この空で繋がっているから。

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1:あんず ◆cmNs:2013/06/01(土) 22:44 ID:8Sc

はじめまして、ですかね?
こんにちは、の方もいるかと思いますが。。

今回は純粋な感じのを目指していきたいと思ってますねー

ってことで唐突ですがルールを。。。

◆荒し、中傷はやめてください
◆喧嘩は喧嘩板でどうぞ
◆雑談、宣伝目的の感想禁止
◆アドバイス、感想は受け付けてます


と、色々ありますがよろしくお願いします♪

2:あんず ◆cmNs:2013/06/01(土) 22:58 ID:8Sc

「ねぇ、また…会えるよね……っ? 次会ったときまで、私たち……続いてる、よね?」

「当たり前だ……っ!! だって、俺たちは……――――」



――――この空で繋がっているから、な?

3:& ◆gtHk:2013/06/02(日) 09:45 ID:8Sc

「……なんて、純粋な約束した時もあったなぁ……」


空港のベンチに腰掛けながら、私、藍沢 芽実(アイザワ メグミ)は呟いた。
そして、左手の小指にはめられたリングに視線を落とす。

……私の彼、池口 秀(イケグチ シュウ)が、親の都合でアメリカへ旅立ったあの日。
秀は私にこのリングと、『この空で繋がっているから』なんて言葉を残していった。
今思えば、随分とクサイ台詞だと思う。

でも、あの時の私には充分すぎるくらい心に響いたんだ。


だから……私は今ここで秀の帰国を待っている。
ということは、さっき、昔の自分達の純粋さを思い出のように語った私もまだ『純粋』なのかもしれない。


ふと時計を見れば、今日と明日の境目の時刻だった。

4:あんず ◆kJjA:2013/06/02(日) 12:59 ID:8Sc

もう着く頃なのに、まだ来ないのか……。
……全く、何が特急だよ。

なんて、飛行機に対しての文句を心の中で吐いた。
そんな文句を心から出すために、うぅーっ、と声を出しながら体を伸ばす。
周りの目なんか気にしない。
続いて、はぁっ、と息を吐くと、体がなんだか軽くなった気がした。


____いくら待っても飛行機は、秀は来なくて。
といってもほんの数分なのだが、その数分が一時間にも感じられて。
もしかしたらメールが来ているんじゃないか、なんて思ったりして。
着メロがなっていないのに私はポケットからスマートフォンを取り出した。
案の定、メールは来ていない。
少し寂しい気持ちになりながら、待ち受けを見つめる。
そこには空港をバックに、私と秀が写っていた。

____純粋な笑み。

今日、秀と会ったら、私はこんな風に笑えるのだろうか。
少し不安を抱えつつ、私はスマートフォンをしまった。

5:あんず ◆kJjA:2013/06/02(日) 13:16 ID:8Sc

その途端、着メロが鳴り響いた。
画面には『秀』の文字。
急いで通話ボタンを押して耳へと当てた。


「あ、まだ着かないの? しゅ____」


____背中に突然温かみを感じた。
身動きが自由に取れないことで、私は抱き締められているのだと気づいた。
おどおどしながらもそっと顔を上げる。


「ただいま、芽実……っ」


「____しゅ、う……? 秀……っ!?」


そこにはあの頃と同じ笑みを浮かべる秀が居た。
抱き締めて登場なんて、本当、反則。
泣きそうになるじゃん。

でも、泣いてるところなんて見せたくないから。
必死に涙を堪えてたのに……。


「芽実、愛してる」


耳元で囁いたその言葉が嫌っていうほど胸にじーんときて。
あの時みたいに心に響いて。

別れてからの3年間堪えていたものが一気にぶわっと溢れ出した。
止まらない。
止まらない涙。


「秀のばか。何なの……っ?私を泣かせに来たの……っ? 」


泣きながら講義をする私にごめんごめん、と秀は笑った。


「ほら____もう泣くなって、な?」


……ばか、ばか。
そんな涙を止めるためのはずのキスの魔法で私の涙はもっと溢れた。

6:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/02(日) 13:22 ID:yXM

芽実に秀……

とりあえずあんず小説上手いんだから今度は長続きさせてくれよ←

7:あんず ◆cmNs:2013/06/02(日) 13:24 ID:8Sc

>花梨
私自身も書いてから気づいたのw
あ、やべ。。。
被ってるwwww
パクってはないぞ!!

