命〜忘れていたもの〜

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1:mirai:2013/07/13(土) 17:16 ID:RFQ

はじめまして、miraiです。
皆さん、読んでくださるとうれしいです。




__あの日、すべてが狂った。あのこのたった一つの言葉で。



どうして私がこんな目に?悪いのはあのこでしょう?



わたしは苦しい闇の中。あのこは楽しい光の中。



この差は何?同じように生きてきたのに、どうして私だけ?





重要人物紹介
相原 結亜(あいはら ゆうあ)
相原家に生まれた双子の姉。15歳。
静かで優等生。優夜が好き。

相原 結莉(あいはら ゆうり)
相原家に生まれた双子の妹。15歳。
明るくてクラスの中心。優夜が好き。

氷雨 優夜(ひさめ ゆうや)
結亜たちの同級生。16歳。
スポーツ馬鹿で、クラスの中心。
結亜が好き。

その他、人物紹介
牧原 元哉(まきはら もとや)
 
鈴木 緋那(すずき ひな)

今野 秀(こんの しゅう)

藤見 麻野(ふじみ まや)

2:mirai:2013/07/13(土) 17:39 ID:RFQ

結亜mesen


ジリリリリ……


「……う〜ん……?ん〜」

ガッ


私は、部屋に鳴り響く目覚まし時計のおとを、思いっきり消した。


眠い……学校なんて行きたくないよ〜……

でも行かないと怒られるし、行かないと……

でも、あと少しぐらい寝ててもいいよね〜



……あれ?

私、何時にセットしたっけ?

たしか……7時半……




「遅刻だ〜〜〜!!!」

バタッがたがたがた……


「あ!結亜!やっと起きた!もう行くよ!」

「ちょっと待って!結莉!いってきます!」


私は相原結亜。いつも遅刻ぎりぎりで、双子の結莉に迷惑ばっかり。
でも、結莉はそんな私を待っていてくれる。優しい子。
だから、大好き!




学校nite

キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン

「ぎ……ぎりぎり間に合った……」

わっ


結莉が教室に入ると必ず教室がざわめく。

「よかったね〜結莉!ぎりぎりセーフ!」
「いつもえらいね、結亜さん、結莉のこと、待っててくれてるなんて。」
「ホンとホンと!あたしだったら、おいっててるよ!」
「あはははは!でしょ?結亜はあたしの自慢の姉だもん!」

ズキン_

違う、違うのに。遅いのは、私。待っててくれてるのは、結莉。

どうして結莉は、嘘をついてまで、私をかばうの?


……なんて、こんなことを考えていたあの頃が馬鹿みたい。

だって、答えはすぐそこにあったんだから……

3:mirai:2013/07/14(日) 00:03 ID:RFQ

結莉mesen

はあ〜まったく、今日も結亜は寝坊か。
あたしが遅刻したって言わなくちゃいけないんだから。

え?寝坊したのは結亜って、言えばいいって?だめだよ、そんなの。
結亜には、孤立してもらわないと……

あたし達は、双子として生まれた。なのに、勉強ができるって、結亜のほうを甘やかした。
ずるい。ずっと苦しかった。だからあたしは、学校で、友達がいないという孤独をつきつけた。


あんたなんていなくても、あたしは生きていける!




優夜mesen
今日もあの双子は遅刻ぎりぎりか。
あの二人、仲が良くて同じ顔だけど、オーラがなんとなく違うんだよな……
結莉は、なんか隠してる感じなんだ。結亜は、真心がある、暖かいこなんだよな。

「・・・・なあ、優夜。あの双子、どっちが好みだ?」

と、話しかけてきたのは元哉。親友だ。

「う〜ん。俺は結亜だな。」

「だよな!かわいいし!なんか、結莉のいいところを全部結亜がもってっちゃッたって感じ?」

「いうなよ・・・」


あははは・・・・・・


はあ、やっぱ俺、結亜のこと好きだな。

4:mirai:2013/07/14(日) 18:32 ID:RFQ



結亜mesen

はあ……
授業が頭に入らない……
いつもなら絶対にこんなことないのに……
なんか今日は、朝からいやな予感がして、しかたない。

どうしたんだろう……


「……原!相原!」

はっ

「あっ…はい…」

「どうした?具合悪いなら休むか?」
担任の今野先生が心配そうに見ている。

「…いえ……大丈夫です」
「そうか。じゃあ、この問題を解いてみろ。」
「はい。」

簡単な問題のはずなのに、勉強したのに、頭に浮かんでこない。
……いたい……頭が……

「……相原?やっぱり休め。保険委員……」
「あ、大丈夫です。一人で行きます。」


ざわざわ……

私はざわめく教室を後にした。



優夜mesen

結亜……大丈夫かな……

俺はふらふらと教室を出て行く結亜の表情が、悪いなんてものじゃない、
もういまにも消えてしまいそうなぐらい、苦しんでいるように見えた。

あとで様子見に行こう……




……ばたっ



何かが倒れる音が、かすかにした。
俺は結亜が倒れたんじゃないかと、席を立った。

「氷雨?どうした。」
「優夜?腹痛いのか?」

皆の視線や言葉がこちらへ向かう。
俺はそれらを無視して、教室を出て行った。


その時俺は、俺に向けられる冷たい視線に気がつかなかった。

5:mirai:2013/07/14(日) 18:56 ID:RFQ


下から7行目、
「おいっててるよ」ではなく
「おいてってるよ」です。
今頃ですが、すみません。

かきます。





少しいくと、やはり結亜が倒れていた。


「結亜!?大丈夫か?」
「……優夜くん?どうしてここに……」
「とにかく運ぶな!?」

俺は結亜を背負い、走った。
……軽いな……

その間結亜はずっと、苦しそうにうめいていた。


保健室nite

「失礼します。……あれ?先生いないな……」
「まあいいや。とりあえずベッドに……」
「ごめんね。重かったでしょう?」

いやいや、重くない!

