永遠花

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1:*りぱ*:2013/06/16(日) 13:25 ID:l7.


花の命は尽きるもの

永遠に咲き続ける花なんてものはなくて
だけど命をまたひとつ、またひとつ受け継いでいく


この命が尽きようとも
あなたの心に咲く特別な花でいられますように──…



初めまして
*りぱ*です

ゆる〜く更新していけたらいいなと思ってます(´`*)
主は文才も知識もない何もないあほです。

感想、アドバイス、
見てくれたら『みたよ!』の一言でもくれると嬉しいです^^*

よろしくお願いします

2:*りぱ*:2013/06/16(日) 13:46 ID:l7.


あるところに花が大好きな幼いおひめさまがおりました。
おひめさまは、ドレスも、髪飾りもまいにち花に囲まれて暮らしていました。

そんなある日、おひめさまのもとに一輪の花が届きました。
まっかに染まった彼岸花です。

おひめさまは怖いくらいきれいに咲くまっかな彼岸花のとりこになってしまったのです。
なぜなら、その彼岸花をくれたのはおひめさまの大好きな人だからでした。

だけど日が経つにつれ、彼岸花はしおれていき、とうとう枯れてしまいました
『ああ、せっかくもらったのに……』

おひめさまは今まで枯れてきた花を何度も見てきました。
枯れるたび、おひめさまはまいばん部屋で涙を流しました。


16さいになったおひめさまはとても美しく成長しました。
そんなおひめさまはこう呼ばれるようになりました。

『花の姫』

姿はまるで花のような華麗で、
見る者すべてがおひめさまのとりこになってしまうからです。

だけど、おひめさまはあるひみつをかくしていました。






そして17さいになったおひめさまは


しずかに眠りについたのです。

3:*りぱ*:2013/06/16(日) 13:58 ID:l7.


おひめさまは生まれた時から重い病気をかかえていたのです。
大好きな、愛した人に愛を伝えられず、おひめさまは消え去っていったのです。

『だけどわたしは大丈夫』

おひめさまは笑顔で、悔いなどないかのように永遠の眠りについたといわれています。



貴方のこと、好きでいるだけでよかった。

貴方のために生きれてよかった。



貴方の心に咲く、花の姫でありたいな…

4:*りぱ*:2013/06/16(日) 14:01 ID:l7.


────…

可愛らしい表紙の絵本をそっと閉じる
「姫華ー、晩御飯よー!」

扉越しに聞こえた母の声にはーい、と答えると同時に絵本を棚にしまった


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