生きてる理由

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1:ハナカ:2013/06/29(土) 16:54 ID:RFQ

はじめまして。ハナカでございます。

さっそくですが、書きますね。




あたしなんて、生まれてこなければ良かった?

「お前が悪い」「あの子を見習え」

そんな言葉ばかり浴びせられて生きてきた。


もう……あたしは要らないの?

登場人物
宮槻 世良(みやつき せら)
7歳の時、○○○に捨てられていて、今の親が拾ってくれた。
消極的な高2。

宮槻 世夜(みやつき せいや)
宮槻家の一人息子。世良の唯一の味方。
高3。

2:ハナカ:2013/07/04(木) 20:34 ID:RFQ

「おかあさん!あたし、テストで一位だったよ!」
あたしは学校から帰ったらすぐに、母のところに行った。
「ねえねえ、おかあさん……」
「うるさいわね、早くへやいって勉強しなさい。」
あたしの声をさえぎるようにして、母は冷たく言う。
「……はい。」

バタッがたがたがた…

……しょうがない、しょうがないんだ……
「…ッつ…ふっ、う…」
そうわかっていても、涙が止まらない。

ガチャ…
「世良……大丈夫か?」

「お、兄ちゃん……あたし、あたしは……すて…」

「いいんだ!おまえは俺の妹だ。何も抱え込むな。世良は世良のままでいいんだ。」

「お兄ちゃん、……ありがとう…!」
あたしはおにいちゃんの優しさにすがりついていた。
おにいちゃんは、あたしの唯一の味方だった。

でも……

3:ハナカ:2013/07/04(木) 21:52 ID:RFQ

あたしは捨てられた子。7歳の時、○○○という地域に捨てられていたという。
もう本当の親の記憶はないけど、あたしには忘れられない人がいる。
それはお兄ちゃんの春瀬 咲良。
優しくて、いつもあたしのことを気にかけてくれた。大好きな人。
それから10年たった今でも、面影をさがしてる。

そんななか、拾ってくれた家にいた、一人息子、世夜は、おにいちゃんのようにあたしを大事にしてくれた。
親は厳しいけれど、一緒にいるうちに、本当のお兄ちゃんのように思えてきた。


でも、運命の日は突然やってくるものなのだ……



プロローグ 終

4:ハナカ:2013/07/04(木) 23:13 ID:RFQ

第1章 運命

「じゃあ、いってくるな。世良、いいこにしてろよ?」
そういってお兄ちゃんはあたしの頭をなでた。
「うん。いってらしゃい。」
いつもと変わらない手、ぬくもり、声、それだけで幸せになる。
この幸せが続くと思っていた。


なのに……




…ガッシャァァァァァン……
「きゃああああああ!!!」



短くてスイマセン

5:まっき:2013/07/05(金) 16:16 ID:jWc

おもろ〜い!!!!!!
このあとのてかいは???

6:華蓮:2013/07/05(金) 16:47 ID:jWc

まっきs書きます!

え……?なに?この声……

あたしは嫌な予感がした。

声がしたところは、家から100メートルほどのところにあった。

人込みをかき分けてみると、そこには……




お兄ちゃんがいた。




「……うそ……おにいちゃん……?」

血を流して倒れているお兄ちゃんは、ピクリとも動かない。


……バタッ

「きゃあ!?人が倒れたわ!」
「救急車!」
「……」

ああ……声が遠ざかっていく……
もう……何も聞こえない……



続く



世良に待つ未来とは!?

7:ハナカ:2013/07/05(金) 16:48 ID:jWc

↑ハナカです。名前間違えた♪

8:まっき:2013/07/05(金) 20:10 ID:jWc

ありがとうございます!!
生きてる理由大好きです

9:ハナカ:2013/07/06(土) 11:23 ID:RFQ

「・・・・・・」
「…さん!  …宮槻さん!」

お兄ちゃん…どうして?なんで動かないの?ねえ、返事をして……?

「宮槻さん!」

ハッ


……ここは……病院?

あたしは……

「あなた、2日も眠っていたのよ?もう、大丈夫?」

「……ちゃん……お兄ちゃんは!?」

「えっ……あ……あなたのおにいさんは……」


……
看護士さんは、そのさきを話さなかった。
あたしは、看護士さんが黙っている理由が、その時は分からなかった。
きっと、お兄ちゃんがあそこに倒れていたなんて、信じたくなかったからだ……

どうして?どうしてだまってるの?
お兄ちゃんは死んだの?生きてるの?
どうしてあんなことになったの?
お兄ちゃんじゃないっていってよ……
あのとき、倒れてたのはお兄ちゃんじゃないって……いってよ……

4分ぐらい沈黙が続いた。
虫の声も、木のざわめきも聞こえない。本当に、何の音もしなかった。
看護士さんも考え抜いたのだろう。やっと話してくれた。

「……どうせ後からでも分かることだろうから……
あなたのおにいさん、世夜さんは、あの事故……あなたもみたでしょ?
それで……信号無視したトラックにはねられて……



即死……でした……」


「即死」


その言葉は、あたしのたった一人の味方が、お兄ちゃんがこの世にもういない、もう二度と会えないと確信させる言葉だった。

10:ハナカ:2013/07/07(日) 16:12 ID:RFQ

「……うそ、うそだ!お兄ちゃんは、さっきまでげんきで……いつもの笑顔を見せてくれた……
……これは夢。悪夢。そうだよ!お兄ちゃん!お兄ちゃん……うわあああああああ!!!」

