学校かくれんぼ

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1:うり:2013/06/10(月) 11:54 ID:79w

ホラーです。
よろしくお願いします。
ド下手ですが。



♪人物紹介♪
板川 奈々実
怖がりで手先がきよう。

畑下 龍太
明るくてクラス中心 マイペース


主要人物だけですが。

2:うり:2013/06/10(月) 12:32 ID:79w

「ねー?行くの?」
私、板川奈々実は親友の里中 蘭花に
つれられ夜の学校へ来た。
学校にはもう数人の男女がいた。
1人は畑下龍太。
私の彼氏。いつみてもかっこいい。
あとは知らない人達。
「おう。俺は、田中 聖夜。」
墨で塗ったように黒い前髪をあげてフッと笑う。
「こっちのブスは網野 菜摘。」
白い顔を真っ赤にして怒ってるのが菜摘さん?
「で、そっちのしゃがんでるやつが…」
横をみると、ヤンキー座りの男が見える。
「前田 輝」
そう言うとヤンキーは自分の横を指差し、
「村田 流衣よ。」
人懐こそうな女の子が自分の名前を言った。
「もちろん、今からやる事分かってるよね?」
菜摘がわたしに近づいて来て聞く。
分かってますとも。

あれでしょ?





学校かくれんぼ。

わたしは学校かくれんぼに興味があった。
だからこのゲームに今から参加する。
私は菜摘さんを見てこくりとうなづく。

3:うり:2013/06/10(月) 12:53 ID:79w

「なんでも願いが叶う、学校かくれんぼ。」
にっこりと笑って菜摘は私の手を握る。
「ほら、ほら。皆いくよ?」
蘭花が校門の所で呼ぶ。
私達は走って追いついてから後ろを向く。
「………バイバイ。」
私はだれにも聞こえない声で呟いた。

4:うり:2013/06/10(月) 17:05 ID:79w

この学校は去年廃校になったらしい。
蜘蛛の巣だらけだ。
「あのね、学校かくれんぼに参加するには」
流衣のはしゃいだ声が聞こえてきた。
靴箱にくつをしまっていた皆は振り返った。
「6の5で学校かくれんぼって言うだけ。」
流衣はぴんっと指を立てて走り出した。
皆は大慌てで上靴を履き、追いかけた。




「つ、ついたぁ。」
ぜえぜえはあはあ皆息が荒い。
緊張からもあるだろう。
「じゃあ、いっくよー!」
流衣がいち早く教室へ入る。
ぎしぎしっ床がきしむ。
「お、おい待ってよ。」
輝も流衣を追いかけ入る。
その後は皆で入った。
「んん?皆揃った?」
龍太が人数確認する。
「いるよ〜!」
聖夜が叫ぶ。
「じゃあ、せーのっ!」
私が言うと一息おいて

「学校かくれんぼ!!」

5:うり:2013/06/10(月) 17:30 ID:79w





「ハーイ。参加ありがとう!」
やけに高い声が聞こえた。
「でも…少しだけ寝ててね」
ニヤリと笑うとグーで腹を殴った。
「…つぅっ!」
私はどさっと床に倒れた。
皆も次々に倒れて行く。
皆倒れた所で奴は
「楽しい楽しい学校かくれんぼへようこそ。」
そう言うと私たちを運び始めた。
そのうち意識が途切れてしまった。




「ん…ん?ここは?」
私はソファーで寝転がってた。
「奈々実!」
蘭花がとなりのソファーから話しかけてきた。
「あ…学校かくれんぼ?」
私が言うと、うん、と言った。


なんかへんなところ。
おかしい。
ワンダーランド見たいな、所。

「ここなんか変だな。」
龍太が後ろから話しかけてきた。
「うん。そうだね。」

6:うり:2013/06/10(月) 19:42 ID:79w

「参加者プリント来たんだけど〜。」
聖夜がプリントを見せる。
aチーム
一ノ瀬 歌名 イチノセカナ 女
葉月 羅油 ハヅキラユ 女
先馬 流世 センバルセ 女

bチーム

千度 信夫 センドノブ 男
矢津 和仁 ヤヅカズヒト 男
場野 公也 バノコウヤ 男
宮谷 左夢 ミヤタニサム 男
cチーム
猿酒 勇気 サルザケユウキ男
靜馬 ゆりさ シズバユリサ 女
二宮 杏奈 ニノミヤアンナ女
岸 洋 キシヨウ 男


と、dチームが私達。

7:うり:2013/06/10(月) 20:05 ID:79w

するとどこからか
「ハロハロ〜、皆プリントは見たかな?」
と言う声が。

いつ聞いても耳が痛くなるよ、その声。

どうやら、まえのテレビから聞こえるらしい。
ピエロすがたの奴が映ってる。
「あ、cチームは小学生なんだね。」
ひどく緊張した様子の小学生達はこくりとうなづく。
「小学生?」
私達は横を見る。
小5ぐらいかな?

8:うり:2013/06/10(月) 21:15 ID:79w

「んじゃあ、ルール説明だよっ!」
ピエロの甲高い声が響く。
「チームで分かれてるよね?右から
a.b.c.dって。このチームで戦うよっ。
で、このチームの誰かが見つからなければ
勝ち!で、全滅したらぁ…」
ピエロはニヤリと不気味な笑顏になった。
「一生僕の奴隷!」
なんだか楽しそうな声だ。


はあ?
お前の…




奴隷?

