いじめ 〜声が届くなら〜

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1:林檎:2013/04/12(金) 21:36 ID:KrA

本当にすみません……!!
また、新しいの作りました…。

rin…御免ーー!!!!!!!!!!×10000000

※私、ガラスのハート(笑)なので…
責めないで下さると有難いです。

登場人物……は、あえて書きません。
でわ始めまーす…。

2:林檎:2013/04/12(金) 21:51 ID:KrA

プロローグ

____昔、あたしはいじめられていた。

いつも罵声を浴びられ…
机は汚くされて……

【ブス】【学校来んなよ】【クラスのゴミ】

机を雑巾で拭こうとしたらまたあたしに聞こえる声で誰かが言った。

「あ〜あ、逆に汚してるし」
「馬鹿じゃないの〜?」

クスクスと笑い声が響く教室。
叫びたい…思いっきり、

[助けて]って…

でも、いくら叫んでも声が届かなかった。

その後…転校して都会に引っ越した。
都会は、空気が不味くて大嫌い。

田舎に帰りたい……

空気も美味しくて…
水が綺麗で太陽に当たるとキラキラしてる。

都会は何だか嫌だ。

でもだからと言っていじめられるのはもうこりごりだった。

誰か…助けてくれれば良かったのに。

声が届くなら…変わっていたかも知れなかったのに…。

もしも…時を戻せたら________

3:林檎:2013/04/12(金) 22:05 ID:KrA

ジリリリリリリリ……!!

目覚まし時計が耳に入ってきた。

ピッ…

大きく伸びをすると溜息が漏れた。

「はぁ…何で今更あんな思い出が…」

布団が何故か湿ってる。
あ…夢見て泣いてたんだ……。

馬鹿みたい……。

クスッと寂しく微笑んだ。
もう…終わった事なんだ______

『蘭ー!! いつまで寝てるの!!!!』

あ〜ったくウザイなぁ。

『もう起きてるっつーの!!』

バタンと勢いよく戸を閉めた。
お母さんに煩いと言われたけど……。

ダダダダダ……!

強く戸を開けるとお母さんに睨まれた。

面倒くさいなぁ……。

「女の子らしくしなさい全く」

しかめっ面の母を見るとまた溜息。

ご飯はあたしの大好きな砂糖たっぷりのフレンチトーストだったけど食欲が無いから拒否した。

「行ってきます」

「全く……も____ バタン!!

