性格反対の双子

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1:ピース:2013/04/11(木) 17:06 ID:tlk

小説もう1つ書いてます。
ピースです。
よろしくお願いしますー!
これからは両方供、書いていきますので、
応援してくだされば嬉しいです。
今回は性格がまっ反対の双子を
書いていきます!
そして、双子の思いが試されます。
今回の応援もよろしくお願いします!

2:ピース:2013/04/11(木) 17:11 ID:tlk

プロローグ

私、相原 杏は普通の高校生。
私の妹はアイドル。相原 杏奈。
歌が上手く、人気者。
学校でも人気。私はそんな
杏奈が大嫌い。
でも、杏奈があんな事を言ってくれたから。

『杏姉もアイドルにならない?』

3:k:2013/04/11(木) 17:46 ID:ZYM

続き見たーい!なんか面白そう

4:ピース:2013/04/11(木) 19:45 ID:tlk

チュンチュン____

「ん…………」

私は相原 杏。普通の高校生。
でも、この家に普通じゃない人が居ます
それは、妹の杏奈。
アイドルだからって調子に乗ってる。
一番嫌なパターン。
コンコン。

「杏姉、入るよ!」

そう言って入ってきたのは妹の杏奈。

「ひゃぁ!杏姉!ベッドから
落ちてるけど大丈夫?」

「あ………杏奈、これは運動よ!
杏奈みたいに足がスリムじゃ無いし
顔だってパンパンなーのーよ!」

私は意地悪そうに言ってやった。
ヘヘーン!姉の方が立場は上よ!

「それより何の用なの?」

杏奈が手を叩きながら言った。

「監督が今度のcomikaの写真。
杏姉と撮った所を載せたいらしいから、
杏姉、今日空いてる?」

それは私にはあり得ない発言でした。

5:らい:2013/04/12(金) 14:46 ID:mgk

続き楽しみにしてますっ(^^)

6:ピース:2013/04/12(金) 17:09 ID:tlk

ありがとうございます。では続きを。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ほら!行くよ?」

私は杏奈に腕を引っ張られる。
今、何が起こったか理解出来ない!
誰か教えて〜!

「杏奈!私、今日学校だよ!?」

「そんなの、休みなさいよ」

ムッ!妹の癖に姉に向かって
タメ口を聞くとはいい度胸。
絶対杏奈を許さない!
私は杏奈に腕を引っ張られたまま、
家を出た。

「杏奈、何処行くの?」

「撮影所、車来てるから乗って」

私は背中を杏奈に押された。
そして、無理矢理車に乗せられた。
そうだ!お母さんに言っとかないと!

「お母さ………」

「杏姉、大丈夫。杏姉の学校には
私から連絡しといた。そしたら
良いですよぉー!って電話ごしに
泣きながら言われた」

あ………………………。
もしかして……………

「電話に出たのって吉岡?」

「うん。吉岡って人がどうかした?」

やっぱりね…………。
本当の事を言わないといけないよね。
可哀想だし。

「吉岡は杏奈のファンだよ。」

「えっ!?」

杏奈は本当にビックリしていた。

7:ピース:2013/04/12(金) 17:44 ID:tlk

杏奈は肩が震えている。
そんなにビックリしたのかな?
もしかして驚いたとか!?
____そんなの無いよね。
杏奈の肩、震え過ぎだよ!

「杏奈?肩が震えてるよ?大丈夫?」

杏奈は小さくうなずいた。
うなずいてくれれば良いの。
そして、車が動き始めた。
杏奈は車が動き始めても、肩が震えていた。
脅かしすぎたかな?
謝らないと。姉だしね。

「杏奈、そんなに震えているのは私の
せいだよね。ごめん」

私は震えている手を私の所に持ってきた
そして、私の手を掴んだ。

「杏姉のせいじゃ無いよ。安心して」

杏奈は小さな声で言った。
声までもが震えていた。

「杏奈、着いたわよ?降りなさい」

「あっ、杏奈のマネージャーさん!
送って下さり、ありがとうございます」

私は杏奈マネージャーに挨拶をし、
杏奈と一緒に行こうとした。
その時________

「杏姉と一緒に写りたく無い。」

「えっ?」

8:ピース:2013/04/12(金) 17:54 ID:tlk

「杏奈………?何いってんの?
監督さんが決めたんでしょ!?
監督さんの指示に従わないといけない
って前、言ってたよね!?」

杏奈は下を向いたままだ。
まだ、震えが修まっていない。
あり得ない。あんなに仕事を頑張っていた
杏奈が急にこんな事を言うなんて。
信じられない。

「杏奈、お姉さんと一緒に撮りたいって
言ったのは誰?」

マネージャーさんが聞いても下を向いたまま。
ずっと無視している。

「杏奈のマネージャーさん。
私、学校いきますね。すみません。
お手数おかけしました。」

私はその場を立ち去ろうとしたとき、
杏奈が顔を上にあげ、
振り返り、私の方に来た。
そして、腕を握られた。

「杏奈っ?」

「杏姉っ!学校には行かないで!」

「えっ?どうして?」

「杏姉が危険な目にあうから。」

杏奈が私の目をみて言った。
杏奈は嘘をつかない。だから私は
信じた。

9:ピース:2013/04/12(金) 18:49 ID:tlk

「吉岡って人は私の彼氏のお父さん。
女の人に良く手を出すらしいから。
杏姉には手を出して欲しく無いの!
私の…………私のたった一人の
杏姉だから!!!!」

「杏奈。嬉しいよ。私。幸せ者だね」

私は泣いてしまった。
よほど嬉しいんだ。嬉しくて死にそう。

「あ〜れぇ〜?相原さぁ〜ん?
なにしてんのぉ〜?学校はぁ〜?」

「坂村さんっ!」

クラス一のいじめグループ。
坂村一味と言われている。
最悪だ。こんな所で会うなんて。

「杏姉、知り合い?」

「クラスの人だよ。行こうよ。杏奈」

「う………ん。」

私は杏奈の手を強く握りしめた。
坂村さん達が怖いよ。

「杏姉は私が守るね!」

10:らい:2013/04/12(金) 20:02 ID:mgk

どっちかいじめられそぅ…(-_-;)

11:ピース:2013/04/12(金) 22:04 ID:tlk

らい様

読んで下さってありがとう!
続きを楽しみにしていて
下さい!

12:ピース:2013/04/12(金) 22:11 ID:tlk

私と杏奈はテレビ局に入った。
予定より、遅くなったので、監督さんに
怒られた。杏奈が震えていた
とか、言えないもん。

「すみません!監督さん、私達、
悪気があった訳ではありません。
少々、事情がありまして。」

私の言葉に監督さんは納得した。
これで良いんだ。

「じゃあ、杏奈ちゃんは着替えて着て。
杏ちゃんはこっち。」

私は監督さんに連れられて、衣装室に
着いた。監督さんが案内してくれたのだ。
さすがに、予想していたよりは大きい
杏奈はいつもここで撮影してるんだ。
凄いや。同じ双子なのに、こんなに
違うなんて。
15分後______

「はい!杏ちゃん!出来たわよ!
可愛いわ!」

「あのー、さすがに眼鏡は返して
くれませんか?」

「ダメダメ!杏ちゃんは眼鏡かけてて
ダサいし、制服のスカートも長い。
しかも、髪の毛黒とか今時あり得ない
人よ?今は杏奈ちゃんみたいな人が
増えているわ」

そんなの______
分かってるよ?自覚してるよ?

13:ピース:2013/04/12(金) 22:31 ID:tlk

「分かってます。撮影行ってきます」

私はその場を抜け出した。
あれ?ここどこ?もしかして迷子?
ううん、しっかりしている私の事よ。
迷子なんて______
あり得るわ!

「どうしよう」

私はあちこちをさ迷っていた。
すると、
ドンッ!

「キャァッ!」

男の人とぶつかった。
この状態の時、謝れば良いのよね?
そしたら、許してくれるの?

「すみませ…………」

「すみません。お怪我は?」

ドキン______
優しい微笑み。
まるで、昔見た絵本の中の天使みたい。
髪の毛はうす黄色なのね。
男の人らしいわ。

「あぁ!杏姉!どこいって………
って和正!(かずまさ)」

「杏奈知り合い?優しい人ね。」

杏奈はほっぺたを膨らませて和正さんの
方に行き、腕を組んだ。

「杏姉、和正は私の彼氏よ!」

「えぇーーーー!?」

14:ピース:2013/04/13(土) 05:48 ID:tlk

「って事は和正君、吉岡って名字
なんですか?」

私は和正君に質問した。
和正君は笑顔で答えてくれた。

「そうだよ。僕の父は学校の教師を
しています」

「凄いですよねぇ〜」

「そう言ってくれると嬉しいです」

私達は意気投合していた。
その様子をみている杏奈はまた、
ほっぺたを膨らませていた。
そして、私の腕を引っ張った。

「杏姉、皆探してるんだから。
早く行こうよ」

「あっ、ごめん」

「和正、今日もよろしくねぇ〜♪」

今日もよろしく?
一体何をしているの?

15:ピース:2013/04/13(土) 10:02 ID:tlk

私はそんな疑問を残しながら撮影所に
杏奈と一緒に入った。
もちろん、監督さんには怒られた。

「撮影始めまーす!」

「先、杏奈ちゃんからよろしくね」

「はぁーい!杏奈頑張ります!」

杏奈はスタッフさんと一緒に
行ってしまった。
そして、杏奈の撮影が始まる。
さすがプロ。表情が豊かだ。
それに着てる服を強調している。

「杏奈ちゃん良いねー!」

スタッフさんに誉められた杏奈は
さっきよりも一弾と頑張っている。
杏奈は昔から、誉められるのが好きだから。

「はい!杏奈ちゃんお疲れ。次、
杏ちゃん!よろしくね」

「はいぃぃぃぃー!」

私はガチゴチに動きながら、スタッフさんに
連いていった。
うわー、向こうで見るよりこっちで
見た方が大きい。

「杏ちゃん!こっち向いてー!」

「はいっ!」

とうとう私の撮影が始まった。

16:ピース:2013/04/13(土) 12:54 ID:tlk

「杏姉!もっと肩を下げて!」

「こ………こう?」

私は撮影になれていない。
そのせいか、全然上手く撮れない。
私、素人だもん。ダサいもん。
ダメダメだもん。
私は涙出てしまった。

「杏姉っ!」

杏奈が私の方に駆けつけてくれた。
そして、慰めてくれた。

「杏奈………」

「杏姉は私より勉強出来るじゃん!」

私達は撮影の事を忘れ、話してしまった
その話している最中、カメラマンさん
が、良い表情だ。と、言って撮影
していた。

「杏さん!杏奈ちゃん!避けてー!」

「えっ?」

スタッフさんが叫んだ。
私はとっさに杏奈を押した。
だが、私は逃げ遅れてしまった。
ガシャーン!
上からライトが落ちてきた。

「杏姉!杏姉!目を覚まして……?」

「救急車を!早く!」

「はいっ!」

17:あお:2013/04/13(土) 13:30 ID:BRw

続き楽しみだな〜♪
頑張って下さいね♪

18:ピース:2013/04/13(土) 15:08 ID:tlk

あお様

ありがとうございます。
がんばります!

19:ピース:2013/04/13(土) 15:14 ID:tlk

駄目だ………………。
目が開かない。私、死ぬのかな?
誰かが叫んでる。

「ぇ…………杏姉!目を覚まして!
お願い!杏姉!」

杏奈…………。ありがとう。
でも私はもう、駄目かも。

杏奈side

杏姉、どうして私をかばうの?
私はどうだって良いのに。
杏姉のバカ。お人好し!

「着きました!おろします!
妹さんは向こうで」

「はい。杏姉を…………杏姉を
助けて下さい!」

私がそう言うと、救急隊の人が
ニコッと笑って入って行った。
大丈夫だよね。
杏姉。杏姉は死なないよね?

「杏奈、泣かないの。辛いのは分かる。
お姉さんの気持ちも考えて。」

「杏姉の………気持ち…………?」

杏姉の気持ちを今まで考えた事が
無いな。杏姉の気持ち!私、
分かってみせるからね。

20:ピース:2013/04/13(土) 16:01 ID:tlk

杏姉の気持ちか…………。
そんな事。思った事も無いから
分からないわ。

「杏奈、」

私が困ってうろうろしていた時に、
マネージャーが来た。
マネージャーは監督にお願いして、
今日の撮影を中止にしてもらうよう、
頼んで貰った。

「うろうろしてないの。杏ちゃんなら
大丈夫よ。女の子しか持っていいない
物がある。杏ちゃんもそれを
持っているわ。」

「女の子しか持っていない物?心臓とか
何か?」

「アホ。心臓は男の子でも持ってるわ。」

私は頭を叩かれた。
あっ_____。

「マネージャー!杏姉に……
杏姉に何かあったら読んで!
私、行く所があるの!お願いね!」

「あっ………。全く」

私は走った。
杏姉、小さい頃の約束覚えてる?
私が階段で転けた時、言ったよね。
『杏奈、くよくよしてたらアイドルに
なれないよ。杏は杏奈の服をデザイン
するからね。約束』
って_____。
私、杏姉との約束、忘れて無いよ?
杏姉も忘れないで。杏姉が
目を覚ます頃。私は病院には居ない。
マネージャーの言うこと良く聞いてね。

21:ピース:2013/04/13(土) 16:15 ID:tlk

杏姉、私、分かったよ。
杏姉の気持ち。それは_____
『私を守る事』
だよね?アイドルの私を、
守りたいんだよね?ありがとう。
杏姉、さようなら。杏姉_____
私は大きな交差点に来た。
ここで私の一生を終える。
杏姉が目を覚ます前に。
ドクンドクン。
何?死ぬって決意したのに。
止めてよ。私の心臓。

「あっ、来た。」

大きなトラックに跳ねられて死にたい。
軽トラックだと、死ねないかも
しれないから。
よし!行くぞ_____
私は足を踏み出した。
そして、トラックの前まで来た。

「貴女!やめなさい!」

と、止める人も居る。
だが私は止めない。
死ぬんだから。
そして、トラックが来た。
タイミング良すぎ………。
トラックがプップー!と、鳴らす。
退かないからね。
その時_____
ギュッ!
ズコーン!

「何があったの?」

「杏奈!死ぬなんてやめて!」

「杏姉………。どうして_____?」

22:ピース:2013/04/13(土) 17:44 ID:tlk

杏side

深い………深い闇に落ちる私。
明るい光からどんどん離れて行く。
助けて_____。
私はこの闇から抜け出したい。

「ううぅ……………」

「泣いてる………。誰が?」

私は必死に明るい光の所に行く。
しんどい…………。全く着かない。
すると、暗闇から、明るい光の
手がさしのべられた。
私はその手に捕まる。
そして、上に行く。

「杏ちゃん。」

「ん………。」

「杏…………ちゃん?」

目の前にはマネージャーさんが居た。
あれ?杏奈は?

「もう、杏奈ったら。居れば良かった
のにね。」

「何処に行ったんですか?」

「分からないわ。多分、テレビ局とか
だと思うわ」

「行か………ないと……」

私は無理して体を起こした。
ズキスキ………。
まだ痛む。でも、杏奈は私が守らないと
小さい頃みたいになっちゃう。

23:ピース:2013/04/13(土) 19:17 ID:tlk

杏奈…………何処に行ったの?
お願い、私の元に帰って来てよ。
私、目を覚ましたよ?ほら、一緒に
笑おうよ。笑い合おうよ。
ピロリロンピロリロン

「すみません、取ってくれませんか?」

「分かったわ。はい。」

「ありがとうございます」

私はマネージャーさんから携帯を
受け取り、中を見た。
そこには、お母さんからのメールが
来ていた。

『杏へ。
杏、ちゃんと杏奈と居る?
近所の人が杏奈が交差点に居て、
自殺しようとしているって言われたわ。
杏奈がそこに居なければ、杏、
杏奈の元に行きなさい。お姉さんでしょ?』

「杏が交差点に!?」

「どうかした!?もしかして杏奈の事?
何処に居るの?」

マネージャーさん、本当に心配してる。
杏のマネージャーだもんね。
居なかったら心配だよね。
私も、目を覚まさなかったら
杏が…………。

「マネージャーさん!車で送って!
交差点って言えばあそこだけ
だから!お願い!!!」

「分かったわ。杏奈のマネージャー
だもの。」

24:ピース:2013/04/13(土) 21:07 ID:tlk

杏奈、まだ死なないでよつ!
私は駐車場に走っていた。
車は駐車場に止めるように
言われているらしいからね。
途中で、和正さんに出会った。

「どうかした?そんなに急いで。
さっきの杏奈みたいだ。」

「その杏奈が自殺しようとしている
んですよ!」

「自殺!?」

和正さんはビックリしていた。
当たり前だ。のほほーんと
笑顔で杏奈の事を話していたのに、
急に自殺する。とか言われたらビックリ
するのが人間ってもんよね。

「僕も行くよ!邪魔かも知れない。
でも、杏奈を説得出来るかもしれない」

「よろしくお願いします」

こうして、和正さんも加わった。
私だったら自殺とか絶対しない。
性格が反対過ぎるよね。これって。

25:ピース:2013/04/14(日) 12:05 ID:tlk

私達は車に乗った。
間に合って…………お願い!
杏奈、死なないで!
私は両手を合わせた。
和正さんが私の肩に手を置いた。

「大丈夫、きっと助かるさ。」

「和正さんはどうして普通にして
いられるの?自分の彼女が自殺しようと
しているって言うのに。」

「信じてるからかな?」

『信じてる』
この言葉が私の頭に響く。
私も、杏奈を信じてる。
自殺しないって信じてる。
キキーッ!
車が急に止まった。

「どうしたんですか!?」

「渋滞よ。間に合わないわ」

杏奈………。待ってて。
私が行くまで死なないで!
ううん、私が行っても死なないで!
私は車のドアを開け、外に出た。

「私、走っていきます!
和正さん達は車で来てください!」

「分かったわ。気おつけて」

「はい」

26:ピース:2013/04/14(日) 13:58 ID:tlk

杏奈、待っててね!
今行くよ!すぐに行くよ!
私は交差点まで走った。
息をきらしながら走った。
痛む腕を押さえながら____。
ズキズキ………。
この痛み。杏奈の苦しみと
思えば良いんだ!杏奈も苦しんでる。
私は大きな交差点に来た。
杏奈は何処に居るの!?

「あっ!杏奈っ!あっ、トラック
来てるし!早く行かないと本当に杏奈が
ひかれちゃう!」

私は走った。
人々を上手く避けながら杏奈の所に行く。
もうすぐだよ!杏奈。
すると杏奈が道路に出た。

「杏奈っ!何やってんの!?」

27:ピース:2013/04/14(日) 14:51 ID:tlk

杏奈っ……………杏奈っ…………。
止めてよ!杏奈!
後100m………待って!

「止めなさい!貴女」

あっ、隣のおばちゃん。
でも止めなさい!って言われてる
のにどうして杏奈は止めないの!?
私、杏奈みたいに運動神経良く無いし。
ようやく杏奈の所へ着いた。

「杏奈っ!」

「えっ?」

ギュッ!
バタン!
間に合った。良かった。

「杏奈、大丈夫?」

「杏姉………?もう起きて平気なの!?
無理してない!?」

「私の心配は良いよ。杏奈こそ、
どうして自殺しようとしたの」

「杏姉に迷惑かけてるって分かって
杏姉に迷惑かけたく無いから………」

「バカ…………」

28:ピース:2013/04/14(日) 15:08 ID:tlk

杏奈side

杏姉、来てくれたんだ。
あっ、腕に包帯。
ズキン……………。
この腕の傷。私が作ったんだよね。
謝るべきだよね?

「杏姉、今回の件に関しても、
前回の件に関しても、謝ります。
ごめんなさい!」

私は頭を下げる。
通行人がじろじろ見るなかで。
平気だもん!誰に何言われても平気。
杏姉が生きていてくれれば。
キキーッ!

「杏奈っ!あっ、間に合ったのね。
ありがとう、杏ちゃん。」

「いいえ………」

バタンッ!
えっ!?和正までどうして!?
私、たくさんの人に迷惑かけたの?
あり得ない。
気づかなかった。
私は下を向いたまま。
顔をあげる事ができない。

「杏奈、杏ちゃんにお礼言えよ?
杏ちゃん、必死だったぜ?
お前が居ない!!って騒いでた」

「ムー!」

杏姉がほっぺたを膨らませる。
杏姉、そんなに心配していたなんて。
気づかなくてごめんなさい。
杏姉の気持ちは分かったよ?

「杏姉っ!あり得ない。杏姉がほっぺた
を膨らませるなんて!」

「ちょっ………良いところ言いなさいよ」

本当に笑える。
杏姉の良いところ?
たくさんあるよね。

「杏姉の良いところはね!」

29:ピース:2013/04/14(日) 15:48 ID:tlk

「眼鏡かけてて、黒髪で
ちょっとうざったらしくてでも
優しいお姉さん!かな?」

こんな事言わせて…………
杏姉のバカ。私は杏姉が一番好き。
和正よりも、マネージャーよりも。
杏姉が一番………この世で一番好き。

「杏奈、言ってくれるねぇ〜」

「良いじゃん!」

私はテレビ局に帰ると監督に怒られた。
でも、杏姉がかばってくれた。
優しい。
またこう感じた。

「あのさ、杏奈、俺ら、結婚しない?」

「けっ…………結婚?」

私はボーゼンとなった。
杏姉は何があったのか理解していないと
思う。でも急にどうして結婚なんかを……?

「急に…………ごめん」

「ううん。」

「和正!お前らは芸能界に居るんだ!
記者にばれたら終わりかも知れないぞ?」

「それを覚悟してます。」

和正は私の方に来た。
何を言いたいのよ………。
和正ぁ………意味わかんない。

「俺、もうすぐで外国行くんだ」

「外国!?」

30:いちご:2013/04/14(日) 17:23 ID:zck

ROMってました。
頑張って下さい。
応援しています。

31:ピース:2013/04/14(日) 17:24 ID:tlk

和正が外国に_____?
外国って遠いよね?
外国に行くと、会えないよね?
外国に行くと………………永遠に会えないよね?

「そ…………それ本気?じょ………
冗談とか?」

「違う。これは本当だよ。杏奈」

何よ…………嘘って…………
嘘って言ってよ…………。
そんな真剣な顔してたら疑え無いよね。

「外国に、杏奈も一緒に来てくれないか?」

「私も!?」

「外国に行く前に結婚式をあげるんだ」

結婚式は…………あげたいけど………
外国に行くと、杏姉に会えないし。
お母さんにも会えない。
大好きな人と離れるなんて嫌だよ。
でも、和正も大好きな人だよ。

「私…………どうしたら良いか
分かんないよっ!」

私はそこで走り去った。
後ろを向かずに。
何処かに……………。

32:ピース:2013/04/14(日) 17:27 ID:tlk

いちごちゃん♪

お久しぶりでs!
難民行けなくてごめんねぇ〜!
たまぁ〜に行くね。

33:ピース:2013/04/14(日) 17:36 ID:tlk

私は一人、木の下に居た。
誰も来てほしく無いよ。
特に、杏姉と和正。
和正、急過ぎる。もっと前に言ってくれれば
行くか決めてた。

「杏奈、探したよ?」

「杏姉っ!どうしてここが!?」

私は杏姉に問い詰める。
杏姉は笑って居た。
いつも優しい杏姉。私が外国に行く。
って言ったらショックだろうな。

「杏奈、隣良い?」

「うん。」

杏姉は私の隣に座った。
そして、話始めた。

「杏奈、いつも悩み事があるとここに来るよね。
小さい頃から。いじめられてて、
いじめに悩んで。時にはいじめのせいで、
苦しんで」

「何が言いたいの?」

私はまた、杏姉に問い詰める。
杏姉はまた笑って居た。
優しい微笑みが天使みたい。

「つまりね、杏奈は悩んじゃ駄目。
てんびんにかかっていても、
何をしようと、和正さんを選んであげて。
私とママは大丈夫。行きなよ?
杏奈、小さい頃、外国に行きたいって
うるさいほど言ってたのに」

「それとこれとは関係無いでしょー?」

34:ピース:2013/04/14(日) 18:31 ID:tlk

杏side

杏奈が外国に来ないか?と、誘われた
時に戻ります。

杏奈が外国に……………?
そしたら、私も………………
ママも……………………
パパも……………………
皆悲しむよ…………。

「杏奈っ!行きなよ?」

「私……………どうしたら良いか
わかんないよっ!」

杏奈は走り去った。

「待ってよ!杏奈っ!」

「杏奈、ショックだったか……」

「和正さん。和正さん!私は
杏奈が必ず返事をすると思っています。
杏奈を信じてあげてください。」

「君に言われたら信じるしか無いね」

和正さんが笑い出したと思ったら、
マネージャーさんも笑い出した。
そこにいる皆が笑い出した。
私、何かした!?

35:ピース:2013/04/14(日) 19:03 ID:tlk

「えーっと…………どうかしましたか?」

「いいえ。貴女、説得力があるからあの人にある事を
説得してほしいな。って思って」

あの人……………?
誰だろう?女の子?男の子?
もしかして…………
『オカマ』!?
あり得ないよね。それだけはあり得ないよね

「私っ!杏奈の所に行ってきます!」

私は猛ダッシュで走った。
でも秒速30cmってとこ。
遅い方で、小さい頃からの悩み。

「杏ちゃん、未来にそっくりね」

「未来ちゃん、今何処だっけ?
目覚めて無いの?」

「そうらしいよ?でもね_____」

「あっ!杏奈!」

「杏姉!どうしてここに!?」

36:ピース:2013/04/14(日) 20:11 ID:tlk

杏奈side

「杏姉、私と文通してくれる?」

「えっ?何よ!急に………」

「私、外国に行くから。離れていても
側に感じられるから!ずっと…………ずっと杏姉が
大好きだから!」

「全く」

杏姉…………って事は良いよって
意味だよね?そうだよね?杏姉。
杏姉は一番の理解者だよ。
外国に行っても忘れない。杏姉の事。ママの事。パパの事。
私を支えてくれた皆、忘れない。

「あっ、早く和正さんに伝えた方が良いよ?
和正さん、明後日には行くって言ってたよ?」

「えっ!?」

私は立ち上がった。
時間が無くなる!準備もしないといけないのに!

「杏姉!和正の所に行ってくる!
ありがとう!」

私はそう言って走り去った。

「本当は行ってほしく無いんだよ?」

杏姉がこう言ったのにも気づかなかった。
私は夢中で走り続けた。
足が早いせいか、すぐに和正の所に着いた。

「ハァ…………ハァ…………
和正、私、和正と一緒に行く!」

少し、間が空いた。
ドキドキ。どんな返事されるだろう?

「その言葉、待ってたよ」

37:いちご:2013/04/14(日) 20:45 ID:zck

書き方変わったね〜!!
頑張ってねー♪
影(?)で応援するよ^^*
明日、頑張って行こうね!
心臓検診ウゼェけど・・・((おい
でわ><;

38:ピース:2013/04/15(月) 22:16 ID:tlk

心臓検診だるかったね!

↓続き

「その言葉を待ってた………?」

「君なら絶対オーケーしてくれると
思ってたんだよね。」

「和正ぁ…………」

私は涙が出てきた。
あり得ない。これは演技では無い。
本物の涙だ。

「杏奈っ!」

「杏姉!ありがとう!杏姉のおか………」

「はい。」

杏姉が私の首になにかをいかけた。
なんだろう………。

「えっ?」

「優兄の形見。持ってってよ!」

「優兄の形見………?
優兄の形見出てきたの?今まで発掘されなかったのに……!?
優兄の形見なんて………」

「優兄が、杏奈が外国に行くとか
言い始めたらこれを渡せって
死ぬ前に言ってたよ………?」

39:ピース:2013/04/15(月) 22:22 ID:tlk

優兄の話をしますね。
今から半年前______。
私が中学3年の時。

「優兄っ!学校行こうよ!遅れるよ?なにしてんの?」

「あっ、杏待て。杏奈が支度してないから………」

「優兄は甘やかしすぎなんだよ!」

あわわわわ…………
私のせいで杏姉と優兄が喧嘩しかけだ!
早く着替えてとめないと……………
ってあれ!?ボタンが………
とまらないっ!

「うわぁ〜ん!!!!」

「杏奈っ!?大丈夫か!?
どうした!?」

「ボタンがとまらないのぉ〜!」

この時の私は泣き虫だった。
優兄は私を甘やかしてくれる。
だから大好きだった。
優しいし、笑顔が天使みたいで………
でも、そんな優兄に告白してきた人が居た。

『山村 未来』

40:ピース:2013/04/16(火) 19:56 ID:tlk

山村 未来はアイドルで学校中の男子全員から
好かれていた。でも、優兄だけは違った。
私は優兄と約束をした…………。
その約束は結局叶わなかった。
『仕方無い______』
今でも自分に言い聞かせている言葉。
優兄が死んだのは山村未来のせいなんだ。
ピーンポーン!

「優君♪お迎えにあがりましたわぁ♪」

いつもお嬢様気取りの山村未来。
女子全員からは嫌われている。彼氏を奪われたり
した人もいる。山村未来に対する憎しみは
皆持っている。

「別に迎えに来なくて良い。今日は
杏と杏奈と行くから」

「優君!私も未来の妹達と行きたいわっ!!!」

「未来の妹なんかじゃ無いもん!優兄の彼女は
岡村 杏利さんだよ!?」

「あら?早速未来の妹が来たわ!貴女は
杏ちゃんね♪」

「違うし。私、杏奈だもん!未来の妹とか言うくせに
名前覚えられないとかショボ!」

私は言ってやった。

41:らい:2013/04/16(火) 20:04 ID:wqA

未来うぜーーwww

42:ピース:2013/04/17(水) 16:31 ID:tlk

感想ありがと!勇気湧いてきた!
↓続き

「ごめんなさい!杏奈ちゃん、杏奈ちゃんも
充分可愛いわよ!?」

「お世辞なんていらないわ。優兄ちゃん。
そろそろ行こうよ。遅れちゃう」

ピロリロリンピロリロリン
未来の携帯が鳴る。
未来は急いでカバンを開けていた。
何よ。優兄と行くとか言いながら携帯鳴るって。
あり得ない。

「優君〜!今日は仕事が入ったの!
ごめんなさい。一緒に行けないわ。
また明日、迎えに来るわね」

未来はそう言って行ってしまった。
チッ…………。
何が未来の妹よ!
くそ未来ってあだ名にしようかしらぁ〜?

