セカイが滅びる時

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1:紺 ◆rmTE:2013/07/27(土) 14:26 ID:VMM



初めましてこんにちはこんばんは!
紺です。

いや、何か小説書きたくなりました←

という訳で、全くの初心者なんですが小説書いていこうと思います。


*ルール*

<中傷・荒らしスルー>
<感想コメ・アドバイスコメ大歓迎!>
<雑談止めよう!>

亀進行にお気をつけ下さい←
というかご理解お願いします←

>>2 キャラ紹介

>>3 プロローグ 

2:紺:2013/07/27(土) 14:40 ID:VMM



キャラ紹介、やっぱりしません←

すいません!

>>3 プロローグ

3:紺:2013/07/29(月) 08:13 ID:VMM




変わり果てた、このセカイを


俺はどうしていいのか分からなかった。


「…っ、嘘に決まってる。嘘だ。夢なんだ。迷信だ。嘘なんだ…!」


そう自分に言い聞かせても、変わらない。

「死にたくない…っ」



そう呟いたとき、目の前が真っ暗になった。


『ゲーム、終了――。皆さん、さようなら。』




声が聞こえて、静かになった。




********************************************************************


訳わかめだしww

4:紺:2013/07/29(月) 11:44 ID:VMM



―3ヶ月前―


「はぁーぁ、つまんねぇな。」

スマートフォンを片手にため息をついた
中学3年生・白月龍(しろつきりゅう)は、
学校の授業が嫌いだった。
何しろ面倒くさい。
勉強をするよりはゲームをしたい。
そう思いながらスマートフォンをいじっていると、
後ろから聞き慣れた声がした。

「おい、おい、龍。」

彼は、赤月雅(あかつき みやび)。
龍の同級生で、幼馴染。
俺が後ろを振り向くと、彼は爽やかな笑顔で笑っていた。

「何だよ雅。面倒くさいな。」

「まぁまぁ落ち着きなよ、龍。」


その様子に、龍が呆れて言った。
「何の話だ?」

「龍と俺でさ、アジト的なもん作ろうぜ!!」
雅はとびっきりの笑顔で笑いかける。

「いや、子供じゃないんだからさ。つか何で今それ出た?」

「えー、龍はそんなのワクワクしない?ずっと前から思ってたんだよなー。」

「うーん、そりゃ雅と一緒にするとワクワクするけどさ…」

「おっ!龍、しようぜ!」

すると、龍は苦笑して言った。
「うん…そうだな。」

「じゃ、放課後集合だな!」

**************************************************************************************************************


訳分からん。展開早い。恥ずかしいぁあぁあああああry

アドバイスください。

5:紺:2013/08/02(金) 16:33 ID:VMM



でも、その出来事が「セカイ」をゲームに巻き込んだ。



休み時間。
「…やぁ。龍君、雅君。」

「え?」

突然話しかけられ、2人はびっくりしながらも振り向いた。
彼は、青月海(あおつき かい)。身長は170センチと、中学生にしては高い。
眼鏡をかけている知性派で成績は学年トップ。運動も出来て、女子から人気があるイケメンだ。
そんな海の事を、龍と雅は嫌っていた。