本日三度目の溜息を付きながら、学校へ向かった。

4:林檎:2013/04/13(土) 06:38 ID:KrA

トボトボと桜の並木道を歩いていると見覚えがある顔が視界に入ってきた。

「おっは!! らんらん!」

背後を振り返り無理矢理ニコッと微笑んだ。

「おはようつーじ」

綴は、ちょっと自慢が多い子。
あたしは取り柄が無くて平凡な女子中学生。
だから、わざとあたしにばかり自慢するのだろう。

ちなみに御互いニックネームで呼びあっている。

綴は【つーじ】あたしは【らんらん】
ま、らんらんって気に入ってないけど。

仕方がない…友達のままでいないと……

_____あたし殺されるかも知れない

ま、深く考え過ぎかな。

「らんらん〜?置いてくよ」
「つーじが速いからでしょー!!」

あたしは桜の並木道を通り過ぎてつーじの元へ向かった。

5:林檎:2013/04/13(土) 06:52 ID:KrA

今更だけど登場人物

登場人物

神田 蘭 (kanda ran)【♀】
・取り柄の無い普通の中の普通
・昔、いじめられていた


朝霧 綴 (asagiri tuduri)【♀】
・蘭と友達
・葛の妹

朝霧 葛 (asagiri tudura)【♀】
・綴の姉

6:林檎:2013/04/13(土) 07:06 ID:KrA

ガラ……

「おはよ〜!! 皆」

綴が明るく挨拶をした。
あたしは隅っこで佇んだ。

「双子なのに一緒に行かない訳ね」
「葛と歩いたら何か恥ずかしいよ」

葛は綴と双子
だが……

「明日で離れるなんて嫌だ…」
「私も…綴と離れたくないよ……」

綴、葛の母親と父親は離婚するのだ。
そして…

綴はそのまま此処に葛は……
あたしが産まれ育った蕾ノ村に行く。

もし…葛がいじめられると…
とブルブルした。

「葛…」
「ん? なーに蘭」

葛が微笑む。
多分、寂しいのを我慢して。

「無理して笑わなくても良いんだよ」
「え…」
「あたし…蕾ノ村に居たの……

葛が口を開けて驚く。

いじめられて…騙されて…辛かった……でもね…」

あたしは葛を抱き締めた。

「転校して…綴と葛に出会った…
それであたし、変われたの…
ありがとう…葛」

精一杯にニコリと笑った。
やっと本当の笑顔が表せたような気がする。

「うっ…綴と蘭と…グスッ…離れるの嫌、だ…嫌だよぉ」

葛の目に涙が零れた。
あたしも涙を流す。

「うん…だから…文通とかしよ…
何時でも葛が居るように感じるから」

「うん…うん!!」

葛は微笑んだ。

7:林檎:2013/04/13(土) 07:55 ID:KrA

______そして別れの時______


「じゃあ…バイバイ…」

葛は寂しそうにクルリと背を向けて電車に乗ろうとした。

「待って……!!」

あたしは、マスコットを渡した。
綴はあたしにマスコットを渡し、
葛も鞄をあさりマスコットを綴に渡した。

「友達の印!! いつもあたしと綴が居るみたいでしょ」

綴とあたしは一緒に微笑んだ。
綴は、前は苦手と思ってたけど
明るくて素直で葛が本当に好きなんだなって思った。

葛のはヒヨコと黄色のリボンのマスコット

綴のは兎とピンクのリボンのマスコット

あたしのは猫と青のリボンのマスコット

三人それを持ち上げて笑った。

【友達の印】素晴らしくて涙が出そうだった。

「辛かったらさ泣きなよ……って私に言ったよね…蘭」

葛がフフっと可愛く笑った。
キラキラした笑顔を見れて嬉しかった。

[間もなく発車致します……]

アナウンスがホームに響いた。

「そろそろだね…葛」

綴が悲しそうに葛を見つめる。

あたしは涙を拭いて元気良く叫んだ。

『行ってらっしゃい!!葛』

抱きついたあたしと綴に彼女は微笑む。

「うん…行ってきます……」


葛は電車の中に入って行った。

「葛……!!!!」

プシュー

ガタンゴトンガタンゴトン…

「ずっと……友達だよ……!!葛!!」

手を思いっきり振った。
綴も手を振る。



_____バイバイ…葛…

8:林檎:2013/04/13(土) 16:19 ID:KrA





「うっ…葛……うえっ…」

嗚咽を交えながら泣いてる綴。
あたしは、綴の肩に手を掛ける。

「葛は忘れないよ…あの絆のマスコットがあるじゃん!」

頷いて涙を拭く綴。
フフと二人して笑った。

元気でね…葛。




* 葛 side *


ガタンゴトンガタンゴトン……

私は、マスコットを見て微笑む。
可愛い…でも…、寂しいよ…。

二人に会えないのかな、二度と。


すると父さんが睨んできた。




「お前そんなもの貰っても意味無いだろう…?」


フッと鼻で笑われた。
父さんは何も知らない癖に。



母さんと綴を置いて…なんなら一人で行けば良かったのに。

馬鹿。父さんの馬鹿…!


「母さんと綴置いていった男が言う権利ある訳……?」

私も冷たく睨み返す。


「貰ってもむなしくなるだけだろう!!!!

父さんの言うことを聞け……!
お前はもう朝霧家の人間じゃないんだ!!」

父さんは、鞄から鋏を取った。

「止めてよ……! 父さん…母さんに不満あるからって八つ当たりしないで……!
もういい加減にして…!」



ジャキン…!!



