恋模様

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1:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 13:02 ID:jQE



はじめまして(^^*

何年ぶりかの、小説です〜。


「『恋模様』って、どんな模様なの?」
っていう、質問は受け付けませんよ? 笑*

自分でも、よくわからないんですが(^^;


では、自由に見てください!

2:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 13:08 ID:jQE



ー10年前ー


『羽美ちゃん、これは何かな?』


私たちは、お絵描きをしていた。

あまり、記憶はないけど…
画用紙にピンクのクレヨンで、水玉をたくさん書いていた。


『これはね、恋模様なんだよ!』



 

3:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 13:42 ID:jQE



AM6:00

私は、テレビの占いを見ていた。


[おうし座の、ラッキーカラーは『ピンク』です!]


「ピンクか…」

私は、ピンクのものを探したが、
鞄につけていた、ピンクのクマのキーホルダーしかなかった。


「これでも、効果あるよね…?」

私はそう呟いて、外へ出た。



「あ! 羽美 ちーこくっ!」

「ごめーん!」


外には、大親友(笑)の『深山 咲季 ミヤマ サキ』がいた。


「今日は、ピンクだね!」

「そっちは、青でしょー?」


私たちは、占いを信じてる。

まぁ、インチキ商売には騙されないけどね。


「やっぱさ、亮くんカッコいいよね〜」


咲季が、空を見上げた。

「もぉ、咲季は【亮LOVE】だねぇ」

「羽美は幼馴染みでしょ? 協力してよぉ」


そうだ。

私…『桜 羽美 サクラ ウミ』と『広瀬 亮 ヒロセ リュウ』は幼馴染み。


まぁ、私的には好きじゃないけど…


「もー、亮くんカッコよすぎ!」

「はいはい…」


私は苦笑いをしながら、話を聞いていた。


そして、学校へ向かった。

4:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 16:26 ID:jQE


ガラッ..


「おはよー」


教室の中は、廊下と別世界。

ザワザワ騒がしくて。
それに、むし暑い。



私は自分の席に向かった。



「あーもー、うるさいなぁ…」


私は小さい声で、そう言った。

「ご機嫌斜め?」


すると、前の席の亮が顔を除きこんだ。


「まぁね」


私は冷たくそう言い、フイッと横を向いた。


「ふーん」

亮もそう言って、前を向いた。


いつもなら「なんかあったの〜?」とかツッコンでくるのに…


私は頭に「?」を浮かべて、イスに座った。

5:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 16:32 ID:jQE




-放課後- ((あっという間w←


「あれ? 咲季 部活は?」


帰る準備をしている咲季に、私は尋ねた。

「今日はないんだー♪」

「うー…羨ましいなぁ」


私はむうっと 頬を膨らませて、部室に向かった。


私の部活は陸上。

走りは特別速い…って訳じゃないけど。
体力は、結構ある。


「暑いな…」


今は7月。
夏本番の季節。

「…ったく、こんな時期に部活しなくても……」


私はそう呟いて、裏庭前の廊下を歩いてた。


「羽美っ!」


すると、後ろから声がした。


…この声は。

と思って、バッと振り返ると…

6:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 16:37 ID:jQE


「亮っ!」


やっぱり亮だ。


「どーして…」

「話があるんだ」


え?

びっくりした。
だって、亮が真剣な目をしてるんだもん。


「な…なに?」

そう私が言った後、亮は少しうつ向いて…
そして、顔を上げた瞬間…


「好きだ」


…って、聞こえた。

7:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 16:44 ID:jQE


「…へ?」


空耳かもしれない。

いや、きっと空耳だ。


亮が私のことを、好きなはずない。


「だから、好きなんだよ!」


「ちょ、何言って…」

「朝から、考えてたんだよ。いつ告白するかって…」


で、でも…

咲季は亮のこと好きだし…
私は別に……


「返事は、今度でいいから…」


亮はそう言うと、素早く帰って行った。



「な…なにっ…!?」

私は訳がわからず、そのまま地面に座った。


何これ、何これ何これ!!