「優兄、行くよぉ!」

私達は急いで学校に行った。
ギリギリセーフだった。
全く、未来の長話は辛いわ。

「ねぇ、杏奈ちゃん、今日、
舞のママが家に来ないかって言ってたの。
是非うちに来る?」

「良いの!?舞大好き!」

舞は私の大親友。
裏切らない。
約束をしている。

43:ピース:2013/04/17(水) 16:55 ID:tlk

放課後______

「杏奈ちゃん、行きましょ。」

「うん!舞!優兄には連絡しとこ!」

私は優兄に連絡した。
『今日は友達と遊んで帰ります!
 帰り遅くなったらごめんなさい!』

「杏奈ちゃんってお兄さんの事。
本当に大好きだよね。羨ましいな。」

舞は一人っ子。
お母さんは外国に行っていて、
お父さんは会社の社長さん。
当然舞の家は広い。私は一回迷子になったし。
私と舞は、舞の家に行く途中だった。
私は山村 未来と優兄が手を繋いで
帰っていたのを目撃した。

「あれ、お兄さんだよね?隣に居るのは
山村 未来さんだよね?どうして?杏奈ちゃん」

「分かんない」

私はしばらく二人をみていた。
そしたら、山村 未来が赤信号を渡ろうとしていた。
その時、丁度トラックが来ていた。

「危ないよっ!山村さん!」

舞が言った。当然山村 未来には
聞こえていない。
キキキー!!!!
ドンッ!
私達は二人に駆け寄った。

44:ピース:2013/04/17(水) 17:58 ID:tlk

近くに駆け寄ると未来は無事だった。
じゃあ…………誰がひかれたの?
まさか……………
私はトラックの方に走る。

「優兄!どうして!?」

優兄は最後の力を振り絞り、私の腕を掴んだ。

「優兄…………死なないで…………
私と杏姉をほっていかないで………」

私はたくさんの涙を出していた。
気づかなかった涙。
でもでうして未来の代わりに優兄が
トラックに跳ねられたの?

「優兄、どうして?」

「未来は…………アイドルだからかな?
ハハハ………兄ちゃん、ダサいな」

「優君!私の事はどうでも良かったのに!
私が死ねば良かったのに………!!!」

未来……………?
演技じゃ無くてマジ泣きしてる?
もしかして……………優兄と未来って…………

「優兄、どうして幸せにならなかったの?
優兄がいちいち、未来をテレビ局まで
迎えに行ったのは好きだからでしょ?」

「ハハハ……………さすが杏奈。
バレたか。でも………兄ちゃん、幸せに
なんかなれな…………いな…………」

優兄はそこで息を引き取った。
救急車が来る前にどうして死ぬの?
杏姉と私をほっていかないでよぉ…………。

「杏奈ちゃん!私、優君の代わりに
杏奈ちゃん達をお世話するわ!私の………
私のせいだもの…………」

未来……………。
私は未来を信じた。

45:ピース:2013/04/17(水) 18:03 ID:tlk

私は未来と家に帰った。
杏姉の事も心配だから。
杏姉は家で一人だから一緒にいてあげたいの。

「ここだよね。杏奈ちゃんのお家。
本当に……………ごめんね?」

「未来お姉さん。良いよ」

「えっ?未来…………お姉さん?」

フフフ……………
ビックリしてる。
優兄の事を大切にしてくれたから、
私が今度は未来お姉さんを大切にするの!

「あっ、杏姉には言ってないの………
杏姉、一番優兄が好きだから。」

私はうつむいた。
未来お姉さんが私の頭に手をのせた。

「大丈夫。私が話し合うわ!」

「頼りになるね!未来お姉さん」

「可愛いぃ〜〜〜!!!」

46:いちご ◆PbzA:2013/04/17(水) 19:48 ID:zck

頑張れ

47:らい:2013/04/18(木) 15:58 ID:wqA

優兄ぃぃ〜〜(;_;)

48:ピース:2013/04/18(木) 17:26 ID:tlk

感想ありがと!
↓続きです。

私は未来お姉さんに抱かれた。
本当は未来お姉さんの隣に優兄もいるはずなのに。
杏姉、こんな現実知りたくないよね。
私も、教えたく無いよ?でも杏姉の為だから。
ガタン!

「ただいまっ!杏姉!今帰ったよ!」

「遅〜い!って未来さん!?
どうしてここに!?」

杏姉は未来お姉さんが来たのがビックリしているらしい。
こっちもビックリするけれど、優兄の事を聞いたら
余計、ビックリするよ。
覚悟しててね。杏姉。

「杏姉っ!あのね………………」

「優兄は?クラブに行ってるの?
クラブ熱心だね!」

杏姉は笑っている。
いつものニコニコした笑顔。
こんな事。教えたくないよ!

「あの、優兄はし…………」

「死んだ。」

「えっ!?」

私は杏姉が口にした言葉がビックリした。
知ってたの!?杏姉。
誰から聞いたの!?

「由美が言ってた。優兄、死んだよ?
って…………事故現場に由美、いたんだって。」

杏姉は泣いている。

49:ピース:2013/04/18(木) 21:16 ID:tlk

「由美さんが居たんだ。
気づかなかった。」

私は唖然となった。
未来お姉さんは泣いている。
きっと、自分のせいで優兄が死んだ事を
後悔しているのだろう。

「あのね…………杏ちゃん…………。
優君が死んだのは私の…………
私のせいなのっ…………!」

「えっ!?未来さんのせい!?」

杏姉は一瞬泣き止んだ。
私もこんな時に言うとは思わなかったから
ビックリした。

「杏姉っ!許してあげて!ねっ?」

私は杏姉を説得する。
未来お姉さんは悪い人じゃないって分かってほしい!
杏姉……………私の気持ち分かって!

「良いんです。未来さん。優兄は
不注意で死んだんですよ?何言ってるんですか?
未来さんのせいではありませんよ。」

「杏ちゃん!?ううんっ!!!私のせいなのっ!」

二人は和解してくれた。
良かった。
そして、数日後、私は知りたくもない
事を聞いてしまった。

『アイドルの山村 未来。
 死んだんだって?』

50:ピース:2013/04/18(木) 21:32 ID:tlk

その噂は私の所にも回って来た。
あり得ない…………私と…………
私と杏姉を守るんじゃ無かったの!?

「杏姉、未来お姉さんのお葬式、
もちろん行くよね?お世話になったし。」

私は杏姉に聞いた。
杏姉は小さくうなずいた。
杏姉と未来お姉さんはようやく
和解し合えたと思ってたのに突然、
死んだと言う連絡をきくとは…………
お葬式当日______

「杏奈、先に行ってて!後から
追いかけるわ。」

「うん。」

杏姉はそのまま何処かに行ってしまった。
何処行くんだろ?あっ、私、
お供え持って行かないと。
えーっと…………あっ、あった。
未来お姉さんの大好きだった
『金時飴』
私はこれが好きでは無かった。

「よぉーし、行かないと。」

私はお供え物を持って走った。
お葬式会場は遠いから。
走っていたら、杏姉に出会った。
杏姉はお花を持っていた。

51:ピース:2013/04/18(木) 22:21 ID:tlk

そして、お葬式会場_____
未来お姉さんの親族が嘆き悲しんでいる。
どうして死んだのか知りたいな。
未来お姉さん、自殺なんてしそうじゃ
無かったもん。杏奈の事、守ってくれたもん!
どうして急に死ぬの?
私と杏姉は入り口近くで立っていた。
すると、一人のお姉さんが近寄って来た。

「もしかして、相原さん?」

「えっ、あっ、そうですけど」

杏姉が答えた。
私はビックリして声が出なかった。

「未来から聞いていたわ。」

「いつもお世話してくれた未来お姉さんが
どうして急に死んだんですか!?」

私は大声を出して言った。
お姉さんはポカーンとしていたが、
聞かせてくれた。
涙を流しながら。

「未来はね、元から心臓病だったのよ。
小さい頃から一人でね。可哀想だった。
私達はあの子に外の世界を教えてあげた。
そして、スカウトされたのよ。
その数年後。優君に出会ったのよ」

「優兄に………?心臓病…………?」

私はあり得ない発言を聞きまくった。
信じて良いんだよね。未来お姉さん。
私、信じてるからね?天国でも私の事を
見守ってくれたら私。とっても喜ぶからね?
ありがとう。お姉さん。
さようなら_____

52:ピース:2013/04/18(木) 22:30 ID:tlk

ここから元に戻ります。

「優兄の形見か。他に未来お姉さんの
形見は無いの?私、知りたい!」

「この手紙。お葬式の日に渡された。
外国に行く時に便利だよ!って………」

杏姉は笑っている。
心の奥底では泣いてる?杏姉。
私、明日飛びたつよ?姉なら止めるって
思ってたけど、甘かったね。
バカだ。

「さぁ!帰ろうっと。明日は
とうとう飛びたつ日だもんね!早く寝ないと………」

私は杏姉より先に家に帰った。
そして、自分の部屋にこもり、
泣き始めた。杏姉………………

「うぅ…………杏姉と離れたくない」

私はお気に入りの枕を抱きながらベッドに
横になった。
お気に入りの枕は大好きなキャラクターの
絵が入っている枕だった。
その枕が涙で濡れてきた。

「気色悪…………明日持って行くのに。
洗おう。乾燥させれば大丈夫………」

私は枕を洗う為、一階に降りた。

「…………」

何か声が聞こえる。
誰の声?まさか泥棒!?
あり得ないよ!?こんな時に!

53:ピース:2013/04/19(金) 16:33 ID:tlk

私は階段からこっそり下を覗いた。
誰か居る。

「!!!!」

杏姉が身体中の縛られてる!
やっぱり泥棒だ…………………。
警察に電話!
私は上に上がろうとした。
その時だった。
ミシミシ!

「あっ、」

「誰だ!?」

ヤバイ!気付かれた!
杏姉を助けないといけないのに。
勇気が出ないよぉ…………
優兄ぃ…………未来お姉さん…………。
私は結局見つかった。
男の人は若かった。
何処かの俳優さんかと思ったぐらい。
私ももちろん、縛られた。

「お兄さん、俳優さん?」

私は縛られながらも聞いた。
気になったら聞くべきでしょ?
どんな時、どんな状況でも聞きたい性格なんだもん!

「俺か………?俺は『元』俳優さ。」

「元俳優!?凄いね!お兄さん。
私もね、女優さんになるのが
夢なんだよ!?色々教えてよ!俳優さん
なんでしょ?たくさん知ってるよね!?」

私は熱心に聞いた。
女優さんになるための勉強もしておかないと
いけないと思ったから…………ね?

54:ピース:2013/04/19(金) 16:35 ID:tlk

勘違いされる方がいるかも知れませんので、
書いておきます。
※杏奈はアイドルであり、女優ではありません。
女優になる為に、アイドルになったのです。

55:らい:2013/04/19(金) 16:54 ID:wqA

杏奈cの性格すごいねぇ…
縛られてんのにそんなこと聞けんだ…

56:ピース:2013/04/19(金) 22:45 ID:tlk

杏奈は強がりなんだよ!
↓続き

「杏奈っ!何聞いてんの!?」

「しぃー!女優の勉強する為だよ!」

杏姉、分かってよ。
私、こんな状況でも聞くの。
誰になんと言われようとも聞くの!!!
だって、他の誰よりも女優になりたいって
気持ちはたくさんあるんだから!!!
泥棒がこっちに来た。
ヤベ…………死ぬの?

「杏奈………だよな?」

「えぇ、そうよ?」

すると男は縄をはずした。
私の分だけ。

「俺は海藤 勇気。」

「海藤さん!?私、ファンだったわ!
熱心に演技をしていらして…………。
でも、どうしてお止めになられたの?」

海藤さんは私の前に手を向けた。
そして、こう言った。

「まずは、杏奈ちゃんがどうして
そんな事を聞くのか教えてくれたらね」

と、言った。
意地悪な泥棒さんだこと。
でも、カッコいい。

57:ピース:2013/04/20(土) 09:36 ID:tlk

「私、女優になりたい。
皆に好かれる女優になりたい。」

「そっか…………。杏奈ちゃんなら
なれるよ。俺は分かる。」

海藤さんは時計をみた。
時計を見ると、焦っていた。
どうしたんだろう?

「杏奈ちゃん、杏ちゃん。この事は
内緒にしてくれないかな!?」

「もう行くの!?」

「うん。外国に行く事になったんだ。
明日。旅たつんだ…………」

海藤さんは悲しそうだった。

58:ピース:2013/04/20(土) 10:16 ID:tlk

外国って私も行く…………所。
しかも明日。
海藤さんと同じ飛行機が良いな。

「海藤さん、私も明日、外国に行くの。
同じ飛行機だったら良いね!」

私は海藤さんを悲しませないように
自分が笑顔になった。
本当は、私も笑顔になんてなれないよ?
杏姉とお別れだもん。

「きっと、同じ飛行機さ。」

海藤さんはそう言い残し、去って行った。
最後まで悲しそうだった。
私、海藤さんの悲しむ姿はみたくないのに。

「杏奈、お取り込み中?失礼ですが
この縄をはずして。」

「あっ、忘れてた。外すから動かないでよ!?」

「分かってるしぃ〜!」

私は杏姉の縄を外した。
ヒラヒラヒラァ〜…………
一枚の紙が落ちてきた。
あっ、海藤さんからだわ。

『明日、お会い出来ると良いですね』

か…………。
マジシャンみたいね。
海藤さんって…………。

59:& ◆9LXw:2013/04/20(土) 10:34 ID:WF.

面白い小説ですね(≧∇≦*)
これからも読んで良いですか(〃'▽'〃)?!

60:ピース:2013/04/20(土) 11:47 ID:tlk

読んで良いですよ!是非是非お読み下さい!
↓続き

次の日______
ピーンポーン
ベルが家の中に鳴り響く。

「はぁ〜い。誰?」

私は玄関のドアを開けた。
そこには和正が立っていた。
もう迎えに来たんだ。
私、もう行かないといけないんだよね。

「杏奈、迎えに来たよ。」

「待って!もう少し!後もうちょっとで
終わるからぁ〜!」

私はカバンを持って外に出た。
そして、しばらく家をみつめていた。
この家ともお別れか…………。

「杏奈っ!早い!忘れ物みつけたよ!?」

「えっ?忘れ物?」

杏姉が私の首にネックレスを掛けた。
キラキラしている。真ん中には
四つ葉のクローバーのデザインが
キラキラ光っている。
これは、『優兄の形見』

「ごめんごめん。大切な物忘れたら
いけないよねっ!アホだわぁ〜!私」

「杏奈、私、見送りに行くからね。
もう少し待ってくれない……?」

杏姉が見送りに!?
嬉しいっ!杏姉が最後まで近くに
いてくれるだなんて………………

「和正、待ってようよ。」

61:ピース:2013/04/20(土) 17:23 ID:tlk

「杏奈、フライトの時間は12:30。
今は10:00だ。」

「時間ぐらい分かるもん!子供じゃ
無いからねぇ?」

家からドタドタ聞こえる。
杏姉、急がなくても大丈夫なのに。
もしかして私に気を使ってる?
別に良いからね。
杏姉は自分を守って…………ね?

「お待たせ!ママも行くって」

「そうなの?じゃあ行きましょ♪」

私はウキウキしていた。
初めて外国に行ける。
初めて飛行機に乗れる。
初めて_________
言い出したらとまらないかな。

「お母さん方。車で行きましょう。
ではどうぞ。」

「和正優しすぎて怖ぁ〜い」

「怖いか!?優しくするのは普通だろ!?」

「こらこら、喧嘩はお止めなさいよ!」

杏姉……………。
杏姉がこうやって喧嘩を止めてくれるのも
今日で最後。
たくさんの『最後』があるね。

「結婚式は本当に向こうであげるつもりなの?
見知らぬ人ばかりのとこで」

「杏さん。大丈夫ですよ。僕、外国に行った時に
こっちで結婚式あげるからよろしくって
伝えておきましたから!」

62:らい:2013/04/20(土) 19:53 ID:wqA

(*^v^*)

63:ピース:2013/04/20(土) 21:54 ID:tlk

杏side

はぁ!?外国一回行ってんの!?
あり得ないし。そうはみえない………。
人は見かけで判断してはいけないって
こう言う事か……………。

「杏姉、私さ、絶対幸せになるからね。
安心してね。私なら大丈夫だし!
向こうで女優になって、日本に来るから」

杏奈の目はキラキラしていた。
杏奈、その目は絶対幸せになれるって
証拠だよ。
私、安心したよ。ありがとう。杏奈。

「和正!飛行機だぁ!」

「杏奈、ハシャギ過ぎたよ?」

「あっ、飛行機もう来たね。
そろそろ行こうか?杏奈」

私達は話している間に空港に着いたらしい。
気づかなかった。

「行ってきます!杏姉、ママ」

「杏奈っ!これっ!」

私はある物を投げた。
杏奈は受け取ってくれた。
何か分からないかな?そりゃそうだよね。
それ_____________

64:ピース:2013/04/20(土) 22:29 ID:tlk

それ______________________________
杏奈のクラスの子と、私、ママ、パパ
で、買った物だもん。杏奈に秘密に。

「開けて良いのー!?」

「良いよー!」

私は大声で言う。
恥ずかしいなんて思わないから。
杏奈は開けてビックリしていた。
だって、杏奈が前から欲しがってた
『真珠のネックレスと真珠の指輪』
だもん。

「結婚式につけてね!」

「ありがとう!」

杏奈は今までで最高の笑顔をみせてくれた。
そして、杏奈が去って行く。
杏奈がどんどん小さくなってる。
杏奈が……………どんどん。
そして、とうとうフライトの時。

「杏奈ーーー!!!頑張ってね!!!」

聞こえるはずが無いのに私は叫ぶ。
杏奈…………夢に向かって頑張って。
私も杏奈から貰った物を生かして頑張るよ。

65:ピース:2013/04/21(日) 10:29 ID:tlk

杏奈、私ね、杏奈のおかげでいじめられなく
なったよ?ありがとう。
みんなからも可愛いって言われるように
なったよ?
杏奈が乗っている飛行機がだんだん小さく
なってゆく。
杏奈、お別れって辛いね。
優兄が死んだ時より辛いね。
バイバイ。杏奈。

杏奈side

「和正、とうとうお別れだよね!
杏姉達と…………。色々楽しかったよね」

「杏奈が自殺しようとした時はビックリしたよ。」

「フフフフ…………」

私は窓から覗いた。
あぁ、杏姉があんなに小さくなってる。
これって本当の
『お別れ』
手紙、渡してよね?杏姉。

66:ピース:2013/04/21(日) 16:33 ID:tlk

和正side

「飛行機初めて?」

「うん!だからウキウキワクワクしてるの!
ずっと前から飛行機に乗ってみたかったんだ。
ようやく一つ、夢が叶ったよ!」

ドキン……………。
杏奈の笑顔はいつも可愛い。
俺は、杏奈が笑っている方が好きだ。
杏奈の笑顔にみとれて俺から告白した。
俺は、外国に行き、皆のスターとなりたい。
それだけの事だ。
まさか俺が杏奈に外国に行くと言うとは
思わなかった。本当は言わないつもりだった。
こっそり行くつもりだったのにな。

「和正?気分悪いの?下向いて………」

「あぁ!?ううううううううん!
だだだだだだ大丈夫!」

「言葉多すぎ…………。
まっ、元気なら良いのよ!どこ行くの?」

「フランスかな。」

「フランスと言えばフランスパン!?」

杏奈の目は輝いている。
フフフ………面白いなぁ。
杏奈はすぐ、女優になれるだろうな。

67:ピース:2013/04/21(日) 17:11 ID:tlk

杏side

杏奈が飛びたった次の日。
私は学校に行った。
本当は行きたく無かったのにな。
いつもは杏奈と一緒に行っているのに。
一人って悲しいよ。

「行ってきます。」

「あぁ!杏!これ、杏奈からの手紙」

お母さんが息をきらしながら走ってきた。

「手紙?もう届いたの?」

「ううん、昨日、渡すの忘れてたわ。
ごめんなさいね!」

私はその手紙を開けた。
『杏姉、私も学校行きたかったよ!』
か…………。

68:ピース:2013/04/21(日) 19:56 ID:tlk

ヒラヒラヒラァ〜♪
紙が中から落ちてきた。
その紙をみると、私の似顔絵が書いてあった。
そう言えば杏奈、似顔絵上手だもんね。
何もかも、私より上手だもんね。

「ママ、私、今日学校休む。
良いかな?」

私はママに恐る恐る聞いてみた。
分かってる。
ダメよ!休んじゃ。
って言うに決まってる。

「良いわよ。杏奈が昨日行って、
ショックかもしれないしね。」

「良いの?ありがとう。ママ。」

「その代わり、自主勉はきっちりやりなさいよ?
杏は杏奈みたいにトップじゃ無いんだから」

「分かってる。でも、自主勉は
杏奈への手紙を書いてからでも良いよね?」

私は聞いた。
ママは笑顔になって言った。

「良いわよ。その代わり、私も杏奈宛の
手紙を書くから出すのは待っててね?」

ママも手紙書くんだ。
和正さんに書くとかかな?

69:ピース:2013/04/22(月) 15:50 ID:tlk

私は二階に上がった。
ガチャ…………。
シーーーン…………。
こう言う時、杏奈が走って来たよな。
その時はビックリしたし。

「さてと、書きますか」

私は机に座った。
そして、引き出しを開け、筆箱を取り出した。
パカ…………。

「紙!?なんでだろう!?こんな所に
紙をいれたっけかな?」

私は思わずその紙を開けてしまった。
そこには杏奈の直筆で
『杏姉へ!
杏姉も立派なデザイナーになって
私の服を作ってね?私もその時は
世界に羽ばたく女優になってるから!
それと、いつか戻るから。安心してね。
杏姉達を待たせてらんないし!
いつか、世界共通のテレビに出てやる!
杏奈、ちゃんと学校行ってね?
休んじゃ駄目!!だよ。
今までありがと。
杏姉、大好き』

か…………。杏奈らしいな。
私、本当は歌手にもなりたかったんだよな。
でも、杏奈の夢を応援するから諦めた
んだよな。

「よぉ〜し!書くぞ!待ってろ!
杏奈!」

70:ピース:2013/04/22(月) 18:49 ID:tlk

私は杏奈に手紙を書いた。
字が汚かったかな?杏奈、読めるよね?
読めなかったらごめんだぞ!
私は部屋を出て、お母さんの所に行った。

「お母さん、手紙書けた?もう出すよ?」

「あぁ、待って待って。
えーっと、ここに置いて………」

お母さんはタンスの中を探し始めた。
ガサガサ…………。
ゴソゴソ…………。

「はい!手紙。よろしくね。」

「はぁ〜い!行って来ます!」

私は家を出た。
そして、走ってポストの所に行った。
郵便局の近くだから遠いんだよね。

「やっと着いた!」

私はポストに手紙を入れ、帰ろうとした。
その時、郵便局から坂村さん達が出てきた。
えっ?学校は?ズル休み?

「あれぇ〜?相原さんズル休みぃ〜?
最低ぃ〜!」

「そ…………そっちが最低だよ」

71:ピース:2013/04/22(月) 22:18 ID:tlk

私は勇気を出して言ってみた。
杏奈ならここで、マジギレしてるよね。

「なんですってぇ〜!相原、先生に
訴えてやる!うちのパパでも良いのよ?
うちのパパならアンタは退学ね♪」

「キャハハハハハ!!!」

「由美〜♪それ言い過ぎぃ〜!」

他に二人居る。
はぁ………こういうのが一番嫌なんだ。
坂村さんのお父さんはうちの学校の理事長。
お父さんが理事長だからって調子のってる。
私はこんな人達にいじめられている。
毎日が地獄だ。

「私は…………私は先生に理由を
話しました!先生も許可してくれました!
これでも何か、文句ありますか!?」

私は言い返した。
坂村さん達は唖然としている。

「アンタ、度胸あんじゃん♪」

「えっ?」

「そうね。度胸がありすぎて怖いわ。
ねぇ、相原さん。うちのグループに
入らない?」

状況が理解出来ません。
えーっと、坂村さんからグループに入れと?
えっ!?
グループに!?

72:ピース:2013/04/23(火) 14:04 ID:tlk

「えーっと、今まで私をいじめてきたのに
どうして仲間になど?」

私は帰りたいが、帰れない状況に居る。
帰りたいって言ったらいじめられそう。
仲間に入ってって言うのはきっと嘘だ。
仲間と信用させて、後で裏切るみたいな?

「今までのはあ…………遊びよ!
これは………本当に本気よ?」

坂村さんの顔が赤い。
絶対本当だ。
坂村さんの顔が赤かったら本気って
誰か噂していたし。

「明日にお返事しても良いですか?
迷っていて………」

「えぇ、良いわ。明日に返事してよね?
言ってるこっちも恥ずかしいんだから!」

恥ずかしかったら言わなくても良いのに。
どうしてだろう。
杏奈、分かる?
フフフ、分からないよね。
聞こえるはずが無いもんね。

73:ピース:2013/04/25(木) 16:47 ID:tlk

杏奈が外国に行ってから5が月が過ぎた。
私はいまだに坂村さんに返事を
してはいない。
あっちもあきらめたみたいだから。

「ママァ〜!杏奈の返事まだぁ!?」

私が坂村さんに返事をしないみたいに
杏奈も返事をしなかった。
って言うか来なかった。
送って何ヵ月かかってると
お思いなのでしょうねぇ〜?

「あら?杏、知らないの?杏奈が
手紙を渡さない理由。ちゃんとテレビみてる?」

私はテレビをのぞきこんだ。
えっ?私はそのニュースにくぎづけになった。
だって、杏奈が外国のテレビに出演が
決まったって言っているから。
杏奈、だから返事しなかったんだ。
これくらい、手紙で書いてくれても良いのに!

74:らい:2013/04/26(金) 15:06 ID:kc2

あんなおめでとう〜^^

75:ピース:2013/04/27(土) 17:20 ID:tlk

らい様♪
杏奈も喜びますぅ〜♪
これからも杏奈を応援してやって下さい。
感想!ありがとうございます!
勇気出ました!

76:ピース:2013/04/27(土) 19:45 ID:tlk

十日後………………。
うちにある手紙が来た。
私はその日、丁度、学級閉鎖になっていたので、
学校が休みだった。
こんな時季に9人もインフルエンザとか…………。

「『杏姉アーンドママへ
杏姉、元気に学校行ってますか?
私ね、外国のテレビに出演決定したよ!
あとね、日本のテレビにも出るから
そっちに1ヶ月後には行くよ。
久しぶりに杏姉と学校に行くの!
杏姉、私のカバン用意しててね!?
あとね、ママ。私、和正と別れようと思うの。
その話はまた、日本に行った時に
詳しく説明するね!
杏奈より』!?和正君と離婚!?」

「嘘!和正君、優しいのに。
不満でもあったのかしら?」

私とお母さんは少し困った。
でも私は、杏姉の部屋に行き、制服を
洗濯機に入れ、カバンを綺麗に整え、
勉強道具をきちんと用意した。
1ヶ月も待てないよ。
今…………今来ても良いのよ?
ピーンポーン

「はぁ〜い!」

私は一階に降りるとお母さんが
ご飯の用意をしていたので、私が代わりに
出る事にした。
私は家のドアを開ける。
そこには近所のおばさんがいた。

「杏ちゃん!見たわよぉ?杏奈ちゃん。
外国のテレビに出演決定なんですって?
良かったわねぇ〜!」

「ありがとうございます…………」

77:ピース:2013/04/27(土) 20:10 ID:tlk

私はこのおばちゃんと話すのが苦手だった。
小さい頃、杏奈がこのおばさんの家の前で
転けて、泣いてしまった時があった。
その時、おばさんは

「うるさいわねっ!!!!
人の家の前で泣かないでちょうだいっ!!
訴えるわよ!?」

と、怒鳴り、家に入って行った。
私と杏奈は怯えた。
こんな経験をしたからこのおばさんは苦手。
ってか嫌い。

「ではまた………」

私はそう言って、家のドアを閉めた。
あぁ、キモかった。
あんな奴、内心はズルい。とか、
死ねば良いのに。って思ってる。
絶対絶対、思ってる。
私は台所に行く。

「ママぁ〜!」

「何?杏。あっ、今の誰だった?」

私はお母さんに聞かれた。
ババアって言ったらお母さん怒るし!
怖いからおばさんって言っとこう。

「き…………近所のおばさん!」

「あら。おばさんにパックを返さないと
いけないのに。」

お母さんは困っていた。
私、度胸は無いけど、殺ってみようかな。
杏奈が来日した時、また杏奈を泣かせたら
困るし。
私は固い決意をし、お母さんに見えないように
包丁をパックの中に入れ、家を出た。
杏奈は絶対こんな事はしないよね。

78:ピース:2013/04/27(土) 20:48 ID:tlk

ピーンポーン…………
私はおばさんの家に来た。

「はいは………あら?杏ちゃん、どうしたの?
私に用?」

ムカッ!
イラついてきた。
この態度……………!
この鋭い目……………!

「中に入りなさい。ここでは
風邪をひく」

「ありがとうございます。」

よし!チャンス到来!
ふぅ〜ん。中は結構広いな。
みかけによらず。
おばさんはのんきに紅茶を出してきた。
何?ここに毒薬でも仕込んで良いの?
あり得ない………………

「あの!このパック。返し忘れていて。
すみません!」

「良いのよ。別にあげるつもりだったし。」

うわぁ〜!上から目線!?
あり得ないんですけど!?
何!?自分の方が歳上だからって上から目線
して良いの!?
そんなの許さない……………。

「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

私は走っておばさんを刺した。

79:ピース:2013/04/27(土) 21:23 ID:tlk

おばさんはその場に倒れた。
ハハハハハ…………………
私…………殺っちゃった……………
どうしよう……………。
そうだ!お金目当てに強盗が入ったけれど、
おばさんにばれておばさんが殺された事に
しよう!
私は早速棚を荒し始めた。

「何これ?杏奈ちゃんへ………?
杏奈宛に手紙なんて書いてる…………
最低…………杏奈が可哀想」

私はボソボソ言いながら、その手紙を開ける。
中には杏奈宛の手紙と、
お金、100万が入っていた。
なにこれ!?大金じゃん!!!

「『杏奈ちゃんへ。
小さい頃、私のせいで良く泣かしちゃったわよね。
ごめんなさい。でも、杏奈ちゃんが
こんなに立派に育ってビックリしたわ。
杏ちゃんや、お母さんのおかげね。
今度、来日するそうじゃないの!
是非是非会いに来てちょうだい
おばさんより』これ……………
杏奈に送るつもりだったんだ………」

私は涙が溢れて来た。
杏奈の事をこんなに大事に思っていて
くれただなんて………………。
今まで気づかなかった。
でも、もう手遅れ。

80:ピース:2013/04/27(土) 21:43 ID:tlk

私はその手紙を持ち、おばさんの家から出た。
ごめんなさい!おばさん。
おばさんの気持ち知らなくて…………
殺しちゃって…………!
バタンッ!