あ…マスコットが……

せっかく綴が…
不器用な綴が寝ないで頑張ったって言ってた…マスコットが……、

『止めて……!!』

私は、マスコットを取り返す。

幸いちょっと切れただけだった。
でも、私達の絆を傷付けるなんて最低。

こんなの親でも何でも無い……!!


「父さん…どうして……?
皆と仲良くしろって言ったの父さんじゃん…」

涙がマスコットに掛かる。
酷いよ…どうしてくれるの……?

「綴の事は忘れろ…!!
御願いだ……!父さんの味方になってくれ……」

最低男の味方になれ……?
なれないよ…。

どんだけ苦しめられたか分かってんの?

母さんと綴、私がどんだけ苦しんだか……!

『もう良い…父さんと家族の縁なんか切ってやる……!』

咄嗟に言ってしまった。
言い過ぎただろうか……?

「勝手にしろお前何か必要無い」

勝手なの…どっち……?
あんたが勝手じゃない……!

もう父さん何か絶交。

私は、変な所の駅に降り電車から出た。

「家に帰ってやる……!」

9:林檎:2013/04/13(土) 16:34 ID:KrA

でも…そこは知らない所……。

「何これ…何処よ……ここ」

咄嗟に降りた私が馬鹿だった。
次の駅で待てば良かったのに…


もう良いや…ここでも十分生活出来るし。

私は、ゴロンと野原で横になった。







グーキュルル〜……

う…お腹すいた…。

お、そうだ! 蘭特性 絆のおにぎりがあるんだった。

私は鞄をあさりおにぎりを手に取った。

海苔で私の似顔絵が書いてあるおにぎりだ。

3つあるから丁度良いや。
まずは、やっぱり自分の顔ね。

くぅー! 可愛い過ぎて食べれない。


ん…?裏に海苔で何か書いてある…。


【葛姉へ

父さんは口下手で無愛想だけど頑張 れ! て父さんは最低男だった…(笑)

綴 】

【葛へ

お父さんとの暮らし大変だろうけど
頑張ってね。
学校で新しい友達出来たら教えてね ^^
後文通やるよね絶対!!

蘭より】


ズキン…

二人共…父さんの事書いてる…。
もう覚えさせないで……、

私は、字の海苔を剥がして捨てた。
父さんの文字を____


『貴方…どうしたの…家出…??』

10:林檎:2013/04/13(土) 16:39 ID:KrA

おっと!
新しい子が来るで〜
いちよう後で出る子も紹介する。


荻野 爽夏 (ogino sayaka)【♀】
・蘭の知り合い


浅倉 迎 (asakura mukai)【♀】
・謎の女子……?


立花 守 (tatibana mamori)【♀】
・大人しくて無愛想

11:林檎:2013/04/13(土) 16:49 ID:KrA

顔を上げると少女が立っていた。
不思議そうに黒目がちの眼で私を見る。

白くてモチモチの肌。
スタイル良くてモデルみたい。

「ん…? 何ポケーとしているんです?」

彼女は、ジロジロ私をずっと見てる。

「あの…私…親が離婚して…

双子が居るんですけど……、
双子と離れて…父親と来ました」

感ずいたのか普通に父さんの事をいい放つ。

「当のお父さんは居ないの……?」


_________……



「御免…言いたく無…『私、父さんと縁切ったの』


「え……」


予想通り驚く彼女。
顔に出やすいな…この子…。


「で、知らない駅に降りてここに今居るって訳……」

彼女は、私の話しを聞かずおにぎりを見つめてる。

蘭の顔のおにぎりを_____……


「蘭…『ね、家に来ない……?家出したんでしょ。うちさ旅館なの部屋なら
いくつもあるから』

ね? と私を見つめてくる彼女。

怪しい…

絶対、蘭の事知ってる気がするし…
名前言わないし……


「あ、私の名前は、浅倉 迎って言うの宜しく」

ニコッと微笑む彼女。
不思議な子……。

12:林檎:2013/04/16(火) 21:17 ID:KrA

私は、浅倉さんの後にトボトボとついていった。

ビシッ!!と浅倉さんが指を指す。

「ここが私の家、旅館の【梅月】!!」

ニコッと私に微笑み掛ける。
浅倉さんの笑顔って可愛いな…

容姿端麗だからモテるのかな……?


