恋&友情小説でーす!

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1:ミァ。:2013/06/17(月) 21:59 ID:3K2

書いてくよ! これからよろしくお願いします。!

2:ミァ。:2013/06/17(月) 21:59 ID:3K2

書いてくよ! これからよろしくお願いします。!

3:ミァ。:2013/06/17(月) 22:06 ID:3K2

↑上のやつは気にしないでね!



~プロローグ~

ずっとずっと好きだったんだよー…
なんて思っても、君には届かない。
気持ちが勝手に届けばいいのに…

大好きだよ…あの時からー…

4:ミァ。:2013/06/17(月) 22:23 ID:3K2

~一日目~
[入学式]

『リリリリリリリリ!リリリリリリリリ!』
「…もう、朝か。はやいなぁ」
私はハンガーにかけてある新しい制服を着た。
そして、走って階段を駆け下りてゆく。
「お母さんー!…?」
返事がこない。ふとテーブルの上をみると、お金と紙がおいてあった。

『美優(みゆう)へ
お母さんは今日から仕事があります。朝ごはんは冷蔵庫にあるから、
チンして食べてね。お弁当は作れなかったので、パンを買って食べなさい。
中学生なんですから、しっかりね!忘れ物、ないように! お母さんより』

「…なによ…娘の入学式なのに…」
少し怒りながらも、私は手紙に書いてあるようにした。

中学校は家から徒歩5分のとても近いところにある。
周りを見渡すとほぼ全員の子の家族がいた。
『ひどいよ…お母さん…』
こんなことで泣きそうになる私にも腹が立つ。
こんな感じでイラつきながら、一日目、入学式は終わった。

5:ミァ。:2013/06/17(月) 23:06 ID:3K2

~二日目~
[新しい友達・自分の気持ち]

ザワザワ ザワザワ
今はクラス発表。
私は身長が148cmととてもとても小さいのでみんながいたらよく見えない。
「えっと私のクラス…ぎゃっ…ちょっ少しどいてぇっ」
全然見えない。そんな時だった。

ザワザ…
少し静かになった。
『お…!見えた見えた!私のクラスは…A組かっ!』
コッコッコッコッコッコッコッコッ
『…ん?』私の後ろに誰かが立った気がして、ふりかえってみた。

身長は私より少し高めな男の子。150…何cmぐらい
「うーんと俺は…A組か!うーん席が隣になるやつは…小澤美優(?おざわみう?)」
「小澤美優(おざわみゆう)ですよ!間違えられたの始めてだし…」
「へぇー。あ、俺の名前は谷川翔太な!(たにかわしょうた)よろしく!」
そういうと、谷川は無邪気に笑った
「えー!やったぁ!翔太くんと同じクラスだあ!」
他のA組の女子がはしゃいでる。
『ええ!?こいつそんなに人気なの!?…やばいな…ん?何が!?』
私はこの時気づかなかった。こいつのことが好きなんだって…

~昼食~
私は友達がまだいなかった。だから、一人で食べようとしてた。その時
「あのーみ、美優ちゃん…?」
誰かが声をかけて来た。
「ん?どうしたの?」
その子達は私と同じぐらいの身長で2人いた。
「い、一緒にお弁当食べない…?」
「…んーまあいいけど…ってえ?え?ええ??」
「だ、だめ?」
「い、いやぁ。うんうん嬉しいんだけど!こんなすぐ友達できると思ってなかったな〜」
「い、いいの!?じゃ、屋上か中庭で食べよう!」
「うん!」
そして、結果屋上で食べることになり、三人でしゃべりながら食べてたら、いきなり
「小澤ァハンバーグもらうぞお!ま、代わりにおにぎりやるけどよっ」
「あーいいよー…って!誰だよ…!…………谷川かよ…………」
「そうだおー!みんなのアイドル翔太ん(しょうたん)だよぉ!」
口調については無視。ていうか、無視しかできないの。何でだろ。谷川の顔みたら、ドキドキする…
私は慌てて話を変えた。
「あ、う、え、っとそ、そうだ!ふふ2人の名前聞いてなかったよねっ!お、お、教えって!」
「…私は中村桜(なかむらさくら)。!」
「…ウチは花柳愛菜(はなやなぎまな)だよ!」
「そっか!わわわ私はおざ…「知ってるからw」
すると、愛菜が私によって来て、コソッと
「美優って、翔太くんのこと好きなの?」
と聞いて来た。
『ガダタタタダーーッン!』
「な、な、な、え、え、え、え!?」
私は近くにあった木の椅子に座っていたため、それを聞いた時後ろにひっくり返ってしまった。
「………わかりやすっ!」(桜と愛菜がハモってます)
「??????……とりえーず俺、食べ終わったから行くな」

私って、谷川のことが好き…なの…??

6:ミァ。:2013/06/17(月) 23:43 ID:3K2

~三日目~
[谷川のことについて…ガールズトーク!]

「…一睡もできなかった…」
今日は土曜日。だから今は9時38分(ちゅうとはんぱっ!)
そして、お母さんとお父さんがいるんだけど、今はおいておこうw

そして、考えているのは…
谷川のことぉぉぉ…

昨日、私が谷川のこと好きなんだって知って顔から火が出そうだったの。
あれから色々考えて出た答えがこれ
『谷川の趣味を探ってみるか…?』(なんて悪趣味w)
とりあえず、桜と愛菜にも相談してみよう!