「ただいまぁ〜!」

シーン……………。
あれ?ママは?居ないの?
どうして?買い物に行ったのかな。
私は台所に行く。
あれ?料理したまんまだ。
って事はこの家に居るのは確か?
って何勝手に監禁されてる事にしてんのよ!私!

「ママ!どこぉ!?返事してよぉ!
ねぇってば!ねぇっ!」

私が叫んでもママは出てこない。
どうして!?どうしてママは出てきて
くれないの!?
もしかして________
『出れないの?』

81:ピース:2013/04/28(日) 10:26 ID:tlk

私は家中探し回った。
でも、お母さんは居ない。
そうだ!タンス!タンスの中は探してなかった!
私はとっさにタンスを開けた。

「居ない…………」

二階に上がり、二階のタンスを開けた。
その時だった……………。

「ママっ!こんな所に居た!
今!今ガムテープと縄を外すから!」

お母さんは口にガムテープ。
手足に縄を括られていた。
そして、狭いタンスに入れられていた。
はぁ、もうすぐで杏奈が来日して来ると言うのに
こんな事件が起きて良いのかな?
杏奈に心配させないようにしないとね!
一ヶ月後……………。

「ママァ〜!買ってきたよ!
ローストビーフにお寿司!」

今日は杏奈が来る日。
だから夜は豪華。

82:ピース:2013/04/28(日) 12:26 ID:tlk

おばさんが死んだ事も、誰も知らない。
良かった。おばさんに身内が居なくて。
これで安心して、杏奈と暮らせる。
そう安心した時だった。
ピーンポーン

「杏奈かもっ!私出るね!」

私は杏奈だと思い、玄関に行った。
普通にお出迎えしようかな?
あぁ〜!早く杏奈の顔をみたいっ!
私は玄関のドアを開けた。

「はぁ〜い!」

その時、ゆっくり開いていたドアが
ガタン!
と、音をたて、止まった。

「警察です。相原 杏奈さんですよね?」

警察の人は私に警察手帳を見せてきた。
えっ!?一ヶ月たってバレタの!?
嫌だよ!杏奈と暮らしたい。

「あれ?杏姉…………って警察!?」

「杏奈!!!!!」

偶然にも杏奈が帰ってきた。

83:ピース:2013/04/28(日) 12:55 ID:tlk

杏奈side

「和正、私達さ、別れない?」

私は和正と外国に来た。
私は仕事も友達も出来た。
でも、外国に来てからの和正。
おかしいんだよ。
だからお願い。別れない?

「んで………?何でだよ!
俺の何処が不満!?俺、カッコいいし
スタイル良いのに!」

和正は怖い顔をして怒ってきた。
やだよ…………今の和正。怖すぎるの!
私は涙が出てきた。
杏姉………杏姉!そっちに帰りたいよ。
私が泣き始めると和正が私を殴ってきた。
私は壁に背中を打たれた。

「かず………まさ………」

「お前は俺の奴隷だ!言う事を聞け!
良いな!?奴隷!」

「は………はい………」

ここから私の地獄が始まる。

84:ピース:2013/04/28(日) 13:20 ID:tlk

私はその日の夜。
夜ご飯を作っていた。
その時、後ろから和正にキスされた。
ビクッ!

「どうしたのぉ〜?怯えてるぞ?」

「き…………気のせいよ…………」

私は半泣き状態だった。
でも泣いたらまた何か嫌な事をされると
思ったから我慢した。

「夜ご飯、美味しく作れよ?
美味しくなかったら………ハハ
覚えておけ」

私はその言葉が怖くて必死に頑張った
でも、私、料理とか上手じゃないから
自信無いし!
あぁ!もうどうしよ!

85:ピース:2013/04/28(日) 13:30 ID:tlk

あれ?これ、塩だっけ?
砂糖だっけ?あれ!?
どっちだっけ!?分かんないよ!
でも、すんごいプレッシャーがある。

「杏奈、まだかい?」

「え………ええ、もうすぐよ………
もうすぐ…………」

私は何をされても良いから!
と、言う覚悟で適当に作った。
そして、和正の前に持って行った。

「はい。出来たよ。美味しいかは分かんない」

「なんだ!その口の聞き方は!」

ビクッ!
あっ、私、奴隷だったんだ。
言う事とか敬語を使わないといけないんだ。

「す…………すみません。」

「謝るのなら俺にキスしろ」

え!?今!?
料理冷める!そうしたら不味くなるし!

「今………ですか?」

「嫌、先に飯を食う。その後に
デザートとしてキスしてもらうよ」

「はい…………」

もうだめだ!私の人生終わった!

86:ピース:2013/04/28(日) 13:40 ID:tlk

今夜の料理は『シチュー』『オムライス』
に、した。
どうだろう…………。
ドキドキしてきた。
和正はまず、シチューを飲んだ。
そして、吐き出した。
あっ、もしかして…………

「杏奈っ!シチューに砂糖を入れただろ!?
こんなもの!食えるか!」

あっ、やっぱり砂糖と塩を間違えたわ。
私は自分のした失敗を笑ってしまった。
でも、何か和正にされるわよね。

「来い!」

「はいっ!」

私は和正の所に行った。

「正座しろ!そして、胸元を大きく開けろ!」

「えっ!?」

「口答えするな!口答えするならもっと
ましな料理を作れ!」

私は怒られた。
そして、言われた通りに和正の前で
正座をし、胸元を開けた。
恥ずかしい……………。
和正はシチューを手に持っている。

「お前もお腹が空いたろ?ご飯だ」

と言い、私の胸元に熱々のシチューを入れた。

「熱っ!止めて!」

「そうかそうか、美味しいのか。
もっと食わせてやる」

と、言って、シチューの入った鍋を
持ってきた。
怖い…………あんなに大量に入れられたら
終わりだよ!

87:ピース:2013/04/28(日) 13:52 ID:tlk

「和正…………止めて………」

私は腕を踏まれた。
そして、和正は足を乗せたまま、
足を回した。
その衝撃は痛すぎた。

「痛っ、止めて!」

「止めて下さい。和正様だろぉ?」

上から目線で言われた。

「止めて………下さい。和正様………」

「ハハハ!不様だな!このクソ花嫁め!」

和正は私の体を無理矢理起こした。
そして、下に熱々のシチューが入った
鍋を置いた。

「さぁ♪ご飯だよ?おいしくおたべ」

私は頭を押され、鍋に頭を突っ込んだ。
ヤバイ…………熱い!
私は必死にもがく。
でも、和正の力は強すぎる。
ようやく頭をあげさせてくれた。

「美味しかったか?ん?」

私はその時キスされた。
シチューのせいで泣いている事には
気づかれなかった。

「さぁ、お風呂に入らないとね。
早く入っておいでよ。俺はもう寝るよ?
お風呂からあがったら俺のベッドにおいで。」

「はい…………」

88:ピース:2013/04/28(日) 14:33 ID:tlk

私はお風呂に10分間入っていた。
よし。気づかれないうちにこっそり
逃げよう!杏姉の所に!
私はお風呂からあがり、荷物をまとめ、
家を出た。
私は走って空港に行き、日本行きの飛行機の
チケットを手に入れる事が出来た。

「○★飛行機にお乗りになられる方は
○★飛行機にお入り下さい」

やっと帰れる!
やっと!あの地獄から抜け出せる!
私は○★飛行機に乗った。

「落ち着くわ」

「あっ、もしかして女優の相原 杏奈
さんですか?」

「えっ、うん」

この人は隣に座った。
隣の席の人か。安心した。

「やっぱり!?今日来日でしたっけ?」

こいつ、詳しすぎないか?
私の事、新聞にどんだけのってんのよ!

「予定より早く行こうと思って」

私は苦笑いしながら言った

89:ピース:2013/04/28(日) 16:32 ID:tlk

この人と話していくと、この人の名前は
『青田 堅持』(あおた けんじ)
と、言うらしい。青田さんは日本の
青田建設会社の社長らしい。

「お客様様、只今から、着陸体制に
入ります。シートベルトを必ずお絞め
下さい。」

「もう着陸。早いですね!」

今は朝。
家に帰る頃には昼になっていそう!
杏姉、元気してるかな?
ママも。クラスのみんなも。

「あの、良ければお茶しませんか!?
女優とお茶してみたいんです」

青田さん。顔が真っ赤だ!
言うのは恥ずかしかったと思うな。
別にお茶ぐらい。いっか。

「ええ!喜んで」

90:ピース:2013/04/28(日) 17:52 ID:tlk

私と青田さんは飛行機を降りて、
私の家の近くの喫茶店に行った。
うわぁ〜!何日ぶりにここに来たんだろ?

「入りましょうか」

「そうだね!」

私と青田さんは並んで入った。
カランカラン
向こうから店員さんがやって来た。

「いらっしゃいませぇ〜!カップルですか?」

「え?」

「カップル=ここでキスしたら
無料になるんですよ」

はぁ!?
そんなの、無理っしょ!?
大勢の人の前で!キスしたら無料って
どんな喫茶店よ!!!!
私は肩を持たれた。

「青田さん!?本気!?」

「うん……………」

青田さんが私にキスしてきた。
私はそれを受け付けた。
優しい青田さんだもん。
安心した時だった。
パシャ

「えっ?」

「女優とのキスシーンが撮れた。
ありがとうね。女優さん♪」

「青田さん!?」

「この写真をばらまかれたくなかったら
僕と結婚してね」

女優に恋愛は厳禁!!!
でも…………………………
あっ、結婚して、和正に言えば
良いんだ!そしたら諦めるよね!

91:らい:2013/04/28(日) 19:46 ID:kc2

み•ん•な•こっわぁ!!!!

92:ピース:2013/04/28(日) 19:50 ID:tlk

らいさん

そうなんですよぉ〜!
私の設定上では良い人、つまり優しい人は
杏だけなんですよ!
続きも見てって下さいね!
毎度毎度、感想ありがとうございます!

93:ピース:2013/04/28(日) 19:55 ID:tlk

今思えばここの店員さん。
全員青田さんの見方!?そうじゃないと
あり得ないよね……………。
すげー。

「青田さん!その結婚、okします!
たーだしっ!結婚式は早くあげて
下さい…………」

私は頭を下げて言った。
だって、顔中熱いから絶対顔赤いもん!
こんな顔、見せたくないよぉ。

「良いよ!あげよう。明日にね………」

明日……….。
今日は杏姉が居る家に帰って明日、
式場に行けば良いよね。

「では、また明日。今日は杏姉が
家で待ってるんで帰らないといけないんですよ」

「そうかい。あっ、メール教えておくよ。
杏奈の携帯も貸してごらん」

杏奈!?早速呼び捨てですかー。
じゃあ私は…………別に青田さん。
で、良いよね。面どっちいもんね!

94:ピース:2013/04/28(日) 20:21 ID:tlk

私は大荷物で家に帰った。
ようやく着いたわ!和正から解放された。

「…………」

「?」

誰かの話し声が聞こえる。
私は覗いてみると、杏姉と警察の人が
話していた。
何!?何したの!?
あっ、聞き込みかな?

「相原 杏さん。ですよね?」

「はい。そうですけど?」

「貴女に逮捕状が出ております。」

「えっ!?杏姉!どういう事なの!?
説明してよ!」

私はついうっかり出てしまった。
杏姉も警察の人もビックリしていた。
急に話に入り込んだからな。

「杏奈っ!もう帰って来たの!?
ママァ〜!杏奈!」

「杏さん、警察に来てもらいます」

「杏姉が………杏姉が何かしたんですか!?」

私は警察の人の腕を掴んだ。
思いっきり握りしめた

「殺人を犯したのですよ」

殺人!?杏姉が!?

95:ピース:2013/04/28(日) 20:36 ID:tlk

ここからグロく、怖くなつんていきます。
ご注意下さい。

↓続き

杏姉が殺人なんてあり得ない。
一番の信頼出来る人なのに。
大好きな人なのに。

「あっ、君杏奈ちゃんだよね!?
ファンだよぉ♪ねぇ、お茶しない?」

警察官の人が腕を肩に乗せて言ってきた。
何よ。酔っぱらいのジジィ!?
クソ……………重いわ。この人。

「あ………杏奈…………」

杏姉が小声でこう言ったのが聞こえる。
杏姉はもう一人の警察官に連れていかれた。
私は警察官に絡まれたままだ。

「グハッ!」

もう一人の警察官が声をあげた。
そして、バタリと倒れた。
えっ!?

「どうし…………」

私に絡んで来た人が振り返った瞬間。
ブスッ!

「杏…………姉…………?」

「杏奈っ!大丈夫!?」

杏姉が……………杏姉が人を………
人を刺した……………
嘘………あり得ない。
こんなの、夢だよね?
杏姉は私の一番の理解者だもんね。

96:ピース:2013/04/28(日) 20:37 ID:tlk

すみません!
一行目の
『グロく、怖くなつんていきます』
は、バツ!つまり間違いです!
『グロく、怖くなっていきます』
こちらが正解です!
間違えてすみません!

97:紀胡:2013/04/28(日) 21:09 ID:2iI

あっ、面白いです!^ ^

98:麻里亜 sana:2013/04/28(日) 22:00 ID:3c.

すごく面白いですよ!

99:ピース:2013/04/28(日) 22:02 ID:tlk

紀胡さんに麻里亜さん。

ありがとうございます!
勇気が出ます!
よぉ〜し!頑張るぞ!

100:いちご:2013/04/28(日) 22:10 ID:zck

がんばれー!!
応援してるよ!

101:ピース:2013/04/28(日) 22:12 ID:tlk

杏姉、今まで私を騙してたの?
こっち(日本)でたくさん人を殺したの?
そんな事は無いよね?
杏姉、優しいもんね?
今のは悪い夢だよね?
信じても………良いんだよね。

「杏奈、どうしよ………私、これで
人を殺したの四人目だ。」

杏姉は絶望の顔をしていた。
四人目って…………
後二人殺したって事?
いや……殺人犯と同居するなんて!
私は走って警察署へ向かった。

「杏奈!?どこ行くの!?」

途中、大きな交差点がある。
ここを通れば!
プップー!

「ん?あっ、青田さん!」

「やぁ、杏奈、そんなに急いで
どうかした?」

「警察署に行って!」

102:ピース:2013/04/28(日) 22:13 ID:tlk

いちご

来てくれてありがとうなのです!
あ〜。英語って何ページまで
やるんだっけ?忘れてもーたわぁ……

103:麻里亜 sana:2013/04/28(日) 22:31 ID:3c.

タメでもいいですか?

104:ピース:2013/04/28(日) 22:33 ID:tlk

「杏奈、警察署に行くのかい?
どうしてまた警察署なんかに………」

あーーーーー!!!!!もぉーーーー
話してらんないわ!
さっさと警察署に行けば良いのよ!
杏姉が来る!
私は後ろを向いた。
杏姉が息を切らして走っていた。

「早く!結婚しないわよ!?」

「それは大変だぁ、あそこの警察署で
良いのかい?」

「えぇ!頼むわよ!」

そして、車は動き出した。
ごめんなさい。杏姉。
でも、事実は黙っていたら駄目なの。
後でバレて怒られるより、今、
怒られる方が良いでしょ?

「着いたぞ」

私は車から降りた。
バタン!
思いっきりドアを閉めた。

「俺も行く。心配だ」

「ふん。勝手にすれば!?」

私と青田さんは走って警察署に入った。
うーんと、殺人課ってどこだろ?
こんな事、青田さんに言って良いのかな?
どうせ後でバレるわ。

「あの、どうか致しましたか?」

私達に話しかけて来たのは
新人っぽい男の子。歳は私達と同じぐらい
そして、大きな荷物を持っている。

「僕、安藤 雄大って言います!
殺人課に配属されてます!」

105:ピース:2013/04/28(日) 22:34 ID:tlk

麻里亜さん

タメオーケーですよ!
私も、麻里亜って呼びますね!
私の事、ピースって呼んで下さい!
感想をいつもありがとうございます。

106:ピース:2013/04/28(日) 22:41 ID:tlk

安藤 雄大(あんどう ゆうだい)?
なーんか聞いた事があるような…………

「あっ!あの超大物俳優の安藤貢さんの
息子さん!?」

「そうなんです!良く分かりましたね!
女優の相原 杏奈さん」

「嘘!私の事も知ってるの!?
嬉しいわぁ〜!」

私と雄大君は色々と盛り上がった。
ん?私、何か大切な事を忘れてる。
楽しすぎて忘れた。どうしよ!

「杏奈っ!」

「あっ!殺人犯!」

あっ、警察署内で殺人犯って
言ってしまった。
雄大君、ビックリして硬直してる!
そりゃ、急に言ったからね…………

「雄大君!あの人は四人も人を殺して
いるの!」

「それは承知のうえです。近所の人、
それにお母さん、それに只今入った
情報によると、警察官を二人ナイフで
殺した」

「詳しい!しかも雄大君イケメン!」

「ありがとうございます。杏奈さん。」

あぁ、笑顔が素敵♪
杏姉は死んだ人みたいな顔をしている。
そして、杏姉は警察署内で逮捕された。
たくさんの人々が見守るなかで。

107:麻里亜 sana:2013/04/28(日) 22:49 ID:3c.

わかった
ピースってよぶね!

108:ピース:2013/04/28(日) 22:56 ID:tlk

「雄大君は何校?」

「僕は文芸高校に通ってます」

「文芸高校!?私と同じだわぁ♪
学校でも会えるのね」

私は笑って雄大君を見た。
雄大君も微笑んで居た。
その微笑みはまるで天使のようだった。

雄大side
僕が杏奈さんに出会う前。

「おい!調子のんなよ!?」

「ず………ずみまぜん……」

俺は安藤 雄大。立派な高校生。
俺は今、他の人の彼女に手を出してしまい、
怒られていました。
僕はだめだめです…………。
そんなある日、僕がテレビを見ていると
杏奈さんが映っていた。
可愛い…………
ドキンドキン…………。
この時、僕の胸の音が鳴りやみませんでした。

「杏奈ちゃん、文芸高校に通ってるって
本当かい?」

「えぇ、優しい方々がたくさんいます」

109:ピース:2013/04/29(月) 08:05 ID:tlk

文芸高校って僕と同じですか!?
杏奈さんを見かけた事は無いですね。
今度探しに行きましょう!

「杏奈ちゃん、最後にテレビの前の皆に
一言!お願いしちゃうよ!」

司会の人が元気良く言う。
杏奈さんも優しく微笑んでいた。
楽しそう。僕もテレビに出てみたいな

「テレビの前の皆さん、これからも
杏奈を応援してね!」

杏奈さんのこと一言でテレビが終わった。
僕、杏奈さんを守る人になりたい!
ボディーガードでは無く、
警察官になって守るんだ!

110:麻里亜 sana:2013/04/29(月) 10:51 ID:3c.

杏菜ちゃん応援するよ!!!

111:ピース:2013/04/29(月) 15:15 ID:tlk

麻里亜さん

ありがとうございます!
杏奈はこれからも頑張ります!
よぉ〜し!頑張ります!

訂正
最後から四行目
杏奈さんのこと一言で…………
では無く!
杏奈さんのこの一言で…………
です!
間違えてすみませんでした!

112:ピース:2013/04/29(月) 15:20 ID:tlk

僕は学校に行った。
あ、今年は進路指導か……………。
今年卒業だからな。杏奈さんも
同い年だから卒業か。
ってなに杏奈さんの事を考えているんだ!?

「おはよ〜!杏奈!」

ピクッ。
ん?今杏奈って言った人が居たな。
誰だろう?
僕は後ろを振り返った。
そしたら友達と仲良く喋っている
杏奈さんが居た。
笑顔が可愛い…………。
僕はずっと杏奈さんを見ていると
目が合った。

「先行ってて〜!」

「うん!気おつけなよ?杏奈」

そう言って杏奈さんがこっちに来る。
僕の所に来るんですか!?
嬉しいですよぉ〜!

「ねぇっ!君、さっきから私をみてたけど
私、何か変かな?」

と、息を切らしながら話しかけてきた。
美しい。ってか生で話せた!
こんな嬉しい事。今まで無かったな

113:ピース:2013/04/29(月) 16:22 ID:tlk

身長は僕の方が少し上ですね。
でも、髪が長くて足も長い。
全てが完璧です!杏奈さんは!!!

「あのっ!ファンです!サイン
くれませんか!?それと____」

「それと何?サインならするよ?」

僕はサイン用紙とペンを渡した。
それと____
僕が言いたいのは____
『好き、大好き』
って事。言いたいのに____
どうして言えないんだろう?
僕は昔から弱虫だからかな?

「はい、サインしといたよ。言いたい事があるなら
はっきり言って!言わないとその人に
通じないわ!!」

杏奈さん……………!
励ましてくれているんですか?
優しい杏奈さんを怒らせた僕はバカですね。
これからも、このようにして、話せたら
良いですね。

「杏奈さんっ!何組ですか!?
こ…………今度家とかに伺っても
よろしいですか!?」

「家に?別に良いよ?それと私は6組。
貴方は言わなくても分かるわ!
だって、5組でしょ?」

114:いちご:2013/04/29(月) 20:29 ID:zck

あ、安藤!?
ピース、さては・・・
リアルと関係が???
100とってごめんね><;
頑張ってね!

115:ピース:2013/04/29(月) 21:08 ID:tlk

いちご!
違う違う違う違う違う違う違ぁ〜う!
別に、100は誰にとられても良いの。
安心して!
安藤にしたのは……………。
思い浮かんだから!!!!!
なの!
ありがと。頑張るわ!

116:ピース:2013/04/29(月) 21:18 ID:tlk

「どうして僕のクラスを知っている
のですか?僕、言いましたっけ?」

杏奈さんは、無口のまま、首を大きく横に振った。
えーっと、えーっと…………。
どうしてなんだ!?

「分かんないの?単純じゃんか!
私は安藤君が好きなの」

「えっ?」

爽やかな風が吹く。
杏奈さんの髪の毛がその風でなびく。
僕、たった今、告白されたんですよね?
お返事しないといけない!
なんて言おう。大物女優から
告白された人。で、有名になったりして!

「ありがとうございます。こちらこそ。
よろしくお願いしますね。
あ…………杏奈…………」

「うん!雄大!ありがとう!」

杏奈はそう言って立ち去った。
勝手に呼び捨てして良かったのかな!?
駄目だったのかな!?
立ち去ったって事は!

117:麻里亜 sana:2013/04/29(月) 21:41 ID:3c.

おもしろすぎる!!
杏菜と雄大kどうなるんだろう?

118:ピース:2013/04/29(月) 21:50 ID:tlk

麻里亜!そう言ってくれると嬉しいよ!
↓続きだよ♪

僕は走って6組の教室に行く。
まだチャイムが鳴るまでには時間がある。
彼氏と彼女なんだから、
まずは話し合いだろ!?話し合いで
仲を深める。って、父さんが言ってたけど。
上手く行くかな?

「杏奈っ!ちょっと良い?」

「あっ、雄大。どうかした?
あっ、私が走って教室に来たから!?」

短いけど、止まるね!
できたらまた後で書くよ!

119:麻里亜 sana:2013/04/29(月) 21:52 ID:3c.

頑張って♪

120:らい:2013/04/29(月) 21:56 ID:kc2

雄大kとあんなcどうなるんだぁ(°v°)♪♪♪

121:ピース:2013/04/30(火) 17:02 ID:tlk

麻里亜

頑張るよぉ!
1000行ってみせる!(続くかな?)

らいさん

気になるよねっ!
私も続きを考えておりませぬので
お楽しみに致して置いて下さい。
これからも常連さんになってね!><

122:ピース:2013/04/30(火) 17:09 ID:tlk

「ごめんねっ!雄大が向いてた反対側に
由美が居てさ。呼ばれてたらしいの。
あたし」

そうだったんですか……………
僕、酷い勘違いしてました。
杏奈さんは僕を裏切ったりしませんしね。

「杏奈さ………」

「ねぇ!聞いて聞いて!私ね!
外国に行くの!旦那と!」

「えっ…………?旦那?」

僕は今、信じられない言葉を聞いた。
あれ?僕は彼氏では無いんですか?
杏奈さんの方から告白して来たでは
ないですか。それを…………
気軽に『旦那と!』って……………。
杏奈さんも許せませんがその旦那さんも
許せません。

「僕は………?」

「雄大?雄大は私の大切なお友達よ?
外国に行って、女優の勉強もきっちりするの!
私が活躍するのを楽しみにしてて!」

「あっ………はい………」

僕は少し、頭を下げた。
僕はお友達だったんですか?
仕方ありませんね。僕は警察官となり、
君の罪を主張し、刑務所送りにしてあげますよ。
そして、僕以外の男を見ないように
してあげますよ。
楽しみにしててくださいね?
杏奈さん♪

123:ピース:2013/04/30(火) 17:16 ID:tlk

まっ、現実的に考えても、そんな事は
無理でしょうけど。警察官になるぐらいは
出来ますね。

「杏奈さん、将来の夢を叶えて下さいね。
僕も将来の夢を叶えます。」

「あっ………ありがと。雄大の将来の夢は
何なのよ。教えてよ。私ばっかりズルい
とでも思わない?」

杏奈さんは少し、不機嫌だ。
でも、僕にはそんな事。どうでもいい。
君は僕しか見てはいけないんだからね。

「あっ、屋上で昼休み。お話ししましょう。
20分もあれば良いでしょうしね」

杏奈さんは髪の毛をくくり直した。
可愛いポニーテールにした。
可愛すぎです!
こんな所を他の男には見て欲しくは無い。

「そうだね!じゃあ屋上で待ってるよ!
またあとでね!雄大♪」

杏奈さんはそう言って、友達の方に行った。
男とも話してる。
最低だ…………。

124:ピース:2013/04/30(火) 19:28 ID:tlk

僕は昼休み、屋上に行った。
約束は守らないといけないからな。
大好きな人との『約束』
それは僕にとって、とても大切な物だった。

「あ!杏奈さん、すみません。
お待たせしてしまいましたか!?」

僕は走って来たので息が苦しい。
杏奈さんは僕に近寄って来て、
手を握った。
その時、
ドキンドキンドキンドキンドキン………
うー!胸の音!おさまれ!
僕の胸の音が高く、心の中で
鳴り響いた。
聞こえてませんよね?

「雄大、私ね、外国に行くの…………
寂しいんだ。もっと皆と居たいんだ。
でもね、旦那も可哀想だから着いて行くの。
旦那が……………旦那が雄大だったら………
幸せになれたのにな…………」

杏奈さんは急に泣き出した。
どうしてです!?僕を必要と……?

「僕、杏奈さんの旦那になります!
仮の…………仮の旦那になりますよ?
それじゃあ駄目ですか?」

「ううん………そう言ってくれて嬉しい!
じゃあ、私の一番の宝物は
『雄大』だね!」

「僕の一番の宝物は
『杏奈』
ですよ。」

僕達は結ばれる。
いつか……………。
そう信じてた。
それが壊れるとも知らずに…………。

125:麻里亜 sana:2013/04/30(火) 20:42 ID:3c.

どうなるのーーーー

126:ピース:2013/04/30(火) 21:10 ID:tlk

麻里亜
さぁ!どうなるでしょう!
↓続き

「旦那と行くのを止めたら?
そしたら僕と永遠に居られるよ?」

「うん…………でも…………
旦那も可哀想だしさ。着いてってやらないとね。
でも、大丈夫よ?私、絶対戻って来るから!
向こうで別れて、雄大と結婚するから。
ねっ?これで良いでしょ?」

「ナイスアイデア!」

僕達は盛り上がった。
とても、楽しかった。
何も起こらないようになってほしい。
人生を杏奈さんと歩みたい。
ねぇ、君は僕の事をどう思っているの?
僕は愛してるよ?
君は?君は僕を愛してる?

「雄大、どうしたの?
そんな顔して。雄大らしくないよ?
ほら、もうすぐでチャイム鳴るしさ」

「あっ、ごめん。」

「もー、上の空は止めてね。私の事を
見ててよ!」

「えっ?」

「あっ!」

杏奈さんの顔が真っ赤になった。
恥ずかしいのだろう。
言われた僕も恥ずかしい。
でも、嬉しい。

127:らい:2013/05/01(水) 16:44 ID:kc2

一時雄大が、ストーカーになるかとおもったww

128:ピース:2013/05/01(水) 18:02 ID:tlk

らいさん
なるかもよ?ストーカーに♪

「僕、一生杏奈さんを愛すので………
付き合ってくれませんか?
旦那じゃなくて良いです。」

僕は杏奈さんの目を見て言った。
杏奈さんの目はキラキラしている。
夢を追っているんだからな。
杏奈さんはアイドルだけど、
僕の心の中では女優ですよ。

「う…………嬉しいよ…………。
じゃあ、恋人として、付き合おっか。
今日からでどう?」

「良いですよ。杏奈!」

「雄大、今日一緒に帰れる?
帰れたら帰りたいんだけど…………」

「どうしてですか?」

杏奈は怯えていた。
可哀想に。誰のせいで……………
こんな事に……………?

「ストーカーにあってるの…………」

「ストーカーにですか!?
それは大変ですね!僕がお守り致しますよ!
安心して下さい。」

「ありがとう。そう言ってくれると
安心出来るわ!」

129:いちご:2013/05/01(水) 22:12 ID:zck

思い浮かんだってことは、やっぱり…?((おい
雄大、軽くストーカーみたいだよ!?
怖いよ〜((黙れ!
頑張ってね〜!!
応援してまっせ〜^^*
いちごより

130:ピース:2013/05/02(木) 17:50 ID:tlk

いちご!

ありがとう〜♪
いちごのラジオ体操良かったよ!!
((↑みえたんかよ………^∀^;))
体育委員頑張ってね☆

131:ピース:2013/05/02(木) 19:52 ID:tlk

そして、僕達は一緒に帰る事にした。
杏奈は肩が震えていた。
そんなに怖いのかい?僕がそのストーカーを
どうにかしてあげるから安心してね?
そして、もっともっと僕を愛してね?
僕をもっともっと頼ってね?