「ま、ゆっくり休んでってよ」

浅倉さんは襖を開け、冷たい床を歩いて行った。


しっかし綺麗な旅館だなぁ。
ピカピカな床、天井。

創立30年とは思えない旅館だ。

とと…説明は、これまでね。

あ、そうだ!!

落ち着いたら手紙書こう!!
約束したもんねっ!

私は、フフと笑って携帯をいじりながら寝転がった。


〜蘭 side〜

そして…葛が引っ越して2日経った。
元気してるかなぁ、葛。

うーんと背伸びして綴の肩をポンと叩いた。

「おはよう! つーじ」
「おはよう…蘭……? ////」

あ、初めて【蘭】って……!!


「これからは、ら、蘭でも…良い?」
「うん! 綴」

私と綴は、ニコニコ微笑み合いながら昇降口へ向かった。

13:林檎:2013/04/16(火) 21:35 ID:KrA

_____翌日……


私は、ポストをジィと見つめて蓋を開けると……

一通のクローバーの可愛い便箋が入っていた。

裏を見ると見覚えのある文字

【神田 蘭様へ 鷹乃 葛】

鷹乃…違う苗字。
当たり前か…離婚したんだし。

でも…見慣れないな……。

便箋の蓋をゆっくり開け、内容をじっくり見た。


お元気ですか?
ま、2日しか経ってないけどね。

綴は大丈夫?
あの子、寂しがりやだからさ。
双子の姉として心配でさ。

蘭は大丈夫……?
結構、強がりだから無理しないでね?

あ! 忘れてた。

今度ね、都会に遊びに行くよ♪
勿論二人に会いにねっ!

綴には内緒ね♪
秘密にしといた方が良いかも知れないし。

じゃ! 元気でね♪
また会おうね

鷹乃 葛より


良かった…元気そうで。
また会えるよね?葛。

私は、満面の笑みで綴にメールをした。

14:林檎:2013/04/16(火) 22:06 ID:KrA

〜葛 side〜

メールを見ながらニコッと微笑む。
綴、私、蘭のスリーショット。

「皆に会いた______

カンカンカン……!!!!

煩い…!

耳が耳がぁー!!!!

「起きて下さい〜!! 神田さん」

カンカンカン!!

『起きてまーす!!!!』


膨れっ面で浅倉さんに向ける。

[起きてないから起こしたんですよぅ]と愚痴を言いながら布団を剥がす。

「寒っ!」

ペタペタ床を歩くと、居間が見えた。

「ここで蜜柑でも食べてて」

ゴトッと胡桃色の机に蜜柑を置いた。

柑橘類、大好きなんだよね〜!

私は、蜜柑を丸ごとかじりついた。

「てか今日から学校なのでは…?」

あ、ヤバイ……!

私は通学鞄を素早く取る。

父さんに一旦壊された絆のキーホルダーを付けて。

グイッ!!


「え…『一緒の学校なの』


一緒の学校……

確か蘭 元、日ノ寺中だっけ…

て、やっぱ知ってるんじゃん!!

「行くよ…」

手を繋がれビックリしながら玄関で靴を履いて外へ出た。

15:林檎:2013/04/17(水) 21:41 ID:KrA

「鷹乃は、紹介されたら入って来て」

と緒川先生は上から目線で言ってきた。

何…その固定観念……。

別に、紹介される前に教室に居ちゃ駄目とか無いでしょ?

先生は無視して教室に入る。

「おはよう皆」

『おはようございます』

生徒は元気良く挨拶をする。
全く、呆れないのかな……?

