ある夏の日の。

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1:緋色 ◆zGRc:2013/06/14(金) 18:34 ID:K8M


こんにちは!お初の方は始めまして!
緋色と申します。

「学校密室ゲーム。」という駄作も執筆中です。
そっちの方も読んで頂けましたら嬉し泣きです!

「学校密室ゲーム。」のURL↓
http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1370939422/l30

掛け持ちは初めてですが、どちらも続けたいと思っておりますので
どうか応援お願いします!


       *登場人物*

*春宮 陽菜乃/ハルミヤ ヒナノ ♀ 中2/13歳
明るく優しい少女。涼太と潤夜は生まれた時から
幼馴染み。2人の家に挟まれている。

*一条 涼太/イチジョウ リョウタ ♂ 中2/14歳
陽菜乃の右隣の家に住む。やんちゃ。

*御堂 潤夜/ミドウ ジュンヤ ♂ 中2/14歳
陽菜乃の左隣の家に住む。少しクール。

2:緋色 ◆zGRc:2013/06/14(金) 18:48 ID:K8M


      *登場人物*

*遠野 麗音/トオノ レネ ♀ 中2/14歳
陽菜乃の心友。小1からの付き合い。
大人っぽいが、一緒にフザケたりする事も。 
祐輔に想いを寄せている。

*春宮 優菜乃/ハルミヤ ユナノ ♀ 小3/9歳
陽菜乃の妹。お姉ちゃんっ子。莉久が好き。

*一条 莉久/イチジョウ リク ♂ 小3/9歳
涼太の弟。優菜乃の幼馴染み。優菜乃が好き。

*一条 祐輔/イチジョウ ユウスケ ♂ 高1/16歳
涼太の兄。かなりのイケメン。

*御堂 茜/ミドウ アカネ ♀ 高1/16歳
潤夜の姉。かなりの美人で、祐輔の幼馴染み。

兄弟姉妹複雑ですね〜。笑
作者が混乱しない様に頑張ります!笑

3:緋色 ◆zGRc:2013/06/14(金) 19:32 ID:K8M


      *ルール*

*荒らし・成り済まし・中傷目的の方はご遠慮下さい。
*感想・アドバイス大歓迎です!お気軽に書き込んで下さい。

−−−−−


 ある夏の日の放課後。

 陽菜乃は、家が両隣の涼太と潤夜と、心友の麗音と共に帰るのが日課になっていた。

 街路樹にしがみ付く蝉達が、生命の雄たけびを上げている。
 その鳴き声が、これでもかと言わんばかりに4人の鼓膜を揺すり立てる。

 4人の服装は、オシャレなブレザーの制服を、それぞれが着崩している。

 女子は、白シャツに、赤色チェックのプリーツスカート。
 男子は、白シャツに薄手の紺色パンツ。

 女子の白シャツの袖はパフスリーブになっていて、袖口をボタンで留めるという物だ。
 男子はの白シャツはいたって普通の白シャツだ。
 
 その白シャツの下にこもった、生暖かくジメッとした重たい空気を切り裂く様に
 走っていく汗が、すごくうっとおしい。

 とにかくうるさい。

 とにかく暑い。

 横一線に並んで歩く4人の足取りは、次第にばらつき始めていた。


「あ〜ちぃ〜」

「お〜れ〜も〜だぁ〜」

 シャツをバホバホさせて空気の入れ替えをする陽菜乃のだらしない一言に、
 同じ動作をする涼太が、同じ様にだらしなく答える。

「ゴリゴリ君食いてぇ〜」

「あー!何でよりにもよって今そーゆー事言うかね!?」

 沈黙を破り涼太の放った一言に、食べたくなったじゃないのとキレ気味で言う麗音達を見ている
 陽菜乃と潤夜の2人は、「体力を消耗するだけだから、無駄な言い合いはやめよう」と
 決意した所だった。

「お〜!涼太じゃねぇか!」

「あ、にーちゃん!」

 陽菜乃達に、恐らくほとんどの女性をイチコロするであろう微笑みを浮かべて
 大きく手を振るこの男は、ちょうど下校中の涼太の兄である。

「おう、ひなちゃんに潤夜に麗音ちゃんじゃん!何、お前らも下校中?」

「うん!バテながらの下校中!祐輔にぃも下校中なんだ」

 陽菜乃は、祐輔とは涼太達と同じぐらいの付き合いのため、先輩後輩関係が無かった
 小さい頃のまま、「祐輔にぃ」と呼び、タメ口で話すのだ。

「おう、まーな。へーえ、じゃあ皆バテてんだ?」

「バッテバテですよ〜」

「麗音ちゃんは爽やかにバテてるんだねっ」

 敬語で話す麗音に、笑顔で答える祐輔。
 麗音は、彼の事が好きらしく、近い内告白するらしい。
 そのためか、少し頬が桜色に染まっている。

「じゃあウチ来るか?クーラーそこそこ効いてるし、なにより……」

「「「「なにより?」」」」

「ゴリゴリ君が超大量にある!」


「「行きます!!」」「「行く!!」」

4:緋色 ◆zGRc:2013/06/15(土) 16:52 ID:K8M



すみません!
いままでのレスの「祐輔」の表記が間違ってました!正しくは「佑輔」でした!

