居場所

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:∞:2013/06/04(火) 21:53 ID:A4M

人混みの中に割って入る。
手が重なる。手の主をたどり、睨みつけて、しばし動かないまま。
相手は手を離し、他のワゴンへと目を向けた。

2:夜星桜音歌:2013/06/08(土) 11:13 ID:ez-1R2

続き気になる。

3:∞:2013/06/15(土) 12:03 ID:A4M

ありがとうございます。では続きを書かせていただきます。

ふう。買った、買った。
たくさんの衣類、そして大量の食品を抱えて私は家路をたどった。

早くに父を亡くし、そのせいでお母さんはノイローゼになり、ついには行方不明になってしまった。
今では、家は私一人。親戚は父さんの財産目当てに寄ってくるけど、お母さんが帰ってきた時に困らないよう、差し伸べられた手をいくつも弾いてきた。
そんな時だった。私に追い打ちをかけるように、一通の電話がきた。響くその音は途切れ、受話器は私の手の中に。そして___

お母さんが遺体で発見されたことを知らされた。

その瞬間、私の中でギリギリ掛かっていたボロボロになった一つの橋は向こう岸にたどり着く直前で切れてしまった。
それは大切な大切な感情の橋……。


書き込む 最新10 サイトマップ