「ではーHR始まるぞ______と言いたい所だが転校生を紹介する」

と途端に言うと……

『もしかして蘭の代わりとかですかぁ?緒川先生ぇ』

ぶりっ子の言葉にドキリとした。

蘭の代わり……

ガラッ……!

ザワッ!!

「ちょっ…!急に入らない」

焦る先生。
めんどくさいなぁ。

「鷹乃 葛です…別に友達募集中とか馬鹿げた事はしてないので

別に友達要らないけど」


「なぁに? 彼奴、感じ悪……」
「冷めてるよね」
「別に彼奴と友達になろうって思わないし〜」

「なる気、失せるよね」


クスクスと女子が笑うが完全無視。

「無視してるよ彼奴」
「馬鹿じゃ______バンッ!!


遂に怒った私は、机を叩く。
苛立っていたから皆怯える。

「あんたらそんなのしか言えないの……?

マジで愚かだね」

フッと鼻で笑う。
皆、睨んでるけどまたまた無視。


「鷹乃は、荻野の隣な」

荻野……?

ああ…さっきからぶりっ子演じてる奴か。

演技か分からないけど……、

カタンと席に着くと荻野がニコォと可愛くか分からんが笑う。

「宜しくねぇ! 鷹乃さぁん」

……あ、演技じゃ無いなコイツ。


「別に友達ごっこ何か興味無いから」

とピシャリと冷たく言い放った。

16:優良 ◆OoGA:2013/04/18(木) 15:18 ID:6RU

大丈夫。

元、rinです!!
朱莉(アカリ)
宜しくね。

17:夏希 ◆PQNk:2013/04/18(木) 15:18 ID:6RU

大丈夫。

元、rinです!!
夏希(ナツキ)
宜しくね。

18:夏希 ◆PQNk:2013/04/18(木) 15:20 ID:6RU

ごめ…>>16はミス

19:絢香:2013/04/21(日) 17:09 ID:KrA

絢香と言います。(元 林檎)
歌手にあやかって言う人が居て、
大好きだから絢香にしました。

じゃrinの事、夏希って呼ぶね♪

20:絢香:2013/04/21(日) 17:33 ID:KrA

「貴方って都会から来たんでしょぉ?
芸能人とか会えたりするぅ?!」

ああ…もう……面倒だな……。
鬱陶しいったら!!

「あのさ、私に近付かないでくれる?馬鹿が移る」

ガタッと席を立ち、教室を後回しにした。

授業なんてやってらんないよ。
先生は、上から目線でうざ過ぎだし。
隣の荻野は冷たい私を鬱陶しくまとわりついてくる。

私の何処が良いのだろうか?
分かんないな…。


キーンコーンカーンコーン……


あ、チャイム鳴っちゃった……。

サボっちゃお !!

あ、そうだメールメール……

私は蘭にメールした。

________________

宛名: 葛
題名: 調子どう?
時刻: 10:00
_________________

調子どう?

私の所は駄目。
ねぇ、荻野さんって知ってる……?

鬱陶しくて…私に苦手だよ。
しかも、ぶりっこ……!
イチイチ語尾に小文字付けるんだよ。

ウザくない?
あ、愚痴ばっか御免…!

後、時刻見て分かる通りサボってるんだ。

あ、返事頂戴ね♪
バーイ♪♪


☆★ 葛 ★☆

________________

送信っと……

ポチッ

【送信しまし_____


『授業サボって何やってんだ!!』

ゲッ……!! 先生…?!

『罰として、携帯募集! 後、君転校生だから言っておくが……

学校は、携帯禁止だ!
放課後 生徒指導室に来いよ!』

生徒指導室…って事は……

サッ…と血の気が引いた。

生徒指導の先生……

うう…と後悔しながら教室に戻った。

21:絢香:2013/04/21(日) 18:08 ID:KrA

〜蘭 side〜

授業中・・・


「う〜ふわぁ……」

眠た……

コクッと髪を垂らす。
額が机に当たり、眼が覚めた。

ゴンッ…!


