海恋/*

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1:若宮 鈴音:2013/04/16(火) 22:43 ID:ez-hK2


あの夏―…

大きな青い空の下、必死に私めがけて追いかけるあなたが誰より愛しかった。

あの頃はまだ中途半端な幼い恋だったけど、それでも今―…

また輝く青い空の下であなたの面影探してる。

2:若宮 鈴音:2013/04/16(火) 22:53 ID:ez-lSg


初めまして、若宮鈴音です(´∇`*)

初回は得意な恋愛系を書かせていただきます!

感想はいつでもお待ちしております―っ♪

では、人物紹介です。

。*.登場人物.*。

*長門 碧(ナガト アオイ)

*碓氷 司(ウスイ ツカサ)

*藤咲 弥琴(フジサキ ミコト)


今、思いつく名前がこの3つなのでとりあえずこの3人でいきます!
なので…また増えると思います。

3:秋:2013/04/16(火) 23:34 ID:4Xo

楽しみにしてますぜ!

4:若宮 鈴音:2013/04/16(火) 23:40 ID:ez-J/6

*秋様...

はわわ...(´艸`*)

ありがとうございますっ♪
頑張ります!!

良かったらまたいつでも読みに来てくださいね―っ♪

5:若宮 鈴音:2013/04/17(水) 00:16 ID:ez-0PI

「なつ!!」

「碧!!おはよう」

「おはよう」

開城学園(カイジョウガクエン)に通うごくごく普通の私、"長門碧"(ナガトアオイ)

10年前までは凄く海の綺麗なところにいた。
だけど―…

場所も周りの景色も何一つ覚えてない。

唯一、覚えているのは綺麗な海と綺麗な眼をした男のコの姿だけ。

6:若宮 鈴音:2013/04/17(水) 18:51 ID:ez-RbM

名前も顔も覚えていない。
その男のコの瞳は、あの海と同じ色だった。
もう一度…あなたに会いたい。
会ってこの気持ちを伝えたい。

"あなたのことが好きです"と―…

7:秋:2013/04/17(水) 20:55 ID:4Xo

恋愛キター!!
いいっすね〜♪
私、ガクコメか、ファンタジーしか書けないんですよ。
羨ましい限りで・・・
今、ノートの方で恋愛を頑張ってるのですが、
何故か中2病の主人公になってきて・・・(´∀`;)

8:若宮 鈴音:2013/04/17(水) 21:00 ID:ez-RbM

*秋様...

ありがとうございますッ♪
逆に秋様が羨ましいです...(TAT*)((おぉ、神よ...
まぁ、恋愛物が書けるのは妄想バカなので♪
こんなことあったらいいだろうな〜って思うことを小説にしてます。
中二病の主人公、いいじゃないですか(o≧∇≦)o♪

9:秋:2013/04/17(水) 21:06 ID:4Xo

いやいや。
自分的にはラブコメとかがよくて……
今まさに中2病の自分が書くからよけいですよ(´∀`)/

10:若宮 鈴音:2013/04/17(水) 21:40 ID:ez-J/6


「……い、碧!!」

「……!!な、なつ?」

気付けば私は学校の保健室にいた。

「も〜、ビックリしたよ。急に真っ青になって倒れたんだから……」

私……倒れたんだ……
あの男のコのことを想えば想うほど胸が苦しくなる。

早く、一秒でも早く私の前に現れて……私の王子様……

11:若宮 鈴音:2013/04/17(水) 21:43 ID:ez-xMo

*秋様...

返事遅くなってすみません(>□<;)

そうなんですか...(´艸`*)

頑張ってくださいねッ♪
応援してます―っ♪

12:哀エルシィ:2013/04/17(水) 22:35 ID:ctY

 すごく面白そうです!っていうか面白いです!
 恋愛いいですね^^
 頑張ってください!

13:若宮 鈴音:2013/04/17(水) 22:41 ID:ez-0PI

*哀エルシィ様...

ありがとうございます...(T∀T*)

頑張りますッ♪

14:若宮 鈴音:2013/04/18(木) 19:34 ID:ez-R4A


「なつ……ありがとう」

「……?うん!」

なつは、何のことかさっぱり分からないような顔をしていたけど、何の迷いもなくとびきりの笑顔で答えてくれた。

「何かあったら相談してね……?」

大親友の、なつ。
大好きな、なつ。

あなたの優しさ全てが大好き。

「うん!なつ、大好き!」

私は嬉しすぎてなつに抱きついた。

「わわっ、も〜碧ってば〜」

それを笑顔で受け止めてくれるなつ。

本当に大好きだよ……



……だけど、その"大好き"よりも遥かに超える"大好き"があった。
この"大好き"は初めてじゃない。
一度、経験したことがある。
胸の奥からドキドキとした気持ちが込み上がり、何だか近くにアイツがいるような気がした。

15:若宮 鈴音:2013/04/18(木) 19:48 ID:ez-lSg

新キャラが出てきてますね...

ということで、紹介します!



*櫻庭 なつみ(サクラバ ナツミ)

碧(アオイ)の大親友のなつちゃんです(´∇`*)

16:若宮 鈴音:2013/04/18(木) 21:41 ID:ez-LVE


「司……?」

全ての思い出が一瞬、頭によぎった。
海の色と同じ瞳のあの男のコの姿が。
そしてその男のコが今、目の前にいる。

そうに違いない。
きっとこの人が……

「司……」

綺麗な碧色の瞳、透き通った白銀の髪。

その瞳はあの夏、私を追いかける瞳と同じ目をしている。
風でなびいた白銀の髪が綺麗な瞳を隠す。

「……誰だ?」

……大好きな彼の一言が弓で放った矢のように胸に突き刺さる。

17:哀エルシィ:2013/04/18(木) 22:01 ID:ctY

 うおぉ・・・気になる展開(ΦωΦ)
 なっちゃん好きです^^
 私もこんな友達欲しいなぁ

18:若宮 鈴音:2013/04/18(木) 22:04 ID:ez-xMo

*哀エルシィ様...

せっかくやから、いつも通りに話すな―っ♪
いつもありがd^ ^

なつは、お利口さんだからねぇ...(´∇`*)
ちなみに、碧は天然ちゃんww(笑)

鈴って呼んでね―♪

19:若宮 鈴音:2013/04/18(木) 22:36 ID:ez-Y/A


「覚えてないの……?」

体温が急に上がり、ドキドキが止まらない。
「だから、誰だっつってんだよ。お前に用なんかない」

この10年間、必死になって捜し続けたのにあっけなく私の初恋が幕を閉じようとしていた。

20:若宮 鈴音:2013/04/19(金) 23:10 ID:ez-Y/A


「そんな……」

そのまま彼は去って行ってしまった。
間違いないはずなのに……どうして……?

「碧?どうした?」

「ううん、何でもないよ。行こっか」

私たちは何事もなかったようにその場を離れた。

21:秋:2013/04/20(土) 15:20 ID:4Xo

お。進展が!!

22:若宮 鈴音:2013/04/20(土) 16:13 ID:ez-dcU


今から"side"を使って書きます♪

23:若宮 鈴音:2013/04/20(土) 16:22 ID:ez-0PI


*なつみside...


「なつっ……」

「ん……?どうしたの!?碧!!」

碧の顔を覗き込むと碧は泣いていた。

「私っ……どうしたらいいのか分からないっ……」

最初、碧が何を言っているのか分からなかった。

「どういうこと?」

私は焦りながらも碧に事情を聞くことにした。

24:若宮 鈴音:2013/04/20(土) 16:44 ID:ez-0PI


*碧side...


「なるほど……つまり、碧が好きな彼は碧のことを覚えていない。ってことね?」

「うん……」

あの時、本当にショックだった。
優しかった司くんがあんなに冷たくなっていたなんて……

「ん〜……まぁ、そんなに心配しないほうがいいよ!!」

「え……?」

「10年ぶりなんでしょ?人ってもんは10年も経てば忘れちゃうものよ。焦らず、ゆっくり立ち向かっていこ?」
なつが手を差し出してくれた。

「……うんっ!!」

私はそれに応えるように差し出された手を握った。

「雨……」

「じゃあ、帰ろっか」

雨が降ってき、夕方になっていたので私たちは帰ることにした。

25:秋:2013/04/20(土) 22:28 ID:4Xo

目線変えるのも手かぁ・・・
フムフム((メモメモww

26:若宮 鈴音:2013/04/20(土) 22:45 ID:ez-lSg


*秋様...

もしかして、私見本にしてますか!?

私、下手くそだから見本にしないほうがいいですよ〜!!(;´・ω人)

27:若宮 鈴音:2013/04/20(土) 23:25 ID:ez-dcU


「はぁ……やっぱり辛いなぁ……」

なつの思いをまだ受け取られずにいた。

「ううん、くよくよしちゃダメだ。これからを広げていくんだ」

言われた言葉は悲しかったけど、きっと何か裏にあるはず。

疲れが出たのか、私は闇に引き込まれるように爆睡した。

28:秋:2013/04/20(土) 23:41 ID:4Xo

盗めるとこは盗ま((殴
良いとこは御手本にしなければ!(´・ω・)

29:若宮 鈴音:2013/04/20(土) 23:43 ID:ez-GI2

*秋様...

あはは(^∀^*)
盗んじゃうの?

いいとこなんてないー(´Д`;)
あ、鈴って呼んでね♪

30:秋:2013/04/21(日) 00:04 ID:4Xo

ラジャ!
秋って呼んでね♪
あはは盗んじゃうかも?

31:若宮 鈴音:2013/04/21(日) 00:06 ID:ez-xMo

*秋...

おけ♪
盗作はダメだよ〜♪(´∀`*)キンシキンシ
フリトに雑談スレ作るからそっちで話そッ♪

32:若宮 鈴音:2013/04/21(日) 00:31 ID:ez-hK2


*碧side*

そして今日も、いつものようになつと一緒に学校へ行った。

「碧、おはよう」

いつも元気な、なつ。
本当に……眩しいくらい。

「おはよう」

「うん、眼に力戻ったね」

え……ずっと私のこと見てくれてたの……?
「なつ……」

「何でって顔してるでしょ。当たり前よ、何年友達歴やってると思ってんのよ」

私の知らないところで、私のことずっと見てくれてたんだ……

やっぱりあなたは私の親友だよ……?

「なつ……うん!!」

この時は何の音沙汰もしなかったけど、今から襲う私への恐怖はこの後会うのだった。

33:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/21(日) 15:59 ID:ez-xMo


*碧side*

「えー転入生を紹介する。入れ」

先生の言葉で教室のドアが開く。

ガラッ

入って来たのは―…

「碓氷司。よろしく」
司くんだった。

どうして司くんが……?

「えー……丁度、長門の隣が空いてるな。そこ座れ」

「はい」

先生の指示に従って司くんがどんどんこちらに向かってくる。

「どちらさんかと思えば弱虫さんじゃねぇか……あの時はビックリしたぜ……」

冷たい言葉でどんどんと私を闇に引きずり込む。

その言葉一つ一つが恐怖で聞き取ることが出来なかった。

いや……聞き取りたくなかった。

34:あいたん:2013/04/21(日) 16:25 ID:Xew

来ました!!
早く続きが見たいです♪

35:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/21(日) 16:27 ID:ez-ZBY


*あいたん様..


ありがとうございますッ♪
書きますねー(´∀`*)

36:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/21(日) 18:45 ID:ez-xMo


*司side*

「な、何でここにいるのよ……」

ビクビクしながら言うコイツはすげぇ面白い。

「別になんでもいいだろ……?親の都合だよ」

「私……ずっとずっと探してたんだよ……?」

俺のほうには一時も顔を向けず、前を向いたまま話す。
涙目になりながら。

「だからさぁ……俺、あんたのこと知らねぇから探してもらっても意味ねぇんだよ」

まとわりつかれるのがうっとうしいからわざと言葉で俺に近づかせないようにする。

「違う……」

「あぁ……?」

「あなたは司くんじゃない……!!」


そう。俺はあの時の碓氷司じゃないんだ。

37:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/21(日) 21:45 ID:ez-0PI


*司side*


「ふん、そんなこと知らねぇよ」

「私は……私は……絶対にあなたを信じない……!!」

信じなくて結構。
俺にはもう、そんな感情なんてないんだ。

「勝手にしろ……」

そう言い残し、俺は教室を後にした。

38:麗たん:2013/04/22(月) 01:05 ID:XP.

来ちゃいましたっ

すごーい。
面白いです。
とても参考になります。

これからも見ますね♪

39:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/22(月) 08:52 ID:ez-J/6


*麗たん様..


ありがとうございますッ♪

参考にはなりませんよ―っ(>□<;)

ほ、ホントですか(゜□゜;)!?
嬉しい限りです...(泣)

40:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/22(月) 09:09 ID:ez-GI2


*司side*

「マジでムカつく、あの女……」

俺が屋上までの階段をスタスタと歩いている時だった。

「司様!!」

見知らぬ女の声がした。

「ん……?」

振り向くと赤いリボンで結われた長い桜色の髪に透き通った緑色の瞳した女が立っていた。

「お前は―…」

見覚えのある奴だった。

「はい。司様の幼馴染みかつ、時期婚約者の"藤咲弥琴"(フジサキミコト)です……」

"藤咲弥琴"……聞いたことのあるような、ないような名前。

しかも時期婚約者って……

何なんだ、この女……?

41:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/22(月) 09:20 ID:ez-RbM


すいません、訂正です(汗)

>>40に"見覚えのある奴だった。"と書いてありますが、正しくは"見覚えのない奴だった。"です。

本当にすみません(o_ _)o

42:麗たん:2013/04/22(月) 10:09 ID:XP.

私のことは麗でも麗たんでも呼んでくださいっ♪

やっぱ鈴の小説は読みごたえがありますっ♪

鈴みたいには書けないけど、私も頑張ります。

43:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/22(月) 10:14 ID:ez-R4A

*麗..

↑の通り、麗って呼ぶね♪

読み応えがあるって...めっちゃ嬉しいです(´∇`*)
そんなことないよ!?

麗のはまた私と違う面白さがあるからめっちゃ面白いよ♪

次からはフリートークの"小説『海恋/*』雑談スレに来てね♪

44:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/22(月) 19:56 ID:ez-ZBY


*碧side*

時期婚約者……?

何それ……

私は物陰に隠れて司くんと藤咲弥琴さんの話を聞いていた。

「とにかく……今はちゃんと話を聞かないとっ……」

今は二人の話に夢中することにした。

「何でテメェが勝手に決めてんだよ……」

少しイラつき気味の司くん。
そりゃそうだよね……
いきなり婚約者って言われて、良く分からないもんね……

「勝手?そんなことありませんのよ」

「どういうことだ……?」

確かにどういうこと……?

「あなたのお父様が私と司様の将来のために決めてくださったことよ」

薄笑いを浮かべる藤咲弥琴さん。
何か……企んでる……?

「俺の親父が……っ?」

急に顔色が悪くなる司くん。

「司くん……?」

私は少しこの二人を偵察することにした。

45:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/23(火) 20:10 ID:ez-xMo


*弥琴side*


「あら、顔色が悪いですわよ?」

相手の顔色を伺い、仕掛けていく言葉の一つ一つ……
早く、苦しめ。

「お前……一体誰なんだっ……」

「司様の時期婚約者です」

にっこりと笑って愛想良くする。

それにしても……さっきから物陰に隠れて私たちの方を見ている小娘。
早く消えてくれないかしら。

46:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/24(水) 20:46 ID:ez-dcU


*碧side*


あれ……?今、弥琴さんがこっちを見たような……

「ヒヨコさん?いらっしゃるんでしょう?出ていらしては?」

ば、バレてる……!!

「長門……?」

もうダメだ、と思い私は物陰からこっそり現れた。

「つ、司くん……」

「長門……!?」

すると、弥琴さんはクスクス笑い出した。

「あなたも司様のことがお好きなんでしょう……?長門碧さん」

私の名前を……知っている……!?

「どうして私の名前を……?」

「当たり前ですわ。だって……ライバルですもの」

ライバル……好騎手。
恋の好騎手(ライバル)なんだ。

「……け……」

「え……?」

「出てけっつってんだよ」

冷たい瞳で私を睨む司くん。
凄く……恐い。

「あら……司様はやはり、私を選んでくださるのですね」

弥琴さんは嬉しそうな笑顔で笑って……

司くん、あなたは私を必要としないの……?

47:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/25(木) 20:27 ID:ez-0PI


*司side*


「ちっ……くっつくんじゃねぇよ……」

「やだ、司様。照れないでくださいます?」

クスクスと笑い出す藤咲。
桜の良い香りがする髪。
俺はその香りに誘われる(イザナワレル)ように藤咲を腕の中に包み込んだ。

「司くん……!?」

「司……様……?」

仕方ないことなんだ。
しばらくこうしてないと……アイツはきっと……

「俺はお前が好きだ」

俺のことを嫌ってくれないだろう。

48:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/25(木) 22:44 ID:ez-RbM


*碧side*


司くんは……弥琴さんが好き……?

「ほ、本当ですの……?」

弥琴さんも微妙に……いや、凄く驚いてる。

「あぁ、本当だ……」

司くんが笑顔を見せた。
普段、見せない司くんが……
あれは……本気なんだ。

「……私も好きです……」

入り込むことの出来ない空気。

私は……どうすればいいの……?

49:流楼:2013/04/25(木) 23:00 ID:dcU


初めまして!

流楼(るろう)です!
若宮さんの小説、すっごく面白いです!!
司くん、カッコイイ…♪((殴.

今、お気に入りの小説です。
続き楽しみにしてます!!
頑張ってください!!

50:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/25(木) 23:09 ID:ez-hK2


*流楼様..


ま、ままままマジですか(゜□゜;)!?

こんな駄作を面白いと言っていただけて...嬉しい限りです...(´∀`*)

司の他にもキャラクターが出てくるのでよろしくお願いします♪

51:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/27(土) 19:29 ID:ez-hK2


*弥琴side*


司様が私のことを好きだなんて……
夢みたい。

「ずっと、ずっと好きでした……」

私は司様を力強く抱きしめ……キスを交わした―…

「……藤咲……」

本当に嬉しい。
だって……司様はきっと、長門さんのことが好きだって分かってたから。

52:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/27(土) 20:29 ID:ez-ZBY


*碧side*


「……ということだから、さっさと退散してくれます?」

悪魔の様な笑顔で私を見る弥琴さん。

「…………」

言葉が出てこない。
悲しすぎて……悲しすぎて涙が一粒一粒、こぼれていく。

「あら……泣かせてしまってごめんなさいね」

と言いつつも、心の中ではきっと笑ってる。

「藤咲……いや、弥琴、行こう」

司くんが……名前で……

「名前で呼んでくださるなんて感激です……」

……司くんが弥琴さんのこと、好きな気持ちが分かる気がする。

弥琴さん……笑った顔、綺麗だもん……

それに比べて私はまだ幼子の様な笑顔……

司くんは満足しないよね。

「…………っ」

考えれば考えるほど怖くなって、私はその場から逃げ出した。

53:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/27(土) 20:45 ID:ez-xMo


.*。新登場人物。*.


*五十嵐 翔(イガラシ カケル)

備考を紹介したいところですが……この後の展開を楽しんでいただくために、書かないでおきます(´∀`*)

すいません...(>人<;)

54:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/27(土) 22:49 ID:ez-RbM


*碧side*


バカバカバカ!!
私のバカ!!

「何で司くんのこと信じれなかったんだろう……」

私は涙を流しながらも走り続けた。


ドンッ


すると、前にいた人にぶつかってしまった。

「痛た……」

「すまない……大丈夫か?」

今の司くんとは違って正統な人。

真っ直ぐな瞳で私を見て、大きな手を差し伸ばす……
これって……あの頃と同じ様な……
あの頃は、今と同じ様な状況で……恋をしたんだ。

もしかして……これって……


新たな恋の始まり……?

55:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/28(日) 15:22 ID:ez-xMo


*碧side*

「俺は"五十嵐翔"(イガラシカケル)サッカー部だ。よろしくな」

サッカー部……!!
司くん……そして私と同じ……

「私は長門碧……さ、サッカー部です……」

優しそうな人だからサッカー部だと暴露した。
大丈夫……だよね?

「女がサッカー部だと……!?」

ヤバい……!!
まずい……!!

その時、私の頭に天使の羽が舞い降りた。

「あははっ、女子生徒がサッカー部……面白ぇじゃん」

温かい大きな手……
胸のドキドキが止まらない。

56:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/04/28(日) 16:00 ID:ez-hK2


訂正です!!

>>55に"サッカー部"というキーワードが出てますが、他小説で書いてる設定と間違えました!!
すいません(>人<;)
正しくは男子陸上部です...

57:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/04(土) 14:54 ID:ez-ZBY


「今日からよろしくな」

「うんっ」

その優しい瞳でキラキラと太陽の様な笑顔で私を見る五十嵐くん。
私、自惚れちゃってもいいのかな……?














「五十嵐翔か……」

その時、陰で私たちを見守る冷たい氷の様な目をした人物がいた。

「じゃあな、長門」

「五十嵐くんも」

私たちは
廊下で別れ、家に帰った。

58:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/04(土) 18:21 ID:ez-LVE


「五十嵐くん……か」

一人でウキウキしながらベッドに横たわっていると

「姉ちゃん、顔ヤバいよ」

「水輝!?」

私の弟、"長門水輝"(ナガトミズキ)
女のコみたいで可愛いけど、凄い腹黒。

「ノックしなさいよ!!」

「したけど、姉ちゃん気付かなかったし」

恥ずかしくて顔が徐々に真っ赤になっていくのが分かる。
私……そんなに五十嵐くんのこと……

「姉ちゃん?」

「ううん、何でもないよっ」

「変な姉ちゃん……」


……パタン

59:秋:2013/05/05(日) 14:15 ID:4Xo

弟!!!
なんかいい!弟君。

60:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/05(日) 14:24 ID:ez-ZBY

*秋..

ありがと〜♪
実は作者自身も水輝を気に入っております...(-ω-*)カワィィ..

61:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/06(月) 01:01 ID:ez-GI2


自分がこんなにも五十嵐くんのことを意識してるなんて……

「自惚れちゃダメかなぁ……」


















胸のドキドキが止まらず、そのまま深い眠りに堕ちた。

62:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/06(月) 16:24 ID:ez-R4A

*なつside*

「おはよう、碧」

「おはよう」

朝が来た。
空は司くんの瞳のような綺麗な青色。
周りを照らす太陽は今日も元気な私を照らしてくれていた。

「碧、何か良いことあった?」

「へ?」

なつの言う通り、良いことが有りまくった。
真っ直ぐな心の持ち主の五十嵐くん。
このドキドキはきっと恋なんだ。

「あったんだね」

「うん……」

自惚れていた私に、なつが胸に矢が突き刺さるような発言をした。

63:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/06(月) 16:25 ID:ez-R4A

訂正です!!

>>62、なつsideではなく碧sideです(汗)

64:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/11(土) 22:29 ID:ez-dcU

*司side*

「碓氷くんは……?」











「……くしゅんっ、肌寒いな……」

季節は秋。
秋と言えば……










「もう……いいの」












……アイツの誕生日だっけ……

65:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/11(土) 23:46 ID:ez-GI2

*碧side*

「そ……なんだ」

「うん……」

私の初恋も終わり……
もう幕を閉じようとしているんだ。

「心配しなくて良かったんだ……」

「え?」

なつが何か言ったように聞こえた。

「ううん、何でもないよ……」

なつは私に優しく微笑み掛けたけど……

























ニヤッと悪の笑みを浮かべた様にも見えたのは気のせいだろうか。

66:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/12(日) 00:52 ID:ez-Y/A


「お、長門!!」

と、そこに現れたのは五十嵐くんだった。

「五十嵐くん!!」

「何、碧。知り合い?」

その言葉にドキッとした。
良くて言えば友達……
悪く言うなら知り合い……
この気持ち……何なんだろう。

「う、うん」

「そうなんだ〜」

なつがクスクスと笑った。

「な、なつ?」

「ゴメン、五十嵐くんに乗り換えたのかなぁ、って思って」

ま、間違ってないけど間違ってる……
でも、良く分からない。
友達として好きなのか、それとも……
















男の子として好きなのか。
凄く曖昧だった。

67:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/12(日) 16:15 ID:ez-Y/A


「どうしたの?」

五十嵐くんに問いかけた。
すると、五十嵐くんは深刻な顔をしてこう言った。

「実は……」















「女子陸上部が廃部!?」

信じられないことだった。

「何で……?」

「どうやら、あのお嬢さんの仕業らしい」

"あのお嬢さん"……
思い当たるのは……



弥琴さんだけだった。

68:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/19(日) 14:19 ID:ez-lSg

久々に更新しようかな、と思います^ ^*

69:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/27(月) 21:51 ID:ez-xMo

*翔side*

「そんなの……そんなの嫌だよ……」

長門はボロボロと涙を流し始めた。

「……大丈夫だ、長門」

俺は泣いている長門を慰めるように優しく包み込んだ。

「五十嵐……くん?」

「長門と女陸部(ジョリクブ)は俺が護る」

出会ったばかりの長門に衝撃発言。

70:乃愛:2013/05/28(火) 07:07 ID:RNw

おっおっ、五十嵐君ヤバッ(><)

71:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/28(火) 20:18 ID:ez-hK2

*乃愛sama..

ありがとうございますッ♪
あの...のんのんとお呼びしてもいいでしょうか...(>□<;)?

72:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/30(木) 21:25 ID:ez-ZBY

急ですが、キャラ名を募集したいと思います!
名前・読みをお書きください★

※募集キャラの性別は男のみです。

73:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/31(金) 07:39 ID:ez-lSg

*碧side*

……ドクン、ドクンと胸が高鳴る。

「あ、あの……い、痛い……」

「わ、悪ぃ!!」

そう言うと、五十嵐くんはパッと私から離れた。

……ドキドキが止まらない。
何だろ、この気持ち……

74:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/31(金) 07:47 ID:ez-Y/A

*翔side*

うッ……やべぇ、キュンキュンする……
俺、真っ赤になってないかな……

ドキドキしながらも長門の顔をチラッと見た。

「ほ、本当に悪かった……」

長門は至って気にしておらず、硬直していた。

は、早くこの場から抜け出したい……!!

と、思った矢先だった。

「二人でイチャイチャごっこか?」

不適な笑みを浮かべながらこちらを見る碓氷先輩が現れた。

75:風愛 ◆8J.w:2013/05/31(金) 13:55 ID:R4A

五十嵐くん、カッコイイですねっ///!
若宮鈴音様の小説、好きなので来ちゃいました><
キャラ募の名前です!


・藤城 拓海(Hujishiro Takumi)

76:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/31(金) 14:03 ID:ez-lSg

*風愛sama..

