ゆうじょうげぇむ

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1:クレソン LETORO:2013/06/20(木) 23:29 ID:JSM

どうも、クレソンという者です(`・ω・)

葉っぱではあまり小説書きませんが他のサイトではすごい書いてますw
……そのサイトでは結構人気あるんですよ!?((((

ゲフンゲフン、えっとですね、タイトルで漢字を使っていないのはわざとです。

断じて漢字がわかんないからじゃないです。←
違いますからね!!


さてと、友情という名のゲームを始めましょうか。←くせぇww((((蹴

2:クレソン LETORO:2013/06/20(木) 23:38 ID:JSM

______プロローグ______




【友情】

それは脆く、儚いもの。


【友達】

どんなときも、支えあえる仲間のこと。



さて、人は誰しも、友情や友達という言葉を口にしたことが
あるでしょう。



「友達になろう?」


「私達の友情は永久不滅!w」



それは本当?

口先だけではないのでしょうか。


口では言っておいて、行動には移さない、否、移せない。


貴方はどうですか?

貴方には、本当に信じられる友達がいますか?


「この子のことは信じられる!」



と言っても、心の片隅には何処か、不安な気持ちがあるのでは?




この物語は、そんな【ゆうじょう】についてを語ったもの。


貴方も、今までの自分の行動を思い返してみてください_____________。

3:クレソン LETORO:2013/06/20(木) 23:53 ID:JSM

___ゲーム参加者___


水無月梓__ミナヅキアズサ__

如月由希__キサラギユキ__

卯月遥人__ウヅキハルト__

弥生優輝__ヤヨイユウキ__


その他

4:クレソン LETORO:2013/06/21(金) 00:19 ID:JSM

梓side


「ぐっはぁぁぁ…」



そう、力なく息をはいたのは私、水無月梓である。
我ながらおっさん臭かったと思う←

丁度今、学校の課題が終わったところだ。



「どっこいせー…」



と、言いながらスマホを取り出す私はどうかしてると思う←

…非通知?

メールボックスを見ると、非通知のメールが届いていた。


【市立煌明高校の2年生に告げる。

明日の午後11時に、煌明高校の体育館に集え。
来ないのならば、貴方の頭を丸刈りにします。←え

全員制服で集合。以上。】



「……丸刈りは嫌だ」←



女の子なら丸刈りなんて誰でも嫌でしょ!

てか何なのこれw
子供魂だよね……うん、ちょっと由希に電話してみよっかな…?

不安だし、念のためね?
怖いからじゃないし!?(´;ω;`)←

5:クレソン LETORO:2013/06/21(金) 16:55 ID:O7I

由希side


「うー…」


私、如月由希は謎のメールせいで悩んでいる。
誰からだろう?


【見つけた太陽 睨みつけて
  高鳴った胸に 蓋したって】


「うわっΣ(・д・)」


突然の着信音ビックリして椅子から落ちてしまった…(´・ω・`)コシイタイ…


「で、電話かあ…梓?」

ピッ

「もしもし」

水無月『む、由希?あのメール着た?』

「う、うん?」

水無月『何故に疑問系!?wまあいいや、で、行く?』

「まあ、行った方がいいのかなって…」

水無月『行くのか〜遥人も行くって言ってたけど…私も行くか!』

「あ、あn((ブチッッ……;;;」


何か一方的に切られた…
ま、明日はみんな行くらしいです。

携帯とか持っていった方がいいのかな?

6:紺。 ◆rmTE:2013/06/21(金) 17:29 ID:VMM

壁|ω・`)

クレソンー!(((むぎゅー((←

来たよー。


僕もね、なんかそんなことがあった訳よ(
だからこの小説には、すごい興味がある(

んで由希のケータイの着信音ってさ。。。

夕景イエスタディだよね!?だよね!?←

まぁ楽しみに見せてもらうね。
たまにコメするかも。

7:クレソン LETORO:2013/06/21(金) 18:09 ID:O7I

>>6
興味がある…だとう!?(((

そうだよーw
夕景イエスタデイがポッと出てきたからなんとなくねww
楽しみ…なんか緊張する(´д`;)←

8:クレソン LETORO:2013/06/21(金) 18:32 ID:O7I

梓side


そして案の定、2年生全員が集まった。


?「梓ー」

「ん?ああ、優輝か」

弥生「なんか酷くね!?」

「気のせいでしょ!」←


こいつは弥生優輝、私の幼馴染みというなんとも有難いポジション←

そして優輝の隣にいるのは卯月遥人。
実は小学校から今まで全部同じクラスだったりする。

私、由希、優輝、遥人。
結構仲が良い方だと思うよw


「何すんだろう」

卯月「担任の断髪式」←

弥生「ちょw」

如月「先生…(´・ω・`)」

「冗談やめい」

卯月「チッ」←


舌打ちが聞こえたような聞こえなかったような…←

すると、何処からか声が聞こえてきた。
女性にしては低い声で、男性にしては高い声だった。


『あーあー、テステス。聴こえてますかー?』

「誰?」

『うん、聴こえてますねーw僕はですねー…
今のところ、道化師とでも言っておきましょうか!』

如月「道化師って…」

『ゴホン、えー皆さんにはこれから“あるゲーム”をしてもらいます!』


ゲーム?人生ゲームとか?←


『その名も、【友情ゲーム】です』

弥生「なんだそれ?」

卯月「聞いたことあるか?」

「ない」

『皆さんが知らないのは無理もありません!
だって僕が作ったんですからww』


すると道化師と名乗る者は、ルール説明をし出した。


『ルールは簡単!今、如月さんの隣にある台の布を捲ってみてください』

如月「いつの間に…」


優輝がぺらっと布を捲ると、トランプのようなカードがUNOをするときのように積み上げられていた。


『まず、そのカードを一枚引きます。そのカードにお題が書いてあるので読み上げてみてください。
そしてそのお題を“全員が”達成するだけ!
ね、簡単でしょう?因みにカードが無くなるまで続けます』


なーんだ、簡単じゃんw

私は結構ゲームとか得意だったりするんだよね、運強いし。


『カードを引く順番は出席番号です。
それでは、ゲームスタートです…』

9:クレソン LETORO:2013/06/21(金) 19:12 ID:O7I

梓side


「…Σ私じゃん!」

卯月「忘れんなよ…(´・ω・`)」

「煩いな、じゃあカード引くよ?」


ペラッ


「ッッッ!!?」


カードを引き、お題を見た瞬間、私の額にジワッと汗が浮かんだ。


如月「あ、梓?お題は?」

「あ、うん…お題はね…」



【貴方達は松田雛未と引き換えに、自分の命を守りたいですか?】



全員が松田雛未の方をバッと見た。


松田「…は?何それ?」


松田雛未は、みんなから信頼されていて、私のクラスの学級委員長を務めている。
そんな彼女を、引き換えに…?