「痛っ……」

私が額をスリスリと撫でていると綴がフフと可愛く微笑む。

「先生、怒ってるよ」
「え……!」

もぅ! 意地悪綴…!!!

ま、そこが良いんだけど。


その時…


ピロリロリン……♪

おわっと…!!

携帯…?!
何で、今授業中〜!!

先生が此方睨んでる〜!!

はぁ……と先生は溜息を付き、

『放課後、生徒指導室に来なさい分かったわね?』


や、ヤバイ……

普段は優しい浦森先生だけど……

携帯、メイク、だらしない服装の事になると何かと煩い。

「は、はい……」

メールして来た相手を睨む私。

でも、時期それが葛からって事に気付いた。

携帯に向かって私は、謝った。

22:絢香:2013/04/21(日) 18:32 ID:KrA

「神田さんは、先生を馬鹿にしているの?」

浦森先生が問い詰める。

「携帯は、電源を切っておくか家に置いて来なさい
全くまだ中学生なのに…
携帯なんて早いわよ……
先生の時代の頃なんて_____……」

また始まった。
先生の無駄話。

これがウザッたいんだけど……。
先生、嫌われてるのかしらって時々溢してるけど

それ…この無駄話と煩い性格のせいだと思うよ…。

「あの…もう時間遅いので帰っても良いですか?」

「もう腹が立って腹が立って____……

イラ……

無視かよ…ウザ……


あ、でもこのまま逃げれば…

駄目駄目……!
逃げるなんて明日どう教室に入れって言うのよ…!

「とにかく、携帯は一週間預かって置きます良いですね?」

さ、最悪だぁ……。

もし相手が葛だったらどうしよ……。

携帯を一週間放置する時葛は、頑固だからしばらく許さないのよね…。

「は、はい」


うう……葛(かも知れない子)御免…

23:絢香:2013/04/22(月) 07:09 ID:KrA

〜葛 side〜

「はぁ…あのセンセ疲れる……」

溜息を付きながら昇降口に行くと、荻野と見知らぬ子が喋っていた。

多分、見知らぬ子は同じクラスだろう。

私は、声を押し殺して様子を窺った。


「____って地味っ子の友達でしょう?」
「間違い無いわぁ、友達よ…絶対ぃ」
「ね、こうしたら面白いんじゃない?


地味っ子を_____るのよ」

え……?

なんて言ったのかかんじんな所が聞こえなかった。

「ん…? あぁ! 鷹乃さん丁度良いわぁ」

な、何…何なの……?

すると見知らぬ女の子が口を開いた。


「蘭って知ってるでしょう?」

ギクリ…

何で…何でそこまで知ってるの……
この二人怪しい……。


「私ね、いじめてたのよそいつをね」

嘘、でしょ?

そんな…明るくて優しい蘭が…

いじめられていた?
そんな、そんな訳無い……!

きっと何かこの二人企んでるのよ…!!

「嘘付かないで…! 蘭はいじめられる程、弱くな……『じゃあ、わざと変わったんじゃないの?』

わざと……?

何でわざと変わらなきゃいけないの?
意味分かんないよ…。

この二人の言ってる事が。


「彼奴さぁ万引きだってしたんだよぉ
受けるでしょぅ?本当馬鹿だよねぇ」

万引き……?!

そんな事、信じられない。

「_____わ無いで」

「はぁ?聞こえない」

『ふざけないでよ……!!!蘭は、そんな子じゃない! 勝手な真似しないで!』

違う…蘭は、万引きもいじめられても絶対に無い……!

メールすれば分かるわよ!

絶対、【違うよあの二人は嘘つきだから】って言うはず。

24:絢香:2013/04/23(火) 19:33 ID:KrA

〜蘭 side〜

「はぁ……どうしよう…」

あれからずっと先生返してくれない。
一週間……早く見えて遅いように感じる。

そう思ってるのは私だけかな……?

「蘭〜?何険しい顔してんの?」

あ、綴!!

