また明日、この場所で。

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1:莉依子 ◆Rfi.:2013/07/19(金) 02:16 ID:rN.




ご観覧、感謝致します。


「いじめ 〜信じたい。あなたを〜」(↓)の著者、莉依子と申します。
http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1329493712/l30



今回は純粋系恋愛小説に挑みます。
あたたかく見守って頂ければ幸いです。
※因みに、雑談は控えるようにお願いします。



それでは物語へと参りましょう...

2:明華:2013/07/19(金) 02:28 ID:7U6

莉依子さん、お初です!
起きていますか??

3:莉依子 ◆Rfi.:2013/07/19(金) 02:55 ID:rN.


>>2

申し訳ありませんが>>1でも
注意書きをしましたように、雑談は控えて下さい。
もちろん、雑談に繋がる書き込みも控えて下さい。

4:莉依子 ◆Rfi.:2013/07/19(金) 03:14 ID:rN.








――少女は少年に恋をした。






.

5:莉依子 ◆Rfi.:2013/07/19(金) 03:48 ID:rN.




午前八時二十分。
小さな町の町立図書館で、一人の少女が佇んでいた。
彼女の名前は佐藤日菜子(さとうひなこ)。
県内の公立高校に通う高校一年生だ。
彼女の趣味は読書で、毎日と言っていい程に
図書館に来ては本を読み漁っていた。
しかも今日は七月二十八日。
夏休みの真っ最中である。
今日も相変わらず、蝉の五月蝿い鳴き声が
館内でも微かに聞こえている。

暑い夏の日の、こんな朝早くから
図書館に足を運ぶ日菜子には理由があった。
人口の少ないこの町のこの時間帯は、怖いくらいに人気がなく
もちろん図書館に来る者も少ないため
ほとんど貸切状態になっているのだ。
涼しい図書館の中、一人有意義に図書館を利用する。
日菜子にとって、こんなに幸せな事は無いのだ。



「よし、今日はこれを読もう」



日菜子は満足気に呟いて
「物語コーナー」と書かれた紙が貼ってある棚から
「ひこうき雲」という一冊の本を手に取る。
最近、日菜子は物語のある本に夢中で
物語コーナーの棚に足を運ぶ事が増えていた。

6:莉依子 ◆Rfi.:2013/07/21(日) 13:54 ID:rN.



読みたい本を右手に持った日菜子は
木の素材で出来た椅子に座った。
そして日菜子は「ひこうき雲」の表紙をめくる。
すると、一ページ目には大きく「ひこうき雲」と
書かれていて、次をめくると目次が書かれていた。
いよいよ次のページから物語が始まる。
日菜子は丁寧に優しく、ページをめくる。
と、その時。



「あの、すみません」



優しい声色が館内に響いた。
日菜子はおもむろに声のする方を振り返る。
そこには見慣れない少年が立っていて、日菜子の方を向いていた。
日菜子の第一印象は「格好の良い落ち着いたお兄さん」であった。
少年は今時珍しい黒髪と、凛々しく整った顔立ちで
身長は日菜子と大差はないものの
どこか大人びた雰囲気が漂い、誠実そうな人だと感じられる。

日菜子の体温は体の奥底から徐々に高まって頬を紅く染めた。
彼女にとっては味わったこともない感覚だった。
そんな日菜子を、少年は不思議そうに見つめていて
そんな彼に気付いた日菜子は、とりあえず口を開いた。


「な、何でしょうか」


日菜子がそういうと、彼は柔らかな表情で微笑んだ。
それはふわりと優しいもので
日菜子の高まった心が少しずつ落ち着いていく。
少年は先程と変わらぬ、優しい声色で喋る。


「その本を予約していた者なのですが」


「えっ」


少年は日菜子が手に持つ、「ひこうき雲」を指差し
日菜子は思わぬ事態に間抜けに声をあげた。

7:莉依子 ◆Rfi.:2013/07/24(水) 05:59 ID:rN.




「でもこの本、普通に棚に仕舞われていましたけど」



日菜子が苦笑気味にそういうと、少年は目を丸くした。



「そうなんですか?予約したはずなんだけど……」


彼が何やら焦っているような表情を見せたので
日菜子はとっさに立ち上がり本を差し出した。
そして呟くかのようにごめんなさい、と言葉を放つ。
少年は一瞬、不思議そうに目を見開いて
それから日菜子に微笑みかけた。



「大丈夫。あなたが読んでからで構いません」


「で、でも」



気の毒そうな表情を見せる日菜子に
もう一度少年は大丈夫、と声かをかける。



「それより、他に読みたい本があるので
 隣に座っても構いませんか?」


「どうぞっ」


少し人見知りな所がある日菜子にとって
こうやって他人と喋るのはかなり勇気のいる事だった。
しかも普段、男とは全く喋らない彼女は
少年と喋る事に多少の恥じらいがあった。
それを知るはずもない少年は、物語のコーナーから
一冊の本を手に取るなり日菜子の隣に腰掛ける。
日菜子は横目で様子を伺った。
少年が手にしていた本は「なつみかん」と書かれていて
日菜子も読んだ事のある本だった。
男女の甘酸っぱい恋模様を綴った可愛らしい内容の本だ。
男子がこういった本を読むのに日菜子は違和感を感じた。

8:希鏡 ◆MUNk:2013/07/24(水) 07:46 ID:yQs

おー、今回は恋愛か…!
情景描写いっぱい入ってて読みやすい。
何はともあれ、応援してるね!