松田「お題って…え?みんな私を捨てないよね?ねえ、捨てないよね?」

如月「ひ、雛未?」

松田「ねえ、ねえ、ねえねえねえねえ、私を見捨てないよね!?私がどれだけあんた達に尽くしたと思ってんの?
勉強だって教えてあげた、クラスに馴染めない子に優しくしてあげた。
ねえ、そんな私を捨てないよね?答えなさいよ!!!」


とうとう化けの皮が剥がれたか。
彼女の本心には薄々気付いていた。

先生に頼まれ事をされたとき、笑顔で受け答えていたが少し眉間に皺がよっていた。


?「私は、そんな委員長いらない」

「木村?」


同じクラスの木村紫織が言った。
女子のリーダー的な存在だ。逆らったらいじめられるとかなんとか…


「俺も」

「私も」

「僕も」

「あたしも」


と、皆が口々に言う。

とうとう私一人になった。


木村「梓はどーすんの?」

「私は…」

松田「やめてよ…?梓まで私はいらないって言うの?」

「私は…」


みんなの視線が私の背中に突き刺さる。

私は__________。


「…松田雛未を消去します。」


私がそう言った途端、雛未が立っている床がガポッと大きな口を開けた。


松田「え……」


雛未は、その大きな口へと吸い込まれるように落ちて行った。

10:クレソン LETORO:2013/06/22(土) 11:52 ID:c5Y

遥人side


雛未が落ちてから、みんなは黙ったまま。

ここは副委員長として何か言っておくべきか?
梓はうつ向いたまま動かない、由希は両手で顔を多い隠している。
優輝はというと、雛未が落ちた床をジッと見ていた。

床は元通りに直っていた、それも穴など最初から無かったように綺麗に。


『松田雛未、脱落』


凛とした、よく透き通る声が体育館に響いた。

道化師だ


『いや〜皆さん、見物でしたよ!w』


マイク越しでも笑い声が聴こえる。

…マイク越し?
そうだ、道化師は放送室にいるはず。
だったら放送室に…否、道化師はそんなに馬鹿じゃない。


『松田さん可哀想でしたねw』

水無月「何が可笑しい?」

『ん?人は簡単に人を裏切る事が出来るんだな〜、って思いまして』

水無月「人が落ちたんだ、何で笑ってられるんだよ」

『…落としたのは誰ですかぁ?』

水無月「……」


道化師は黙っている梓を無視し、淡々と喋り始めた。


『松田さんが落ちたのは貴方達のせいですよ?
だって貴方達がいらないって言ったんですからw
それに、水無月さん』

水無月「何」

『最後の貴方が、松田さんを必要としたのなら、今みたいにはならなかったんじゃないですか?w』

如月「あ、梓…」


道化師はゲームを再開します、と言い、マイクのスイッチを切った。

梓は顔が強ばっている、由希はそんな梓に話し掛けている。


さて、次は俺の番だ。

11:クレソン LETORO:2013/06/22(土) 14:27 ID:c5Y

梓side


ペラッ


2枚目のカードが捲られた。


卯月「…【右隣にいる人に本音をぶつけなさい】?」

「なんか…普通?」


私の隣は由希だ。
本音……か、由希に不満なんて1つもないので、とりあえず可愛いとでも言っておこうかw


如月「梓!」

「ん?」

如月「本当のこと言っていいからね!」

「…うん^^」


私と由希、遥人と優輝や他のみんなは話したものの、木村と長谷部は黙ったまま。


「木村と長谷部、どうしたの?」


後ろにいた田中梨奈に聞く
彼女は素直で結構仲が良い。


田中「木村さんは長谷部に言ったけど、長谷部は木村さんに言ってないんだってさ」

「ふーん」


長谷部夕夏は木村と常に一緒にいる。


木村「速くしてくんない?」

長谷部「ごめん…」


きっと長谷部は、本当のことを言ったら嫌われると思っているんだろう。

残念だが、もう嫌われているようだけど?


『時間切れです。脱落者を発表します』

木村「チッ…」

長谷部「……」

『脱落者は、長谷部夕夏』


刹那、長谷部の頭上から鉄柱が落ちてきた。


「長谷部!!」

長谷部「ッッッ!!」

如月「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


由希の悲鳴と共に、鉄柱は長谷部の体を貫いた。

それを当たり前、と言いたげに見る木村に無性に腹がたった。

12:つむり ◆baX.:2013/06/22(土) 14:44 ID:/Rs

きたよー((俺帰レヤ←

おぉ、鉄柱ってカゲロウ?ww
凄い面白い作品だね←
うわべの友情が剥き出しだー

ファイト!

13:クレソン LETORO:2013/06/22(土) 15:24 ID:c5Y

>>12
そうだカゲロウだw鉄柱貫いたら結構グロイことなるよね…
なんか棒読みっぽいw
頑張るよ(`・ω・´)キリッ←

14:碧衣 ◆BrY2:2013/06/22(土) 16:48 ID:1tk



こんにちはー。
初めまして……っていうか、ちょっと絡んだ事あるんだけどねww

すっごく面白い!
……でもね、
「w」とか顔文字とかは小説ではあまり使わない方がいいと思う……(´・.・`)
あと、台本書きもあまり良くないと思う。
その分、情景描写で表現すればいいんじゃないかな?

……って、あぁァァアアア!!ごめんなさいごめんなさい!!こんなクソみたいな
奴からこんな事言われたくないよね!?

すいません駄作者の分際でェェエエエ!!!ごめんなさい!!
でも本当の本当の本当に面白いから、これから読み続けさせて頂きます!!

15:クレソン LETORO:2013/06/22(土) 17:56 ID:c5Y

>>14
えっと…ごめんなさい!覚えてません(´・ω・`)

実は占いツクールというサイトで嫌われギャグ小説書いてるもんですから…
癖になってしまったようですね
なるべく直していきます!なるべく!←ここ重要

16:クレソン LETORO:2013/06/22(土) 18:16 ID:c5Y

由希side


「うっ……」


長谷部さんからは鉄の臭いがして私の鼻をツンッとつつく。

鉄柱が刺さっている体は吐き気が込み上げてくる程痛々しく、見ていられない。


水無月「なんで…なんで死んで当たり前みたいな顔してんだよ!!!」


梓は木村さんの胸ぐらをガッと掴む。

その顔は憎しみと怒りが込められていて、何時もの梓とはうって変わって今にも木村さんに殴りかかりそうだ。


木村「なんで?って、彼奴が言わなかったから死んだのは自業自得じゃない」


木村さんは冷静そうだが、制服のYシャツが背中の汗に吸いつけられるようにペッタリとくっついている。


水無月「なんだと…」


梓は木村さんを離すも、睨みを効かせている。


『はいはーい!ほんっっとに貴方達、面白いですね!』


道化師はクスクスっと笑いながら言う。

何がそんなに面白いのだろうか?


『でもまだゲームは始まったばかり!楽しみましょう?それではゲームを再開してください』


こんな残酷なゲームをまだ続けるというの?

冗談じゃない!みんなもそう、思ってるはず。


木村「次はあたしか…」


ペラッ


3枚目のカードが引かれた。

カードを引いた木村さんは、何処か楽しそうな目をしていたのは、気のせいのはず……。

17:クレソン LETORO:2013/06/22(土) 18:53 ID:c5Y

梓side


木村はカードを捲ると、顔を強ばらせたが直ぐに何時もの余裕そうな顔をした。

……それより、さっきから長谷部の遺体がとてつもない異臭を放っているんだけど…。


木村「【水無月梓を一発ずつ殴りなさい】だって」


まるで私が来るとわかっていたようだな…

雛未と長谷部を引いて、2年生はザッと70人くらいいる。
私だって女子高生だ、それだけの人数に殴られたら立てなくなるかもしれない。


「なんだ、簡単じゃん」


そう言うと、皆はどよめいた。
…なんで?


