちは。
私情ですが、3DSが壊れてしまい、タブレットから書き込んでいるので今までとID、トリップが違います。
ですが、本物なのでご安心をww

多分恋愛です。
ファンタジーも入ると思います。


★ルール★
荒し、中傷禁止です。
アドバイスは歓迎します。
感想はokですが、適度な量でお願いします。
更新を催促するような発言はお控えください。
ここでの雑談は禁止です。

※ネチケットは守りましょう※

2:あんず:2013/03/30(土) 18:04 ID:8Sc

名前がでないようですね。
私は、あんず です。

3:& ◆Y8DY:2013/03/30(土) 20:47 ID:8Sc

~プロローグ~


________会いたい。

会いたいよ。

君に、会いたいよ……。


なのに、どうして?

私が、どんなに泣いても、どんなに馬鹿にするように笑っても、どんなに怒っても……。

いつも、隣にいてくれたのに……、

なのに……。

なのに…………っ。


どうして今、私の隣には君が居ないの……?




「ばか……早く会いたいのに。ねぇ、どこにいるの……っ」

「俺、代わりになれないかな? 君の隣に……居たいんだ」

「隣、居るのかよ。なら、もう俺は不必要……ってことか」




~会いたい~

4:あんず ◆kJjA:2013/03/31(日) 20:49 ID:mTs

すいません、プロローグ変えさせてください。
本当にすいません。

~プロローグ~

__机の上は埋め尽くされていた。


「尚……、尚……尚、尚、尚っ!! 好きだよ、好き好き好き好き好き……大大大好き……っ!!」


彼女の重すぎる愛と、彼女と……一人の少年の写真で。


「尚……? どうして居なくなっちゃったの? ねぇ、尚。私、分かってるよ? 知ってるよ? 今の家の住所も電話番号も……全部、ぜぇーんぶ、知ってるよ? ……私から尚に会いに行かないのは……、『私の家(ところ)に尚が来てくれるのを待っている』って解釈していいんだよ……? ねぇ、尚……」


少年のことが好き過ぎて、彼女はすっかり変わってしまった。
昔の面影など全く見えないくらいに____……。


「今も、昔も、未来もずっと好きだよ……? 尚……」

5:あんず ◆kJjA:2013/04/01(月) 23:44 ID:mTs

「尚、好きだよ……愛してるよ。」


ピーという高い電話の音の後に私、中村 萌南(なかむら もなみ)はそうメッセージを残す。
いつも留守電なんておかしいけど、私は気にしないわ、私、とても心が広いから。
そんなことを思いながらふと机の上を見ると、散らばった写真の上に置かれている写真立てに目がついた。
……尚と私の写真。
祖父母の家の向日葵畑で二人、笑顔で走り回っていたことが脳裏へと思い浮かぶ。


「尚。私、尚のことなんでも知ってるの。だから遠慮もしなくていいの。……ねぇ、会いに来てもいいのよ」


そう呟くと私はフフッと笑った。
こう言ったら、尚が来てくれる気がして……写真に話しかけることはもう日常の一部だ。
……ちなみに言うが、私の言っている尚は藤岡 尚(ふじおか なお)。
祖父母の家で知り合った幼馴染みだ。
……そして、私の大好きな、大好きな人でもある。
尚のことなら尚の家族よりも友達誰よりも知っている自信がある。
それくらい、なんでも知っている仲だ。

6:風花 ◆vPxo:2013/04/02(火) 09:15 ID:gBU

早く続きが読みたくなります!
頑張って下さい( ̄▽ ̄)

7:& ◆Y8DY:2013/04/03(水) 00:33 ID:8Sc

*風花 様*
ありがとうございます。
精一杯頑張ります。

8:あんず ◆kJjA:2013/04/04(木) 14:36 ID:mTs

※主人公が犯罪になりかねない行為をしていますが、この小説はそれを進めている訳ではありません。※




もちろん、尚に近づいた女のこともよく知っている。
例えば……これ。
私は三つの大きな鍵の掛かった机の引き出しを開けた。
そこには私が毎日欠かさず書き留めたノートが詰まっている。
尚に近づいた女の名前、住所、電話番号、ブログのURL、過去に男と付き合ったことがあるか、その男名前……。
気になったこと全てを徹底的に調べあげたノートがこれだ。
これで何をするかといえば尚に近づいた罰。
無言電話、ブログへ悪口、こんなのは軽い方。
ネズミの死体を送りつけたことも、学校中に噂をばらまいて不登校にしたこともある。
でも、悪いのは尚に近づいた女たち。
私は人の女に近づくのは悪いことだと教えてあげているだけ。
要するに……いいことをしているの。