−−−−−


 先程までフラフラとした足取りだった4人は、「家にゴリゴリ君が超大量にある」という
 言葉を聞くなり、心なしか、背筋が伸び、まるでパリコレに出るモデルのような
 しゃっきりとした歩き方になったのだ。


「うおーヤバいヤバい!!食べれると思ったら超〜涎(よだれ)が出てきた!!」

「だよねぇ〜っ!てか、タイミング良過ぎない?なんかウケる!」

 大興奮して口から滴り(したたり)落ちそうになった涎を手で押さえる麗音に、
 正論をかましつつ、大笑いしながら麗音に抱きつく陽菜乃。

 その2人を見て、微笑ましいと言わんばかりにクスクス笑っている涼太と潤夜。


 その状況は、学生時代にはよくある光景なのかも知れない。
 でも、陽菜乃達にとっては、かけがえの無い、幸せな時間なのだった。


 どれぐらい歩いただろうか。
 時間は恐らく数分程度だろう。

 涼太達の家の目の前まで来た時だった。



「……あれ?佑輔?」

 高く透き通った、優しい声。
 その声の持ち主が誰なのか、陽菜乃達にはすぐ分かった。

「……茜?」


「おー!やっぱ佑輔じゃんか!」

  佑輔が口を開くとその女性は嬉しそうに手を振った。
 佑輔の答えは、正解だったのだ。

「あかねぇ!?久しぶりぃ〜ッ!!元気してた!?」

「あっれ〜、その声はひなちゃん!?やっだ誰かと思ったじゃないの!まぁ可愛くなっちゃって!」

 “あかねぇ”というのは、陽菜乃独自の呼び方である。
 彼女の名前・茜に、お姉ちゃんと言う意味の“ねぇ”を付けた……というものだ。
 その呼びに反応し、久しぶりに会った年上の女性がよく言う事を言った。
 陽菜乃の頭を、まるで子犬を可愛がるかの様に撫でる茜。
 それを、嬉しそうに微笑んで菜で受ける陽菜乃。

 ものすごくほっこりした雰囲気に包まれたその空気を、ある一言が切り裂いた。

「あの〜、失礼ですが、どちら様でした……っけ?」

 それをおずおずと言ったのは、麗音だった。

5:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/15(土) 17:09 ID:ez-0PI

先程はありがとうございました^ ^*
恋愛小説...私の大好物です☆
個人的には祐輔くんが好きですね...*
頑張ってくださいね^ ^*

6:緋色 ◆zGRc:2013/06/15(土) 17:14 ID:K8M



 “どちら様でした……っけ?”の、様の時点からどんどん声が小さくなっていくのが分かった。
 確かに、これは非常に失礼な質問なのだろう。
 張り詰めた空気……と言うには聊か(いささか)言い過ぎかもしれないが、
 少しの間沈黙が訪れた。

 “あれ、私超失礼極まりない事聞いちゃった!?”

 麗音の頭の中は、ものすごい妄想で埋め尽くされていた。
 
「あぁ、麗音ちゃんは茜の事知らないんだっけ?茜は、潤夜の姉ちゃんで、俺の幼馴染み。」


 そんな中、その空気を切り裂いて話し出したのは、佑輔だった。
 淡々と話す佑輔に聞き入る麗音。話は続いた。

「中学は皆と同じトコ通ってたけど、高校からは違うトコなんだ。で、最近はお互いの部活とかがあって、中々会えなかったんだよ。あれ、潤夜から聞いてねーの?姉ちゃん居るって」

「お姉さんがいるっていうのは聞いた事ありましたけど、滅多に潤夜の口からお姉さんの話が出る事は無いんですよ。それに、私の家はここよりもっと手前の道の先にあるんです。だからここら辺を通りかかる事って殆ど(ほとんど)ないんです」

「あ、なるほどね」

 こちらも淡々と説明する麗音に、軽い相槌(あいづち)を打つ佑輔。
 何〜?滅多に話さない〜?などと言って、潤夜の首を、前に持っていった腕で、後ろから抱き締める体勢で締め付ける茜。

 なんだこの状況……と、苦笑するしかない陽菜乃は、仕方ないので話を進める事にした。

「えっと〜、アイス食べたいんで、佑輔にぃ達のお家にお邪魔しませんかー?」

「おっと、目的忘れてどうすんだ俺。まあ人が増えて楽しくなった所で!茜もゴリゴリ君食うだろ?」

「おっ、何何?ゴリゴリ君あるの?マジ?食べてく食べてく〜!」

 口の横に両手を当て、少し大きめの声で皆に呼びかけた。
 それを聞いた佑輔は、茜にも誘いをかけた。
 茜は、嬉しそうに右手を高く上げて答えた。他の皆も、「じゃ〜お邪魔するか!」と言う潤夜を筆頭に、
 涼太の家の玄関に向かった。

7:緋色 ◆zGRc:2013/06/15(土) 17:18 ID:K8M


     *若宮 鈴音sama*

わ〜、若宮様がわざわざ来て下さいましたっっ!
ありがとうございます!!
大好物ですかw私もなんですよ〜!笑
おおっ!佑輔ファン様ですか!私も佑輔結構好きですね。笑
ありがたいお言葉感謝感激です!はい、頑張ります!

8:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/15(土) 17:20 ID:ez-J/6

鈴でいいですよ^ ^*
恋愛物はたまらないですね...((←変態かww
これからも読ませていただきますね^ ^*

9:緋色 ◆zGRc:2013/06/15(土) 17:44 ID:K8M


     *鈴s*

お言葉に甘えて鈴と呼んじゃいます。(*´∀`)ノ
私の事も緋色でいいんですよッ!?

分かります分かります!もう鼻血物ですよね……((自重しろ
ありがとうございます!HP削り削りの出血しながら頑張ります!

あと、いきなりで抵抗あるかもですが……
私は一応呼びタメ大丈夫ですよっ(*´∀`)人(´∀`*)
いきなり過ぎて無理でしたら、慣れた頃に呼びタメして下さいねっ♪

10:緋色 ◆zGRc:2013/06/15(土) 17:46 ID:K8M


>>9

の、鈴の横のsは気にしないで下さい。笑
そして、祝10ですよっっ!!
今日はもう更新出来ないかもです……(><)


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