如月「梓、いいの?」

「何がだよ」


由希は少し遠慮気味に言った。


如月「殴られるんだよ?しかも男子もいるし…」

「男も女も関係ない!」


…昔っから男勝りな私は男に殴られるなんて馴れていた。←

まあ兄もいるし、よく喧嘩してたな…なんて。


「さあ、どっからでも掛かって来やがれってんだ!」←

木村「いっきまーす」


木村は意外と力が強く、思わず避けそうになってしまった。

みんな次々と私を殴っていく異様な傾向…。


『脱落者、0人』


流石に70人に殴られると痛い。
否、普通に殴られても痛いけど…

私の頬からは血が伝っていた。

18:クレソン LETORO:2013/06/22(土) 20:28 ID:r4o

梓side


弥生「俺か、」


ペラッ


弥生「【皆で殺し合いをやりなさい】…」

全「!!?」


何を考えているんだ道化師は…

殺し合いなんて…


『皆さんステージに注目してください』


私達がステージを見ると、垂れ下がっていた幕がいつの間にか上がっていた。

そのステージ上には人数分のロッカーが並べて置いてある。


『自分の名前が書いてあるロッカーを開けてください。』


ロッカーを開けると、ナイフや銃などが入っていた。


「まさかこれで…?」


私は手に収まるサイズのピストルを手に取った。


『水無月さん正解!殺し合いですからね〜、範囲は学校の敷地ですよ!
グラウンドのフェンスは電流が走ってるので出られませんよ?』


道化師はスゴイスゴイ!と手を叩きながら言う。
それがまた腹立つ。


『制限時間は15時間。何人生き残るか楽しみです♪』


15時間?そんなの、夜がとっくに明けてるはず…。


『よーい…スタート』


スタートと共に、みんなあちこちに散らばった。
私は下駄箱にいる。

スカートだと動きにくいな…
私、銃とか撃ったことないんだけど……



あ、そうだ、あの人なら______。

19:クレソン LETORO:2013/06/22(土) 23:19 ID:lTU

梓side


あ、いたいた


「真優さn…」


名前を呼ぼうとしたが、途中でやめた。

誰かと一緒にいたからだ。
彼女の名前は冨永真優。
趣味はサバゲらしいから知識を分けてもらおうとしたんだけど……

思わぬ先客が。

それも…


如月「真優ちゃん、ありがとう!」


由希だった。


冨永「礼を言われる程のことしてないよ」


真優の制服はスカートではなくショートパンツ。改造したらしいよ。
見た目はスカートなんだけどね。


「お二人さーん」

如月「梓」


由希の手には拳銃が握られていた。

可愛い女の子が握る拳銃…意外と絵になるな←


冨永「おー、梓。どうした?」

「そう言いながら防御体制すんのやめてくんない?何もしないし」


梓ちゃん傷付いたぞ←


冨永「冗談だって、で、用件は?」

「冗談に見えなかったけど…まあいいか、用件はね」

20:クレソン LETORO:2013/06/23(日) 11:56 ID:hH6

由希side


水無月「真優、ありがとー」


梓は真優ちゃんにお礼を言う。

サバゲの知識を分けて欲しかったんだって。


冨永「みんな、殺るつもりかな…」


真優ちゃんが唐突に呟く。


水無月「どうだろうねー」


梓はふああっとあくびをしながら拳銃を眺めている。


「うっ…!」

冨永「どうした?」


突然、何処からかとてつもない異臭が漂ってきた。

この臭いは?


水無月「…真優、あれ…」


梓が指を指す先には…


木村「真優達じゃーん」


木村さん。
木村さんの足下に転がる人。


『岩崎流星、脱落』

21:松潤LOVE♪:2013/06/24(月) 18:48 ID:qoc

ひぇぇぇ〜〜〜!!
き、木村さん残酷過ぎるっ!!
そしてグロいっ!怖いっ!!

22:芳野:2013/06/24(月) 21:37 ID:JxY

来たよ、クレソン!

き、木村さん!?
怖いいい…人を殺しちゃいけないのよ;;
これからも、最新頑張って!

23:クレソン LETORO:2013/06/24(月) 22:05 ID:V2w

>>21
全国の木村さんはいい人だと思いますよ←
実は私、グロいの無理ですw

>>22
来たか〜(´∀`*)

木村さんへの批判がヤバイ(((
頑張るお(´・ω・)ゞ

24:クレソン LETORO:2013/06/25(火) 18:29 ID:MYY

梓side


木村はゲームを楽しんでいる。

これでわかった。


木村「ね〜あんた達、誰か殺った?」


木村は岩崎を足でゴロゴロと転がしながら言う。


如月「ヒッ…!」


木村の転がしていた岩崎が、由希の足下まで来たようだ。


木村「ユキチャン、怖いの?」


木村は由希を指指し、ケラケラと笑う。


「何が可笑しいの」


私は由希の前にたち塞がり、木村にいい放った。


木村「友情ごっこデスか?うん、こういうの壊したくなるよね〜」


木村は一瞬キョトンとしたが、何事も無かったかのように腕を組み、うんうんと頷きながら言った。


木村「てことで、」

冨永「…」


木村はニコニコしながらナイフを持っている。
一方、真優は木村のことをジッと見ている。
















木村「殺しちゃいマス★」



ここからが本当の、ゲームなのかもしれない、と思った______。

25:クレソン LETORO:2013/06/25(火) 20:53 ID:MYY

梓side


木村「ま・ず・は〜…」


木村が順番に右から左へと、ターゲットを選ぶようにナイフを動かす。


木村「君だ♪」


そう言った瞬間、木村は由希めがけてナイフを持ち直し走って来た。


如月「!!」


由希の足はガクガクと笑っていた。


冨永「二人とも、逃げるんだ」


真優は木村の前に立ちはだかる。
そして木村の手首を掴んだ。


木村「クッ…」


どうやら真優の方が上みたいだ。


「っ…真優」

冨永「速く、後で合流するから」

「…わかった」


私は由希の手を引き、校内へと駆け込んだ。

校内に入って、一番初めに聴こえてきた音は、とても耳障りだった。


木村は殺人鬼と化していたんだ。

26:クレソン LETORO:2013/06/25(火) 21:28 ID:MYY

真優side


梓達が校内へ入り、姿が見えなくなったところで紫織の手首を離す。


木村「…お疲れ^^」


背筋が凍った。


木村「ねえ、疲れないの?嘘ばっか吐いてさあ…」


紫織はナイフを下ろし、ハア…っと溜め息を吐いた。


冨永「なんのこと?」


僕は困った様に紫織に言った。


木村「自分にも嘘吐くの?」


痛い。


木村「嫌われるのが怖いだけ、だから嘘を吐いて自分を造る。」


痛い。


木村「優しい人のふり、ただの嘘つきじゃない。」


痛い。


木村「また逃げるの?現実から、あんな思いは二度としたくない、って。」


痛い。


木村「何時までも現実から逃げてちゃ人生やってけないよー?」


痛い。


木村「…ほら、なんも言えない。黙ってればいいの?黙ってたら許してもらえると思ってんの?」


煩い…。


木村「アンタのそういうとこが嫌いなの。自分の意見言わないで、何時も何時も、黙ってばかりで苛つくんだよ!!」


煩い!!!!