____その時、暗闇に包まれたこの部屋に音が高く大きく煩い電話の着信音が鳴り響いた。
私は急いで電話を取る。


「萌南お嬢様、尚様に近づく女を発見しました。キスもしています。追跡致しますか?」


尚の行動を徹底的に監視する元暴力団関係者からの電話。
私は金を出してコイツらを操っている。


「〜っ……キス?! それは厳重注意ね早く!! 早く追跡しなさい……っ!!」


私は『キス』という言葉に怒りに狂い言葉を吐き捨てた。

9:風花 ◆G9aM:2013/04/04(木) 15:49 ID:pSc

ブログのURLまで調べあげられているんですか…
ちょっと怖いですねf^_^;

尚は監視されてる事を気づいているんでしょうか…?

10:あんず ◆kJjA:2013/04/06(土) 22:58 ID:mTs

……すぐに電話がかかってきた。
私はイライラしながら電話を取る。


「で? 誰よ、その女って!!」


私は電話……受話器に向かって思いきり叫んだ。
いきなりの大きな声に驚いたのか何なのか一瞬の沈黙が訪れる。
私がわざとらしくため息をついてみせると電話の相手、元暴力団関係者の一人はようやく口を開いた。

11: ◆EcCQ:2013/04/07(日) 13:03 ID:mTs

「えー、その女のプロフィールですが……」

長いので簡単にまとめると……
女の名前は、菊永 桜(きくなが さくら)。
家はこの近くのアパートで107号室。
血液型、生年月日、ブログのURL、家族構成……等、全て調べ済みだ。


「よくやったわ」


そう言葉を放つと私は一方的に電話を切る。
そしてすぐにブログへとアクセス。
暴言を放ったら、すぐに電話を手に取りイタズラ電話を仕掛けた。


「ふぇ……っ……あの……」


受話器からは菊永の弱々しい怯えた声が聞こえる。

12:あんず ◆kJjA:2013/04/07(日) 14:40 ID:mTs

*風花 様*
コメントありがとうございます。
読んでくださりとても嬉しいです。
これからもよろしくお願い致します。

13:あんず ◆kJjA:2013/04/07(日) 14:59 ID:mTs

何だ、こんな貧弱な奴なのか。
それにしては以外と強引なんだな、いきなりキスをするなんて。
本当にコイツなのか不安なくらい、私が思い浮かべていた奴とコイツ、菊永は違った。
その時、菊永がぼそりと電話越しに声を発した。


「……の、あの……っ、ブログの暴言、貴方ですよね……? 尚のこと、知ってるんですか……?」


____尚。
その言葉を聞いた瞬間、憎しみ、恨みという醜い感情が自分の中で生み出されたのが分かる。
どうして、どうしてコイツが尚のことを……尚は私の物で、私は尚の物なのに……!!


「勝手にキスしたり呼び捨てにしたり……っ!! 許さないから。……死ねぇぇぇぇええええ!!!!」


気づけば咄嗟に口を開き受話器に怒りながら叫んでいた。
その途端、小さな泣き声が聞こえ始めた。
私の脅迫に怖くなったのだろう。
いいわ、いいわ、次に暴言を吐けば尚から離れるに違いない……!!
早く、何か言ってやらないと……!!
拳を握り締め、菊永が喋り出すのは今か今かと待ち続ける。

____が、何故か突然泣き声も何も聞こえなくなった。
何分たっても、何十分たっても声は聞こえない。
でも、まだ電話は切られていないようだった。
その無言に嫌気がさした私は


「ねぇ……!!」


菊永を呼ぶように叫ぶ。
すると、聞こえたのは「誰だ?」と男の人からの返答。
どこか聞き覚えのある、低くて優しくて安心する温かみのあるこの声……!!


「な……お……? な、尚……なの?!」

「……っ!?!? も、萌南……っ!?」


私にとって、運命の再開とはこのことだった。

14:あんず ◆kJjA:2013/04/07(日) 17:37 ID:mTs

しかし、『運命の再開』なんて素敵な名前はこの再開には似合わなかったようだ。


「俺の桜にもう近づくんじゃねーよ……この糞女。萌南……お前のこと、マジで見損なった」


尚から唐突に告げられたのは……本当に悲しすぎることだった。
現実を受け止めたくないようなことだった。

・尚と菊永は付き合っている。
・そして、尚は私のことを嫌いになり、糞女なんて言うようになった。

こんな辛い現実、誰が受け止めたいと思う?