ビックリした……。

「ふーん結局、携帯没収されたのか」
「うん…授業中に鳴ってたの多分、葛からのメールだったのかも……」

綴が携帯をいじってる。
こんな時に何してるの……。

「私が葛に言っとくね葛も理解するだろうしね」
「え…!ありがとう!!」

ピッピッ……

【送信しました】

「はい、御免ねメール送ったよ」
「本当にお世話になりまっす!」



___でも知らなかった。

綴が送ったメールで、
1つの事件が起こる事を_____

そしてそれが、私の未来を壊そうとしている事も_____

25:絢香:2013/04/23(火) 19:49 ID:KrA

〜葛 side〜

ピロリロリン……


ん?綴からメールだ。

携帯を無造作に開けると……、


宛名:綴
題名:蘭の事で
時刻:16:00
__________________________________

あのね……蘭の転校した理由って、

【いじめ】らしいよ。



ドクン……

いじめ……

それって、荻野の話が本当だったって事……?

そんなまさか……

メールの続きを見たいが為、携帯の画面を見詰めた。






何かね、美沙に聞いたら……、

昔…地味らしくてそれが気にくわなかった……

荻野って女の子がいじめをしようって言い出したんだって。

そのターゲットが蘭だった訳。

それで、親の財布を盗んだり…
万引きとか命令されたらしいよ。

それからズタズタになった蘭は、耐えきれなかったんだろうね、

不登校になったらしいの。

それから親が転校させたのよ。

蘭にそんな事があったなんて……
一言話せば良かったのに。


葛……。

荻野って女の子、葛のクラスに居る子でしょう?

くれぐれも、いじめられないように。
それと……、

むやみに蘭の事喋らない方が良いよ。
何するか分からないって美沙も言ってたし。

あ、美沙何でこの情報知ってるかと言うと、

同じ小学校だったらしいよ。
二年にこの町来たもんね美沙。

じゃそういう事で。


* 綴 *
__________________________________

荻野がいじめてた……?

そうだったんだ。

よし…迂闊に喋らないようにしよう。


____でも時期に私は、

綴と蘭を裏切ってしまう。
裏切りたくなくても_____

荻野と言う存在が居たから____

26:くるみ:2013/04/24(水) 16:57 ID:5Bs

お邪魔します。
初めまして!くるみです♪
とても面白いですね!
また、読ませてもらいます♪
それじゃあ!

27:絢香:2013/04/24(水) 21:49 ID:KrA

くるみ様

ありがとうございます!!
面白いなんて嬉しいです。

いじめのシーンは、まだ先ですが…
そこを面白くなるよう頑張ります。

28:絢香:2013/04/25(木) 22:32 ID:KrA

「おはよぉ〜! 葛ちゃん」
「ちゃん付けヤメロ」

ピシャリと戸を閉めるかの様に冷たく扱う。

荻野は、少し怖い顔をした。
恨めば別に恨んでも意味無いけどね。

「呼び捨ては……『もっと駄目』

冷たく睨む荻野。
私も睨み返す。

掛かってきなよ。
それとも出来ないのか……?

「ねぇ、蘭の事なん……『誰それ』

言うもんか……
言ったら蘭が困るもん。

「ふーん…知ってる癖にぃ」


う……意外と鋭い。
敏感なのかも……。


「でさぁ…蘭って子の事知りたぃ……?」

知りたいって……
薄々は聞いてるし……何か怪しい。

「はぁ? 意味分かんないんだけど」


ガタッ……


「感じ悪〜い」
「シッ…! 聞こえるよぉ」
「聞こえる声で言ってるのよ」


クスクスと笑う声が響きわたる。
ウザイったら……!