9:莉依子 ◆Rfi.:2013/07/24(水) 17:28 ID:rN.


>>8
はい、そうです!♪
ありがとうございます。

10:大和 ◆D5w2:2013/07/25(木) 08:06 ID:/qE

雑談は控えるとのことだったので、ざっと感想だけ言っていくね。

情景描写がものすごく上達したと思うよ〜
こうして思わず感想残していくほどね。
心情描写を人物の表情で表してるし、夏の感じが出ててすごくいい。
人物がどんな人なのかっていうイメージもしやすいし、
前の小説に比べてすごく読みやすくなったよ。
おしるこの小説を最初から読むのは初めてなんだけど、
ここまで上手いとは……w
いくら俺たちの間でいざこざがあったとはいえ、
小説は小説。
俺も恋愛モノ一本で今書いているから、おしるこに負けないようじみじみ頑張っていくよ。

それでは頑張って。
続き楽しみにしてるからね〜

11:莉依子 ◆Rfi.:2013/07/29(月) 11:25 ID:rN.




「男子がこういった本を読むのは可笑しいですかね」


日菜子の視線を感じた少年は
特に嫌味等の意味はなく
素直な笑みを浮かべてそう言った。
それを聞いた日菜子は顔を横に振る。



「そんな事ないですよ。とても、良いと思います」



「ふふっ、ありがとうございます」



優しくそう笑った少年を見て日菜子は
ほっ、と安堵の息を吐いた。
そして再びお互いに読んでいる本へと目を落とす。
その間図書館では、二人のページをめくる音と
夏を騒めく微かな蝉の鳴き声だけが静かな図書館を埋めていた。

刻々と時間は過ぎ、もうじき二時間が経つであろう頃に
ふと日菜子は少年に横目で視線をやる。
そろそろ日菜子は帰らねばならなかった。
日菜子の家は両親が共働きのため
家で大人しく待っているであろう
妹と弟に昼食の支度をせねばならないのだ。

日菜子は、少年の白い肌に落とされた長い睫毛の影から
徐々に目線を下ろして
少年の澄んだ瞳が向ける視線を追いかける。
どうやら少年は本の世界へと魅入ってしまっているようで
声をかけるのに日菜子は恐れ多く感じた。
すると、それに気付いた少年は日菜子でなく
図書館にかけられた木彫りの時計に目をやる。
時計は十時過ぎを指していた。



「そろそろ帰らないといけないね」



そう呟いた少年は、日菜子の方を向き直る。
その瞬間、椅子から垂れた赤い日菜子のスカートに
少年の膝が微かに当たる。
予想以上に距離が近いことを認識した日菜子は
恥ずかしさに顔を赤くさせた。
そんな日菜子には気付かないまま、少年は静かに席を立つ。
日菜子もとっさに席を立った。

12:莉依子 ◆Rfi.:2013/07/29(月) 11:38 ID:rN.



>>10

ご観覧ありがとうございます。
ここまで評価して頂けるとはとても喜ばしい限りです。
はい、前に比べれば多少は
読めるくらいにはなったと自分でも思います。
そうですね。お互い頑張りましょう。

ご期待に添えるかどうかは否
力は尽くしますので是非お楽しみ下さい。

13:凛:2013/07/29(月) 14:25 ID:PuY

こんにちはー!!
凛です
元ゆいです!

こちらの作品もおもしろい!!
さっすがー!!

14:凛:2013/07/30(火) 18:24 ID:PuY

私なかなか
情景描写うまくかけなくて

よかったら小説見に来てくれませんか??

コメントで私の小説のある1部分情景描写入れて書いてみてくれないでしょうか??

本当に下手で

新しく小説書いたんですよ

タイトルは
空色です!

お願いします!!

15:莉依子 ◆Rfi.:2013/08/02(金) 13:47 ID:rN.



>>13
ありがとうございます。


>>14
申し訳ありませんがお断りさせて頂きます。
何故なら、私は自分に自信がありません。
自分の小説も満足に書けないのに
人様の小説に触れようなどと
そのような事、私には出来ないです。

ですから、本当に申し訳ないのですが他をあたって下さい。
的確なアドバイスを下さる方は他にたくさん居ますので。

ご観覧ありがとうございました。


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