罰ゲーム的なの?
それとも、幼馴染みとして好き?


もー…
訳わかんない……



別に、亮のことは嫌いじゃないけど…

恋愛感情で見たことなかった…



「ハァ…」


私は、ため息をついて、部室へ向かった。

8:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 18:04 ID:jQE




「羽美ちゃん」


部活の休憩中。

運動場にある、石段に座っていた私に、
憧れの『山本 真夢 ヤマモト マユ』先輩が話しかけた。


「ま、真夢先輩…」


真夢先輩は、私を見てニコッと笑った。


「元気ないね?」

「そうですか…?」

「なんかあったの?」


真夢先輩は、優しくて、美人。
後輩とか、関係無く接してくれる…

真夢先輩にだったら…
話してもいい…よね……?


「実は…」


私は、告白事件のことを全て話した。



「そっか…そんなことが……」


真夢先輩は、何かを考えた後、


「羽美ちゃんは、その子のことをどう想ってるの?」


…と聞いてきた。


「好きだけど…… 恋愛じゃ…ない」

「じゃあ、ハッキリ伝えたげて?」


真夢先輩は、ニッコリ笑って言った。


「時間がたつと、期待しちゃうよ?早めに伝えないと…」

「そ…うですよ……ね! ありがとうございます!!」


私は、真夢先輩の言葉で気づかされた。

亮に期待させてしまったら、どんなに傷つくだろう。



明日ぐらいに…言おっかな。




返事…




 

9:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 19:11 ID:jQE



「部長ー! 羽美ちゃん、頭痛で早退するそうです!」


えっ!?

なんで…


「考える時間が、必要…でしょ?」


真夢先輩は、ボソッと私に言った。


…そ、そうだ。

ぶっつけ本番なんて、無理だ…


「ありがとうございます!」


私はそう言って、急いで家に帰った。

10:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 19:16 ID:jQE




「ごめんっ…付き合えない」

なんか違う…


「私も好きだけど、恋愛感情じゃないの…」


違う…!!


「あー、もう!!」


私は、帰ってからずっと、鏡と決闘していた。


「なんて言えばいいの…?」

私は、ドサッとベッドに倒れこんだ。



あの時の亮。
真剣だったな…

なのに、こんな悲しい返事を聞いたら…
なんて思うだろ。


もう、幼馴染みじゃなくなるの…?



……やだよ。
そんなの嫌だ。


「無理… わかんないもん」




そして私は、そのまま…


寝てしまった。

11:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 19:18 ID:jQE


>>9の、一行目は、真夢のセリフです!


説明不足、すいまぺんw←

12:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 19:30 ID:jQE



「あっ!!」


叫び声と共に、ガバッと私は、布団を捲った(メクッタ)。


「ね、ね…寝てたぁ」


私は、明日でいっか…と頭を落ち着かせた。



朝ごはんを、食べて用意をして家を出た。

13:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 20:51 ID:jQE



ガチャ


ドアを開けると、すぐさま誰かが駆け寄ってきた。


「さ、咲季?」

「今日の占い見たっ!?」


咲季は、潤目で見てきた。

「あ…っ! 忘れてた!!」


「私ね…[親友に恋人をとられるかも]だったの…」


ドキッ!



ちょっと当たってるけど、半分違う…

だって、お断りするもん。


「取らないよね!?」


う…っ。


「と、取らないよ〜!」

「ありがとうぅ…!!」


ははは…

ま、大丈夫だよね…?