「何だよ。」

「いや…、君たち、アジトを作るんだよね?僕も入れてくれないかな。」

海はニコニコした顔で聞いてくる。どこか不気味に感じた。
窓から、強い風が吹いて前が見えなくなった。
龍と雅は、後ろを向いて小声で話し始める。

「おかしいな…。どこから情報が漏れたんだ?」

「龍が大きな声でばらしたんじゃないのか?」

「俺はそんな事しねぇって。で、どうするんだよ。」

その様子を、海はジッと見つめていた。
そして、

「ん?何か悪いことでもあるかな?」

と聞いてくる。さすがに断る訳にもいかず

「いや、いいよ。仲間に入りなよ」

と2人は声をそろえて言った。



どうなるんだろう―――、龍は心配になってしまった。

6:紺:2013/08/05(月) 10:59 ID:VMM



そして1週間後。
3人は廃墟を見つけて、修理した。
家具を置いたり窓を新しく作った。
体を痛め、足は捻った。
だけど、

「――よし。」

そこには、立派な隠れ家ができていた。

「思っていたよりも素晴らしいものができたね。」
「だよな。」

3人は、建物を見上げジッと眺めている。


「そう。素晴らしいものが出来たよ―――。」

誰かが、そっと呟いた。

7:紺:2013/08/05(月) 11:20 ID:VMM




翌日。

龍は、スマートフォンを片手にポテトチップスを食べている。
床には、粉がぽろぽろと零れていた。

「おい!龍!せっかくなんだから床も綺麗に使おうぜ!」

雅は大きな声で笑いかけてくる。
その様子に龍は、苦笑いで返すしかなかった。
仕方が無くティッシュを取り、床を拭く。
面倒くさくてしょうがなかったけど、龍は何だか楽しいと感じていた。

対する雅も、一緒にスマートフォンをいじっている。
何をしているのだろう、
龍がそう考えていると端末からゲーム音がした。
変わらないな、と雅を見つめて何故か吹き出してしまった。

「何だよ龍!汚いな。」

そんな声は耳に入らない。
ただただ、龍は笑った。

「2人ともうるさすぎだ。静かにしてくれ。」

海は、コンピューターをいじっていた。
苦笑し、呆れたように声をかける。
でも、聞こえていないようで、
3人一緒に笑った。

「――まぁ、いいか。もうちょっとで始まるしね。」

キーボードを打ちながら、海が呟いた。
と、その時。

ピーンポーン

玄関のチャイムが鳴った。
何で隠れ家を知ってるんだ?
そう龍は思いながらも、玄関まで急いで走る。
ドアをゆっくり開けた。

「お届け物でーす。」
「あ、ありがとうございます…。」

その人は、帽子を深く被っており
顔が見えなかった。
気味が悪いな、
そう思いながらもはんこを押し、
荷物を部屋まで運んだ。

そこには、封筒が1枚入っていた。
やけに軽いな、とは思っていたが、何が入っているのだろうか。
龍は恐る恐る、封筒を手に取った。

8:紺:2013/08/06(火) 10:18 ID:VMM




「これは…」

封を開けると、真っ黒なカードが一枚入っていた。
ゆっくりめくってみる。

『招待状

   白月龍様、赤月雅様、青月海様

                差出人 死神』


「え?」

部屋がしーんと静まり返った。
お互いの顔を見回す。
「何だよコレ、いたずらか?てか死神って誰なんだよ。」

雅は呆れた顔でソファーに寝転がった。

「多分、僕たちへの招待状だ。面白いじゃないか。」

海が冷静になって呟く。
そう、これは本当に挑戦状だった。

「一週間後の土曜日だ。各自に準備しておこう。」

俺がそう言うと、2人もうなずいた。


これから、俺達の『ゲーム』が始まる。

9:紺:2013/08/06(火) 10:22 ID:VMM





          招待状


        白月 龍 様

        赤月 雅 様

        青月 海 様


      差出人   死神







*********************************************************

再現してみました。w

10:紺:2013/08/06(火) 17:52 ID:VMM


一週間後。


「よし!皆準備できたな。」

龍が周りを見渡し、歩き始める。
どうやら場所は、此処から歩いて10分の所のようだ。
俺は念のため、カッターを持ってきた。
不審がられるかもしれないが、俺にとってはいたって普通だ。
そんな事を考えながら、道を歩く。

「――此処か。」

雅がそう呟いて上を見ると、5階建てくらいのビルが建っていた。
窓は黒いカーテンで覆われており、壁には落書きのようなものがあった。

「中へどうぞ―。」

案内人のような人へ連れられて、中へ入る。
その人は、入ってすぐ右にあったドアを押した。
そのドアには、何故か『A』と書いてある。
俺は、ゆっくりと部屋に入っていった。周囲を見る。
そして、見回した目の前の光景にびっくりしてしまった。