「あっ、居た」

杏奈が小声で言う。
そうだ。
僕は杏奈と手を繋いだ。
杏奈はビックリしていた。

「恋人らしくしていようよ。
そして、見せつけてやるんだ。」

「雄大、私の為に………………
ごめんね?迷惑かけてさ………」

「あっ、いや、良いんだよ?君は
君らしくしていてよ。
そっちの方が僕も嬉しいからさ」

132:いちご:2013/05/02(木) 19:52 ID:zck

頑張るよ!
学級委員頑張って!
恋も頑張って!
ライバルの話とか、あったら話してね!
明日も学校だぁー^^*
部活やけど><*

133:ピース:2013/05/03(金) 20:00 ID:tlk

いちごお疲れ!もうクラブ終わったやろ?
月曜参観とかいらんわぁ〜!
↓続き

そして、僕達は杏奈の家に着いた。
ふぅ〜、無事に送り届けれた。
何事も無くて良かったよ。

「また明日。明日、迎えに来るから
家で待っていて下さいね」

「うん!ありがとう」

杏奈はにっこり笑ってくれた。
僕はその笑顔が嬉しかった。
その笑顔も………………
杏奈の演技をしている姿も…………
全部大好きです……………。
この気持ち、いつかぶちまけますよ。
そして、次の日______。
ピーンポーン………。
僕は杏奈の家に着いた。
インターホンを押しても誰も出てこない。
僕はもう一度、インターホンを鳴らす。
あれ?誰も居ない……………。
僕は杏奈が休みだと思い、先に学校に行った。
一人で来れますかね?
そして、学校に着くと、杏奈のクラスに行った。

「あの…………鈴木さん。」

僕は知り合いの鈴木さんと言う人を
呼ぶ。杏奈と同じクラスだから。

「何よ!雄大。文句でも言いに来たの!?
文句はお断りよ!」

「いえ…………違います。
杏奈は今日、お休みでしょうか?」

「はぁ………!?」

鈴木さんはビックリしていた。
僕、何か変な事を言いましたか?

「あんた…………知らないの?
彼氏のくせに……。杏奈は旦那と外国に行ったのよ?
しかも……………今日」

「今日…………外国に…………?」

134:ピース:2013/05/03(金) 21:14 ID:tlk

「まっ、彼氏だから知らないのも当然ね。
杏奈はあんた(彼氏)より旦那を取るに
決まってるもの」

「鈴木さん、ありがとうございます。
教えて下さって。アハハ。
僕、彼氏ですから知りませんでしたよ。」

鈴木side

これは今日の朝、一通のメールが来た。

「ん〜!もう何よ!人がすやすや眠ってんのに!」

私は怒りながらメールを開く。
そこには信じられない文が載っていた。

「『今日、旦那と外国に行きます!
雄大には内緒♪だって、私、外国に行く目的は
立派な女優になって、雄大に誉められたいからなの!
舞!黙っててね!』か……………。
雄大、奪って良いの?
私も雄大好きなのに。何よ…………。
贅沢しすぎよ………」

私は次第に涙が出てきた。
最悪!よぉ〜し!雄大を私のものにする!
そして、杏奈が帰って来た時に見せつけてやる!
私も杏奈を越える女優になってみせる。
杏奈…………。今に覚えていなさい。

135:ピース:2013/05/03(金) 21:51 ID:tlk

私は学校の支度をした。
うーん…………。リボンが上手く決まらない。
どうしよう…………。
あっ、雄大にやってもらおー!

「ママ!行って来るね!」

「気おつけてね」

うちのママは心配性。心配性なんだけど、
おっちょこちょいで怖い。
私は走って学校に来た。

「しんど…………。」

そして、教室に入る。
ガララララ…………。
よぉ〜し!誰も居ない!
練習出来るわ!

「あぁ、麗しい。デュエット。
どうして私から離れて行くの____?」

うーん……………。

「いまいち?かしら。もっと頑張りましょう!」

杏奈を越える為ならば、なんだってしてやるわ!
杏奈は最悪最低の女だもの。

「キャハハハハ……!」

「ヤベっ!誰か来たし。来るの早いな」

もっと…………。もっと練習したいのに!
練習して、雄大に見てもらうのに!
叶わぬ夢は嫌よ!叶えてみせましょう。
私は『神崎 葵』の娘なんだから!

136:麻里亜 sana:2013/05/03(金) 21:58 ID:3c.

最新きたー

137:ピース:2013/05/03(金) 22:41 ID:tlk

明日たくさん書くから来てね!
↓続きっす!

神崎 葵は私の母でもあり、世界的女優でもある。
私の自慢の母。
なんにも不満とか無いはずなのにどうして
雄大は私をみてくれないの?
私、雄大の夢も叶えてあげるから…………
将来玉の輿にさせてあげるから…………。
『好き』
この一言を言ってよ……………。
杏奈じゃなくて、私に_______。
女の子達は他のクラスだったみたいで
声が遠ざかった。
よし!練習再開!

「雄大…………。私はもう…………
尽き果ててしまうわ…………最後に…………
私に……………好きと言って………。

うーむ………。相手役が居ればねぇ〜、
やりやすいのに。」

私は少し困る。
あっ、そろそろ皆が来る。
私は机に座った。いつも一人だった。
でも、杏奈が話しかけて来てくれた。
のに_______
その杏奈は今日から居ない。

「あのぉ〜、鈴木さん居ますか?」

「あっ!雄大、何しに来たの!?
文句!?」

「いいえ………杏奈を知りませんか?」

また杏奈?止めてよ。
私をみてよ…………。頑張って練習してんの。
杏奈みたいにお気楽じゃないの。
ねっ?私をみてよ。雄大。

「杏奈なら外国に行った」

「えっ?」

「今日…………何?彼氏なのに知らないの?
そりゃ、杏奈は彼氏より旦那を優先
するわよね…………」

雄大、杏奈に怒りなさい。
そして、私にお礼を言うの。
『何でも言う事聞きます』
ってね_______


次回は雄大sideに戻りますよ!

138:らい:2013/05/04(土) 10:24 ID:kc2

いっぱい書いてくれるの?!
楽しみーー!!!!

139:ピース:2013/05/04(土) 10:39 ID:tlk

らいさん
たくさん書くんだぁ♪遊び相手居ないし!
↓続き
杏奈は外国に行ってしまったんですね。
僕は悲しみを持ちながら、教室に戻る。
教室に入ると皆元気。
僕の悲しみを知っていたら……………
そんなに笑顔では居られなくなりますよ?
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴る。
チャイムとともに、先生が入ってきた。

「席につけー。おお、そうだ。
安藤、彼女からお前宛に荷物を預かってある、
取りに来い。」

「僕宛にですか?」

僕は席を立ち、先生の所に行く。
そして、先生から大きな箱を預かった。
何が入っているんだ?
杏奈は僕に、何を預けたんだ?

「ありがとうございます。」

僕は先生にお礼を言い、席に戻る。
そして、箱はロッカーに入れて置いた。

「ねぇ、雄大君、彼女居たの?」

「えっ、まぁ……………」

いきなり大声で言われた。
なんですか?僕に彼女居たら駄目なんですか?
意味分かりませんよ。

「その彼女、可哀想よね〜!こんな地味な奴と
付き合ってるなんてさぁ〜!」

ガタンっ!
僕は思いっきり机を叩いた。
皆ビックリしている。

「さっきからなんですか!?
僕に彼女居たら駄目なんですか!?
そんなの…………最低ですよ!?」

「雄大君っ!怒ると怖っ………」

140:ピース:2013/05/04(土) 11:14 ID:tlk

僕とした事が………………。
恥ずかしいです。
杏奈をバカにされたからな…………。
つい…………つい怒ってしまった。

「えーっと、皆落ち着け。
安藤、彼女をバカにされたから怒ったんだろ?
それはムカつくよな。
皆もそうだ。自分の大切な人をバカにされてみろ。
嫌だし怒りたくなるだろ?」

「うーん………まぁ………ね。」

「安藤、もう大丈夫だな?」

「ご………ご迷惑おかけしてすみません」

そして、先生は黒板の前に戻って行った。
僕にとって、先生が神様にみえた。
先生、僕の見方をしてくれた…………。

「HRを始めるぞ」

そして、HRが終わった。
その瞬間、皆が急に席を立ち、
僕の方に来る。なんですか!?今度は………

「さっきはごめんなさい!」

「私達も謝るわ。ごめんなさいね」

「俺らも!ってか安藤根性あんじゃねーか!
立派だよなぁ〜!」

「皆……………!」

141:ピース:2013/05/04(土) 11:47 ID:tlk

僕は休み時間、皆とたくさん話した。
杏奈の事も喋ったし、父さんの事も喋った。

「雄大君、警察官になるんでしょ?
試験頑張ってね!」

「そうよ!落ちたらただじゃすまないわよ!?」

皆、僕を応援してくれた。
明日、警察官になる為の試験がある。
その試験に合格すれば、警察官になれる。
そして、学校が終わった。
短く感じたな。

「安藤ー!頑張っておいでよ!?」

「ありがとう!みんな。」

僕は皆とお別れをし、家に帰った。
家に帰るとすぐに明日の準備をした。
そして、9:00に寝た。
そして次の日。

「雄大、頑張って来てね。」

「ありがとう、母さん。」

僕は母さんにこう言って、試験会場に向かう。
試験会場には電車で行く。
『三橋』と言う駅で降りる。

「ここかぁ。」

駅から近かった。
徒歩3分って所。
そして、僕は試験会場に入る。
おっ、ここかあ。
僕は座る。そして、担当の人が来た。

「今から試験を始めます。
それでは…………始めっ!!!」

その掛け声と同時に書き始めた。
よし、すらすら書ける。

142:ピース:2013/05/04(土) 14:22 ID:tlk

僕はその試験に合格し、警察官になった。
皆から頼りにされる、警察官に______。

そして、僕が杏奈と警察署で会った時に戻ります
『高校同じだわぁ♪』?
あり得ません。
僕の彼女なのに………………
僕の事を忘れたんですか?
こんな短期間で?
どんな頭脳してるんですか。
見てみたいですよ。その頭脳。

「えーっと、そちらの人は?」

「こっちは青田さん、私の旦那♪
実はね、雄大君みたいな彼氏居たのよ?
名前と顔を忘れちゃってさ…………」

「その彼氏さんとは?」

「結婚するつもりだったの。
帰って来たら………ね?でも、顔を忘れちゃったから
分からなくなったの………」

杏奈は泣き出した。
僕ってはっきり言うべきなのかな?
でも、はっきり言って、迷惑じゃないかな?

143:らい:2013/05/04(土) 16:32 ID:kc2

あんなcちょっとひどいなぁ…(^^;)
まぁ、しゃーないけどな(^^;)

144:ピース:2013/05/04(土) 17:54 ID:tlk

らいさん
そうなんだよぉ。後、たくさん書くとか
言いながらあまり更新しなくてすみません!
↓続き
何故かここで杏side

私は今、警察の人と一緒にパトカーに乗っている。
始めてパトカーに乗る。
ってか乗りたくて乗ってる訳じゃ
無いんだよね……………。
そう………私は捕まったんです。
人を殺したから…………しかも4人。
お母さんに近所の人に、警察官2人。
合計4人。最悪だわ。
でも、これで杏奈が安心して暮らせるよね。

「おい、着いたぞ」

「はぁ〜い」

私は警察官の人と一緒警察署へ入る。
ここはたくさん罪を犯した人が入る場所。
とうとう来たか……………。

「お前はここだ」

私はろうやに入る。
そして、座った。
ベッドもあるんだ。しかも洗面台もある。
凄いな…………この設備。
ぎゅるるるるるぅ〜!
ヤベ、お腹鳴った。
確かに、今日はあまり食べてないからな。
早くご飯の時間にならないかな。
私はうとうとして、寝てしまった。

145:らい:2013/05/04(土) 19:16 ID:kc2

えっ?
そうかな?
結構いっぱい更新してくれてるじゃないですか(^^)

146:ピース:2013/05/04(土) 19:19 ID:tlk

何分たっただろう。
見回りの人が私を起こしに来た。
私は目を擦りながら聞く。

「杏さんと面会したいと言う人が居るので
支度をして、来なさい」

私は支度と言っても何をすれば良いのか
分からなかったので、ろうやを出た。
私と面会する人?誰よ。
根性あるわね。殺人鬼と面会何て。
私は面会室に行く。
そこには杏奈と雄大?とか言った人が居た。

「杏姉!ごめんね………私のせいで」

「ううん、杏奈は間違ってなんか無いよ。
間違ってたのは私。」

「あのね、今日は報告に来ました!
なんとなんと!出来ました!」

「なにが出来たのよ………」

私は視線を少しそらす。
杏奈が話すまで、窓を見ていた。
あぁ、自由を奪われるのって辛い。

「子供が出来たのよ!しかも双子よ?」

「あ…………あんた……何歳だっけ?」

私聞き返した。
杏奈は知らないの?って言う顔をしている。

「杏姉、あれから少ししか経って無いけど、
私は18よ?杏姉と同い年!」

147:ピース:2013/05/04(土) 19:20 ID:tlk

らいさん
そ………そうですか?
これからも頑張りますんで
応援の方、よろしくお願いします!

148:ピース:2013/05/04(土) 19:56 ID:tlk

「じゅ…………18で出来ちゃった結婚!?
お父さんは良いって言ってるの?」

「もちろん!雄大のお父さんとお母さんも
喜んでた。それとね…………」

杏奈はカバンをあさっている。
何してるの?何か持ってきたの?
持ってきたとしても
受け取らないからね。私は。

「これさ、私の手作り。」

杏奈は箱を開けて私に見せた。
私は驚いた。だって、杏奈の指、
傷だらけなんだもん。
私の為に_______?
ありがとう、杏奈。

「後で警察の人に渡しとくからね」

杏奈は私にプレゼントとして、
ネックレスをくれた。
手作り感があるな……………。

「あとね、私、雄大のお母さんとお父さんに
家で暮らさないかって言われたの」

「即オーケーした?」

「ううん、少し迷ってからオーケーした。
条件付きでね」

「条件付き!?」

「杏姉が出所したら、杏姉もここに
住んで良いですか?って。そしたら
良いよって言われたの!」

「杏奈ぁ………………」

私は涙が出てきた。
人ってこんなに優しいんだ…………
人って一緒に居るだけで楽しいんだ。
人って_______。

「杏姉!?私何かした!?」

「ううん、ありがとう」

「杏姉の笑顔、可愛いよ?」

149:ピース:2013/05/04(土) 20:53 ID:tlk

私の笑顔が可愛い_______?
そんなはずない。今までずっと、
皆にダサいダサい言われてきた。
キモいとか…………死ねとか…………
言われてきた。
可愛いって言われた事が無かった。
私は…………幸福者だね

「杏奈、雄大君と仲良くしてね。
離婚なんてしないでよ。
それと、雄大君、杏奈をよろしくね。」

「はい。杏さん。お任せ下さい」

雄大君、礼儀正しいな。
私も出所したら彼氏作ろうかな。
そして、その彼氏と結婚して〜!

「そろそろ帰るよ。またいつか来るから!
裁判とかちゃんと行くから!」

杏奈はそう言って去って行った。
杏奈……………。ありがとう。
私の為にここまで来てくれて。
私、くじけずに前を突き進むよ!

「ほれ、杏さん。妹からの手作りだ」

「ありがとうございます」

私に荷物を渡してくれたのは若いお兄さん。
私と同じぐらいの歳かな?
凄いなぁ…………………………。
私はまた、ろうに戻る。
あぁ、この狭い空間。
ずっといるだなんて嫌だ。

「杏さん、裁判の日にちが決まりました。
明後日です。」

「はい!分かりました」

どうせ、終身刑とかになるんでしょ?

150:いちご:2013/05/04(土) 20:59 ID:zck

会話

祝日もクラブあるんだよ〜♪
今日はないけど、明日はある。
バレーは、運動部やから><*
英語はないの?
あと、一年で誰がおる?
教えてー!

小説

面白い!
アンドゥーが((ww
なんかリアルで考えたらヤバいね♪
安藤 アンドゥー
あんな ピース
的な?
表現が、上手いー!
あたしにも教えて!((やめろ
二人を(かみ)に例えると
あたし 紙
ピース 神
だよね〜(´∀`)
頑張って!

151:ピース:2013/05/04(土) 21:12 ID:tlk

そんな事無いよ!
いちごも神♪だよ!
あとね、英語部は(知っている限りは)
りな・あゆか・真由美?やったっけな?
これくらいしか分からん。
活動は月水金やねんで!
しかも、今度は祝日、
今度は宿泊、今度は振り替え休日やねん!

152:ピース:2013/05/04(土) 22:18 ID:tlk

「ハァ…………………」

私は狭いこの空間で溜め息をつく。
あぁ……………気分悪…………。
吐きそう………………。
私が立った瞬間_______。
ドサッ!
倒れてしまった。
どうしよう…………。

「あっ!おい!大丈夫か!?」

見つけてくれたのはあのお兄さん。
鍵を開けて入って来る。
そして、無線で救急車を呼ぶように命令している。

「大丈夫かい?意識は_______?」

「だい…………じょうぶ………です…
軽い…………貧血よ」

「貧血なはずないさ。
さぁ、救急車が来るまで休んでて」

迷惑かけちゃってる。
大事となり、隣の人達もぞくぞく来る。
でも、お兄さんが追い払う。
さすが警察官。
あぁ、このまま死にたい……………。

「守!救急車が来たぞ!
連れていけ!」

「サンキュー」

私は遠のく意識の中、お兄さんに
お姫様抱っこされているのが分かった。
あーあ、恥ずかしい。
お願い。このまま死なせて_______
私を天国に連れてって_______

153:麻里亜 sana:2013/05/04(土) 23:12 ID:3c.

やっぱり!
面白い!!

154:いちご:2013/05/05(日) 07:01 ID:zck

会話

へぇー!
活動日、少ないね!
バレーは多分毎日だけど・・・
テスト期間はない…((当たり前
今日も練習なんだぁー♪

小説

おもしろい!
あたし神じゃないよ!
紙だよ!
頑張って!
応援しますぜ!
では、

155:ピース:2013/05/05(日) 09:46 ID:tlk

麻里亜

ありがとう!これからも頑張りますよ!

いちご

明日の参観の後にさ、クラブ参観って
あるよね?あれなんだろう?
ってかうちらも関係してんの?
知ってたら教えてね!

156:ピース:2013/05/05(日) 11:25 ID:tlk

「え…………杏姉!」

「ハッ………ここは?」

私の目の前に杏奈が居る。
どうして?私、また大変な事をした?
ううん、なにもしてない。
のにどうして!?

「杏姉、ここは病院だよ。
杏姉倒れたって聞いたから駆けつけて来た!
戻ったらバリクソ怒られる」

杏奈……………もしかして撮影の途中!?
私の為に撮影所を抜け出して来たの?
私の________為に?

「杏奈…………」

私は泣いてしまった。
杏奈はどうしよう!と、言う顔をしていた。

「ありがとう。私の為に」

「ううん!監督さんには言ったけど、
マネージャーには言ってないから
帰ったら地獄を見るわ…………」

「それは大変ね」

ガララララララ________

157:ピース:2013/05/05(日) 11:42 ID:tlk

杏奈side

杏姉、助かって良かった。
本当、心配かけさせて______。
でも、杏姉らしいな。

「あっ!守さん!」

ドアを開けて入って来たのは男の人。
背が高くて、雄大より明るい感じ!
それに…………雄大と同じ警察官って
気がしないな…………。
気のせいだよね?

「杏姉、感謝しときなよ?
守さんはずっとずっと!杏姉の側に
居たんだから!」

「守さんが!?」

「///////」

「恥ずかしがってるぅ〜!」

守さんは顔が赤い。
言っちゃ駄目だったのかな?
でも、本音を言わないとね!

「私、そろそろ戻って地獄を味わうよ」

「杏奈!ありがとう。それとごめ………」

「ごめんねはいらない!
守さんに感謝だけしときなよ」

158:らい:2013/05/05(日) 12:00 ID:kc2

お•も•し•ろ•い〜!!!

159:ピース:2013/05/05(日) 12:18 ID:tlk

らいさん
ありがとう!勇気沸いてきたので書くよ!
↓続き
杏sideへ______

杏奈は帰って行った。
って事はこの病室に私と守さんの
『二人』だけ!?
うそうそ!?嬉しいとモヤモヤが
混ざってしまった。

「守さん、助けてくれてありがとう。」

「いいや、良いんだよ。罪を犯した人は
刑が下るまで死んで欲しく無いだけさ」

やっぱり______
守さん、警察官だもんね。
恋______出来ないよね。
私は杏奈と違って不幸体質だもんね。
そんな幸せなんて無いもんね____

「って言いたいところだが、俺は惚れた」

「えっ?」

「だぁーかぁーらぁー!杏!お前に
惚れたんだよ!」

守さんは顔を赤くし、髪をぐしゃぐしゃ
しながら言った。
私に……………惚れた?

「返事は?」

「もちろん!オーケーです」

杏奈、私も恋。出来たよ!
ありがとう!

160:ピース:2013/05/05(日) 12:50 ID:tlk

「でも、俺らは悪人と警察官。
バレないようにしような」

「う…………」

私が返事をしようとした時。
守さんにキスされた。
私は訳が分からなくなってしまった。

「守さん…………」

「守で良いよ。杏」

「うん!」

この時から私と守は付き合い始めた。
そして、私も回復したのでろうやに
戻る事になった。
もちろん、私を見張るのは守。
見回りの人が来るまで喋る。

「杏、今日の裁判、本当の事しか
喋るなよ?」

「うん!私、反省してるし!」

「相原、出てこい。行くぞ」

「はぁーい!」

「杏、大好きだよ」

守がこっそり言ってくれた。
その言葉が嬉しかった。
『大好きだよ』

161:ピース:2013/05/05(日) 13:10 ID:tlk

私は裁判所に着いた。
あーあ、守と会えないから寂しいや。
守が護衛?的な者だったらよかったのに。
そして、裁判所の中に入り、席に座る。
あっ、杏奈だ。舞ちゃんも雄大君も居る。

「それでは裁判を始めます。」

そして裁判が始まった。
あー、もうすぐで証言しないといけないのかー。

「容疑者、証言をどうぞ」

「はい。」

私は席をたち、前に出る。
恥ずかしい!

「私は______」

短いけど一旦ストップ!

162:いちご:2013/05/05(日) 13:28 ID:zck

会話

ただいま帰ってきたよ!
あぁー、関係あるよ♪
あたしたちがクラブ活動してるところ
を、親が見に来るの!
あたしは、来ないでって言っといたけ
どねー・・・

163:ピース:2013/05/05(日) 13:53 ID:tlk

いちご
教えてくれてありがとう!
↓続き
「私は確かに人を四人殺しました。
それがどうかいたしましたか?」

「当たり前だろ!」

ビクッ!
後ろの席に居た、警察官の親族が
立ち上がり、怒り始めた。
うるさいなぁ……………おっさん。
黙れよ。

「お黙り下さい。」

裁判官が大声で言う。
その場に居た人が皆はゾクッ!
っとなった。
裁判官の声デカッ!

「あのー………続けても良いですか?」

「どうぞ」

「私は…………全ては杏奈を守る為に
やった事です」

「えっ!?」

後ろの席から杏奈の声が聞こえた。
私は……………杏奈を守りたかったのよ。
守と同じぐらい大好きだから…………

「裁判官、杏奈の気持ちが聞きたいので
杏奈にしゃべらせてあげてください」

「まぁ…………どうぞ」

「私は…………」

164:ピース:2013/05/05(日) 18:29 ID:tlk

「私は………姉に守られて幸せな妹です!
確かに、犯罪はいけない事です。
でも、杏姉は私の為に…………殺ってくれた。
それを聞いた時はビックリしました」

「杏奈_____!」

「これからも、私を守り続けるお姉ちゃんでいてね」

私は次第に涙が出てきた。
嬉しい…………杏奈が見方してくれてる。
ありがとう。私を信じてくれて。
嬉しいよ?嬉しいからね………

「まぁ、妹さんにめんじて、懲役3年です」

「裁判官_____!ありがとうございます」

嬉しかった。
杏奈と会える!近くで喋れる!
でも私は興奮しすぎて気づかなかった。
刑務所を出ると私と守の恋は終わるって__________

165:ピース:2013/05/05(日) 19:26 ID:tlk

私は刑務所に戻った。
あっ、やっぱり私のろうやの前に居るのは守ね!
守に報告しないとね♪

「守、私ね。懲役3年だよ!」

「あっそ」

守は不機嫌。私、何かしたかな?
うーんと……………裁判所に行く時は優しかった。
裁判所から戻って来たら不機嫌。
どうかしたの!?

「ねぇ…………まも……」

「分かってんの!?」

バン!
守が壁を叩いた。
近くに居た見回りに何があったか
聞かれたが、答えてなかった。
そして、見回りが、去って行った。
その瞬間、守のほほに1つの涙が溢れていた。

「守!」

「俺…………杏がこの刑務所から出てったら
交際終わりじゃんけ。そしたら
どうすりゃいいかわかんねーよ」

「私が出所したら、守は警察官を辞めれば良いのよ」

「辞める訳にはいかねーよ!」

166:ピース:2013/05/05(日) 20:04 ID:tlk

また守が大声出した。
今度は気づかれなかった。
どうして?どうして辞める訳にはいかないの?
辞めるなんて簡単じゃない………。

「俺は父さんが警察官だったからなりたかった。
この警察官に……………。
ちと話しても良いか?昔話」

「うん!聞かせて!」

こっから守side
※かぎかっこ付いてなくても喋ってます!

俺には父さんと母さんが居た。
当たり前だろ?でも、その当たり前が
消えたんだ。
小さい頃_______。

「やーい!守ダセーの!告白とかしたら
その女子可哀想だぞー!」

「うう…………」

俺は昔、好きな子が居た。
その子に告白しようとしたら、同じクラスの奴にばれてさ、
泣いてたんだ。

「ちょっとーーー!!!男子!
男子が男子いじめて楽しいの!?
あんたたちには脳が無いの!?」

「うげっ!冷夏だぁー!」

「全く………」

この子が俺の初恋の人なんだ。
可愛くて、正義感のある子だった。
いつもいじめられてる俺を助けてくれた。

「守君、貴方も止めての一言言わないと、
あいつらずっといじめてくるよ?」

「うん…………いつもごめんね?
冷夏ちゃん」

167:ピース:2013/05/05(日) 20:17 ID:tlk

「冷夏にずっと頼っていたら駄目よ?
自立しなさい!自立」

「れ…………冷夏ちゃん〜!」

「フン!甘えても許さないわ」

冷夏ちゃんは本当に怒っている。
冷夏ちゃんが怒ったら、いじめられても
守ってくれなくなるんじゃ…………
そんなの嫌だぁー!

「今回はどうしていじめられてたの?」

「好きな子に告白するのがばれて……
それで……」

冷夏ちゃんはうなずいでいる。
話をすぐ理解してくれる冷夏ちゃん。
クラスでも人気。可愛い女子ランキング1位。

「好きな子って誰?」

「えーっと…………」

冷夏ちゃんなんて言えないよぉー!
冷夏ちゃんがいじめられたら嫌だし。
でも、冷夏ちゃんにははっきり言わないと!
あー!でもでもでもでもでもでもでも!

「れ…………冷夏………ちゃん」

「え!?」

冷夏ちゃんの顔が赤く染まった。
嬉しかったの!?
悲しかったの!?
それとも…………嫌だったの______?

168:ピース:2013/05/05(日) 20:36 ID:tlk

「実は、私もなの………いじめられてるのを助けたのは
好きだったから。振り向いて欲しかったの」

冷夏ちゃんが泣いている。
両思いだったんだ。
はっきり言って良かったな。
本音を聞いて貰うのが一番だからね。

「ねぇ!これからデートしよ!」

「うん!良いよ。何処に行く?」

「うーんと………あっ!ショッピングモール!」

っと言う事で、俺と冷夏ちゃんは
ショッピングモールに来た。
たくさん人が居るなぁ……………。
そう思っていた時だった。

「あっ、父さん」

「うそうそ!どこー!?」

冷夏ちゃんに聞かれた。
俺は父さんがいる方を指差す。
冷夏ちゃんは確かにねー!
って言った。

169:ピース:2013/05/05(日) 20:53 ID:tlk

「俺の父さん、警察官だからな」

「ふぅーん」

何?そのいまいちな反応は…………。
こういう時は
『キャー!かっこいいー!』
とか
『守君のお父さん素敵〜!』
とか言うだろ…………。
女子に限るけどな。

「とうさ………」

「お待たせ♪雄一君♪今日もホテルに泊まりましょうよぉ」

「良いねぇ」

誰?その女…………父さん、仕事は?
何してんの?仕事しないと…………
ってか母さんにそんな姿見られたら
終わりじゃんか…………

「守君?」

「父さん!なんだよ!その女!母さんは!?
母さんはどうしたんだよ!」

俺は父さんに大声で叫んだ。
父さんも俺の存在に気づいた。
女を後ろに隠した。
隠したってばれるんだよ?

「守、家に帰って勉強でもしてなさい」

「何良い人ぶってんだよ!このクソ親父!
警察官の仕事はねーのかよ!
俺は…………警察官の父さんに憧れてたんだよ!」

周りの人達が俺らを見る。
そんなのどうだっていい。

170:ピース:2013/05/05(日) 21:04 ID:tlk

「守…………私に憧れてたのか?」

「そうだよ!警察官になった頃から憧れてた。
ずっと、父さんをしたってた!
俺も将来警察官になりたいって思った!」

「守、すまん。父さんが悪かった」

「守君、許してあげれば?
お父さん、本気だよ?」

俺には冷夏ちゃんが言った言葉が
父さんを見方しているようで嫌だった。
父さんなんて死ねば良いのに…………
こんなクソ親父なんていらねー!
俺は走って走って走りまくった。

「守君!どこいくの!?」

「守!待ちなさい!そっちは道路だ!」

俺は父さんの言葉を無視した。
そして、道路に出てしまった。
うわっ!トラック来た!
父さんじゃなくて俺が死ぬな。
俺が死んだら楽だな

「守ぅー!」

「父さん!来んなって!」

父さんが道路に出てきて俺を抱えた。
そして_______
キキー!
ドサッ!

「守君!守君のお父さん!しっかりして!」

冷夏ちゃんの声がする。
俺…………生きてる。
どうしてだろう。
あっ!父さんは!?
俺は起き上がった。

「父さん…………」

父さんは血まみれになって死んでいた。
俺をなんで守るんだよ。
俺を死なせてくれよ。
父さん…………父さん

「父さぁーーーーん!!!!!」

俺は叫んだ。
声がかれるまで。

171:ピース:2013/05/05(日) 21:23 ID:tlk

「守君………よね?」

父さんと居た女が俺に話しかけて来た。
何だよ…………不倫してないって
言いてーのかよ!
文句でも言いてーのかよ!