14:愛衣:2013/07/29(月) 20:52 ID:Pdk

頑張って下さい

15:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 20:57 ID:jQE


「そう言えば、羽美の運勢はねぇ〜…」



そう言って、咲季は、紙を取り出した。

メモってるんだ…


「[バッドタイミングで、突然なにかが現れるかも]だって!」



バ…バッドタイミングって………


もし、占いが当たってたら…



「おはよう」


聞き覚えのある声…

「あっ!」

咲季が喜んでる…


…ということは。



まさかと思って、声のする方を見た。



「り、亮…っ」

「答えが待ちきれなくて…」


う、うわぁ…

咲季がいるのにっ!
最悪…


「答えって、なんの?」

咲季が私に問いかける。


「ク、クイズのだよ〜! あははははっ」


私はそう言い、亮の手を思いっきり引っ張った。

そして、咲季の見えないところに移動した。


「先に行ってて!」

「あ、うん!!」



…どうなることやら。

16:弥雨 ◆t5PE:2013/07/29(月) 20:58 ID:jQE


*愛衣sama


あ、あああ、ありがとうございます(´Д`°

17:弥雨 ◆t5PE:2013/07/30(火) 08:16 ID:jQE


>>15

答えっていうか、返事の方がよかったかな?(^^;)

18:弥雨 ◆t5PE:2013/07/30(火) 08:29 ID:jQE



「ごめん…」


私は、亮ととある家と家の間に隠れた。


「…で、返事が聞きたいの……?」


あー…
私ったら、直球で聞いちゃったよ…

期待させるように、言っちゃった…?


「うん」


ハァ…

どうして、こうなっちゃったんだろ。


「ごめん。亮のこと好きだけど、恋愛感情じゃない…」


練習もしてないのに、断っちゃった。

占い大当たり。
視聴率上がるよ、あの番組。


「そ…か……っ」


亮はそう言うと、去ろうとした。


「ちょっと待って! まだ、話は終わってないの!!」

「え…」


フゥ..

私は、深呼吸をして亮を見た。

そう、まだ終わってない。
終わってないの…


「恋愛じゃないけど、やっぱり好きなの。
 友達としてだけど、亮のことが好きなの。
 このまま、離れるのはやだ… 気まずいのもやだ…
 だから、これからも…

 幼馴染みとして、普通に話してくれる…?」


「…」


亮は無言で黙ってる。

「嫌だ」と言われても、いい。
今のが、本当の私の気持ちだから。


「……わかった。告白はなかったことにしてくれ」

「…っ! ありがとっ」

すると、亮はニコッと笑って

「先に行く」

…と言って、駆け出していった。

19:さんご:2013/07/30(火) 10:08 ID:F1A

続き〜><

20:弥雨 ◆t5PE:2013/07/30(火) 11:12 ID:jQE



 *亮side


あー…
ヤバいかと思った。

最後の羽美の言葉で、慰められた気がする。


でも…

やっぱ傷つくな…


期待する前でよかった。


俺は走り続けた。


そして…
曲がり角を曲がった瞬間…


ドンッ!!


「きゃっ!」「わっ!」


誰かとぶつかった……

「だ、大丈夫か!?」

とっさに俺は、声をかけた。


「…あ、うん。…って、亮くん!?」

「さ、咲季ちゃん」


そこには…

羽美の親友の、咲季ちゃんがいた。

21:弥雨 ◆t5PE:2013/07/31(水) 08:05 ID:jQE


「なんでここに…」

俺は、学校に行ったはずの咲季ちゃんがいたから、不思議だった。


「き、気になって… でも、羽美は?」


ズキン..


“羽美” という言葉を聞いただけなのに、胸が痛む。
失恋したんだよな…

失恋って
こんなに胸が痛いんだ…


うつむいていた、俺を見てか、咲季ちゃんが

「場所 変えよっか」

…と言ってくれた。




-公園-

「…そうだったの」

俺は、咲季ちゃんに全部話した。
咲季ちゃんには、話していいような気がしたから。


「あのね、私も好きな人がいるの。
 けれどその人は、違う子が好きだったの。
 でも、今やっと…私にも、チャンスがきたの……」


え…?

咲季ちゃんは、そう言うと立ち上がった。


「私の好きな人は…
        亮くんだよ」



えっ…

きっと俺は、今 顔が赤くなってる。


…あ。
俺、最低なことした…

咲季ちゃんの気持ちを知らずに…


「ごめん。気持ちを知らずに、あんなことを…」

「それはいいよ、大丈夫だから…」


咲季ちゃんは、ニコッと笑った。

「返事は今で……いい?」


「…あぁ」


失恋したての俺に、そんなこと言ったら…

「俺は__…」


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