『ピッピッピッ…ピルルルルルピルルルルル…』

~そして、10分後~
『ピーンポーッンピンポンピンポンピンポーッン』
「あーあー!んなに鳴らさないで!インターホン壊れるー!」
私はダッシュで玄関に行く。
「ヤッホー!(2人でハモる)」
2人とも家に入って行く
「お邪魔しまーっす!」
『たったったったったったったったっ』
全員で階段を上がって行く。そして、部屋に向かう

「…んでんでぇ!翔太くんのことぉ!?」
これは愛菜。
「いつ告白するのっ!?」
これが桜。
「こ、こ、こ、告白ぅ!?」
「どういう感じで!?手紙?それとも、直接!?」
「うーん。確かにその二択のどちらかがいいかもねぇ…」
「告白は…まだ考えてなかったけど…するとしたら…直…接。」
「いいじゃん!翔太くんなら直接の方が、ぜぇったいいいと思うし!」
「確かに翔太くんならそっちの方がいいかもね!ナイスよ!美優!」
「う、うん。でも、告白はまだ遠いと思うから、お願い!2人とも!
谷川の好みとか趣味とか探るの手伝ってくれない!?」
「いいじゃん!やったげるよ!」
「うん!私も愛菜に賛成よ。だけど美優!谷川じゃなく、
翔太くんて呼んだ方がいいと思うんだけど!」
「く、くん!?翔太でよくない!?」
「確かに美優がくんつけたらなんかキモイw「ひどっ!」
「でも、翔太はもうちょい親しくなってからの方がいいんじゃない?」
「でもなー」
「…うん。できるだけ翔太って呼ぶようにする。」
「え!?ほんとに!?」
「いいこと思いついた!「何!?」えっとね、………………で、…………て
……を……せるの!」
「それ、いいかも!」
「うん!ナイーッスッ!愛菜!」
こんな感じで、三日目は終了したの。

7:ミァ。:2013/06/18(火) 00:36 ID:3K2

~四日目~


今日は日曜。いつもならまだ寝てるのに今日は起きてるんだ。
なんでだと思う?そ☆れ★わ☆ね★

今日は、谷川…し、翔太と愛菜と桜と私とで遊びに行くから!(ニンマァ~)

何でかって?それわね。昨日の話し終わったあと、愛菜が電話かけて来たの。こう言ったの
『明日翔太と桜と美優とウチでどっかいかない?って、翔太くんを誘ってみたらァ!
桜はいいって言ってるよお!ガンバ!行くとこは…映画館か…遊園地で!』
って。そして、その結果。
『あ?いいぜ?暇だし!じゃ、明日の10時ミドリ公園に集合な!』
って!

来て行く服は決めたし、こっそり、すこしお母さんのチーク使わせてもらったしw(なにやってんだ)
だから、みんなより先に行っとくんだ!

~9時~
「みんな集まったー?」
「おう!」「うっん!」「うんー!」「じゃ、いくよー!」「「「おーーー!!!!」」」

~1時間後~
「映画館とうちゃーく!」
「「「いえー!」」」
みんな、「暑かったー」とか、「涼しいー!」とか、「喉乾いたーとか」。
「みんなー!何みる…「ところでさあ、小澤ァ。何で俺のこと翔太なの?」
「えっ…
『昨日の愛菜が、わざとがばれない様に呼んで、翔太って呼ばれるのをのを慣れさせるの!…んなこと言えないし…』
あーあー!いつのまにかそうなってた!呼びやすいし!…そう、呼んでてもいい?」
『ええ!まさかこいつ俺のこと好きなんじゃ…な、わけないよな…なんか悲しい…』
「え、ああ、いいけど…」
「おうーい!そこの2人ー!映画きっめるよぉ!(ニタニタ)」
「あ、ううううううん!」「どれみる?」「カイアンマン!」「えーやだ!」「やっぱこれっしょ!…」「えー」

~2時間後~
「「「「面白かった!」」」」
「ほらー!言ったでしょ!」「で、でもあっちの方が面白そうだしい!」「んだとお!」「あー!?」「まあまあ!」

「おうい!そこの三人!早く!いくぞ!」
「えーまってよー!」
「何で花柳はあんなに元気なんだ!?」
「知らないわよ!愛菜…すごすぎ…」
「それについていける中村もすごいけどな」
「確かにw」

そして、私たちは色々と乗った。
メリーゴーランド、ジェットコースター、急流滑り、ミラーハウス、お化け屋敷、デットタワー。
そして、最後、観覧車。

「けっこーのったねー」
「ああ、あと乗ってないのは…観覧車だ!」
「もうすぐ帰らないといけないし、早くのろ!」
「これって、2人のりのやつだよねぇ〜」(ニタニタ)
「どういう分け方?」
「グッパで良くない?」
「うん!」

その時、桜と愛菜は後ろを向いた。
「ずっとグーだしとこ!」
「うん!」

「じゃ、いくよー!グットッパーっでわっかれっましょっ…」

~2分後~
結果、桜&愛菜。翔太&私のペアになった。
「「イッテキマッス!」」
「…イッテラッシャイ」
「…あいつらなーんかわざとらし〜…」
『感ずいてる!?』
「気のせいじゃない?それよりいこうよ!次、来たよ!」
「あ、ああ」

「うっわあ!夕焼けがキレー!」
「ああ!そうだな!」
『『めっちゃドキドキするんですけど!?』』
その時私は、心の声が口から出ていた。
「…ずーっと、こうしていたいな…」『ハッ』
『…ん?こいつ…本当に俺のこと…だとしたら、俺も本音をー…』
「…ああ、俺もだよ。」
「…は、はあ!?」
「実はーずっと好ー」
『チューーーー』
『な、な、なんなの!?途中までだし!しかも、何この状態!?』
『しょうがねぇ、も、もう告白しちゃえっ!』

「「ずっと好きだったんだよー」」

8:ミァ。:2013/06/18(火) 00:45 ID:3K2

↑[ついにっ!?]なんです。すいません。

9:ミァ。:2013/06/18(火) 01:36 ID:3K2

~五日目~
[こうゆうことになりやした]

休日は終わり、学校に行く日………何だけど…
「学校に「行きたくなーい!」「行かねえ。絶対に行かねえ!」
『学校に行ったら、『谷…翔太にあっちゃう!』『小澤にあうし!』
2人とも同じことを考えていた。

