愛と勇気と時々喧嘩

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:バター焼き:2013/07/21(日) 20:34 ID:hws

はい、初めまして。
バター焼きです。そして掛け持ちしてます。
初心者なのであたたかい目で見守ってくれると
嬉しいです。

2:バター焼き:2013/07/21(日) 20:41 ID:hws



「鹿波 ふう!」

先生の声がした。 今は家で静かに寝てたのに…

夢かな…

「ふう…ふーう!」

ん…うるさいなぁ…

私が目を開けてみるとそこは教室。

2の1の皆が見ている。

夢じゃなさそうだ。

3:バター焼き:2013/07/22(月) 12:12 ID:hws


私は、素早くノートを出して作り笑いを浮かべた。

「鹿波は、ノートに漢字100回かいて、提出すること。」

先生はにらめつけながらそう言った。

私は、いくらなんでも酷いとイラついた。

まあ、先生はこんな人だと聞いてたが、予想以上。

「うわっ、ひっど。酷いね、ふう。」

親友のつつじが顔をしかめた。

「まーね。」

私も顔をしかめ、前を向く。

4:バター焼き:2013/07/22(月) 17:02 ID:hws



「おー、怒られてたなふう。」

幼馴染の竜賀が近寄ってきた。

意地悪で嫌な奴だ。 私は無視した。

竜賀なんてほっといてはやく漢字の方をやりたかったからだけど
多分竜賀がうっとしいもちょっとは理由だろう。

まあ、それは良くてとにかくやる事にした。

「……ふーうー?」

竜賀が私の机をばんばん叩いて、気づかせようと
するから

「ちょっとうっとうしい」

って言い放った。

そしたら黙ったけど、まだ懲りてないと思う。

5:バター泣き:2013/07/24(水) 15:41 ID:hws

あれ?拗ねていっちゃった。


私は溜息を吐いた。

幼稚園までは仲良かったのにな。

そんなこと思いながら適当に文字を書いていった。

竜賀は幼稚園の頃ヘタレでいじめられてた。

まあ、よくある話でそれを助けたのが私。

で、当然仲良くなったわけで。

でも家が少し遠いから小学校が違って…

一体小学校でなにがあったんだか。

私はじーと竜賀を見つめる。

友達も多く、頭もよくてモテモテ。

昔の竜賀と正反対だ。

無理してないといいが…

私は今、思ったことを取り消すように首をふる。

そうだ、私は竜賀が、無理しようと関係ない。

勝手に無理してろ。

私はカチカチとシャープペンをならして
漢字を書くのに集中した。

6:バター泣き :2013/07/24(水) 17:49 ID:hws



書き終えた私はノートを持って職員室へ行き、
先生に見せた。

ドアをとじて帰ろうと足をだした瞬間だった。

「待ってよ、ふう。」

つつじが走ってきた。

まーた、へんなことに違いない。

仕方ないので足を止めて

「なーに?」
と言ってやる。

つつじの手にはピンクの手帳…

よりはでかいような…しかも厚い。

「プロフかいてよー」

つつじは紙を取り出して渡してきた。

名前、性別、住所、電話番号…

プロヒィールか。

これなら学校で何回もかいたからOKした。

それを適当に鞄の中にしまい、小走りで家に帰る。

7:バター泣き:2013/07/24(水) 20:52 ID:hws


いえではお母さんが作る夕食の麻婆豆腐の
匂いがする。

私は麻婆豆腐が嫌いだ。鼻をつまんで私の部屋へ直行する。

「よいしょっと。」
机に鞄を置いてぼすっとベッドへ寝転がる。

ああ、宿題やらないと…
あ、プロフとかもかかなくちゃいけないか…

私は起き上がると鞄をひっくりかえし、プロヒィールを取り出して
机をベッドへ寄せるとまた寝転がった。

名前…ねぇ。鹿波ふうっと。


って、知ってんでしょ?

なんてツッコミもいれながらすすむ。

好きなタイプ…か。

私の好きなタイプ…ねぇー

そう言ってうーんとうなって、カリカリ書き始めた。

『料理上手な人』

なんでかって?ママがコックだから。

コックで、なんかお店やってんだけど
受け継がなくちゃなんない。

でも私は苦手だからさ。

8:バター泣き:2013/07/25(木) 18:31 ID:hws



私の携帯の着信がなっている。

めんどくさいなーなんて思いながら起き上がり
携帯電話をとった。

「もしもし?」
携帯を耳に当てると
ぶーという機会音がするだけだ。

きれたみたいだ。

「かけなおそーと。」

私は携帯の着信履歴を開いて上へ動かす。

「うわ、竜賀からじゃん。」

ぼそっと呟いて、竜賀に電話をかける。

一体なんの用だろうか。

『ふう?』

竜賀の、声…では無い。

やっぱきかいを通すとちがう。

「なに、竜賀電話なんてして。」

私はプロヒィールの続きを書きながら聞く。

『今から家行くから。』

という声と共に雨音がしてきた。

私がカーテンを開けると雨が降っていた。


書き込む 最新10 サイトマップ