9:うり:2013/06/10(月) 21:31 ID:79w

「今から24時間はこの校内探索してきてねっ」
ピエロはそこまで言うと手を降り
「バイバイ!」
と言って消えてしまった。
「自由時間ってこと?」
流衣の声が言う。
「お風呂…とかは?」
蘭花かみんなに問う。
「プール?あ、地図。」
輝が地図を指を差す。
「お風呂はプールってぇ。」
私が皆に報告する。
「はぁ?マジか。」
聖夜がふぅと溜息を吐く。
「混浴有りって…」
呆れたように言うのは龍太。
ご飯はここでたべる。などもかいてある。
いろいろ書いてあるなぁ。

10:うり:2013/06/11(火) 07:14 ID:79w

「と、とりあえず、お風呂入ってくる」
私がプールの方を指を差すと流衣や蘭花も
「心配だから、私達も行ってくるわ。」
と言ってくれた。



はぁぁあ。
癒されるぅぅ。


なんだかプールのくせに、お湯が出てる。
あ、あっちの方に人影が見える。
私はしゃがんだまま人影に近づいた。
「…ねえ?誰?」
声をかけてみると、
「靜馬ゆりさ」
と言われたから、cチームのようだ。

11:うり:2013/06/11(火) 19:45 ID:79w

「ふーん、cかぁ。」
うなづきながらゆりさに近づいた。
「悪い?」
ずいぶん無愛想な子だ。
気にしず、私は話し続けた。
「一人なの?」
ゆりさは首を横にふった。
「杏奈が来る…あ。」
杏奈らしき女の子が手を降って走ってきた。
女の子は脚を入れながら
「おねーちゃんだれ?」
と聞いて来た。
人懐こい、そして明るい女の子のようだ。

12:うり:2013/06/11(火) 21:58 ID:79w

「dチームのひと。」
私は、泳いで杏奈のそばへいく。
杏奈はプールに入りクロールしていた。
「おー?dですか?」
少し顔を水から出し聞いて来る。
と言うか、少し笑ってる?のかなぁ?

まあ、敵だしね。

「なーなーこーっ?出るよ?」
流衣と蘭花が叫んでるからでなくちゃ。
「バイバイ。」
ゆりさが手を降ってくれた。


嬉しいな。

13:うり:2013/06/12(水) 18:39 ID:79w

意外に素直だ。
なんだか心がポカポカ温かい。








「おかえり〜!ご飯あるよ?」
聖夜がご飯を入れた茶碗を両手に持ってやって来る。
なんかチャラいやつ。
ジャラジャラと腰のとこになんかつけてるし。
「ん…ありがと。」
私は、聖夜からご飯を受け取り、ソファーに座る。
ご飯だけかぁ。少ないな…え?
龍太がおぼんに沢山のおかずを乗せ帰ってきた。
「おかず?なに?何処にあるの?」
私が聞くと、龍太は自分の背中の方を指を差した。
「バイキングになってんだよ。」

バイキングかぁ。

よし、とりにいかなくちゃあ。
「ありがとう!いってくる。」
にやけてたのかな?龍太、ニヤニヤして
「そんなに飯好き?」
だって。ムカつく。

14:うり:2013/06/12(水) 19:29 ID:79w

「どれにしよう?」
バイキングの前でウロウロしていた。
だって、ミニハンバーグとか、スパゲティー
とか…どれも美味しだろうなぁ、って考えてたら
決まらないだよね。
「あ、奈々子じゃん。」
声を掛けられたから振り向いたらそこには蘭花。
「何にしたの?」
蘭花は私のおぼんを覗き込む。
「決めてないよ、蘭花は?」
蘭花のおぼんにはデザートが一杯。
そんなに食べたら太るな。
なーんて、言えないけど。

15:うり:2013/06/12(水) 19:57 ID:79w

「こんなにとっちゃたけど。食べれないかも。」
ちょっと笑いながら蘭花は言う。

じゃあ、取るなよ。
ってのが本音だが。黙っておく。


「なんで?」

少し間を置いて、蘭花は答えた。


「だって。明日負けたら…」
ゆっくりと私の方に視線を向ける。

「一生あいつの奴隷。」

2人の声が重なる。


そうだ。

もし、負けたら…………

奴隷。

一生自由は無い。

16:うり:2013/06/13(木) 18:36 ID:79w




はあ。
喉を食べ物が通らない…。
「ふぅ…」
思わず溜息が漏れる。

なんだか疲れたな。

すぅぅぅぅっ
はぁぁぁぁぁ。
深呼吸しても落ち着かないか。
「名にしてんだ、奈々子。」
気づいたら龍太がソファーにいた。

「なんも。」
なんだか、言えない。
嫌われるのが怖い。

龍太は弱い奴が嫌いだから。



怖い、嫌わないで欲しい。
泣きそう、泣いちゃいそう。

誰か助けて。


泣いちゃいそうだよ

17:うり:2013/06/13(木) 19:59 ID:79w

「ち、ちょっと、トイレ!!」
私は逃げる様にトイレへ駆け込む。


おぼんの料理、どうするか。
そればっか考えていた。

じゃないと泣いちゃうし。









「食べてみるか。」
私は、ゆっくりとスプーンを口へと入れる。

18:うり:2013/06/15(土) 08:36 ID:79w

…ん?!
なにこれ?プリンだよね、これ。

そのとき、足音が近づいてきた。
「奈々子!!開けて!!」
流衣だ。必死だなー、開けるか。
ドアを開いたら流衣は私のとった食べ物を
流しはじめた。
「は?!」
なにするの!?
食べるものなくなるじゃん。
「奈々子!これ、食べた?」


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