明日、地球が終わるなら。

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:ほわわ:2013/08/22(木) 14:41 ID:VtU

 こんにちは、ほわわです。
 よく言われる質問、『明日地球が終わるなら?』というものを題材にして小説を書こうと思います。

〜ルール〜
・駄文。駄作。この二言に限ります。
・荒らしはお断りです!
・辛口評価、ドンと来て下さい!
・短く済んだら、短編集っぽくしようと考えています。
・雑談はほどほどにお願いします。フリト板に『みみち』という名前で、ボカロやこばかわ(漫画です)などが好きな人向け
のスレッドを作っていますので、もしその二つが好きな方がいらしたらぜひいらしてください。

それでは、私の駄作小説に付き合ってくれる優しい方はどうぞ。↓

2:ほわわ:2013/08/22(木) 14:52 ID:VtU

――ねぇ、雅は、明日地球が終わるとしたら、何をする?――
――そうだなぁ、私は……。――
 
 夢から覚めた朝丘雅は、ため息を漏らし、目覚めていない脳を起こして、洗面所に向かった。
 『明日地球が終わるとしたら』という質問は、誰だってされたことがあるだろう。女子のなら、プロフィー
ル帳なんかにも書いてあるほどの、メジャーな質問だ。――――そんなことを聞いて、何に成るのかは疑問だ
が。
「地球が終わるなら、かあ……」
 昔はきっと違う答えを言っていただろうけれど、今は一つだけ。この願いさえ叶えられれば――――。
「なーんて、叶うはずないのに」
 自分で言ったのに、笑えてくる。そんな彼女は、だいぶ自虐的な性格であった。
 メイクをほどこし、寝癖をとかして髪を一つに束ね、制服に着替えると、ストッキングとローファーを履い
た脚を前にふみ出した。
 朝丘雅、十六歳。日当たりが悪く、一DKの狭いワンルームマンションにひとり暮らししている、たいして
取り得も無ければ、彼氏もいない、地味な女である。と言っても、『地味』と形容しているのは自身のみであ
り、校内では結構可愛いとうわさに成っている。彼女は、そのことを知っているが、わざと『地味』と言って
いる。そうではないと、女の敵を作るからだ。
 彼女は、必ずと言っても良いほど、八時半に登校する。朝丘雅狙いの下衆な男どもはそれを彼女の心友から
聞き、わざわざ八時半に来る者も居る。
 ――――中学生かよ。
 おはようとか、いい天気だねとか話して来る男どもを見て、彼女はそう思った。いや、今どき、中学生でも
しないかも知れない。
 そんなことはおくびにも出さず、彼女はにっこりと笑いかけ、「おはようございます。」と言ってやった。
すると、男どもはニヤニヤしながらデスクに戻って行った。
 全く、簡単だなぁ……。――――自虐的な性格の割に、彼女は計算高く、毒舌家であった。
「おはよう、雅さん」
「おはようございます、小林さん」
 うわぁ、ついてない。雅は、ふっとそう思った。同級生の中で、彼女は、この小川麻子が一番苦手なのであっ
た。
 そろそろバースデイを迎えるその女子は、見た目がちょいとよくてで勉強もでき、しかも金持ちだったため、
「小林様サイコウ!」という馬鹿な男から少し人気が有って、調子に乗っていた。――――しかし雅が来てか
ら、男どもの目線は完全に雅に行き、まあ簡単にいえば麻子は「嫉妬」していた。そのため、雅は軽い虐めを
受けていた。宿題を押しつけられたり、自分の手柄を課長の手柄にされたり。仕事を増やされるのは構わない
が、手柄を相手の物にするのは辞めて欲しい。内申が下がってしまうではないか。
「雅さん、朝から何故男の方といちゃついて居るのかしら?勉強が第一でしょう。そんなことをしている暇が
有ったら……そうね、この宿題しなさいよ」
 ああ、何時も男といちゃついているのはあんたのくせに……。だけど、そんなことを言ったら少しばかり大
変な目に会うのは明白だ。ここは素直に謝っておくのが最善策。
「申し訳ありませんでした、小林さん。気をつけます。このプリントでしょうか?」
「フン、分かれば良いのよ」
 コーヒーを作っていると、男と戯れているアイツのオホホホと言う下品な笑いが聞こえる。何が『勉強が第
一でしょう』だ、自分は男第一じゃないか。一瞬、コーヒーに殺虫剤でも混ぜようかと思ったが、まあ相手は
仮にも目上(?)の人。そんなことをして許されるはずがない。
「理不尽な世の中ね」
 そう呟いたが、すぐに諦め、プリントを始めた。


書き込む 最新10 サイトマップ