木村「何で?ねえ、何でなんも言わないの?
ほら、やっぱりアンタは【弱い】。」


僕だって、やりたくてやってる訳じゃない。
ただ、弱いのは事実だ。
思ったことも言えない。弱虫。現実から逃げてばっかの、弱虫。
逃げて、逃げて、逃げて逃げて逃げて、逃げ続けて来た、汚ない、弱い自分。
気付いたら、みんな偽善で、みんな偽物で、偽りで、完璧な嘘で固められた【冨永真優】がみんなの目に映っていたんだ。













誰か、助けてよ………。

27:つむり ◆baX.:2013/06/25(火) 21:51 ID:/Rs

冨永さんの優しさはすげぇwww

木村さんぇええぇwwwwww

28:クレソン LETORO:2013/06/25(火) 23:06 ID:3v2

>>27
この小説のキャラは私のクラスの人たちをモデルにしたんだよねw

29:つむり ◆baX.:2013/06/26(水) 13:58 ID:xAU

>>28
きゃー怖いわー((
木村さんがクラスのリーダー怖すぎww
私んトコもそんなんだけど

30:クレソン LETORO:2013/06/26(水) 16:37 ID:Hog

>>29
木村さんみたいな人、クラスに一人はいると思うw

31:つむり ◆baX.:2013/06/26(水) 16:48 ID:xAU

>>30
いるねww

32:クレソン LETORO:2013/06/26(水) 17:16 ID:Hog

>>31
いなかったらどんなに平和か…←



真優side


木村「つまんないの」


紫織は頭の後ろに腕を組みながら言う。


「何がつまんないの」


すると紫織は笑顔で答える。


木村「獲物が逃げちゃって^^」


小学生の頃から、紫織は狂っていたのかもしれない。

学校で飼っていたうさぎが死んでも笑顔でケラケラ笑っている。
紫織のせいで自殺したクラスメイトのお葬式に出ても、涙ひとつさえ見せない。


………違う。


「おかしいよ」

木村「何が?」


笑顔の紫織に対して、僕は無表情。


「なんでそんな嘘吐くの?」


その紫織の笑顔は、多分、嘘。偽物なんだ。

紫織も怖いんだ、嫌われるのが。


「楽しいなんて思ってないでしょ?こんな事したくないって思ってるんじゃないの?」


紫織が自分で貼った、【笑顔】という名のレッテル。
少し違うけど、僕と紫織は同じだ。
嫌われないために自分で貼ったレッテルが、いつの間にか自分でも剥がせなくなっていたのかもしれない。


「なんで、偽悪になろうとするの?」


なんで偽悪になるまで我慢してきたの?


木村「……お前に何がわかるんだよ!!!!」

33:つむり ◆baX.:2013/06/26(水) 17:41 ID:xAU

>>32
せやな←

34:クレソン LETORO:2013/06/26(水) 17:48 ID:Hog

真優side


木村「知ったような口聞かないでよ!!あたしのこと何も知らない癖に」


紫織は顔を真っ赤に染め、額には血管が浮き出てそうだ。


木村「あたしのこと一番わかってんのはあたしなの。あたしの今までの辛さ、簡単にわかってたまるもんか!!!」

「知ってるよ、僕、紫織のこと。」

木村「嘘ばっかり、こんな時でも嘘吐くの?やめてよ、どうせ心ん中ではあたしを哀れんでるんでしょ…?」


とうとう僕の堪忍袋がブチッと音と共に切れた。


「いい加減にしろよ」


僕は冷たくいい放つ。


「僕だって我慢してきたんだ。紫織ばっかじゃないんだよ。
紫織は何時もそう、自分のことしか考えてない。ただの自己中野郎だ。」

木村「ッ………」


何か言いたげな紫織を無視して、僕は思ってることだけを口に出す。


「何時までも甘ったれてんじゃないよ。高校生はもう大人。
中学生じゃないの。自分のことしか考えない人は社会では生きていけないよ。
自分のことばっかじゃなくてさ、少しは人のことも考えなよ」


届いてほしい、僕の気持ち。
紫織の心に響かなくっても、届いてほしい。


木村「…うるさい」

「え…?」

木村「煩いんだよぉぉぉぉおお!!!!」



ザシュッ



嫌な音と共に、僕は冷たい冷たい床に倒れ混んだのだった。

なーんか、痛いなあ…。

35:松潤LOVE♪:2013/06/26(水) 18:13 ID:qoc

真優……、もしかして、
殺されたの? そんな……。

36:クレソン LETORO:2013/06/26(水) 18:16 ID:Hog

>>35
ふふふ…それはどうでしょう…←

37:乃愛:2013/06/26(水) 18:50 ID:CVQ

初めましてー((かな?

木村さん…自害してないよね?

38:クレソン LETORO:2013/06/26(水) 20:14 ID:Hog

>>37
はずめますてですね←
ふふふ…それはどうでsy((

39:クレソン LETORO:2013/06/26(水) 23:04 ID:Hog

>>33
そうだよーん←

40:クレソン LETORO:2013/06/27(木) 20:33 ID:URA

梓side


遅いな…

木村のとこから離れ、私達は一階の女子トイレにいる。
トイレには窓がついている為、そこから出ることもできる。


如月「ね、ねえ…梓」


由希が唐突に言った。


「何?」

如月「あ、あのさ…」


由希はおずおずとこう言った。


如月「真優ちゃん、死んでないかなぁ?」


【死んでないかな?】

まさに、開いた口が塞がらない。

否、あの子は簡単にはいなくならない、筈。


「真優は絶対に死なない。真優が死んでも、由希のせいじゃない」


私の言葉を聞いた由希は、ほっとしたような顔をした。


刹那。


ガタンッという音がした。


「!?」

如月「え…」


私達は窓の方に顔だけを向ける。

外に誰かいるようだ。


如月「梓、外に誰か…」


由希は少々涙目になっている。


「うん、見てくるから離れてて」


私は由希の肩を軽く押し、窓へ近付いた。

念のため、ナイフを持って行く。


カラカラカラ…


「誰かいるの…?」


唖然した。

下を見たら、真優が窓に這いつくばるようにして手をかけていたのだ。


「真優!?」


真優の名を出すと、後ろの由希がピクリと反応した。


冨永「シーッ、静かに」


真優は指を口元にあて可愛らしいポーズをとる。


「あ、ごめん。腕、大丈夫…じゃないよね」


左腕を右手で押さえている。木村に刺されたのだろう。


冨永「あー、とりあえず中入っていい?」


真優が困ったような顔を浮かべた。


「うん、いいよ」


私は窓を全開にして、真優に手をさしのべた。

41:松潤LOVE♪:2013/06/27(木) 20:57 ID:qoc

よかったぁ〜〜。死ななくて。
木村さん、どうなったのかなぁ?