「いや、大丈夫だ。それより具合はどうだ?」
「ん……大丈夫……」

よかった……と、何しよう。看病しないと。

「センセ……」

……いないんだった。……ん?てことは、待てよ?




結亜と二人きりじゃないか!!?

うわ〜どうしよう。


結亜mesen

あれ?先生いないの?
どうしよう、二人きりじゃん。
えっと、うんと。
何はなそう……


……なんて、そんな事考えてる暇なんてなかった。
気持ち悪さが増してくる。

「うっ……」

はきそう……

「大丈夫か?」
「う、ん……だい……じょ、ぶ。」

大丈夫なんて、うそ。もう、気絶しそうなくらい、気持ち悪い。
でも、それを悟られたくない。

「……私は、大丈夫、だから、教室いっていいよ?
ありがとう。」

私はちからを振り絞って、笑顔を作った。

「……本当に、大丈夫か?」
「ん……」
「そうか、じゃあ、授業終わったらまたくるな。」

そういって優夜くんは、保健室を出て行った。

……先生、こないな……

 
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン

授業が終わったとつげる、チャイムが鳴った。


優夜くん、くるかな。


ガラッ

優夜くん!?


……ちがかった。きたのは、冷たい目で私をにらむ、結莉と結莉の友達だった。

6:さら:2013/07/14(日) 19:27 ID:WO.

みらい
来たよー!
続きが気になる!

7:mirai:2013/07/14(日) 22:17 ID:RFQ

さら!
ありがと〜やっと一人目!




結莉とその友達は、ゆっくり私に近づき、こういった。

「具合は大丈夫?結亜。」
「心配したのよ?」
私はその声に、恐怖を覚えた。
「……うん。」

な……なんで結莉達が?優夜くんは?


「……優夜じゃなくて残念?結亜。」


ギクッ


なんで、そのこと知ってるの?

「なんでそんな事知ってるかって?そんなの、聞いてたからに決まってるじゃない!
……許せない……」

……?

許せないって、どういうこと?

きょとんとする私に、結莉はこういった。


「……あんたまだ気づいてなかったの?
優夜はね、あんたのことが好きなのよ!!」



!!!



好き?優夜くんが?あたしのことを?

「……あんたってホンとむかつく。成績優秀、容姿端麗。ちょっと抜けてるけど、可愛くて……
あたしの持ってないものばかり!!!

……あんたなんて……いなくなればいいのに!!!」



「いなくなればいいのに」



その言葉で、私はやっと分かった。

私は、結莉に嫌われてた。って。

8:さら:2013/07/15(月) 11:01 ID:WO.

ふむふむ。

9:mirai:2013/07/15(月) 16:06 ID:RFQ


ふむふむってwww


結莉mesen

なんで……どうして結亜なの!?
クラスから嫌われるように、あまりかかわらせないようにしてたのに!
優夜は、どうしてあたしに気づいてくれないの!?

あたしは、ずっとずっと溜め込んできた思いを、ついに爆発させた。
結亜にあたったって、何も変わらないのにね……

姉妹って、損だ。
必ず、片方が上でもう片方が下。
なんで結亜なの……?

そしてあたしは結亜に、酷いことをいってしまった。



「いなくなればいいのに」



その時はこの言葉で、あたし達の人生が大きく変わるなんて思ってなかった。



優夜mesen

……どうしよう……
今、修羅場?的な?

授業がおわって、行こうとしたんだけど……

トイレ行ってからきたのが間違いだったかな……

結莉達が先に入っちゃったから、いきずらくて……


なんて考えてるうちに、結莉の叫び声が聞こえた。
なになに……


「優夜はね、あんたのことが好きなのよ!!」


!!!??


おい、何いってんだ!?結莉!?
てか、何で知ってんだ!?

「おい、結……」

俺は、そういって、ドアを開けようとした。
が、まだ話しているようだったので、少し待ってみた。

「……いなくなればいいのに!!!」

え?

いま……なんていった?
結莉が、結亜にいったのか?


なんてことを……

10:さら:2013/07/15(月) 17:23 ID:WO.

ひぇー!
めっちゃ気になる!

11:mirai:2013/07/15(月) 23:58 ID:RFQ

ガラッ


!!?


4人の視線が俺に向かう。
……痛い……

「ゆ……優夜……いまの、聞いて……」

驚きを隠せていない結莉達は、口をあんぐりあけてこっちを見ている。

……肝心の結亜は……

「結亜!」

「ゆ、うやくん……わたし、もう、死んだほうが……いいの?」

結亜は、消えてしまいそうなぐらい、綺麗で、か弱い声で言った。
ずっとしたっていた、大切な人にあんなこといわれたんだ。無理もない。
結亜の顔は、ぐちゃぐちゃだった。


……ゆるせない……


結亜mesen


結莉……ほんとはそんなフウに思ってたんだ……
一人で苦しんで……



ガラッ



扉の開く音。わたしはとうぜんそちらを見る。
え?優夜くん?
わたしはなぜか涙があふれる。
結莉達は驚いている。
わたしはしばらくこの状況を飲み込めずにいた。

12:さら:2013/07/16(火) 13:16 ID:WO.

ふむふむ*
いやぁ面白い*

13:mirai:2013/07/16(火) 23:01 ID:RFQ

いつもきてくれてありがとう!

あいかわらずほかの人来てくれない…


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