「これ、雄一の。メモ帳と言っても
ただのメモ帳では無いの。もうすぐ
守君の誕生日だから、何処に連れて行くかって
相談されてただけよ。お母さんももちろん知ってるわ。」

「えっ?あっ、勘違いしてすみません」

俺は頭を下げる。
じゃあこの人は何者なんだ?
父さんの従兄弟の従兄弟の従兄弟の従兄弟?

「私は佐々木 萌。守君のお父さんの
会社の部下です。守君のお父さんの会社の中で
結婚してて、子供が居るのは私だけだから
相談されたの。だから、お父さんの責めないで!」

「よ………責めませんよ…………」

俺は泣いてしまった。
泣くな!男だろ!?彼女が居るじゃんか。

「父さん、天国に行っても尊敬してるよ?
俺も父さんみたいな立派な警察官に
なってやる!そして…………父さんの夢。
『警察英雄賞』を録ってやるよ!

172:いちご:2013/05/05(日) 21:23 ID:zck

なんか、冷夏が出て来たところ…
『17歳、キスとジレンマ。』
みたいだね!

173:ピース:2013/05/05(日) 21:32 ID:tlk

いちご来たぁー!!それ何?
まぁ、続きどうぞ。明日頑張ろ!

警察英雄賞とは、日本一の警察官に送られる賞。
父さんはそれを狙ってた。
でも、その夢を俺がぶち壊してしまった。
だから償いとして俺が警察英雄賞を録ってやる!

「って訳で警察官になった」

「守ぅ〜!私泣きすぎたよぉ〜!」

「杏!?ここで泣くなよ!
泣き顔可愛いから誰にも見せたくないのに………」

「大好き」

「えっ!?」

そんな直球直下で言うなよ!
恥ずかしいだろ!?
ここ!刑務所だからね!?

杏奈side

「結婚式に杏姉も呼びたい!」

「うーん、良いね!頼んでみるよ」

さすがうちの旦那。
やっぱり旦那が警察官だと楽ね。
私は毎日天国よ!雄大のおかげでね!

「杏奈、伝えたい事が______」

「へっ?なに?」

174:ピース:2013/05/05(日) 21:44 ID:tlk

雄大side

あれだけはどうしても伝えないと!
でも…………伝えようとするとめまいが…………。
フラフラァ〜
バタリ

「雄大!?伝えたい事って倒れるって事!?」

違う!違う事を理解されても困る!
僕が伝えたい事は_______。
しょうもない事です。
聞いたら『あっそ』ってなるのが
怖くて言えませんよぉ〜!
僕はその時、意識が遠のいた。
何時間経ったんだろう?
僕は目を覚ました。

「あれ?ベッド…………」

「あぁ!雄大、起きたの?もう大丈夫?」

「どうしてベッドに?」

「青田さんが手伝ってくれたの!」

青田さんが!?

175:ピース:2013/05/06(月) 18:30 ID:tlk

「青田さんが……………?」

「うん、そうだよ?近くをたまたま通り掛かったから
助けて貰ったの!」

杏奈は笑顔。
でも、僕には青田さんが許せない存在。
父の……………父の会社をのっとったから!
父は、事業に成功し、会社を建てた。
その会社に毎日遊びに行ってた。
ある日、父から青田の存在を聞いた。
嫌だった…………青田が許せない。

「雄大顔色悪いよ?まだ休む?」

「いえ、結構です。安心して下さい。
僕は平気です……」

「そう……ゴホッ!ゴホッ!」

杏奈が急に咳をした。
大丈夫かな?杏奈は僕に何も言わず、
部屋を出ていった。
ガチャリ…………
杏奈と入れ替わりに青田が入って来た。

「どうだい?様子は」

「どうしてここに居るんですか?
父の会社を倒産においやったくせに!
のこのこと僕の前に現れないでください」

「うぅ〜!怖い怖い。」

青田_______
反省していないな…………

176:ピース:2013/05/06(月) 19:55 ID:tlk

「その事は忘れたよ。まぁ、安藤茂が
死んだ今、どうでも良い事さ」

「…………」

「えっ!?お父さん、俳優なんでしょ?」

杏奈が苦しそうに胸を抑えながら
こっちに来た。
あちゃー…………ばれてしましましたか。
残念です。

「実は、今の父は本当の父ではありません!
僕の本当の父は死にました!
会社が倒産し、生きていけなくなったから」

「雄大!」

杏奈がこっちに来た。
そして、僕を抱き締めた。
えっ!?普通男が女を抱き締めるでしょ!?
これじゃ反対ですよ…………。
杏奈、反則ですよ………………?

「こんな悲しい事。一人で抱えてたの?
止めようよ…………一人で悲しい事を
抱え込むのは」

杏奈が悲しそうな目で言ってきた。
僕の心の闇は一生消えません。
僕が死んでも消えない。
青田が死んでも消えない。
何をしても消えないんだ…………。
僕はなんて残酷な運命を辿っているのだろう____

「俺さ、結構苦しんだんだぜ?」

「えっ…………。どうしてですか?
君が反省しているようには見えませんけど」

「わざとだよ!わーざーとっ!」

177:いちご:2013/05/06(月) 20:46 ID:zck

体育委員いりゃん!
とか、書いてるけど…
何を教えればいいん!?

178:ピース:2013/05/07(火) 16:58 ID:tlk

あれはあゆむの事!紛らわしくてごめん!
↓続き

「わざとは止めて下さいよ……」

「ごめんよっ!少年」

僕達はわいわい盛り上がった。
とても楽しかった。
青田の奥さんの話も聞いた。
青田に奥さんがいただなんて…………。
信じられなかった。
でも、本当の事。

「杏奈も隅に居ないでこちらに
来ませんか?青田さんの話はとても面白いですよ」

僕が誘った。
杏奈は声を出さなかった。
どうしたんだろう?
青田が杏奈の手を握り、こちらに連れてこようとした。
その時だった。
バタリ…………!

「杏奈!?」

「凄い汗だぜ…………こりゃ………
救急車呼ばねーとな」

「はいっ!今呼びます!」

179:ピース:2013/05/07(火) 17:25 ID:tlk

僕は机から携帯を取った。
ピッピッピ…………。
プルルルルルル_______。

「はい、こちら病院ですが。
どうかいたしましたか?」

「あっ!嫁が………嫁が急に倒れてしまって
救急車を呼んでほしいのですが!」

「分かりました、では、ご住所を
お教え下さい」

「〜〜〜〜の〜〜〜です」

「分かりました、至急、救急車をそちらに送ります」

そこで電話は途絶えた。
杏奈の額からは大量の汗が出ている。
僕はベッドを飛び出し、風呂場に行った。
えーっと………タオルタオル。
あっ、あった!
僕はタオルを手に取り、杏奈のいる部屋に走った。

「青田さん、タオル持って来ました。
これで汗を拭いてあげてください」

「あぁ、ありがとう」

青田は慣れた手つきで汗を拭く。
凄いや!僕とは大違いですね。
青田を信用してあげようかな。

180:いちご:2013/05/07(火) 17:53 ID:zck

いちごでーす♪

小説
おお!?
すごい展開(?)に!

会話
明日何時にいく?
あたしは6:20くらいかなっ*
体操服だけど…
うん!
そうだよ!

181:ピース:2013/05/07(火) 19:11 ID:tlk

私も6:20ぐらいかなぁ?
いちご達より着くの遅いと思う。
↓続き

ピーンポーン
ベルが鳴り響く。
僕は急いで玄関に行く。
杏奈の為に走らないと!

「はい!あの………早く!」

「はいっ!」

救急隊の人達が中に入る。
そして、僕が部屋へと案内した。
青田も汗まみれになっていた。
熱心にしてくれたんだ。
ありがとう。信用するよ。
青田。

「病院に搬送します!手伝って下さい!」

「はい!」

僕と青田は声を合わせ、部屋に入った。

182:いちご:2013/05/07(火) 19:50 ID:zck

ほぇー!
あたし、変更して6:15になった*
明日学校でね♪

183:ピース:2013/05/07(火) 20:09 ID:tlk

早いねー。早よ行っても暇やし。
↓続き

そして、杏奈は病院に行った。
僕は残った。
迷惑をかけないようにするために。
杏奈、無事ですよね…………?
病気とかじゃ無いですよね………?
またあの笑顔を見せてくれますよね…………?
笑いあってくれますよね……………?
僕は泣いてしまった。
悲しみが大きいからな。
ショックも大きいや。

「男のくてに泣くな。
アホ野郎か…………お前は」

「青田さん…………!」

「青田じゃなくて良樹(よしき)で良いよ。
青田さんは嫌だから」

「はい…………良樹さん」

良樹って言うんだ。
初めて知ったな。
杏奈…………大丈夫ですよね____?

「よし!俺らも行きますか!」

「えっ?良樹さん、何処にですか?」

「もちろん!病院さ!」

えええええーーーーーーーーー!!!!!
それなら着いて行けば良かったのに。

184:らい:2013/05/10(金) 19:59 ID:kc2

ほんまやなw

185:ピース:2013/05/10(金) 22:20 ID:tlk

更新遅くなりました!すみません。
↓続き

僕と良樹さんは病院に着いた。
ここは町一番の病院。
何が一番か?それは……………名前。
『死にかけの人を救いましょう病院』
なんで僕がここに電話をかけたかというと、
この病院の院長さんはとても良い成績を
修めていて、優秀だから。
杏奈もすぐに治ると思ったから…………。

「あのー、すみません」

「はい、なんでしょうか?」

良樹さんはナースの人に話しかける。
ナースの人はこちらを振り向き、
笑顔で答えてくれた。

「杏奈さんの病室は4階の405室よ。
エレベーターがあそこにあるの。
それで行ってちょうだい」

「ありがとうございます」

僕は頭を下げ、良樹さんとエレベーターに向かう。
ポチッ………
エレベーターのボタンを押す。
エレベーターのボタンを押したのに、
エレベーターが下がって来ない。
僕はそれにイラついた。

「僕、階段で行きます!」

「あ………あぁ、じゃあ上で」

186:ピース:2013/05/11(土) 12:32 ID:tlk

僕は階段を早く上る。
足がだんだん痛くなってきた。
でも、杏奈の痛みに変えたらこっちは
まだましだ!

「っとー!着いた!」

僕は4階に着いた。
そして、エレベーターの方に行く。
あれ?この階でエレベーターが止まってる。
どうしてだろう?
僕は上に上らないが、上に上るボタンを押した。
ウィーン…………

「良樹さん!?」

エレベーターの扉が開くと、良樹さんが倒れていた。
何があったんだ!?
僕は混乱しながらも、ナースの人を呼ぶ。
ナースの人と、僕は走った。

「安藤さん、今、院長を呼びました。
すぐに来るはずです。運ぶのをお手伝い
してくれますか?」

「はいっ!」

僕は良樹さんを助ける為ならなんでもする_____。
今そう誓った_____。
その願いは壊れてしまうとも知らずに_____

187:ピース:2013/05/11(土) 16:49 ID:tlk

良樹さんの手術が決まった。
良樹さん、無事でいてください!
杏奈に残念な報告は僕、出来ませんから。
良樹さん、良い報告を待ち望んでいます。
3時間後________。
ウィーン。
手術室の扉が開く。

「先生っ!良樹さんは……………
良樹さんは!?」

先生は顔を下に下げ、頭を横に振った。
えっ?良樹さん、死んじゃったの?
どうして?エレベーターに乗ってただけなのに?
僕もエレベーターに乗ってたら死んでたの?
良樹さんだけが死ぬなんて嫌だよ。

「安藤君、杏奈さんの所にも行ってあげて
下さいな。杏奈さんが心配なさります」

「はい………あの。杏奈にこの事は
秘密でお願い出来ませんか?」

「ショックでしょうしね…………」

「すみません。」

僕はそう言って、その場を去った。
良樹さん、お葬式には必ず行きますよ?
悪口言って、すみません。
あんなの……………嘘ですからね?
本当は________
本当はお兄さんみたいで楽しかったです!!!!

188:ピース:2013/05/11(土) 19:41 ID:tlk

僕は杏奈の病室の扉を開ける。
どういう顔をしたら良いのだろうか。
僕は迷ってしまった。

「あっ!雄大!どうしたのっ?暗い顔をしてさ!
雄大らしくないわよ?」

「あ…………ううん!なんでも無いですよ?
杏奈、具合はいかがですか?」

僕は明るく笑う。
でも、杏奈はその笑顔が作り笑いと感じている。
どうかばれませんように!

「ねぇ_______。
雄大と青田さんで何か隠してない?」

ヤバイですーーーーーー!!!!!
こう言う時は何も無いよ!
って答えるのが一番良いんですよね!?

「な…………なにもありませんが!?」

「じゃあ、青田さんは?」

「えっ?その_______」

189:ピース:2013/05/11(土) 21:03 ID:tlk

「言えないんだね。知ってるよ?
青田さん………………死んだんでしょ?
原因不明で………………」

なんでその事を!?
杏奈に言わないでってお願いしたのに!
どうして杏奈が知っているんですか!?
おかしいですよ!!!!

「さっきからね、ドタバタしてて、気になったの。
そしたら聞こえたの…………
『青田さんって言う人、死んだんでしょ?』
ってね__________」

「!!!」

「隠すのも当然だよね。」

「杏奈っ!」

僕は杏奈の肩を強く握る。
杏奈には…………知ってほしくなかった。
でも、運命なんですよね。
はっきり言いませんか?
良いですよね?
良樹さん……………ううん。
『お兄ちゃん』

190:ピース:2013/05/11(土) 21:10 ID:tlk

「すみません。杏奈。
黙っていて…………もう1つ。
黙っていた事があります…………」

「もう1つ?」

杏奈は不思議そうに聞く。
聞いてビックリするんでしょうか?
喜んでくれるのでしょうか?
それとも________
悲しんでくれるのでしょうか?

「良樹さんは…………僕のお兄さんだったんです!」

「えっ!?」

杏奈の病室に心地よい風が吹く。
杏奈の髪がなびいている。
シャンプーの良い香りがする。

「じゃあ…………たった一人のお兄さんを
亡くしたって事________?」

「はい。そうです。」

「結婚式に来る人…………減っちゃった…………」

「いつ挙げる予定だったんですか?」

「明明後日よ!」

明明後日!?早くないですか!?

191:ピース:2013/05/11(土) 21:46 ID:tlk

「お手紙、出しておきますね」

僕は杏さん宛に手紙を書き、封筒に入れる。

「雄大、出してきてくれる?」

「あっ、良いですけど…………」

僕は杏奈の病室を出た。
暇だし、直接渡しに行きましょう。
そういえば、杏さんはもうすぐで出所ですよね。
おめでたいです。
あっ、着きました。

「あのー、面会したいのですが…………」

「誰にですか?」

警察の人がこちらを睨む。
僕も警察官なのに睨まれるだなんてー!
酷いですよ。

「あっちの部屋で待ってて下さい」

僕はその『あっち』の方向に向かう。
扉を開けるともうすでに、杏さんが居た。
髪の毛をいじくってる。

「杏さん!お久しぶりです」

「ん〜、久しぶり。っで何の用?
久しぶりって言いに来ただけ!?」

「いえいえ!この手紙を…………
杏奈からですよ?」

「杏奈…………」

杏さんは優しく微笑んでいた。
可愛い……………。

192:ピース:2013/05/12(日) 09:45 ID:tlk

ブンブン!
僕は頭を振る。
僕には婚約者が居るんだ!
恋愛感情なんて持ってはいけない!!!

「読んで良いよね?」

「あっ、はい。どうぞ」

杏さんが手紙を読み始めた。
すると、杏さんの方の扉が開き、
男の人が出てきた。
観衆のひとかな?

「うっす。」

「えっ!?」

「あっ、雄大君、これ、うちの彼氏ね」

「これ扱いは酷いなぁ〜」

なんか……………仲がとてつもなく良い!

193:ピース:2013/05/12(日) 10:37 ID:tlk

「でも…………ここ刑務所…………」

「刑務所で実る恋よ!」

キーン……………
耳に響きますよぉ…………。
刑務所で実る恋か…………。
羨ましい感じもするな。

「俺は守!守で良いぜ〜」

「何?スギちゃんのものまね?」

「ちげーよ!」

「プッ………」

僕は思わず笑ってしまった。
ヤバイ……………どんびきされる。
さすがにあの場面で笑ってしまうのは失礼だもんな。

「雄大君の笑顔可愛いわよ!」

「えっ?」

「おいおい〜!俺の女をたずらかすなよぉ?」

「僕、そろそろ帰りますよ。
杏奈が心配だし…………」

「ふーん…………」

僕は刑務所を後にした。
そして、急いで病院に向かった。
杏奈!待っていて下さいね!
今……………今帰りますから………!

194:ピース:2013/05/12(日) 14:22 ID:tlk

「ハァ………………ハァ……………」

僕は息を切らして走る。
しんどいが、杏奈に比べたら全然オーケーだから。
杏奈も頑張っているから!
僕も頑張らないと!

「えーっと、405………」

僕はようやく杏奈の病室に着いた。
そして、扉を静かに開けた。
ん?寝ているのかな。
杏奈はベッドで横になっていた。
僕は静かに近寄った。

「!?」

杏奈は呼吸困難になっていた。
僕はすぐにナースボタンを押し、
ナースの人を読んだ。

「どうかされましたか!?」

「杏奈が呼吸困難に!」

「医師を呼びます。杏奈さんは
集中治療室にいてもらいます」

そして、杏奈は集中治療室に運ばれた。
医師からの話によると、
『もう少し遅かったら死んでいた。』
と、言われた。
死ぬだなんて……………言ってほしくないよ。
杏奈、また元気になって……………
女優をしている姿を見せてね?

「杏奈」

「?」

僕が後ろを振り向く。
そこには________。
俳優の
『和正さん』
が立っていた。

195:ピース:2013/05/12(日) 16:30 ID:tlk

「えーっと、確か名字は…………」

「吉岡」

「そうそう!吉岡さん。」

吉岡さんは冷たく言う。
ってか俳優がどうしてここに居るんだよ。
俳優の仕事でもしてろっつーのー。

「杏奈め……………」

吉岡さんの顔が怖い。
まるで杏奈を憎んでいるみたいな顔。
杏奈と何か繋がりがあるのか…………?

「安藤さん。杏奈さんはもうすぐで
集中治療室から出ます。良かったですね」

「あっ…………はい」

ナースの人が僕にそれだけを伝え、
去って行った。
そして、吉岡さんがこっちに来た。
何々!?文句でも言いに来たのか!?

「君、杏奈とどういう関係なんだ?」

「こっ……………婚約者ですけど……」

「杏奈の婚約者?さっさと別れてしまえ」

えっ!?
なんだ!?この人!!!

196:ピース:2013/05/12(日) 16:59 ID:tlk

杏奈が落ち着き、一般病室に運ばれた。
杏奈は僕の宝物です______。
一生の宝物です______

「貴方こそ、急になんですか?」

「俺は旦那だ。杏奈のな」

えっ!?
じゃあ、あの時言ってた旦那って…………
吉岡さん!?
吉岡さんと一緒に外国に行ったんだ。

「杏奈の前から消えろ」

ムカッ!
わざとらしくて嫌ですねぇ〜?

「いいえ!消えるのは貴方!
吉岡さんの方ですよ!」

「なっ!」

その時だった_____________

「ん…………」

杏奈が目を覚ました。
ヤバイ…………この状況で!?
あり得ませんよ!

197:ピース:2013/05/12(日) 17:22 ID:tlk

杏奈が体を起こした。
そして、ビックリした。

「んで…………?なんで和正がここに居んの?
意味分かんないって………」

「だってさぁ♪杏奈、家から抜け出したよね?
僕を騙して」

吉岡さんは杏奈の首を持った。
犯罪だ!!!!
僕は杏奈に近寄る。
そして、吉岡さんの前でてを開き

「これは立派な犯罪だ!!!!」

「なーにが?」

「首を締める行為は駄目って事ですよ」

僕は吉岡さんをにらむ。
吉岡さんは溜め息をついた。
諦めたのか?

「俺の負け負け♪でもね☆諦めないよ?
杏奈の事。誰よりも愛してるから。
それに…………杏奈泣かせたら、
ただじゃおかないからね?良い?」

「和正…………」

「吉岡さん。分かりました。
女の方を泣かせたら、警察官の恥です」

僕と吉岡さんは和解した。
そして、吉岡さんも結婚式に出席してくれる
事になったのだ。

198:ピース:2013/05/12(日) 20:21 ID:tlk

吉岡さんが帰り、病室には僕と杏奈の二人。
何を話したら良いのか全く分からない。
うーんと………………ありぇ〜?

「雄大、どうしたの?」

「あっ、ううん!なんでもぉ〜!
って今度いつお芝居するんですか?」

「気になるぅ〜?」

杏奈はもったいぶって言う。
聞きたい!絶対そのドラマ見るし!
録画して50回は見るぞ!!!

「それが、明日ね。撮影が入ったの。
題名は『謎多き美少女』。
私、全然美少女じゃ無いよね。」

杏奈の顔は悲しそうだった。
もうすぐハッピーエンドな事が
あるじゃないか?
たくさんの人が出席してくれるじゃないか?

「不安な事でも?」

「うん。復帰祝いって言うのもあるらしくて。
全然お芝居やってなかったから
大丈夫かなーって………」

「大丈夫ですよ」

僕は優しく杏奈を抱き締めた。

199:紀胡:2013/05/12(日) 20:28 ID:2iI

頑張ってくださいね!(*^^*)
これからも読みます。
(隠れ読者ヨリ)

200:ピース:2013/05/12(日) 21:31 ID:tlk

紀胡さん。ありがとうございます!
隠れ読者様がいたとは!
ありがたいです!
↓続きです!
次の日_______。
杏奈は病院から仕事場に行った。
一人では心配なので、着いていく事にした。

「ありがと。雄大。」

「ん〜?別に良いって」

そんな会話をしているうちに、仕事場に着いた。
わぉ〜!大きい仕事場だ。
って……………仕事場は大きいよな!?
普通だよなぁ〜!

「んで、どっちなんですか?」

「あっちだよ」

「あっちってどっち?」

「あっちはあっちだよぉ!」

杏奈が今にも泣きそうな目をしている。
可愛い♪可愛すぎますよ!
杏奈LOVEですよぉ♪

「おはようございます」

「あっ、杏奈ちゃん、大丈夫かい?
無理しなくて良いからね」

「はい!わかりました!」

「では、謎多き美少女の撮影スタート!」

201:ピース:2013/05/12(日) 21:34 ID:tlk

.・°*°・.祝.・°*°・.

><><><><200><><><><

です!これからも応援よろしくです!!!

202:ピース:2013/05/13(月) 16:39 ID:tlk

これから杏奈sideで、撮影してます。

「アリス〜!ちょっと待てよ」

「何よ。私に文句でも…………」

「好きだ」

「えっ!?」

私はこの男に抱かれる。
この男の人は俳優の
『杉崎 カイト』さん。
私、ファンで共演出来て嬉しい。

「アキト…………?どうしたのよ」

私はアキトを少し押す。
そして、悲しそうな顔をした。
上手く出来てるかな?

「アリス。愛してる。お願いだ。
君に…………君に僕を好きになってもらい、
僕の家に嫁いで欲しいんだ」

「アキトの家ってあの………
黒沢探偵事務所の!?」

203:らい:2013/05/13(月) 16:46 ID:j.I

200おめでとう(*^^*)/

204:ピース:2013/05/13(月) 17:05 ID:tlk

らいさん♪
ありがとうございます。
がんばります!
↓続き

私は半歩ずつ下がる。
これはアドリブで入れてみた。

「嫌…………私は嫌よ!?どうして!?
どうして私がアキトの奥さんに!?」

「仕方無いな…………」

アキトは手を叩いた。
その瞬間_______。
たくさんのアキトのしもべに囲まれてしまった。
演技でも怖いぞ…………

「連れて行け」

「はいっ!」

皆いっせいに私を頭より上に上げる。
そういや私。高所恐怖症だった………
演技演技演技演技演技!!!!!

「アリス、父さんは君の能力を求めている。
僕はそんな父から尊敬される君が大好き。
ねっ?不自由な事なんて無いよね?」

「嫌なのは嫌なのっ!!」

「はい、カーッと!」

「お疲れ様です!」

私は元気良く言った。

205:ピース:2013/05/14(火) 16:48 ID:tlk

「ふぅ〜、疲れたぁ〜!」

「はい、お疲れ様です」

雄大がタオルを渡してくれた。
ありがとう。
って、言いたいけど、こんな強気の私が
言ったら退くよね…………
でも、一回で良いから
『ありがとう』
この五文字を雄大に言いたい。

「杏奈?どうかしましたか?
悩み事ですか?一人で抱えないで下さいよ。
僕が居るんですから……………」

「雄大…………あり………」

「杏奈ちゃん!撮影始めるよ!」

チェッ!
良いところだったのにぃ〜!
クソタレの人ね!タイミング読んでよ!
それでもプロデューサー?

「はぁ〜い!」

私は憎しみの笑顔で返事した。
もうあの人嫌!
最低!地獄に落ちろ!って言いたいわ!
私は撮影を開始した。

「アリス、貴方に…………これを」

「えっ!?これは?」

今はラストシーンを撮ってます!
撮影って色んな所から撮るから
台詞を覚えるのが大変です。
ちなみに、アキトは死ぬ直前。

「私に愛をたくさんくれてありがとう」

206:ピース:2013/05/14(火) 17:27 ID:tlk

「はいカーット!良かったよ!」

「ありがとうございます」

何で?何で演技では
『ありがとう』
この五文字が言えるのに、
どうして普通の時は言えないの?
私、狂ってるわ。

「今日の撮影は終わり。次は来週だよ」

監督さんがそう言うと、私はすぐに雄大と帰る。
あーあ、帰る場所は病院か。
仕方無いよね。
早く…………早く結婚したいよ。

「ねぇ、結婚式明後日よね?」

私は帰りの電車の中で聞いた。
雄大は大きく頷いた。
優しい雄大と結婚出来るんだ。
そう誇りに思うの。

「病院まで送ろうか?」

「ううん、ここで良いや」

私は雄大と駅前で別れた。
あー、病院までタクシー使おうかな?
歩くとしんどいし。
そし!ここは『へい!タクシー♪』
なの!?
私はタクシー乗り場で待った。
そして、数分後にタクシーが来た。

「お客様、何処までですか?」

「病院まで………おね……が……
いしま…………す」

「かしこまりました」

タクシーが動き出す。
痛い…………全身が痛むよ。
私はタクシーで倒れた。
運転手は運転に夢中で気づかない。
あぁ、助けて!

207:ピース:2013/05/14(火) 18:49 ID:tlk

「着きましたよ?お客様……………
!?お客様!?お気を確かに!」

微かに運転手の声が聞こえる。
運転手は扉を開け、病院に入って行ったのが
分かった。
ヤバイ…………薬貰ったの忘れてた。
飲んで無いし…………。
怒られる。病院の先生にも。
雄大にも__________。
私は再び意識が遠のく。
私が再び目を覚ましたのは病院のベッド。

「あっ…………先生。」

「全く、渡した薬を飲まないだなんて。
信じられないわ。どうして飲まなかったの?」

「うぅ〜…………」

私は顔を下に下げた。
怒られるのがとっても嫌!

208:ピース:2013/05/14(火) 20:01 ID:tlk

バタバタ!!!
廊下がやけに騒がしい。
誰かが何かにでもなったの?
まっ、私には関係無いよね。
バタン!!!!
私の病室の扉が開く。
ありゃまぁ〜!あの音の正体は
雄大だったんだねぇ〜!

「雄大、どうかし…………」

「アホなんですか!?」

えっ?
アホ?私が?アホ……………?
雄大がアホって言うの?
あんなに優しい雄大が………………
あんなに優しい雄大が私に向かってアホ?
私はポロポロと涙が出てきた。

「あっ!すみません。ですが、お薬を
貰っていたのにどうして飲まなかったんですか?
杏奈はちゃんと薬を飲む、可愛い女の子なんですよ?」

薬をちゃんと飲む可愛い女の子!?
私がぁ……………………?
雄大、とっても顔赤い。
さすがに恥ずかしいよね。
こんな院長先生や、ナースの人が居る前で。

209:ピース:2013/05/14(火) 22:11 ID:tlk

「まぁ、青春ねぇ〜。」

院長はまぐれにも女の先生だった。
男の先生だったら怖くて診察受けないし。

「まぁね、杏奈ちゃん。明後日結婚式でしょ?
新婦が欠席って言うのも困るよね?
だからちゃんとお薬飲まないといけないよ?」

院長先生は私を子供扱いしてる。
でも、院長先生の言う通りかも。
ちゃんと薬を飲まないと、結婚式。
欠席になっちゃうよね。
そしたら、杏姉にも迷惑かけるし。
もっとも、雄大に迷惑かけるよね。
よし。私、ちゃんとお薬飲もう!

「先生、私、ちゃんとお薬飲むよ!
だから結婚式、行っても良いよね?」

「…………えぇ、良いわよ」

院長先生はナースを連れて出ていった。
私と雄大の二人きり♪
二人きりってなんか嬉しいような気がする。
私は机からノートを取りだし、
絵を書き始めた。もちろん、
雄大の絵だよ?
かっこいいもんねぇ〜!
うちの旦那はぁ♪

210:ピース:2013/05/14(火) 22:43 ID:tlk

雄大side

さぁ〜てと、そろそろ帰るとするか。
もう6:00だし!
母さんに怒られるよ…………。
今日、泊まっていこうかな………?
ん?そうだ!!!!

「僕、今日ここに泊まって行きますよ!
また何かあったら心配だし!
あそこのソファで寝ますよ!」

僕は部屋の隅のソファを指した。
あそこで寝れば良いんだ。
杏奈もきっと…………ok。
だろうな?いや、待って下さい。
杏奈は一人で大丈夫と言うかも知れません。
どうしましょう。

「うん。okだよ!先生に許可貰っておいでよ!
ここに居るから!安心して!」

「はい、では…………」

僕がドアノブに手を掛けた。
その時だった________。

「先生、杏奈さんは結婚式まで生きれますよね?」

「さぁ、分からないわ。」

えっ________

211:ピース:2013/05/15(水) 16:01 ID:tlk

杏奈が結婚式まで生きれるか分からない?
どうして?杏奈の病気はそんなに深刻なのか?
杏奈の笑顔が戻らないかも知れない?
そんなの__________
嫌ですよ!!!!