えっと..FAIRLY TAILの二次創作に来られてた方ですよね?
小説、気に入っていただけて恐縮です..(´艸`*)
皆様、翔ファンなんですね..司も実は(?)優しいので好きになってやってくださいね★
キャラ募集の名前、ありがとうございますッ♪

77:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/31(金) 14:42 ID:ez-0PI

*司side*

「司くん……!!」

「何だ?」

声の主は碧……長門。

「弥琴さ……」

「そうそう。お前が入部"していた"女子陸上部を廃部した」

「だから、弥琴さんが……!!」

長門が何か言いかけたとき、俺は五十嵐の前に出て至近距離でこう言った。

「"俺が"な」

「へ……?」

戸惑う顔で俺を見る二人。
当たり前だろう。
この"俺"が廃部にしたのだから。

78:風愛 ◆8J.w:2013/05/31(金) 14:58 ID:xMo

やっぱりお上手ですねっ!!
弥琴さん、(`皿´;)!!
碧ちゃんが可哀想!!
でも…そのおかげで碧ちゃんと五十嵐くんのLoveが見れる…///

79:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/31(金) 15:39 ID:ez-J/6

*風愛sama..

そんなそんな..
ありがとうございます^ ^
確かにそうですね..!!
弥琴みたいな一途で意地悪なお嬢様キャラを書いてみたかったのであんな形になってしまいました(´∀`;)

80:みみち:2013/05/31(金) 16:00 ID:VtU

すっごい面白いです!
これからもがんばってくださいね^ ^

81:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/31(金) 16:03 ID:ez-RbM

*みみちsama..

滅相もない...!!
ありがとうございます^ ^
頑張りますね★
一つ質問してもいいでしょうか?

82:星鎖 ◆tZg6:2013/05/31(金) 16:21 ID:1Ss

どうもー……!!
鈴音さんの小説はやっぱり凄いですね!!
面白くて、尊敬しますっ!!
実は司君を好きだったり……
これからも頑張ってください!!あ、あと、募集の名前、書いておきます♪
ネーミングセンスありませんが、役に立てたら嬉しいです♪

柘植 抄哉 (ツゲ ショウヤ)
柳怕 凌樹 (リュウハ リョウキ)
結城 楓雅 (ユウキ フウガ)
凉塚 和馬 (スズツカ カズマ)

83:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/31(金) 16:45 ID:ez-0PI

*星鎖sama..

は、初めましてですかな(゜∀゜;)?
一度お会いしていたら申し訳ないです...(>人<;)!!
最近、老化が激しいもので...(´∀`;)((←中2だろww
ぜぜぜぜ、全然!!
私よりお上手な方は葉っぱにゴロゴロいますよ...
でも、嬉しいお言葉ありがとうございますッ♪
私なんて尊敬の"そ"の字もないですよ〜... 隠れ司ファン第一号様かな..?
キャラ募集の名前、ありがとうございます!!
私的には楓雅くんですね...♪

84:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/31(金) 16:55 ID:ez-xMo

*碧side*

「どういうこと……?」

司くんはそんなことしない。
司くんは優しい人。
司くんを……信じたい。

「碓氷先輩」

「あ?」

「ちょっといいですか?」

「…………あぁ」

司くんは深く考え込んだあとフッ、と笑い、五十嵐くんと一緒にどこかへ行ってしまった。

85:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/31(金) 17:12 ID:ez-J/6

*翔side*

「……ここなら大丈夫か」

俺は碓氷先輩を連れ、長門に聞こえない場所―木陰に来た。

「……お姫様を護る、陸上界の王子様……とでも言っておこうか?」

「アンタ……」

碓氷先輩は最初から分かっていたんだ。
長門のことが……長門のことが好きだから、長門に知られないように二人だけで話したいことを。

86:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/31(金) 18:13 ID:ez-J/6

*司side*

「……で、用件はなんだ?」

「女陸部廃部の件です」

予想通り。
……最初から分かっていた。
コイツは長門に惚れている。

「だから、俺が廃部にしたって言っているだろう」

何度聞いても無駄だ。
俺はずっとそう答え続ける。
アイツのためならば―……

87:汐:2013/05/31(金) 22:59 ID:kb.

おぉっ!恋愛系ですか!
私は恋愛系ネタが無くなっていつも100行かなくて……w

さすがですね!本当に!

尊敬尊敬します!
では私はこの作品様がもっともっと人気になるように努力いたします!

よろしくお願いします!

88:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/31(金) 23:04 ID:ez-xMo

*汐sama..

ありがとうございます^ ^
私には尊敬の"そ"の字もないですよ...(>□<;)
汐様の小説も読みたいのですが...いいでしょうか?

89:乃愛:2013/05/31(金) 23:13 ID:RNw

名前はー……

城島 匡希(じょうしま まさき)
南 麻由良(みなみ まゆら)

はい、ネーミングセンスなくてすみませーん(笑)

90:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/31(金) 23:41 ID:ez-dcU

*翔side*

「本当ですか?」

……違う。
何かが違う。
碓氷先輩は……何かを隠している。

「司様を疑うんですの?」

俺が疑っている人物、藤咲弥琴が現れた。

「弥琴……」

「弥琴さん、本当は……あなたがやったんですよね?」

聞いた途端、クスッと笑い、弥琴さんが俺の方へ近づいて来た。

「……いいえ。全て司様がされたことですわ」

どうして……碓氷先輩が……?

91:若葉:2013/05/31(金) 23:45 ID:V6o

異世界物語という謎のスレ主若葉来ました〜

面白いです!弥琴黒いですね……

92:若葉:2013/05/31(金) 23:47 ID:V6o

頑張ってください!
あと名前↓
宮 十夜(みや とおや)
杉 誠(すぎ まこと)

ネームセンス皆無デス……

93:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/01(土) 00:00 ID:ez-hK2

*のんのん..

ネーミングセンスがないということはない!!

*若葉sama..

ありがとうございます^ ^
弥琴は意地悪なお嬢様でして...(-ω-;)
キャラ募集の名前、ありがとうございます!!
新選組好きの私には"誠"がだいぶ気に入りました!

*ALLsama..

キャラ募集の名前はフリトにて、投票を行います。
現在、出ている名前は

*風愛sama考案*
・藤城 拓海(フジシロ タクミ)

*星鎖sama考案*
・柘植 抄哉(ツゲ ショウヤ)
・柳怕 凌樹(リュウハ リョウキ)
・結城 楓雅(ユウキ フウガ)
・凉塚 和馬(スズツカ カズマ)

*乃愛sama考案*
・城島 匡希(ジョウシマ マサキ)
・南 麻由良(ミナミ マユラ)

*若葉sama考案*
・宮 十夜(ミヤ トオヤ)
・杉 誠(スギ マコト)

94:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/01(土) 14:44 ID:ez-Y/A

*弥琴side*

「それは司様が……」

「アイツのことが嫌いだからだよ」

「え……?」

司様……
いつもとは違った暗い冷めた目で微笑む。
あなたの本当の気持ちが聞きたい……

「嫌いって……アンタ達、幼馴染みなんだろ?」

長門さんと司様が幼馴染み……!?
……初めて聞きましたわ。

「そんな古臭い感情、とっくに捨てた」

……そうですわ。
その調子ですわ、司様。
あなたは私の操り人形……彼……
なのに、どうしてこんなにも胸が痛むのでしょう。

「っ……ふざけんな!!」

五十嵐くんが司様の胸ぐらを掴み、大きな木に押し付ける。

「ふざけてなどいない」

「だったら……何で……!!」

……冷たい空気。
重たい空気。
なぜか私だけを押し潰そうとしている濁った風。
直感した。

私は……


ここにいてはいけない。

95:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 13:28 ID:ez-lSg

*碧side*

「何の話してるのかな……」

……と思った時だった。

「弥琴さん……?」

ピンク色の袴を来た弥琴さんが一生懸命走りながらこっちへ向かって来た。
――いや、ただ単に走っているだけ。

「弥琴さーん!!」

私の声に気付いた弥琴さんはチラッ、と私の方を見た。

「長門さん!!」

「どうしたんですか……?」

弥琴さんは、はぁはぁと息を切らしながら私の腕を掴んだ。

「話があるの―……」

96:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 14:11 ID:ez-J/6

――――――
――――
――



「危ない……?」

「えぇ……」

何が何だか分からなかった。
私には理解が出来ない。

「どういうことですか……?」

「あの二人は……危険よ」

「今すぐ……行ってあげなさい」

弥琴さん……?
弥琴さんの表情(カオ)が切なそうに見えた。

97:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 14:22 ID:ez-xMo

草木が生い茂った森の中。
弥琴さんに場所を教えてもらった私は懸命に走る。

「弥琴さん……ちょっと可哀想だったな……」

あの切なそうな表情(カオ)には、何か事情があるはず。
それを司くんと五十嵐くんに聞くんだ。

「司くん!!」

――見つけた。

本当の……私の……

「長門……!!」

「い、がらしくん……?」

素敵な素敵な王子様。

98:乃愛 ◆fVBU:2013/06/02(日) 14:25 ID:rwY

ドキドキ

99:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 14:31 ID:ez-ZBY

*司side*

「きゅ、急に抱きついてきてどうしたの……?」

「心配だった……!!」

「ごめんね……」

憎い、憎い、憎い。
あの女と五十嵐が一緒にいると捻り潰したくなる。
俺を本気にさせた―……
魔性の女。

「帰る」

「待って、司くん……!!」

帰ろうとした俺を長門は引き止める。

「弥琴さんの様子が……」

「弥琴がどうしたんだ!?」

……わざと、わざと弥琴を心配しているように演技する。

100:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 14:41 ID:ez-0PI

―途中経過―

*読者の皆様へ*

葉っぱに来てから初☆100レス!!
ここまで続いたのも読者の皆様のおかげです。
ありがとうございます^ ^
恋愛小説というものの、だいぶグダグダになってきてますが、海恋はまだまだ続きます。
他サイトではpart2ぐらいまで続いたのでそれぐらいいこうかな、と...
これからも海恋、そして駄作者の若宮鈴音をよろしくお願いします♪


-若宮鈴音-

101:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 14:42 ID:S1g

     +。*祝☆100*。+

おめでとう!
ファンからの言葉です(笑)

102:乃愛 ◆fVBU:2013/06/02(日) 14:44 ID:rwY

100おめでと〜♪♪
これからもスーパーな小説期待してるね!

103:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 14:44 ID:ez-ZBY

*ふにゃ..

ファンだとッ(゜□゜;)!?
人生最大に嬉しい...♪
ありがとうッ♪

104:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 14:46 ID:S1g

>鈴

ファンだよ!?Σ( ° д ° )
鈴が書いた小説は、欠かさず見てるよ!
おもしろいもーん♪←

105:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 14:48 ID:ez-RbM

*碧side*

「向こうに行ったから、行ってあげて……」

やっぱり……
やっぱりね……

「あぁ」

司くんは……
もう私のことなんてどうでも良かったんだ。
私の恋も、もう……












終わりなんだ。

106:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 14:51 ID:ez-LVE

*のんのん..

ありがと―っ♪
期待せんといて〜ッ
(>д<;)

*ふにゃ..

いや、嬉しすぎます...゜(。´Д`)゜
ふにゃこそ面白い!!

107:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 14:51 ID:S1g

ポジティブになれーぃ!
碧ーっ!(笑)

108:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 14:52 ID:S1g

>鈴

それはないよ〜…!
私の作品は、ギリギリ出させてもらってる的なものだしww

109:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 14:55 ID:ez-lSg

*ふにゃ..

読者様サービス☆

「うん……ありがと、ふにゃちゃん((ニコッ」
by碧

「初めまして、五十嵐翔です。よろしくな?((首を傾げ」
by翔

「よろしくしてほしいのか?しょうがない、俺が相手になってやる……」
by司

110:乃愛 ◆fVBU:2013/06/02(日) 14:56 ID:rwY

諦めんなあああああああああto碧

111:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 14:56 ID:S1g

>鈴

ふにゃああああa((
なんて嬉しいことをしてくださるw

写真を取っちゃったじゃねーか←

112:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 15:03 ID:ez-R4A

*翔side*

「長門……?」

気の強い長門。
男のコのような長門。
今は……女のコの表情(カオ)。
凄く、切なそうな……恋をした女のコの表情(カオ)。

「司くん……」

もう止められない。
誰にも止められないこの気持ち。
止める術が見つからない。

「っ……!!」

俺は優しく長門を抱きしめた。

113:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 15:14 ID:ez-hK2

*のんのん..

「うん……ありがと、のんのんちゃんっ((ギュ」
by碧

「君も初めまして……かな?俺は五十嵐翔。よろしくな((ニコッ」
by翔

「碧……いや、長門の友達か?よろしくな」
by司

114:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 15:16 ID:ez-J/6

*ふにゃ..

いえいえ♪
キャス時代はいつもこうやってたから♪

ま、マジかッ(゜□゜;)!?

115:乃愛 ◆fVBU:2013/06/02(日) 15:17 ID:CVQ

碧ちゃん可愛い…お姉ちゃんに欲しいな…

116:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 15:23 ID:ez-R4A

*のんのん..

そう来たかっ!!

「じゃ、じゃあ私はのんのんちゃんが妹になってほしいな……((照」
by碧

117:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 15:50 ID:S1g

私は、翔を彼氏に欲しいな…((黙黙

118:乃愛 ◆fVBU:2013/06/02(日) 15:55 ID:rwY

じゃあ水輝ちゃんを妹に…

119:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 15:58 ID:ez-0PI

*ふにゃ..

「お、俺を彼氏にかっ///!?」
by翔

*のんのん..

良く水輝の存在、覚えてたね!
自分でも忘れてたのに...

「僕は男なんだけどなー」
by水輝

120:(*° 艸 °*) ◆JKKE:2013/06/02(日) 16:03 ID:S1g

「翔くんじゃないと…嫌だ……」
             byふにゃ

自分で書いてて、ワロタww

121:乃愛 ◆fVBU:2013/06/02(日) 16:03 ID:rwY

じゃあ、弟になって!
てか、男の子っぽい妹最高じゃん…

122:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 16:04 ID:S1g

ところで…
絵文字が変わったことに、お気づきだろうか?

興奮すると、変わります(笑)

123:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 16:21 ID:ez-J/6

*碧side*

「五十嵐くん……?」

こ、これって……
女子がされたら恥ずかしいけど一度やられてみたい抱きしめかたNo1のあすなろ抱き……!?
ど、ドキドキが止まらない……

「好きだ……」

身動きが取れない。
突然の告白に頭が破裂しそうな私。

それでも私は……

「うん……」

誘われる(イザナワレル)ように五十嵐くんの腕を手でギュッと掴んだ。

124:& ◆VRy.:2013/06/02(日) 16:24 ID:rwY

あすなろ抱きって何?

125:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 16:24 ID:ez-lSg

*ふにゃ..

「その……だな……ま、待っててくれるか///?」
by翔

↑手の甲で恥ずかしそうに口を隠す翔^ ^

*のんのん..

「だーかーらー、"俺"は男だって言ってんだろー」
by水輝

↑ちっちゃいくせに腰に手を当て怒り気味に言う水輝^ ^

あ、本当に男なんだよ...

126:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 16:25 ID:ez-dcU

>>124sama..

後ろから抱きつくことです^ ^
詳しくはググってください★

127:興奮MAX(*° 艸 °*) ◆JKKE:2013/06/02(日) 17:13 ID:S1g

「う、うん…」
      byふにゃ


現実では、絶対言えないわ〜…

128:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 17:46 ID:S1g

>鈴

ここの & 様も、乃愛 様ですわ。
IDが一緒です…!

129:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 17:47 ID:ez-ZBY

*ふにゃ..

「そ、その……好きだ……////」
by翔

↑恋愛相手が碧じゃなくて、ふにゃの設定♪

「あら?ふにゃさんと仰られるのね…私は藤咲弥琴ですわ。司様だけは渡しませんわよ!!」
by弥琴

130:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 17:54 ID:S1g

「う、嬉しい…! 私…も……////」
              byふにゃ


「なぬっ!?弥琴の登場かっ!」ww
              byふにゃ

131:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 17:56 ID:S1g

>>129
な、な、なんと嬉しい設定を…(笑)
嬉しすぎて、興奮するじゃないか!←

132:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 17:58 ID:ez-dcU

*司side*

「フッ……未熟だな」

弥琴を追いかける様に見せかけて、木陰からアイツらの様子を見張っていた俺。

ズキン、ズキンと胸が痛む。
未練たらたらで未熟な俺。


俺は―……










長門を護ることすら出来ていない。

133:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 18:01 ID:ez-GI2

*ふにゃ..

「ははっ、可愛いな、ふにゃは」
by翔

↑満面の笑みでふにゃの頭を撫でる翔^ ^

「"弥琴"と呼んでいいのは司様とお母様、お父様だけですわ!」
by弥琴

そりゃ読者様だからね〜♪
読者様のみの特大サービス☆

134:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 18:54 ID:S1g

「も、もう!」
     byふにゃ

「すみませんでしたよ、弥琴サマー」w
               byふにゃ


あー、もうなんか、自分じゃなくなってきたw
小説の中の自分みたいなww

135:若葉だよ▽・w・▽:2013/06/02(日) 19:05 ID:V6o

面白いよ〜!異世界物語のメンバーからコメントー
「面白いと思います・・・・頑張ってください・・・・」by春香
「面白いよ!がんばって!がんばらないと・・・・・・」byクロノ
「司・・・・・・・・・・俺だったらシロノに好き好きアピールするのにー」byロイ
「頑張れよ・・・・・・・・・・?」byチヒロ
「頑張りなさいよ///」byシロノ

136:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 19:38 ID:ez-hK2

*ふにゃ..

「そう怒んなって」
by翔

↑面白がって笑う翔^ ^

*若葉..

ひゃ―っ///
みんなありがと―っ♪
特にチヒロくんが...♪

137:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 19:47 ID:S1g

「もーっ!でも、そういうとこが好き…かな……?」
                      byふにゃ

138:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 19:54 ID:S1g

私も、「ブルーな瞳」のキャラが応援!


「え、え〜と…がっ、がんばってください…ね……!」
                       by妃菜

「おもしろいな! 応援してるぞ〜」
              by大和

「応援してます♪がんばってね!」
              by娑羅

「鈴ちゃん、大好きー!がんばってー★」
                  by美由

「べ、別に、毎日読んでるわけじゃねーからな!か、勘違いすんなよ!」
                                by颯

139:若葉:2013/06/02(日) 19:57 ID:V6o

「俺なんかでいいのか?
 春香には適わないけど鈴音もかわいいと思うよ・・・・・/////」byチヒロ

140:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 20:07 ID:ez-xMo

俺は―……


最低な男。


「じゃあな、長門……」

卑劣な男。

「いや、碧」

卑怯な男。













「――大好きだった」

141:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 20:09 ID:ez-GI2

*ふにゃ..

「〜///か、簡単に男に好きって言うな///!!」
by翔

みんなありがと―っ♪
妃菜ちゃん、大和くん、颯くん大好き―っ♪

*若葉..

「良いに決まってるじゃん///!!」

142:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 20:31 ID:S1g

「かわいい〜♪大好きだよ!」
            byふにゃ
  
   ↑ギュッと抱きつくww

143:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 20:38 ID:ez-GI2

*ふにゃ..

「なッ……///」
by翔

↑恥じらいながらも優しく撫でる翔ww(笑)

144:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 20:52 ID:S1g

「翔って、いいにおいだよね…♪」
             byふにゃ

 ↑上目使いをするww

145:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 20:58 ID:ez-xMo

*碧side*

「ん……?」

「どうした、長門」

気のせいかな……

「ううん、何でもない」

こっちの木陰から司くんの声がしたのは。










――また会えると思ってた。
――また一緒に走れると思ってた。

また一緒に……笑顔になれると思ってた。

だけど、その夢は儚くほど遠くて掴めない。









またふりだしに戻ってしまうことを、私は2年生になってから分かった。

146:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 21:03 ID:ez-R4A

*ふにゃ..

「これ、長門の匂い……」
by翔

147:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 21:29 ID:S1g

「なぬっ!?長門って…誰っ?」
            byふにゃ

148:乃愛:2013/06/02(日) 21:38 ID:rwY

じゃー私も小説キャラからっ!

*麗gd*

「入院しながらちゃんと読んでましたよ♪司君かっこいい!」by美月

「美月は俺の者だからかっこようなんなよ……(照」by月夜

*アリスと白うさぎ*

「五十嵐君憧れる!かっこいいな〜みんな(><)」byアリス

「そのような物語が地球には存在したのか……素晴らしい」byウィル

「いいねぇー(←翔君風に)。共感するよ。碧ちゃん貰っちゃいたいなー(笑)」byリン

あ、なんかキャラ崩壊してるのが約2名…

149:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 21:54 ID:ez-J/6

*ふにゃ..

「俺の友達だ((ニコッ」

*のんのん..

「な、長門はやらないぞ……///」
by翔

「フン、良く分かっているじゃないか。俺ならいつでも相手になってやる」
by司

「わ、私はあげないよっ><」
by碧

150:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/02(日) 21:58 ID:S1g

「ホ…ホントに友だちなの…?」
             byふにゃ

151:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/03(月) 19:51 ID:ez-LVE

*碧side*

――高校2年生


季節は移ろぎ、春になった。
あの事件の真相は分からずじまいで未だ女陸部は廃部のまま。
校長先生に押し掛けたが、何も話してくれない。
おかげで、陸上部からはだいぶ人数が減った。
それでも私は走り続ける。
陸上が――……
大好きだから。


そして、私は大切な物をもう一つ失った。




愛する人――


司くん。

あれ以降、司くんの姿は見えず、行方も分からない。

今の私の支えは――……

「長門!!」

五十嵐くんだけ。

152:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/03(月) 19:53 ID:ez-xMo

*ふにゃ..

「当たり前だろ。お前以外に好きな奴なんていない。むしろ……お前ほど活気な可愛い女はいないよ((ニコッ」
by翔

153:& ◆guq.:2013/06/03(月) 20:07 ID:V6o

「俺、春香が居なかったらきっと鈴音好きになってただろうな・・・////」byチヒロ
「俺はシロノ居なかったらふにゃ好きになってたなー」byロイ

154:若葉だお:2013/06/03(月) 20:08 ID:V6o

さっきの私ですた

155:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/03(月) 20:10 ID:ez-R4A

*若葉..

「い、いてもいなくてもきっとチヒロくんは春香ちゃんに恋をしてるよ///」
From:チヒロくん

「そ、そか...//」
From:ロイ

156:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/03(月) 20:13 ID:S1g

よ、よくそんな恥ずかしい言葉を、笑顔で〜…
「その笑顔は、反則だよ〜(>_<)」

157:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/03(月) 20:14 ID:S1g

「え…っ(照)」
      *ロイくんへ**

158:若葉:2013/06/03(月) 20:14 ID:V6o

「俺はんーどのみちクロノに限る!w」byレド
「じゃ、じゃ私はチヒロいなかったら鈴音を好きに・・・・!」by焦り気味な春香
「じゃあ、司君私がもらいます!」byシロノ
本当に面白い海恋

159:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/03(月) 20:35 ID:ez-GI2

*翔side*

「五十嵐くん……」

……ドキン、と胸が痛む。
やっぱり長門はまだ……
碓氷先輩が好きなんだ。
俺には及ばない。
きっと長門は、一度好きになった人を忘れられないんだ。
俺と同じように――……

「長門……」

早く、早く現れてくれ。
俺の目の前じゃなくていい。
ただ、早く長門に笑顔を……
長門に笑顔になって欲しいがために。

160:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/03(月) 20:52 ID:ez-hK2

*ふにゃand若葉..

フリトに、キャラクター同士、作者とキャラクター同士で雑談するスレ作ったから、続きはそこでやろ♪

161:(*´∀`) ◆JKKE:2013/06/03(月) 20:57 ID:S1g

りょーかい!

162:大和:2013/06/03(月) 23:05 ID:/qE

雑談が多いです、控えてください。

163:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/03(月) 23:25 ID:ez-ZBY

承知しております。
私も多いと思ったので、>>160通りにフリトに雑談スレを作ったんです。

164:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/04(火) 20:31 ID:ez-dcU

*碧side*

「ねぇ……」

「ん?」

「司くん、また戻ってくるよね……絶対……」

「……あぁ」

私はそう信じたい。
今、司くんはどこで何をしているか分からないけど、きっと楽しくしてるよね。
私の――……

王子様だもん。












「はぁ……」

ため息をついた少女……藤咲弥琴さん。

「どうしたんですか?」

聞かなくても分かっている。
答えは一つ。

「司様……」

司くんがいないことに寂しがっている。
いや……絶望的になっている。

165:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/05(水) 23:46 ID:ez-xMo

*弥琴side*

「はぁ……」

司様がいないなんて……あり得ないことですわ。
私のことをお嫌いになられたのですか?
……いえ、司様は私を愛してくれていますわ。
でも、美しすぎる私の横に並んでいたら周囲の目を気にしてしまいますのね。
まったく司様ったら……
恥ずかしがらなくてもいいですのに……
きっと、私と結婚するために修行に出られたのですね。
いわゆる、婿修行ですわ。
待っていますわ、司様……

「何か元気が出てきましたわ……!!」

……そう。
司様は私のために自らの身を乗り出したのですわ。

「私も頑張らなければ……!!そうとなれば早速、花嫁修行ですわー!!」

私はお父様にお願いし、パリへと花嫁修行に行きましたわ。

166:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/06(木) 18:35 ID:ez-xMo

*司sama..

――俺は今、ニューヨークにいる。

親の海外出張で、引っ越すことになってしまったんだ。

「もう夕方か……」

こっちが夕方。
ということは、日本は――……昼か。

「アイツら、元気にやってるだろうか……」

突如、目の前から消えてしまったから騒ぎになっているだろう。

校長先生にはもう伝えてある。
説明も事情も……
全て話し、口止めしている。

碧たちが俺を追いかけてこないようにするためだ。

アイツのことだからすぐ――……















俺を捜し、追いかけてくる。

167:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/07(金) 23:20 ID:ez-LVE

*翔side*

いきなりだが……俺は悩んでいる。
"移籍"関係のことに。

「はぁ……」

「翔ー!!」

「長門…………。って今、"翔"って……」

「うん!!だって、私たち友達でしょ?そろそろ下の名前で呼んでいいかな、って思って」

……恥ずかしい。
男友達に"翔"と呼ばれることよりも、他の女に"翔"と呼ばれることよりも、長門に"翔"と呼ばれるだけでこんなにも恥ずかしいなんて。

……いや、この気持ちは嬉しいのかな。

168:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 13:34 ID:ez-hK2

*碧side*

「あぁ、ありがとう」

……最近、よく翔が笑うようになった。
司くんの分も私が笑顔にならないとね。


ドンッ


「っ……」

「大丈夫か!?」

痛た……誰かがぶつかって来た……?

