悪霊退散!地獄の探偵閻魔見参!

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1:秋:2013/06/16(日) 15:26 ID:4Xo

「ふぁ〜……。眠ぃ……」

太陽の光がさす、朝7時頃。
沿真 柘海(enma takumi)21歳は、白いTシャツにジャージという、なんともジジくさい服装でベットから起き上がり大きなあくびをひとつした。

「やべぇ……充分な睡眠とったはずなんだけどな……」
そうブツブツ言いながらキッチンへ向かう俺。
なんかあったっけ?まぁ牛乳とかなんかあるだろう。
軽い気持ちで冷蔵庫へ手を延ばした時だった。

ウゥウゥウゥウゥウゥウゥ

けたたましいサイレンの音が直ぐそこで止まった。
きっとこれは何かの事件だろう。
野次馬魂より遥かに燃えるものを持った俺は、冷蔵庫に寄るのをやめ、急いで服を着替えた。
と、言ってもただシャツの上からジャージを羽織っただけなのだが……
自室のドアを閉め、ダッシュで玄関から出る。
俺の家はマンションだから、上から見下ろせる訳なのだが………

直ぐ下にある十字路の交差点には思ったとおり多くの野次が集まっていた。
そしてその中心には、まるでトマトでも踏みつけたような真っ赤な液体が広がっていた。
耳をつんざくような悲鳴が次々に上がってくる。

2:秋:2013/06/16(日) 19:32 ID:4Xo

階段を使って、事件のあった現場(十字路)に行ってみると・・・

「お母さん!!お母さん!!」

わぁあぁあぁあぁ!!!!と泣き叫び、母親だと叫んでいる人物に縋りつく男の子。
その横では、呆然と立ち尽くす女の子が居た。
女の子の方は涙も流さず、ただ・・・とてもつまらなそうにたっている。
その時、俺はその女の子に妙な違和感を覚えた気がした。

しばらくすると、突然、大きな声が俺を呼んだ。

「閻魔君じゃないか!何しているのだ?こんなところで。」

そう。俺の名を閻魔と呼ぶこの人は、
警視庁捜査一課の班長。雛崎 詩奈(hinazaki sina)24歳。
俺より年上の癖してその美貌・・・男のロマンだろ。
まぁ取り合えず、先程の事情を彼女に話してみた。

「・・・・ってことなんですよ。」
「・・・大体の事情は分かったわ。でも残念。今回はただの事故よ。」

先程の子供から母親を取り上げるかのようにして救急車に運び込む姿が、
詩奈さんの後ろからちらりと見えた。
これが・・・事故ね。
普通の人なら、事故です。あぁ、そうですか。で、すむかもしれない。
だが、俺は違う。なぜなら・・・・

「本当に残念ね。探偵さん。」
そうだ。俺は探偵。だが、そんじょそこらのエセ探偵とは違う。
霊が見えるのだ。嘘だと思うかもしれないが、
今までの事件はほとんど目撃霊による謎解きだ。
あ。けっしてズルとかじゃないからな!
生まれつきの能力を使いこなしているだけだから!
ただ、この能力のことは今だ嘗て誰にも話したことのない、
俺のトップシークレットだ。

3:秋 ◆FwWo:2013/06/17(月) 01:36 ID:4Xo

「あぁ。本当に残念です。」
そういいながらも俺はメガネをかける。
特に意味は無いのだが、カッコいいじゃないか。
ちなみに度はな入ってないですから。はい。
そして俺は再び事故現場である血だらけの中心部へ向かった。

目を塞ぎ、うずくまって泣いている男の子のとなりで、物静かに……無表情で座っている女の子。
少し話を聞く必要があるようだな。

「僕。お嬢ちゃん。おじさんにさっきの話聞かせてく………「うるさい。」

………え?い、今なんて?