42:クレソン LETORO:2013/06/27(木) 21:01 ID:URA

>>41
逃走中です(((((←

43:クレソン LETORO:2013/06/28(金) 21:17 ID:pJQ

梓side


冨永「よいしょっと」


タンッと軽快な音を立てて着地する。

身軽だなあ…


如月「真優ちゃん!」

冨永「静かにって言ったでしょ…」


真優は少し呆れ気味に言った。
由希は涙目で真優に駆け寄る。

…生きてても死んでても泣くのかよ。


冨永「木村は今再起不能って感じ?」


由希に腕の手当てをされながら言った



「再起不能って?真優がそうしたの?」


私は入り口に誰かいないか警戒しながら言う。


冨永「いやあ〜僕はただ、正論を言ってやっただけなんだけどな〜?」


真優はヘラッと右手を頭の後ろにして言う。


「…で、腕はどうしたの?木村にやられた?」


真優はまた、ヘラヘラしながら言う。


冨永「そうだよん、僕としたことが…」


ギリィッ…と大袈裟に手を握る真優は相変わらずだ。


「あ、そう。それより携帯にメールきた?」


ポケットを見て、手を突っ込み携帯を探す。
頭上で、素っ気ない!とか、それよりって何!?、とか聞こえるがそんなの気にしない。


「あったあった」


私はタッチパネル式携帯を2人に見せてふってみた。

それから携帯のロックを解除し、メールボックスを開けた。


「ほら、これ」


携帯画面を2人に見せた。

2人はそれをまじまじと見詰める。


如月「これは…?」


と、由希が言った瞬間、放送が入った。


『ピンポンパンポーン、道化師でーす。
えーっと、皆さんのもとにメールが届いていると思います。』


それを聞いて、真優と由希はバッと携帯を見る。
因みに2人ともタッチパネル式携帯だ。


『それは貴方達に与えられた、【試練】だと思ってくれて結構です。
それでは、このゲーム、楽しんでくださいね…?』


メールの内容はこうだ。

【どーも、皆さん。道化師です。
今回は貴方達にミッションを与えまーす。

ミッションの内容は、誰か一人を殺してください。

これを達成できなかった場合は、僕が達成できなかった人を殺しますので、そこんところ宜しくお願いしますね?】


私達3人の額に冷や汗が伝う。


如月「殺す…?私が…人を?」


私達はその場に立ち尽くす。

一体どうすればいいのか…


冨永「よし」


真優は何か決心したようだ。


冨永「殺そう。」


真優のその一言で、場が凍り付いた。


「殺すってだれを`ころs((如月「嫌だ…」由希?」


由希が私の言葉を遮ってまで言いたかったこと、それは…。


如月「嫌だ……嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!私は死にたくない!!」


由希がおもむろに銃を向けた。

その銃先は、私だ。


如月「私は…死にたくない!!!」


何時もの可愛らしい由希の顔、原型がわからなくなる程崩れていった。

生きるのに必死という感じだろうか。


「由希…」


私は由希に歩み寄る。


如月「こ、来ないで…私…」


私が由希の肩をとろうとした瞬間。


パァンッ


という銃声が聞こえた。
私の目の前は、真っ赤に染まった______。

44:松潤LOVE♪:2013/06/28(金) 21:36 ID:qoc

なんて残酷なゲームなんですかっ!!
クレソンsama、タメ&呼び捨てでも
良いですか!?ムリならいいですけど……。

45:クレソン LETORO:2013/06/28(金) 21:58 ID:pJQ

>>44
本当ですよね、私も書いてて思いましたw
いいですよ!私もいいですか?

46:松潤LOVE♪:2013/06/28(金) 22:33 ID:qoc

ホント!?やった☆☆
も〜ちろんさ〜♪

47:クレソン LETORO:2013/06/29(土) 15:44 ID:Oxs

>>46
宜しくw

48:クレソン LETORO:2013/06/29(土) 16:09 ID:Oxs

梓side


「え…」


私はその場に立ち尽くす。

何が起こったの…?


如月「うっ…」


倒れている由希。

真っ赤な液体が腹部を押さえている。


「真優?」


真優が由希を…?

ま、まさかね


冨永「…ごめんね、由希」


真優の声は、何時もの凛とした声では対照的に、濁っていた。

怖い。真優じゃないみたいだ。


「ど、どういう…」


どういう意味?そう言おうとした。

が、

やめた。


冨永「ごめんね…」


真優の頬に、一粒、また一粒と、汚れのない純水が伝った。



『冨永真優、ミッションクリア』



校内に響く道化師声は、自棄に大きく感じた。

49:松潤LOVE♪:2013/06/29(土) 18:39 ID:qoc

そっか……、真優ちゃんが殺したのか。
てっきり、由希ちゃんが!だと
思ってたよ。……、悲しいね。このお話。

50:クレソン LETORO:2013/06/29(土) 20:11 ID:Oxs

>>48に間違いが!…面倒くさいな((

>>49
うむ、現実は甘くないってことなのよ←

51:クレソン LETORO:2013/06/29(土) 20:22 ID:Oxs

梓side


女子トイレから出て、歩き続けて15分。

無言地獄、とでも言っておこうか。
とにかく何か話題を!と思ったがそんな雰囲気ではない。

そんな重たい空気を壊したのは真優。


冨永「僕…あれで良かったのかな?」


きっと、由希のことだろう。
真優の目は虚ろで、生きている感じがしない。


「…由希の分まで、残りの人生を生き延びよう。」


私は真優の方を向き、ニコッという効果音がピッタリな笑顔をかましてやった。


冨永「う…ごめんね…由希…僕、由希のこと、嫌い、じゃないんだよ…。
ただ、反射的に…ごめん…」


真優の目から大粒の涙が次から次へと流れてくる。


「…真優、先を急ごう。」


私は上を向いて言った。










そうしないと、たまった水が、零れ落ちてしまいそうだったから_______。

52:クレソン LETORO:2013/06/30(日) 00:46 ID:OLw

梓side


真優が泣き止んでから3分して行動を再開した。

私はまだ誰も殺していない。
ミッション…やらなきゃ。


「ねえ、真優」


私は真優を横目で見ながら呼んだ。


冨永「何ー?」


軽く言う。うん、何時もの真優だ。


「…殺った方がいいのかな」


私達を包んでいた空間がどよんと歪んだ。

私のせいかな。


冨永「言ったじゃん、由希の分まで生きるんだって」


真優は口角を上げた。

……真優は元々美人だから腹立つのはしょうがない。
可愛いのは当たり前、うん、きっとそうだ。


「神の悪戯か…悪魔の罠か…」

冨永「?」


なーんてほざいてると、誰かが私を殺そうとしてきたよ、全く…


「油断してたなー、でもこの勝負もらったー」


棒読みで完璧なめてます。


「ごめんね」


ズシャッ


私はその子を切り裂いた。


『山内朱理、脱落』


山内さんね、ごめんね、山内さん…。


冨永「あ…」


気が付いたら放送室前に来ていた。

普段は広報委員会(放送)の人が仕様しているが、今は禁断の扉、と化しているな。


「教室行こうか」


真優の手を引いて、教室へと急いだ。

2年A組の教室にね。

53:松潤LOVE♪:2013/06/30(日) 12:24 ID:qoc

また一人脱落か……。
でもこれで、真優と梓が殺しあいを
することは、なくなる。……かな?