「雄大?ボーッとしてどうかした?」

「あっ、いいえ」

僕は我に戻った。
心配かけさせたらいけないんです。
迷惑かけたらいけないんです。
自由に生きさせてあげたいんです。

「許可…………貰って来ますね」

ドアを開け、先生達が居た。
ビックリしていたが、
『あらぁ?どうしたの?』
と、答えて来た。
冷や汗掻いてるよ?
そっちこそ、どうしたの?
って言いたいよ。

212:ピース:2013/05/15(水) 17:56 ID:tlk

「先生、今日ここに泊まっても良いですか?
杏奈の事が心配で…………」

「ええ、良いわよ」

すんなりとokしてくれた。
杏奈がまた呼吸困難になってしまっては大変です。
多分、先生がokしてくれたのは、
『杏奈と最後まで一緒に居てほしい』
からだと思う。
結婚式間際だから余計に心配だ。

「雄大、良かったね!」

「はい…………」

僕と杏奈は病室に入る。
僕は椅子に座り、杏奈はベッドに入る。
杏奈はやけにニコニコしている。
なんだか不思議だな________

「ねぇ、今日って何の日?」

「えぇ!?何の日かって?うーん………」

「あらぁ?忘れたのね。今日は
『雄大の誕生日』なのよ?」

「あぁ、そうだった!」

213:ピース:2013/05/16(木) 17:05 ID:tlk

自分の誕生日を忘れるなんてアホですね。
でも、杏奈が笑ってくれたから、良いや。
っで済ませれますね。
杏奈が居るだけで嬉しいんですよ。
死んでしまったら………………僕。
どうやって生きていけば良いのでしょう。

「雄大!見てみてぇ〜!」

「はい?」

僕は杏奈に呼ばれ、近くに行った。
杏奈はスケッチブックを持っていた。
絵が描かれている。
その絵は誰を描いているんだろう?
あれ?なんとなく、僕に似てませんか?

「雄大を描いてみたの!どう!?
上手かなー………?」

「はい!最高ですよ!」

「これ、あげるよ。私の最後の絵。」

最後の絵!?
もしかして、杏奈も聞こえていた………?
杏奈は泣いているが、声を出さない。
必死に堪えている。
僕は杏奈を抱き締めた。

「杏奈はまだ、死んだりしませんよ!」

「雄大………!」

214:ピース:2013/05/16(木) 20:08 ID:tlk

そして、ついに結婚式当日。
杏奈の体は回復していた。
良かったです。
杏奈が横に居ないと始まりませんからね!

「ねぇ、雄大。私、生きてて良かった」

結婚式場に向かう途中の車で、
杏奈がこんな言葉を言った。
しかも、泣いている。
大変です!こんな時、どうするんですか?

「だ………大丈夫ですよ!」

「そう?それなら良いや!」

10分ぐらい話していたら、もう着いた。
早いですねぇ〜。
結婚式場にはたくさんの人々が入って行く。
僕の両親、親戚。杏奈の両親、親戚。
僕や杏奈の友達まで。
たくさんの人々に見守られ、ついに結婚式が始まった。

215:ピース:2013/05/17(金) 13:23 ID:tlk

「ドッキドキしてきました!」

僕は小声で杏奈に言った。
杏奈もコクン。と、頷いてくれた。
返事してくれるのはとても嬉しいです。
杏奈は頭に白いベールを被り、
白いヒラヒラのウェディングドレスで
とても美しかった。


短いけど続きを楽しみにしててね!

216:ピース:2013/05/17(金) 17:14 ID:tlk

結婚式場には、僕が先に入った。
皆から驚かれた。

「嘘やん!お前雄大かぁ〜?」

「きゃあー!雄大君かっこいいわぁ〜」

僕は声に出せないので心の中で思った。
正平(しょうへい。雄大の友達)めぇ〜!
女子まで呼びやがった。
別に、男性だけ来れば良い話。
女子を連れてくるとは聞いてない。

「雄大君!後で写メらせて!」

女子からの声が大きい。
喋れないのも辛いな。
喋って反論したいです。
僕、女子はあまり好きになれませんよ。
うざったらしいし。

「新婦のご入場です!」

扉が開き、杏奈が入って来る。
その途端。
パシャパシャ…………。
男性が写真を撮りだす。
女優の結婚式だからですね。
凄いや。

217:ピース:2013/05/17(金) 17:38 ID:tlk

「杏奈さんこっち向いてー!」

「杏奈さん!こっちもぉー!」

「私の方もよぉ♪」

杏奈は無視してこっちに来た。
ありゃりゃ〜。
無視して良いのね?
杏奈、ファンが減りますよ?
ファンが悲しみますよ?
自分も傷つきませんか?

結婚式も無事に終わろうとしていた。
最後には親族からの手紙。
まずは僕の方の親族です。
しかも、お母さんだぁ!!!!
杏奈の前で恥ずかしい事は言わないで下さいね?

「杏奈さん、うちの雄大をよろしくお願いします。
一人では何も出来ない子ですけど、
誰よりも頑張り屋さんです」

「いえ!こちらこそ………」

「どうぞ、雄大をよろしくお願いします」

最後に母さんは頭を下げ、終わった。
次は杏奈の親族ですね。
ってええ!?
何で守さんまでぇ!?

「杏奈、結婚おめでとう!杏奈、『夢』、覚えてる?
私、もうすぐで刑務所出れるから…………
杏奈の服を作る専属のコーディネーターになる!
夢を…………約束を守るよ!」

「杏奈さん、俺らも結婚しても良いすか?」

守さんが結婚式で結婚宣言をしました!
でも、真剣ですね。
この二人。

「俺、杏が刑務所から出たら、俺、警察官やめる気です。
杏と一緒に家を建てて、幸せに暮らします!
子供も出来れば作りたいんです」

218:へ?:2013/05/17(金) 18:25 ID:h1o



! !、      ___        / ノ
  ヽ ヽ、 ,彡フ ̄  ̄ヽミミ、/ /
   ヽ フ''         く /
    _ 〉'           ヽ/,_
   (ヽi,      /;ヽ       i/ )
    i ! ,,_____ノ、i;;iヽ、_____、 i i  同じ板にコピペするとそのままだけど
     ! 'ヽ__●ノ' 'ヽ_●,ノ ,ノ i  違う板にコピペするとかわいい美少女の顔
    !、jヽ、 ,-   ;; -、 / _ノ  に変わる摩訶不思議な鬼コピペ。
     〉 /,、''`ヽ__/` ' ,、'  )
     '!, ヽ`t-,、__, -'イ/  /
     ヽ ヽt,=,='='=イi  /
      \ `'"~⌒~"' ノ
        `-- ^--
ちょっとテストします

219:ピース:2013/05/17(金) 18:32 ID:tlk

あのー、そう言うの。
止めてくれませんか?
迷惑なんですけど…………。

220:いちご:2013/05/17(金) 19:08 ID:zck

テス勉終わった。
頑張れー!
お泊まり会の事は気にしなくていいよ
あたし外されたから。

221:ピース:2013/05/17(金) 22:21 ID:tlk

私の事、怒ってないのぉ…………?
なんか無視されてたから…………
怒ってる。って思って…………。
どうして?

222:ピース:2013/05/17(金) 22:26 ID:tlk

不可解な謎が残りつつ、続きです。

子供も作りたいって……………。
守さん達は主役ではありません。
僕達が主役なんですよぉ〜!><

「雄大、良い案があるんだけど。
聞いてくれる?」

「え………あっ、はい」

杏奈はコショコショ話で話してきた。
会場がざわめく。
聞こえにくいです…………。
うーんと…………。杏さん達と一緒に暮らしたい?
別に良いと思いますけど…………。
って………………

「杏さん達とですか!?」

「しぃ〜!声でかい!聞こえる!」

僕は頭を叩かれた。
でも、優しい叩き方だった。
夫婦…………ずっとこれに憧れてたんだ。

223:ピース:2013/05/17(金) 23:32 ID:tlk

「何々?隠し事はいけないのよ!」

「杏姉前より怖い〜!」

杏奈は杏さんと仲良くしていた。
結婚式ですよ?
本番ですよ?
何遊んでるんですか?
意味分かりませんよ……………。
僕は杏奈がこの世から消える事が怖かった。
恐ろしかった。

「雄大?結婚式終わりよ?服、着替えようよ」

「えぇ、そうしましょう」

僕と杏奈は別々の更衣室に行く。
当たり前だけど。
僕は5分で着替え完了。
杏奈はいっこうに出てこない。
ウェディングドレスって脱ぐの大変なんですか?
僕は不信に思い、更衣室に行く。
コンコン……………

「杏奈、居ますよね?」

返事が無い。
ドアを蹴って破るしか…………。
でも、迷惑がぁ…………………
あぁ、どうしましょう!

224:ピース:2013/05/18(土) 09:18 ID:tlk

よし!開けましょう!
ドンドンドン!!!!

「おいおい、なにしてんの?」

「守さん!杏奈が返事しなくて」

僕は頭を下げた。
杏奈にもしも、何かがあったら困ります。

「そういう事ね。俺も手伝うよ」

と言い、守さんも開けるのを手伝ってくれた。
守さんは途中で何処かに走って行った。
用事があったんだ。
僕はそう、思い込んだ。

「おい!!!合鍵貰って来たぜ!」

守さんが息を切らしながら走って来た。
その後ろには杏さんが居た。

「杏奈!返事してよ!」

225:ピース:2013/05/18(土) 09:59 ID:tlk

ガチャガチャ……………
ドアが開いた。

「いやぁ〜〜〜〜!!!!」

杏さんの声が式場内に響く。
それもそうですよ……………。
杏奈が……………杏奈が倒れているから。

「杏奈っ!どうしたんですか!?」

「触るな!」

守さんが僕を怒った。
守さんは杏奈に近寄り、そっと。
首に手を置いた。

「まだ意識はある。杏、救急車を呼べ!」

「分かった!守!」

杏さんは携帯を取りだし、救急車を呼ぶ。
僕は何もしてません…………。
旦那なのに…………。
『何も』

「救急車、もうすぐで来るから!
外で待ってるわ!」

杏さんは走って行ってしまった。
姉妹の絆__________
ですかね?

「雄大、お前へこむなよ?」

「えっ…………」

「杏奈さんはアホだよな。
こんな素敵な旦那が居るのに。
自殺しようとするなんて」

「自殺ですか!?」

226:いちご:2013/05/18(土) 15:13 ID:zck

あたしはピースではなく、K.Aにキレ
ているのです><;

227:ピース:2013/05/18(土) 15:15 ID:tlk

そうやったんやぁ……………
勘違いしててごめんねっ!!!!
これからはたくさん話しかけてね!
私もそうするからね………!!!!

228:ピース:2013/05/18(土) 16:22 ID:tlk

杏奈が自殺未遂……………。
信じられませんよ……………。
あんなに…………笑顔で……………笑って…………いたのに!

「僕、病院に行きます!」

「あぁ、杏が病院に居る。
杏の事も宜しくな」

「了解しましたっ!」

僕は走って式場を出る。
幸いにも、結婚式が終わっていて、良かった。
僕はタクシーを呼ぶ。
タクシーは止まってくれた。

「どこまでですか?」

「ん…………病院です!!!!」

「は………はい!」

僕はうつ向いた。
ポタ_______
ズボンが少し濡れた。
もしかして…………僕、泣いてます?
だからタクシーの運転手さんもあんなに?
僕は幸福者なのに…………杏奈は不幸人ですか?
意味分かりませんよ!
生きてて下さいね。
僕が病院に着くまで!

229:ピース:2013/05/18(土) 17:03 ID:tlk

「着きましたよ!お客様。
お代はいりません」

「ありがとうございます!」

僕はタクシーを飛び降りて、病院の中に入る。
相変わらず病院には慣れない。
いや、慣れたくない。
杏奈…………杏奈。
心の中で杏奈の事しか頭に無かった。
生きててね?
やっと着いた。杏奈の居る部屋。
僕はドアを開ける。
その瞬間_________

「おぎゃあ!おぎゃあ!」

「えぇ!?」

赤ん坊が泣く声がした。
杏奈は僕の方を見て、にっこり笑った。
どういう事なんですか……………?

「雄大君、杏奈ね、子供産んだの!」

杏さんが喜んで言う。
僕はこの状況をいまいち理解出来なかった。
つーまーり、僕と杏奈の間に
『赤ちゃん』
が産まれたのか。
フムフム、赤ちゃんがねー。
って

「赤ちゃん!?」

230:いちご:2013/05/18(土) 17:37 ID:zck

うん、いいよー!
そーしよー!

231:ピース:2013/05/18(土) 20:18 ID:tlk

改めまして、明日からよろしくね!
↓続きいつでも良いから読んでね!

しかも…………赤ちゃんが二人。
双子なのか!?
僕は双子の父親になったんですか?
凄い!素晴らしい事ですよ!

「雄大、心配かけてごめんね?
陣痛で倒れちゃってさぁ〜!」

「全く、しっかりして欲しいですよ。
双子の母親なんですからね?」

「ねぇー、喜んでよ?女の子と男の子なんだって!」

僕には
『それが?』
としか、思えなかった。
別に嬉しくも無い。
はっきり言うと、子供なんて邪魔です。
僕と杏奈のラブラブタイムが減るし、
夜うるさいからご近所にご迷惑をおかけします

「女の子はね、『香』男の子はね、『優樹』
良いでしょ?」

「まぁ、可愛い名前ですから良いですけど」

232:ピース:2013/05/18(土) 22:12 ID:tlk

「杏奈、優樹君の優って字。
優兄の名前から取ったんでしょ?」

「えっ…………うん。そうだね」

杏奈が壁を見つめている。
優さん…………?誰ですか?
『兄』がついているからお兄さんですよね?
でも、杏奈からお兄さんが居るだなんて聞いてません。
もしや…………付き合ってた!?

「雄大?大丈夫?」

「えっ、はい!」

「お願い…………があるの」

杏奈はうつ向いて布団を握り絞めていた。
怒りか悲しみか分からなかった。
きっと、怒りだろう。
理由はだいたい分かる。

「香と優樹がもうすぐで退院するの。
でもね、私は退院出来ないの。
香達が退院したら、宜しくね?」

杏奈の目にはたくさんの涙が流れていた。
そりゃそうですよね。
最愛の娘と息子が退院しても、自分は病院。
こんな現実辛いですよね。杏奈。

233:ピース:2013/05/18(土) 22:47 ID:tlk

とうとう香と優樹の退院の日が来た。
杏奈は病院の玄関に来ない。
それもそのはず。
ベッドで一人、嘆き悲しんでたから。
同情しそうになりましたよ!

「雄大君、たまには遊びに行くね?
子育て初めてなんだって?」

「いや、いっそうちに住め」

「守さん!?」

「私ね、明日、刑務所出れるから。
家に居るよ?守の家に同居してんの」

杏さんは相変わらずのんきですね。
羨ましいですよ。
杏奈の走り回る姿、最後に見たのはいつだろう?

「そうしますね。今日は家に帰って荷物を整理しますので、
明日、家に行きますよ」

僕は約束した。

234:ピース:2013/05/19(日) 09:41 ID:tlk

僕は車に香と優樹を乗せ、運転席に座る。
後ろに座らせて大丈夫かな?
落ちたりしないですよね!?

「雄大君、今日は雄大君の家に泊まって良い?」

杏さんが僕に聞いてきた。
丁度、窓を開けてた時に。
僕はその言葉を聞いて、ほっとしました。
僕一人では子育て出来ませんよ。
初心者ですからね。

「杏!?…………雄大、杏を頼むぞ?」

「え………はい。よろしくお願いしますね。
杏さん。では、後ろに乗ってくれますか?」

「もちろんよ!」

杏さんは笑顔で後ろに乗り込む。
よし、これで安心ですね。
あとは…………守さんを嫉妬させないようにしないと。
子育て頑張りましょう!

235:ピース:2013/05/19(日) 10:19 ID:tlk

僕と香と優樹が乗った車は動き出した。
病院の近くの信号にひっかかった。
最悪ですよ!!!!

「ねぇ、杏奈、会いに来なかったね?
嫌いなのかな…………?」

「いいえ、そんな事は無いと思われますが?」

「ううん、杏奈の性格知らないからよ。
あの子、いじめられてたんだもん」

えぇ!?
あんなに元気な杏奈がいじめられてた!?
嘘ですよねー。

「嘘って思わないで」

「…………じゃあ話してください」

信号が再び青に変わったので、車は動き出す。
杏さんははぁ〜。っとため息をついたが、
話してくれることになった。

「実はね、小学4年生の時。」

「おい!くそ杏奈、俺の代わりに掃除しとけ!」

「杏奈ちゃぁ〜ん。私の所もよろしくねぇ〜?
あっ、トイレだから?」

「キャハハハハ!トイレってお似合い!」

この頃から杏奈はいじめられてたの。
友達裏切ったって言われて。
本当はその子が裏切ったのよ?
なのに責任は全て杏奈に…………。

「杏奈!喋れよ!」

「ぃ…………分かりました………」

「ピカピカにしてよね!?ゴミクズ」

236:ピース:2013/05/19(日) 10:29 ID:tlk

私は違うクラスだったから、知らなかった。
でもね、一緒に帰ろうとして、知ったの。

「えぇー?杏奈なら掃除してるのよぉ?」

「杏奈、今日当番だったんだ。」

私は杏奈が居そうな所に行ったの。
そう、トイレ。
杏奈は昔から静かな所が好きだったから。
案の定、トイレ杏奈が居たわ。

「杏奈、どうして服が汚れてるの?」

「あっ、ぬ………濡れただけ!
家に帰ったら洗うよ!」

「嘘つき……………」

「えっ?」

「いじめられてるんでしょ?」

「…………」

杏奈はうつむいたまま、黙った。
やっぱり、嘘つきだ。
でも、妹がいじめられてたら、黙ってるのは姉じゃない!
行動を起こすのよ!
私は決心したの

237:いちご:2013/05/19(日) 11:10 ID:zck

守さんは、杏姉の夫?
安藤って、やっぱり…?
部活、昼から頑張って来るね!

238:ピース:2013/05/19(日) 11:47 ID:tlk

うん、まぁそう。
部活頑張ってね!!応援してるよ!
↓続き

次の日、私は杏奈のクラスに行った。
そして、友達の『ミチカ』ちゃんを呼んだ。
ミチカちゃんは私の幼馴染み。

「ん?なぁ〜に?」

「杏奈をいじめるのを止めてくれない?」

私はミチカちゃんに言った。
ミチカちゃんは笑い出した。
そして、私を押し倒した。
えっ?何するの?

「ねぇ〜、杏奈、姉をいじめなよ。
そしたらいじめるのを止めてあげるわ」

「ええ!?」

「ミチカ…………ちゃん?」

「それ良いねぇ〜♪ミチカ。
よし、やんなよ?」

「えっ………でも………」

239:ピース:2013/05/19(日) 12:54 ID:tlk

杏奈は戸惑っている。
別に良いよ?
私、何されても平気。
神経図太いもん!

「杏奈、やって良いよ?」

杏奈は涙をポロポロと流した。

「杏奈、姉の頭を蹴りなさい」

ミチカちゃんがそう言うと、皆乗り気になった。
杏奈の蹴りは昔から弱いから平気。
痛くも痒くも無い。

「ごめんなさいっ!」

杏奈はその言葉と共に私の頭を蹴った。
痛っ!!!!
どうして!?針が刺さったように…………

「ひゃあ!杏姉、ごめんなさい!
頭から…………血が………!!!」

240:ピース:2013/05/19(日) 19:32 ID:tlk

私は立ち上がった。
これで…………これで杏奈のいじめは無くなる。
そう思ったのは間違いだった。

「今日は終わりにしてあげるわ」

「今日って…………ずっと止めてよ!
いじめられる人の身にもなってよ!」

私は叫んだ。
皆、ビックリしている。
私はこんな性格では無いから。
大人しくて地味な性格。

「杏姉、もう良いよ。帰ろう?」

「杏奈…………」

私は杏奈と帰った。
杏奈は苦笑いしていた。
辛いはずなのに…………
どうして笑うの?
私の為なの?
次の日________
んー!今日は杏奈に起こされなかった。
私は心配になってきたから杏奈の部屋に行く。

「あーんなー」

ドンドン。
叩いても喋っても返事が無い。
まだ寝てるの?
でも、いつもこの時間に起きてるし。
ガチャリ…………ドアが開いた。

「入るよー?」

私はそう言って中に入る。
杏奈はベッドの上で、布団にくるまっていた。
いじめが辛いんだね。

241:ピース:2013/05/19(日) 20:00 ID:tlk

「杏奈、学校行こうよ」

「ヤダ。今日は休む」

杏奈はずっと布団にくるまったまま。
出てきてくれない。
いじめられるもんね。
学校に行ったら________
いじめって嫌だよね。

「それに、昨日みたいな事になったら私、嫌だよ?
杏姉は学校行って。」

「えっ…………でも」

「私は登校拒否って先生に言っといて!
早く学校行きなよ!」

「う…………うん」

私は仕方なく学校に行った。
途中で巫女に会った。
私は巫女に話そうか迷った。
人生相談ってやつ?

「おーい!杏!顔が暗いぞぉー!」

「きゃあ!」

私はビックリした。
本城 巫女(ほんじょう みこ)
私の知り合い。
お父さんとお母さんは神社をしている。
いわゆる神主ってやつ?

242:ピース:2013/05/19(日) 20:19 ID:tlk

「巫女!こんな時間に登校って遅いね」

「ブゥー!」

巫女はほっぺたを膨らませる。
巫女は私と同じクラス。
しかも、クラス1可愛い女の子ランキングダントツの1位。
私は13位だって。
ほぼ最下位だよぉ…………。

「あんりぇ〜?杏奈ちゃんは?」

ギクリ!!!!
とうとうこの話が来たぞ!!!!
なんて言おう。
登校拒否って言えないし。
だって巫女は新聞部だし!
話題になっちゃう!!!

「うーん、風邪だよ。」

「そぉーなんだぁー。
お大事ぃねぇー!」

「ありがとう。巫女」

巫女は髪の毛をポニーテールにしてる。
しかも今日の服はヒラヒラのレース入り!
お嬢様だなこりゃ。

243:ピース:2013/05/19(日) 21:01 ID:tlk

私と巫女は学校に着いた。
うーん、今職員室に行った方が良いかな?

「………杏、やっぱり何か隠してる。
信友でしょ!?」

巫女はうるうる目になっていた。
本物の涙_________。
私まで泣けてきた。

「もらい泣き…………しちゃった。
実はね_________」

巫女には本当の事を言うしかなかった。
信友だもん。信頼出来るもん!
私は巫女と一緒に職員室に行く事にした。
ガラララララ………………

「失礼しまーす!4年2組の奥旗先生居ますか?」

巫女が言ってくれた。
いや、私が頼んだのだ。
人前で話すのが苦手だから。

244:ピース:2013/05/20(月) 18:36 ID:tlk

「なんだ?」

向こうから奥井先生が来た。
奥井先生は女子からモテモテ。
ずっと見てるとアホみたい。
私はそんな奥井先生が大嫌いなの。

「4ー3の相原です。妹が今日休みなんです。
本人は登校拒否って言ってます」

「ムムム…………相原、今日お前ん家
行っても良いか?
相原に話したい事がある」

「えぇ、別に良いと思いますけど?」

私は用を終え、職員室から出る。
奥井先生、ウザイや。
女子からモテモテってあり得ない。
誰にモテてんのよ。

「ねぇ、巫女。ありがとう」

「ううん!大親友じゃんか!!!
いつでも頼んでよ!」

『大親友』
この言葉が私の胸に響く。
前に信友に裏切られた。
でも、巫女は信じ会える友では無いけど、
大が着いてる。
大親友なんだ!

245:ピース:2013/05/20(月) 18:51 ID:tlk

「巫女、お願いが有るの」

「うむぅ〜?」

「私と…………ずっと………………
大親友で居てね?いじめられても大親友だよ?」

私の目にはいつの間にか涙が溢れていた。
こんな所巫女に見せたくなかったのに!
でも……………お願いなんだもの。

「うん、じゃあ指切り元万しようよ!
絶対約束破ったら怒るからね?」

「うん!」

「「指切り元万嘘ついたら針千本のーばす!
指切った!」」

「約束だもんね!」

「うん!約束!!!」

私は巫女と盛り上がる。
ここは学校と言う事を忘れ、私と巫女は笑う。
そして、教室に行った。
ガラララララ……………。

「杏!大丈夫!?昨日…………」

「相原、相談しろよな!?」

クラスの皆が私の味方。
嬉しい…………男子も女子も。
私の味方_________

「あらぁ?落ちこぼれじゃないの」

246:ピース:2013/05/20(月) 22:15 ID:tlk

皆が入り口を見た。
そこにはミチカちゃん率いる軍団が居た。
なんでここまで来んのよ!

「ミチカ!お前酷いぞ!」

「そうよ!ミチカちゃん、いじめよ!
杏奈ちゃんも杏ちゃんも可哀想よ!」

「ふん!私の敵になるつもりぃ〜?
まぁ良いわよ。どうせ言わせなんでしょ?」

「まぁ、ミチカったらぁ〜!」

入り口で騒ぐな。
迷惑気回り無いし!
隣のクラスにも迷惑かけるから止めてほしい!

「言わせなんかじゃねーし!」

「そうよ!クラスメートを守るのは私達の役目!」

「杏一人で辛い思いをさせられない!」

この言葉を発したのは巫女。
ありがとう巫女。
構ってくれて……………。
私、嬉しいよ?
大好きだよ?巫女。

247:ピース:2013/05/21(火) 16:38 ID:tlk

「く…………クラスメートが何?
いじめはクラスメートとは関係無いわ!」

「ううん!いじめる事自体が駄目なの!
理解してよ!ミチカ」

巫女とミチカちゃんって知り合い?
全然知らなかった。
大親友の事、何も分からないよ。
駄目だ!!!!

「ミチカは幼稚園の頃、とっても可愛かった。
性格も良かった。なのに……………
今の自分を見てみなさいよ。
アホじゃないの!?憧れてたのよ!?
ミチカの可愛さに!分かる!?」

「私に憧れる?当たり前の事を言わないで。
文句は受け付けないの」

ミチカちゃんはそう言って去って行った。
何よ。巫女が必死に…………って巫女。泣いてる。
悲しかったんだ。
私は巫女に抱きついた。

「私の為にごめんね!?」

「杏…………!」

248:ピース:2013/05/21(火) 18:04 ID:tlk

「杏、これからは私を頼ってね!
対立なら私にお任せよ!」

「でも……………」

「私の事は気にしない!
皆も私を頼ってね!」

巫女はいつもハキハキしている。
なんでもかんでも言えるからうらやましい。
私は無口。地味。ダサい。
駄目だわ。

「巫女も可愛いけど杏も可愛いよね。
ぬいぐるみにしたいよぉ〜!」

「なら、僕に任せてよ」

急に後ろから声がした。
皆が振り返るとそこには金髪の男の子が立っていた。

249:ピース:2013/05/21(火) 18:51 ID:tlk

「僕はアルト。外国から来ました」

外国から!?飛行機に乗って!?
なんでわざわざこんな所に外国人が来るの?
別に都会に行けば良いのにな。
地味な私を見られたくないよ><

「君、可愛いね。名前は?」

アルト君は私の手をとり、ひざまづく。
えぇー!?私!?
アルト君、見る目大丈夫!?
私、地味すぎるよ??
可笑しいほど地味だよ!?

「ウフフゥ〜ン♪教えてあげなよ?
若い奥さんになるかもね!」

「ちょっ!私は今それどころじゃないの!
杏奈の事が心配だもん!」

「杏奈ちゃんは私達に任せて!」

250:ピース:2013/05/21(火) 19:32 ID:tlk

「ううん、任せられないよ。
だって私の妹だもん!」

「Ms杏、僕を君の妹に会わせて下さい」

「杏奈に!?無理ですよぉ〜!
杏奈、人見知りで…………」

私は戸惑う。人見知りって言うのは本当。
でも、登校拒否とかいくら外国人でも笑う。
だから嫌なの。
会わせたく無いの。
杏奈を傷つけたくないの!

「アルト君、今日は杏奈ちゃん風邪でお休みなのよ?
風邪が移ると駄目だから止めといたら?」

「うーん、そのような理由が有りましたか。
Ms杏、失礼しました」

「あっ…………いえ。こちらこそ」

「フゥーン、外国人を見方に付けたのね?
でも、状況は変わらないわ。
杏より私の方が美人、つまり私の見方が多いのよ?」

また来たか……………。
帰れよ。って外国人の人来るって知らないよね?
男子でも金髪に染めれば分かんないよね?

251:ピース:2013/05/21(火) 19:59 ID:tlk

「フフ、ミチカはいけない子だな♪
あの頃は……………」

「お黙りなさい!!!」

ミチカちゃんが叫んだ。
皆唖然としている。
だって、ミチカちゃんとアルト君が知り合いって事に。
って知ってたのかな?

「アルト、私は変わるの。分かる?
私に話しかけて来ないで」

ミチカちゃんがそう言うと、ミチカちゃん率いる軍団は
去って行った。
もう戻って来ないよね?
絶対戻って来ないよね?
戻って来たら怒ってやろうかな?

「すみません、見苦しい所をお見せして」

アルト君は頭を下げた。

252:ピース:2013/05/22(水) 22:25 ID:lB6

キーンコーンカーンコーン…………
チャイムがなり響く。
あっ、もう下校の時間。
早く帰って杏奈に宿題教えて貰おう!
私は荷物をまとめた。

「巫女、私もう帰るね!杏奈に宿題教えて貰うの〜!」

「杏奈ちゃん分かるの?」

「うん、塾行ってるからね」

杏奈はこの町で有名な
『青が丘塾』
に通っている。
青が丘塾はとっても厳しいらしい。
でも、杏奈は満点。
自慢の妹だよね!
やっぱり持つべき者は妹!かな?

253:らい:2013/05/23(木) 16:17 ID:YFI

見てたのにコメントしわすれてた…(;_;)
あんなcすげっ(°ロ°)!!

254:ピース:2013/05/23(木) 16:54 ID:lB6

コメントしてくれるだけで嬉しいよ!
↓是非是非続きも読んでね!

ガシッ!
私はアルト君に腕を掴まれた。
うーん、掴まれると動けないのですが。

「アルト……………君?」

「あっ!///////」

アルト君の顔は真っ赤なリンゴみたいになっていた。
そんなに赤くなったら私まで赤くなるよぉ〜!
アルト君________
変な外国人が転入してきたな。
私は正直言ってアルト君は無理かも。

「私、帰るね!ハハハ…………」

「あっ!待って!杏………!」

「うへぇ〜、愛の力ね」

私は教室を出た。
のにアルト君が追って来る。
ドキンドキン________
胸の鼓動が鳴り響く。
止まれ!止まれ!
どうしてアルト君ごときで胸の鼓動が?
私________
もしかしたら________

「アルト君!」

私は振り返った。
そして________

「大好き…………です…………///////」

255:ピース:2013/05/23(木) 17:56 ID:lB6

ドキドキ………………。
私の胸の鼓動が次第に高まる。
早く返事してよぉ〜!
お預けって一番嫌だもん〜!