~学校~
「おはよー!「美優♪」「今日も元気だぜー!」
「あ…うん。おはよう…!」
「「…どうしたの??」」
「特に…何にも…」
『『嘘ついてる感パネェし!』』
「本当にどうし…『ガラッ』たの?あ、翔太くん」
『翔太、キターーーー』
『小澤、いるしーーーーーーーーー』
「お、小沢!先生が呼んでるからいいい行こうぜ!」
「あ、あうわわわ、…うん。」

『『本日二回目。嘘ついてる感パネェー!』』
「本当にどうしたの?美優。しかも、翔太くん…」
「同じく。」
「「…………怪しい………(ピカーッン)」」

「あーあの。翔太………」
「な、なんだよっ!」
「昨日の…「ブッ」あ、ごめ!」
「い、いや。でも、あああああれが俺の気持ちだから。」
「わわわわ私もおおおお同じ気持ちです…」
『『何を聞けば…?』』
「あ、あの翔太。私たち…つつつつつ…付き合うっ?」
「えええええっ。ま、まあ俺も付き合いたいし…」
「じじじゃあけけけけけ決定でっ!バイ!」
「ま、まてよ!カレカノなら、一緒に行こう…ぜ。」
「あ。うん。」

『『マジかよーーーー!』』←(盗み聞きしてた桜と愛菜)
「あの2人、いつからあーゆー関係にっ!?」
「昨日まで、ふつーだったのに…」
「「…………観覧車???…………」」

~帰り~
「美優!帰ろっ」
「あ、でも…「おーい、おざ…美優ー!」あ、きた。」
「付き合ってる?でしょ!」
「「ブッ」」
『『図星だ…嘘つけないタイプだな。2人ともw』』
「う、うん!付き合ってる、よっ!だから、ごめん、今日は翔太と帰るね。」
この時私はこの一言で2人を少し傷つけてしまったことに気がつかなかった

「…………………………………………」

10:ミァ。:2013/06/18(火) 07:50 ID:3K2

~六日目~
[いきなりのいじめ。]

六日目は、何にもなかったのに…

~一週間後~
あれから私たちはが付き合うことになった。てのが、学校中の人に広まっていた
『ガラッ…』『しーん…』
私が入ってきた瞬間楽しい雰囲気が崩れた。

私は不思議に思って、
「みんな、どしたの?」
返事がこない。まるで、無視されているかのようだ。
「…愛菜、桜、おは…「うるっせーよ。ブース」よ…!?
え…。」
「い、いこっ!桜♪」
「うん!」
『たったったったったったったったっ』『ガラッ!』
「あ…翔太く…「しっ!」
「…みんな、どうした?」
その時だった。
「…あんたたちはこのクラスに必要ないってことだよ。あ、いっておくけど、
これ考えたの、中村と花柳だからな。」
「早く出て行け!クズゴミヤロー!」
だっ!私は無意識で教室を出ていた。
そして気がついたとこは……………屋上。
「…………こんな人生。もう、いらない。」
その時だった。
「小澤…………美優!」
「美優!な、なにしてんの!」
「んなとこいたら、危ないって!
何と愛菜と桜もきていた。
「もう、何もかも信じないんだ。」
「ちがう!美優!こいつらはあいつに脅されて…『タッ…』美優ー!」
その時はなんでかな、少し記憶がある。
私の頭には血。足から落ちたのか、足が動かない。
そして、みんなが屋上から、「美優ー!」って叫んでるのが分かる。
『…最後の翔太の言葉、よく聞けなかったな…さよなら、桜。愛菜…』
私はそのまま、意識をなくした。









えー!美優の意識がなくなったので、これからは、
~翔太、桜、愛菜、目線~
などで、書いてきます!
それと、感想と、アトバイス、募集してます!w

11:ミァ。:2013/06/18(火) 17:03 ID:3K2

第一章

~翔太目線~

あの事件から1年。俺たちは中2になった。
あの日から毎日のように思い出す、美優。
それは、中村と花柳も同じようだった。

入学式の日。一目みた時から、好きになった。一目惚れってやつ。
昔から運が良かった俺は、席が美優の隣になれたんだ。

なのに…………

一年前の今日。転校生がきた。名前は、近藤 春香(こんどうはるか)
近藤家は、この市をまるまる買い取ったらしい。だから、
みんな近藤には逆らえない。大人も、先生もー…。

しかし俺は知っている。美優は、あいつ(近藤)にいじめられたって。
近藤は、美優が気に入らなかったらしい。だから、学校中の人を
美優の敵にしたらしい。
しかし、花柳は、反対したらしい。凄い度胸だよな…
中村は、近藤が怖くて、小さく、ハイ。って言ってしまったらしい。

どうしてなんだよ!どうしてみんな、…………美優をーーーッ!
…………許さない…近藤春香…絶対に…

~桜目線~

私は、許されないことをした。

あの時私は無意識に返事をしていた。
翔太くんには、怖かったからって、嘘ついた。
本当は、少し、美優が嫌いだった。羨ましかった。
私は、小学生のころから、翔太くんが好きだった。
翔太くんに好きになってもらうために努力したのに…

翔太くんは美優と付き合った。

ガールズトークの時、言えばよかった。
映画館&遊園地の時、言えばよかった。
「私も翔太くんのこと、好きなの」って。
言えばよかったのはわかってる。でも、応援したくなってしまうんだ。
美優をみてると。
嬉しくて、楽しくて、さみしくて、悲しくて、辛くて。
こんなのワガママなんだけど…ね。

美優が飛び降りたあの日。私も飛び降りようと思った。でも、できなかった。
もともとは、美優を嫌いになった近藤さんが悪いんだけど、私は、私の方が悪いと思ってる。

~愛菜目線~

みんなは知らない。ウチのこと。

大親友の桜でさえ知らない秘密を、近藤春香は知っていた。

ウチの名前は「花柳」。なんか普通じゃないでしょ。
それは、ウチが…金持ちで、おじょー様だから。
もともとこの市で一番権力があったのは、花柳家。
でも、この市は、引っ越してきた近藤家に買われてしまったんだ。