「あっ、す、すいません!!」

そこにいたのは大量の教材を抱えた一年生の姿があった。
名札の色が三年生は青、二年生は白、一年生は黄。
そして、そのコが付けている名札の色は黄だから分かったんだ。

「ぼ、僕は"桐生葵"(キリュウアオイ)と言います。お怪我はありませんでしたか……?」

"桐生葵"と名乗った男のコは、大量の教材を抱えていながらも自らの手を差し伸ばしてくれ、私はその手を優しく取るように立ち上がった。

「あ、ありがとう……」

「それにしても奇遇だな。一年生の男のコと同じ名前なんて」

確かに……"碧"(アオイ)と"葵"(アオイ)だ……

169:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 14:26 ID:ez-LVE

「え?先輩も"桐生葵"って言うんですか?」

「ううん、私は二年C組"長門碧"よろしくね」

私は自己紹介をし、握手を求めて手を伸ばした。
正直言って、結構ドキドキするな……

「碧さん……ですか。よろしくお願いしますっ」

桐生くんは私が伸ばした手を優しく……いや、強い。
とても力強い。
その可愛らしい女のコのような容姿、太陽みたいな笑顔とは裏腹に私の手を力強く握ってくる。

「痛っ……」

「長門?」

「あっ、僕、見かけによらず握力強くて……本当、ごめんなさい」

……男のコだもんね。
仕方ない。
気にすることなんて一ミリもないよね。

「ううん、大丈夫……」

桐生くんが困らないように私は笑ってみせた。

「じゃあ、僕はそろそろ行きますね。では」

桐生くんは軽く一礼し、階段の方へと駆け出していった。

「あ、こっちだ……」

が、間違えたようでまたこっちに戻ってきた。

……その時だった。














「アンタの側に誰もいなかったらもっといじめてやったのにね」

不敵な笑みを浮かべ、耳元でボソッと言い、また駆け出していった桐生くん。

ドキン、ドキンと高鳴る胸。
それは、嬉しいとか恥ずかしいことじゃなくて恐怖を表すゲームの始まりなんだ。

170:乃愛:2013/06/09(日) 14:30 ID:rwY

えっ、えええええええ!?

171:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 14:40 ID:ez-ZBY

*のんのん..

ど、どうしたッ(゜□゜;)!?

172:乃愛:2013/06/09(日) 14:52 ID:rwY

だって……………
葵…………のキャラ………………。

ドSモード全開の私とそっくりなんやもん(笑)

173:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 15:04 ID:ez-GI2

今更ですが新キャラが増えましたのでここでキャラ紹介をしたいと思います★


.*。キャラ紹介。*.

*長門 碧(ナガト アオイ)

主人公。
幼なじみの司が好きで行方不明になった(本当はニューヨーク在住)司を捜している。
最近では翔に好意を抱いている……?

1-B→2-C→3-?


*碓氷 司(ウスイ ツカサ)

碧の幼なじみ。
翔が嫌いで碧が好き。
だが、何年間か姿を消していた自分を碧は嫌ってしまったんじゃないかと思い、わざと自分から嫌いになってもらおうとマイナスの方向へ向かっている。

1-B→2-C→3-B


*五十嵐 翔(イガラシ カケル)

碧のことが好き。
だが、碧は司が好きだと気づいているのでこの気持ちは心に納めてある。
廃部された女陸部(女子陸上部)と碧を守るために必死になっている。

1-A→2-C→3-?


*藤咲 弥琴(フジサキ ミコト)

司をこよなく愛する高飛車お嬢様。
司が婿修行に行ったと勘違いし、花嫁修行に行ってしまう。
碧はライバル的存在だが、本人(碧)は意地悪なお姉さん的存在だと思っている。

1-B→2-C→3-C


*桐生 葵(キリュウ アオイ)

碧に好意を抱いている?
女のコみたいな可愛らしい容姿、笑顔とは裏腹で意地悪なことをするのが大好物。

1-C→2-?→3-?

174:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 15:06 ID:ez-LVE

*のんのん..

えっ( ̄□ ̄;)!?

そりゃ、ビックリやなww(笑)

175:乃愛:2013/06/09(日) 15:09 ID:rwY

>>174
うん。まぁ、普段はそんなモードちゃうけど。
過去に……ね、友達に対してドSになってね……(笑)

176:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 15:25 ID:ez-ZBY

*翔side*

「長門?汗だくだぞ?」

なぜか長門は汗だくになっていて、桐生と握手した右手を左手で力強く押さえていた。
……震えながら。

「お前……まさか、桐生に何かされたんじゃ……!!」

「な、何でもない!!私は大丈夫だから……ほ、ほらもうすぐ授業始まっちゃうよ」

長門は何もなかったように俺の背中をグイグイと押した。

「きょ、今日、理科の実験だよね!!何するのかな〜楽しみだ……」

「いい加減にしろ!!」

……我慢出来なかった。

177:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 15:29 ID:ez-GI2

*のんのん..

へぇ〜♪
私もね、小学校の頃はsだったけど今はどっちでもないかな〜

178:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 15:49 ID:ez-Y/A

*碧side*

「翔……?」

翔は、壁に私を押さえつけて怒鳴った。

「どうしてお前はそんなに……そんなに嘘をつくんだ!!俺に嘘をついて……楽しいか……?」

卑劣な笑みを浮かべる翔。
こんな翔……初めてだ。

「違う!!私はそんなつもりで……!!」

「っはは……"そんなつもり"……か……。結局俺はお前の何にでもないんだな……」

怖い。
何もかもが私の前から消えてしまう。
全て……夢だったらいいのに。

「もう……もう勝手にしろよ!!」

「翔っ……」

……私は何も言えなかった。
止めることさえ出来なかった。
ただ、私はあなたに甘えていただけなのかもしれない。
身を委ねていたとかそんなの関係なくて、ただ私は最低な人だったんだ。


……寂しい、寂しい。
ただ目の前から幸福や夢が消えていくだけで何もかも失ってしまう。
結局は……














独りになってしまうんだ。

179:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 16:21 ID:ez-xMo

*桐生葵side*

「くっ……くくっ……」

「誰!?」

「僕だよ僕。長門先輩と同じ名前の"葵"」

「桐生くん……!!」

面白い。
人が壊れていくのは凄く面白い。
そして、楽しい。
特に長門先輩の場合はね。

「あれ?何その顔。もしかして、"碧"って呼んだほうが嬉しかった?」

怯えきったその顔が何とも言えないくらい面白い。
なぜか……胸が痛むけどね。

180:風愛 ◆8J.w:2013/06/09(日) 16:26 ID:ZBY

お久しぶりですっ!!
相変わらずの文才力に、期待を裏切らない面白さ…

海恋、大好きですっ///!!
葵くん、ヤバいですねー…
碧ちゃん、頑張れっ!!

181:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 16:37 ID:ez-RbM

*風愛sama..

お久しぶりですッ♪
そんなそんな...
逆にグダグダになってきてるんで裏切っちゃってます...(´`;)

こんな駄作を気に入っていただけて光栄ですッ★
あ、呼びタメでいいですよ^ ^
鈴って呼んでください♪

182:桔梗 ◆prMA:2013/06/09(日) 16:52 ID:zlw

【海恋/*初コメです!!】

『海恋/*』面白いです!
ファンになっちゃいました♪♪
私…小説書くの超下手くそなので
『海恋/*』で是非研究させて頂けたらと思います!
応援してます…♪
あ…あと、『絶対服従恋愛ゲーム』←(あってる??)
も読ませていただきました!((途中なようですが…(^^

183:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 17:01 ID:ez-dcU

*碧side*

「ふざけんな……!!人が壊れていくのを見て何が楽しいんだ!!アンタなんかに何が分かるんだよ!!」

「……言っとくけどね、僕も僕なりに深い深い傷を負った嫌な思い出があるんだよ。自分だけ傷ついたようなフリすんじゃねぇよ」

……ムカつく。
桐生くんが目の前にいるだけで、私が私じゃなくなってしまう。
理性を失ってしまうんだ。

「ふざけんなって言うけどさ、原因はアンタにあるんだろ?そんなこと僕に押し付けられても傷付くだけなんだけど」

「……っ」

確かに……そうだ。
全て私が悪いんだ。
それを他人のせいにするなんて……本当、私って……

「最っ低……」

涙が止まらない。
胸の奥が震えるほど痛い、苦しい。
あぁ、これが独りなんだ。ってやっと分かった。

184:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 17:09 ID:ez-Y/A

*桔梗sama..

初コメありがとうございます^ ^
ふぁ、ファンですか(゜□゜;)!?
そこまで好きになっていただけるなんて...
めっちゃ嬉しいですッ♪
いやいや、私の小説なんかで研究してしまってはグダグダになっちゃいますよ><。
あ、絶恋もですか!?
ありがとうございますッ♪
桔梗様の小説も是非、読ませていただきたいです^ ^*

185:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 17:25 ID:ez-LVE

*葵side*

「ちっ……そういうとこ、マジでムカつく……!!」

バカみたい。
こんな間抜けな女に心が揺らいでしまうなんて。

「〜っ……」

「アンタが傷付いてるとこ見ると、俺も傷付くんだよ……!!」

年上とか年下とかそんなの関係なくて、俺はアンタと初めて会ったときから既に恋をしていたんだ。
アンタに惚れていたんだ。

そして、地面にへたって泣いている長門先輩を優しく抱きしめた。

186:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 17:25 ID:ez-dcU

*葵side*

「ちっ……そういうとこ、マジでムカつく……!!」

バカみたい。
こんな間抜けな女に心が揺らいでしまうなんて。

「〜っ……」

「アンタが傷付いてるとこ見ると、俺も傷付くんだよ……!!」

年上とか年下とかそんなの関係なくて、俺はアンタと初めて会ったときから既に恋をしていたんだ。
アンタに惚れていたんだ。

そして、地面にへたって泣いている長門先輩を優しく抱きしめた。

187:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 17:27 ID:ez-ZBY

あわわ..(゜□゜;)
同じ書き込みを2回も...
申し訳ありませんでしたッ><。

188:乃愛:2013/06/09(日) 19:00 ID:rwY

あら、私の分身は碧ちゃんに恋を……。

189:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 20:19 ID:ez-R4A

*のんのん..

大変なことになっちゃったねぇ→(´ω`;)

190:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 20:34 ID:ez-dcU

*葵side*

「言っとくけど、勘違いすんなよ……!!」

……って、聞こえてねぇか。
俺の素性を知った以上はずっとこのままの性格でいたほうがいいのかな。

……いや、俺は姉さんの命令に背いてはならない。

長門先輩が俺に惚れるまではずっと、可愛い弟のような"桐生葵"を演じなくては。

「ん……?」

「…………」

「いっぱい泣いた後にぐっすり眠るって……アンタは子供か……」

長門先輩は小さな涙の粒を溢しながらもぐっすりと眠っている。

「……ったく……めんどくせぇ……」

このままではいけないと思い、俺は長門先輩をお姫様抱っこした。

「アンタ限定だからな……」

そのまま、保健室へと運んでいった。

191:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 22:27 ID:ez-LVE

*翔side*

「はぁ……ちょっとキツく言い過ぎちゃったかな……」


ガラガラ


「失礼しまーす……」

「桐生……?」

視線の先には桐生、……と長門の姿があった。

「ん?五十嵐先輩じゃないスか、何かご用で?」

なぜ桐生と長門が一緒にいるのか……なぜ長門は桐生にお姫様抱っこされているのか……俺はまずそこに目が入った。

「何で長門と一緒にいるんだ」

「何でって……長門先輩を泣かしたのはアンタなんスよ?」

「どういうことだ……?」

なぜ俺のせいなのか理解出来なかった。
いや、内心では理解しているのかもしれない。
でも理解出来ないのは桐生が言ったからなのかもしれない。

192:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 22:53 ID:ez-J/6

「長門先輩の支えはアンタしかいなかったんだ。だが……それをアンタは"裏切った"分かるか?」

俺が長門を裏切っただと……?
そんなはずはない。
俺は……裏切った覚えは……

「何でだ?だって俺はいつも長門の側にいたじゃな……」

「だからなんだよ……だから長門先輩はアンタに裏切られたと思ってんだろーが……!!」

……やっと気付いた。
桐生に言われるまで気付かなかった俺は卑劣だな。
長門の側にずっといたからこそ、長門は俺のことをずっと信用してくれてたんだ。
それなのに俺は……ただ長門が碓氷先輩の元へ行ってしまうんじゃないかと恐怖で怯えて……そんなくだらないことで自分への八つ当たりを長門へ向けてしまって……
いつの間にか長門を裏切ってしまっていたんだ。

193:あいる:2013/06/10(月) 19:42 ID:KAg

初めから読んでみたけど、「海恋/*」めっちゃ面白いですっ!(*´∀`)ノ
あ、初めまして。あいるですー♪タメ、呼び捨てokでーす♪(*^о^*)

194:乃愛:2013/06/10(月) 19:58 ID:t4c

桐生くんの表裏も私にそっくり〜ww

195:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/10(月) 20:22 ID:ez-dcU

*あいるsama..

初めから読んでくださってたなんて...!!
ありがとうございますッ♪
呼びタメいいんですか(゜□゜;)!?
読者様に...
でも、読者様のご要望なので次から呼びタメでいかさせてもらいますね^ ^*

*のんのん..

どんだけ似とんね〜んww!!
でも、葵は葵ではないんだ...

196:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/10(月) 21:51 ID:ez-LVE

*葵side*

「くそっ……」

「アンタに長門先輩を愛することはもう出来ない……!!今すぐ長門先輩の前から消えてくれ」

「何で消えなきゃ……」

「長門先輩のためだ」

長門先輩のためなんだ。
もう一度この場で会ってしまえば、長門先輩はきっと大いに傷ついてしまう。

「アンタだって長門先輩の悲しむ顔、見たくないだろ……?俺だって同じなんだよ……!!」

俺だってアンタと同じくらい、胸が痛いんだ。
アンタと同じ苦しみを今、受けているんだ。

「……待て。"俺だって同じ"って……どういうことだ……?」

っ……!!
抑えきれない想いが溢れて思わず言ってしまった。

197:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/10(月) 22:33 ID:ez-dcU

*翔side*

「やっぱ鈍いな、アンタ。気付いてないの?」

「は……?」

確かに俺は鈍い。
……だが、知ろうとする権利はある。
何を言われようが、俺は絶対に傷つかない。

「……俺も長門先輩が好きなんだよ」

「え……?」

この一言には衝撃的だった。
どう言葉を返していいのか分からない。

「驚いた?」

「驚いたって……お前っ、桐生……」

「あ、後もう一つあるんだよね」

ゴクリ、と喉を鳴らし、俺は真剣に聞こうとした。

198:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/10(月) 23:08 ID:ez-xMo

*葵side*

「俺の"名前"」

「名前……?」

俺の名前は俺の物ではない。
秘密が隠されているんだ。

「あぁ。俺は"桐生葵"じゃない」

「どういうことなんだ……!?お前がお前じゃないって……」

俺は……

「俺の本当の名前は"藤咲蓮"(フジサキレン)」

「藤咲……?藤咲って……」

「気付いた?俺の姉さんは"藤咲弥琴"」

……そう。
俺は弥琴姉さんの弟なんだ。

199:乃愛:2013/06/11(火) 08:04 ID:HO2

あ……やっぱりみことさんの弟やったんか……。

200:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/11(火) 18:20 ID:ez-ZBY

*のんのん..

気付いてたんッ( ̄□ ̄;)!?

お、200☆レス目だ〜♪
ここまでこれたのも読者の皆様のおかげです!!
ありがとうございます^ ^*
これからもよろしくお願いします。

201:あいる:2013/06/11(火) 21:52 ID:KAg

ぬぁにぃー!?!?
葵が弥琴さんの妹だとぉぅ!?!?!?
(;°□°){ビックリしたお]

202:乃愛:2013/06/11(火) 22:02 ID:T4A

200おめでとう!!

姉ちゃん居るって聞いてピンときた!!

203:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/11(火) 22:23 ID:ez-0PI

*あいるsama..

実は弥琴と蓮(葵)は姉弟だったんですよね^ ^*
それくらいで驚いては...この先もちませんよ...(^言^)グフフ..

*のんのん..

ありがと―っ♪
さっすがのんのんッ!!

*ALLsama..

葵のネーム変更について名前投票をこちらのスレでしています。
0票では話が進まないのでお願いしますッ><。

http://ha10.net/test/i.cgi/frt/1369485395/

204:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/12(水) 20:37 ID:ez-RbM

*碧side*

……ドクン、ドクンと心臓が高鳴る。

どうしよう……起きていいのかな……とばかり考えてしまい、今起きたら大変なことになってしまうんではないか。と、汗が止まらない。

「長門先輩」

暗い、低い声で私を呼ぶ桐生くん――藤咲くん。

「起きてますよね?バレバレですよ」

チラッと軽く目を開けてみると、横に不敵な笑みを浮かべた藤咲くんが立っている。
これは罠なのか……はたまた本当にバレているのか……起きる、起きないの二つの選択肢。
私はどちらを選ぼうか、かなり迷った。

悩んだ末、出した答えは―……

205:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/13(木) 22:52 ID:ez-0PI


「……ただの間違いか」

狸寝入りを選んだ。
これが善の道へと繋がるのか、悪の道へと繋がるのかはまだ分からない。
それでも、私は善の道へと繋がるよう、賭けてみた。

「良かった……」

「何が良かったワケ?」

「だって、長門がこの話、聞いてたら……どれだけ傷付くか……!!」

あぁ、やっぱり翔は優しい人だ……
少しでも疑ってた私が悪かったんだ……
ごめん……ごめんね、翔……

206:萌:2013/06/14(金) 19:05 ID:L..

隠れ読者ですw
私なんかがこんな所に
書き込みして良いのか迷ってましたw
↑凄すぎるから。

更新を楽しみにしてます♪
これからも頑張って下さい!!

207:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/14(金) 19:55 ID:ez-RbM

*萌sama..

隠れ読者様!!
ありがとうございますッ♪
こ、こんな駄小説で良ければも、もうぜひコメントしちゃってください...(゜□゜;)
更新、待たせてしまって申し訳ないです...(>□<;)
頑張りますッ★

208:秋 ◆FwWo:2013/06/14(金) 20:45 ID:4Xo

<鈴>

お待たせしました〜。
えっと・・・
○○side等で誰の視線からかがよくわかるよ!
会話の間も空いてて見やすい。
話の構成も凄くいいと思う!!
あとね、背景をもっと入れてもいいかもしんない。
忘れがちだったりしてるからさ(´∀`)/
ずっと読み続けてる分、なんか愛情が……((殴
これからも頑張って!

209:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/14(金) 20:51 ID:ez-J/6

*秋..

ありがと―っ♪
なるほど...!!
背景ね...!!φ(・ω・*)メモメモ..
自分の新しい欠点が気づきました...!!
これからも頑張らせていただきますッ!!

210:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/15(土) 00:55 ID:ez-0PI

*葵side*

「……じゃ、俺はこれで」

「……待て」

五十嵐先輩が俺を引き留める。
……もちろん俺は足を止めた。
だって……みんなの悔やむ顔が面白いからさ。

「何?何か用スか?」

と、笑みを見せてみると

「長門には二度と近づくな……!!!!」

まるで鬼神の様に瞳で俺を見た。
俺の肩を掴む五十嵐先輩の手は凄く力強くて、震えていた。

「アンタが決める権利……って、ないッスよね?」

「だけど近づくな……!!」

呆れた俺は何も言い返さずにふぅ、とため息をつき、立ち去ろうとした。

211:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/15(土) 11:08 ID:ez-lSg

*碧side*

「……良かったね、狸寝入りのお姫様……」

……やっぱり気付かれてたんだ。

―窓に射す太陽の光が藤咲くんの真っ直ぐな顔を照らしてくれて、いつもより微笑ましく思えた。

「じゃあね、迷えるプリンス先輩」

藤咲くんは手をヒラヒラとさせ、保健室を後にした。

212:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/15(土) 17:06 ID:ez-J/6

*翔side*

「っはぁ……」

こんなことになるなら、長門を傷つけるんじゃなかった、と後悔する俺。

「ごめん……長門……」

と、俺は長門にゆっくり近づいていく。

……あの頃を思い出す。
長門と出会ったあの日、俺は長門に一目惚れしたんだ。

……懐かしい。
あの頃が懐かしく思える。

なのに……今は凄く遠く感じる。

「ありがとう……」

そう言い残し、俺は長門にキスをした。

これで―……























最後だと思ったから。

213:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/15(土) 17:24 ID:ez-LVE

*読者sama..

今更ですが、雑談・感想スレを作っておりますので、良かったらいらしてください^ ^*

感想はこちらで受け付けております☆

214:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/15(土) 17:27 ID:ez-RbM

>>213のURLですww↓

http://ha10.net/test/read .cgi/frt/1369485395/

215:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/15(土) 17:28 ID:ez-hK2

>>214、申し訳ないです...

>>213のURLですww↓

http://ha10.net/test/read.cgi/frt/1369485395/

216:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/16(日) 16:33 ID:ez-RbM

*碧side*

「………………」

さっきまで騒がしかった保健室が今はシンとしている。

「っ…………」

眩しい夕陽。
綺麗だなぁ……
こうやって夕陽はキラキラと輝き続けている。
私だって最初はキラキラ輝いていた。
それなのに今は……


愛する人がいない。

「翔っ…………」

友達として愛する人が、恋愛対象として愛する人が今、こんなにも遠いなんて。
こんなにも私は無力なんだって思い知ってしまった。

「ごめんなさい……!!」

泣けば泣くほど辛くなる。
そんなの当に分かってる。
だけど……





今は泣く以外、何も思いつかないんだ。

217:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/18(火) 00:32 ID:ez-J/6

*碧side*

結局、私の周りからは大切な人が消え失ってしまって高校二年生の春が終わりを告げた―……



――高校二年生、夏。

再び、私は恋をした。

218:乃愛:2013/06/18(火) 07:01 ID:CVQ

おぉ!碧ちゃん忙しい(笑)
ねーねー、帰って来ないの?司くん。

219:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/18(火) 16:18 ID:ez-RbM

*のんのん...

さて...どうだろうねェ...(´・ω・`)ハァ..

220:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/18(火) 20:18 ID:ez-GI2

-special episode1-

*司side*

「日本(ムコウ)は―……もう夏か」

此方(コッチ)は冬。
夏とは反対に、窓に滴る水滴が冷気で氷へと変化する。
日本の冬とは違い、霜焼けになりやすいこの国、ニューヨークは俺の移住生活を終えようとしていた。

「元気にしているだろうか……」

俺の頭の中は碧でいっぱいだった。
何時も―……

「久しぶりに……会いに行こう」

正直、不安でいっぱいだ。
アイツは泣き虫だから、きっとあの頃の様に泣きじゃくるだろう。

それでも俺は会いたい。
これが最後でもいいから―……

「司、そろそろ行くぞ」

「あぁ……」

親父のもとに従い、俺は日本行きの飛行機に便乗した。

221:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/19(水) 15:43 ID:jQE

ふわわわわぁ(° □ ° ;;)
凄いとしか、言いようがないっ!!

っていうか、いきなりごめんなさい(笑)

噂で、「若宮鈴音って人の小説は、おもしろい」…と、聞いたので来てみると……

ヤベェスゲェヤベェスゲェヤベェスゲェヤベェスゲェヤベェスゲェヤベェスゲェ…

もうこれ、本になっちゃいません?レベルです!!

とにかく、応援しまーす!!!

222:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/19(水) 17:18 ID:ez-R4A

*紅茶sama

逆ですよ、逆!
正しくは「駄作としか言いようがない」です(`-ω-´)ww

全然大丈夫ですよ〜
ど、どなたかそんな噂を...(゜□゜;)アワワ
嬉しいんですが、何か申し訳ない気が...

ただの文字ですよ〜(笑)
こんな駄文では本にはほど遠いです...

応援、ありがとうございます^ ^*

223:乃愛:2013/06/19(水) 17:22 ID:HO2

本当に司君帰ってくるの!?

224:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/19(水) 17:35 ID:ez-xMo

*碧side*

「……行って来ます」

滅多(メッタ)に溜め息をつかない私が今日は大きく溜め息つき、朝の七時、私は家を出た。
行く先はもちろん……何もない学校。

そして―……

「碧、久しぶり!!おはよっ」

友達のなつ(なつみ)。
あれ以来、なつとは一度も会わなかった。
会わなかったというか―……


会えなかったんだ。
なつの家庭の事情でしばらく停学することになったらしく、その事情は未だに話してくれない。
特に知りたい訳ではないけど……友達の身に何か起きたのならやっぱり気になるよね。

「碧……?また何かあった?」

「ううん、何でもない」

私は軽く微笑んでみせた。
今この状況を言ってしまえばなつに迷惑をかけてしまう。
時には我慢も必要なんだって……翔のおかげで分かったから。

「……そう……」

なつは無表情で私に返事を返した。
なつの返事には間が多く、気持ち悪い、重たい風が吹く。


私はその時、何か嫌な予感がした。

225:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/19(水) 17:40 ID:ez-RbM

*のんのん..

さァ...(*´言`)?

226:若葉:2013/06/19(水) 18:25 ID:V6o

面白い……ナァ
その文才くれぇ……!

227:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/19(水) 18:40 ID:ez-hK2

*司side*

ザワザワと強い風が大きな木を揺さぶる……
それに伴い(トモナイ)、俺の白銀の髪がサラサラと靡く(ナビク)。

「日本の風……懐かしいな……」




俺は、日本へ再びやって来た。

「親父、先に行っててくれ」

「あのコに会ってくるんだな……」

「……あぁ」

"あのコ"とはもちろんアイツのこと。

俺と同じ瞳をした、黒真珠(クロシンジュ)の様な透き通った黒い髪、一度見捨ててしまった初恋の相手―……





"長門碧"(ナガトアオイ)

あれから一年が経つ。
俺の行く手を阻んだ(ハバンダ)奴等を……今度は俺が阻んでやる。

228:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/19(水) 18:42 ID:ez-LVE

*若葉..

何ゆうとんねん...
おもろないし、文才もこれっぽっちもないわぁww!
逆に吸いとってやるww(笑)

229:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/20(木) 16:58 ID:jQE

>若宮鈴音 様

駄作なんて…!!
そんなこと、ありませんッッ(・д・´!!)

素晴らしいですよ…!?
ファンになっちゃいました(^∀^*)

あと…呼びタメOKです!!

230:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/20(木) 18:58 ID:ez-GI2

*紅茶sama..

いえ...他の方と比べたら...(;´-ω-`)
って他の方と比べてゴメンなさいww
ふぁ、ふぁ、ファンっ(゜□゜;)!?

そんな...ありがとうございます...!!

ちゃーちゃんとお呼びしてもいいでしょうか?

231:VIP:46猫TV ◆s9GU:2013/06/20(木) 19:07 ID:mww

鈴にゃんの小説プロじゃん!!
俺も見習わないとなー……
>>230

232:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/20(木) 20:20 ID:jQE

>若宮鈴音 様

どうぞ、どうぞ〜
      好きな呼び方で!!

233:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/20(木) 20:30 ID:ez-LVE

-special episode2-

*弥琴side*

「お父様、夕食の用意が出来ましたわ」

「ありがとう、弥琴」

私(ワタクシ)が今在住している国―……フランス、パリ。

パリには有名な物がたくさんありますわ。
でも、どれも持っていますし、行ったこともありますわ。

一つ嫌なことが……
それは愛する司様にお会いすることが出来ないことですわ。

「司様……元気にされておられますでしょうか……」

はぁ、と溜め息をつくばかり。
花嫁修行に出たものの……不安でいっぱいですわ。

「お父様……」

「どうした、弥琴?」

私……やっぱり……

「日本に……帰りたいですわ……」

司様に会いたい思いでいっぱいですの。
司様以外……想う人がいないんです。

「まだ一年しか経っていないが……花嫁修行はもういいのか?」

「花嫁修行……私に出来ることはただ愛する人を心から一途に愛することだけですわ……」

愛する人がいるからこそ分かったこの気持ち。
"愛"って、大変で……苦しくて……幸せなものだけれど……
一番大変なのは自分自身ですわ。

「そうか……では明日、日本に帰ろう」

「お父様……!!……はい」

嬉しくて涙が出そうになりましたわ。
早く……司様に会いたいですわ。

234:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/20(木) 20:39 ID:ez-xMo

*にゃんこ..

なぁにゆうとんねーんっ///!!
にゃんこのほうがプロじゃい!!!!((←地味に読んでる人

*ちゃーちゃん

ありがとうございますッ♪
あ、でも...
あだ名が有りすぎるので選んでいただいてもいいですか?

*ちゃーちゃん
*ちゃちゃ
*こっこ
*こうちゃん
*こーちゃん
*こちゃこ
*ちゃちゃこ
*ちゃあたん
*こうたん
*こーたん

235:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/20(木) 20:58 ID:ez-hK2

*なつみside*

「碧ー」

「ん、何?」

シン、としていた場の空気に私が無理矢理入り込む。

「ちょっとさ、忘れ物しちゃって……」

「じゃあ、一緒に取りに……」

「ううん、私一人で行くから先行ってて!!」

と言い、学校とは反対の方向に急いで戻った。

「……作戦成功」

これは全て私の計画。
ある人との―……

236:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/20(木) 21:24 ID:ez-ZBY

*弥琴side*

『間もなく、成田空港(ナリタクウコウ)に着陸します』

飛行機が徐々に降りていくのが分かりますわ。
……やっと、司様に会えますわ。
平日の今日、学校に通う司様の向かう先はきっと―……


長門さんの元。

「それに合わせて私も司様の元に……」

司様の喜ばれる顔を想像すると、私も嬉しいですわ。

「弥琴。藤咲グループのヘリコプターを用意してある。急いで乗り込むぞ」

「はい。分かりましたわ」

お父様の仰られる通り、直ちに行動に移しましたわ。

特別に空港に着陸させたヘリコプター。
私たちは順番に乗り込みました。

「そういえば、彼女はちゃんと言う通りに……」

はっ、と我に返った私は両手で口を塞ぎましたわ。
もう少しで私の計画が台無しになるところでしたわ。
こんなこと、お父様やお母様に聞かれたら……藤咲グループから追放されますわ。

237:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/20(木) 21:47 ID:jQE

>若宮鈴音 様

わゎ!!
呼び方いっぱいですね(笑)

では…一番 可愛いのを選んで下さい…←
私、ネーミングセンスないので…

ところで、鈴音 様は、なんとお呼びしたら…?


今回も、良かったです!!

238:乃愛:2013/06/20(木) 22:05 ID:HO2

彼女……。
まさかの、葵…ちゃん??←??

239:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/20(木) 22:10 ID:ez-LVE

*紅茶sama..

私もネーミングセンスないので...よしww
のんのんに選んでもらおう(`・ω・´*)!

私も何でもいいですよ〜♪
今回……?

*のんのん..

葵?碧のことかな?
>>234から可愛いあだ名選んでくれッッ

240:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/20(木) 22:18 ID:ez-Y/A

*なつみside*

あの人はもう着いてるかな……

私と"あの人"の完璧な計画―……

これが上手くいけば私も……!!

そう色々と考えてる間に待ち合わせ時間をそろそろ過ぎようとしていた。

「急がなきゃ……」

私は一生懸命走る。
"計画遂行"、ただそれだけのために。

241:乃愛:2013/06/20(木) 22:38 ID:HO2

>>239
ああ、彼女って言ったからみこちゃんの弟実は妹wwみたいな事を考えてしまったわけですよ。
彼女=なつみちゃん、だね。

あだ名はー……私的にはちゃーちゃんですね。
私なら紅って呼ぶけどね……。

>紅茶さん
紅って呼んでいい?

242:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/20(木) 22:42 ID:ez-xMo

*のんのん..

ほほぅ...なるほど...(`・ω・´)キラッ
鋭いね...

紅...何か響きがええなぁ(´∀`*)♪
紅ちゃんにしよかな...

243:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/21(金) 16:31 ID:jQE

紅…いいですね!!
じゃあ、紅でよろしくお願いします。


>若宮鈴音 様

「なんでもいい」と、言われても…
皆に、なんて呼ばれてますか??


>乃愛 様

紅でいいですよ♪
乃愛 様は、なんとお呼びしたら…?(・ω・`;;)


あと、タメOKですかね??

244:乃愛:2013/06/21(金) 16:56 ID:T4A

>>443
普通に呼びタメOKです!!
名前は、乃愛でも鈴みたいにのんのんでもいいよ!

(雑談に近づいてる気が…)

245:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/21(金) 17:16 ID:jQE

>乃愛 様

じゃあ、のんのんで…
私、敬語 苦手なので、タメOKと言われると嬉しい(^_^)
タメで行かさせてもらいます!!

246:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/21(金) 20:14 ID:ez-lSg

*弥琴side*

懐かしい風……
懐かしい匂い……
全てが私の誇り。
現在地は、私の豪邸ですわ。

「早く来ませんでしょうか……」

と呟いた時。

「み、弥琴先輩……!!」

息を切らしながら走ってくる―……









櫻庭さんの姿が見えた。

「……ジャストですわ。順調ですの?」

「は、はい……」

彼女の表情(カオ)を伺うと、凄く嬉しそうですわ。
あなたも―……

よっぽど彼女が憎いんですのね。

247:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/21(金) 20:21 ID:ez-RbM

*紅..

了解です☆
そうですね...鈴とか鈴たんとか鈴にゃんとか...
個人的には新しいあだ名のほうがいいですねww(笑)
タメでいいですよ?

*のんのん..

ホンマやな...
自分も薄々気付いて何回も小説専用雑談スレのURL載せてるけど、みんなが気付いてくれへん(`;ω;´)

ってことで皆様、見てくだされ...↓
http://ha10.net/test/read.cgi/frt/1369485395/

248:凛咲 ◆LOVE:2013/06/21(金) 20:51 ID:1tk



鈴ちゃーん!
元「凛鏡」だよっ?HN変えましたっ。一応「りさ」って読みますお。
覚えてて……くれてるかな……(´・.・`)

雑談はまずいかもだけど、感想ならいいかな〜と思って書いちゃった!←
馬鹿な私は、最初は読んでたけど、最近小説板自体に来てなかったの。
で、すっごい進んでた……!!ww

それと、もう一度読みたいなと思ったっていうのもあって、
地道に最初から読み直してる。相変わらず上手だねー……

ちょっと文才をよこしなさい!!←

249:乃愛:2013/06/21(金) 21:45 ID:CVQ

>>248
トリップすごぃ!!
あ、ごめんなさーい

250:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/21(金) 21:56 ID:ez-0PI

*なつみside*

やっと……やっと着いた。
私の憎しみや苦しみを打ち消す場所に。

「やっぱり碧はバカなお人好しです」

「ふふ……見れば分かりますわ」

私の憎しみの相手、大親友の"碧"。
今までのことなんて……全部、フリ。
私がいつもヘラヘラ笑っていれる訳がない。
碧がアイツと出会ってから……私は変わったんだ。

「それでは本格的な計画を実行致しますわ。準備はよろしいですか?」

「……はい」

私は覚悟を決めた。
碧を……














必ずブッ潰してやる。

251:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/21(金) 22:02 ID:ez-hK2

*凛咲c..

もちろん覚えてるよ―っ!
大事な読者様を忘れる訳がなかろう..(`・ω・´)キリッ
めちゃ可愛い名前やーん♪
今度、小説で使いたいってぐらいッスww

ま、マジで...?
大変な作業をさせてしまって...
ごめんよ...(;´・ω・`)
しんどかったら全部読まんくていいからねっ!

*のんのん..

同感ッスww
いつも思ってた(笑)

252:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/21(金) 22:25 ID:jQE

>若宮鈴音 様


そうですねぇ…

☆すぅたん

☆すーちゃん

☆すずねん

☆すーちん

          とか?

あ…ネーミングセンスない……っ

253:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/21(金) 23:17 ID:ez-dcU

*紅..

いえいえ!*
そんなことないですよ♪
"すーちゃん"って懐かしい...(´艸`*)
すーちゃんかな?

254:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/22(土) 09:17 ID:jQE

>すーちゃん

じゃあ…「すーちゃん」でいきます!!

タメOKですよ^^

255:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 10:02 ID:ez-J/6

*司side*

「この道も……懐かしいな」

俺が開城(カイジョウ)に通うために通っていた道。
いわゆる通学路だ。
狭い空き地にいつもいた猫の溜まり場……
相変わらずその光景は日本にいた時と変わっていない。

「久しぶりだな……元気にしていたか?」

いつものように猫を撫でる。
開城に通うのには毎日欠かせない事だったんだ。

「……そろそろ……か」

碧がこの道を通る時間はだいたい予測している。
家が近いからな。

……と、静かに空き地の前で待っていた時。

「司様……!!」

鮮やかなピンク色の長い髪を靡(ナビ)かせ、紫色の袴を着た―……
















弥琴が此方(コッチ)へ走って来た。

256:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 10:06 ID:ez-LVE

*紅..

了解ナリ♪
紅もタメOKやぁよ(σ*`・ω・´)σ

257:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/22(土) 10:40 ID:jQE

>すーちゃん

あらっ。
私も、タメつかってた(^д^;;)

258:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 10:43 ID:ez-xMo

*紅..

全然ええんよ-♪
次からさ、>>247に載ってるURLのところに来てほしいナ☆
感想はこっちでOKだども..!!

259:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/22(土) 11:07 ID:jQE

>すーちゃん

>>257
ヤベッ…間違えた(・д・;;)

正しくは、「私も、敬語使ってた」でした(笑)

行きまーす!!

260:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 11:32 ID:ez-xMo

*弥琴side*

「お前……何でっ……」

「会いたかったですわ……」

私は司様の胸に飛び込みました。
ドクン、ドクンと心臓の音が聞こえる。
懐かしい……司様……

「今はお前に構っている時間はねぇ。後にしろ」

「嫌で……」

と言いかけたとき、向こうから歩いてくる長門さんの姿が見えた。

261:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 11:40 ID:ez-lSg

*司side*

弥琴の凝視する先が気になった俺は視点を変えて、同じ方向を見た。
そこにあったのは―……



碧の姿。


「長門っ……」

「ダメですわ、司様……!!!!」


バチバチと身体中に電気が走る。


どんどん碧が遠ざかっていく。


が、この痛み…………


俺は…………



死ぬのか……?

262:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 11:43 ID:ez-R4A

>>261【訂正】


"電気"→"電流"

にします。
申し訳ありません。

263:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 11:48 ID:ez-R4A

*碧side*

「ん……?」


誰かが私を呼ぶ声がした。


辺りを見回しても誰もいない。


「気のせい……か……」


一瞬、司くんだと思ってしまった。


司くんは今、日本にいる訳がない。


私……疲れきっちゃってるなぁ……


今、私には―……
























何もいらない。

264:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 11:59 ID:ez-GI2

*翔side*

……通学中の俺。
今、一つの危機に狭まれて(セバマレテ)いる。




碓氷先輩が―……


空き地で倒れていた。


「碓氷先輩!!碓氷先……!!」

「ん……」


碓氷先輩の綺麗な青色の瞳がゆっくりと開いていく。


「大丈夫ですか!?」


「何のことだ……?」


碓氷先輩は今の状況を分かっていない。
無理もない。
スタンガンを打たれたのだから。


その証拠に碓氷先輩の少し離れたところにスタンガンが落ちている。


碓氷先輩は草の茂みに隠れていて、見つけにくかった。


……というか、俺がこの道を通らなかったら碓氷先輩は目を覚まさなかっただろう。


「スタンガンを打たれたんですよ!!」


と言うが、俺はこの後、衝撃の言葉を目の当たりにすることになる。



「お前は……誰だ……?」


碓氷先輩は、記憶を失っていた。

265:風愛 ◆8J.w:2013/06/22(土) 12:07 ID:dcU

*若宮鈴音 様*

お久しぶりです!!
凄い進んでますね!
全部読みました☆

司くんがなんとぉ!?
記憶喪失に!?
続きが気になります……!
あ、呼びタメOKですよ!

266:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/22(土) 12:24 ID:jQE

なつみちゃんの裏切り…

司くんの記憶喪失…


蒼ちゃんは、どうなるのだー!?

267:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 12:33 ID:ez-hK2

*風愛sama..

お久しぶりです(´艸`*)
ぜ、全部(゜□゜;)!?
さぞかし大変でしたでしょう...
ありがとうございます^ ^*
はい...司が記憶喪失に...
呼びタメ...

では、あだ名をこの中から選んでくださいましww!

*風ちゃん
*ふうこ
*ふうたん
*ぷあたん


*紅..

碧は...

どうなるのでしょう...(笑)

268:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/22(土) 12:44 ID:jQE

>すーちゃん

なつみちゃんが、裏切ったことを後悔したり…
司くんが、記憶喪失のまま、蒼に告白したり…
※あくまで予想w

あ、こういう展開はないかw

269:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 12:59 ID:ez-lSg

「そんな……」


「俺が誰で、どこにいるのかも分からない」


完全に記憶を失いきっていた。
この大事な状況に……
長門は……!!
……長門はもう関係ないか……


「唯一覚えているのは……」


碓氷先輩が何かを喋り始めた。


「"あの海"と……"あのコ"だけだ……」


"あの海"……?
"あのコ"……?


「凄く綺麗な海だ。俺の瞳(メ)と同じ色をした海……その隣には優しい瞳をした幼い子供がいる。丁度、空色と森の緑を足したような鮮やかなエメラルドの瞳……」


どんどんと浮かび上がってくる言葉……
その一つ一つが想像へと繋がっていく。


「とりあえず、救急車を呼びます」


身体中に浸り(ヒタリ)回っている電流も完全には出しきれていない。
それに相手は記憶喪失をしている。
今は救急車を呼んだほうが適しているかもしれない。


そう思い俺は病院へ連絡をし、救急車を呼んだ。

270:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 13:06 ID:ez-xMo

*紅..

ええ展開ですなぁ...(´∀`*)ハワワ..
無性に感動してしまった←ww

271:風愛 ◆8J.w:2013/06/22(土) 13:56 ID:lSg

*若宮鈴音 様*

あわわ……全部可愛いじゃないですか!!
私はどれでもいいです!
お気に入りはふうこかな……♪
ぷうたんとかめっちゃ可愛いです///!

私は何とお呼びすれば……?
あ、じゃあ私も選んでください!

*すずこ
*鈴ちゃん
*鈴
*鈴ちん
*鈴たん
*鈴にゃん
*すーちゃん
*すーたん

272:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 18:54 ID:ez-hK2

*司side*

頭がボーっとする。
白くて……赤い車……
救急車か……?


俺は一体……


どうなるんだ……?




――――――
―――――
――――
―――
――




「碓氷さん……碓氷さん……」


誰かの声が聞こえる。


俺は……


生きていたのか。


「ん……」


「あ、動かないで。安静にしててください」

「ここはどこだ?」


「病院です」


病院……俺が一番嫌いなところ。
俺の肉親を失った場所。
今、ここから出ていきたい一心だが……体が動かないため、出ていけない。

273:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 19:02 ID:ez-ZBY

*ふうこ

じゃあ、ふうこって呼ぶね(*ノωσ)コソコソ
あぁ...もう可愛いあだ名ばかりで...
すずこ&ふうこってなかなかいい感じ..!*
すずこを改名してすーこでもいいですか?

274:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/22(土) 19:13 ID:jQE

そのコはもしかして…!!

275:瑞樹 ◆8FX2:2013/06/22(土) 19:22 ID:S9E

若宮鈴音さん来ましたよ!
まず最初に思ったのは、私は嬉しすぎてなつに抱きついた。
という表現私、好きです♪♪♪
人物と人物の親しさが伝わります。
あとは、読者を大切にしてますね☆
コミュニケーションがとれてます。読者を大切にするのは大事ですよ^v^
100まで書くなんてすばらしいですね。
読者と自分の力でやりぬいた結果なので、これからもがんばってください。
最後のふうになるとアイデアが出にくくなるのでがんばってください。
私からはこれだけです♪表現力、豊かですばらしい作品です。海恋なので夏の暑い恋ですね♪
夏ってこんなに暑くなるっけってほど暑いんですよね〜あっすいません!
関係無い話しを・・・!
応援してるので続き、がんばってください♪
ファイト!鈴音さん!

276:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 20:42 ID:ez-xMo

*紅..

勘づいちゃった...(`・ω・´)?
最初から見てくれてる人は分かるよねww

*瑞樹sama..

来ていただき、そしてこんな駄作を読んでいただきありがとうございます^ ^
読者様とのコミュニケーションは大事にしてますね。
返信したほうがこれからも読んでいただけるかと思いますのでww(笑)
いえいえ!
ホント、考えただけで暑いです...
これはその暑さと恋愛の熱さをかけた小説ですねww
応援、ありがとうございます!
頑張ります☆

277:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/22(土) 20:54 ID:jQE

>すーちゃん

うん!!多分だけどねw

278:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 21:07 ID:ez-xMo

*翔side*

まさかあの碓氷先輩が……記憶喪失になるなんて……
こんなこと初めてだ。

「あの……碓氷司さんのお知り合いの方ですか?」

看護婦さんが俺にそう聞いてきたので俺は迷わず

「は、はい……」

と答えた。

「少しお話が……」
















「軽い脳震盪(ノウシントウ)……?」

「はい」

脳震盪……
きっとスタンガンを打たれたとき、倒れた拍子に頭をぶつけてこのようなことになったのだろう。

「つまり……一時的に記憶を失っている、ということですか……?」

「えぇ」

なら良かった……
とホッとした時だった。

「ですが……」

ある言葉を聞く。

「身体中に回った電流の威力が強すぎて未だに体が動かない、という状態で……」

「で……?」

「一生体が動かない、という危険性があります」

……俺も記憶喪失になってしまうほど頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けた。

279:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/22(土) 21:38 ID:ez-RbM

*紅..

まぁ、相手が司だからね..
分かっちゃうよねww(笑)

280:風愛 ◆8J.w:2013/06/22(土) 22:24 ID:LVE

*若宮鈴音 様*

はい!
ありがとうございます!!
本当だ…!
すーこで全然OKです!
では…すーこと呼ばせていただきますね^^!
あと、神のすーこに言うのもなんなんですが…タメOKですか?

281:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/22(土) 23:02 ID:jQE

>すーちゃん

司くんは、なんかわかりやすいw
蒼が好きなのに、黙ってるキャラだもんねw

282:乃愛:2013/06/23(日) 10:24 ID:HO2

>>45から>>51の弥琴の豹変面白かった。
久しぶりに全部読み直してみたらやっぱ読み応えあって尊敬するわ…。

あのことは、ひよこ(弥琴が一回そう読んでたw)ちゃんだね!?

283:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/23(日) 11:33 ID:ez-GI2

*弥琴side*

「上手くいったのでしょうか……」

きっと、計画遂行し、私は今自宅の豪邸にいますわ。

すると……

プルル……プルルと電話が鳴る。

「お父様、お母様ー!!電話が鳴っていますわよー!!」

私の家ではお父様とお母様がこの家の家電製品を管理しているので、私は電話に出れないんですの。
だから、テレビやインターネットも……使えないですわ。

「……お父様?お母様?」

そういえば今日は平日でしたわ。
お父様とお母様はお仕事ですわ……
と、カレンダーを見て気付いた。

「私が出てもいいのでしょうか……」

三秒くらい悩みましたわ。
ですが、一向に鳴り止まない電話。
心がむしゃくしゃした私は仕方なく電話に出ました。

「もしもし?」

初めての電話……
どう話していいか分からず、ぎこちなくなりますわ。

「お嬢さんか?」

この声……

「まぁ、五十嵐くんですの?」

一瞬でピンと来ましたわ。

「その口調……お嬢さんみたいだな。あぁ、五十嵐翔だ」

司様じゃない……
こんな性悪男、どうでもいいですわ。
……と、電話を切ろうとした時。

「碓氷先輩が大変なんだ!!」

「え……?」

碓氷先輩……司様のことですわ。

「つ、司様がどうされたのですか!?」

「碓氷先輩が……脳震盪(ノウシントウ)を起こし、一時的に記憶喪失になっている」

…………司様が……脳震盪を起こし、一時的に記憶喪失に……?

「わ、訳が分かりませんわ……?」

「とにかく、今すぐ第一病院に来てくれ!!」

そう言い残すと、電話はプツッと切れましたわ。

「ど、どういうことですの……?」

信じられない、と震える声。
震える手。
震える足。

「今すぐ行かなければなりませんわ……!!」

急いで出掛ける準備をし、私は言われた通り、第一病院に向かいましたわ。

284:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/23(日) 12:08 ID:ez-RbM

*紅..

いわゆるクールキャラだ!*
司が碧への想いを隠してるのはわざとだよ、わざと...(`;ω;´)

*のんのん..

あら、ホント?
面白かった?
全部...?
マジで?
大丈夫?((↑?多ww
ん〜...正解教えてもええんかな〜...(`・ω・´;)

285:乃愛:2013/06/23(日) 13:02 ID:rwY

なつちゃんってさ、実は司の事が好きでさ……。
司に振られた過去があったりしないよね……?((恐る恐る

ミコトちゃんは、何を企んで

286:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/23(日) 13:06 ID:ez-Y/A

*のんのん..

あ〜おしいww(笑)

287:乃愛:2013/06/23(日) 15:37 ID:HO2

あ、まじ?惜しいの?

288:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/23(日) 15:52 ID:ez-ZBY

*翔side*

「……お嬢さん!!」

「はぁ、はぁ……司様は!?」

「お嬢さん、落ち着いて」

俺は力任せにお嬢さんの動きを制御する。

「落ち着いてなんか……!!」

「五十嵐!!」

お嬢さんが喋ろうとした時、誰かが俺の名を呼んだ。

声の主は―……

「櫻庭……来てくれたのか」

櫻庭なつみ。

「携帯で連絡してくれたのはアンタなんだから当たり前でしょ。私は碧の友達なんだから」

俺はその言葉に一瞬疑った。
"友達"という言葉に。

「病室は205号室だ。先に行っててくれ。俺は後から行く」

「分かりましたわ」

「了解」

と言い残し、お嬢さんと櫻庭を途中まで送っていった。

「さて……何を企んでいるのか調べさせてもらうぞ」

お嬢さんと櫻庭が何を企んでいるのか……
密かに調べることにした。

289:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/23(日) 15:52 ID:ez-ZBY

惜しいッスねww(笑)

290:乃愛:2013/06/23(日) 16:37 ID:HO2

うわわわわ!
五十嵐なんで企みに気づいて!?

291:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/23(日) 16:41 ID:ez-RbM

それはこの後の話で分かっちゃいます*`・ω・´

292:乃愛:2013/06/23(日) 16:43 ID:HO2

楽しみにしとく♪

293:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/23(日) 17:50 ID:ez-J/6

*なつみside*

「そろそろいいかな……」

「……大丈夫ですわ」

今、私たちは碓氷くんの病室の目の前にいる。
五十嵐にバレないように……ある作戦を下す。

「失礼します」


ガラガラ


「司様……!!」

「碓氷くん……」

心配した弥琴先輩は碓氷くんの側に寄った。

「ごめんなさい……ごめんなさい……!!」

その姿はあまりにも残酷で見ているのも辛かった。
……というのは嘘。

もっと苦しめばいいと思うわ。

294:乃愛:2013/06/23(日) 19:26 ID:rwY

なんか、なつちゃんまでお嬢さん口調…

295:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/23(日) 19:42 ID:jQE

なつみちゃん 怖ェェェ…(° Д ° ;;)ハラハラ

確かに、司はクールキャラだ!!うん!!!
    ↑あれ?なんか呼び捨てに…(汗)

296:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/23(日) 23:49 ID:ez-GI2

*のんのん..

あ、「そろそろいいかな……」がなつみで「……大丈夫ですわ」が弥琴やねんけど...
描写ちゃんと書けば良かったよな...(泣)

*紅..

「何?誰が怖いって?」
byなつみ

別にええんよ〜♪

297:乃愛:2013/06/24(月) 05:41 ID:rwY

ちゃうちゃう。
もっと苦しめばいいと思うわってとこ。

298:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/24(月) 16:31 ID:jQE

>なつみちゃんw

「い、いいい、いや!!な、なんでもッッ!?」w

299:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/24(月) 16:32 ID:jQE

300は、スレ主に譲ります…m(_ _)m
↑とか言いながら、取ってやりたい!!とウズウズしてるw

うそうそ(^∀^*)
取られんで〜!!

300:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/24(月) 21:12 ID:ez-Y/A

*弥琴side*

「飲み物買って来ますわ……」

こんな状況で飲み物を買ってくるなんて……皆さんはきっとおかしいと思われますわ。
私もおかしいと思います……
けれど……今、この気持ちを安らぐようにするためには少し、病室から離れて心を落ち着かせようとするしかないんですの……

ガコン、と飲み物が取り出し口に落ちる。
私はそれを取り出し、病室に向かいましたわ。

301:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/24(月) 21:14 ID:ez-GI2

*のんのん..

なるほどねww
なつみも意外とそういうところあるんだよね〜
弥琴の場合は、"もっと苦しめばいいと思いますわ"やねww*

*紅..

「ならいいけど」
byなつみ

ありがとうね〜*T∀T

302:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/24(月) 21:34 ID:jQE

いえいえ(´∀`*\)ニャハー


>なつみちゃんw

「あ、あの…なんか、すみません…」ww

303:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/24(月) 21:38 ID:ez-dcU

*紅..

海恋 等が終わったら...

「アンタは碧じゃないから別にいいわよ((ニコッ」
byなつみ

304:凛咲 ◆LOVE:2013/06/24(月) 21:56 ID:1tk


>>249 乃愛さん

あざまーすwww← 

>>251 鈴ちゃん

マジかーっ!ありがd(*´∀`*)♪
おお……嬉しい事言ってくれるじゃないスかー!!
え、全然使ってくれちゃっていいんだけども。笑
むしろ使って下さるんすかー!?みたいな。笑

あ、いやいや、面白いから全然サクッと(/←ぉぃ)読めたよ♪
しんどくなんて無い無い(ヾノ`・ω・´)
10分もあれば半分読めるww(←もうちょっと丁寧に読めや)
ちなみに今は半分読んだトコ。まあ最初に1回全部読んでるんだけどねww

ハッハッハ……(父性スイッチ風)
このトリはかなり気に入っているのだよ……(あ、緑間みたいになっちゃったww)
そういえば、>>123の“あすなろ抱き”ってスケd((殴

鈴ちゃん頑張ってね!!!&300おめめー(ノ*´・∀・`*)ノ♪

305:乃愛:2013/06/25(火) 05:20 ID:HO2

300おめでとーっ!
司君の今後楽しみっ!

306:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/25(火) 18:56 ID:jQE

>すーちゃん

ホヘー(´。ゝ`)  →  …へ!?Σ(° 。ゝ° )


>なつみちゃん

「あ、あ…ありがとうございまフ←」

307:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/25(火) 19:19 ID:jQE

>すーちゃん

フリトのスレを読んで…
意味がわかった!!

終わらせるなー…!!

308:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/25(火) 19:44 ID:ez-0PI

*なつみside*

「今がチャンスね……」

病室のドアから辺りを見回し、誰もいないということを確認した私は、ゆっくりと碓氷くんの方へ近づいていく。

「あなたに罪はない……でも、碧の幼馴染みだから……あなたを殺す」

そう言い、息を殺し、呼吸器へとゆっくり手を伸ばす―……

「待て!!」

「誰!?」

声が聞こえたほうを振り返るとそこには……五十嵐の姿があった。

309:紅茶 ◆Xdmg:2013/06/25(火) 20:11 ID:jQE

翔くんの、お通りだぁい!w

うちも、そろそろ名前変えようかと思う(´・ω・`)

310:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/25(火) 20:50 ID:ez-dcU

*凛咲c..

(つ´・ω・`)つマジスカ、マジスカ?
ありがと-っ♪*
もう適当で全然おk!*
むしろ読まなくていいぐらいww
スケダンもあるんだけどね、始まりはドラマかららしいww(笑)

おめd、ありがと―っ♪
頑張るねッ!*
葉っぱにいる間は...

*のんのん..

ありがと―っ♪
司の今後...お楽しみに!*

*紅..

「じゃ、紅ちゃんも頑張りなよ?」
byなつみ

分かったかい...

「ん?呼んだか?」
by翔

名前、変えるんや!*

311:あずき ◆kSp2:2013/06/25(火) 21:44 ID:jQE

>すーちゃん

うん! あずきにしてみた^^


>なつみちゃん

「う、うん!!」


>翔くん

「うん、呼んでみた(笑)」

312:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/26(水) 15:43 ID:ez-R4A

*翔side*

「五十嵐……」

「……やっぱりお前だったのか、櫻庭」

「……そうよ、私よ」

クスクスと微笑を浮かべる櫻庭。
本当に何を考えているのか……全く想像がつかない。

「お前は何がやりたいんだ?」

一番聞きたかったこと。
ただ一つの謎。

「ただ復讐したいだけよ」

「復讐……?それと、長門や碓氷先輩が関係あるのか?」

「……ないわ」

キッパリと真剣な顔付きで答えた櫻庭は、徐々に顔色や声色(コワイロ)が曇っていく。

313:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/26(水) 15:47 ID:ez-RbM

*紅(元)..

可愛ええ名前や〜ん♪
あずき...ええなぁ...
あずって呼んでいースか?

「何か用か?」
by翔

314:林檎:2013/06/26(水) 16:36 ID:Lm2

若宮sって凄腕ですね…!
見習いたいです!

315:あずき ◆kSp2:2013/06/26(水) 18:31 ID:jQE

>すーちゃん

あず で、いーよ♪


>翔くん

「えーと…いい役だねッッ!」ww

316:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/26(水) 19:47 ID:ez-xMo

*林檎sama..

いやいやいや..
林檎様の方がお上手ですよ^ ^*
密かに読ませていただいてるので良く分かります*

*あず..

ありがd♪
実は学校の友達のあだ名が"あず"でして...
「……サンキュ!」
by翔

317:あずき ◆kSp2:2013/06/26(水) 20:10 ID:jQE

>すーちゃん

そうなのか!!
と、いうことは… 名前は「あずさ」かな?w


>翔くん

「いえいえ♪ ガンバレッッ!!」

318:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/26(水) 21:02 ID:ez-LVE

*なつみside*

「だったらどうして……!!」

「うるさい!!全部アンタのせいなのよ!!」

「俺のせい……?」

「そうよ……アンタは覚えてないかもしれないけど私はハッキリと覚えてる」

……そう。
あれは四年前のこと。
私たちが中学一年生の時……
私と五十嵐は同じ学校であり、同じクラスだった。

『五十嵐!!』

『ん?何だ、榛宮(ハルミヤ)か……』

『何だって何よー』

その時はいつも通り、毎日仲良くやっていた。
周りの人からは"イガシン"と呼ばれるほど、仲が良かったんだ。
そんな私も次第に五十嵐のことを好きになってしまった。

来るとき……私は屋上で五十嵐に告白をした。

けど―……

『あの……私、五十嵐のことが……』

『悪いけど、俺この後幼馴染みの友達と遊ぶから帰るわ。じゃーな』

五十嵐は私の話も聞かずに、帰ってしまった。

私はそのことがショックでショックで……
今も忘れられない、苦しい想い出なんだ。

319:あずき ◆kSp2:2013/06/26(水) 21:11 ID:jQE

なぬ…!?
なつみたんが、翔くんのことを…
(なつみたんってw)←

320:乃愛:2013/06/26(水) 21:56 ID:aEU

あー、司じゃなくて翔なのか!!

321:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/27(木) 04:30 ID:.o.

*あず..

なつみたん(笑)
気づかんかったっしょ?

*のんのん..

yes、yes(`・ω・´*)

322:あずき ◆kSp2:2013/06/27(木) 07:08 ID:jQE

>すーちゃん

うん…!
気づかんかった!!

323:牡丹 ◆t0nM:2013/06/27(木) 20:49 ID:ez-ZBY


改めまして元、若宮鈴音です(`・ω・´*)


フリトで言っていた通り、名前を変えました(´∀`*)
牡丹(ボタン)ですww

紅蓮(グレン)とか陽芽(ヒメ)で迷ったんですが...
直感で牡丹にしましたッww


また、若宮鈴音に変えるかもしれませんので、よろしくお願いします☆

あと、トリップも変えました^ ^*

324:牡丹 ◆t0nM:2013/06/27(木) 21:02 ID:ez-Y/A

*翔side*

「どう……?分かった?私が碧と碓氷くんを恨む理由」


そんなの分かる訳がない。


神様だって分かるもんか。


人の感情なんて、簡単には分かれないものだ。


「全く理解が出来ない……」


「アンタを恨むのはしょうもないから……アンタの大切な人を恨むのよ」


「そして……私の友達である碧。一人だけ……幸せになるなんてズルい……!!」


今の自分には何の言葉も掛けてやれない。


だって、


自分のせいで周りの人に迷惑をかけ、


せっかく手にした幸せを


壊しているんだから。

325:乃愛:2013/06/27(木) 21:22 ID:HO2

名前変えたんだ!!
じゃあ、これからは牡丹って呼んでいい?

326:牡丹 ◆t0nM:2013/06/27(木) 21:27 ID:ez-R4A

▼のんのん

変えた-♪
ええよん☆

でも、また変えるかも...
仮眠おち☆

327:牡丹 ◆t0nM:2013/06/28(金) 04:06 ID:.o.

*弥琴side*

「くだらない」


「……!?お嬢さん……?」


そんな変な理由で、


ちっぽけな理由で、


相手の幸せを壊そうとするなんて……


「根性なしですわ」


「あなたに何が分かるんですか……!!」


……良く分かる。


でも……


そんなことどうだっていい。


「それが悔しかったなら……辛かったのならまた立ち向かえばいいだけじゃない」


その一瞬で諦めてしまえば、何も変わらない。


「"恋"って、たった一度の始まりじゃないのよ」


"恋"は……


好きな人が出来て、


告白して、


フラれるもの。


「絶対に叶う"恋"なんて存在しないのよ」


「うるさい……」


「それに、"友達"を傷つけて何が楽しいんですの?」


「"恋人"なら一度打ち切ってもまたやり直せる可能性がありますわ」


でも―……


「"友達"はたった一度きりなのよ!?見捨ててしまえばそこで終わり。見捨てられたら大いに傷つく」


ただ……あなたにも分かってほしかっただけなんだ。

328:乃愛:2013/06/28(金) 07:47 ID:HO2

あれ、弥琴ちゃんええ子?猫?

329:牡丹 ◆t0nM:2013/06/28(金) 16:28 ID:ez-hK2

▼のんのん


ええコやで♪

330:あずき ◆kSp2:2013/06/28(金) 20:40 ID:jQE

なんか…
弥琴ちゃんが好きになってきた…w

331:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/28(金) 20:53 ID:ez-ZBY

*翔side*


「お嬢さん……」


"お嬢様"という立場だからこそ言える言葉。
それはお嬢さんにしか分からないのかもしれない。


「私の分も真剣に向き合って……戦って……」


迸る(ホトバシル)雨の音が、その場の雰囲気を醸し出す。


「どうして……どうして、そんなに私のこと……」


「私もあなたと同じ気持ちだからですわ」


同じ気持ち。
お嬢さんの気持ち。


お嬢さんはどんな気持ちでここまで来たのか。


俺はまだ知らない。

332:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/28(金) 20:55 ID:ez-hK2

▼あず


マジ...?
ありがd^ ^*

333:あずき ◆kSp2:2013/06/28(金) 21:00 ID:jQE

:すーちゃん

だって、なんか感動したからw

334:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/28(金) 21:15 ID:ez-Y/A

▼あず


なんか嬉しいww(笑)

335:あずき ◆kSp2:2013/06/28(金) 21:50 ID:jQE

:すーちゃん

悪役だと思ってたのにw
蒼と弥琴が、同じくらい好きになったー!ww

336:若宮 鈴音 ◆RCWE:2013/06/28(金) 22:28 ID:ez-GI2

*なつみside*


「同じ気持ち……?」


一体、弥琴先輩の過去に何があったのか。
切ない表情(カオ)をする弥琴先輩はどこか寂しい感じがした。


「私は藤咲グループの一人娘ですわ。だからこそ……良いことなんてありませんわ」


"お嬢様だからこそ良いことなんてない"この言葉に理解出来ない私は、雑踏を踏み出したい。


「私は……養子ですの」


シン、と静まり返る病室にささやかな声が流れていった。

337:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/28(金) 22:34 ID:ez-hK2

▼あず


良かった-♪*
わざと悪役を利用しましたww((←利用っておいww

悪役=悲しい過去っていうイメージがあったからねww(笑)

もしかして..."碧"って出てこないのかな?
"あお"か"みどり"で出てくるよ^ ^

338:乃愛:2013/06/28(金) 22:35 ID:8uk

あら、弥琴ちゃん養子!?

339:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/28(金) 22:47 ID:ez-R4A

▼のんのん


養子なんです(*σ言σ)ニヤ

340:あずき ◆kSp2:2013/06/29(土) 08:35 ID:jQE

:すーちゃん

あら?
間違えてたかしらw←

養子って…意外でしたww

341:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/29(土) 13:46 ID:ez-J/6

*弥琴side*


「養子……!?」


「ええ。そのことを知ったのは四年前ですわ……」




私が中学二年生の時。
事件は起こりましたわ。


『行ってきます』


私はいつも通り、朝起きて、歯を磨き、朝食を食べ、学校に行きました。


……誰の返答もない。
お父様とお母様は朝早くにお仕事に行かれましたわ。
私が起きる前に。


この時から薄々気付いていた。
私は、愛されていないって。


そのまま歩を少しずつ刻み……前へ前へと歩く。


学校に着いては


『おはよう』


と言われ、私は


『おはよう』


と返しますわ。

342:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/29(土) 13:51 ID:ez-RbM

▼あず


"あおい"は"蒼"ではなく、"碧"だぁぁ*

意外性を追求しましたww(笑)

343:あずき ◆kSp2:2013/06/29(土) 13:57 ID:3eA

すまんッ! m(_ _)m

344:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/29(土) 14:01 ID:ez-GI2

▼あず


いえいえ^ ^*
"あおい"っていうのに、"あお"って読む漢字にしたから悪いのww(泣)

345:あずき ◆kSp2:2013/06/29(土) 14:05 ID:3eA

すーちゃんは、なにも悪くないのだ!w

346:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/29(土) 18:44 ID:ez-lSg

▼あず

悪い!*
DQNネームだしww!

347:あずき ◆kSp2:2013/06/29(土) 19:53 ID:jQE

いやいや…
DQNネームでも、読めない私が…!!w

348:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/29(土) 20:14 ID:ez-J/6

授業が始まると真面目に受け、授業が終わると次の授業の用意をし、友達と話す。


そんな毎日の繰り返し。


……とうとう事件は起こりましたわ。


私の所属する部は茶道部。
夕方、部の活動を終えると家に帰りましたわ。


すると―……


『あなたもあなたで悪い教育をしてるのよ!!』


『お前も放ったらかしじゃないか!!』


お父様とお母様の声がした。
いつもと違うのが分かります。


お父様とお母様は、夫婦喧嘩をしていた。


……私が原因で。

349:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/29(土) 20:16 ID:ez-R4A

▼あず

いやいやいや...!!
仮にあたしは作者の立場だから、あたしが...!!

350:乃愛:2013/06/29(土) 23:49 ID:T4A

わー!!夫婦喧嘩!
私、見たことない!←(笑)

351:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/29(土) 23:57 ID:ez-hK2

▼のんのん

ええなぁ〜(´;ω;`)

352:風愛 ◆8J.w:2013/06/30(日) 00:48 ID:Y/A

弥琴さんの過去…可哀想…

やっぱり上手だなぁ…
憧れる////
小説は書いてないけどね(笑
「恋愛物の女神」〜♪

353:あずき ◆kSp2:2013/06/30(日) 08:37 ID:jQE

いやいや、でも…!!w
あー、ま!うちが悪いということで 笑

あぁー…
こういうストーリーもあったのか…orz ww

354:大和:2013/06/30(日) 09:06 ID:/qE

雑談が非常に多いです。
極力控えてください。

355:緑茶:2013/06/30(日) 09:38 ID:Lm2

私も大和さんに同感です。
とても不快に思いました。
それでスレが無駄になるのは勿体ないかと。

雑談がしたいならフリトに行って下さい。
無駄コメすみません。

356:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/30(日) 11:31 ID:ez-lSg

「私は……息が詰まりましたわ」


どうすることも出来ず……
ただ見ているだけで……


何も、何も、
止めることなんて
出来なかった。


『ただいま!!』


見ていたことを気付かれないように、いつも通り挨拶しました。


『み、弥琴……お帰りなさい』


お父様は少し慌てていた。
だけど、笑顔だった。


『お帰りなさい』


お母様もいつもと変わらず、笑顔だった。


もう……


偽りの表情(カオ)なんて見たくない。


胸がキュッと締め付けられるように、私の心は傷んでいく。

357:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/30(日) 11:37 ID:ez-J/6

▼大和さん

大変申し訳ありません。
自分自身も気付いててフリトの方のスレのURLを貼ったのですが、誰も来ず、この様な結果を招き...
指摘ありがとうございます。
以後、気を付けます。


▼緑茶sama

本当に申し訳ありません。
不快にまでなられて...
すみませんでした。
いえ、無駄コメではないのでお気になさらず...
指摘ありがとうございました。
以後、気を付けます。

▼ふうこ

上手じゃない、憧れないッ!!
いや、嬉しいけどもね...
"恋愛物の女神"じゃなくて、"恋愛物の駄神"ですww!

▼あず

よし、ここは半々で...
ありましたww(笑)

358:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/30(日) 13:14 ID:ez-xMo

「それからですわ……私が……」


「独りになったのは」


『弥琴、しっかり自分で朝御飯作るんだぞ』


『はい……』


毎日の朝食、昼食、夜食は私が全部作りましたわ。


食卓で食べるご飯……
隣にはお母様がおらず、前にはお父様がおらず……


凄く寂しかった。


とは言え、お父様もお母様もお仕事。
仕方ないことだ、って気を済ませてました。


一年間に置き換えて計算すると、お父様とお母様と一緒にいられる時間はたった一週間分だけ……


私は、ずっと独りだった。

359:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/30(日) 16:24 ID:ez-dcU

「そしてある日……大好きなお母様が亡くなりました」


……交通事故ですわ。
お仕事に向うお母様の元に悪運が身に授かり、反対車両の車の運転手が泥酔していたらしく、この様な結果になってしまった。


『お母様……』


この時……涙が一粒も出ませんでしたわ。
なぜかちっとも悲しくなかった……


それは愛されていなかったからなのかもしれない。


『本当にコイツはっ……!!』


お父様もピリピリしている。
悲しくないのかな。


悲しい訳がない。
この人は人を愛する人ではないから。


『……帰るぞ、弥琴』


『……はい』


大好きなお母様が亡くなり……
大嫌いなお父様と過ごすことになる。

360:風愛 ◆8J.w:2013/06/30(日) 16:39 ID:Y/A

うん♪
すーこは恋愛物の女神様♪

ちょっと待って…涙が止まらない…;;

361:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/30(日) 16:51 ID:ez-Y/A

▼ふうこ

女神ちゃう...
眼鏡や...ww!!

涙...?
どこから...フキフキ(;´・ω・`)ζ(。´д`。)゜フエェェ

362:大和:2013/06/30(日) 17:00 ID:/qE

言ったそばから雑談ですか。
フリトの方に作ったのならそちらで話すべきでしょう。
ここで雑談されているときにあなたが言わなければならないことです。

そして読者の人もそうですが、
スレ主がスレを作ったのであればそちらに行くべきです。
雑談が増えてあなたたちのせいでせっかくいい他の小説が下がっていく…
ということだってあるのです。

少し非常識すぎます。

363:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/30(日) 17:07 ID:ez-ZBY

▼大和さん

私の行動の不可抗力なので読者様には責めないで頂けると有難いです...
承知しました。
感想のみならokなんですか?
非常識すぎとはちょっと言い過ぎかと思うんですが...
仮にもネット掲示板なので。

364:大和:2013/06/30(日) 18:57 ID:gGc

交流掲示板のほうにおこしください。

小説板住人よ〜のところです。

このような話も雑談になってしまうので。

365:乃:2013/06/30(日) 22:43 ID:CVQ

私、弥琴ちゃんの気持ちなんとなく分かる……。

これも、雑談に入るんだったらごめん…

366:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/30(日) 22:56 ID:ez-0PI

家に帰ると私はまず、自分の家に……

引きこもりましたわ。

『どうして……どうして私を置いて一人で行っちゃうの……?』

感情の分からない私に、なぜか涙がいっぱい出た。

苦しい、辛い、痛い、寂しい、どれも当てはまるかもしれない。

だけど、それ以上に思ったのは……

"死"

ただこの一文字だけの言葉。

私は生きている意味がない、誰からも愛されずに独りで生きていくなんて出来ない。

私は……

死にたかった。
今すぐ消えたかった。

操られ、支配されている見苦しい家から。

367:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/30(日) 23:06 ID:ez-hK2

*翔side*

お嬢さんの過去……
辛すぎる。

いつも元気良く振る舞っていたお嬢さんが、こんなにも大きな物を背負っていたなんて、信じられない。

その上、俺たちはお嬢さんを侮辱し……
何も分かってやれなかった。

最低だ……

そう思いつつ、いつの間にか俺の手はポケットの中の携帯へと手が伸びていた。

「……よし!!」

368:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/30(日) 23:20 ID:ez-xMo

*碧side*

プルプル……プルプル……と携帯がポケットの中で小さく揺れる。

「何だろ……」

通学途中だから、迷わず私は携帯を見た。

一件の着信……

私は急いで電話に出た。

「もしもし……?」

「長門……!!今すぐ第一病院に来てくれ……!!」

声の主は翔だった。

「ど、どうしたの……?」

状況が読み込めない中、私はグッと息を呑む。

何か……
嫌な予感がした。

「病室は205号室だ」

「わ、訳分かんないよ……」

「理由は後で話す。とりあえず……お嬢さんの過去を聞いて欲しいんだ……お前にも」

と、言い残すと電話はプツっと切れた。

「弥琴さんの過去……?」

良く分からないけど……
何かを感じた私は、無意識に足が動いていた。

369:勇架:2013/07/01(月) 17:20 ID:Fb6

こんにちは(」・ω・)全部読みました!あー目ぇいたい・・・
も・・なんていうか・・・スゴイデスネ!導入からイイです
わたしのと大違い・・・

370:あずき ◆kSp2:2013/07/01(月) 17:26 ID:jQE

うん!おもしろい!!


:大和s

ごめんなさい m(_ _)m
これからは、気をつけます…

371:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/01(月) 18:36 ID:ez-dcU

コメ返しはこれで最後とさせていただきます。
初感想者の方はこちらで。
常連の方はフリートーク板の雑談スレ→http://ha10.net/test/read.cgi/frt/1369485395/にてお願いします。

▼のんのん

分かってくれるかい...(´・ω・`)
のんのんの言う通り、これも雑談に入っちゃうからフリトの雑談スレでお願いね^ ^

▼勇架sama

勇架様は初めましてですねww
ぜ、全部...
大丈夫ですか...?
いやいや...!!
ありがとうございます^ ^*

▼あず

面白くないッ><

372:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/01(月) 21:54 ID:ez-dcU

*弥琴side*

『ふざけんな……!!』

この痛みや苦しみ、悲しみから生み出したものは"悪"

私は……"悪"へと転身した。

「だから私はいつもこうなのよ」

誰かを騙し……
誰かを陥れる(オトシイレル)。

「お嬢さん……」

「そして、まだお父様の逆襲撃は終わりませんわ」

373:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/01(月) 22:10 ID:ez-RbM

*翔side*

まだあるのか……!?
お嬢さんは一体、どれだけの物を背負っているんだ……

「お父様は私をこき使うようになりました」

と、お嬢さんが話し出した時。
ゆっくりと病室のドアが開かれた。

「はぁ、はぁ……」

そこにいたのは汗水を滴ながら(タラシナガラ)息を切らす長門。

「長門……!!丁度良かった……」

「遅れてごめんね……」

今はそんなことどうでもいい。
とにかくお嬢さんの過去を聞いて欲しいという一心だった。

374:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/03(水) 20:53 ID:ez-dcU

*弥琴side*

『弥琴』

『……はい』

曇天の様な曇りがかった薄暗い声で返事する。

『これ買ってきなさい』

"これ"と言って私に渡したのは小さな紙切れ。
端側はガタガタになっているからきっと紙片だろう。

『……はい』

渡された紙片に私は目を通してみた。
中に書いてあったのは"煙草"という文字だけ。

『行ってきます……』

誰も聞いてやしない言葉を言い、財布を持ち、家を出た。

行く先はコンビニじゃない。
煙草屋でもない。

『…………はは』

散髪屋だ。

"いらっしゃいませ"と穏やかな声がした。
お父様がこんな人だったら良かったのに……
と、無性に思ってしまう。

『……染めて』

私の目的はただ一つ。

『誰もが恐怖に陥られる様な威圧の黄色に……』

私は、悪の道へと陥ってしまった。

375:とかげ:2013/07/04(木) 20:31 ID:ffE

「★小説鑑定します!★」です。

私が言えることでもありませんが…
さすがです!

とても面白くて、見習いたいくらいです…
色んな展開があり、読者をドキドキさせてしまいます。

基本的な部分は、完璧です^^
これは私の意見ですが、『side』はあまり使わない方がいいかと…
少しゴチャゴチャしてしまうので…。
でも、私が思っただけですし、そういう書き方もあるので!気にしないでください。

あとは、あんまり空白を使いすぎない方が良いと思いました。
もちろん、必要な時はいっぱい空白を使って構わないと思います。

これらは、全て私のコメントですので、あまり真面目に聞かなくても良いと思います。
ただ、この意見が役に立ったら嬉しいです!

鑑定ポイント
★★★★☆/★★★★★

ご依頼、ありがとうございました!!

376:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/04(木) 20:58 ID:ez-ZBY

▼とかげsama

好評価ありがとうございます^ ^*
"side"については考えてるんですが...
"side"なしはあまり得意ではないので今、練習中という感じですね。
指摘感謝致します。
空白は必ず一行ずつ空けるのがモットーなんですが、他の方の意見も聞いて改善していきたいと思います。

評価、ありがとうございました^ ^*

377:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/05(金) 21:01 ID:ez-GI2

*弥琴side*

悪へと転生した私は目の色を変え、家に帰った。

『煙草……、っ!!弥琴!!何だ、その髪は!!』

父の目に留まったのは私の髪。

『うるさい』

『父様に向かって"うるさい"とは……!!口を慎みなさい!!』

うるさい……
うるさい……!!

今はそれしか頭にない。

『アンタなんかお父様じゃない』

優しかったお父様……
笑顔の絶えないお父様……

それが今は、
煙草、煙草……

私はこき使われてばかりで……

こんなの――

















お父様じゃない。

378:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/06(土) 15:19 ID:ez-lSg

*弥琴side*

「それから私は町で良く暴れるようになりましたわ」

高校一年生。
バッドを持ち、煙草を吸い、髪を切り――

高校では有名なヤンキーへとなった。

『私に挑もうってか?やめといたほうが身のためだと思うけど』

『っ……!!ふざけんなぁぁぁ!!』

……やってしまう。
無性にも悪の血が騒ぐ。

『くっ……!!はぁ、はぁ……』

『私に挑もうなんて図が過ぎてるよ』

バッドをケースに直しては家に帰る。
ここからは私にどうしようも出来ない地獄の始まりだ。

379:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/06(土) 16:01 ID:ez-GI2

*弥琴side*

家に着くとドアを開け、靴を脱ぎ、無言で上がる。

家には……誰もいない。
あのバカ親父も、置き捨て母も。

バカ親父は仕事……
いや、放ったらかして遊んでいるに違いない。

置き捨て母は既に死んだ。
別に悲しくなんてない。
私を置いて勝手に死んだんだから。

『暇……』

毎日が暇で暇で、暴れることしか考えてない。
暴れたくても暴れることの出来ない、そんな私の家は鉄で造られた、一生出れることのない檻。

そして、その日は父が帰って来ることはなかった。

『…………』

誰もいない家に、無言で立ち去る私。

朝――

学校の登校時間。
私は学校へと行く。

380:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/06(土) 16:24 ID:ez-RbM

*弥琴side*

学校でも真面目に勉強せず、ただボーっとしてるだけ。
学校なんて暇潰しのために行くもの。

掃除もサボり、そのまま家に帰る。

家に帰っても―……









独りぼっち。

その後、何日間も父は帰ってこず、行方不明と見なした。

ただ独り……
助けもない……

そうして生きてきた。私に居場所なんて……










なかった。

381:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/07(日) 17:04 ID:ez-lSg

*碧side*

「…………」

気付けば私は涙を流していた。
弥琴さんの過去が

儚くて
辛くて
寂しくて

今の弥琴さんと昔の弥琴さんの面影は全く違う。

弥琴さんは今まで重いものを背負ってきて……
私はそれにだんだんと積み重ねていく……

惨い。

この事……
司くんは知っていたのかな。

だから、弥琴さんを守ろうとしたのかな。

だとしたら私は……

この恋を






















終わらせるべきだ。

382:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/07(日) 17:35 ID:ez-Y/A

*翔side*

「長門……」

お嬢さんの過去の話で、病室中が感動と悲しさに包まれる。

俺も、お嬢さんのお陰で護るべき人の大切さが分かったかもしれない。

俺の護るべき人……

俺にも護れるのかな



アイツを―……

「……桜庭」

今、伝えなければいけない言葉。
俺が悪いって分かってる。
だけど、君にも分かってほしいんだ。

「これで分かったか?お前の護るべき人が傷付けられているのを」

「……うん」

「私……!!」

「なつ」

天使の声が降り注ぐ。
真夏の太陽が顔を照らし……
まるで向日葵の花が咲いたように優しく微笑む。

「もういいよ」

向日葵の心は勇ましく、強く、輝き続ける。
海の様な広い心……

そんな彼女に俺は……


恋をしてしまった。

383:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/07(日) 17:42 ID:ez-xMo

>>382【訂正】

×「……桜庭」

○「……櫻庭」


です。
申し訳ありません。

384:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/07(日) 21:07 ID:ez-LVE

*なつみside*

「本当に……ごめんなさい……!!」

私の行いは間違っていた。
大切な人を傷付けて、自分だけ良い思いして、
更には関係のない人まで……

一体、どう償えばいいのか分からない。

「櫻庭」

そこに救いの手が掛かる。

「俺の方こそすまない……」

涙が出るほどの切なさ。
それは五十嵐が本当に申し訳ない顔をしてるから。

385:弥碧 ◆Cs7o:2013/07/07(日) 21:57 ID:Y/A

初めまして、隠れ読者の弥碧(みあ)です^^
碧ちゃんと弥琴さんが好きすぎて名前までくっ付けてしまいました☆
「海恋/*」というタイトルの由来が>>382でやっと分かりました…!
ああいう意味があったんですね^^
弥碧もすっかり愛読です…!

386:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/07(日) 22:14 ID:ez-Y/A

▼弥碧sama

初めましてww
隠れ読者様ですか..!
ありがとうございます^ ^

はい。
"海恋"は"海の様に広い心を持つ女の子に恋をする"という意味がありますww
良くお気付きになられて..
流石ですね^ ^
愛読..!!
そこまでして読んでくださるなんて、有難いです..!!*

387:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/08(月) 18:49 ID:ez-lSg

*翔side*

「……別に気にしてないから」

ツンな表情で腕を組み、曇りがかった声で言う。

「な、なつ〜……」

「……あははっ、嘘よ。もう気にしてないからいいわよ」

……ここにもう一人、


天使の存在が在る。

誰だって天使っていうもんじゃない。

本当に心から笑えて、
本当に心から許せる。

それを"天使"っていうんじゃないかな。

388:まき:2013/07/08(月) 19:52 ID:z/g

鈴cって好きです鈴木くんよんだことありますかぁ?

389:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/08(月) 20:26 ID:ez-xMo

▼まきsama

雑談スレでお願い出来ますか?

390:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/07/08(月) 22:12 ID:ez-dcU

*翔side*

天使の笑顔が二つ重なるとき……


奇跡は起こる。











……そんな考えは甘い。
一体、いつ目覚めるのか……

俺には分からない。
だが、祈ることや、信じることは出来る。

いつか碓氷先輩が目覚める時をただただ待つだけ。

391:凛:2013/07/27(土) 16:56 ID:DwQ

すごいですね!!
こんな小説書けるなんて!!
見習いたいですわ

私も恋愛小説書いてるんですけどうまくいかなくて

よかったら
見てくれますか?
アドバイスもできたら書き込んでください
題名は空色です

これからも応援してますね

392:つまようじ、:2013/08/03(土) 23:23 ID:m-ikE

よみ ◆RCWE(元若宮鈴音)のリア友のつまようじ、です。
よみ(鈴音)の代わりにコメント(内容をそのままコピーして)しに来ました。

▼凛sama

ありがとうございます^ ^*
私の場合、恋愛小説は妄想任せですよww((笑
「空色」ですね、分かりました。
まだ書き禁が解除されていないので解除されたらコメントさせていただきますねww
申し訳ないです。

▼読者の皆様

私は今、難民板にて「*甘い毒林檎*」と「恋のなみだ。」を書かせていただいてるので良かったらお越しください。
只今、「海恋/*」の更新がストップしてしまい、申し訳ないです。
また復帰した時はよろしくお願いします。

(たまに「海恋/*」と「a hopeless love...」を上げてくださると幸いです)

393:よみ(代行) ◆RCWE:2013/08/04(日) 13:41 ID:m-Fkw

碧side*

「……重いよ」

重たい。
やっと司くんに会えたのに心が重たいよ。
何もかもが私を重鎮していく。

「長門……」

本当は弥琴さんの方が重いのに、どうして私は彼女よりも辛く感じてしまうんだろう。
……やっぱり私は最低なのかな。
そうこう考えてると私の頬を伝う生暖かい感触が止まらなくなった。

「碧……大丈夫、私がついてるから……」

なつはそっと抱き締めてくれた。
嬉しさが込み上げてさらに増す、私の感情。
ハッと我に返ればそこは病院。
目の前には司くんの姿が。

「司くん……」

色々と振り返ってみれば今、司くんは重体なんだ。
それなのに私は……
一人で何もかも背負った言い方をし、意味なく涙を流していた。


……なんて無惨なんだろう。

394:藤妃 よみ(代行) ◆/Ptk:2013/08/04(日) 22:19 ID:ez-Zdc

*翔side*

俺は何も背負ってない。
一人でのうのうと突っ立ってるだけ。
長門を助けることも出来ずに。

「ごめんね……」

長門は悪くない。
誰も……悪くない。
みんな自分を責めてしまうから俺まで追い詰められる。

この状況でみんなを救える人はもう……



誰もいない。

395:*なつみside* :2013/08/04(日) 22:35 ID:ez-yT6



何だろう……この感じ。みんなが壊れていく。
今は私しかいない。
みんなを助けれるのは。これは報い。
みんなへの恩返し。

「五十嵐……私がみんなを助けるよ」

「櫻庭!?」

無茶かもしれない。
碓氷くん、弥琴先輩、碧……
そして五十嵐を闇から救い出すのは。

「お願い……」

どうしても助けたいんだ。
罪滅ぼしでも構わないからみんなの笑顔が見たい。
みんな……友達だから

396:さくら:2013/08/05(月) 02:03 ID:D7U

文力ありすぎゆ*'ω')!!

ヤバたん(*>ω<°*)号泣しちゃったぁ←

上げち'∀`*)

397:さな(若宮鈴音) ◆RCWE:2013/08/05(月) 13:12 ID:b4I


「でも……僕、隠れる意味がないと思うんだ」

逃げ場なしのこの空間で隠れるが勝ちなんてことはない。
僕達はきっと錯覚に操られているんだ。
どこかにヒントがあるはず。
必ず。 

「ん……?うわっ、返り血が半端ねぇな……」

周りには猟獲達の返り血が跳ね浴びている。
足元には肉体の破片や眼球だらけ。
もはや足場などない。
おまけに死体がゴロゴロと転がっており、生臭さが鼻をツンと刺激させた。

「紫苑、あなたも声が大きすぎます。耳に響きますから落ち着いて」

「……分かったよ」

シズクさんは静かに挙銃を握ったまま。
冷静冷酷な彼女に対して落着けない紫苑。
一向、僕は周りの読み込めない状態に困惑するばかり。
ここで無駄死にするのは嫌だ。
生存不可能ならば僕は何としてでも生き抜いてみせる。
もちろんシズクさんと紫苑も……

僕は勇気を振り絞って挙銃の引き金をゆっくりと引いた。

398:さな(若宮鈴音) ◆RCWE:2013/08/05(月) 13:42 ID:b4I


書き込むスレ間違えました。
  申し訳ありません。

399:さな(若宮鈴音) ◆RCWE:2013/08/05(月) 16:09 ID:b4I


▼さく

いやいや...
お世辞でも嬉しいですww
号泣...!?
とんでもない...!!
上げ、ありがとう*

400:弥雨 ◆t5PE:2013/08/05(月) 19:10 ID:jQE


え? すーちゃん?

わわわっ(° Д ° 〃)
すーちゃんだぁッッ!!

えーと、あずきですっ!
名前をコロコロ変えてますン…←


…覚えてるかなぁ(´・ω・` )

401:弥雨 ◆t5PE:2013/08/05(月) 19:11 ID:jQE

あ、400とっちゃった…(´・д・` )

402:さくら:2013/08/06(火) 21:02 ID:D7U

上げち*'∀`)♪

403:碧妃 さな ◆RCWE:2013/08/07(水) 04:36 ID:sWY


私がいない間に色々と
ありがとうございます...!!
少し書き方変えますね←
久々なのでグダグダになっていますが、
お許しください((汗

▼あず

お久し振りです*
呼び名、あってるかな...??
覚えてるよ〜
キリ番は気にしないで←
私が唯一気にするのはなぜあずが
すーちゃんと叫んだのかだよ...!!

▼さく

ありがと*


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

*碧side*

みんないるはずの病室が、
嘘みたいにシンと静まり返っている。


「みんな……」


……私のせいだ。
私が失言してしまったせいで
今はこの空気に至る。


「大丈夫だよね……」


くよくよなんてしていられない。
私は私のまま、前に進まなきゃ
一体誰が司くんを護れるのよ。


「長門……」


暮れなずむ太陽の光が悟ってくれた。
"負けてはいけない"って……
海辺育ちの私だからこそ分かるのかもしれない。


まだ、希望はある―
私達はそこに突き進まなければいけないんだ。


「教えてくれたの。私達にはまだ、未来があるって」


過去はあるけど未来は来ないなんて定められた現実に
従うほど、甘くはない。


今だからこそ、この時を歩まなきゃ
私達には何も訪れない。

404:りな ◆IoXo:2013/08/07(水) 08:14 ID:HfQ

書き禁とけた感じですね!!

405:弥雨 ◆t5PE:2013/08/07(水) 09:02 ID:jQE


:すーちゃん

あずであってるよw
え? すーちゃんって呼んでたよ…ね?

406:碧妃 さな ◆RCWE:2013/08/08(木) 04:13 ID:sWY

▼りなsama

実はまだでして...

▼あず

うん、うん*

407:日向 ◆t5PE:2013/08/08(木) 07:16 ID:jQE


また、名前を変えてしまった…orz


小説 がんばれっ♪

408:碧妃 さな ◆RCWE:2013/08/08(木) 20:21 ID:ez-dcU


★あず

了解*
ありがと(`・ω・´*)


***********************


*翔side*


「っはは、お前らしいや」


俺達に託された限りある時間に希望を賭け、俺達は歩み出す。

間違った道に踏み出すとか踏み出さないとかじゃなくて、今をどう生きるかだ。


「本当。碧らしい」


彼女が教えてくれた。
俺達がすべきことを。


「私達には祈ることしか出来ない……という訳ですわね」


……そう。
祈ることしか出来ないんだ。


碓氷先輩が目覚めるのをただただ待つだけだ。

409:凛:2013/08/08(木) 21:09 ID:q8w

私の小説よんでねー

コメントも!!

更新してる!

おもしろいですよお!!

410:碧妃 さな ◆RCWE:2013/08/10(土) 20:35 ID:b4I


★凛sama

いつもありがとうございます(´`*)
はい、読ませていただきますね。

**********************

*碧side*

「とりあえず、今日は帰ろう?」

「そうだな……」

それぞれが別れていき、最終的には私と翔だけになる。
窓の外は夕日が上がっていて、凄く心が洗われたような気持ちになった。

「司くん……早く目、覚ますといいね」

「あぁ……」

病室を出てもこんな話ばかり。
とにかく司くんが心配でたまらないんだ。

帰り道は翔と一緒。
隣にいるのが彼だから私も安心して帰れるんだ。

「なぁ、長門……」

「何?」

翔が切なそうな顔をしている。
予測不可能な表情で彼はボソっと呟いた。

「碓氷先輩が目を覚ましたら……お前はあの人の元に戻るのか?」

今聞かれたくない質問。
無神経に足が止まった。
何故か究極の選択を迫られてるみたいで……
心の奥底が熱くなる。

「い、今は分からないかな……」

とりあえずそう答えた。
でもきっと……
私は彼の元には戻らないだろう。
ただの幼馴染だから……
そういう関係で終わらせていいんだ。

「そうか……」

今更恋人同士だなんて正直私には結構な勇気がいるから、
私には、弥琴さんとくっついてほしいと思う。
もうそれ以上何も望まないから……

「それがどうか――……」

ひんやりと冷たい風が私の頬に触れ、
生暖かい感触が私の唇を伝った。

「好きだ……!!」

覚束ない悲しそうな瞳で私を見つめる。
台風のような激しい恋の予感がした――

411:碧妃 さな:2013/08/11(日) 16:37 ID:b4I


*翔side*

「…………」

沈黙の中、俺はこう呟いた。

「お前と出会った時から……ずっとずっと好きだったんだ」

高2で出会い、碓氷先輩を切なそうに見つめる長門、
お嬢さんを一度も恨まず、桐生に対しても笑顔で接していた長門、

全てが好きだったんだ。

「私……翔にそんな風に……」

「怖かったんだ……!!今のお前は碓氷先輩しか見えてないからすぐに振られるんじゃないかって……」

俺は勇気の出せないひ弱な人間だから何にでも恐れてしまうんだ。
だから、俺は……

弱い。

「ごめんね。私……」

長門のことだ。
返す返事のことぐらい分かってる。
長門は優しいから、嘘をついてでもきっと曖昧な言葉を返すだろう。

「今の翔は恋愛対象として見れない……」

ほら。
長門は"嫌いだ"とか"残念だ"とかは絶対言わないんだ。

412:碧妃 さな ◆9fPM:2013/08/11(日) 19:53 ID:ez-wug

*碧side*

翔の言葉に戸惑ってしまい、その場から立ち去ってしまう。

「長門っ……!!」

どうして……、
どうしてあんなこと言っちゃったんだろう……

「私の馬鹿……!!」

傷付けたつもりはないと思っても相手の顔を思い出す度、胸が締め付けられて傷付けてしまったと思ってしまう。
それは私が優しいからとかじゃなくてただ同情を買おうとしてるだけなんだ。

「分かってるのに……」

既に分かってるはずなのに出てくる言葉が全て裏腹になってしまう。
確かに今は好きになれないかもしれない。
だけど……私はきっと……

「駄目だ、私……!!」

彼のことを好きになってしまうだろう。
司くんのことも忘れてしまって……

いつかは私じゃなくなる日が来るのかもしれない。
もしそんな日が来てしまったら……
一体、司くんは私をどんな目で見るのだろう。

413:碧妃 さな ◆9fPM:2013/08/11(日) 21:08 ID:ez-/no

*なつみside*


「はぁ……私も青春したいなぁ」

五十嵐と碧を見れば分かる青春さに私もキュンキュンしてしまう。
そんな時……
薄明かりの蛍光灯の下、ポツンと立ち尽くしている彼を見つけた。

「五十嵐ー?」

「櫻庭……」

いつもの五十嵐じゃない。
どこか寂しそうな顔をしている。

「どうかしたの?」

私は彼に問い詰めた。
五十嵐のことだから……原因は碧に違いない。

「……れた」

「え?」

「振られた」

振られたって……
もしかして……

「アンタまさか……碧に告白したの!?」

こんな状況で告白なんて……まさか。
そんなはずがない。
五十嵐だって高校生だし、この場の空気も分かるはず。

「あぁ……」

五十嵐はコクリと頷いた。

「嘘でしょ……」

だったら尚更。
やっと安堵の溜め息をつけたっていうのに……
もう誰の悲しい顔なんて見たくない。

「っ…………!!」

「櫻庭……?」

抑えきれない感情を唇に込め、彼の唇にそっと触れた。

「アンタ見てると私も苦しいの……!!お願いだからそんな悲しそうな顔しないで……」

今までのは演技だったのかも知れないけど、今の私は本当に苦しい。
そして今、不特定多数の赤い糸が絡み合い百花繚乱、色々な恋の花が咲き誇る――

414:碧妃 さな ◆RCWE:2013/08/12(月) 19:12 ID:b4I


*翔side*

「すまない……」

言いたいのはそれだけじゃない。
櫻庭の瞳に映る俺が彼女に語り掛けようとしている。

「なぁ、櫻庭……」

夢のような一時はこれでもうおしまいなのか。
俺が問う質問に櫻庭は頷いてしまったら……
一体俺はどうすればいいんだろう。

「お前……お、俺のことが……」

恥ずかしさのあまりか、上手く声を出せずにいた。
すると櫻庭は俺の胸ぐらを掴むかのように胸にすがり寄ってきた。

「ずっと好きだった……」

先程の俺の台詞と似たようにか細い声で彼女はそう言った。
俺の予想はど真ん中。
そうでなければ涙を流し、頬を染めながら男に口付けなどしないだろう。
今の彼女だって……
ピンク色に染まった頬を必死に隠そうとしている。

「昔……振ったのに?」

俺は昔、彼女に見向きもしなかったから俺が好かれることなんて有り得ないと思った。

「あの話はもう終わりよ……ただ貴方が愛おしいだけ……」

「っ…………」

予想外の出来事が起こってしまった今、俺は返事を返せずにいた。

他の男に見向いている女性と真っ赤になりながらも真剣に俺を愛してくれる女性。
今、俺が選ぶべき道は……


どっちなんだ――

415:碧妃 さな ◆RCWE:2013/08/12(月) 21:16 ID:b4I


*碧side*

夢中で暗闇の中を駆けていく今、もう引き返せずにいた。

「もう分かんないよ……!!」

頭が混乱し、何もかもが分からなくなっている。

「痛っ」

懸命に走っていたら何かが私の頭に当たり、尻餅をついた。

「痛ぇっ……」

前からは聞き覚えのある声がし、
不安になりながらも顔を上げてみればやはりあの人物がいた。

「桐生くん!!」

弥琴さんの弟、桐生葵さん。

「やめろよ。その呼び名……」

本名は"藤咲蓮"さん。
名前までも変えて、私と司くんの仲を引き裂こうとしていたらしい。

「あ、ごめんなさい……」

でも……どうして彼がここに?
もう何の因縁もないはず。
いや……もしかして……!!

「貴方まさか……司くんを襲いに行く気ね!!」

「はぁ?」

そうだ。
そうに違いない。
司くんまで巻き込むなんて……卑劣な……

「その逆だっつーの」

冷静沈着とした彼の声に私の体に溜まった怒りはスッと落ち着いた。

416:碧妃 さな ◆RCWE:2013/08/12(月) 21:54 ID:b4I


*蓮side*

「だから――」

俺が第一病院へ向かう一部始終を全て長門先輩に話した。

「ふーん……そういうことだったのね」

真実を話す上に長門先輩は思いっきり俺を疑い始める。

「アンタなぁ……!!」

「知ってるよ」

顔を上げれば笑顔で俺にこう言った。

「貴方が優しいことくらい知ってるよ」

何度も揺らぐ俺の心に突いてきたのはまたしても長門先輩。

何度も何度も好きになって……
何度も何度も悔しくなる。

自分が妬いていることにも気づかずにただただ彼女に惚れ続け。

「俺に笑顔なんか向けんなよ……」

「え?何か言った?」

「何でもねぇよ……」

彼女の笑顔に振り回されつつも俺は遊び心で嘘をついてしまう。

自分の気持ちに気づきたくないだけなんだ。

417:碧妃 さな ◆RCWE:2013/08/13(火) 00:37 ID:b4I


*翔side*

「やっとスッキリした」

「え……?」

櫻庭が俺の胸から離れればフッと笑みを溢し、涙目ながらもいつもの彼女らしく俺に呟いた。

「嘘よ」

右手で黒く透き通った長髪を靡かせれば彼女は同じく右手の人差し指で俺の唇に触れた。

「アンタのことが好きな訳じゃない」

唇から人差し指を離せばやれやれとした表情で後ろに振り返り、立ち去ろうとした。

「なっ……櫻庭!!」

俺は夢中で彼女の手首を掴み、引き止めた。
しかし彼女は振り返ろうともしなかった。

「嘘ついてごめんね……碧と頑張って!!」

その言葉を残し、彼女は薄暗い闇の中を走っていった。
多少涙声で言いながら好敵手を応接する。

まるで俺と碓氷先輩のように。

418:碧妃 さな ◆RCWE:2013/08/13(火) 00:43 ID:b4I



>>417【訂正】

×・・"応接"
○・・"応援"

です。
申し訳ありません。

419:りな ◆IoXo:2013/08/13(火) 00:45 ID:/Qs

うっうっ……なんか櫻庭ちゃんうちに似てる感じがして泣けてくる……。
素直になれないとことか……グスン。
凛ちゃん(←某漫画のキャラ)に似てる……。

420:碧妃 さな ◆RCWE:2013/08/13(火) 01:01 ID:b4I


★りなsama

大丈夫ですかいっ!?
ティッシュを…
素直になれないんですか…(´`*)

実は私もです(`・ω・´;)

421:勇架:2013/08/13(火) 11:31 ID:qK.

久しぶりに読んでみました

422:碧妃 さな(若宮鈴音) ◆RCWE:2013/08/13(火) 21:54 ID:b4I


>>417

×…「アンタなんか好きな訳じゃない」
○…「アンタなんか好きな訳ないじゃない」

です。
申し訳ありません。

★勇架sama

ありがとうございます(´`*)
お会いするのもお久し振りですね*

**********************

*弥琴side

「もう皆さんいないかしら……」

病室に近く辺りをキョロキョロと見回し、病室のドアを開ければ同じく見回す。

「いませんわね……」

誰もいないことを確認した私は再度病室に入り、司様の隣に置いてある椅子に座った。

「司様……」

悔やんでも悔やみきれない行為をしてしまった私はもう生きている意味がないと確信する。
今回は長門さん達の口封じのおかげで助かったものの……
やはり司様を傷付けてしまったことに変わりはない。

「いっそのこと私はここで命を絶ちます……」

ポケットからカッターナイフを取り出し、カチカチと音をたてながら少しずつ刃を出していく。

「今までのこと……全て私が責任を取らせていただきます。ごめんなさい……」

そう言い残し、目を瞑ってカッターナイフの刃を手首に当てた。
その時、何かしらの温かい温もりが私の腕に感じたのが分かり、目を見開いてみた。

「司様……!!」

「馬鹿なことしてんじゃねぇ……!!」

そこには苦しそうに息を吐きながらお私の腕を力強く掴んだ司様の姿があった・
こんなタイミングでお目覚めになるなんて思いもよらなかった。

423:碧妃 さな(若宮鈴音) ◆RCWE:2013/08/13(火) 22:10 ID:b4I


★皆様

色々と訂正があるのは少し事情によって自分自身から投稿出来ないからです。
何度も訂正があると思いますがご理解頂けるよう、よろしくお願いします。

424:碧妃さな ◆RCWE:2013/08/14(水) 21:15 ID:b4I



*碧side*


「じゃあ私も行くよ」
 

たったさっき行ったばかりだけどやっぱり気になるからね。
私も藤咲くんについていくことにした。


「あぁ……」


私と距離を取る藤咲くんの側をゆっくりと歩いていく。
すると、ポケットの中で何かが微かに振動しているのが分かった。


「何だろ……」


何も気にせず、途中で立ち止まってポケットの中で振動している物体を取り出した。
携帯電話だ。


「誰……」


その携帯には"弥琴さん"と書かれていた。
私は急いで携帯の受信機マークを押し、電話に出た。

425:碧妃さな ◆RCWE:2013/08/15(木) 19:27 ID:b4I


*弥琴side*

「っ…………」

電話を掛けたものの、司様は必死に電源を切ろうとする。
その力はとてつもなく強く、まるで何かを拒んでいるように見えた。

「司様っ……どうして……」

「駄目だ……!!」

相手の言葉に理解出来ずにいた私は誤って脱力し、携帯を落としてしまった。
拾うにも拾えず、ずっと司様に腕を掴まれたまま。
そのままどうすることも出来なかった。

「弥琴さん!?弥琴さん!!」

落ちた携帯からはただただ長門さんの声が響いてくるだけ。
それに伴い、蓮の声も聞こえてくる。
はっと我に返れば司様の表情を伺い、青色に染まったその瞳を見つめた。
鋭い目付きで私を見る司様はどうも何か訳があるようにしか見えなかった。

「今、彼奴等を呼んだら――」

司様が何かを喋り掛けたが、最後まで聞かずに無視した私は落ちた。
携帯まで届くように大声で「第一病院へ急いで来てください!!」と言った。

426:碧妃さな ◆RCWE:2013/08/15(木) 20:27 ID:b4I


>>425【訂正】

×…最後まで聞かずに無視した私は落ちた。

○…最後まで聞かずに無視した私は落ちた。携帯まで…

です。
申し訳ありません。

427:碧妃さな ◆RCWE:2013/08/15(木) 21:51 ID:b4I


>>426【訂正】

×…最後まで聞かずに無視した私は落ちた。

○…最後まで聞かずに無視した私は落ちた携帯まで…

です。
二度も申し訳ありません。

428:千鶴 ◆RCWE:2013/08/16(金) 04:13 ID:sWY


上げておきますww

429:千鶴 ◆RCWE:2013/08/16(金) 20:43 ID:b4I


*碧side*

「弥琴さんの様子がおかしい……!!」

甲高い声を上げた弥琴さんの様子がおかしいと思えば携帯を閉じ、直ぐ様病院へ向かった。

「姉さんに何が……」

……分からない。
せめて分かるのは司くんに何かあったことだけ。
病状が悪化してしまったか、はたまた目を覚ましたのか。
その二つだけだった。
病院からはそんなに離れてなかったから全速力で弥琴さんの元に向かう。

「とにかく急がなきゃ……」

病院に着けば入り口付近の階段から二階へと上がり、目の前に見える病室に入った。

「弥琴さん!!」

「姉さん!!」

――私達は衝撃の出来事を目の当たりにした。

「あ…………」

ベッドで上半身だけ起こしている司くんが弥琴さんの胸ぐらを掴み、唇と唇が触れ合っていた。

430:千鶴 ◆RCWE:2013/08/18(日) 19:47 ID:b4I


次スレから書き方を作者目線に変えさせて頂きます。
少し覚束なくなってしまうかと思いますがよろしくお願いします。

−千鶴−

431:千鶴 ◆RCWE:2013/08/18(日) 20:24 ID:b4I


「姉さん……」

驚きの光景を目のあたりにした蓮は弥琴に向けて視線を送った。
同じように体が凍りついたまま何も言葉が出ない碧。
力強く碧の手を握り締める蓮にも気付いていない様子だった。

「な、長門さんに蓮……」

まるで自分自身も状況を把握していない彼女に蓮が取っ組み掛ける。
もちろん碧はそのまま一歩も動けずただ呆然と立ち尽くすだけ。
そんな碧に彼が一言を発した。

「お前、誰だ?」

冷ややかな瞳で碧を見つめる彼はまさに"氷龍"のよう。
白銀の髪を靡かせる風が病室の扉から透き抜けていく。
知らぬ間に弥琴の胸ぐらを掴み、蓮は俯きながらも渇を入れていた。

「姉さん、何やってんだよ……」

込み上げてくる怒りを心の中で重鎖させ、変わりに一筋の涙を流す。
一体誰の為を思っているのか、きっと彼にしか分からないだろう。
何もかもが消え去っていく彼女の為を思って。

*********************

やはり少し覚束ないところがあるのでもう少し練習してからにさせて頂きます。
申し訳ありません。

432:千鶴 ◆Pz2c:2013/08/20(火) 20:15 ID:b4I


「違う……これは……!!」

言い訳を話し出す弥琴に更に蓮が鬼神の如く形相を立てる。
重たい空気の流れる病室に重心がかかる。
相変わらずの司と碧は見つめ合ってままでお互い一歩も譲らない"勝負"をしているような状態だ。
そんな中キィと音を立て、扉がゆっくりと開く。

「碓氷先輩!!」

「か、翔さん……」

慌てた表情で中に入ってきたのは他でもない、翔だった。
きょとんとした顔で一人一人を見つめていけばどこか心地ないような怪訝そうな顔をする。
それが司が壊した空気だと直感すれば蓮同様、翔は司の胸ぐらを掴み、静かに吠えた。

「アンタ何やってんだよ……!!」

そして司は無表情のまま「離せ」と一言を告げる。
いつもの司のような冷酷な瞳で相手を見つめた。

「馬鹿かアンタは……!!」

翔は分かっていた。
司はもう記憶が戻っていることを。
それでも口にしないのは司の気持ちを理解した上までのことだ。
陸上部界ならではの余程の仲だからこそ分かるのかもしれない。

433:篠宮るい mei788788:2013/08/20(火) 22:09 ID:ru.

