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1:閃:2013/06/23(日) 16:19 ID:99U

記念すべき第2作目です!
掛け持ちですが頑張って行こうと思います

この話は私の実体験を混ぜたりして書いて行きます
感想•アドバイス大歓迎です!宜しくお願いします
相変わらずの駄文ですが、読んでくださると嬉しいです

それでは…楽しんでくださいね!

2:閃:2013/06/23(日) 16:33 ID:99U

ー恋愛なんてアホらしいと思っていた

大体小学生で付き合うだか告白だか、早すぎると思う
毎日毎日教室では恋バナとかいうものがくりひらかれ、戦場と化していた

「誰にも言わないでよ?あたし、好きな人できたんだー!」
何故それをいちいち言う
「ええ誰誰?教えてよー誰にも教えないからさっ」
そういっておいて明日には学校中に広まってるのがオチだ
「じゃ、みさちゃんだけに教える!実はねー…」
でた 耳打ち えちご屋か お主も悪よのう
「えー、うっそ意外ー!分かった、誰にも言わない」
…あそこで構えている女子に確実に言うんだろ

これが私の恋愛理論だ
私も女子だが本当に女子は怖い
秘密=バラす なんだから
勿論そういう人々だけじゃないだろう
でも私の経験上こうなのだ
陰口なんてしょっちゅう耳に入る
この教室が嫌だった

もう聞きたくない 不愉快だ
私はささっとランドセルに荷物を入れる
あ、自己紹介忘れてた
私は 日向 弥(ひゅうが いよ)って言うんだ よろしく
あれ、誰に言っているのだろう まあいいや
取りあえずここから逃げたかったのでさっさと教室を後にした

3:閃:2013/06/23(日) 19:49 ID:99U

キャラ設定

主人公 日向 弥(ひゅうが いよ)
年齢 12 小6
特徴 長い前髪と髪
性格 クール

4:閃:2013/06/25(火) 20:01 ID:99U

「弥ちゃーん!帰ろー!」

元気良く声を掛けてくれたのは幼稚園から一緒の神崎 志穂(かんざき しほ)
こんな無愛想な私と一緒に居てくれる、優しい人だ
「うん、帰ろっか」
引きつったような無理やりの笑顔で返す

どうしたらそんな可愛い笑顔ができるのか分かんない

志穂みたいな子だったら、もっと友達も居たのかな?
志穂と一緒に居る度、そんな事を考えてしまう
そう考える自分が嫌だった
楽しいはずの志穂と帰る下校時間もただ虚しいだけだった

「…弥ちゃん?どうしたの?泣きそうだよ 何か嫌な事あった?」
優しく問いかけてくれる志穂 嬉しい じわっと胸があったかくなる
でも、あんな子だったらっていうなんとも言えない気持ちも混じる

「う、ううんなんでもないよ」
ブンブンと首を振り目を逸らす

「そっか 良かった!」

「それじゃ、私こっちだから じゃあねー!」
曲がり角で志穂が言う

「うん、また明日」

そう言って手を振った後、くるっと方向転換した

なんだか悲しくなってきた

5:閃:2013/06/25(火) 20:12 ID:99U

「…うっ…うううっ」

なぜかぽろぽろと涙がこぼれてくる
なんで、なんで泣いてんの?
なにも悲しい事があったわけじゃないのに
でも、志穂とこんなにも自分は違っていて
可愛くない事に苛立ったんだ

酷いな 私…
大好きな親友に苛立ってるなんて…

「ただいま…」

家に帰ってただいまと言っても、誰もお帰りとは言ってくれない
どさっと乱暴にランドセルを落とし、リビングに向かう
一枚のメモがあった まあ書いてある事は大体分かっている
ひょいとメモを手に取り、内容を読む

「お母さんもお父さんも遅くなります 夕ご飯自分で作って食べて」

「今日も遅いの、か…」

ぽつりと呟く 別に慣れた事だ
自炊しているので家庭科の評価も良く、皆から誉められたし
でも、やっぱり親が恋しかった
お母さんに話を聞いてほしかった
お父さんと一緒にソファでテレビを見たかった
普通の家庭ならいつもの事なんだろう
でも家の家族では…

「私、ひとりぼっちなんだな…」

思わず出てしまったその言葉にハッとして、口を抑えた
仕方ないんだ 親は忙しいから

それでも 人肌が恋しかった

6:閃:2013/06/26(水) 19:59 ID:99U

カチャカチャと行儀悪くお皿の音を立てながら食事を取る
シンとした誰も居ないリビングに、お皿の音が響いた
ちなみに今日の夜ご飯はハヤシライス
自分で言うのもなんだけど、なかなか美味しい
時計を見ると7時半ぐらいだ
早くお風呂沸かさなきゃ!
9時の寝る時間に間に合わない

「ふぅ…」
お湯の張った浴槽に体を沈めると、思わずため息が出てしまった
うわ、おっさんみたいじゃん
ちょっと面白くてクスっと笑う
私はお風呂の時間が好きだった
ここで泣いても、誰にも見られない
それに涙は全部お湯に流れてく
そのお湯を抜くとなんだかすっきりするのだ

そんな事を考えているとなんだかくらっとしてきた
あ、ちょっとのぼせてきたかも
ふらふらとおぼつかない足で浴槽から出て、熱くて赤い顔をタオルで拭いた

パジャマに着替え、髪を乾かす
長い髪なので乾かすには時間がかかる
ブオーっと最大限にして一気に乾かしていく
これ、髪に悪いらしいけど こっちの方が早いもんね

やっと乾かし終え、自分の部屋に向かう
ドサっとベッドに倒れ込む
今日は疲れた…
嫌な事を考えてしまったし、寂しくなったので
体も心もヘトヘトだった

「明日は、昨日より良い日でありますように」
いつもベッドの中で祈り続けてきたが、叶った事は一度も無かった
嫌だ もう今日は何も考えない
ぎゅっと無理やり目を閉じ、羊の数を数えた

7:閃:2013/07/01(月) 17:31 ID:99U

ジリリリリリリリリリリッ!!!

「うっぎゃあぁぁああぁぁぁあぁ!?」
びっくりして跳ね起きる …ただの目覚まし時計の音だった
なんか馬鹿にされたようでムカッときたが、大人しくベルを止めた
「あーあ、今日も学校かぁ」
行きたくない 勉強もしたくないし運動も嫌
休んで家に居たかった そっちの方が、傷つかずに済むかもしれない
ぺた、と自分のおでこに手を当てる
…熱は無い

のろのろと重い足を引きずりながら下のリビングに向かう
「…あれ、お母さん?お父さん?」
どうやら先に家を出たらしい
というわけで、朝一番から独りぼっちという事だ
もう慣れた 昨日泣いたからか何も感じなかった
パンを焼き、もそもそと食べる
「うわ、もうこんな時間」
ちょっと焦った声を出し、急いで準備する
玄関に置かれたランドセルをちらっと見る
心の中で行かなきゃだめですか?と問いかける
はい、だめですという声がランドセルから聞こえたような気がした
はぁ、とため息をつきランドセルを背負う
「…行ってきまーす」
誰も居ない家に、そう言った


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