そして、権力も、なくなった。

ウチは、知っている。どうして近藤が美優をいじめたか。
それは簡単。近藤は、翔太くんに一目惚れしたらしい。つまり、美優の存在が邪魔だったから。
そして、ウチは脅された。
『なに?この市の1番は私なのよ!?文句があるなら、出てってもらうわ!』
桜は、『協力する』って言ったけど、ウチはしなかった。だから脅された。
あんなこと言われたら、ウチは逆らえない。だって、その通りなんだもん。
『協力する』って言ってしまったんだ。

ウチは、教室を出てった美優をこっそり追いかけた。
桜もこっそりついて来て、翔太くんも、こっそりついて来た。

うちは、途中で思ってしまった。
『屋上に向かってる…!?まさか!』
その、まさかになってしまった。
ウチは、階段を走ってる間、翔太くんにいじめた訳を話した。
「黒幕は近藤なの。ウチと桜は、近藤に脅されたんだ。」
翔太くんは信じてくれた。
でも、間に合わなかった。

翔太くんが言い終わる前に、美優は、飛び降りたんだから。

あの時、あんなことしなければー!

12:ミァ。:2013/06/18(火) 17:54 ID:3K2

第二章

~桜目線~

私は今、病院にいる。美優の病室にいる。
隣にいるのは、翔太くん。愛菜は、部活(テニス)で、来れなかった。

今日はお見舞い。1週間に1回はくるんだ。
でも、今は夏休み。おととい始まったんだ。
今日は39度。とても暑い。

「おばさん(美優のお母さん)これ、美優の好きな花何です。飾ってください。」
「桜ちゃん、翔太くん、ありがとうね、…でもー…「お母さん!」あ、美雨(みうな)」
美雨ちゃんは、美優の妹で、小5なの。
「美雨ちゃん。お姉ちゃん、よろしくね。」
「うん!…でも…お姉ちゃん…もう…起きないかもしれないの…………」
「「えっ!?」」
「お医者さんが、お姉ちゃんが起きる確率は2%だって…」
「「2%!?」」

『カランカララン』
外に出た瞬間恐ろしく暑い風が襲って来た
『ジージジジー』
アブラゼミが鳴いてる。
「美優が起きる確率は…2%…」
「う、うん…」
私は知らぬ間に、泣いていた。
それを見た翔太くんはギョッとしたのか、話題を変えた。
「…美優に妹いたんだなー!」
「翔太くん、姉もいるよ。高2だって。」
「ええ!んなに兄弟「姉妹です。」あ、そうそうw姉妹いるんだなあ。俺なんかうざい兄が1人だよ」
「私なんか、1人だよ…」
「「…………」」
その時だった、さっきまで、太陽が雲に隠れてて、あまり…当たってなかったからか、
太陽が。出た瞬間、私はめまいがした。
『あっ暑……………クラッ』

バタッ

私は倒れてしまった。
「ん…?ど、どうした!?中村!」
「あ、あついの…………なんだかめまいがすごくて…………」
「熱中症か!すぐ病院戻るからな!」
…………やめて…優しくしないで…それ以上優しく…
「もう少しまてよ!もうすぐだから!」
優しくされたらーーー!

「…………好きなの…………」

「え…」
言っちゃった。しかも、病院の前だし。
「優しいところが…好き。小学生のころから好きだったの…」
「えっでもー俺はー」
「わかってる。美優が好きなんだよね。…ごめんね…まよ、わせて…」
私はまたクラっとした。そして、意識がなくなっていた。

~翔太目線~

「…………好きなの…………」
「え…」

俺は今、告白された。
「優しいところが…好き。小学生のころから好きだったの…」
小…学生?そんな前から……でも…
「えっでもー俺はー」
「わかってる。美優が好きなんだよね。…ごめんね…まよ…わせて…」
そう言うと、中村はまた倒れた。今度は、意識もなくした。
「えっ!あ!看護婦さーん!」


びっくりした〜。ま、まさか中村が俺を好きだとはな…
今まで何回も告白されて来たのに、
こんなにびっくりしたのは初めてだ。
「…ん…翔太…くん…」
寝(?)事!?
「好き…だよ…」
その時の中村の顔、とっても可愛かった。俺は、無意識に、
『チューー…』
キス、していた。
「ん…!?し、翔太くんん!?」
『俺は、何をしているんだ?美優かいるのに、美優が好きなのに。』
そう思いつつも、強く抱きしめてしまう。
すると、中村もおれを抱きしめて来た。
窓からさしこむ夕焼けの光が、俺たちを強く照らしていた。

「ん…翔太…?桜…?…………!?」

13:ミァ。:2013/06/18(火) 18:43 ID:3K2

第三章

~桜目線~

「ん…翔太…?桜…?…………!?」
この声…まさか!
「美優…?」
「え…?」
美優だ。どうしよう。どうしよう!
美優の彼氏なのに…
「…私のことが好きって、…嘘だったんだ…ていうか、なんで生きてるのよ…私…」
「み、美優あの…「名前を呼ばないで!」…」
「あんたなんか大っ嫌い。翔太も大っ嫌い!」
『ダッ!』
「みゆ…「美優!走ったら…『ガリガンカッシャーーーッン!』美優!」
私は口元をおさえた。
なん立って、体がマヒしてる状態で、足を骨折している状態で、美優が走ったから。
そして、体は倒れ、点滴は取れて、頭を強く売ったのか、包帯が破れていた。
「なんの音!?まあ!美優!」体がお姉ちゃん!」「小澤さん!」
美優は、まぶたを閉じて、床に倒れていた。