うぬ、がんばーる←

8:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/02(日) 13:53 ID:yXM

>>7
そういう事あるww

何か心配な答えが……w

9:姫蘭:2013/06/03(月) 08:29 ID:pZQ


 あんずサマ♪…**

 読ませてもらいました!!!

 これからも、純と芽実の恋から目が話せなくなりそうです!!w

 私も遠距離恋愛をしてた者で、芽実に同情してしまいました。

 これからも暖かく見守ってます。

 頑張ってください!!

             姫蘭

10:あんず ◆cmNs:2013/06/04(火) 19:45 ID:8Sc

そんな私を秀が無言で抱き寄せる。
私はそんな秀に抵抗することもなく、純粋な色__白色のTシャツに顔を埋めた。
そして……


「あのね……っ、秀!! 私、明桜学園____」


秀に3年間のことを色々と報告しようとした時だった。
私の言葉を遮るかのように嫌味ったらしく秀の携帯に電話が掛かってきた。
秀も、なんだよ、という顔でポケットから携帯を取り出す。

____と、一瞬のうちに秀の目が液晶画面に釘付けになった。


「しゅ、う……? 秀?」


私が声を掛けても秀の目は奪われたかのようにこっちを見ようとしない。
口をぱくぱくと動かして、呆然と立ち尽くしているだけだ。


「萌南(モナミ)……っ」


____なんだか、嫌な予感がした。

11:& ◆Y8DY:2013/06/08(土) 11:24 ID:8Sc

ねぇ、萌南って?
誰、それ……?
彼女、じゃないよね?
もしかして、秀は萌南……の、元カレ……?

一瞬にして顔が暗くなり、もやもやに取り付かれたのが自分でも分かった。

聞きたい。
聞きたい。
そうすればそのもやもやが消えるから。

……だけど、だけど、聞けない。

だって、怖いから。
傷つきたくないから。
信じたくないから。

本当、こういう時だけ都合がいいなぁ、なんて思われるかもしれないけど……。

3年ぶりの再会なんだから。
明るくて楽しくて満面の笑みが耐えない、っていう幸せに埋もれたいじゃん。


それを、自分から壊しに行くなんてことしたくない。

だから…………


「しゅーう!! 早く家に行こうよっ、ね?」


何も知らないふりをして、笑った。
あぁ、と言って私の一歩前を歩き始めた秀。
この距離感がやけに切ない。

私は唇を噛み締めると、この日のために買った、バカみたいに高いワンピースの裾を握った。

12:あんず ◆cmNs:2013/06/08(土) 23:36 ID:8Sc

その間にも秀は前へと進んでいて。
心の距離まで広がってる気がして。

私は旅行鞄のタイヤのあとが所々に残っているコンクリートに滴を溢した。
一粒、二粒……。
滴はコンクリートに疎らな水玉模様を作り上げていった。


「ぁう……っ」


つい声を漏らした私に気づき、秀が此方を見つめる。
泣いていた、なんて思わせたくなくて、


「ごめん、思いきり舌噛んでさぁーっ」

「うわ、痛そー……っ!! 気を付けろよ?」


これだけ不器用な嘘をついたのに。
あれだけ下手な嘘をついたのに。

秀は全く気づかないまま、バカだなぁ、と笑うと前を向いた。

どうして?……
って、あれ、可笑しいな。
これじゃあ、矛盾してるよ。

¨涙に気づかないで¨

¨涙に気づいて¨

なんか、変なの。
自分で自分が分からないなんて。
でも、実際、今の私はソレだった。

ふわりと髪を靡かせる優しい風がそっと私の瞼を撫でた気がして。
我慢するな、なんて言われてるようで。
安心感を持った瞳からは涙が溢れ出た。

13:& ◆Y8DY hoge:2013/06/13(木) 21:19 ID:8Sc

すみません、これ、消させてください。。
もう、何が言いたいのか分からない、、


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