「っ来い!」

「えっ!?アルト君!?」

私はアルト君に腕を掴まれ、人気の無い所へ。
人気が無いと寂しいですねぇ〜。
でも、私のクラスの子が見てないから平気。

「あのさ、現実見てるよね?」

「えっ?うん。現実見てるよ?」

どうしてそんな事を私に聞くの!?
もしかして私、現実逃避してると思われてる!?
誰よ!そんな噂流したの!

「あのさ、男の気持ちって分かる?」

「ううん、それは分からない。」

「それは…………自分から告白するって意味」

「えっ!?私、告白しちゃいけなかった!?
ごめんなさい!」

私は頭を下げた。
上げては下げ、また上げては下げを
繰り返した。
アルト君も戸惑ってる。

「返事は_____________?」

「もちろん、オーケーだよ」

ヤッタ!
両思いになれた!

256:ピース:2013/05/23(木) 21:29 ID:lB6

「うーんと、家来る?」

私は思いきって聞いてみた。
そしたら、アルト君は頭を上下に動かす。
okって事なのかな?

「杏奈が少し落ち込んでるから杏奈の部屋には入らないでね」

「うん。杏」

「///////!?」

「僕の事はアルトで良いです!」

アルトの目は輝いていた。
うーんと………………。
状況がいまいち理解出来ないわ………。
杏奈の部屋には入らないでね
って言ったそこまではok!
そこからが問題かぁ…………。

257:ピース:2013/05/23(木) 21:53 ID:lB6

「アルト、家の家行こっか」

私はアルトをつれていく。
場所知らないもんね。
知ってたらストーカーだもんね。
アルトに限ってそんな事無いもん。

「ここよ!アルト」

私は自分の家を指す。
アルトは歓声をあげている。
喜ぶ事なのかな?

「杏の家は凄いですね!」

「アルト………その敬語………止めてくれる?」

私はもじもじしながらも言う。
彼彼ならば、敬語は使わない。
いつまでも敬語は嫌だもの!
普通に話したい。
そして、杏奈にも優しく接してほしい

「入ろっか!雨降りそう!」

私は空を指指す。
黒い雲が出ている。
うん、この場合は雨が降る。
私には分かった。
私は玄関を開け、アルトを招き入れた。

258:らい:2013/05/24(金) 15:33 ID:YFI

両思い…(///)

259:ピース:2013/05/24(金) 17:59 ID:lB6

両思いだよ///////
↓続き

私はアルトを部屋へと案内する。
その途中、アルトが杏奈の部屋の前で止まった。
どうしたんだろう?
杏奈の部屋って分からないよね?

「ここは………杏奈さんの部屋?」

「うえぇ!?なんで知ってるの!?」

「ネームプレートに書いてます」

あっ!ネームプレートがあったんだ。
忘れてた!ここ何回通ってんのよ!私!
アルトに恥ずかしい所を見せちゃった。
コンコン………。

「アルトー!?何叩いてんの!?」

「出てきますよね?」

「出てくるはず無いよ!」

キィー……………。
扉が開いた。
えっー!?もしかしてー!?

「何?」

「杏奈っ!」

260:ピース:2013/05/24(金) 22:11 ID:lB6

「あー、アルト。なんでこんな所に居るの?」

杏奈とアルト、知り合いだったんだ。
だから、アルトの声に反応して出てきたんだね。
私じゃない、アルトのおかげだよね。
胸が引き締まるように痛い………。
これが恋なんだ…………。

「杏奈、学校行こうよ!」

「そうですよ」

私とアルトが何分か説得し、学校に行く事を決意した。
これもアルトのおかげだよね。
私、何もしてないじゃん…………。
姉なのに…………何も…………。
次の日_________

「杏奈、準備は良い?開けるよ?」

「うん!」

私は杏奈のクラスの扉を開ける。
開けるといつもの?風景。
いじめが始まりませんように!

「あれぇ〜?なんで来たの?」

「来んなよ!ゴミ!」

一部の女子が言い始めた。
杏奈は怯えている。
怖いよね………?私も怖いよ。

「戦おう。一緒に………」

「うん!!!」

私達は前に進んで行くの!

261:ピース:2013/05/24(金) 22:36 ID:lB6

「止めろよ、もう………」

「えっ!?」

一人の男子が大声で言った。
皆ポカーンとしている。
それもそうかも。クラスの裏切ったって感じ。
この人もいじめられないよね?

「竜十!こいつの見方すんの!?」

「いじめは見飽きた。お前はさ、幼稚園の時は可愛かった。
俺を頼ってくれてさ。
なのに今は違う。間違った行動をしてる。
それを俺が直してやる!」

「竜十!止めなさいよ!冗談は………」

「冗談じゃないと思うわ!」

今度は一人の女子が大声で言った。
声量あるな…………。
クラスの皆はだんだん杏奈の見方に。
そして、残ったのはミチカだけ。
ミチカのグループはミチカを裏切った。

「なによ!最低!皆死ねば良いのよ!
早く!早く死になさいよ!」

「ミチカちゃん!」

杏奈が叫んだ。
とうとう自分の口で言うのね。
頑張って…………杏奈。
応援してるからね?
ずっと応援してる!側に居る!

「なによ!」

「私、いじめられた人の気持ちとか分かんなかった。
でも、分かったよ?いじめる方も辛いんじゃないの?
ねぇ?どう?違った?」

「……………」

262:ピース:2013/05/24(金) 23:21 ID:lB6

「ミチカ、なんとか言え。
言わないと気持ちが通じないぞ?」

竜十君が聞く。
でも、ミチカちゃんは無視してる。
混乱しているのかな?
急に仲間が減ったもんね。
仕方ないよ…………
杏奈が一歩前に出た。
そして、ミチカちゃんに近づく。

「なっ…………なによ!」

「ごめんなさい!」

「えぇ!?」

杏奈が頭を下げた。
皆驚いている。
杏奈は何もしていないのに…………
どうして謝るの?おかしいよ!

「私、ミチカちゃんの気持ち知らない!
これからは………その気持ちを堂々と言い合える
友達になりたい!」

杏奈の目は輝いていた。

「ってわけなのよぉ〜」

「それで、杏奈はどうなりました?」

「うん、ミチカちゃんと友達になれたって自慢してきた。
嬉しかったんだと思うよ」

「そう………ですか………」

263:ピース:2013/05/24(金) 23:29 ID:lB6

杏さんの話を聞いてビックリしました。
杏奈にそんな過去があるとは…………。
そう言えば!

「杏さん、アルトさんはどうなりました?」

「アルトね、転入してきて、また転校したの。
今は音信不通ってわけ!」

「そうですか…………」

僕は杏奈が居ない間、しっかり子育てします!
優樹と香を悲しませたりしません!
絶対に子育て頑張ります!
僕は家に着いたので車を車庫に入れた。

「雄大君、先に入ってるねぇ〜」

杏さんは優樹と香を抱えて中に入る。
僕は荷物を取りだし、中に入る。
杏さんはリビングに居た。
早速遊んでくれている。
ここに杏奈が居たらな…………。

「ねぇ!明日にでも杏奈の所行こうよ!」

「そうですね。」

僕は明日、杏奈の所に行く為に用意をした。
カバンにおむつを入れてと………
あっ!後、粉ミルクも!
哺乳瓶も…………っと!
これで完璧ですね!

「香ちゃぁ〜ん♪パパでちゅよぉ〜!」

杏さんは僕の顔に香を近づける。
そして、香が僕のほっぺたを引っ張る。

「うぇ〜!」

「痛たたたた!」

子育てって大変です!

264:らい:2013/05/25(土) 09:18 ID:YFI

あんなcよかったね〜♪
子育てがんばっ!!

265:ピース:2013/05/25(土) 12:34 ID:CPc

一見落着です!
↓続き

「僕、夜ご飯作って来ますね」

「オーケー!任しといて!」

僕は杏さんに子守りを任せ、夜ご飯の支度のした。
今日はハンバーグにする事にした。
材料も丁度揃っていたから。
とんとんとん…………。

「手際良いのねー!」

向こうから杏さんの声が聞こえる。
元気な声___________
早く杏奈の声が聞きたいです。

「いえ、そんな事ありませんよ」

と言い、料理を続けた。
よし!完璧に出来ました!
僕は杏さんの所にハンバーグを持っていく。

「あれ?香と優樹、寝たんですか?」

「うん、さっきね。匂いで起きるわよ!」

そんな大声出したらおきますよ…………。

266:ピース:2013/05/25(土) 15:14 ID:QY6

結局二人は起きませんでした。
起こしたら可哀想なので、そのまま寝かせてあげました。

「寝顔…………天使みたいですね」

「子供の頃は皆そうよ?」

僕と杏さんの何気ない会話は続いた。
僕は話を聞いていると眠くなってきた。

「僕、そろそろ寝ますね?」

「うん、部屋貸してくれてありがとう」

「いいえ、ではおやすみなさい」

「おやすみ〜♪」

僕は自分の部屋に戻り、布団に入る。
あぁ〜、今日は色々と疲れましたよ。
明日も頑張りましょうっと………。

267:ピース:2013/05/25(土) 16:54 ID:QY6

次の日___________

「ふぁわぁ〜」

僕が目を覚ました。
ん?下から良い匂いがします。
なんでしょうか?
もしかして火事ですか!?
僕は急いでベッドから降り、下に降りる。
そして、台所に行くと杏さんが居た。

「あっ、おはよう〜♪雄大君。
急いでなにかあったの?」

「あっ…………いえ。なにも」

僕は笑顔で返事をした。
なーんだ。朝食の匂いでしたか。
心配して損しましたぁ〜!
でも、朝食まで作るなんて…………

「あの、何時に起きました?」

「7時よ?」

僕は時計を見る。
今は8:30。
一時間前に起きたんですね。

「ベッド変わると寝れなくて。
幼稚園児みたいですよねー!」

杏さんは笑っていた。

268:ピース:2013/05/25(土) 17:39 ID:QY6

「いいえ、僕も最近までホテルとかに行くとそうですよ?
ベッドはいつものが良いなーってなって」

「ふぅ〜ん!同じだね!そうだ、香ちゃんと優樹君
起こして来てくれないかな?
ご飯作ったのよ!」

「ミルクでしょう______?」

「ハハッ!ばれたぁ〜!」

僕は香と優樹を起こしに行った。
二人供まだ寝てます。
当たり前ですよね。
まだ8:45ですからね。
天使だなぁ。いつみても。
杏奈にもこの寝顔見せたいです。
僕はそう思っていると、次第に涙が出てきた。

「あれ______?どうして………
泣いて…………」

泣くな!男です!
僕は……………強いんです!
僕は……………男なんですから!
涙を拭いて、二人を起こす。
体を少し房ぶる。

「んぁ〜!」

「香、優樹。おはよう。今日はお母さんの所に行くんだよ。
早くご飯食べて着替えないとな」

「あぁ〜い!」

269:ピース:2013/05/25(土) 18:40 ID:QY6

僕は二人を抱き抱え、下に降りた。
下に降りるともう、用意がしてあった。
杏さん全部やってくれたんですね。

「杏さん、すみません」

「ううん!いいってぇ〜!さぁ、香ちゃんと優樹君。
ここに座ろうねぇ〜?」

「きゃい!」

香は言う事をキチンと聞く。
優樹は言う事を聞かない。
まるで杏さんと杏奈みたいだ。

「ふふ、この子達、私と杏奈にそっくり」

「あっ!僕も今、それを思いました」

「へぇ〜!凄いね!」

270:ピース:2013/05/25(土) 19:33 ID:QY6

「さぁ、食べ終わりましたからお母さんの所に
行きましょうか」

「きゅいーん!」

「香ちゃん?」

香は元気ですね。
優樹は大人しいです。
大人しいのは少し苦手です。

「さぁ、車に乗って下さい」

「あっ、私鍵閉める!」

杏さんは走って玄関に行き、鍵を閉める。
ガチャリ……………
音がこちらにまで聞こえて来ます。
香と優樹はすでに車に乗り込みました。
あとは杏さんだけですね。
杏さんが鍵を閉めると走ってこちらに来る。

「お待たせ!」

走って車に乗り込んだ。
そして、香達と遊び始めた。
やっぱり、お母さん役が居ると安心です。
チクリ_________
あれ?どうしたんでしょう。
お母さん『役』に、反応してしまいました。
駄目ですね…………。

「雄大君ー?車動かしたら?」

「あっ!すみません!ボーッとしていて!」

「ううん、考え事が悩み事でしょう?」

「はい_________」

「何?話してごらんよ!私が相談にのるわ!」

「実はですね_________」

271:いちご:2013/05/25(土) 20:15 ID:zck

頑張れー!
竜十って、○っつん?
なんか、関連性あり?

272:ピース:2013/05/25(土) 21:46 ID:QY6

うーん、適当につけたかな?
好きな人は7人だもーん!
↓続き

「実はですね________
杏奈が家に戻って来れないかって
思ったんですよ」

「どうしてそう思う訳?」

「なんとなくです。なんとなく…………」

僕の胸にモヤモヤが溜まる。
このモヤモヤの先には何があるのだろうか?
新しい未来__________?
地獄__________?
僕はモヤモヤを残し、車を動かす。
10分ぐらい走って病院に着いた。
僕は優樹を抱っこし、杏さんは香を抱っこしてくれた。
そして、病院に入る。

「うーんと、なん号室?」

「405号室だと思います」

「いぇー!その勘信じる!」

杏さんは僕達がエレベーターに乗ると、
4階を押した。
あれぇー?4階だっけなー?

273:ピース:2013/05/25(土) 22:18 ID:QY6

リーン!
エレベーターが4階で止まる。
僕と杏さんはエレベーターを降りる。
そして、405号室を探す。

「うーんと…………ここら辺のはず!」

「はずは止めて下さいよ…………」

「うん!ここだぁ!」

杏さんが指差すのは405号室。
しかも、杏奈の部屋。
当たって良かったです。
ガシャーン!!!

「何事ですか!?」

中から大きな音が聞こえて来た。
何かを倒したんでしょうか?
杏奈に怪我はありませんよね!?
僕は部屋の扉を片手で開けた。
優樹を抱っこしているから。

「杏奈、大丈夫?今の音。凄かったけど」

「杏姉!雄大!あぁ〜!香に優樹!」

杏奈は喜んでいた。
地面を見ると携帯電話が落ちていた。
何かあったんですかね?

274:ピース:2013/05/25(土) 22:36 ID:QY6

杏奈side

皆が帰ってつまんない!
病室に一人はさみしい!
しかも優樹と香が退院したから………
余計さみしい!

「ハァ……………」

私はため息をついてしまった。
女優の仕事ができない私なんて、
私じゃないわ。
でも、こんな事でへこたれてるのも
私じゃないわ!!!
夢に向かって進んできたの。
これからも大丈夫よね!
コンコン…………

「失礼します」

そう言って看護師さんが入って来る。
うげ!?手にあの苦ぁ〜い薬を持ってる!
もしかしてのもしかして…………

「はい、杏奈さん、お薬の時間ですよ」

「やっぱりぃ〜!その薬嫌い!」

私はそっぽを向いた。

275:ピース:2013/05/25(土) 22:55 ID:QY6

私は布団に潜り込む。
布団の中は暑い。
だけど我慢我慢!

「杏奈さんが薬を飲むまでここに居ます。
早く出てきて飲んだらどうですか?」

「むぅー!指図しないでよぉー」

私は布団の中から返事をした。
こっそり除いてみると…………
あっ、本当居た。
チェッ!
これは飲まないといけないわね。
と、思ったので、私は布団から出た

「暑かったぁ〜!」

「さぁ、薬を飲んで下さいね」

看護師はニコニコしている。
薬は2錠有る。
そのうちの1錠を手に持つ。
そして、口の中に入れた。
そして、豪快に水を飲んだ。

「ハァ……………ハァ………」

水を飲みすぎて気分が悪い。
でも、後1錠!!!
頑張って飲まないと!

276:ピース:2013/05/25(土) 23:23 ID:QY6

口の中がヤバイ…………
水を飲んでも治らない!
どうしよう………よし!
飲むんだ私!いけるわ!私!
私は最後の1錠を手に持ち、飲み込んだ。

「ゲホッ!ゲホッ…………」

「杏奈さん、頑張ったわね。
そうそう、最近調子が良いから、退院しても
大丈夫なそうよ!」

「本当ですか!?」

嬉しい!香と優樹と雄大と居れる。
家族で団欒出来る。
私は喜びまくった。
明日雄大来るかな?

「看護師さん!私の病気は治ったの?」

「いいえ、小さく残ったの。
だからいつ、再発するか分からないわ」

「そんなぁ〜!」

病気は完治してなかったんだ!

277:ピース:2013/05/26(日) 09:32 ID:QY6

「お薬を欠かさず飲めば、再発は
防げるかもしれないのよ」

「むぅ〜。」

私はほっぺたを膨らまし、ベッドに潜る。
やだよ…………再発したら…………
死ぬんじゃないの?
死にたくないよぉ…………。
雄大と香と優樹と杏姉ともっと居たい。
ずっと…………ずっと。
ガララララララ……………

「杏奈さん…………」

誰?男の人のようね。
私はベッドから出てみた。
あれ?

「守さん?どうしてここに?」

「心配でさ。俺、杏がもう出所して、
暇なんだ。」

「そう…………なんだ。
心配してくれてありがとう!」

「いいえ、」

278:いちご:2013/05/26(日) 10:50 ID:zck

英語部は試合とか大会とかある?
小説面白いけど、杏の旦那がわからん…

279:ピース:2013/05/26(日) 11:46 ID:QY6

杏の旦那は守だよぉ〜♪
英語部は英検とるぐらいかな?やる気無いわ。
↓続き

「守さんはどうして警察官に?」

「うーんとな…………確か忘れた」

「確か忘れたってなんですか?」

私は守さんを問い詰める。
って事は杏は雄大と二人きり!?
あっ、香も優樹も居るか。
でも、心配になってきた。

「病気、早く治ると良いですね」

「えぇ、もうすぐで一時退院出来るの」

「一時退院?」

「一時は少しの時間って意味」

「良かったですね。」

「そうなのよぉ〜!」

私は我を忘れ、ハシャギまくった。
杏も雄大も居ないなんて信じられないけど、
守さんと居るだけで楽しいかも。

「これ、お見舞い。杏が杏奈はケーキ好きだから!
ってこれ選んだんだ。
食べれるか?」

私はケーキの箱を開けてみた。
えええーーーーーーー!!!???

「マンホールケーキ………?」

280:ピース:2013/05/26(日) 12:25 ID:QY6

さすがにこんなに食べたら調子が悪くなって、
家に帰る事が出来なくなるわ。
杏姉、私がこんなに食べるとでも思ったの!?
病人なのにぃ〜!

「わ………わぁ〜、無理だね。」

「じゃあ、食べるの手伝うよ」

と言って守さんは私のベッドに座った。
隣に座らなくてもよくない!?
ドキドキしてきたよぉ〜!
私には旦那が居るのに。
私って罪な女ね……………。
守さんはケーキを切り始めた。

「分けるのが上手ね。
私なんて下手なのに…………」

「いいえ、こんな事、出来たってなんの役にもたちません。
もっと、もっと杏の役にたちたいんです」

281:らい:2013/05/26(日) 12:32 ID:YFI

マンホールじゃなくてホールじゃない?
ただの読者がすいません!!

282:ピース:2013/05/26(日) 16:25 ID:QY6

あわわ!ありがとう、教えてくれて!
ううん、らいさんは大切な読者だよ!
↓続き

杏姉の役にたちたい…………か。
私、雄大の役にたってるの?

「あぁ、落ち込まないでね?」

「うん………」

「杏奈さんは随分役にたってるんじゃない?」

「なんで?」

守さんは頭をくしゃくしゃにした。
私、雄大の役にたってるんだ。

「病気、早く治したいな………」

私は小さく呟いた。
守さんは急に笑い出した。
なにが可笑しいの!?

「杏奈さんなら治るよ」

「どうしてそんな事が言えるの?」

「元気だからかな?あっ、僕達の結婚式、
来てくれます?」

「えぇ、もちろんよ。日程を教えてね」

「はい、決まり次第、連絡しますよ」

守さんはそれを言い、病室をあとにした

283:らい:2013/05/26(日) 17:31 ID:YFI

大切な読者だなんて…(>〜<);;
それよりめっちゃ更新はやいですねっ!

284:いちご:2013/05/26(日) 18:37 ID:zck

マジで!?
がんば!
何級とるん?
小説、すごいねー!
感情表現うまい!

285:ピース:2013/05/26(日) 21:22 ID:QY6

らいさん

当然ですよぉ〜♪性格反対の双子を
読んで下さったらもう私の大切な読者様ですよ!
更新は遅い方です。

いちご

私ねー、英検とる気無いねん。
面どっちいもん〜!
クラブに入りって言われたから入っただけ〜♪
水曜日には英検の勉強、ウザイわぁ〜♪
感情表現まだまだヤネン!
いちごの方が上手いやんか。

286:ピース:2013/05/26(日) 21:28 ID:QY6

うむぅ〜。
守さんも帰って暇になった。
私はベッドに横になった。

「香と優樹は元気にしてるかな………?」

そんな事を思っていると、涙が出てきた。
えっ__________?
なんで?
心の中にモヤモヤが残った。

コンコン…………。

「失礼しますねー。杏奈さん」

「あれぇ?看護師さん、薬は終わ………」

「レントゲンを撮らせて欲しいって
院長が言っているのよ…」

レントゲンを?
私、なんかヤバイのかな?
うーん…………思い当たる事は無い!

「あの………レントゲンを撮って何を?」

私はせっかく横になったのに起き上がった。
看護師さんは笑顔になった。
あっ…………作り笑い。

「ううん、一応ね!一応よ?」

「結果、教えて下さいね?」

287:いちご:2013/05/26(日) 22:28 ID:zck

ピース

なぜ!?
ピースが上だよ!
自信持って書いてね!

288:ピース:2013/05/26(日) 22:36 ID:QY6

いちご!ありがとう〜♪いちごも上手いよ!
自信持って書くよぉ〜!ありがto!
↓続き

私は看護師さんとレントゲン室に向かう。
病院っていつみても広いから迷う。
こう思っていた時、

「着いたわよ」

ここがレントゲン室…………。
ガチャリ……………
扉を開けて中に入る。
うげぇ〜!
見るからに怪しい!

「杏奈ちゃん、ここに寝転がって」

「はい」

私は言われた通りに寝転がる。
レントゲン室には専用のベッドが有る。
私はそこに寝転がっている。
早くしてくれないかなぁ〜?

「杏奈ちゃん、始めるね」

その声と共にベッドが動く。
動くベッドって欲しいなぁ〜!

289:ピース:2013/05/27(月) 07:21 ID:QY6

うーん、これっていつまで動くの?
私がそんな疑問を抱いていると、ベッドが止まる。
そして、赤外線が私の頭に当たり、ゆっくりとベッドが動く。

「杏奈ちゃん!お疲れ様です」

ベッドがさっきと同じ位置に戻った。
うーん………私、これ嫌いかも。
私はベッドから起き上がりながら思う。
もっと最新の技術を生かせば良いのに。

「杏奈ちゃん、部屋に戻れる?」

「えっ、あっはい。戻れます」

「そう、良かったわ」

何が良かったの?
なにも良く無いじゃん。

290:らい:2013/05/27(月) 08:06 ID:YFI

あんなc大丈夫か??

291:ピース:2013/05/27(月) 16:30 ID:QY6

らいさん
きっと大丈夫だと思う………。
↓続き

私は自分の部屋に戻る途中。
のこのこと亀みたいに歩く。
病院じゃなくて、外を歩きたい。
病院の空気には今になっても慣れない。

薬の匂いだとか、消毒液の匂いだとかで。
とにかく私は病院が嫌い。
早く一時退院したいな。

私はようやく自分の部屋に着く。

「ハァ…………ハァ…………」

あんなに短い距離しか歩いていないのに!
どうして疲れたんだろう。
私はベッドに横になる。
落ち着くなぁ〜。
私はしばらく外を見ていた。
静かにしていると、小鳥のさえずりが聞こえた。
可愛い…………。

292:ピース:2013/05/27(月) 17:29 ID:QY6

コンコン…………。

扉を軽く叩き、入って来たのはまたもや看護師。
今度はなによぉ〜!

「杏奈ちゃん、夜ご飯よ」

「えっ?もう………?」

私は時計を見た。
今の時刻は6:15。
レントゲンとか撮ってたから時間を忘れてた。
看護師さんは机の上に夜ご飯を置き、
病室を出ていった。

「はぁ………。おっ!今日はハンバーグ!」

私は小さい子供のようにはしゃぐ。
でも、これは普通のハンバーグでは無い。
だって_________

「いただきます!」

私はハンバーグを一口サイズに切り、食べる。
うげっ!!!!
今日も『野菜』入ってる。
今日はブロッコリー?あっ、ピーマンも!
私の嫌いな奴ばっかぁ〜!

293:らい:2013/05/27(月) 18:14 ID:YFI

病院食ってまずそう…(^^;)

294:ピース:2013/05/28(火) 16:56 ID:QY6

らいさん
私もそう思うなぁ………。
↓続き

「全く、最低ね!」

私は文句を言いながら病院食を食べる。
初めは不味かった病院食。
今ではどうでも良くなってきた。
別に食べれたら良いの。

私はスイーツが食べたかった。
病院食にはスイーツが出てこない。
出てくるとしたら月に一回、ゼリーが出るだけ。
飽きた。こんな生活。

「ごちそうさま…………」

私はまだ病院食が残っているが、食べ終わる。
私の口に病院食は合わない。
改めて実感した。

コンコン…………。

「失礼しまぁ〜す。」

「あれ?貴女は誰?」

扉をノックして入って来たのは女の子。
しかも超可愛い!
スカートにフリフリが付いてて、
頭には大きなリボン。
服は黒い。つまり
『ロリータ』
の、服。

「私、安藤 愛!」

「愛…………ちゃん?」

295:いちご:2013/05/28(火) 20:52 ID:zck

安藤って名前、好きなんだね!

296:ピース:2013/05/28(火) 21:44 ID:QY6

ちっ…………違うもんっ!///////
↓続きー!

「私は杏奈さんの旦那の妹よ!」

「って事は雄大の妹………………。
って雄大に妹居たんだ!言ってくれれば良かったのに!」

私は心の中で後悔していた。
だってこんなに可愛い子が雄大の妹なんて………。
つまり、今は私の妹!?

「お姉さん♪大丈夫?愛心配だよぉ……」

愛ちゃんは私のベッドに乗ってきた。
しかも、胸を強調している。
この子……………『ブリッ子』!?

「愛ねー、自作映画を雄大お兄ちゃんと作ったの!
見てくれるよねー?」

愛ちゃんは私に近寄って来る。
うわぁ〜…………耐えられないわ。

「愛ちゃん、病気移ると危ないから
離れていな方が良いよ!」

「むー、ケチー」

唇を尖らせて愛ちゃんは言う。
私、ブリッ子って嫌いなのよねー。

297:ピース:2013/05/28(火) 22:49 ID:QY6

「まぁ、良いわ。ねぇ、探検しない?」

「探検!?駄目だよ。私、動くなって
入院した時に言われてるし………」

私は頭を少し下げた。
本当は私も行ってみたい。
探検って面白そうだもの。

「ん〜………まぁ、少しぐらい良いかな?
行こうか、愛ちゃん」

「わぁーい!」

愛ちゃるは跳び跳ねた。
愛ちゃん、ブリッ子だけど可愛いかも!

「すぅー………って脱け出すんだよ?」

私は愛ちゃんに良く言い聞かせた。
愛ちゃんは大きく頷く。
頷いてくれればok!安心出来る。

私と愛ちゃんは病室を脱け出した。
はぁ〜…ようやく自由だ。
私と愛ちゃんはこっそりエレベーターに乗り、
一階に降りていた。

「お姉さん、行こうよ!」

私は入り口の前で止まってしまった。
なんで___________?
外に行きたいんじゃないの?私。

298:ピース:2013/05/29(水) 17:12 ID:QY6

私の馬鹿…………。
せっかく義妹が誘ってくれたのに。
行きたいって気持ちは有る。

「お姉さん〜?気分悪い〜?」

愛ちゃんは私の顔を覗く様に言う。
心配している顔だ……………。

「う………うん、気分悪いかも。
また今度一緒に外に行こう!」

「うん、私我慢するよ?
お姉さんの病気、早く治るように
祈っとくね!」

愛ちゃんはそう言い残し、病院をあとにした。
愛ちゃん…………走ってる。
私もあんな風に走りたい。

「あら!杏奈さん、病院を抜け出す気?」

看護師さんが近くに来た。
ううん、抜け出す気なんて無い。
抜け出せ無いだけなのに…………。

「そう………です!すみません」

私は笑って病室に向かった。
泣きたいのを我慢して_______

299:いちご:2013/05/29(水) 18:50 ID:zck

そお?
でも、天かんにも妹はいる・・・

300:ピース:2013/05/29(水) 22:38 ID:QY6

いちご!気のせいだよぉ………?
ハハハハハ…………。
↓続き

私はエレベーターに乗り込む。
私と一緒に乗り込んで来た人が居た。
その人はサラリーマンみたい。
だって、蝶ネクタイしてるし、スーツだし。

「あの…………女優の杏奈さんですか?」

「へぇ!?あっ、はい」

急に話しかけて来るなよ!
見知らぬ私に…………。
テレビで見てるとかは分かる。
でも、会ったことないぞ………?

「僕、ファンだったんですよ?」

「えっ?そうなの?」

「杏奈さんの演技で泣いてしまいました。
凄いですね………。望とは違う………」

「望………?………!もしかして!
大物女優の如月 望さん!?」

私は狭い密室で大声を出した。
私の憧れの如月 望さん。
超演技が上手いの!
私の1億倍ぐらいは上手いの。

301:ピース:2013/05/29(水) 22:58 ID:QY6

「貴方、如月さんを知っているの?」

「知っているもなにも。うちの嫁さ」

「嫁〜!?」

私はまた大声を出す。
あっ、3階。
ここでこの人の話は終わりか………。

「望の所に来ますか?」

男の人は開くボタンを押し続ける。
えっ…………………。
良いのかな?お邪魔しても。
私も病室に戻らないといけないかも
しれないけど!行こっと〜!