~翔太目線~

「美優!」
中村の声を聞いたとき、びっくりした。
後ろを振り返ると、美優がいたから。
俺は、美優が見てる前で、キスをしてしまったんだ。

それが原因で、美優は、倒れてしまったんだ。

~桜目線~

『ピッピッピッピ』
心拍の機械の音が聞こえる。
さっきは一大事だったけど、お医者さんは、
「先ほど意識を取り戻したので、大丈夫でしょう。明日か、今日中に目を覚ましますよ」
と言ってくれたので、安心している。
翔太くんは、外の空気を吸ってくるって、さっき病室を出たんだ。
…そりゃあ、そうだよね。好きな人の目の前で私と…キス、してたんだから。
「…かだいま…」
「翔太くんどこ言ってたの?」
「外の空気を吸いに」
「翔太お兄さん気分悪いの?」
「いや…」
『ガラッ』
「あら、美姫(みさき)あら、あなたも。(お父さん。美太郎(しんたろう))」
「ただいま、お母さん。あ、美雨いるし、桜ちゃんも。えーっとあなたは?」
「翔太です。」
「へえ!よろしく!」
「お母さん(美奈子)、美優が意識を取り戻したんだって?」
「ええ。今日中か、明日中に目を覚ますらしいわ!」

その時だった!

「ん……………」

美優!?
「意識を!!…看護婦さーん!倉本さーん!(医師の名前)」

「美優!私だよ!桜!」
「全く!お姉ちゃんに心配かけるな!」
「うえーん!お姉ちゃんー!」

「……………………だ、れですか?」

「…………え……………………………………………………?」(全員)

14:ミァ。:2013/06/18(火) 18:47 ID:3K2

↑訂正

なん立って=なんたって。
体がお姉ちゃん=「お姉ちゃん!」

15:ミァ。:2013/06/20(木) 08:54 ID:3K2

第四章

~愛菜目線~

「今日は、転入生がいます」
それを聞いたとき、誰だろう!ってワクワクしてたんだ。
「どうぞ。」
『ガラッ』

え…?

みんな、ザワザワしている。

「はじめまして。小澤…美優?です」

え…………?
はじめ、まし、て…?
「…えっ、初めましてってどゆこと!?」
「…美優だよねぇ…」
みんな、ヒソヒソと話している。だけど、桜と翔太は下をむいてて、動かないし、しゃべらない。
「はいはい!静かに!…はい。小澤さんは、以前入院していて、元はこの学校にいましたよ。
しかし、何らかの影響で、記憶がないみたいなので、自分を紹介してあげてくださいね。」
「…は、はーい」(愛菜、桜、翔太、近藤以外の人たち。)
「んーっんと、小澤さんの席は…どこか空いてるー?」
すると、近藤春香、翔太くん、桜が、手を上げた。
ウチは、
『絶対、翔太くんか桜んとこいくだろw…あ、でも記憶ないんだっけ。』
美優は、翔太くん、桜の方の列に行った。しかし、

『ガタッ』

シー…ン…………

美優は、近藤春香の隣に座ったんだ。


桜。愛菜
○~~○
○~~◎○近藤
翔太。美優


~美優目線~

今は、数学の授業中。
私は、自分自身も、家族のことも、友達、人のことも分からないのに、なぜか勉強は覚えている。

「…ここの数学、分かる人!」
私は、手を上げた。横の席の近藤…春香?ちゃんはこっちを見てたから、笑顔で私も見た。
「…x÷3=○○。A.○○cm2です。」
「はい、正解…て、マジかい…。」

みんなが私を見ている。

『キーンコンカーンコン』
それがなった瞬間、みんな、私のとこに来た。
「美優、美優、美優!ってば!」
誰のことだろ…ん?私!?
「えっと、私?」
「あ、うん。」
その子は、もふもふした髪を下らへんに、ツインテールにしていた。
「ウチ、花柳愛菜!こっちは、谷川翔太くんと、中村…「知ってるよ。昨日きいた。」え!?」
そして、次、
「なんであんた、私の隣にしたわけ?」
近藤さんが聞いてきた。
「えーっと…なんか、あの人たちみたら、嫌な感じになる、んだよね…」
そう言ったら、谷川翔太くん?と中村桜ちゃん?が、ビクって震えた。
「美優、ちょっときて。」
花柳愛菜ちゃんに言われて、
「あ、うん。」
私は、教室を出た。


~愛菜目線~

「あの2人、どうしたか知ってる?」
知らないって言われる覚悟できいてみた。だけど、
「それだけ?…知ってるよ。」
「え…?」
「近藤春香ちゃんに、教えてもらったんだ。私から聞くより、花柳ちゃんからきいた方がいいと思う。じゃ。」
そう言って、走って帰っていった。


~美優目線~

本当は知っているんだ。あの時のことだけ。
思い出したくないから、記憶喪失のフリをしている。まあ覚えているのは、
翔太くんと、桜が、キス、したとこだけだけどね。
愛菜も覚えてる。てか、思い出した。

ドンッ

「…あ、ごめんなさい!」
ぶつかった男の子は、無邪気に笑って、
「いいよ、いいよ!」
名札をみてみると、

近藤勇樹(こんどうゆうき)

すると今度は、
「おーい!近藤!何やってんだよ!」
「た、谷川先輩!」
谷川…?近藤…?

次にやってきた人は、
翔太を少し大きくしたような人だった。
名札をみると、

谷川翔生(たちかわしょうき)

と、書いてあった。
「すいませんでした!」
私はそう言って、教室にまた走り出した。


~春香目線~

今は、昼食。
私には、友達がいないから、いつも、弟と食べる。
私がC組に行こうとしたら、
小澤もついてきた。
「なんだよ。」
「一緒に、食べようと思って。」
「はあ!?」
「ダメ?」
こいつ、私がいじめたのに…
「いいけど、もう1人いるぞ。」
「あ、ありがとう!」
私は、心が暖かかった。これが、友達なんだなって。
幼稚園、小学生の頃から、友達がいなかった。だから、とても嬉しかった。
C組について、勇樹を呼んだら、
「あ!さ、さきほどは!すいませんでした!」
「あ、ああ!僕もごめん!」
「何かあったのか?」
「「さっき、ぶつかっちゃったんだ。」」
「おいおい…」

それから、私たちは、庭で昼食を食べた。そして、
「私たち、早退します」
「あ、ああ」
この学校で、私に逆らえるものはない。
私>勇樹>美優の順番になるな!