「うるさい。うるさいうるさいうるさい!
お前ら皆殺してやる!なんでお母さんを助けなかったんだよ!このポンコツ!あっち行ってろよ!
警察なんて……つぶれてしまえ!!」

驚いた。さっきまで泣いていた筈の男の子が、わずかだが顔を上げ、
キッと此方を睨んで怨みの隠った言葉をぶつけてくるではないか。
いくら悲しくたって悔しくたって……こっちに当たらんでくれよ。頼むから。
イライラしてきた俺は、頭を掻こうかと手を上げた瞬間だった。

バチン

炎天下のアスファルトの上に乾いた音が響いた。
そうだ。ずっと黙っていた小さな少女が彼を叩いたのだ。
そしてこう言った。

「いい加減にしなさい。殺すだって?あんたなんかに人が殺せるもんか。
この弱虫。殺気までピーピー泣いてた癖に、怒りのぶつけるところを見付けたら自分は正義気取り。
本っ当にいい加減にして。」

叩かれたその少年は真夏だと言うのに、青白く、ガクガクと震えていた。
そして……少女の方は怒りを露に、拳を握りしめブルブルと震えていたのだった。

パンッパンッ

「はーい。そこまで。こんな所でキョウダイ喧嘩はやめましょう。
お姉さんと一緒に涼しいお部屋でお話しないかな?ジュースもある……わよね?」

突然聞こえた拍手と共に現れたのは先程の刑事、詞奈さんだ。
何か言いたげにウインクする彼女。………え。何?まさか……

『そのまさかよ。』

子供には聞こえないくらいのわずかな声で呟いた彼女は、子供達の手を引いて、
俺の住むマンションへと消えた。

「ジュース………買ってこ。」

ミンミンと鳴く蝉の声に見送られ、地塗られた十字路から立ち去った俺であった。

4:秋 ◆FwWo:2013/06/17(月) 01:42 ID:4Xo

訂正です。

「殺気までピーピー泣いてた癖に」
       ↓
「さっきまでピーピー泣いてた癖に」


「地塗られた十字路から立ち去った俺であった。」
       ↓
「血塗られた十字路から立ち去った俺であった。」

5:かえp:2013/06/17(月) 01:56 ID:x5M

秋ってあの秋子の部屋の秋さん??

6:秋 ◆FwWo:2013/06/17(月) 02:21 ID:4Xo

あの秋子の部屋の秋さんだよ〜

7:梅雨前線 ◆BFKw:2013/06/17(月) 16:55 ID:H2g

>>秋さん
僕のスレに感想頂き、ありがとうございます!!←
(つーか、IDだけで判断してわざわざ相手のスレにこんなこと書くなんて、ストーカーじみてないかと悩みました……w;;)

はわわ、同じ一人称なのに表現の仕方が違うだけでこんなに続きを読ませたくさせるなんて……!!
こんな御方に誉めていただいて光栄です!
興味がわいたので引き続き読ませていただきます……(` ・ω・´)bb

8:秋:2013/06/17(月) 17:29 ID:4Xo

えぇ!?IDで………くそぉ。
もっと修行します!←

こんな駄作を読んでいただき、ありがとうございます!
地面にめり込むほど土下座して感謝したいです。
これからも更新していきたいと思いますので……
あまり期待せず見ていてください!(((;´д`))

9:秋 ◆FwWo:2013/06/17(月) 21:48 ID:4Xo

直ぐ側にあったジュース販売機で、缶ジュースを4本買って自宅へ帰宅した。
家の前には先程の少女と少年。それから、詞奈さんが待っていた。

「遅いぞ。ヘタレ探偵閻魔クン。」
「何ですか。その変な呼び方。止めてください。」
嫌な呼び方をする警部の詞奈さんにやめろと言いつつも、先程買ってきたジュースを持ってて下さいと渡した。

玄関の鍵を開けると、そのまま奥へ入る。
一応綺麗にはしているからいつ客人を呼んでも良いのだが、やはり一人暮らしの家に人を上げるなど………
そうグダグダ考えているときだった。

「ちょっと〜?もう入っていい?隠すもん隠せたよね〜?」
しびれをきらした詞奈さんが何か意味ありげな言葉をかけてくる。

「あー。もういいっすよ。クーラーかけてますんでどぞ。」
俺はとりあえず返答し、部屋へ招き入れる。
「涼っしい〜」等と少年は笑顔を見せる。
あれ?母親あんなんなんだけど………?
気にしている所で、何も変わりはしないと俺は思うことにした。