皆さんウマイ!これからが気になる。初心者とは思えない。

434:& ◆BajI &:2013/08/20(火) 22:10 ID:ru.

ウマイ!

435:千鶴 ◆Pz2c:2013/08/21(水) 18:48 ID:tJg


★篠宮るいsama

>>434も篠宮様ですよねw
ありがとうございます´`*
他の方とは比べ物になりませんがぼちぼち更新していくのでよろしくお願いします。

436:千鶴 ◆Pz2c:2013/08/21(水) 20:12 ID:tJg


更新したいのはやまやまなんですが…進むにも進めないので少しアンケート(簡単に言えば質問)的なのをしたいので答えて下されば幸いです。

質問するのは1問だけですが、最近目線書きに困っております。
最初はキャラ目線で書いていたものの、途中から作者目線に変えました。
見て分かる通り、少し覚束ないでしょう。
そこで皆さんにお聞きしたいのですが作者目線とキャラ目線、どちらが良いでしょうか(読みたいですか)?
読者様優先としますので何なりとお申し付けください。

質問の答えはこちらの小説スレでも構いませんが、
なるべくフリートーク板の「( ´∀`)千鶴の小説に来てくれてる人は来てね*゜+。【その他の人もOK】*part2*」にお書き頂けるよう、よろしくお願いします。
尚、質問の答えがないようであればこちらで考えて続きを執筆させて頂きます。

437:千鶴 ◆Pz2c:2013/08/24(土) 19:37 ID:tJg


《お知らせ》

しばらく全私小説の更新をストップしようと思います。
期間は分かりませんが多分気分次第で変われるかと…
それまでまれに(「HunterΩSniper」と共に)上げてくださると嬉しいです。

申し訳ありません。

438:あ:2013/08/24(土) 19:55 ID:WvQ

あsd

439:千鶴 ◆Pz2c:2013/08/29(木) 15:33 ID:sWY


一旦上げますw

440:千鶴 ◆Pz2c:2013/08/30(金) 17:04 ID:tJg


*碧side*

「翔!!」

私は彼の腕を掴む。
司くんの気持ちを分かっているからここで決意を着けるべきだ。
少し辛いけど……
宣告をした相手にとっては好都合だろう。
そう思いながら私は思いっきり司くんの頬を叩いた。

「長門っ……!?」

「ちゃんと弥琴さんを守ってあげて……!!」

そう告げ、私は病室を後にした。
自分でやって、自分で言っておきながらも凄く胸が痛む。
大切な人をこの手で関係を終わりにしたことを私は誇りに思えなかった。

「っ…………」

私がもう少し大人だったら……
ちゃんと良い先決が出来ていたのだろうか。
今の私は凄く皮肉だ。

441:千鶴 ◆Pz2c:2013/09/08(日) 17:18 ID:tJg


これからは碧のみのsideで書かせて頂きます。

442:千鶴 ◆Pz2c:2013/09/08(日) 23:02 ID:tJg


後から湧いてくる"悲しい"感情を私は抑えることも出来ず、涙が頬を伝っていくばかり。
背後で私を呼んでいる翔にも目を向けず、ただただ"ここから離れたい"という思いを胸に抱いて懸命に走り出す。

「長門さん……」

完成したパズルのピースが人の手によって壊され、バラバラになっていくように、私達の友情もバラバラになっていく。
そのパズルを壊したのは他でもない私で、友情を壊したのも他でもない私だ。

「長門……!!」

私が全て悪い。
感情をコントロール出来ないくせに真っ向していく私が"憎い"
心が重い鎖に縛られたようで進む道がなくが重い柵で遮られたようで、今の私には"不安"と"憎さ"しかなかった。

443:あ〜ヤ ◆I1o.:2013/09/14(土) 10:11 ID:4lg

海恋、タイトル見たときからすっごい気になってました(あっ、私この小説では初コメです)

翔くんとか司くんとかもうドストライクすぎてでなんかヤバいですw

もう私の小説とは
“ユーラシア大陸”と“凍らしたら最悪”ぐらい違くて……

作者目線、とは、三人称のことでしょうか
私はキャラ目線(一人称)がいいです

長いですか?長いですよね、ええ。長文すいません
これからも読ませて頂きます

444:千鶴 ◆Pz2c:2013/09/15(日) 13:12 ID:tJg


▼あ〜ヤsama

初コメ有難うございます*´`
範囲が…ハードル高過ぎますよ〜
キャラ目線ですね、分かりました。

嬉しい限りです*´`

445:千鶴 ◆Pz2c:2013/09/16(月) 15:53 ID:tJg


「私って……」

後から言いたい言葉が激しい泣き言で途中で止まってしまう。
ふと目の前を見れば小さな子犬が私の方を見ていて、きゅーんと潤んだ円らかな瞳で私にすがり寄ってきた。

「おいで……」

私が手招きしてやると愛くるしい姿でよちよちと膝に乗ってくる。
これだけでも心が安らぐなんて、これだけでも涙が退いていくなんて、凄い"弱い"と思った。
誰かを恨むなんてこと出来ないんだもの。
むしろそれは私の立場ではない。




爽やかな風がそよぎ、
木陰が揺れ始め、
心が大きく変化する頃。
一つ明かりが私を導いてくれていた。

446:ゆのん ◆sm.A:2013/10/12(土) 01:03 ID:2vw


上げ♪(o・ω・)ノ

447:碧瀬きょん(ゆのん代理):2013/10/18(金) 20:56 ID:1Q2


「見つけた……」

愛しい声が心に響いた。
呼んでもいないのに、あなたはいつでもどこでも駆けつけてくれる。
今こうやって物陰に隠れていても発信器がついているのか、息を切らしながら私を見つめる翔の姿が在る。

「どうして……」

「行くなよ……!!」

私の言葉を遮るように翔の腕が首回りに回された。
そして背後から翔の温かい吐息が耳に掛かる。

「は――離して…」

だけど、今はそんな余裕もなく。ドキドキする心臓を押さえながら痛い言葉を振り撒いた。
顔を上げずに、いかにも迷惑そうな雰囲気を醸し出して無理矢理翔の手をほどこうとする。

「絶対離さねぇ」

恐ろしいほど負けん気な声色がゆっくりと耳に届いた。
その声色は今までよりも急激に成長した大人のようでたくましい。
本当は嫌なはずなのに。
迷惑なはずなのに。
どうしてこんなにも、
悲しくて、

涙が出るんだろう――

448:*黒澤華恋* ◆r9YM:2013/10/21(月) 18:01 ID:Viw

全部読みました!!1日で←
感動&キュンキュン&切ないなぁぁあ……
評価頼んでもらえて光栄でしたよ♪
更新頑張ってください!!
若宮様……!!<(* ° △ ° *)>

449:碧瀬きょん(ゆのん代理):2013/10/22(火) 01:39 ID:f0c

碧瀬きょん ◆Pz2c:2013/10/22(火) ID:ez-lSg

突然なお知らせとなってしまいますが本日をもって私、碧瀬は葉っぱ天国作家を引退させて頂きます。
理由は申し訳ないですが私にも良く分かりません。ただ怖い≠ニいう感情がひたすら脳内で廻り回ってるだけです。更新したくても更新出来ないという日もありました。
こうして碧瀬の更新を楽しみになさってくれている方にご無礼な真似をしたかと思い、非常に申し訳ないですが少し時間をください。
また自信がもてましたら碧瀬きょんとして戻って参ります。
長期間の引退であれば新しく書き直しますので安心してください。
とても申し訳ない気持ちで碧瀬の葉っぱ天国作家に幕を閉じてしまうことになりますが今まで応援してくださった皆様、楽しみに待ってくださった皆様、本当に有難うございました。

感謝の気持ちでいっぱいです。


‐碧瀬‐

450:若宮鈴音 ◆RCWE hoge:2013/11/02(土) 07:29 ID:R/g


それは支えてくれる友達がいるからか否か。
既に私の心のメーターは満タン状態だ。

「な、んで……」

ぎこちない言葉を発しながらも翔の腕の中で小さく呟いた。
相手にしか聞こえないほどの音量で。

「長……、碧が好き……だから?」

……見なくても分かる彼の素顔が脳裏に焼き付く。
その言葉には僅かに疑問符が飾られていてどこかなかなか落ち着かなかった。
昔の司くんの時とは少し違う。何を言われたって何をされたって恥じらうことなんてこれっぽっちもなかった。
それが今ではこの様だ。
……裏切りたくはない。
裏切りたくなんてない。
だけど、
偽りたくもない。
中途半端なこの気持ちのまま終えるなんて到底出来ないだろう。
一つだけ。一つだけ言えること。それは――




「私には選ぶことなんて出来ない……」

二つの内、一つを選ぶ究極の"選択肢"だった。

451:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/11/02(土) 07:31 ID:R/g

上げ。

452:碧瀬きょん ◆Pz2c:2013/11/03(日) 02:49 ID:sWY


私、碧瀬…やっと復活です。
結構短めでしたね。
でもすいませんでした。
そして有難うございます。
更新量は少ない一方ですが
よろしくお願いします。

* * * * * * * * * * * * *

▼*黒澤華恋*sama

1日で読み上げるとは…
大変お疲れ様でした。
そう言って頂き嬉しい限りです。
評価、有難うございました。
なかなかお礼が言えずにいて…
申し訳なかったです。
若宮は只今"碧瀬"として難民板でも
活動しておりますのでよろしくお願いします。
小説スレでは碧瀬として活動していますが
雑談スレでは瀬月として活動しておりますので
お間違えのないように…
またリクエストも受け付けておりますので
いつでもどうぞ。

※「若宮は…」からは他の読者の皆様への
メッセージでもあります。
長文申し訳ないです。

453:碧瀬きょん ◆Pz2c:2013/11/03(日) 03:14 ID:sWY


「選ぶって……?」

振り返る翔に笑みはなかった。
むしろ強張っている、と言った方が正しいのかもしれない。
別に迷う必要などない。
確実に決まっている……はずだから。
それなのに、心はまだ私の口を紡ごうとしている。
まるで私の発言を防ぐかのように。

「私は……司くんが好きなんだよね……?」

自分でも気づかないほど、分からないほど溺愛しているのか。
はたまた他に想い人がいるから分からないのか。
心の謎は一向に深まるまま……時は一刻と過ぎていく。

454:碧瀬きょん ◆Pz2c:2013/11/03(日) 19:26 ID:sWY


「好きなんじゃないのか?」


多少戸惑いつつ、彼の余韻は少し強弱の差が激しかった。


「分か……らないの」


これだからまだまだ未熟なんだ。
決められない未熟さがあるから今もまだ人を傷つけてしまう。
もしかしたら永遠に――……



「分からないって言うならさ、」

「試してみろよ」


彼の言葉の意味がどういうことなのかあまり理解できなかったけど、何故かそれに従おうと思えた。
どう従えばいいのか分からないけど言葉だけじゃ何も伝わらない≠チて感じれた。


「そだね……」



……が、その行動が再びまた事件を起こしてしまうことをまだ、誰も知らない。

455:千鶴 ◆Pz2c:2013/11/03(日) 21:12 ID:sWY


――翌日。


小さな灯りの元に一年の中で最も寒い季節が舞い降りた。



「寒っ……」

「大丈夫か?」


肌寒い身体に一本のマフラーが巻かれた。
今、私の隣にいるのは――


「司くん」

456:愛乃れい(りな):2013/11/04(月) 01:17 ID:9Fk

えっ、ええっっ!?
司くんっっっっ!?!?

457:優妃花音 ◆nuuE:2013/11/04(月) 07:09 ID:Viw

司〜〜〜〜!!!

458:碧瀬きょん ◆Pz2c:2013/11/17(日) 06:56 ID:sWY


▼れい…でいいのかな?

びっくりした?


▼ひーたん

司がどったね?

459:碧瀬きょん ◆Pz2c:2013/11/17(日) 07:02 ID:sWY


……ではない。
隣にいるのも今や翔だ。
司くんが私の隣に来ることは……
もう、二度と、ないだろう。
私には分かる。風が予兆してくれたから。


「碓氷先輩がどうした?」

「ううん、何でもない」


鼻をピンク色にして顔を覗かせる翔に笑顔で振る舞う。
心配をかけたくないから尚更だ。


「……そっか」


そんな私達の関係は順調なようで、いつしか大切な関係となっていた。
……でも、それでも今、やはり彼の事は忘れられない。
彼とも大切な関係だから。
大切な幼馴染だから。

460:愛乃れい:2013/11/17(日) 08:17 ID:9Fk

>>458
れいって呼んでー♪
きょんって呼んでいい?

司くんが隣に居るのかと思った…
めっちゃ、おぉー!ってなってからの、次読んでおぉー(笑)←何コイツ

すっかり騙された…(^^;

461:ひめひめ← ◆mzwU:2013/11/17(日) 08:50 ID:Viw

なんだ、翔かy((黙
司は…司は…。

462:碧瀬きょん(若宮鈴音) ◆RCWE:2013/11/23(土) 21:20 ID:m-ZM6


▼れい

了解!もちb前みたいに鈴でもokよん(
騙してごめんよ…


▼皆様

キャラ目線書きだと自分の実力が出せないので作者目線で書かせて頂いてもよろしいでしょうか?絶対にキャラ目線がいい、などという要望があればお申し付けください。


そして他サイトですが同時にこちらもよろしくお願いします↓

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/hibarist/

463:愛乃れい:2013/11/23(土) 23:17 ID:9Fk

>>462
きょんって呼ぶ!
(その時の名前に合わせるね〜)

作者さん目線がいい

464:霧臘 ◆WOJE:2013/11/25(月) 20:10 ID:js2

結果発表します。
小説コンテストの者です。

465:碧瀬きょん(若宮鈴音) ◆Pz2c:2013/11/27(水) 03:14 ID:sWY


▼れい

了解b
ok、有難う〜


▼霧臘sama

報告有難うございます。
そして最優秀賞有難うございました^ ^


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

「……そういえばさ」

「もうすぐクリスマスだな」


翔の発する単語に完全に忘れきっていたのか、碧が目を丸くする。

――12月24日。

世の中の恋人たちにとっては365日、1年間の中で最も愛を深める最大イベントだ。
初々しいカップルなら言葉を交わせないほど嬉しいだろう。
そして、雪がちらつく下……彼等も好きな人と過ごす初のイベントだった。


「い、一緒に過ごす……?」


いてもたってもいられない。
そのことを耳にした碧は寒さで――いや、恥ずかしながらも真っ赤にした顔をマフラーで隠すように言えば多少斜め右に視線を移し、歩幅を短くする。


「あぁ、当たり前だろ」


答えはイエスだ。
そしてやはり翔も碧同様、頬を真っ赤にするがその真剣な瞳に訝しさも偽りもない。



……が、最も難関とする一人の男が、まだ彼女のことを諦めていなかった。


「待ってろよ……"碧"」


鋭い眼差しで呟く彼の瞳にも――偽りはない。

466:愛乃れい:2013/11/27(水) 23:29 ID:9Fk

えつえっ!?まさかの司くんっ!?((ドキドキ

12月24日を恋人t((蹴
毎年、友達と遊ぶのが恒例♪

467:碧瀬きょん ◆Pz2c:2013/12/06(金) 23:08 ID:ez-R4A


――――翌日。


眩しい朝日に照らされ、大きく背伸びする。そして小鳥のさえずりと共に大きく欠伸した。

「ふあぁ〜あ……」

洗面所の鏡の前に立てば寝癖がついた長い髪をくしゃっと乱し、毛先が整われた愛用の歯ブラシを手に持ち、くりくりとした大きな瞳を伏せたまましゃこしゃこと歯を磨く。季節が寒冷の冬なせいか、少し水に触れれば身震いが止まらない。それは顔を洗う時も同様だ。
目もだいぶ覚めた頃、碧は目の前にある鏡をじぃと見つめた。何も告げることなく、時は一刻と過ぎていく。
その時碧の口がゆっくりと開かれた。

「クリスマス……か」

どうやらまだ頭の中は"クリスマス"のことでいっぱいらしい。それもそうだろう。仲の良い異性と初めて過ごす一大イベントなのだから。普通のカップルならにやけてもおかしくはない。だが碧たちはそれ以前に"友達"としての関係しか持ち合わせていなかった。翔曰く、恋人など忌まわしい関係として楽しみではないのだろう。

「緊張するな……」

しかし心は完全に恋する乙女の感情だ。特に好きな訳でもないのに緊張してしまう。例えツンデレでも、男勝りでも中身は完全なる女の子。まったく可愛らしいものだ。一方翔はと言えば彼は碧より酷く困惑していた。

468:碧瀬きょん ◆KISE:2013/12/14(土) 12:23 ID:ez-hK2


「ど、どうしよう……」


好きな女の子との初デート(仮)なせいか立冬の寒さと緊張と共にガタガタと体が震える。また、彼女でもない碧のことを彼女と思い込んでいる妄想の激しい翔は顔を真っ赤にさせ頭の中で当日のシチュエーションを思い浮かべた。


「ま、まずは駅前から……」


デートなどで良く使う場所駅前≠サこを選んだのもまだ仮だが翔としてはもう完全に決まっていた。鏡の相手(自分)に話す形態にし、身振り手振りと自分の発想を更なる形にしていく。その形はダイヤモンドのような角張った綺麗な輝きを保つ形ではないが夢で溢れた……まだまだ小さな輝き、コロコロとした様々な色の飴を包んだ虹色のセロハンのような幼い輝きを放っている。そしてその輝きに包まれた飴は予想よりも遥かに甘く……とてもとても甘い味。今回のデートをまるで甘くさせるようだった。話は戻るが翔のデートプランは駅前で碧と待ち合わせし、手を繋いで近くの遊園地に行くという予定だ。クリスマスなのに遊園地を選んだ理由……はさておき、翔は鏡の相手(自分)とにらめっこでもするかのようにしかめっ面している。


「それ……で大丈夫だよな……?」


自分のデートプランに困惑や自信を隠せない様子。そして翔は自分がこんなにも女の子に疎かったということを今悟る。……が、彼のデートプランは一つ見逃していたことがあった。

それは――



「やっと、か……」


司が既に退院していたことも、碧を奪うことも予想していなかった完全的でない緩い緩い計画である。

469:匿名さん:2013/12/15(日) 23:30 ID:ez-lSg

失礼ながらも上げさせて頂きます…

470:碧瀬きょん ◆KISE:2013/12/18(水) 21:08 ID:ez-R4A


そしてクリスマス当日。
翔は予定通り駅前で碧と待ち合わせしていた。


「寒ぃ……」


言葉通り外は極寒の風が吹き回り、完全防備をしてもとてもじゃないが体温を保てるほどの気温ではなかった。しかも現在の翔の防寒着・防寒具はコート1着とマフラー1本だけであり、身体は寒さで凍るように硬直し、ほとんど感覚がなくなっていた。碧も予定時間より30分も遅れ、やっとのことでクリスマスデートが始まろうとしていた。


「翔っ……遅れてごめんねっ……」


ぜぇぜぇと息を荒く漏らせながら懸命に深々と頭を下げ、翔に謝罪した。優しい翔はそんなことも全く気にしない様子でかじかんだ手をコートのポケットに隠すように「大丈夫。気にすんなって」とにっこり微笑んで言ってみせる。そんな翔の優しさ、かじかんだ手に気付かず碧は安堵の溜め息を漏らした。


「それに、長門らしいしな」

「もうっ……そこは置いといてよ――!!」


何とも暖かい……周りがほころぶような碧の暖かさが翔自身を温めるかのように碧は微笑む。……何も知らずに。

471:碧瀬きょん ◆KISE:2013/12/21(土) 16:21 ID:ez-hK2


「長門、行きたいところあるか?」

「ううん、私は特に」

「じゃあ、行きたいところがあるんだ」


そうして翔は碧を連れてやって来た場所は予定通り遊園地だった。しかし、観覧車にまとわれる明かりたちはひとつもなく辺りはしん、としており遊園地はもう閉園していた。


「嘘、だろ……」


考えていたデートプランは全て台無し。翔は溜め息をしつつ肩を下ろすもその後ろでは現状も遊園地に来たことも知らずに多色のイルミネーションフラワーを見て子供のようにはしゃぐ碧の姿があった。


「ぷっ、やっぱ長門は面白いな」

「へ?」


そして碧のはしゃぎ様を見て翔は思いつく。目の前のイルミネーションフラワーを見、デートプランを遊園地≠ゥらイルミネーション≠ノ塗り替えるかのように気を取り直して。


「よし……行くか?」

「うん!!」

472:碧瀬きょん ◆KISE:2013/12/25(水) 17:08 ID:ez-J/6








「綺麗だな……」


様々な色の灯りにまとわれたバラのアーケードを潜り抜ければそこはもう花園。広場の中央には大きな大木が一本、ゆっくりと変色するイルミネーションのオーナメントが大木の周りに巻き付けられ、イルミネーションフラワーとはまた違った輝きが大木から放たれている。そこからまた一番強い光を放つ、一番星のような黄色く輝く大きな星が自身の瞳を瞬かせた。



「あっ、おい長門……」


彼は魅了する。
光る花たちの中で舞い踊る子供のような妖精に。その妖精は翔を置いてどんどんと奥に入っていき、この広く膨大な花園のイルミネーションでこそ見えない暗闇の中へ消え去ってしまった。もたもたしている場合ではない。彼女を探さなければと暗闇の中へ追いかけていく。



「どこ行ったんだ……」

しかし彼女の姿はどこにもなく、大きく探し回ってもちっとも見つかりやしなかった。そんなことも彼女は知らずに、彼等にとっては予想外の人物に出会ってしまっていた。

473:千鶴 ◆KISE:2013/12/26(木) 21:18 ID:ez-R4A






「司くん……?」




入院しているはずの司を目の前に、碧は口をぽかんと大きく開けて唖然と目を丸める。
園内は物音たりともなく、ただただ重たい不吉な風が二人の間を通り抜ける。




「――碧、」

「今碧≠チて……」



司は碧の名を一言刻めば何も告げることなく強く碧を抱き締めた。今まで触れれなかった分を腕から手の平に力を込めて。




「本当はずっと、ずっと好きだった……」




その言葉に迷いはない。正直な気持ちを言った上、綺麗な青い瞳が揺るぐこともないが碧自身は酷く困惑していた。




「で、でも私は……」

「知ってる」




答えの知らない司が碧の言葉を寸止めし、訳も分からずと即答する。しかし見えすいているようで司は碧から身を離せばそっと言葉を放たせた。




「お前は昔から鈍感な奴だったから分からないだろうが、心の奥底で五十嵐(あいつ)のことを愛している」

474:千鶴 ◆KISE:2013/12/28(土) 20:58 ID:ez-hK2






「…………」




思わぬ言葉を発せられた碧は驚きと動揺のあまり言葉を見失う。一方司は先程までの穏やかな表情はどこか消えていた。




「そんな訳ないよ……だって翔は……」

「お前は友達≠セと思っていても五十嵐(あいつ)は友達ではない≠ニ思っていたらどうする?」

「――――っ、」




司は例え碧が友達として想っていても翔は異性として想っている、ということが言いたいのだろう。この静かな空間の中、碧の鼓動だけが小さく、どんどんと高鳴っていく。そして堅くなっていた司の表情が再度和らぎ、一歩一歩と碧の方へ歩を刻んでいった。




「…………来い」

「え……ちょ、ちょっと!!」




司は無理矢理碧の手首を掴み、ぐいぐいと更に奥の方へと入っていく。それは、翔の姿を目にしたからだろう。そして――彼にはもう一つの理由があった。

475:れ:2013/12/28(土) 22:52 ID:9Fk

司くんがぁ!!笑

なんか、頭の中で“噂の翠くん”って漫画のキャラが出てくる。
司って名前が同じやでかな?(^^;

476:れい:2013/12/28(土) 22:52 ID:9Fk

>>475
れいです^^
無駄レスごめん(><)

477:千鶴 ◆KISE:2013/12/29(日) 20:33 ID:ez-hK2


▼れい

司復活です(笑)

自分少女漫画(かな)とかあんまり読んだことないから分かんないけど実は兄の名前だったr(

大丈夫よ〜

478:千鶴 ◆KISE:2013/12/29(日) 21:07 ID:ez-hK2





「ちょ、ちょっと……」

「高校を卒業したら出ていこうと思う」




手を引っ張られる碧に司が衝撃の言葉を口にする。出ていく≠表すそれはもう二度と目の前には現れない≠ニいう意味をもつ。衝撃の言葉を前に碧は動揺を隠せずにいた。




「それって……」

「あぁ、お前の思っている通りだ」




碧がその意味を理解するまでそこにいるも、理解し終わればそこにいる必要はないため、話をし終われば司は碧に背を向け去っていこうとした。碧は司の背後を見ながら喉を鳴らし、司のズボンのポケットから落ちてしまったあるものを拾いとる。

479:千鶴 ◆KISE:2013/12/29(日) 21:31 ID:ez-ZBY





「これって……静岡行きの切符……?」




司が落としていったそれは静岡行きの切符だった。何故静岡なのかはさておき、その切符を手にした碧はどうすることも出来ず、次会うときまで手に持っておくしかなかった。




「長門っ……!!」

「翔……」

「先々行くから……」

「ごめん……」




やっとのことで対面した翔と碧だが曇った表情を見せる碧に翔は何か様子がおかしい≠ニ判断する。「どうかしたのか?」と声を掛けるも碧は俯き、黙ったままの状態で「どうしよう……」と言わんばかりに困惑の表情を見せた。