「行きます!是非」

「では………」

私は3階で降りた。
3階の病室の数は4階より多い。
なんでだろう〜?

「あっ、自己紹介遅れました。
高田 健一ともうします」

「あっ、ご丁寧にどうも…………」

そう言えば、どうして如月さんが病院に?
女優の活動をしているのではないの?

302:ピース:2013/05/30(木) 07:29 ID:QY6

私はある病室に案内された。
309号室_________。
ネームプレートの所には
『如月 望様』
と、書いてある。

ガラララララ……………。

「望、見舞いに来たよ」

「………健一…………そちらは…………
杏奈さんね…………」

「はいっ!相原 杏奈です!
望さんにお会い出来て嬉しいです♪」

私は興奮してしまった。
如月さんは意外にも、ツンツンしていた。
ツンツン系の性格も私、好きなんだよね!

「望はね、交通事故にあったんだよ」

「!…………それで病院に………」

「悲惨よね。足を骨折してしまったの。
全治9ヵ月。女優の活動が出来ない」

如月さんの目からは涙が流れていた。
交通事故_________?
あり得ないよ!

303:ピース:2013/05/30(木) 16:54 ID:QY6

「残酷よね…………。現実って」

如月さんは苦笑いをしている。
止めて…………大物女優が弱音をはかないで。
大物女優なのに…………。
すっごく信頼していたのに!

「如月さんはそんな事で諦めるんですか!?」

「諦めるなんて言って無いわ」

「諦めているように感じますよ?」

私は大声で大物女優と張り合う。
こんな事で張り合いたくは無いけど、
如月さんの為。
如月さんのファンの為。
私の為では無いわ。

「望、こんな子が子供だったら良かったな」

「だったら?過去形ですか?」

私は張り合いを止め、健一さんを見た。
健一さんの目には一筋の涙が………。
そんなに悲しい出来事があったの?
私には分かんない。

今の________________
今の健一さんの気持ちなんて………。

304:ピース:2013/05/30(木) 20:07 ID:QY6

「話してくれませんか?」

「えっ?なんでかな?」

ありゃあ〜〜〜〜!!!!
私、変な事を言っちゃった。
アホだよねぇ〜。
私って…………。

「同情したいんです。
悲しみを分け合いませんか!?」

私は熱心に言った。
無理って言われるのを覚悟していた。
こんな無理な質問されて
『分かりました』
って言う人居ないもんね〜。

「分かりました。」

「えぇ!?良いんですか!?」

「はい、お話しましょう」

健一さんは一回下を向き、また上を向いた。
悲しい顔をしている。

「僕と望には子供が居たんだ」

健一side

「ねぇ見て?この目。健一にそっくりよ」

「ハハ、性格も似られたら困るなぁ〜」

僕と望には子供が産まれた。
女の子だった。
望はとても喜んだ。

「ねぇ!未来って名付けましょう?」

305:いちご:2013/05/30(木) 20:35 ID:zck

最近杏ちゃん出ないよね・・・
あれ、気のせいかな?
面白い!
女優かぁ・・・

306:ピース:2013/05/30(木) 22:05 ID:QY6

また後で出てくるよ!杏は!
今は健一と望の過去の話。
↓続き

「そうだな…………」

「如月 未来。良い名前ね」

僕と望はお互いを見あって笑う。
僕は高笑いを。望はお上品に。
一瞬、未来の顔が笑ったように見えた。

「なぁ!今笑わなかったか!?」

「えぇ、私もそう思うわ」

僕と望はお互いをまた見あった。
今度は笑わなく、驚いた。
産まれたばかりの赤ちゃんが笑うはずが無い。
そう信じ込んでいたからだ。

「如月さん、明日には退院出来ますよ」

「本当ですかぁ?未来もぉ?
未来もぉ、一緒に退院出来ますよねぇ?」

「そうですよ!」

「良かった!未来、お母さんよ?」

「そろそろ帰って仕事に行かないと!」

僕は腕時計を見た。
今の時刻は12:20。
会社が始まるのは13:00。

「じゃあ帰るね。また明日迎えに来るよ」

307:ピース:2013/05/31(金) 17:51 ID:QY6

僕は望と未来と別れ、走って病院から出た。
病院の前でタクシーを待つ。
何分経っても来ない。

「あっ!!!来た!」

ようやく一台のタクシーが来た。
僕はおもわず手を振る。
タクシーは僕の目の前で止まる。

僕はタクシーが開き、中に入る。
運転手さんは20代ぐらいの人だ。
見た目が若いからな。

「お客様、何処までですか?」

「○☆駅までお願いします」

「かしこまりました」

タクシーは動き出す。
たくさんの景色を眺めていた。
高層ビル、田畑、スーパーなど。

キキー!
タクシーが止まった。
もう着いたのかな?
早いな。

「お客様、駅にご到着致しました。」

308:いちご:2013/05/31(金) 21:15 ID:zck

田畑とかいりゃんねん!
わざとかい?

309:ピース:2013/05/31(金) 22:52 ID:QY6

ハハハァ〜♪畑にし忘れたぁ〜♪
↓続き

「あぁ、ありがとう」

「500円でございます」

安いな。おい。
怖いな。この料金の安さ。
まぁ、近かったから分かるけど。

僕は財布から500円を取り出す。
そして、運転手に渡した。
運転手はタクシーに乗り、何処かへ行った。

「さぁーてと。切符買いますか!」

僕は切符を買った。
近くなので安くつく。
車で行きたいけど、渋滞に合うと大変だし。

「5番線に電車が参ります_____」

「うぉっ!来た!」

僕は走ってホームに行く。

310:ピース:2013/05/31(金) 23:50 ID:QY6

僕は電車に間に合った。
駆け込み乗車したのだ。

僕は12:50に会社に着いた。
駅が近くても、場所が遠い。

「おはようございます!社長」

「おお、君かね。子供が産まれたんだってね?
大事にするんだよ?」

「ありがとうございます、社長」

僕は社長と挨拶をし、自分の位置に行く。
僕は座った。
望、今ごろなにしているんだろう?
気になるな。
もっと居れば良かった。
会社休めば良かった。
僕は後悔をしまくった。

「ねぇ、高田さん、子供産まれたのよね?
今度見に行っても良いかしら?」

隣の席の宮田さんが話しかけてきた。
宮田さんは良く、僕の話し相手になってくれた。
望が子供を産むことを、喜んでくれていた。

311:ピース:2013/06/01(土) 13:32 ID:QY6

宮田さんは望の友達。
まぁ、中学生の頃の話だけどな。

「あぁ。良いよ。今日来ますか?」

「良いの!?じゃあお邪魔するね!」

宮田さんはお金持ちなので丁寧。
仕事も完璧にこなしている。
僕は宮田さんに憧れている。
僕は宮田さんをじーっと見た。

「何か付いてます?」

「あっ!いいえ………」

僕は目を反らした。
チラッと宮田さんを見た。
宮田さんの顔は赤い。

「私…………好きな人が居るんです」

「えっ?急に何を?」

「その人は仕事熱心なの。会社の女子から
好かれているのよ?」

312:いちご:2013/06/01(土) 13:35 ID:zck

天完の家族みたよ

313:ピース:2013/06/01(土) 20:36 ID:QY6

天完じゃないもんねぇ〜!
続きだz

「もう少し、ヒントを下さい」

「んとねぇ〜、奥さんが居る。」

「奥さんが居るのに人気なんですか!?
恐ろしいな………女子は。」

「なぁ〜によ!」

宮田さんは僕の頭を軽く叩く。
いつもの光景だ。
いつもはここに、望が止めに入る。
実は僕達が出会ったのは会社。
望が宮田さんと喧嘩していた時に僕が
止めに入ったのがきっかけ

「……………」

宮田さんは顔を下げた。
叩くのも止めた。
どうしたんだろう?
何か言ったっけな?

「いつも…………望が止めてくれたよね?
でも今は止める人が居ない。」

「大丈夫、明日退院らしいよ?」

「本当に!?望が此処に来るの!?」

「うん」

314:ピース:2013/06/01(土) 23:11 ID:QY6

宮田さんは笑顔だった。
宮田さんは一番望が好きだった。
(友情関係での好き。)

「私!歓迎会開く!皆もよぶね!」

「えっ!?あっ………!」

僕が止めようとしたけど行ってしまった。
全く、仕事は終わったのか?
さぁ〜てと、仕事仕事。

僕は椅子に座った。
僕は保険会社に勤めている。
僕は書類を手に取り、見始める。

「うーん………宮田さんの交渉は成立ばかり。
でも、宮地さんとかは下がってる。」

宮地さんは僕の部下。
僕が会社に迷っていた宮地さんを誘った。
でも、宮地さんは性格がヤバかった。
交渉の時、
『契約するまで此処!退かないからね!?』
などを言い、居座るらしい。
僕は椅子から立った。

「よっこらせぇ〜!」

その書類を持ち、宮地さんの所へ向かう。
宮地さんは今日は休みじゃないはず。
会社に来ていないと可笑しい。
でも、宮地さんは居ない。

「あんれぇ〜?可笑しいな………」

「あっ!高田先輩!宮地さんはさっき帰りましたよ?」

「えぇ!?どうしてだい!?」

宮地さんの隣の席の大蔵さんが言う。
大蔵さんと宮地さんは仲良し。
しかも、大蔵さんと宮地さんはモテる。

315:ピース:2013/06/02(日) 15:00 ID:QY6

「宮地の家を教えてくれ!」

「えぇ!?行くんですか!?」

僕は大蔵さんの肩を持ちながら言う。
今のうちに言っておいた方が良い。
後で言うと忘れる可能性が高い。

「うーんと…………地図書くので待ってて下さいね」

大蔵さんは地図を書き始める。
ちゃんと紙を左手で押さえてるし、
鉛筆の持ち方も一流だ。

「はい、先輩。間違えないで下さいね?
宮地さんの家、ややこしくて………」

「分かった。あっ、社長に………」

「分かってますって!」

僕は安心した。
そして、走って会社からでた。
そして、駅に向かった。
案外近いものだ。
僕は駅に着くと切符を買った。

「290円っと…………」

290円____________
少し遠い所から来ているのだと思った。

316:ピース:2013/06/02(日) 17:42 ID:QY6

僕は電車に乗り、
『三国ヶ丘』
まで行った。三国ヶ丘…………。
ここは母さんの故郷。
小さい頃よく来たな。

「次はー、三国ヶ丘、三国ヶ丘です」

「おっと!降りないと」

僕は電車を降りた。
そして、駅前で迷った。
うーんと…………こっちか………な?

「おーい!高田先輩ー!」

「宮地さん!?どうして駅に!?」

宮地さんが走ってこちらに来た。
可愛い服を着ている。
仕事サボって何してたんだ!?
可愛い服着て…………。

「大蔵さんから聞いてまして………」

「あっ、そうなんだ。っで。なんで帰ったの?」

「あっ………急にお祖父ちゃんが倒れたって
電話掛かってきたんですよ。」

「ふぅーん。社長に言った?」

「うげっ!忘れてました!」

宮地さんは焦っている。
早退届け出さないといけないのに。
お祖父ちゃんの事で頭が一杯だったんだな。

「お祖父ちゃん、軽い脳震盪でした」

「脳震盪!?大変だね。」

「いいえ。別に。」

僕は鞄から書類を取り出す。
さぁ……………本題へ移るとしようか!

317:ピース:2013/06/02(日) 20:51 ID:QY6

「あの…………」

「立ち話もなんですからうちに来てください」

「………あぁ、そうするよ」

気が利くな…………。
なんか鳥肌が立ってきた感じだぁ〜!
寒気が一気に僕を襲う。

「車で来たんで、助手席乗って下さい」

僕は言われた通り、助手席に乗り込む。
女性と車に乗るのははじめてだ。
しかも、女性が運転するだなんて……。

「話ってなんなんですか?」

車の中で訪ねられた。
今は赤信号で止まっている。
宮地さんは爪をいじっていた。

「あぁ、宮地さんの成績、最近落ちてるよ?
もっと仕事しっかりしなきゃ………」

「やってるつもりなんですよ?
でも皆、私の目付きが怖いとか、
存在が要らないとか______」

車を動かしながら言ってくれた。
悲しい表情をしている。
存在が要らないなんて酷い奴らだ!
お前らの存在が要らないよぉ〜!

僕は心の中で叫んだ。
キキー!!
車が停車する。
着いたのかな?

「ここです。高田先輩」

318:ピース:2013/06/02(日) 21:21 ID:QY6

僕が車から降りるとそこは豪邸。
中に入ると庭があってとても広い。
しかも、家が何個が繋がっていた。

「ここはですね、宮地家と浅利家と相槌(あいづち)家
合併の家なんですよ」

「だから大きいのかー。」

「お、宮地の娘。そっちは彼氏かい?」

「あら?相槌家の息子様。こちらは会社の先輩よ?」

「あっ………どうも」

僕は頭をペコリと下げた。
宮地さんはなんだか機嫌が悪い。

「私、好きな人が居るのにあんな事。
言われたくありません!」

「その人誰?」

「えーっとですね………」

ピロリロリン♪ピロリロリン♪

僕の携帯が鳴った。
開けてみると、病院からだった。

「もしもし?」

「あっ!高田さん!未来ちゃんの様子が!!
早く来てあげて!?」

「未来が!?」

319:ピース:2013/06/02(日) 22:32 ID:QY6

「子供さん…………がどうかしたの?」

「分からないけど、様子が変らしい。
すまないが帰らせて貰う!」

ガシッ!!!

腕を宮地さんに掴まれた。
振り返ると悲しみの顔だった。
そして、ポケットから車のキーを取り出した。

「私、送るわ!病院まで………!
とばして行きますから覚悟して下さい!」

「ありがとう」

僕は宮地さんの車に乗った。
そして、宮地さんは超高速で行ってくれた。
数分で病院に着いてしまった。
早い…………。

バタン!!!

車から降りる。
外で看護師さんが待っていてくれた。

「高田さん!こちらです!お連れ様もどうぞ!」

僕達は病院に入る。
未来…………無事で居てくれ。
父さん心配で心配だ。
母さんの友達も連れてきたんだ。
見せてやるよ。
心の中で一人、呟いた。

リーン♪

エレベーターが止まる。
そこは25階。
最上階だ。
最上階には集中治療室が有る。
そこに未来は居る。

「ここですよ。高田さん」

ガラスごしにいる未来。
酸素マスクを着けている。
酸素マスクを着けていても苦しそう。
解放してあげたい…………。
未来に………………
自由を………………。

320:ピース:2013/06/03(月) 17:38 ID:QY6

「一時、呼吸が止まりました」

「でもっ!でも生きてるんですよね!?」

「安心は出来ません。」

「そんなぁ…………」

僕は地面にすがりつく。
悲しみを地面にぶつけた。

リーン♪

エレベーターの扉が開いた。
そこに居たのは望。
目から涙が溢れている。

「望…………」

「貴方、未来を信じましょう?」

「あぁ!」

僕は望に手をとられ、立ち上がる。
涙を服で擦る。
痛くなんかない!!!
未来の方が100万倍痛いよね!?

「手術…………どうされますか?」

「お願いします!」

僕は望を見てから返事をした。
望もオーケーしてくれた。
嬉しかった。
たった一人の娘だから________

321:ピース:2013/06/03(月) 22:30 ID:QY6

未来が手術中_______
僕は手術室の前の椅子に座る。
未来……………助かってくれよ!

「貴方、心配しないで。
未来は大丈夫」

「そんな…………。」

「未来の名前の由来は未来まで生きていて欲しい!
からつけんたんでしょ?
未来まで生かさないとね!」

さっすが女優。
明るい笑顔_______
眩い輝きが目に見える。
天使のように微笑む。

「あぁ、心配無用だな」

「えぇ。」

「あぁ!!!!私、帰ります!
高田先輩!望さん!未来ちゃんを応援してますよ!?」

「ありがとう、」

「宮地、明日は会社に来いよ?」

僕は宮地を睨む。
宮地は怯えていた。
宮地、心配してくれてありがとな。
僕は少し微笑む。

「あぁー!!!先輩笑ったー!
じゃあ行きます!望さん!明日、待ってますよ?」

「ありがとう!必ず行くわ」

二人は篤い握手をした。
『約束を破らない』
と______________
でも…………この約束は果たせなくなる。

322:ピース:2013/06/04(火) 16:36 ID:QY6

「未来…………大丈夫かな?貴方……」

「大丈夫さ、僕達より先に死なれたら困るよ」

「そうね。長生きしてもらわないとね」

手術室の扉が開いた。
先生が中から出てくる。
僕は先生に駆け寄った。

「先生!未来は!?」

「無事、成功致しました」

「ヤッターーー!!!」

望は跳び跳ねて喜ぶ。
僕は跳び跳ねる姿をずっと見ていた。
高く跳び跳ねるなぁ………。

ドタンッ!!

急に目の前で望が倒れた。
僕は望に近寄る。
そして、望の体を少し起こした。

「望!?どうした!?」

「望さん!?…………高田さん!
今先生を呼び戻して来ます!」

と看護師さんが言った。
そして、さっき出ていった先生を追いかけた。

323:ピース:2013/06/04(火) 19:24 ID:QY6

「望…………しっかりしてくれ……」

「あな…………たっ………」

「望!!!」

望は自分で体を起こした。
頭が痛むのか?
それともお腹か?
もしかしてもう一人出来たとか!?

「頭が…………ズキズキするぅ………」

「頭が痛いんだね!?先生に伝えるよ!」

タッタッタッ…………

先生達がこちらに走って来る。
看護師さんは少し遅れて来た。
手に何か持っている。

「望さんの容態は?」

「頭が痛いそうです!」

僕は大声で答える。
看護師さんはそれをメモしていた。

324:ピース:2013/06/04(火) 20:02 ID:QY6

「…………検査してみましょう。」

「よろしくお願いします。ってかすみません。
未来の事もあったのに………
次は望で………」

看護師さんは僕の肩に手を乗せる。
そして、笑顔で言ってくれた。

「患者さんを助けるのが私達の仕事です。
私達は皆さんの命を救う為に居るのですよ?」

「看護師さん………!」

僕の目から一筋の涙が出てきた。
嬉しすぎたからかな?
『患者さんを救う為に居る』
この言葉が胸に響いた。

「望さんは私達が検査致します。
お仕事大丈夫ですか?」

「あっ………早退届け出したんで」

ピロリロリンピロリロリン♪

僕の携帯が鳴る。
僕はポケットに手を突っ込む。
そして、携帯を取りだし、中を見る。
大蔵さんからだ。

〜先輩へ〜

ごめんなさい〜♪早退届け出したんですけど〜
怒られちゃったんですよぉ〜(笑)
だから〜会社に来いって社長言ってまs。
早く来て下さいね〜♪

〜大蔵 梓〜

「ええー!?あのっ!!!
やっぱり会社!行きます!
望の事!よろしくお願いしますね!」

「お任せくださいよ!」

看護師さんに伝え、僕は病院を出た。

325:ピース:2013/06/04(火) 21:43 ID:QY6

駅まで後少し。

僕は一人、走っていた。
タクシー代出すのが面どっちいかったから。
しかも、運動になるしね。

「もうすぐかぁ〜!」

僕は猛ダッシュした。

ドンッ!!!

「きゃあっ!!」

「うわぁ〜!!」

僕はぶつかって転けた。
手から少し血が出ている。
なんてことない。
あっ!ぶつかった人は________?

僕は立ち上がった。
そして、女の人に手をさしのべる。

「大丈夫ですか?ぶつかってすみません」

「あっ………いいえ。って………
けんいっちー!?」

誰だ?この人。
僕の事を知っているらしいが………。
僕は面識無いのだか……………。

「あたし!分かんないの!?
菜奈りんよ!」

「菜………奈りん………?」

326:ピース:2013/06/04(火) 21:49 ID:QY6

「あーっ!!!!菜奈りん!」

「やっと思い出してくれたぁ〜!」

菜奈りんはドーナツの袋を持っている。
片手にはドーナツ…………。
食い意地があるな………。

「でも、顔を見ただけで良く分かるよね?
普通の人間は分からないよ?」

「けんいっちー好きだもん!」

「!?」

僕は言葉を失った。
菜奈りんには確か、結婚したって手紙送ったはず。
なのにドーナツ食べながら好きとか!?

「どうかした?けんいっちー。
用事有るんじゃないの?急いでたよね?」

「うん、会社にね。じゃあ………」

「待って!!!」

僕は服の袖を引っ張られた。
後ろを見ると菜奈りんがドーナツの袋を
大事に持ちながら僕の服の袖を握って居た。

「もうちょっと話そうよ…………?」

327:ピース:2013/06/05(水) 16:39 ID:QY6

「でも僕、会社に行かないと!」

「もう夜だよ?行かなくても良いじゃん。
ねっ?遊ぼうよ?」

菜奈りんは手を離さない。
そう言えば菜奈りん。彼氏居たっけ?
独身だったはず。
だから寂しいんだ。

「でも、会社に行くよ」

僕は菜奈りんの手を強引に離す。
そして、切符を買い、ホームに向かう。
後ろを見ないで…………。

「ハァ…………」

僕は一人、溜め息をついていた。
菜奈りんってあんな性格だっけ?
違うような気がするんだけどな。

「3番線に、電車が参ります。
黄色い点字ブロックの後ろでお待ち下さい」

アナウンスがかかる。
僕は黄色い点字ブロックの後ろに下がる。
こんな人生ってどうよ?

328:ピース:2013/06/05(水) 18:02 ID:QY6

僕は電車に乗る。
ゆらゆら揺れる。
それが楽しい。
大人になっても気持ちは子供だ。

「望…………大丈夫だよな?
元気にしてるよな…………?」

考え事をしてしまった。
望、明日行くから待ってろよ?
退院するんだろ?
未来の退院届けも出たんだろ?

「ふぅ…………」

椅子に座りながら考え事をする。
この悩み、吹っ切れてほしい。
何もかも、無くなって欲しい。
僕と望と未来の世界________

ピロリロリン♪

メールが鳴った。
僕は携帯を開ける。

「〜高田さん〜

望さんの手術は無事成功致しました。
明日、退院出来ますよ?
でも________________

329:ピース:2013/06/06(木) 07:30 ID:QY6

「でも_____________
体がもつかは分かりません

〜病院より〜
か。体が持つか分からない……?」

どういう事だ?
望は何かの病気か?
でも、未来が成人するまでは生きてないとな。
旦那の顔も気になる!

「ハァ…………」

僕は駅についたので電車を降りた。
今は帰る人が多い。

「あんれぇ〜!高田先輩!
すみません!許可取れなくて………」

「大蔵さん!別に良いんだよ。」

僕は大蔵さんの頭を撫でた。
大蔵さんは喜んでいた。
子供みたいに……………。
未来もこんな風にはしゃげるのかな?
走れるのかな?
不安がますます増えてくる。

330:ピース:2013/06/06(木) 16:46 ID:QY6

「高田先輩?」

「あっ!ごめんごめん。今から会社に戻るよ」

「あっ…………はい」

宮地さんは見送ってくれた。
死ぬほど嬉しかった。
そして、会社に着くと、社長に怒られた。
本当の事を話したら
『今回だけは許してやる』
そう言われた。

「ありがとうございます」

僕は頭を下げ、自分の机に向かう。
あれ?大量に乗せてあった資料。
片付いてる……………
誰がこんな事を?
もしかして_____________

「宮地さん?」

僕は宮地さんだと確定した。
望の事も、未来の事も…………
たくさん心配事が合った。
それを……………影で支えてくれたんだね………?
ありがとう……………宮地さん。
そして……………

『ごめんなさい』

331:ピース:2013/06/06(木) 20:13 ID:QY6

次の日の朝___________

「高田先輩!おはようございます」

「あぁ、おはよう」

僕は昨日の夜から仕事をしていた。
望と未来が昼に退院するから迎えに行かないといけない。
だから仕事を終わらせる為に頑張って居る。

「仕事、順調に行ってますか?」

宮地さんが僕の顔を覗き込む。
心配そうな目をしている。
心配されたら駄目だ!!!
他人に迷惑はかれられない………。

「高田先輩?今日、おかしいですよ?
熱でも有りますか?」

「いいや。熱は無いんだ。
安心してくれ。」

「はいぃっ!安心しますね!」

宮地さんは急に笑顔になった。
僕は時計を見た。
今は10:28………。
僕は立ち上がった。

「そろそろ帰るよ。社長に言ったしね」

「望が来るのを楽しみにしてます!」

332:ピース:2013/06/06(木) 21:25 ID:QY6

「あ…………あぁ。」

僕は楽しみにしててね!
………この返事が出来なかった。
退院したとしても、会社に行けるか分からない。
僕は走って会社を出て、
走って駅まで行った。

昼だから、客は少ない。
お年寄りとかサボりの学生とかが居る。
僕はその中に混じる。

「あーあ…………望、会社行けるよな?」

僕は座りながら思う。
望のように未来にも女優って言うかアイドルになって欲しい。
テレビにさえ出てくれれば後悔は無い。

「あっ、着いた」

僕は電車を降りた。
すぐ近くだからすぐに行ける。
そこから走って病院に行く。
電車で帰れるのかな?
望と未来。

ウィーン……………

病院に入る。
やっぱりいつ来ても病院独特の匂いが有るんだな。
薬の匂いがヤバイ!

333:ピース:2013/06/07(金) 18:44 ID:QY6

僕は走って望の病室に向かう。
未来と望を迎えに来るのって大変だな。
そんな事を思っていたら、もう着いた。

ガラララララ

「望ー!未来ー!迎えに来たよー!」

僕は手を振りながら望の方に行く。
望は泣いている。
うげっ!!!!
こんな時に手を振りながら入るのは可笑しい!
引かれてしまう!!!!
望が泣きながらもこちらをみた。

「ねぇ、健一。未来の病気が治らないとしたら
どうする___________?」

「えっ?」

カーテンがなびく。
何を言っているのか理解出来なかった。
僕の耳はおかしくなったのかな?
そんな事を思ってしまった。

「未来ね、一生治らない病気なの………」

「えぇっ!?未来が!?」

334:ピース:2013/06/07(金) 22:38 ID:QY6

「20歳は生きれないって言われたの。
信じられる?急にこんな事言われて………」

「信じられないよ?」

僕の目からも涙が出てきた。
未来が20歳まで生きれないなんて……。
女優にならせる夢……………。

「あっ、高田さん。来てましたか。
聞きました?奥さんから…………」

「はい。でも、夢は諦めさせません。
20歳まで、なんでも叶えてあげます」

「貴方………。」

「ほら、望も涙を拭いて。
退院して、未来にたくさん教えないとな!」

僕は望の手を取る。
望は涙を拭いた。
そして、立ち上がる。

「着替えるから出てってよ//////」

「あっ!!!ごめん!!!」

僕は未来を迎えに行く事にした。

335:ピース:2013/06/07(金) 23:03 ID:QY6

「はい、未来ちゃんよ。おりこうにしていたわ。
高田さんと望さんが来るまでね……」

「ありがとうございました」

僕は未来を抱っこする。
そして、荷物を持つ。
両手が塞がってしまったぞ!!!

「大丈夫ですか!?ドア、開けれます?
なんなら開けましょうか?」

「すみません………」

看護師さんはドアを開けてくれた。
そして、一言言われた。
『高熱が出たら病院に来ること』
って…………。
高熱?なんで高熱で?

僕は不思議に思いながら望の所に行く。
まだ着替えてるのかな?
開けたら失礼だよな?
夫婦の割りには扱いが…………荒い。

トントン………

足でノックする。
5秒経ってから…………

「はぁ〜い!!!!」

望の元気な声が聞こえてきた。
嬉しかった。この時、望の病気が治ったって勘違いした。
僕はアホだったんだ。

「開けてくれぇ〜!両手が塞がって」

「分かったわ。貴方」

望は扉を開けてくれた。

「って言うわけ」

「ふぅーん。未来さんって山村 未来?」

「あれ?知ってたの?」

未来お姉さんの事だ…………。
きっと………ううん。
『絶対』

336:ピース:2013/06/08(土) 13:56 ID:QY6

「未来お姉さんは私のお兄ちゃんと付き合ってた。
でも、お兄ちゃんが死んで、私のせい!
って言ってた…………」

「責任感が強かったのよ」

望さんが言った。
私は責任感が弱すぎる。
だから、こんな事になるのよ。

「んっ!!!もう夕方だ。
僕は帰るね」

「また明日ね」

「杏奈ちゃん、ゆっくりしていくと良いよ」

高田さんはそう言って、望さんの病室を去った。
会社、夕方からなんだね。
雄大も今ごろ子育てしてるよね………?
杏姉と一緒に…………。

「こぉ〜らっ!暗い顔しないのっ!」

望さんが軽く私の頭を叩く。
痛くも痒くも無い。
優しい叩き方。

「女優は笑顔が一番よ!?」

「はいっ!!!」

337:ピース:2013/06/08(土) 15:53 ID:QY6

ID変わってるよぉ〜!
でも私!ピースだからね!?
あと、小説もう一つ作りました。
そっちに専念するかもです

338:竜:2013/06/08(土) 18:48 ID:XXc

いきなりすいません(^^;)
いやー、面白すぎてヤバいっすね!
頑張ってください!
ずっと拝借しますので(^_^)v
いつまでもピースさんを応援しています!

339:ピース:2013/06/08(土) 19:46 ID:QY6

竜さんありがとうございます!
いやぁ〜//////
嬉しいです!
これからふこれの更新遅くなります。
ってか書くか分かりませんが
ご了承下さい

340:らい:2013/06/19(水) 17:48 ID:YFI

了解です!

341:ピース hoge:2013/07/09(火) 22:14 ID:QY6

「望さんはどうして女優を目指されたんですか?」

「えっ?そうね…………」

望さんは戸惑っていた。
私、迷惑かけまくってる!?

「ごめんなさい!」

私は頭を下げた。
望さんはビックリしている。
私が急に頭を下げたからかな?

「ど…………どうしたの?頭を下げて。
ほぉ〜らっ!笑いなさい」

「望さん!ありがとうございました」

コンコン

望さんの病室の扉が叩かれる。
扉の方に目を向けると看護士さんが立っていた。

「こんな所に居たのね!杏奈ちゃん!」

「げっ!亜実さん…………」

亜実さんも私の知り合い。

「食事の時間よ。病室に戻りましょう?」

「はいっ!」

342:ニーちゃん:2013/08/11(日) 16:32 ID:qYg

とっても面白かったです!!続きが気になります。これからも、頑張って下さい!


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