過去の世界の君達へ。

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1:アルマジロ:2013/06/08(土) 10:28 ID:VqI

プロローグ

この手紙を読んでいるということは、
無事過去にこの手紙を挟んだ、日記帳を送れたという事でしょう。

私は、あなた達の世界より数十年先の世界にすんでいます……

過去に出た本をこっそり読んでいたので知っていますが、
内容の中には「地下都市」が、使われているものもあるらしいですね?

今、私達の世界ではそれと同じ事がおきているのです。
地下都市化が進み、ほとんどが地下の生活になっているのです。
理由はありません。 
ある人物が、自分勝手な理由で決めたのです。
あなた達には、私達と同じ間違いを起こしてほしくはありません。

もし良ければ、私が送った日記帳を読んで、世界へ発表して下さい。
お願いいたします______ __ _ _



漢字とか間違ってたり、内容の設定が途中で急に変わっていた場合、教えてくれるとありがたいですm(__)m

2:アルマジロ:2013/06/08(土) 11:15 ID:VqI

「か、かくれてっ」

先生の指示で私達は、部屋のすみに小走りで隠れる。
その間先生は、そっと電気を消しに行く。

私は、小泉 由依(こいずみ ゆい)

もうこの世界にあきあきしている。

「ぐすっ…ぐすっ。」

私の近くには数人声を殺し、泣き叫ぶ人々がいる。
勉強は受けたくても、受けられない。
この国では、そういう決まり。
何十年前は、不登校があったらしいが私はなぜだかわからない。
でも、斎藤 杏里(さいとう あんり)先生は私達に、勉強場所をくれた。







これが見つかれば……死刑なのにね。

3:アルマジロ:2013/06/08(土) 11:56 ID:VqI

がたがたと外から、走る音。
幸い相手は、私の存在に気がついていない。

「あぁぁ〜。 ここに住んでる斎藤ってババアは子供が好きで困る。」
「そうだな。 いつ勉強を教えだすかわからない。」

壁の隙間から漏れる声は、私達の先生の悪口だった。
数分がたち、相手が言ってしまっても私達は動くことができなかった。


「…さ、さぁみなさん? 私は大丈夫。勉強の続きをはじめましょう?」

先生は笑顔でそう言っている。
私達はそっと、椅子までついた。

こういう時は、必ず私は皆に笑いかける。
泣いてる子には優しく話しかける。
私だって泣きたいけど、数人は平常心が必要だ。



って…わかってるのに。
「な…なんでっ。 先生が悪口言われててがまんしなきゃいけないの…ぉ…」
今回だけは、無理だった。

4:アルマジロ:2013/06/15(土) 10:31 ID:njY

誰かが近寄ってきて、私の背中を優しく、ゆっくりと叩いた。

…誰だろう…?

涙でその人の顔が隠れ、よく見えないが、
優しいぬくもり……

「大丈夫だからね。 先生はまだ見つかってないから安心だよ!」

「ぅ、るぅ…留樹君?」

私は驚きを隠せない。
この部屋に来ている子供の中では、
一番おとなしい子だったし、
でも自由過ぎる不思議君的な存在でもあった。




そのうえ……私の好きな子でもある。

5:アルマジロ:2013/06/23(日) 04:25 ID:njY

たぶん今、顔が真っ赤……。
…なんだろうが、この不思議君は気づかないだろう。

「もう…今日は終わりにしましょうか?」

先生も近寄ってきて、くれてニッコリと微笑んだ。
私にはコクリとうなずく他に、答えが出なかった。

私は先生みたいに強くないんだ。

『強見せかけてる』
だけだから。

留樹君や杏里先生みたいに強くはない………。


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