1つだけの蛍光灯が光っている薄暗い部屋には
黒板が1つと椅子が外側に円い形に何脚も並べられていた。
床、壁はコンクリート。歩くと、カツ、カツ、という音がした。

「ここの椅子に座ってお待ちください。後10分で始まります。」

龍は、だんだん不安になってきていた。体が震えて、寒気がする。

「大丈夫だって!」

「そうだよ龍君。雅君も言ってるじゃないか。」

「…あ、あぁ。そうだよな…。」

曖昧な返事をし、黙り込む。
すると、他の人達もぞくぞくと部屋に入ってくる。
30人くらいが集まった所で、アナウンスが流れた。


『皆さん、こんにちは。お集まりいただき、ありがとうございます。

 あなたがたには、椅子取りゲームをやってもらいます。』



周囲がざわざわと騒ぐ。
いよいよ、ゲームが始まった。

11:紺:2013/08/07(水) 08:57 ID:VMM



『では1回目です。椅子を1つ抜いて、始めます。』

それでアナウンスは途切れ、案内人が椅子を1つ抜いた。
――いよいよだ。

音楽が流れ始めた。
張り詰めた空気の中、ゆっくりと椅子の周りを歩く。

♪〜…

音楽が止まった。龍達3人は、無事に座れてほっとしている。

『申し送れました。このゲームで座れなかった方は、別室に連れて行かれ殺されます。
 次に進むことが出来る人は、10人です。』

ざわざわと騒ぐ人達。10人なんて少なすぎる。
あれは座れなかった人なのだろうか。号泣しており、案内人の人に引っ張られて連れて行かれた。

「嫌だ!嫌だ!放して!」

その人は大声で叫ぶが、無視して別室に入っていった。
龍は背筋がぞくっとした。もし殺されたら――。

『では2回目です。時間が無いので、一気に椅子を10脚抜きます。』
案内人が椅子を抜いていく。
このゲームでは、誰よりも早く椅子に座るしかない。

負けたら待つのは『死』

絶対に、勝ってやる。
第2回目が、始まろうとしていた。

12:紺:2013/08/09(金) 10:17 ID:VMM



♪〜


音楽が流れる。
人々はまた、椅子の周りを歩き始めた。


音楽が止まる。


ガタガタッ!

音を立て、皆椅子に座ろうとする。

3人は、何とか座る事が出来た。

「やった!」と喜ぶ者。
「…嘘だ。」と泣く者。
冷静に座っている者。

皆、死にたくないんだ。
自分が良ければ他人はどうでもいいと考える、
残酷な生き物なのだ。

「…あはははは!!!」

突然、笑いながら大声で叫ぶ、女の声が聞こえた。
その場が一瞬で静まり返った。

「私以外、死ねばいいんだ。皆、死ねばいいんだ。
 私が生き残ればいい!あんたらなんか、死ねばいいんだ!!」

「そんなの、おかしいだろ!!」

「うるさい!黙れ!!」

雅は反論したが、全然聞いてくれない。
そのやりとりに、アナウンスが流れる。

『愛様、黙ってください。でないと死刑ですよ…。』

どうやら女は、愛という名前のようだ。
女は、死ぬのは嫌なのだろう。急に黙り込んだ。

『さぁ、椅子に座れなかった人は連れて行かれます。心の準備は…よろしいですね?』


…―そんな感じで、ゲームは進んでいった。―

13:紺:2013/08/09(金) 10:41 ID:VMM



そして、10人が残った。

龍、雅、海の3人。
20歳くらいの男2人。
中3くらいの女3人。
自信まんまんの30代の女。

『さぁ、第2ステージです。場所を移動します。
 あ、その前に外を見ていただきましょうか。』

アナウンスから声が流れると、案内人が鉄の扉をゆっくり開けた。
目の前の光景に、誰もが皆息を飲んだ。

「―え?」

『あなた達は、特別に招待されたのです。
 条件は、勇気があるかどうか――。
 それ以外の方は、全て部下が殺しました。
 今残っているのは、あなた方だけですよ。』

その場は静かになり、沈黙が続いた。
俺だって、理解するのに数分はかかった。

殺した―?

家族を?友達を?親戚を?従兄弟を?
世界中の人々を?

俺は何も言えなかった。
皆はもう、いない――?

体が震えた。悪寒が走り、凍える。

『私たちを、止められる者はいない。
 私たち組織はセカイを支配したのだ。
 部下は1億人以上いる。抵抗したら、容赦しない。』

1億人―?