54:クレソン LETORO:2013/06/30(日) 12:44 ID:Wa2

>>53
Σハッ!!そこまで考えてなかった…←

55:クレソン LETORO:2013/06/30(日) 13:06 ID:Wa2

梓side


あー、どうしよう。

行く宛がない…。


冨永「梓ー、何処に隠れる?」


真優はのびをしながら面倒くさそうに言う。


「保健室に行こう、真優の腕、包帯巻き直そう」


思い出したように左腕を見る。

本人が忘れてどうするんだよ…。



in保健室


「失礼しまーす」


保健室に入った瞬間、病院や保健室特有な薬品の香りが鼻を擽る。

この香りは少し苦手だな。


冨永「塗り薬どーこだー」


真優は背景に花がつきそうなくらい機嫌がいいみたいだ。

軽い足取りで薬品棚へと近付く。


思わぬ先客が居たようですね。














「遥人、優輝」

56:クレソン LETORO:2013/06/30(日) 20:34 ID:pBQ

梓side


冨永「2人共、なんで此処に?」


職員用の椅子に座ってクルクルと回りながら遥人と優輝に聞く。


卯月「女子の群れに追い掛けられたから…」


…なんとも気の毒に…

同情してやる。


弥生「そっちは?そういえば由希は?」


優輝、由希は禁句だよ。
もういないんだから、私達が殺したんだから。


冨永「…もう、いないよ」


真優は回るのを止め、うつ向いている。

思い出してしまったのだろう。


卯月「殺されたのか?」


ここは、話すべきなのかな?

真実を言う?それとも自分の為に嘘を吐く?


「………由希は、私達が殺した」


3人がバッと此方を見る。


弥生「お前らが…?」


優輝と遥人はポカンとしてマヌケ面。


冨永「梓…」


真優は戸惑っている。


冨永「違うんだ、2人共!由希は僕が個人で殺したんだ!」


嗚呼、もう、君は何処まで優しいんだ。


冨永「由希がパニックになっちゃって、梓を殺しそうになったから反射的に撃ってしまったんだ!
梓は悪くないよ!」



……果てしなく優しいみたいだね。

名前の通り、真実の優しさが…私の心の傷を抉る。

57:クレソン LETORO:2013/07/01(月) 19:29 ID:FP2

梓side


2人になんと言われるか。

軽蔑されるか、殴られるか、怒られるか。
そんなの承知の上。


卯月「…そっか」


真優は下げていた顔をバッと勢いよく上げ、目を見開いている。
予想外の返答だったのだろう。


冨永「怒んないの…?」


そう言った瞬間、2人はブッと吹き出した。
きったないな……。


弥生「逆に聞く、なんで怒るんだよ?」


優輝は腹を抱えながら言った。

コイツ腹立つ!!!!


冨永「だが断る」


優輝の質問に、キリ顔で答える真優。

答えになってないよ…。


卯月「…まあ、もう過ぎた事さ」


真優と優輝を無視して話を進める遥人。
うん、それが一番正しい。

一人頷いていると優輝に気味悪がられた。
もうコイツ嫌だ……。


「過去を振り返らない、ね」


私は優輝の首根っこをガッチリと掴んで言う。
痛い痛い!とか聞こえるが知るかボケ。貴様が悪いんだよ!


卯月「あー…そう言えば、木村がグラウンドうろついてたぞ」


保健室からはグラウンドが見えるし、グラウンドから保健室に入ってくることもできる。

木村復活したかあ…。


「多分、ほとんどの人が自分が生き残る為に人を“殺す”という選択をしてると思う」


遥人が座っているベッドに座り、自分の銃をみながら言う。


卯月「まあ、そうだろうな」


なんか私と遥人の話し合いみたいになってるし。


「あと木村は…」


言おうとした瞬間。


「…ベッドの下隠れよう」


3人は何かを察したのか、素直に聞いてくれた。


ガラッ


誰かが入ってきた。

58:松潤LOVE♪:2013/07/01(月) 20:47 ID:qoc

誰?誰が入ってきたの!?

59:クレソン LETORO:2013/07/02(火) 01:05 ID:6JQ

>>58
めっちゃ興奮してるww
噂のあの子だよ←

60:松潤LOVE♪:2013/07/02(火) 17:08 ID:qoc

噂のあの子……。
あっ!あいつか!! ドキドキ☆

61:芳野:2013/07/02(火) 17:43 ID:JxY

おじさんも気になるよ〜((殺
(ピチピチの中1だがなw)
噂のアイツかっ←←

62:クレソン LETORO:2013/07/03(水) 00:08 ID:u6g

>>60
噂をすれば、やって来るのさ←

>>61
おじさん!(((
噂のアイツだっ←

63:クレソン LETORO:2013/07/04(木) 16:45 ID:ckQ

梓side


コツコツ、と足音だけが響く。

緊張感と異様な雰囲気に包まれた保健室。


?「何処にいんの?」


この声の主は、木村だ。

何故此処まで来れた?何故此処にいるとわかった?


木村「此処?」


シャッと閉めきっていたカーテンを開ける。

勿論そこには誰も居ない。


木村「…机の下?」


木村は先生の事務机へと方向転換した。

…わかっている筈だ。私達がベッドの下にいるのを。
普通は人を探すのにこんなに声を出さない。

木村は私達が此処に居るのをわかってて、業と声を出しているのだ。


木村「居ないなあ、じゃあ、此処かな?」


刹那、私の体に電流が走ったような痛みに襲われた。


「ッッ…」


声を押し殺して痛みに耐える。


木村「?…チッ」


木村は此処に居ないと思ったのか、あっさりと廊下へ出ていった。

よかった…。


冨永「梓、大丈夫?」


隣に居る真優が話し掛けてきた。


「うん、一体何が…?」


私はベッドの下から出て、自分の体を見る。

だが、異変など1つもない。
どういうこと?


卯月「あ、これじゃない?」


遥人は何かを見付けたのか、ベッドの上に無防備に置かれていた何かを掴んだ。


弥生「スタンガン?」


スタンガンって、あのバチバチってやつ?


「コレで?」


多分、木村はスタンガンのスイッチを入れ、適当にベッドの下で振ったのだろう。


「どうりで痛い訳だ…」


私は口を開けたまま、スタンガンを見詰める。


冨永「武器増えたね」


真優は苦笑しながら遥人からスタンガンを奪いとっ……ゲフンゲフン、スタンガンを取った。


弥生「木村、また此処に来んのかな?」


そこがわからん。

また探しに来るか、諦めて他の所を探すか。


卯月「此処に居座るか、他の教室行くか…」


木村の行動は、私達を悩めるばかり。

64:クレソン LETORO:2013/07/04(木) 21:08 ID:6v2

梓side


卯月「4人だと目立つから、2人に分かれない?」


遥人の提案。皆が賛成した。

私は遥人と、真優と優輝。
それぞれ行動を始めた。


「音楽室、家庭科室、科学室、図工室、資料室、職員室…何処がいいかな?」


思い付くだけ教室を上げてみた。

図工室は彫刻刀があって危険かな?


卯月「あ…体育館、戻ってみる?」


長谷部と雛乃が死んだ場所だ。
なるべく近寄りたくなかったけど…


「行ってみよう」


何かある、何かが起こる。

そう思った。

私の勘はよく当たる。
悪い方に当たるか、いい方に当たるか…

今日は、どっちかな?