そのまま私は、教室を出た。


浅倉さんが此方を窺っていたが、私は、無視して走り去った。

29:絢香:2013/04/26(金) 22:07 ID:KrA

フゥと深く溜息を付きながら、朝食を取る。

朝、浅倉さんに無理矢理起こされた。
だから時間も無く朝食抜きで来たと言う訳だ。

総菜パンをかじりながら屋上の真っ青な青空を見上げる。

最高____

学校の屋上だけがせめてもの救いだと私は、思っている。


「私も良いかな」


浅倉さんがポーチから手抜きの弁当を出した。

「昼はお腹空かないのよね あ、卵焼き食べる……?」

「友達ご_____『本気で友達になりたいの』


浅倉さんの瞳が私のビックリした顔を写す。

慌てた私は、無の表情に作り変えようとしたが上手くいかない。

「本当の顔____見せれば良いのに」
「別に……見せて何か得するの?」

卵焼きを無理矢理口に入れられ、浅倉はウインクをする。

「卵焼き、甘いでしょう?」
「アマッスッテッヤ (甘過ぎてヤバイ)」

アタフタしてる私に微笑む浅倉さん。


「名付けて砂糖の卵焼き」

クスッと思わず笑ってしまった。


「そのまんまじゃん……」


はっ……

気付くともう遅かった。
浅倉さんが驚いていた。


「初めて私に笑ってくれたね」
「別に……ネーミングがダサイって思って言っただけ………//」

気持ちが張れたのでどうすれば良いのやら……。


「そろそろ行こっか」

立ち上がり先に出ていく浅倉さん。
丁度、見計らったかの様にチャイムが鳴った。

30:絢香:2013/04/27(土) 07:49 ID:KrA

ガラン……!


「まーた、鷹乃か!!」

ヒッ……!

そうだった……!!

堀本先生は、数学の先生だ!!
うわ……また生徒指導室に行くの?

「全く、問題児二人組!特に浅倉……!!」

えっ……

浅倉さんが問題児…………?!
そんなはず……

「とにかく、二人共座れ」

私は、急かすように席に座った。
椅子に座るとモジモジしてしまった。

さっきの事が凄く気になるから。
よし、嫌だけど荻野に聞こうか……。


「荻野さん、浅倉さんって問題児なの?」

ニコォとぶりっ子の様に笑う。
薄気味悪い……。

「浅倉さんはぁ、元不良だったのよぉ」

ふ、不良……?!!

そんな面影1つも……、


「前さ、都会に転校して行った子…




____浅倉にいじめられてたのよ」


それって……、








____蘭の事__なの?


「そんな……! 蘭をいじめてたなんて」

はっ……!

しまった!
思わず荻野に言ってしまった!

「やっぱり、知ってるのね蘭の事」

急に語尾も何も付かなくなった荻野。
もしかして、これが本当の荻野か?

「今までぶりっ子の様にわざと言ってたけど調子狂うから止めとく」

なんだ、そうだったのか……。


「私_____『コラ!!そこ静かに!!!』


と先生に怒鳴られた。


「この話は後でね」
と荻野は、言うと授業に戻った。

31:綾:2013/04/27(土) 09:06 ID:q5E

林檎が 絢香にするなら私は

綾(あや)にするー

絢香が林檎にするなら
マスカットにするーw

32:絢香:2013/04/27(土) 09:22 ID:KrA

綾〜!久しぶり♪
元気だった?
あ、中学校とか塾で会ってるか(笑)

33:綾:2013/04/28(日) 01:33 ID:q5E

いつも会ってるよw

面白いよ 頑張ってね

34:絢香:2013/04/29(月) 09:44 ID:KrA

ありがとう^^


あ、お知らせです。

卒業____では無いんですけど、
しばらく来れません。

番数が100以下だと3DS出来ないんですよぅ。

PSでやれば?って言われるけど、
私、機械音痴なので無理です。

後、自分の小説を見てると文が子供っぽいなと思う所が多いです。

なので、森 絵都先生の小説を呼んで難しい言葉などを国語辞典で調べ、
意味を理解し、

難しい言葉を小説に使おうと思います。

今、それを実行中なので……

来れないかも知れません。
本気で小説家を目指しているので、これから、通りすがりの読者様……

ビシバシ私にアドバイスを……!


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