「どうしようって一体何が……」




同じく困惑する翔は碧が手に持つ切符を目にし、嫌な思いを胸にする。

480:千鶴 ◆KISE:2013/12/30(月) 18:19 ID:ez-lSg





「まさかお前……」

「司くん、高校卒業したら出ていくんだって……」




碧は翔の胸に顔を埋めながら小さな声で呟く。翔の発言上、勘違いしていることが分かるだろうか。先程の話と連携させるなら本来ではまさか碓氷先輩……≠ニ言わなければ話が噛み合わなくなる。その上、司が出ていくことを耳にした今、不吉な予感を感じてしまった。




「お前も行くのか……?」

「え……」




ほんの一瞬だけだが碧は躊躇ってしまった。それは一緒についていくことを、ではなくついていくかどうかという話についてだ。司の振り向き様に見てしまった切なそうな顔を思い出す度胸が痛んでいることも気付かずじまいでしばらく無言で俯いたまま「分からない……」と答えた。




「行きたかったら行っていいんだぞ」

「翔……」

「お前たちは昔からの馴染みだし……どうやら俺には二人の絆を引き裂くことは出来ないみたいだから」




今まさに司と同じ表情を浮かべる翔。本当はずっとずっと一緒にいたいのに、碧のことを思って相手の気持ちを最優先し、自分の気持ちを抑える。しかし、表情だけはどうにも笑顔で言えることはなかった。

481:千鶴 ◆KISE:2013/12/31(火) 00:02 ID:ez-LVE





「私……翔といる」

「え?」

「翔といるよ」




小さな声で呟く碧に翔が小首を傾げて問いかけ、碧は照れくさそうにしつつも一生懸命微笑んでみせた。




「本当か……?」

「うん、本当だよ」

「……っしゃ!!」




よほど嬉しかったのか喜びすぎと言っても過言ではないほど満面の笑みで翔はガッツポーズする。当たり前だ。好いている女の子が昔からの馴染みよりも自分を選んだのだから。喜びは誰よりも大きいはずだ。




「喜びすぎだよ」

「ばーか、好きな女が一緒にいてくれるだけで俺は幸せなんだよ」




今は幸せそうに見える。誰もが羨ましがるほどに。しかし、それは今≠セけの話であった。

482:千鶴 ◆KISE:2014/01/01(水) 23:33 ID:ez-dcU

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
もうすぐ「海恋/*」は完結してしまいますが「HunterΩSniper」の方も今年もよろしくお願いします。

483:千鶴 ◆KISE:2014/01/04(土) 15:44 ID:ez-RbM





時は移り変わり、春。
碧と翔は未だ高校二年生のまま、司と弥琴は卒業≠迎えていた。つまり大人への階段≠一歩駆け上がることになる。




「弥琴さんも司くんももう卒業なんだね……」

「あぁ。気持ちは変わってないよな……?」

「うん……」




表情は満面の笑みで包まれているも、心の奥底では何かしらの不安≠竍迷い≠ェ生じていた。つまりあの日から碧の気持ちは日に日に薄れてきていってるのである。その思いは一冊のアルバムから始まる。

484:千鶴 ◆KISE:2014/01/04(土) 16:04 ID:ez-ZBY



――――一ヶ月前。




『年末だからってお母さんもブーブー言わなくていいのに……』




その日碧は年末なせいか母親に押し付けられながらもマスクと三角巾、さらには軍手までを着けて自分の勉強部屋を掃除していた。碧は結構な怠け者であるためはたきで本棚の上や本の上をはたけば一目瞭然、大量のほこりが舞い上がる。大量と言っても細かいほこりばかりだがとても女の子とは思えないほどだ。そこで碧は一冊ずつ乾いた布で拭いていくことにした。




『ほこりだらけ……私も何で目につかなかったんだろ……』




はぁ、と溜め息を吐くも気付かなかった以上はどうすることも出来ないことである。しかしこの後童心に返って掃除を中断してしまうことをまだ誰も知らない。

485:千鶴 ◆KISE:2014/01/04(土) 16:20 ID:ez-0PI





『これ何だろ……』




碧が手に取ったのは一冊の分厚いアルバム。どうやらフォトアルバムのようだ。表紙には何か文字のようなものが見え、乾いた布で拭き取ってみるとそこには碧の思い出≠ニ書かれていた。碧は一瞬で自分の写真だということが分かればゆっくりとアルバムのページをめくった。




『懐かしい〜』




目に映ったのは綺麗な青い海。そこは昔碧がよく遊んでいた場所だ。遊ぶと行っても家族連れで来ていただけだが、碧にとっては思い出の場所である。懐かしさに浸っているとその下の写真に白銀の髪色をした少年が一人、碧の隣に写っていた。

486:千鶴 ◆KISE:2014/01/07(火) 23:21 ID:ez-R4A





『これって――』




そこに写っていたのは紛れもなく、碓氷司の姿であった。今とは違った優しい風貌の司。泥まみれになりながらも満面の笑みで写る彼の懐かしさに浸っている碧は言葉を失っていた。




『思い出した……』




一枚の写真で全ての真実が明らかになる。それを体験した碧はパズルのピースを繋げていくように青い海、青い空、泥まみれのまま追いかけてくる彼の姿、彼への愛しさを思い出していく――




『行か……なきゃ……』




不意に出てしまった言葉に碧は口を両手で押さえる。ぽろっと溢れてしまったものはもう元には戻せない。本心を知った今、どうすることも出来ず、高鳴る鼓動を無視してゆっくりとアルバムを閉じ、そのまま立ち上がった。

487:千鶴 ◆KISE:2014/01/07(火) 23:42 ID:ez-LVE





そしてそのまま、何事もなかったかのように掃除を再開し、何も喋ることなくアルバムを手に取れば段ボールにしまい込む。……はずだった。しかし、想いは揺らぐようでその手をぴたりと止めた。




『っ…………』

『どっちを選ぶかなんて私には出来ないよ……』




振り回されるその少女。交友関係というのは実に辛いものだ。さらにそれが異性となると急な展開を招いてしまうことになる。まさに一か八かのギャンブル。友情も恋愛もどちらも大切にしたい純粋な碧はどちらか片方を選ぶという究極の選択を目の前に選ぶことなど出来なかった。

488:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 02:30 ID:ez-GI2





時は過ぎ、その一ヶ月後が今に至る。






「長門?どうかしたか……?」

「ううん、何でもない」

「しかしまさか本当に長門が俺といてくれるなんてな……夢みたいだ」




言えない。今さら言えるはずもない。半分気持ちが司の方に揺らいでいるなど喜びに浸っている翔の前では碧は一生言い出せないだろう。だが、隠しても隠し通せないのが本来だ。しかもかつて碧の表情を伺っただけで心を見抜いた翔に隠し通すことなど出来ないだろう。




「翔……あのね……」

「さ、先輩たちとの卒業式の練習始まるから早く行こうぜ」

「翔……」




翔は碧が何を言うかを察したように違う話を切り上げてスルーする。本当に聞こえていなかったのか……真実を受け入れたくなかったのか。それは翔にしか分からないがある少女はことの重大さに薄々気付いていた。

489:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 03:13 ID:ez-ZBY





「早く自分の本当の気持ちに気付いたらどうなんです?」

「これだから長門先輩は駄目なんだよな……」

「弥琴さん……に、蓮くん!?」




司の婚約者と言い張っていた弥琴と桐生葵と名乗っていた双子の弟、蓮が碧の前に立ちはだかる。生憎翔は先々と行ったため気付いておらずこの二人にとっては絶好のチャンスだった。弥琴は司が好きだからこそ司の初恋を応援し、蓮は碧に恋心を抱いてしまったことがあるからこそ碧の恋を応援する。どうやら彼女たちは碧の本心に気付いていたらしく、もじもじしている碧を恐喝しに来たらしい。




「やっと名前で呼んでくれた。俺に乗り換えるのも今からでも遅くな……」

「碧さんの恋を応援しに来たのでは?蓮は諦めなさい」

「分かってるよ姉さん……」

「ど、どういうこと……?」

「私たちには好きなお方がいるからこそ、そのお方の恋を応援するという選択をしたのですわ」




弥琴曰く、人生の切り替えスイッチを押したようだ。相手の恋を応援することによって相手の笑顔が見られる……儚い恋ではあるが相手が幸せであればそれでいいと。当初と代わって善意の心を得た彼女たちは今、恋のキューピッドかもしれない。

490:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 03:54 ID:ez-hK2





「弥琴さん……」

「私たちだって思いやりの心がありますのよ。で、どうなんですの?」

「私は……」




上手く言葉が出てこず、途中、止まってしまう。やはりまだどうすればいいのか分からないようで悩んでいた。そこで弥琴は恋愛の先輩として、人生の先輩として碧を恐喝した。



「本当にあなたって人は……はっきりと決めたらどうなんですの?」

「私に決める権利は……!!」

「ありますわ。あなたは私たちの想い≠熹w負ってますのよ?人生は何度でもやり直せれる。けれども、人生の相手は一生にたった一人ですのよ」

「一生にたった一人の人生の相手……」




弥琴の熱い言葉に碧は胸を打たれる。まさに恋する少女の台詞。きっと弥琴のような人間を正式とした大人≠ニいうのだろう。




「だからあなたは一緒にいて本当に楽しかったと思えたお方を選びなさい。そこからは……あなたの自由ですわ」




スッ、と悪霊を祓えたかのように心が軽くなっていく碧。今まで弥琴にはさんざんな思いを抱いてきたが弥琴に対して初めて敬う心を抱くことが出来た。自分が一緒にいて本当に楽しいと思えた相手……それは、出会ってから笑顔にしてくれた彼≠オかいないと碧は思う。











「私……決めました」

491:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 04:40 ID:ez-dcU





そして卒業式当日。
碧は受け付け役員の担当で昇降口の近くに机と椅子を置いて左胸につける赤いバラのコサージュを人数分用意していた。




「おはようございます」




一人たりとも見逃さないように目を見張り、受け付け前に翔が卒業生を誘導すれば碧が赤いバラのコサージュを卒業生の左胸につけていく。共同作業というやつだ。前々から二人で受け付けを担当することは決まっていたらしく、協力して着々と進めていった。やがて箱に敷き詰められていた赤いバラのコサージュは見事全て空になり、二年生と卒業生全員が体育館へと移動した。




「司様、最高の卒業式にしましょうね」




あれ以来、司に話すのは気難しいが弥琴はいつも通りの接し方で司に話す。二人が横に並ぶと誰もが驚くような美男美女で背丈も司の方が上だがほぼ変わらず姿勢も良く、弥琴は少しピンク色が混ざった薄紫色の袴に黄色く派手目な帯をリボン結びで巻く、弥琴にとっては普段と変わらないが卒業式ではよくある格好だ。一方司はみんなと変わらず黒のスーツに赤いネクタイをしていた。




「藤咲……お前は最後まで変わらないんだな」

「当たり前ですわ。最後まで変わらない自分でいたいですもの。この袴も私の名字に合った色でお美しいでしょう?ところで司様、その指輪は?」




淡々と会話が弾む司と弥琴。そこで弥琴が司の細い指の付け根に銀色に輝く指輪を目にする。司は懐かしさに浸って少し微笑みながらこう答えた。

492:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 04:55 ID:ez-GI2





「幼い頃、碧と交換した指輪だ」

「碧さんと?」

「あぁ。玩具の指輪だがな。大きくなったら結婚しよう≠チて誓いあった証だ」




その指輪は確かにアルミニウム性の玩具の指輪であったが、ちゃんとした二人の思い出が詰まっている。その頃は幼かったため、本気にしていないだろうが今となれば真実≠ニ言っても過言ではないだろう。




「司様も意外とロマンチストなんですのね」

「……余計なお世話だ」

「でも……司様がどれだけ彼女を愛しているか良く分かりますわ」




弥琴の言葉に多少頬を染めてしまうも、自分の愛がどれだけ大きいか実感することが出来た。愛が小さければ今日という卒業式で非常識なアクセサリーをつけてなどいないだろう。愛が大きいからこそ例え非常識でも身近に思っていたいからつけてこられる。愛しさは司の方が何倍も大きいであろう。




「……が、もういいんだ」

「え?」

「碧の目に俺は映っていない。結局俺の初恋は叶わぬ恋だったんだ」




「そんなことありませんわ。だって碧さんは……」≠ニ思わず言い出しそうになり、両手で口を押さえる。今どんな顔をしているんだろう。きっと切なそうな顔をしているんだろうな。と考えるだけで弥琴の胸は痛む。それほど彼女も司に好いていたのだ。

493:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 05:10 ID:ez-GI2





そして入場門に卒業生が並び、拍手が沸き上がる中花のアーチを潜っていく。潜り抜ければそこはもう大量に並べられたパイプ椅子しかない。各クラスごと出席番号順に並び、クラス全員が揃えばクラスで一斉に着席していく。司と弥琴は同じクラスだった。目の前には既に着席していた碧と翔の姿がある。蓮は一年生なためだけに保護者席の方で父親と共に同席していた。生憎碧と翔は司と弥琴の姿に気付いておらず、司と弥琴も二人の姿に気付いていなかった。




「碓氷先輩たち、どこにいるんだろうな……」

「うん……」




正直、今の碧は司と面識したくなかった。受け付けは交代制であるため司と弥琴とは面識せずに済んでいた。そんな不快な思いを抱えながらも二年生から門出の言葉が始まる。




「卒業生の――」




順にリハーサル通り順調に進め、次は卒業生の門出の言葉が待っていた。弥琴は長文の言葉を口にするらしく、先頭より少し手前の三本立てられたスタンドマイクの方へ移動する。

494:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 05:26 ID:ez-J/6





着々と進み、弥琴の番がやって来る。




「こうして私たちは最上級生になり、様々な苦難を乗り越え、成長してきました」

「あ、弥琴さん」




ようやく弥琴の姿を目にした碧と翔は真剣な眼差しで弥琴の門出の言葉を聞いた。




「私たちがこうして卒業出来るのも地域の皆様、かけがえのない友達、そして幼い頃から支えてくれたお父さんお母さんのお陰です。本当に有難うございました。そして私たちは大人への階段をまた一歩、歩き出します」




周りの卒業生が涙を流す中、司は涙を流さず真顔で聞き、弥琴は涙を流しながらも背筋を伸ばして凛々しい顔立ちで微笑みながら言ってみせた。それを見た碧と翔も激励する。




「さすが弥琴さん……かっこいいなぁ」

「あぁ。今日の彼女が一番かっこ良くて綺麗で……一番輝いてる」




卒業式だからこそなのかもしれない。だが、その凛々しい顔立ちと涙に偽りはない。卒業生一人一人が卒業証書を受け取り、また拍手が沸き上がる中、退場門へと花のアーチを潜りながら抜けていく。やがて拍手がやめばグスッ、と涙声が聞こえてくる。卒業式ならではの光景に碧も涙ぐんだ。

495:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 05:40 ID:ez-Y/A





――卒業式終了後。




碧はキョロキョロと周りを見回す。どうやら弥琴さんを探しているらしく、焦っているようだが翔は違う答えを出した。




「探してるんだろ?碓氷先輩のこと……」

「…………」




本心を突かれた碧は黙って下に俯く。どうやら探していたのは司のようだった。一言だけでも伝えたいと……いや、目的は違う。そんな単純なことではない。もうここでお別れだと翔は感じた。




「碓氷先輩なら空港に向かったぞ」

「え……?」

「行くんだろ?碓氷先輩と一緒に」




翔は再度問いかける。それでも碧は黙って下に俯いたままだ。いい加減素直になれよ……≠ニ翔もきっと思っているだろう。だが、いざ当日となれば碧は言い出す勇気が持てず、そのまま時を送ろうとしていた。――が、翔は碧の背後から背中をトン、と押した。




「行け」

「翔……」

「最初から分かってた。お前は碓氷先輩を選ぶって」




まさかの発言に碧はさらに涙目になる。分かっていたほどどれだけ辛かったか自分にも分かるからだ。それを心の中で抑えるのは辛い。無理に笑うことも苦しい。それに気付かなかった碧は申し訳ないと心の中で何度も謝った。

496:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 05:52 ID:ez-GI2





ここまでこればどうしようもないと、碧は隠していた本性を明かす。




「ごめん……!!」

「謝らなくていい」




謝る碧に翔は微笑みながら答える。辛くても苦しくても、目の前にいるたった一人の好きな人に笑顔でいてほしいと願う翔はその微笑みからして永久不滅だ。そして間に合わない≠ニ碧は駆け出していく。




「――――碧!!」

「――――」




桜並木横の校庭で翔は碧を呼び止め――、キスをした。「今、名前で……」と唖然とした顔をして碧が言えば翔はにっこりと再度微笑み「最後のキスだ」と答える。遠ざかっていく愛しい彼女に「碧!!頑張れよ!!」と満面の笑みで手を振り、碧を見送った。








「とうとう行っちゃいましたわね……あれでよろしくって?」

「はい。彼女が選んだ道ですから」

497:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 06:07 ID:ez-RbM





「急がないと……!!」




近くの駅まで全速力で走る。体力があまりない碧はぜぇぜぇと息を切らしながら懸命に走っていた。そこに一台の大きな車が碧の前で停まる。




「お乗りください、碧様」




車の窓ガラスからひょっこり出た顔を見、誰かと思いつつも車体、言葉遣いを考えてイコール弥琴の関係者だということが分かれば彼に従うことにした。すると、後ろの窓から見覚えのある顔がこちらを向く。




「長門先輩、早く!!」

「蓮くん!!」




それは弥琴の弟の蓮の姿。明確に分かれば迷いなどない。開いたドアを越え、後ろの席に座ればあとは駅に向かうだけだ。やがて近くの駅に着けば碧は急いで降り、「ありがとうございました」とお礼を言い、先を急いだ。蓮の「頑張れ!!」という言葉をわずかに捉え、笑顔で頷いて。ここから空港まで約一時間はかかる。そこで間に合うか間に合わないか……ここからは運命による。




「た、タクシー……」




電車が予想よりも十分近く早く着き、そこからはタクシーで向かうことにし、バスターミナルでタクシーを拾って空港まで向かった。

498:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 06:17 ID:ez-R4A





運転手に近道して行ってほしい≠ニ頼み、近道して行った結果、間に合ったかどうかまだ分からないが空港に着けば中まで入り、夢中で愛する人を探し回った。




「どこ……」

『静岡行きの――』




空港中に司が乗る便のアナウンスが入り、慌てて向かえば目の前には愛し求めている人がいた。




「司くん!!」

「碧……?お前何でここに……」

「私をあなたと一緒にいさせて」




その言葉は一生あなたと共に行きたい≠ニいう意味を表す。そしてそれは司にとって嬉しいことであり、何も考えずに微笑みながら「……あぁ」と司は答えた。この先どうなるのかは……まだまだ先のこと。

499:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 06:22 ID:ez-LVE







「まさか追いかけてくるなんてな……」




走ってきたせいか、疲れ果てた碧は司の隣でぐっすり寝ている。碧の右手の薬指にはめられたあの指輪を目にした司はクスッ、と笑って碧の手を握って耳元で呟いた。












「――愛してる」

500:千鶴 ◆KISE:2014/01/11(土) 06:27 ID:ez-0PI


……はい。以上で「海恋/*」は完結です。
いかがでしたか?
きっと翔と引っ付いてほしいとか翔と引っ付くだろうな、という予想はあったと思います。この「海恋/*」が私千鶴、葉っぱ天国でのデビュー作で初の完結作です。あと残りの500レスは感想や番外編のリクエストを受け付けようと思いますのでよろしくお願いします。
では、次回作(新作)にご期待ください。

読破してくださった読者の皆様、本当にありがとうございました。

501:れい:2014/01/12(日) 00:20 ID:9Fk

完結おめでとう!!
最後までハラハラさせてくれるね(笑)
…にしても、司くんとくっついて良かった〜(><)司応援派だk((

翔くんは、部分部分おいしいとこ持ってってるねw

全体的に見ると、蓮くんが可哀想やったなw


とにかく、面白くて楽しかった!!
新作も楽しみにしてます•*+

502:千鶴 ◆KISE:2014/01/12(日) 00:28 ID:ez-xMo


▼れい


有難う〜(´;ω;`)
そりゃ展開は惜しみたくないので^^

司派が多いからちょっと欠けてる気がして惜しむ…orz

うん…登場数少ないから蓮に謝りたい…

新作もよろしくです!

503:千鶴 ◆KISE:2014/01/13(月) 22:17 ID:ez-Y/A


すいません、リクエスト上げさせて頂きます;

504:千鶴 ◆KISE:2014/01/18(土) 14:43 ID:ez-xMo


番外編は某他サイトより頂きました「司と碧の幼少時代」を書かせて頂こうと思います。一応その当時の現実をそのまま書かせて頂きます(つまり「○年前……」とのように振り返らないということ)のでご了承ください。

この幼少物語に驚きの展開がありますのでどうぞ番外編も読んでやってください。

505:千鶴 ◆KISE:2014/01/18(土) 15:26 ID:ez-J/6


〜番外編〜

「碧と司の幼少時代」




――――夏。

夏休みの間、合宿がてら長門家は静岡県に遊びに来ていた。東京と違い、海岸近くは結構静かめだが家から見える海は最高の絶景だ。塩の香りが鼻をツンときかせ、海のかもめが独特の甲高い鳴き声で鳴いている。そこに一人の少年が長門家にやってきた。




「碧ちゃーん」

「司くん!!遊ぼ!!」




彼の名は司。碓氷司≠セ。長門家が静岡に遊びに来てから出来た碧の唯一の友達。彼は毎日のように長門家を訪れ、毎日のように碧と遊ぶ。砂浜で遊ぶ日もあれば、神社で遊ぶ日もあり、毎日を充実していた。今日は神社でたった二人だけでかくれんぼをするらしく、二人は手を繋いで一緒に近くの神社へと向かった。




「まずはじゃんけんね」




神社に着けば探す役を決めるため、二人はじゃんけんをする。じゃんけんの結果司が探す役を、碧が隠れる役をやることになり、司が数える十秒間で碧は神社に続く林の中へ隠れようと走っていった。

506:きてぃーちゃん:2014/01/18(土) 17:17 ID:i-Yzg

スレ主さん

この作品と私が書いてる小説が似てると言われました。
でも全くパクリしたつもりはありません。

すいませんでした。
でも今書いている小説は続けようと思います。

507:千鶴 ◆KISE:2014/01/19(日) 04:08 ID:ez-lSg


▼きてぃーちゃん様


最初の一文は私に対する不満か言われたことへの腹いせでしょうか?わざわざ言いに来なくても構いませんよ。題名からして把握しておりますので否定することもありません。ただ、同じ箇所が数ヶ所あるので気になります。なのでご自身がパクったかどうか判断出来ても両者の読者様は判断出来ないんじゃないですか?

508:瑠璃 ◆WUeQ:2014/01/19(日) 15:13 ID:izI


初めまして!瑠璃と言います!!

最初から読んだけどおもしろかったです!
描写も凄く上手だし!!
翔君とくっつくかと思ってたんですけど司君だったので正直びっくりしました((←
番外編、とても楽しみです♪
頑張ってくださいね^^*

509:千鶴 ◆KISE:2014/01/19(日) 18:53 ID:ez-RbM


▼瑠璃様


初めまして、千鶴です。
最初から…有難うございます^^描写は正直あまり自信がないので有難いです*´`
そういう意見も完結してから聞けて大変有難いです。番外編もリクエストお待ちしておりますので是非読んでやってください。

応援有難うございます。頑張ります^^

510:千鶴 ◆KISE:2014/02/01(土) 12:39 ID:ez-dcU



最近訳アリでなかなか来れなくなってしまっているので更新出来ない可能性が大いにありす。大変申し訳ありませんが「霊能少女。」と共に定期上げしてくださると有難いです。

「描写の空間。」についてですが私と面識がある方のみ代理で審査員をして頂こうと思っておりますので是非やりたいという方は交流板の「( ´∀`)Chizuroom。*」にお越しください。



よろしくお願いします。

511:匿名さん:2014/02/01(土) 18:21 ID:Gnk

ちづる…!!

今規制解けてないけど違う所からきてるから感想をやっと言える←

まさか、司くんとくっつくと思わなかったよ…!
私的には司君でよかったと思ったよ!
\(^_^)/
最後まで楽しんだ!ありがとう!次回作も楽しみにしてるよ!あと…

キャスに霊能少女っていう小説あった…。

512:茉梨 ◆r.r.:2014/02/01(土) 18:23 ID:Gnk

リクエストは、碧と司のデートとかかな!

513:匿名さん:2014/02/01(土) 18:24 ID:Gnk

連レスごめん
1/31から書き初めてたよ!

514:千鶴 ◆KISE:2014/02/19(水) 20:47 ID:ez-RbM



▼茉梨


祝辞ありがとう^^
何だかんだでやっと完結しました←
デビュー作の完結作だから結構嬉しいです。

うんうん、やっぱり司が人気なのね…クール男子引用してくわw
リクエスト感謝!

んー…葉っぱなら気にするけどキャスは大丈夫ですw

515:千鶴 ◆35g:2014/04/06(日) 22:44 ID:ez-dcU



番外編もあまり書けていませんがとりあえず上げさせて頂きます。

すみません

516:千鶴 ◆:2014/05/14(水) 20:43 ID:ZBY




番外編についてですが…

非常に蓮の出番が少なかったので蓮が登場するお話を先に優先させて頂こうかと思います。


申し訳ありませんがご了承くださいませ。

517:にっきー:2014/10/19(日) 09:58 ID:EPQ

全部読ませていただきました!


すごい面白かったです!

最後は司と結ばれて嬉しいです笑

主さんは他にも小説書いてるんですか?

518:千鶴 ◆:2014/10/19(日) 14:51 ID:GI2



▼にっきー 様


完読ありがとうございます;;;;
割と司派の方が多かったので私自身も嬉しいです。

一応連載中の小説がありますが今は名前もトリップも変えて執筆しておりますので多分分からないかと思います…、

519:にっきー:2014/11/08(土) 12:33 ID:D5A

書いいらっしゃるんですか?

よかったら教えていただけませんか?

読みたいです(^^)

520:千鶴 ◆:2014/11/08(土) 18:39 ID:RbM



▼にっきー 様

実質既に閲覧して頂いているので不必要な気もしますが「神様は嘘つき。」と「憂鬱王子と涙姫。」を執筆中の小鳥遊でございます。

521:にっきー:2014/11/08(土) 19:25 ID:D5A

ま、まさかそうだったなんて!
さすがの文才ですね!
見習いたい!

神様は嘘つきの方は更新しないんですか??

522:小鳥遊 なつ ◆4w:2014/11/08(土) 20:59 ID:lSg



▼にっきー 様

文才が文才なので公表する気はなかったのですがこの際思いきって公表させて頂いたらやはり案の定お恥ずかしい…;;

いえいえ、大した文才ではありませんよ〜;;

今のところ憂鬱王子を優先、といった形ですかね…更新希望であればいつでも仰ってくださいねっ

即時に更新致しますので!

523:にっきー:2014/11/09(日) 08:32 ID:D5A

文才があるのは本当のことですので
自信を持ってください(^^)

あの
よかったらでいいんですけど
フリートークで話しませんか??

524:にっきー:2014/11/20(木) 13:27 ID:q8U

神様は嘘つきも更新お願いします(^^)
続き気になるので!(^^)


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