65:風鈴:2013/07/04(木) 21:14 ID:MaY

とても面白いです!応援してます!

66:クレソン LETORO:2013/07/05(金) 03:47 ID:LJ.

>>65
ありがとうございます^^

67:クレソン LETORO:2013/07/07(日) 14:17 ID:l4Y

優輝side


俺は真優と一緒に行動中。

元々こいつとは仲が悪いって訳じゃないけど…なんか苦手。

雰囲気とか、オーラとか。なんかただならぬ雰囲気出してるっていうか…?


冨永「優輝、何処いくー?」


呑気に笑いながら言う真優。

この笑顔は偽物なのだろうか。
そう考えるともう信じられなくなる。


「あー、どうすっかな」


本当に何も考えてなかった、とか言ったら怒るかな。


冨永「お前…、うん、もう宛にしないよ!」


凄い爽やかな笑顔で言われた。
なんか傷付くよ!?


「なーんでこんな事になったんだろ…」



なんとなく、なんとなく呟いたつもりだったんだ。

真優がどんな表情してるか知らないで、このゲームを仕組んだのは誰か知らないで。


俺が悲劇を招いたんだ。

68:クレソン LETORO:2013/07/08(月) 16:54 ID:5Yk

梓side


「誰もいないかな?」


私と遥人は体育館の中をキョロキョロと見渡す。

二階、舞台、舞台裏、トイレ、倉庫。隠れてたりはしない…か。


卯月「おっかしいなー」


遥人が舞台を見て頭をガシガシと掻いている。


「何が?」


顔だけを遥人の前につき出す。


卯月「ロッカーがなくなってんだよ、ほら」


遥人の指の先が指している方を見ると、確かにそこにあったはずのロッカーがない。


「どっかに隠したんじゃない?道化師が」

卯月「いや、道化師は放送室から出られないんじゃ?
出たら誰か見るかもしれないし、移動してる最中に誰かが死んだら放送しなくちゃだし…」


遥人の意見も一理ある。

じゃあ道化師以外の誰かが?


「わっかんないなー、ロッカーの行方も、道化師の考えてることも」


私がハア…と溜め息をつくと、背後に気配を感じた。

しかし、後ろを振り向いても誰もいない。


「あ…ら?」

卯月「梓!!」














目の前で、血が飛び散った。

69:松潤LOVE♪:2013/07/08(月) 20:03 ID:qoc

もしかして、真優しがなんかたくらんでんのかな?

って、また誰かが犠牲に!?

70:クレソン LETORO:2013/07/11(木) 16:02 ID:uuM

>>69
真優はキーパーソンだよw

さーて、誰でしょう(((



優輝side


歩き続けて40分は経ったと思う。

不思議なことに、2年の生徒達は全く現れない。

殺された?隠れてる?待ち伏せ?


「遥人達何処行ったんだろう」


欠伸をしながら言ったら殴られた。


冨永「呑気だなあ…あ、ちょっと梓にメールすんね」


と、言って真優はタッチパネル式携帯を取りだし、ロック解除、メール画面をもの凄い速さでタップしていた。

そしてその倍速でメールを打っている。
女子すげえ…


冨永「…よし、完了!行こうか」

「あ、はい」


何故か敬語になってしまった。

そして、一歩踏み出そうとした瞬間に、


『卯月遥人、脱落』















無機質な声が、虚しく響いた______。

71:クレソン LETORO:2013/07/11(木) 17:55 ID:uuM

梓side


血、血、血。
目の前に広がる、血。


「え…」


遥人の真っ白な汚れ一つないカットシャツに広がる【花火】。

真っ赤な、花火。お世辞にも綺麗、とは言えない。


卯月「うっ……」


そこで初めて気が付いた。

遥人が血を流し、倒れているのを。
なんでこんなことに?


「遥人…?」


名前を呼んでみるが、返事は無し。

続いて、体を揺すってみるが、これも返事は無い。
どうして。


「私のせい…」


私の頬に、一筋の光が伝う。
遥人は、私を庇って?そうかもね。
それじゃあ私を撃とうとしたのは誰?確めてみればいいのかな。

自問自答の繰り返し。答えは見付からずお先に真っ暗。
遥人は、毒舌なとこはあったが、根は優しい。
だからこうして、私は今、此処に生る。遥人のおかげで此処に生る。


突然の着信音。
携帯を見ると、メールが一件。

真優からだ。


【梓達、今何処にいる?此方はちょっと校内を探索中。
優輝が宛にならないから一人でズンズン進んでまーす】


真優なりの気遣いだろうか。
由希の件でテンションが下がっていた私への。

でも、今はとても気分じゃない。
気遣いは嬉しいが、その気遣いが余計に私の傷を抉って抉って抉って、抉り返していく。




『卯月遥人、脱落。』
















みんなで、生き残りたかった。

72:クレソン LETORO:2013/07/12(金) 22:22 ID:sjA

梓side


遥人が撃たれてから、何分経っただろうか。

10分?20分?30分?

何れにしろ、私は遥人の倒れている場所から一歩も動いていない。

みんなで生き残りたかったなんて、綺麗事?

暫くして、バタバタ、と足音が聞こえてきた。
真優?優輝?木村?


?「梓…!!」


私の名前を呼んだのは、真優。隣には優輝がいる。


「…真優。」


虚ろな目で真優を見る。
なんて無様なんだろう。


弥生「一体誰が…」


私が聞きたいよ。

誰?私を狙って遥人を殺したのは。
誰?こんなゲームを作ったのは。
誰?私達を此処に呼んだのは。
誰?私達の本性を露にさせようとしたのは。

誰か、答えてよ…。教えてよ…。


冨永「…梓、立てる?」


真優は私に手をさしのべる。
その手をとる気になれない。私の中の遥人は、何れだけ大きかったんだろう。
由希の存在は、何れだけ小さかったんだろう。


冨永「梓…」


下を向いているから真優の表情は読み取れない。
ねえ、今、どんな顔してるの?


冨永「ねえ、そろそろ行こう?」


真優はしゃがんで私の顔を除き混む。整った綺麗な顔がドアップで映し出される。


「そだね、じゃあ、これだけ持って行こっかな…」


実は、由希のも持ってきてたんだよね。


ミサンガ。

73:クレソン LETORO:2013/07/13(土) 18:32 ID:DoI

優輝side


梓は遥人の左手首のミサンガをそっと取る。
因みに俺も持ってる。
梓は赤、由希は水色、遥人は黄色、俺は緑だ。

小5のとき、4人で買って着けたんだ。
6年間も切れないまま、俺達の左手首残っている。


冨永「…行っていいかな?」


少し遠慮気味に梓に問う。

梓は一度遥人に触れ、真優を見上げる。


水無月「うん、行こうか」


その笑顔は、きっと、偽物。
君は何時も、強がってばっかで、誰の手も借りないで、生きて来たんだ。

幼馴染みさえ、親友さけ頼らない君。
否、頼れないんだ。

君は今まで、何を好んで、何を嫌って、何を考えて、何を迷って、何を望んで、何を背負って生きて来たんだ。

名残しいそうに彼奴を見詰める君。

そんな顔しないで。

俺が笑顔にしてみせるから。

ねえ、待ってて?


