Memento mori

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 16:26 ID:WaE

えーと…意味分かりますかね?
多分、ラテン語で『死を記憶せよ』とゆう意味があると思います
気になる方は調べてみてください!!
あれ?そういえば本当にラテン語だったっk((

(この小説は人は死んじゃいますが、そんなにグロくありません。
 ですが、死ネタ系が無理な方はそんなにグロくはないですが、見ないことをオススメします)

2:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 16:35 ID:WaE

人間は、どんなに大切な人が死んでも、数十年後には覚えていない。

その、数十年の間にどんなに頑張ったって忘れてしまうから。

実際に、間近で見ただけでも覚えていない。

なら、言葉だったらどうなるの__?


『Memento mori』



その言葉は、もう戻らない時間の向こうへ行ってしまった


彼女が残した言葉____

3:林檎:2013/06/16(日) 16:43 ID:oeU

何か似てません?
私の小説と微妙に

タイトルが英語とか
二行目も少し似てるし(プロローグで)
もしかして…


ま、私の思い過ごしだと良いんですが^^


でもプロローグとてもワクワクします
頑張って下さいね

4:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 16:44 ID:WaE

*…登場人物…*

*宇十宮 妃頼 
*いつも笑顔でほんわか系。
*夢で未来を見れるらしいが…?


*柏宮 悠也
*妃頼の幼馴染み。
*何事にも鋭い(?)。

そのうち増えると思いますが、主要人物は多分この二人です。

5:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 16:47 ID:WaE

林檎様…*

すいません…!!
前々からノートに書いてたやつをそのまま載せたやつなので、
そんなに中身を確認してませんでした…。

タイトルは元々ラテン語が好きなのでそれを取り入れようかと思いまして……。

書き進めていって、内容が被っているようでしたらすぐに止めます!!
迷惑かけてすいません……


本当ですか!?ありがとうございます!!

6:林檎:2013/06/16(日) 17:00 ID:oeU

いえいえ!
此方こそすみません…!!

前々に提案されていたと知らず…!

私の小説は恋愛物ですので
違います!
英語がアレってだけだったので
気になさらず続けて下さい!

応援します!

7:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 17:05 ID:WaE

梅雨もあけて夏まっしぐらな7月。

中学校でも行事がさかんに行われる時期。

そして、女子の大敵とも言われる日焼けの季節。

雲一つもないであろう青空の下で、

行事の練習真っ最中、とも言える今の時間帯に2つの影が屋上に見える。

「暑いー……!!」

ジュースのストローを軽く噛みながら運動場で練習をしている生徒を横目で見る。

「しゃーねーだろ、もうすぐ夏なんだし」

そう相手が呟けば、あぁ、また私の嫌いな夏が来るのか、と思ってしまう。

「まぁ教室は涼しくなるし、あの涼しい家でのんびりできるからいっか…」

「え、今年も遊びに来るわけ?」

「今更何言ってるの?あったりまえじゃんっ!!」

そう言って笑顔で言う私と、

苦笑をしながらも内心嬉しそうに私の頭を撫でる悠也。

ねぇ、神様、今、後悔していれば良かったのかな?


あの時、あの『夢』を信じていれば良かったのかな?



そうしたら、輝かしく平和な14歳の夏は、終わりを告げることがなかったのかな?

8:H:2013/06/16(日) 17:08 ID:4Xo

頑張ってくださ〜い!
1ですでにラテン語って書かれてましたし……
楽しみです(´∀`)

9:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 17:10 ID:WaE

林檎様…*

そうなんですか、了解です!!

こんな駄作者を応援してくれるんですか!?
ありがとうございます!!

10:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 17:12 ID:WaE

林檎様…*

そうですか、了解です!!
こんな駄作者を応援してくれるとは!!
ありがとうございます!!

H様…*

ありがとうございます♪
昔から何故かラテン語が好きなもので…ww

11:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 17:13 ID:WaE

すいません!!
>>9はミスです!!

12:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 17:20 ID:WaE

あの後、サボっていたことが教師に見つかって30分くらい怒られました…。

放課後に、もちろん悠也と二人で。

そして、今は帰り。部活がないとこんなにも楽なんだね。

二人で、鴉が鳴いていて、オレンジ色に染まっている道路を歩く。

毎回どんな時も一緒に帰るのは暗黙の了解みたいに決まっていた。

私達は、特別仲が良いわけもなく、

ただお互いに近すぎず、遠すぎない距離を保っている幼馴染みの仲。

6歳から一緒にいるので、流石に何も言わなくても大体言いたいことは分かる仲になっていた。

そうだ、今、覚悟を決めて…言わなくちゃ…!!