16:mia:2013/07/24(水) 23:38 ID:3K2

第五章

~美優目線~
翔太、桜、愛菜、美雨、お姉ちゃん、お母さん、お父さん。
この人たちは、覚えてるよ。
でも、絶対もう一人いるんだ。私が忘れているだけでーー

「は、春香ちゃーん!いいの!?学校抜けて!」
「いいよいいよ。ほら、グズグズすんな!帰るぞ!」
「か、帰るぅ!?で、でも、今帰ったらお母さんとお父さん心配するよ」
「まあいいよ、とりあえず、姉ちゃんのゆーとーりにしたらいいよ。」
「…よし!今からディズニーランド行こうか!」
「……………………………………今から!?ディズニー!?」
「ああ!」
ええー!?この人たち一体今までどんな人生おくってきたわけー!?

~翔太目線~
美優と近藤は午後の授業を受けていない。
花柳の情報網によると、
「ディズニーランドにいった、らしい。」
「「ディッ!?」」
夏休みすぎたばっかというのにか!?せめて、冬休みにいけよ…
「…よし!ウチらもディズニーランドにいこう!」
「「……………………………………はあっ!?」」

~愛菜目線~
「…よし!ウチらもディズニーランドにいこう!」
チャンスを自分で作った。
ずっと言わないでおくのは嫌だったから。

「先生!ウチらも早退します!」
「え、あは、はい。」
「よし!いくぞ!」

この時までは、最高の作戦だと思ってたんだ

17:ミア:2013/07/25(木) 00:24 ID:3K2

第六章

~美優目線~
「うっへぁーあ!ひっろーい!でっかーっい!」
「そんなにも感動するとこかあ?」
「私にとっては、感動×一万だよお!」
「一万ってw」

すごいなぁ一回もきたことないんだあよ!
あ!ミッキーの着ぐるみがいる!
ミニーが主役のラベル付きのオレンジジュースだ!
シンデレラ城…だ。
じょうだ…じょうた…しょう…た。

パァァッンッ!

私は、自分のほっぺを叩いた。
『ダメダメ!桜は翔太が好きなんだ!翔太も桜が好きなんだ!友達なんだから、応援しないとっ!』

…もしかして桜もこんな気持ちだったのかな…

「はぁ…」

~春香目線~
パァァッンッ!
…美優が自分のほっぺを叩いている。
「はぁ…」
…ため息まで…

しょうがねーなぁ
「おい!お前ら!一回転ジェットコースター乗るぞ!」
「あ、うん!」




~一時間経過~
「つっかれったあ…」
「美優、まだまだだな!」
「えー。もう帰ろうよー」
「あー。帰るなら、俺トイレ行ってくる」
「ああ。」

カサッ

「なあ美優。お前、記憶がないなんて嘘だろ?」
「…うん。春香ちゃんは何でもお見通しだね。」
「…私さあ、正直言って嫌いなんだよね。翔太。」

カサッ

「なーんて言えたらいいのにな。」
「お前、嫌いなのか?翔太のこと」
「ううん。大好きだよ今でもずっと。でも今は憎しみっていうのも少しあるかな…
でね、思ったの。神様は信頼してはいけない。運命って言葉は、運命じないって。」
「美優。私な、前にお前をー「大変だああああああああ」」
「ど、どうしたんだろ!いくねっ!」
「あっちょっ美優っ」
あいつっ勝手に行きやがっ…」

!?


~翔太目線~
聞いてしまった。
美優は記憶がある。俺が嫌い、憎んでいる。俺たちは運命じゃなかった。

あんなことっ!

「ふーすっきりぃ…」

ドンッ!

「ったぁ!」
「てめぇ!どこ見て歩いてやがる!この俺にぶつかるだと!?姉ちゃんに言ってやろうか!?」
「んだと…」
近藤ににている。近藤を男にしたような…
「やっべ!帰らんと!姉ちゃんと美優ちゃんが!まってる!」

美優…!?

「うあっ!」
俺は無意識に、そいつをなぐっていた。
「な、なにしやがる!」
「美優に…美優に手を出すな!手を出してみろ。ただじゃおかねえぞ!てめえ!美優から離れろ!」
「……………………………………残念☆★もうおそ…」
「「勇樹!」くん!」
「…姉ちゃん…み、美優ちゃ…お…れ…しぬ…かも…」
勇樹?まさか!近藤勇樹!?しかもいきなり弱ってやがる…
「あんた!勇樹くんになにすん…」
「しょ…「あんた、私の弟に手を出して、ただですむとおもってんのか?」
美優!なんか言ってくれ!
「聞いてるの!?」
美優!美優!

パァァッン!

え…?み、美優?

18:ミア:2013/07/25(木) 07:59 ID:3K2

第七章

~翔太目線~
パァァッンッ!