水無月「優輝、行こう」















その手が、汚れる前に、君を助け出すから。

74:クレソン LETORO:2013/07/14(日) 08:55 ID:xlo

梓side


冨永「僕、さっき梓にメール送ったよね?」


雑談なーう

と言っても、警戒しながら歩いてます。


「まあ、届いたよ」

冨永「よかったー、最近メールやってなかったら届いてなかったら………」


話なんて、耳に入ってこない。
いくら聞こうとしても、脳裏にこびりついた遥人の、さっきの光景がフラッシュバックされる。

嫌味かのように、音までリアルに記録かれている。


弥生「あ」


…なんだ?

優輝が指を指す。
その先には、一番警戒すべき人物、


木村「あっれえ?2人足りないじゃん」


木村だ。

木村の服には、返り血のようなものが付着していて、私は人を殺しました、なんて言いたげな顔をしている。


木村「あ、もしかして死んだの?」


その言い方、癪に障るんだけど。

もっと他に言い方ないのかな…。


木村「幼馴染みが死んだなんて…辛いでしょう?
そんじゃあ、今かあんた達のだーい好きな幼馴染みのとこに連れてってあげる…」


木村は妖しく口角を上げ、私達を嘲笑っているように思わせる。


木村「一人ずつ…指一本一本いたぶってあげる…」


そういうと木村は持っていた拳銃から、サバイバルナイフに持ち変えた。

私達もナイフに持ち変える。
私のナイフは、ダガーというナイフで、刺すことと投げることに向いている。それを二本、右の指に挟む。

真優はハンティングナイフを両手を持ち、クルクルと回してパフォーマンスをしてみせる。

優輝はファイティングナイフ。右手でシンプルに握っている。

全く、道化師はこんなものを何処で手に入れたんだ…。

75:松潤LOVE♪:2013/07/14(日) 11:10 ID:qoc

いざ!木村と対決!!
でも、3VS1で、木村は不利だ♪

76:クレソン LETORO:2013/07/14(日) 14:27 ID:xlo

>>75
そだねー
しかも男子いるしw

77:クレソン LETORO:2013/07/15(月) 08:45 ID:hLI

梓side


木村「えー、3対1って不利ー」


頬を膨らませ、ナイフを手入れしながら言う。


冨永「じゃあ、先行は紫織からでいいよ」


真優は今だにパフォーマンス中。

刃が刺さったら人溜まりもないな…


木村「よっしゃ、じゃ遠慮なくいかせていただきます」


木村はニッコリと満面の笑みを一発かましてから、ナイフを真ん中にいる真優に向ける。


木村「…スタート」


木村の一言でゲームは開始。
先行は木村なので、木村が仕掛けてくるまで攻撃はしない。


木村「ふーん、ダガーか!いいね、そのナイフ…欲しいなあ」


どうやら目をつけられたようだ。

さて、どうするかな…。


木村「そこかな?」


シャッという空が切れる音がする。
木村は私の腕を狙ったが、スレスレで避けた。

その為か、制服が少しばかり切れている。


「あっぶねえ…」


私は鬱陶しい長い髪をゴムで一くくりした。
いわゆるポニーテール。


弥生「ちょ、お前本当に女かよ…」


木村のことだろう。彼奴の力は半端じゃない。
恐ろしいぞ。


弥生「百万馬力…?おうっと、危ない危ない」


優輝…木村を活性化させるだけだぞ…

優輝が切られそうになったので、サポートしてやった。
余裕かましてっからだアホ。


冨永「そろそろ僕達からも行くとしますか!」


真優は物凄い勢いで木村へと突っ込んで行く。

…そういえばあの子…陸上選手だったよね…。
どうりで速い訳だ。

隣の優輝は唖然。口を開けてマヌケ面だ。


「なんて顔してんだよ…応戦行ってくる」


ダガーを指に挟み直して。
木村の足を狙う。


「ほっ…と」


が、失敗。
なかなか手強いな…。


冨永「あー、もう、面倒くさいなあ…早く刺さってよ!」


…なんて物騒なことを言うんだ。

それにしても、木村と真優、結構いい勝負だな。

78:クレソン LETORO:2013/07/17(水) 20:33 ID:cO2

梓side


木村「あー、もう!イライラすんなあ!!」


あれから20分、否、30分経っただろうか?
なかなか決着がつかない。


冨永「切りがない!」


肩で息を吸いながら防御する。
真優の体力は底知れない。30分間、一度も休まずに動いている。


木村「クッソッ…!!」


木村の一突き。
私は間一髪で避け、木村の後ろへ回り込む。


「隙あり!!」


木村の背中を狙い、ナイフを降り下ろす。

が、華麗に避けられ今度は私と木村、立場が逆になった。


木村「ふっ…」


木村は怪しく笑みを溢し、私の背中にナイフを降りかざした。
終わった、と思い目を瞑る。

私の背後で、ピシャッ、という音がした。

79:クレソン LETORO:2013/07/17(水) 22:07 ID:nPU

梓side


ドサッと床に倒れ混む。
体が重い、何かがのしかかっているような…。

私は頬が濡れていることに気付き、水滴を拭う。


「え…?」


私の指には生臭い、透明な水ではなく、赤色の水が着いていた。
これは、もしや…
と、嫌な予感が走る。

おもむろに後ろを振り返ると、ゴロン、と私の背中に何かが転がっていた。


「優輝…?」


私は目を疑う。
まさか、私を庇って?


木村「嘘でしょ…?みたいな顔してるね!残念でしたー、これは現実!真実さ!」


木村は大袈裟に両手を広げ、一回転した。

これじゃあ遥人と同じじゃないか!!!


木村「あはは!まさか梓を庇うなんて思わなかったよ!
ねえ梓、あんたが一番足手まといなんじゃないの?」


そんなのわかってる。わかってるから。


木村「元凶は梓だよ、卯月が死んだのも、弥生が死んだのも。
そして由希が死んだのも!全部ぜーんぶ、梓のせい!」


可愛らしい笑顔を振り撒く。
そんな笑顔は今は憎たらしいったらありゃしない。


木村「あ、でも勝手に庇って死んだんだよね。じゃあ自業自得かあ!」


納得したかのように手をポンッと叩く。
悪いのは私なんだから、遥人と優輝を悪く言うなよ。


「いや、悪いのは私。」


私が遥人達を殺したも同然なんだ。

80:クレソン LETORO:2013/07/21(日) 11:36 ID:qBU

梓side


冨永「もういいかな?終わりでいいよね?」

木村「チッ…いいよ、じゃまたどっかでね〜」


真優は私の手を引いて、血濡れた空間を飛び出した。
一刻も速く、この空間を抜け出したかったんだろう。


「…全部、揃っちゃった。」


みんなのミサンガ。みんなはなんと願ったのだろう。

将来のこと?恋愛?友情?

私は今だったら、こう願う。

一度でいいから、もう一度だけで、いいから、

4人揃って、笑い会いたい。


「無理…か。」

冨永「っ…梓…」


もう、聞けないのかな?

梓、って私の名前を呼ぶ声も、
ばーか、って私のことを馬鹿にする声も、
頑張れ、って私を励ます声も、
もう、みんな、聞こえない。

4人揃うことは、無い。


私の願いは、叶わない。


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