もう訳が分からない。何が何なのか。
セカイがどうなっているのか。

「さぁ、第2ステージの…」

『「幕開けだ。」』

誰かがそう呟いた。
どこかで聞いたことのあるような――、

そんな声だった。

14:紺:2013/08/09(金) 10:45 ID:VMM



【すみません!付け加えです。>>13は無視でお願いします。
 どこかに付け加えられていますよw】




そして、10人が残った。

龍、雅、海の3人。
20歳くらいの男2人。
中3くらいの女3人。
自信まんまんの30代の女。

『さぁ、第2ステージです。場所を移動します。
 あ、その前に外を見ていただきましょうか。』

アナウンスから声が流れると、案内人が鉄の扉をゆっくり開けた。
目の前の光景に、誰もが皆息を飲んだ。

「―え?」

目の前の道路に、人がたくさん倒れていた。
地面には、血がたくさん付いている。

『あなた達は、特別に招待されたのです。
 条件は、勇気があるかどうか――。
 それ以外の方は、全て部下が殺しました。
 今残っているのは、あなた方だけですよ。』

その場は静かになり、沈黙が続いた。
俺だって、理解するのに数分はかかった。

殺した―?

家族を?友達を?親戚を?従兄弟を?
世界中の人々を?

俺は何も言えなかった。
皆はもう、いない――?

体が震えた。悪寒が走り、凍える。

『私たちを、止められる者はいない。
 私たち組織はセカイを支配したのだ。
 部下は1億人以上いる。抵抗したら、容赦しない。』

1億人―?

もう訳が分からない。何が何なのか。
セカイがどうなっているのか。

「さぁ、第2ステージの…」

『「幕開けだ。」』

誰かがそう呟いた。
どこかで聞いたことのあるような――、

そんな声だった。

15:紺 ◆rmTE:2013/08/14(水) 17:01 ID:VMM



『さぁ、第2ステージです。
 皆さんには、武器を手に戦っていただきます。
 相手は、私たちの組織のメンバー30人です。
 もちろん、他の人は全て敵ですよ。』

その場はまたもや騒がしくなる。
龍達3人も驚きを隠せず、口をあんぐり空けていた。

さ、30人――!?
しかも、周りが皆、相手だと――!?

つまり個人戦だ。そんなの勝てる訳が無い。死ぬんだ。俺は死ぬんだ。
我慢できず、涙が零れる。
馬鹿馬鹿しくて、何故か笑ってしまった。

「はは…、勝ってやるよ。この血塗られた殺人ゲームに。」

俺はそう呟いて、ポケットにあるカッターを
上から握りしめた。

『さぁ、もう1回外を見てもらいましょうか。終わったら別室に移動します。』

そう言って案内人は、重い鉄の扉を開けた。

「…はぁ!?こ、これ…は…!?」

目の前は、戦争のように建物が壊されている光景だった。
道路は、窓のガラスや木材が散乱しており、人は建物の下敷きになっている。
セカイが、終わる。全て、無くなる。

「…くそ…。…くそ…くそ…っ!!絶対に、俺はお前を殺す!絶対に!」

龍はそう泣き叫び、その場に座り込んだ。

16:紺:2013/08/21(水) 08:42 ID:VMM


【セカイシリーズ、そろそろ第2弾ですかね←
 今度は多分、雅が主人公だと思います。】

1、セカイが滅びる時

〜招かれた人々が、ゲームをし、最後には世界が滅びる。〜


2、セカイが逆サマになる時

〜世界が逆さまになり、最後には×××。〜


3、セカイが再びゲームを始めた

〜いよいよ最終章…、のはず。〜


【今考えてるのはこんな感じです。セカイシリーズ頑張っていきます!】

17:紺:2013/08/21(水) 09:09 ID:VMM



『では、武器を配ります。』

そう言われて渡されたものは、マシンガンと包丁。
これで人を殺せって事か。くそ、どうすればいい…!?

俺は頭の中がいっぱいになってしまった。
仲間を殺したくは無い。でも、殺さないと、ゲームには勝てない。

『別室に移動して頂きます。案内人に付いて行ってください。』

そう言うと、案内人の男はゆっくりと歩き始めた。

天井、壁、床は全てコンクリートだ。カツ、カツ、と足音が鳴り響く。
エレベータのボタンが光り、扉が開く。皆エレベーターに乗り込み、そのまま2階に向かっていった。

2階に着いた。エレベーターの扉が開き、ぞろぞろと人が出ていく。
皆は、その光景に驚いていた。
正方形の広い部屋。学校の体育館のように広く、この部屋からは違う部屋に繋がっていた。
しかも天井、床、壁が全て透明で、外の景色が見える。そこから見る空は、いつもに増して青かった。
壁からは、倒れている人、壊れた建物が見えた。思わず目を背ける。
この部屋から繋がっている部屋も透明だ。何部屋にも分かれており、
その一室に男はいた。