「んで?君らはいったい誰なのかな?」
今、一番必要なことは彼等の正体、身元を知ることだ。
俺はジュースを片手に聞いてみる。すると、案外簡単に答えてくれた。

戸田 佑圭(toda yukei)小学5年生。と、戸田 深織(toda miori)中学2年生、だそうだ。
どうやら姉弟のようだな……
今日は母親と久々に買い物に来ていたらしい。
信号待ちをしている時に事故にあったらしい。

「お母さん。どんな人だった?」

詞奈さんは少し驚いているようだった。
何しろ、事故だと思われているそれについて、よくよく調べようとしているんだもんな。俺。

「んとね。お母さんは優しくて……いい人。
土曜日と日曜日以外は大抵夜まで仕事してる。
休みの日は、お酒を飲んでる事が多いな。」と弟君。

「世間体を気にしてるみたい。
なにかと、皆が皆が……って呟いてた。」とお姉ちゃん。

……なるほど。
って、ただの普通の人じゃんかっ!

「あ。・・・・でも。」弟君が何かをいいかけた。
俺も何だ?と声をかけたかったが、姉の一言でかき消されることとなった。

「それはあんたには関係ないでしょう?」
関係?何の関係なんだよ。

その時、ハッとした顔でこちらを見てきた詞奈さんと目があった。
彼女は姉弟の後ろにいるから表情はバレにくい。
そして、彼女は口パクでこう言ったのだった。

『もしかして…………虐待………?』と。

10:秋:2013/06/17(月) 23:26 ID:4Xo

「あの・・・もう帰って良いですか?」

つまらなそうにじとっと此方を見てくるお姉ちゃん。

「あ・・・・あぁ。大胆は終わったし・・・あ。そうだ、住所教えてくれるかな?」
「「知らない人に住所を教えてはいけないと学校の先生に言われました。」」

俺のニコニコ営業スマイルと猫撫で声を遮るかのように、
姉弟で声を揃え、住所は教えんと断られた。
嫌・・・これ、一応事情聴取だかんね!?俺、知らない人じゃないからね!?
ツッコミを入れようとする俺を、またもや遮る声が上がった。

「ん〜。住所教えなくても良いから、警察のお姉さんが家まで送るわ。
だったら良いのよね?」

詞奈さんのいつものスマイルは、こういうときだけなぜかエンジェルスマイルに見えてしまう。
やだぁ・・・そういう俺って恐ぁい。
・・・・・なんだろう。凄く痛い視線を感じます。

「ありがとうございます。警部さんが送ってくれるなら信用出来ます。」

少し悪気も含まれているのだろうか……
戸田(姉)は信用と言う単語だけ少し大きく発音した。
さすがの俺でもかなりグサッとくる。
あぁ・・・・メンタル弱めなんかな……関係ねぇか……

そうこうしてる間に戸田姉弟と詞奈さんは帰り支度を済ませていた。

「んじゃ、お邪魔しました〜。事故であることが確かでありますように〜」

嫌味ったらしく言いながら此方に手をふる詞奈さん。
それに続くように戸田姉弟も一礼して去っていった。

あれ?ジュースって結局俺の奢り?
あぁ・・・俺の400円が……
まぁ、詞奈さんのエンジェルスマイル見れたし……よしとするか。

俺は客が帰ったあとの始末をしながら思ったのであった。

11:秋 ◆FwWo:2013/06/19(水) 23:02 ID:4Xo

しばらくして、俺は思った。思ってしまった。

「戸田って名前………どこかで聞いたことあるよな。」

どこで聞いたのかも覚えていないが、何となく知っている。
なにか……とても有名だったはずだ。

うなり声を上げ、眉間にシワを寄せて考える。
いい感じにシリアスな府陰気を漂わせてきたその時、家に一本の電話がかかってきた。
思わずヒヤァッという女子みたいな声が出てしまった………俺はなんだ?オカマかよ。
誰だよー。こんなときに電話鳴らすのはー。と、思ったのもつかの間。
俺はその電話に出たとたんそんな気等無くなってしまった。
何故なら………

