脱出ゲーム〜出口なんてない〜

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1:マカロンピース hoge:2013/06/20(木) 20:35 ID:QY6

あの時からすでに始まっていた。

脱出なんて不可能なんだ。

なんであんな所に入学したんだろう。

あの人を探すためなのに…………

こんな目に合うなんて知らなかった。

出口を探して生き延びないといけないなんて………

2:マカロンピース hoge:2013/06/20(木) 20:40 ID:QY6

「ねぇねぇ、聞いた?杏樹」

「ふぇ?」

私は柊 杏樹。
只今、メロンパンを頬張り中です。
とっても大好きなメロンパン。
メロンパンを好きになったのはあの人のおかげ。

「竹田先輩…………今頃なにしてるかな?」

私は窓の外を見ながら言う。
竹田先輩とは1年前に卒業した私の先輩。
クラブが同じだったんだ。
『演劇部』
竹田先輩はとても演技が上手かった。

「竹田先輩ってさ、P,Gに入学したんだよね?
杏樹もそこ行けば?会えるよ?」

「ううん!私にはP,Gなんて無理だよ!
去年、応募したけど落ちたし…………」

「あそこ入学者10人だもんね〜……」

3:マカロンピース hoge:2013/06/20(木) 21:12 ID:QY6

「今年は応募したの?」

「うん、結果は多分明日だと思う」

友達の百合。
百合も本当はP,Gに入りたいんだよね。
竹田先輩の事。好きみたいだったし。

「そう言えばさ、P,Gってなんなの?」

私は急に立ち上がる。
そして、大声で叫んだ。

「P,G知らないの!?」

シーン

クラスのみんなが黙ってしまう。
あちゃぁ〜!!!!
やってしまった。

私は静かに席に座る。
そして、百合に話した。

「P,Gはプリンセス学園の略。
別にプリンス学園とも言うんだ。
芸能科の学園なんだよ?」

百合はボケーとしている。
話聞いてんのかな?

竹田先輩は芸能科に行った。
演技上手いもんね……………
私も行きたい。
竹田先輩に約束したから…………

『絶対受かってP,G行きましょう!』

これが竹田先輩との最後の言葉。
私は泣けてきてしまった。
手で涙を拭う。
最悪…………目、赤いよね。

「どうしたんっ!?杏樹」

「竹田先輩の事考えてたら………」

竹田先輩は音信不通。
メールも連絡先も教えたのに。
メールが来ない。
電話しても出てくれない。


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