『その部屋から、違う部屋に居る男が見えるだろう。あれは私だ。
 私は組織のトップ。Σ(シグマ)とでも名乗っておこう。』

シグマ、か―――。
お前との戦い、楽しみだ。

18:紺:2013/08/24(土) 13:29 ID:VMM


【セカイが逆さまになる時 というスレ建てましたー。2作目です。1作目が終わったら書きますね。
 てかこれ、あれですね。SSですね。完全なSSですね。
 戦闘シーン苦手なので、許してください…。】


『では、武器を構えて下さい。ブザーが鳴ったら、スタートです。』

俺は、左手に包丁、右手にマシンガンを構えた。
雅は、左脇に包丁を挟み、右手でマシンガンを持っている。
海は、何故か微笑んでいた。余裕があるのだろうか…。


(ブ――――――――!!!)

大きくブザーが鳴り響いた。




その場が静まり返る。


何故か皆、動かない―――。


その時。

『×××―――。』
海が何かを呟いて、包丁を前に構える。

そして、ゆっくりと歩き出した。

19:陵:2013/08/24(土) 16:29 ID:cv.

紺さん
ちょー面白いです!
続きが読みたいですー

20:紺 ◆rmTE:2013/08/26(月) 08:09 ID:VMM


>>19

コメありがとうございます!
こういう話は、自分の好みなので。w
初心者ですが、頑張って執筆しますので
宜しくお願いします!



【すいません、更新遅くなります。】

21:陵:2013/08/27(火) 12:40 ID:cv.

了解です!
楽しみにして待っています
頑張ってくださいーー

22:紺:2013/09/01(日) 14:37 ID:VMM



そして、雅の前に立ち止まった。

雅は、すっと後ずさりした。





海がニコッと微笑む。
そして、雅を刺した。


「―――…!」

俺は慌てて手を伸ばすが、それは届かない。
ゆっくりと、倒れていくのを見るしかなかった。

そして海は、次々と周りの奴らを

殺していった―――。
血まみれになりながら、ゆっくりと。
その光景は、俺には信じられなくて

ただただ見ることしか出来なかった。


「…後は、君だけだ。」

海が、眼鏡を取って投げ捨てる。

パリン、とレンズが割れる音が
その場に響いた。

23:紺:2013/09/01(日) 14:49 ID:VMM




俺は、すかさず銃を構えた。
恐怖心からか、手がプルプルと震えている。
その震えは次第に大きくなり、やがて止められなくなった。

その様子を見て、海がクスクスと笑う。
そして、馬鹿にするように見下ろした。

「ねぇ、僕を殺してみて?」

次第に恐ろしくなった。
あぁ、死んでしまうんだ、と。

その時、ある事が頭をよぎる。


そうだ。このゲームは「殺し合う」んだ。
生き残るには、殺すしかないだろう。

そして俺は、ゆっくりと

泣きながら、
笑いながら、
呟きながら、
黙りながら、

海を睨み付けた。

24:紺:2013/09/01(日) 14:58 ID:VMM




そして、立つ。
血がたくさん付着した服を見て
「勝ってやる」という思いが強くなる。


「さぁ、始めよう。」

そう呟いて、それぞれの武器を構えた。
向こうは包丁、俺は銃だ。

俺は、ゆっくりと近づいた。

パンッ! と手始めに軽く撃つ。
海は、避けようともせずに弾を受けた。

何で避けないのか…。
俺は若干疑問に思いながらも、少し近づく。
そして、2発目を撃った。

海は避けない。

そして、また近づく。
3回目。撃った。


避けない。


何で…なんだ?

4発目、5発目、6発目。
どんどん撃ったけど、海は避けない。
さらに、攻めてこない。

さすがにおかしい。
そう思いながらも7発目を撃とうとすると




俺の動きは、止まってしまった。


撃てなかった。


それを見て海は、「待ってました」というように
ニヤリと嘲笑った。

25:陵:2013/09/01(日) 17:57 ID:cv.

更新ありがとうございます
面白いです!


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