出会いはいつか結ばれる。【〜短編〜】

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1:音虎:2013/08/14(水) 21:48 ID:lNw

出会いは別れ。

しかし、またいつか会えるはず……
一期一会なのかそうではないのか……
それは、運命が・・・あなたが決めることですから。

少年少女。老若男女。
人はいくつになれば終わるのでしょう?始まるのでしょう?

2:音虎:2013/08/14(水) 22:07 ID:lNw

【-パンドラの箱かノアの箱船か-】


ようこそ皆さん。
ここを見ていただき光栄です。

え?前置き2つも要らないですって?
・・・フフフ。
ご冗談を。これは前置き等ではございませんよ。
メインを戴く前の説明でございます。
?メイン?

・・・あなたの目の前に繰り広げられようとしている、
この物語のことですよ。

あぁ……やっとお分かりいただけましたか。
では、早速お話へ入って頂きましょうか?

な〜に、簡単ですよ。
ここから先を読んで頂ければ結構ですから。

あぁ、最後に。

『この物語を読まれるのなら、もうあなた様は
パンドラの箱を開けて………いや。
ノアの箱船に乗ったものだとお思い下さいね………』

それでは。よい夢のメインを……

お楽しみあれ。

3:音虎:2013/08/14(水) 23:00 ID:lNw

春の日差しが心地よく、風が眠りを誘う4月。

私こと林田 菜子(hayashida nako)は、町田高校中等部の
3−A………窓際に居ます。

この高校は持ち上がりで、受験はしないでいいのだけれど、
3年生の学期末にテストがあります。
受験生だというプレッシャーからは逃れられますが、
毎年そのテストで地獄を見たと言う人が沢山出るそうです。

私は特にそんなに困らないのですが……
隣の幼馴染みが少々ヤバイらしいんです。

「・・・・・今のところを………林田。
 ではなく、その隣で優雅に寝てる森本。」

数学の先生は彼。
私の幼馴染みの、森本 佑(morimoto yu)を指名した。

呼ばれても起きない彼に、先生は得意のチョークミサイルを飛ばします。

「オイコラ。何寝てんだよ。
 お前がこのクラス中で一番危ういんだよ、コラ。」

先生は彼の近くまで歩いて、その上教科書でビシバシ叩きます。
一方彼は……

「うっ………母さん母さん。痛い。」

・・・・・完全に寝ぼけてますね。
先生は溜め息を付くと、ふっとこっちを向きました。
あぁ、アレをやるんですね。
私は黙って席を立ち、彼の背後へ回ります。
そして・・・・・

「佑。起きなさい。」

この言葉と同時に、首筋に手を置きます。
すると、あら不思議。

「だぁぁああああ!!!ナコォォオ!!!」

このように飛び上がって悲鳴をあげるのです。
これは、幼馴染みの私にしか出来ない技のようで、
彼が寝ているときは大抵私の出番です。

「コンニャロっ!」

涙目で訴えてくる彼に、先生は教科書でチョップと言う名の愛の鞭を打たれました。

「お前な?いくら3−Aという優秀クラスに居るとしてもな?
各クラステストはバラバラなんだから意味ねぇだろ?な、おい。
このクラスで一番お前が頭悪ぃんだからよ?
林田に迷惑かけねぇようにきちんと起きて授業せぇや。」

その通りです。
私やクラスメイトが一斉に頷くと、彼は……

「ヒデェ!!!皆してヒデェ!!」

と、悲痛の叫びをあげるのでした。


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