え、え?美優…?
「いってぇ!美優!なにすん…」
「私の名前を軽々と言わないで。…勇樹くんをあんたは…なぐった。私の大切な友達を…。だから、
私が勇樹くんのかわりにあんたを殴り返しただけ。文句ある!?」
美優の顔マジだ。
後ろにいる近藤春香もびっくりしてるぜ…
「…た…しょう…た…あ、いた!翔太くーん!…」
「んもー!勝手に一人でどっか行くなって何度言ったらわかるんだよ!…」
「な、中村…花柳…」
俺を…探してたのか。
「な、なんであんたたちがここにいんのよ!帰れ!」
「…ねえ、近藤。「呼び捨てにすんな!なんだよ!」ああ、近藤様。美優を少しだけお借りできないでしょうか」
「…はぁーまあいいけど…「えっ!?春香ちゃん!?」まあ聞いてろって。…そのかわり、条件がある!
今後一切私たち(美優も)に近づかないなら、今だけかしてやらないこともない」
「「「え…」」
「まてよ。なんでてめぇが決めるんだよ。俺らは美優と話しするだけなんだぞ!美優のことをてめぇが決める権利はあんのか!」
「…ふふーんあるんだな。それが。」
「なんだと!?」
「忘れたのか?この市、日本は私たちがすべて買い取ったのだぞ。お前たちのことを左右することもできるんだ。
しかし美優はな私たち近藤家の次に権力があるんだ!そして私の友達。もちろん美優のことは美優がきめていいが
てめぇたちのことなら私が決める方がよかろう」
「なんだ…「やめて。翔太くん。」花柳…?」
「そうだよなぁなんにも言い返せないよなぁ」
「おい!勇樹は黙っておけ!「はい。」」
「花柳愛菜。お前は前は、日本一の花柳財閥の令嬢だったんだよなぁ」
……………………………………はあ?
「ふーんやっぱきずいてたんだ。」
「愛菜!?」「花柳!?」
「ごめん、いつかは言おうと思ってたんだけど、言えなかったの。これはウチにとって不幸なことで幸せなこと。
やっときたチャンスを逃すわけにはいかない!」

「…ま…なが…おじょ…う…さま…」
俺は、そこで我に返った。
「中村!俺もびっくりしてるけど、そこまでも…」
「だって、私たちは、幼稚園の頃から大親友…今まで…きずかなかったんだよ…」
うっ確かに。俺ならショック、中村より大きいかも…
「少し、寝て来いよ。俺も部屋までついて行くから。」

『あれ?美優、どうしたんだ?なんで、そんな悲しい顔してるんだ?』
俺、こんなだから美優を傷つけたのかな…

19:ミア:2013/07/25(木) 08:40 ID:3K2

第八章

~美優目線~
私は殴った。翔太を。勇樹くんを理由にして。自分でも最低だなっておもってる。おもってるけど…
「ごめん!春香ちゃん!私、やっぱりいく!」
「分かった。言って来い!勇樹!お前、痛くないならついて行ってやれ!」
「あ、うん!分かった!」
春香ちゃん!ありがとう!

~春香目線~
「なあ花柳。友達ってなんだ?」
いきなりこんなこと言い出すから、びっくりしてやがるw
「…信じることじゃない?てかいきなりどうしたの!?」
「さっき、美優のためにいかせたけど、あれで良かったのかって」
「…近藤…お前、…」
「な、なんだよ!」

「いいやつなんだね!」


~美優目線~
「はぁっはぁっはぁっはぁっ」
今は、翔太たちの部屋の前
「チャイム…」『ピィーンポォーン』「美優ちゃん」「んー?‥」

顔近い…!?まさか、キス、してる!?力、強いっふりほどけない!

「はーい。どちらさ…」
しょ、翔太!違うの!これは!
「てめえ!美優になにしやがる!」
「何って、キス。美優ちゃん、俺の彼女なんだよ」
「「えっ!?」」
「ちょ、なにいってんの!?」
「本当に、付き合ってんのか?美優は違うって言ってんぞ!」
「んもうてれるなって!」
ちょ!またやる気!?

ちゅーーーーーーーーー。ながい!

「てめえ!」
「だからぁ付き合ってないとこんなことできないだろお!」
「勇樹くん!?」
「…こい!美優!」
「ちょっ!なんで抱きしめるわけ!?」
「美優ちゃん!」
「いたいっ!二人とも力強いー!」

あれ?でもよく考えたら、これってすごい状態だよねぇ!?

20:ミア:2013/09/11(水) 21:26 ID:NFI

第九章

~勇樹目線~
『私、やっぱりいく!』

え…?どこにいくの?美優ちゃん…?
美優ちゃんは谷川の家の方面に走ってゆく。
俺は美優ちゃんの後ろを走る。
俺たちは自家用電車に乗って、谷川の休んでるホテルまで。
でも、エレベーターはあるのはいいけど、14階もあればなかなかこない。
しかも谷川たちの部屋は13階。階段でいったら、地獄だ。
俺は、エレベーターがくるのを、ゆっくりと待っていたが、
『バンッ!』
いきなり美優ちゃんが階段のドアを開けた。
そして、ものすごいスピードで走っていく。
俺は最初、「はぁ!?」と思ったが、
このまま美優ちゃんだけを谷川の部屋に行かせると思うと、何だかムカついてきた。
そして、俺も階段のドアを開け、美優ちゃんを追いかける。
ずいぶん遅れをとったが、『ムカつきパワー』ですごいスピードで駆け上がる。
きずけば、12階。上の方で、「はあはあ」と、美優ちゃんの声が聞こえる。
俺は、残りの力で階段を駆け上がる。
たしか、1203号室。階段を出て、右に曲がればすぐそこだ。
俺は、右を向いて、早歩きで進む。
そして、美優ちゃんがチャイムを鳴らすのをみた瞬間、またもや『ムカつきパワー』が発生。
きずけば、
「美優ちゃん」
とよんで、
振り向いた美優ちゃんの唇を自分の唇と重ねていた。
そこに谷川登場。