それからあたしは、何も考えられなくて、何も考えたくなくて、狂ったように泣き叫んだ。
看護士さんは、その間、黙ったままずっと一緒にいてくれた。



1週間後−−−

−−あたしは、あの日以来、学校をサボり、部屋に閉じこるようになっていた。
親は、相変わらずあたしに厳しい。いや、かまおうとしない。
お兄ちゃんがいなくなってから、親も子供をなくしたと思っているのかもしれない。
やっぱりあたしは子供だと思ってもらえてなかったと、思った。

そう、あの時までは……

登場人物追加〜

宮槻 美良(みやつき みよ)
世良の義母。
世良のことを嫌っているようにみえるが実は……

宮槻 剣夜(みやつき けんや)
世良の義父。
美良同様、世良を心配している。

11:ハナカ:2013/07/09(火) 01:02 ID:RFQ

あたしが部屋に閉じこもるようになってから、何日たっただろう……
もう、お兄ちゃんがいないことは分かったんだから、向き合っていかなきゃいけないのに……
あたしは、最後まで迷惑をかけっぱなしだったなあ……

そんなときだった。あの声が聞こえたのは。
あの言葉がなければ、あたしはいまも暗闇から抜け出せずにいただろう。




−死んじゃえば?−

……え?……

あたりを見渡すが、何もない。なのにその声は、はっきりと聞こえてくる。
あたしは怖くて、その日はそのまま寝た。
でも、次の日も、その次の日も、その声はとまらなかった。
それどころか、どんどん大きくなっているように思えた。

あたしもいつしか、死んだほうがよいのか……そう思うようになっていた。

12:ハナカ:2013/07/09(火) 01:16 ID:RFQ

死んじゃえば?−死んじゃえば?

そんな声をはじめて聞いたのは10日前。
あのひから、その声はず〜っとあたしのそばにいる。
そして、こんなことまでいってきた。


−あんたを大切に思ってくれてる人なんて、もういないだろう?
だって、唯一の味方が死んだんだから。
あんたも死んで、お兄ちゃんと同じところにいきな……


もう、壊れかけていた。生きる必要もないのかと、思い始めていた。
絶望に満ちている間も、その言葉はとまること知らず、聞こえてくる。
あたしは、限界だった。






「……うるさい!!!死ねば、死ねばいいんでしょう!!?」





その言葉に満足したかのように、

「そうだ……死ねばいいんだ……」

そういったきり、もう二度と聞こえてこなかった。


……


いつのひか体験したことのある、あの静けさがあたしを襲う。

いやだ……この空気、きもち悪い……

13:izm:2013/07/11(木) 22:34 ID:RFQ

面白かった・・
なんか考えさせられるよね・・
続きが気になるな・・

14:ハナカ:2013/07/11(木) 22:49 ID:RFQ

izmさま☆

ありがとうございます

ほかの皆様もきてくださるとうれしいです(_ _)

15:ハナカ:2013/07/11(木) 23:14 ID:RFQ

久しぶりの更新となります。
(誰もきてませんが(笑泣))


なんなんだよ……
やっぱり、あたしは要らないんだ。あたしが捨てられたときから、すべてが狂った。


_あたしが捨てられなかったら?


_拾ってくれた親が優しかったら?


色々な想像がふくらんでくる。もう戻ることのできないあの日々が愛おしい。どうしてあたしが?

もう、とまらない。誰かのせいにしかできない。あたしは、散々暴れまわった。


___

「世良〜!あんた、またあたしの部屋はいったね!?」



ゴチンッ



「〜っ!痛いよ、お姉ちゃん!」

「まあまあ、そのくらいにしとけよ、麻彩。」




あたしは、麻彩お姉ちゃんと冬夜おにいちゃんの兄弟、そして、
優しい親がいた。そう、本当にやさしい親がいたんだ……





なのに……どうして?

お父さん、お母さん___

16:ハナカ:2013/07/13(土) 22:59 ID:RFQ

__11年前__


「おかあさ〜ん!ねえ、今日はどこ行くの?」

「そうねえ、今日も杏ちゃんのところいく?ついでにお出かけしようか。」

「うん!」

杏ちゃん、というのは、いとこだった。昔から病弱で、病院通いだった。

それでも明るくて、笑顔が耐えない、可愛い子だった。

 
「杏ちゃ〜ん!きたよ!具合大丈夫?」

「あ、世良ちゃん。いらっしゃい!大丈夫!」


あはははは……

あたし達は、話し始めると数十分話し続けた。





でも、やっぱり苦しかったんだ。死ぬ直前、杏ちゃんはこういった。
  

「死にたくない……もっといきたかった……世良ちゃん、あたしの分も生きて……」


そういって杏ちゃんは、息を引き取った。



それからお母さんは、あたしを避け始めた。

理由も分からなくて、苦しくて。

いつしかおねえちゃんやお兄ちゃんに当り散らしてた。

当然のごとくおねえちゃんは離れていった。

でも、お兄ちゃんは味方をしてくれた。

こういってくれた。



「人間、ひどいことをするのは、それだけその人に悲しいことがあったしるしなんだよ。
悲しいことがあったなら、言ってみな?」


おにいちゃん……あたしの宝物……

17:まっきー:2013/08/11(日) 23:00 ID:L0U

もっと〜〜〜×100000000000000000000000

18:まっきー:2013/08/14(水) 14:40 ID:L0U

あんた最近、葉っぱ来てる?

19:レモンクレープ!:2013/08/15(木) 08:34 ID:DpU

 
続きが気になります!?


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