「っもっしも〜し。元気?生きてるわよね?閻魔君。」

そうなのだ。俺を閻魔だと呼ぶこの声は、この人は……

「聞こえてますよ。雛崎 詞奈さん。」
うぉぉおお!!マイエンジェル詞奈さん!
俺は心の中で激しくガッツポーズをした。
………あれ?でも何で俺の電話番号知ってるんだろう?教えたこと無いのに。
受話器の向こうで詞奈さんがサラッと応える。
「え?だって私警察よ?あなたの住所知ってたら電話番号くらい直ぐに分かるわよ。」

………不覚だった。警察にそんな奥の手があったとは……
心の中で呟いたつもりの声も、いつの間にか喋っていたらしく、向こうで詞奈さんはウフフと笑っていた。

「で?用件は何ですか?」
気をとり直して聞いてみる。
すると、今度は真剣な声で返事が返ってきた。

「実はさっきの戸田姉弟、あの戸田財閥のご令嬢達だったのよ。
父は単身赴任、母は日本支部の社長。家には召し使い達が………
かなりのお金持ちよ。それに……お姉さんの方は養子ね。
この書類に書いているわ。」

向こうではどんな資料を見ているのかはわからないが、ペラペラと紙をめくる音は聞こえてきた。

「まぁ。だからと言って事故のせんは消えないけれどね。」

それじゃあ。と言いながらそそくさと電話を切ってしまった詞奈さん。
……最後の言葉はなんだったんだろう。
俺が疑問に思っていると、ベランダからノックの音が聞こえてきた。

12:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/23(日) 11:13 ID:ez-ZBY

失礼します。
「☆葉っぱ限定何でも屋☆」の者です。
ご要望通り、評価させていただきます。


キャラクター ★★★★☆(五段階評価)
内容 ★★★☆☆(五段階評価)
総合 ★★★☆☆(五段階評価)

点数:72点

まず最初に思ったのは失礼ですが、誤字が多いかと思われます。
一応、誤字のところを教えておきますね。
>>1の"手を延ばした時だった。"→"手を伸ばした時だった。"
>>3の"詞奈さん"→"詩奈さん"
>>9の"詞奈さん"→"詩奈さん"
>>10の"大胆"→"大体"と"詞奈さん"→"詩奈さん"
ですね。
>>10は確かか分かりませんが...
あとは漢字です。
>>2の「今だ○て誰にも……」というところなんですが、○の部分の読みが分かりませんでした。
この掲示板には小学生もいるので、難しい漢字は読みをふってくださいね。
他には>>3の"キョウダイ"など、"姉弟"を書かれている部分があるのに、勿体無いです。
それから>>9の"あれ?母親あんなんなんだけど………?"という文ですが、正直意味が分かりませんでした。
多分、姉弟の母親が亡くなったのに何でそんなに元気なのか。という意味だと思いますが、良く伝わらなかったので"あれ?母親、亡くなったのに……何で元気なんだ……?"と私は書きますね。
少しの描写も命取りとなるので、この小説を読む限り、描写や漢字を活かしていけばいいかと思います。
キャラクターの態度や状況は非常に分かりやすかったです。
話の内容も面白いですね。
展開が早くないので、きっと読者様の心をうずめかさせられるかと思います。
続き、楽しみにしてますね。
密かに応援させていただきます。

以上、評価致しました。
あくまでも私のアドバイスや意見でもあるので、無視していただいても構わないです。
ご依頼ありがとうございました。

13:秋 ◆FwWo:2013/06/28(金) 03:47 ID:N8s

あ。色々ありがと〜
うん。お母さん亡くなったんだね〜←
や、殺す気は無かったんだけどね……いいや。殺しとくよ♪
誤字は、3DSなんで余計ミスしがちかな………
もっと気を付けます!
いつもありがとう!

テスト期間今日で終わりなので今日の午後位からまたかきはじめます。
今はナイショでやってますぜ←

14:牡丹 ◆t0nM:2013/06/28(金) 03:53 ID:.o.

いえいえ♪

おww秋と一緒やでww

15:秋 ◆FwWo:2013/06/28(金) 17:14 ID:N8s

な、何が一緒っ!?(((;°д°))

16:牡丹 ◆t0nM:2013/06/28(金) 17:43 ID:.o.

テスト勉強中に小説更新(笑)


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