「あのね…悠也…私____」

13:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 17:33 ID:WaE

「あのね…悠也…私____








もしかしたら、明日死んじゃうかもしれない……」

そう言った瞬間、生暖かい風が私と悠也の間を吹き抜けていった気がした。

「は……?」

「夢……夢で見たの、私が交通事故に合って死んじゃう夢……」

スラスラと言っているけど、内心は凄く辛かった。

明日死んじゃうかもしれない恐怖と、悲しみに一日追われていた。

でも、こんな気持ちを言える人なんていないから。

最愛の両親だって、五年前に見た最悪な夢のせいで亡くなってしまった。

何から何までリアルらしくて、夢とは思えなくて、毎回嫌になる。

「本当はっ……ずっと生きていたい!!
でも…………」

“そんな未来なんてないから”。

言えずに飲み込んだ言葉。

溢れ出てくる涙。

そして、体に伝わる暖かい体温。

暖かい体温に負けて安心していく体。

「未来なんて、変えれればいいのにな…」

そう呟いた言葉は、誰の耳にも通ることはなく、静かに消えていった。

14:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 17:50 ID:WaE

奇妙なくらい静かな夜が過ぎて、

鳥が元気よく鳴く朝が来た。

そう、私が一番来てほしくなかった朝。

決心なんか勿論つかない。

朝からそればかりを考えながらモタモタと用意をしていた。

「いってきます…」

誰もいない部屋にそう言えば勢いよくドアを開ける。

「おっはよー!!悠也っ」

「…!!おはよっ」

夜中、考えている中で唯一浮かんだ案があった。

それは、“最後の時まで明るくいること”

せめて、悠也にだけでも笑顔でいたい。

それが、最後まで自分でありつづけれる方法だから。

例え、未来が決まっていたとしても、

変えられるチャンスがあったとしても、

私は最後まで自分らしく生きる、

そう、自分に誓ったから。

もうすぐ私は死んでしまっても、

悠也には輝く未来がある。

それを、私なんかで失わせたくないから。

「行こっ…?学校!!」

「…あぁ…」

どうせ、学校まで行けないけど、

最後の最後くらいは悪あがきさせてよ…?

__神様__

15:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 19:19 ID:WaE

「っ……やっぱ毎日人多いな…」

「当たり前だよー!!でも、毎日こんなに人多いのに乗れてるって凄いよねっ」

現在駅のホーム。

人が沢山いて、毎日人混みに巻き込まれそうになる。

でも、もうすぐ終わっちゃうんだ。

私は、いつも必ず繋いでいた手を離す。

離したら、私が何処にいるか分からないでしょ……?

「っ……妃頼…!!」

悠也…ごめんね…?

もう……

「お別れだよ……」

人混みにのまれて気付かなくてもいい。

ううん……気付かないで。

いつの間にか、線路沿いに立っていた私。

深呼吸した瞬間____




ドンッ。

「妃頼!!」

ごめんね……

さよなら……

大好きだった幼馴染み____

一つだけ、願ってもいいかな?

おねがい、私のことを____



「…Memento mori…」
『__死を記憶せよ__』

忘れないで____

16:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 19:33 ID:WaE

*…悠也…*

「キャァアアアアアアアアアアア!!」

「救急車を急いで呼んで!!」

「可哀想……」


嘘……だろ?

線路には電車にひかれた『彼女』の血が飛び散っている。

体は、うまく見えないが多分、曲がってはいけない方向に曲がっている。

嘘だと言ってくれよ…誰か!!

本当は、妃頼が思ってたこと、知ってた。

朝からテンションが高かった理由も、手を離した時に思っていたことも。

でも、自信がなかった、言える自信が。



『Memento mori』



最後に言った妃頼の言葉が耳から離れない。

一体どうゆう意味で__?

「っ……!!妃頼っ!!」

__もう、呼んでも返事はこない__

__輝かしい笑顔で笑ってくれることもない__

__もう、一緒にサボリをして、怒られることもない__


なぁ、妃頼、お前は____

「ウワァアアアアアアアアアア!!」





一体どうゆう気持ちで“いなくなった”んだ____?

17:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 21:33 ID:WaE

あぁ……もう駄目だ……。

何もない、虚無の空間でさまよい続けるのは流石に辛いなぁ……。

ひたすら真っ暗で後も先も見えない道すら分からない所をひたすら歩いている。

「一体どうしてるかな……皆」

何故か知らないが、私は電車にひかれてすぐ意識を失った。

そして何故か目覚め、何もない暗闇の世界をただ一人で歩いている。

「Memento mori…」

両親が死ぬ直前に言った言葉を何気なく呟いてみる。


すると______









「嘘……でしょ?なんで……がここに____」

18:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 21:52 ID:WaE

今思ったんですが、電車にひかれるって、
よくよく考えれば交通事故じゃなくないですか?((←

__________________________


*…悠也…*

相変わらず太陽はジリジリと暑さを増して、

蝉が鳴き始めて、あの時みたいに雲ーつない青空が特徴的な季節。


“あの事故”から早10日が過ぎていたが、

俺は一歩もあの事件から進んでいなかった。


「悠也…学校……」

「…………今日も休む」

学校にも休み、不登校になりかけていた。

そんな中______


「悠也母さんおはようございます!!悠也は上ですか?」

「えぇ……」

毎朝、元気な客が何故か来るようになった。

「悠也ー!!昨日のノートのコピー!!」

「…………ありがとう」

同い年で同じクラスで俺のいとこの木ノ陰日向(キノカゲヒナタ)。

『いとこ』と言ってもあまり話すような仲ではなく、会えば挨拶をする程度だった。

そして、俺が不登校になりかけていた時に、

「相変わらず暗いなー!!明るい方が悠也らしいよ?」

何故か急に絡んできた……。

え、何なのコイツ、とか思う時期は勿論あったよ……。

でも、今は……妃頼の方が大切で、ほぼ無視状態だった。


「今日も休むの?」

「……あぁ、ごめん」

「了解ー!!いつまでも待ってるからね?じゃあね!!」


毎回こう言っては輝かしく微笑んでいって、家を出ていく。

気にかけてくれる理由も分からない。


「未来が変えれたら良かったのに……そしたら……っ…!!」

初めて『彼女』がいない夏は、思っていたより大変で、

精神的にもぐちゃぐちゃしていた。

19:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 23:06 ID:WaE

*…新人物紹介…*

*木ノ陰 日向(キノカゲ ヒナタ)
*明るい…けどそれより元気。
*うん、素直。妹的な感じ((?
*もちろん妃頼と会ったことがある。そんなに親しくないけど((←

20:asterisk ◆fPwk:2013/06/16(日) 23:22 ID:WaE

*…日向…*


あの事故から悠也は暗くなった。

そして、無口で笑わなくなった。

悠也にとって妃頼ちゃんは凄く大切な存在だった。





『妃頼が……死んだ……』



電話越しの相手の声はもう枯れてて、聞いているだけで凄く辛かった。

それだけで辛かったのに、衝撃的な事実が受け入れられなかった。


「嘘……でしょ……?」


『……嘘じゃない……』


あまり親しくなかったけど、妃頼ちゃんはよく私に相談事を話してくれた。

「っ………ふっ……」

いくら堪えても涙はポロポロと溢れ出てきて。

改めて自分の脆さを知った。

「ごめっ…………切るね……」

そう言って強制的に電話を切れば携帯を放り投げる。

ねぇ、なんであんな天使みたいな子が死んじゃったの……?




残酷すぎるよ、神様____


でも、どんなに残酷だって、どんなに辛くたって、悠也を笑顔に戻してあげないといけない。

約束したから……



____妃頼ちゃんと____



大丈夫だから、空回りしちゃうかもしれないけど、頑張るから。


だから、お願い____





大好きな彼を笑顔に出来るチャンスをください______

21:asterisk ◆fPwk:2013/06/20(木) 22:42 ID:1Ss

*…妃頼…*


何で、何で、何で!?

もう、本当に……

「意味が分からないよ……」

真っ暗な世界でポツリと呟く。

ねぇ、何で、どうして?

どうして世界は分からないことばかりなんですか?

ねぇ、どうして……?

「何で、こんなところに『両親』がいたの…?
  何で、何で_____




 私なんかのせいで大切な人の未来を傷つけてしまったの……?」



どうしてだろうか。

悲しいのに、辛いのに、涙は出てこない。

自分の心が冷めてしまっただろうか?

それとも____



「ねぇ、


困っているなら、助けてあげようか______?」


「え…………?」


真っ暗な世界に突如放たれた声は、誰かを救うための声だった。

22:asterisk ◆fPwk:2013/06/22(土) 11:10 ID:1Ss

*…妃頼…*


突然、現れた私と同い年くらいの男の子。

今、なんて言った……?


「助ける……? そんな、出来るわけないじゃん!
 私は、もう死んでるんだよ?」

「死んでいても、まだ終わってない」

さっきから何言ってるの……?

何故ここに居るかは分からないけど、私は……

もう死んでるんだよ?

「助ける、だなんて無理だよ……」

「決めつけないで? まだ希望はあるよ。
 それに、実際にやってみないと分からないことだってあるし」

「っ……」

忘れかけていた想いが溢れだしてきた気がした。

信じることなんてとっくにやめた。

だって、どんなけ祈ったって何も変わらなかったから。

でも、でも、もし願いが叶うなら…………






「本当に、助けてくれるの……?」





うつむきながらそう言った私に、彼は妖しく笑ったことを、私は知らない。


書き込む 最新10 サイトマップ