15:あんず ◆kJjA:2013/04/09(火) 18:23 ID:mTs

受け止めたいという奴は挙手してくれ。
あげる、あげるから……この辛い現実をプレゼントするから。

「おい……!! 聞こえて…」

私は咄嗟に電話を切った。
もう、聞いていたくなかったから。
ところどころ尚が菊永に「大丈夫だよ」という優しい声も、私に向かって発した怒り声も……____聞きたくなかったから。

16:あんず ◆kJjA:2013/04/09(火) 23:13 ID:mTs

逆に、菊永に尚の声を聞かせる必要もなかった。
尚は私のもの。
だから尚を管理するのは私の役目。
私が尚の声を私だけのものにしたいと願えば……。
私は軽くベルを鳴らすと


「その願いは“必ず”叶う……そうよね?」

ぼそりと呟いた。
ベルの音とともにやってきた元暴力団関係者……いや、スパイたちが足取りを揃えて私の前へ整列する。


「そうよね……?」


もう一度聞き返してみると「もちろんです」という声が一斉に耳へ入った。
私は軽くワイン色のソファーに腰掛けた。


「尚の声を私だけのものにして……!!」



その言葉でスパイたちは一斉に消え去った。

17:あんず ◆kJjA:2013/04/10(水) 17:19 ID:mTs

____午後三時の鐘が鳴る。
あれからかれこれ一時間半。
少しお茶にでもしようと、ティーカップを手にした時だった。


「うわぁぁぁぁああああ!!!!」


鐘の音よりも大きな狂ったような声が耳へと入り込む。
手にティーカップを持ったまま、私の足は声の聞こえた場所へと動いていた。

____声の聞こえた場所へたどり着いた時、ティーカップは磁石が引き合うかのように床へ落下した。
どこか落ち方が不自然な気がしたが、それは気のせいだったのだろう。
小さなパリンという音で私はティーカップが割れたことにようやく気がついた。
その途端、思い出すのは先程の叫び声。
薄々、気がついていた。
でも、信じたくなくて、自分の耳を疑った。
でも、でも……。
でも、信じるしかない状況だった。


「な、お……?」


「も……な、み……?」

スパイたちに取り押さえられた尚、そして、尚の胸の方から流れ出る赤黒い液体。
____血、だ。


尚は、やられた。
スパイたちに、やられたんだ。

18:あんず ◆kJjA:2013/04/13(土) 10:33 ID:mTs

すいません。
>>17の薄々気がついていた。〜を訂正させてください。



薄々、気がついていた。
真っ白なティーカップが徐々に赤黒く染まっていくのを見て。
その“赤黒いもの”が声の聞こえた方から来ていることに気づいて。
……気づいてしまったんだ。
分かって、しまったんだ。
信じたくないけど、信じないといけない現実。
受け入れたくない。
見たくない。
でも、これは……


「尚……じゃ、ない……っ!!」


こんなの尚じゃない。
これはただの赤黒い物体だ。

19: ◆EcCQ:2013/04/13(土) 13:32 ID:mTs

…………
………
……

ようやく、分かった。
尚が尚じゃなくなったのは、尚の体を私が管理していなかったからだ。
そしたら尚はこんなのにならなかったのに。
スパイにも菊永にも汚されなかったのに____……。

……私は尚の元へと駆け寄った。
そして、顔を近づける。
ふっ、と笑ってみせると、尚もふっ、と笑い返した。
意識はある、ようだ。
傷も……よく見れば、浅い。
それを確認すると私は口を開いた。


「尚、生きたい……? それとも、逝きたい……?」


静かな廊下には私の声が響く。
尚は何聞いてんだよ、と言うように『生きたいに決まってるだろ』と廊下に寝たまま返す。


「じゃあ、私のものになって……?」


このお願い。
尚はきっとすんなり『いいよ』と答えるに違いない。
あぁ、最初からこうすれば早かったのにな。
返事は?と笑顔で尚に問いかける。
あと何秒かで尚が私のものになる。
そう思うだけで嬉しいくて、嬉しいくて、自然と顔が綻んだ。




____が。


「俺、桜のものだから……ごめん。」


“オレ、サクラノモノダカラ……ゴメン”


尚が選んだ言葉は私の望みとは違う言葉だった……。

20:ツつツゅ≠縺ソ繧薙%:2013/04/13(土) 14:05 ID:tis

縺翫b縺励m縺縺ァ縺吶ュ笘


書き込む 最新10 サイトマップ