rumor

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1:ミクサ ◆jLeY:2013/05/04(土) 01:00 ID:R96

落書き漫画始めたんですが、元がないと難しかったので書きます(・ω・´)ゞ
題名は「rumor -願わくば、もう一度-」です。長かったんで短縮させていただきました。
つまりは「噂」です。ホラー(?)と恋愛の融合系です、多分。

-Rule的なもの-
1,まぁ荒らし禁止、ナリ禁止。雑談禁止で宣伝禁止、中傷禁止
1,感想等はバシバシください
2,駄作者です。すぐ棄てます。注意してください
3,書き方(prologueの有無)は私の判断で……
5,上記の簡単なルールは守って欲しい!! 感想と宣伝が同時だと気が弱いから注意できません!
 (それをイイことに……とか止めてください!)

すみません、ルールの数字フィボナッチ数列使いましたがお気になさらず。
マイペースに続けますんで、どうか温かい目で見守ってください

2:ミクサ ◆jLeY:2013/05/04(土) 01:20 ID:R96

第1話 Kehai to Ihen

『ねえ、知ってる? __あの噂』

 背中に悪寒が走り、体中に視線を感じる。
平日の朝。先生の来る十分ほど前、生徒のお喋りの時間。
ザワザワとする教室内で、私は窓の外の景色を睨みつけてみる。やはり、人影は一つとしてない。

「おはよう、京(ミサト)。……って、どうかした?」
 いつの間にか近くまで来ていたのか、友達の依織(イオリ)に話し掛けられ、睨むのをやめた。
それと同時に依織に目線を変えると微笑む。素早く、何の違和感もないようにだ。
「ううん。何でもないよ、イオちゃん」
「そう? ならいいんだ」
にっこりと微笑む依織を見ていると、辺りに花が咲いたように華やかになる。
ショートカットの髪がふんわりと揺れ、それがまた女の子らしさをかもし出していた。

 そんな会話をきっかけに、私達も周りと同じようにお喋りに花を咲かせる。
きっと誰も気づいていない。その様子を見て、にんまりと口で弧を描く人物がいたことに。

3:ミクサ ◆jLeY:2013/05/05(日) 18:27 ID:R96

          *

 学校は、面白くない。私はボンヤリとそんなことを考えていた。
あれだけ楽しかった朝学活も終わり、授業も始まった。
一時間目は得意で好きな数学なのだが、簡単過ぎなもので飽きてきていた。
「……つまりは、一年生のやつに」
「文字が増えただけ」
ポツリと呟いた一言は、ピッタリ先生と重なった。……本当に、つまらない授業だ。

 その時、またしても鋭い視線を感じる。重々しい視線だ。
窓に目を向けても、人影ひとつとして見当たらなかった。確かに、感じたはずだったが。
「……ら! 志羅 京!!」
「ぇ、はい」
急に目の前で先生に呼ばれる。驚きはしたが、普通に返事した。

4:ミクサ ◆jLeY:2013/05/06(月) 11:13 ID:R96

「授業中にボーッとしているな! 罰として……いや罰じゃなくても職員室からプリント取ってこい」
「あ、はい」
 またも普通に返事し、立ち上がった。これで少しは時間を潰せそうだ。
 廊下を出ると、わざとらしくノロノロとノンビリ歩く。
数学嫌いの皆のためだ、と独り言のように呟き、利己主義(エゴイズム)を隠した。

 その時だ。今までで一番の視線を感じる。
鋭く、睨み付けるような、気持ちのいいとは言えない視線。
後ろから誰かに追い掛けて来られるような危機感に近い、そんな気分になり心拍数が高まっていく。
「恐い」。直感的にそう感じた。例で言えば、ストーカー男が刃物を持ち出しているようだ。
「・・・・・・っ」
階段に入る曲がり角を曲がった途端に走り出した。
後ろから足音は聴こえない。あるのは……気配だけだ。職員室には向かわず、屋上へと駆け込んだ。

「……アンタ、誰?」
「………………ワスレチャッタノ? カワイイ、カワイイ__我ガ妹ヨ」
 誰もいない。誰の影もない方角からは、冷たい、冷たい声が響く。
私には兄弟なんていないのに。そう思って怯んだ瞬間__突き飛ばされた。酷く強い力で。
思いっきり飛ばされた私の体は、フェンスに打ち付けられる。
「ぇ」


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