以上、ここまでのお話俺目線終了。
そして今、美優ちゃんをだいている谷川。
俺は、「彼女」と嘘をつき、美優ちゃんを谷川から奪う。
そして、俺はきずく。
「…ここ、部屋の前だ。これ以上いたら迷惑になる。とりあえず谷川、部屋に入れろ」
「はあ!?」
びっくり…したのは最初だけで、あとの方は、睨んでくる。
「…はあ…美優ちゃんのことも考えろよ。ねえ、美優ちゃん」
俺はとびきりスマイルで、美優ちゃんに微笑む。
「う、うん!」
ちょっと顔を赤くして答える。
かぁわい♪
「美優ちゃん、可愛い。」
「へっ!?」
「はっ!?…」
「入ろうか、そろそろ。」
「え、あ、うん!」
俺は、美優ちゃんの手をつなぐ。恋人つなぎ。
抵抗するかな〜と思いきや、抵抗しない。
「俺のこと好きなのかな?」と思って美優ちゃんの顔を見る。
真っ赤だ。
照れている顔をみて、俺も顔を赤くする。
前を向いていて、前にいる谷川は勿論きずかない。
真っ赤な顔を元の顔に戻して、
俺は、美優ちゃんの手を引っ張る。
そして、一瞬だけど、唇をあわせる。
「ふぇ?」
いきなりのことで、状況理解してないみたい。
理解してないみたいなので、もう一回唇を合わせる。
「ちゅー…」
びっくり&赤い顔を俺に見せて、そう言った。
目の前に勿論谷川はいる。
だけど、しばらく止まっていたので、ずいぶん離れている。
俺は、美優ちゃんの手を引っ張って、谷川の2mぐらい後ろまでいく。
そして、さっきよりも強く、強く手を握りしめる。
それでも抵抗しない美優ちゃんに、俺はびっくりする。
むしろ、強く握りかえしてくる。
神様、俺は、



美優ちゃんに期待してもいいのですか?



~美優目線~
さっき、私は勇樹くんの笑顔にドキッとしてしまった。
そして、いきなりキスを2回され、またもやドキッと。
いつもの私なら、警戒するだろう。抵抗するだろう。
でも、いくら抵抗しようとも、勇樹くんの顔をみると、ドキッとしてしまって、抵抗する力が抜けてしまう。
目の前に、好きな人がいるのにーーーー…。
最近は、翔太の顔をみると、ズキっとしてしまう。
ズキっとしたら毎回思い出す、桜と翔太のキス。
なぜ、翔太は目の前に、彼女がいるのに、別の人とキスできたんだろうか。
答えは分かっていても、ついついそればかり思ってしまう。
でも、勇樹くんのことを考えると…『ドキッ』あ、まただ。
きっと私の顔は真っ赤だろう。
そんなことを考えてたら、
『ギュッ』
いきなり、手を強く握りしめられた。痛いぐらい。
でも、きずけば、手を握りかえしていた。
手のひらに広がる勇樹くんのぬくもり。
そのぬくもりが、体全体に広がってゆく。
好きな人と2mの距離。
その後ろで、手を握って歩く私たち。
私の今の気持ちは、
まるで付き合う前に翔太にしていた恋と全く同じだった。
そして、きずいたよ。


私、勇樹くんが好きなんだーーーーーーーー。

21:ミア:2013/09/11(水) 22:38 ID:NFI

第十章

~美優目線~
私がいるところは、翔太の部屋。寝室。
でも、近くに勇樹くんと翔太はいない。
ドアの向こうで喧嘩している。
なぜ私だけが寝室にいるかというと、
『話し合うから』の一言だけ言って、私はここにいるようにと。

「美優はお前と付き合ってないだろ!?」
「今ごろきずいたのか!?バカだな。でもな〜美優ちゃんは、お前を憎んでるぞ♪」
「なっ………………知ってるけどなあ!俺は、美優が好きなんだ!」


え…?イマナント?ショウタハワタシガスキ?
でも…でも…でも、翔太は桜が好きなんじゃないの?キスしてたじゃんか。
違うの?私の見間違えなの?…そんなはずない。あれは、勢いで口から出た言葉。

………………もう、わかんないよ。

翔太は桜が好きなんでしょ?桜もきっと翔太が好き。つまり二人は両想い。
私は、勇樹くんが好き。二人の間にははいれない。

なのに、どうして泣けてくるの…?

「うっ…うぇ……え…………」
私は、声を押し殺して泣いた。
だけど、すべては隠しきれない。
「うっ………………ダメだ。何かしないと。泣いちゃう。」
私は、ポケットから携帯をだす。
そして、春香ちゃんに電話する。
『プッ………………プルルルルル…プルルルルル…ガチャ。現在、電話に出ることができませんー…』
「…あれ。春香ちゃんが電話にでないの珍しいな。」
ちょっと不思議に思いながらも、やることがなくなったので私は、壁にもたれる。
やることがないかとまわりを見る。
「あっ!本があるじゃん!」
私が見つけたのは、ミッキーカラー(黒、白、赤)の本棚。
私は、走る。
『ガタッドッ…サァ』
「あ。」
私は、翔太の小さいショルダーにつまずいてしまった。
こけたわけではないけれど、いろいろ入っていたのかちょっと痛かった。
しかも、金属のボタン式なので、中身が出てしまった。
「はあぁ」
私はしゃがんで片付ける。
…ケータイ、財布。ゲーム器、カメラ………………………………小さいメモ帳。
わたしはふと、不思議に思った。
最初の四つは、別にいいとして、このメメモ帳はなんなのかと。
見てみたい。そんな好奇心もあるが、やめだ、やめ。
私はすべて戻すと、腕時計をみた。
針は6時39分をさしている。
「わっ!もう6時半!………………二人ともー!そろそろやめてー!6時半ー!」
「「ええ!!??もうそんな時間!?」」
勇樹くんと翔太はそう言って、私はドアを開ける。
そして、
「勇樹くん!帰るよー!春香ちゃん心配してるって!」
「あ、姉ちゃん忘れてた…電話しないと…」
「あ、それが、電話に出ないんだ………………春香ちゃん。」
「ええ!?姉ちゃん、今まで俺の電話にでなかったことないよ!?」
「なにか、あったのかな………………」


どうしたの!?何があったの!?春香ちゃんーーー。


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